JPH06183178A - 製本カバー - Google Patents
製本カバーInfo
- Publication number
- JPH06183178A JPH06183178A JP35401292A JP35401292A JPH06183178A JP H06183178 A JPH06183178 A JP H06183178A JP 35401292 A JP35401292 A JP 35401292A JP 35401292 A JP35401292 A JP 35401292A JP H06183178 A JPH06183178 A JP H06183178A
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- Japan
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- heat
- document
- cover
- foaming agent
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接着剤層に書類を押しつける操作を必要とす
ることなく、優れた接着性が得られる製本カバーを提供
する。 【構成】 製本カバー背表紙内面に、加熱発泡剤と感熱
接合剤を含む書類接合層を結合してなる。
ることなく、優れた接着性が得られる製本カバーを提供
する。 【構成】 製本カバー背表紙内面に、加熱発泡剤と感熱
接合剤を含む書類接合層を結合してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書類を製本するための
製本カバーに関する。さらに詳しく背表紙内面に接着性
を有する書類接合層を設けた製本カバーに関する。
製本カバーに関する。さらに詳しく背表紙内面に接着性
を有する書類接合層を設けた製本カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表表紙、裏表紙および背表紙を備
え、背表紙内面にホットメルト接着剤層を結合し、使用
に際しては接着剤層に書類端面を押しつけながら、背表
紙外面を熱源で熱して接着剤層を溶融軟化させ、接着剤
層に書類端面を接着して製本可能とする製本カバーが提
案されている。
え、背表紙内面にホットメルト接着剤層を結合し、使用
に際しては接着剤層に書類端面を押しつけながら、背表
紙外面を熱源で熱して接着剤層を溶融軟化させ、接着剤
層に書類端面を接着して製本可能とする製本カバーが提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ホットメルト
接着剤層は熱源で熱してもたんに溶融軟化するだけのた
め、書類の端面を接着するに過ぎず、接着剤層と書類の
接着性を高めて製本不良をなくすには書類を接着剤層に
押しつける操作が不可欠で、このため専用の製本機を必
要とするという問題があった。本発明は、接着剤層に書
類を押しつける操作を必要とすることなく、優れた接着
性が得られる製本カバーを提供することを目的とする。
接着剤層は熱源で熱してもたんに溶融軟化するだけのた
め、書類の端面を接着するに過ぎず、接着剤層と書類の
接着性を高めて製本不良をなくすには書類を接着剤層に
押しつける操作が不可欠で、このため専用の製本機を必
要とするという問題があった。本発明は、接着剤層に書
類を押しつける操作を必要とすることなく、優れた接着
性が得られる製本カバーを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明は、
製本カバー背表紙内面に、加熱発泡剤と感熱接合剤を含
む書類接合層を結合してなる製本カバーとしたものであ
る。
製本カバー背表紙内面に、加熱発泡剤と感熱接合剤を含
む書類接合層を結合してなる製本カバーとしたものであ
る。
【0005】次に、添付図面に従って本発明を説明する
と、添付図面は書類カバーの一例を示すもので、2は書
類接合層、2aは加熱発泡剤、2bは感熱接合剤、3は
表表紙、4は裏表紙、5は背表紙をそれぞれ示してい
る。
と、添付図面は書類カバーの一例を示すもので、2は書
類接合層、2aは加熱発泡剤、2bは感熱接合剤、3は
表表紙、4は裏表紙、5は背表紙をそれぞれ示してい
る。
【0006】製本カバーは、表表紙3、裏表紙4および
背表紙5を備えたものを使用するが、背表紙5が熱源で
熱せられて製本されるため、少なくとも背表紙5には書
類接合層2の溶融軟化温度以上の熱に耐える紙、樹脂等
を用いる。
背表紙5を備えたものを使用するが、背表紙5が熱源で
熱せられて製本されるため、少なくとも背表紙5には書
類接合層2の溶融軟化温度以上の熱に耐える紙、樹脂等
を用いる。
【0007】加熱発泡剤2aには、熱膨張性マイクロカ
プセルを用いることができる。熱膨張性マイクロカプセ
ルは平均粒径10〜100ミクロン程のマイクロカプセ
ルであり、膨張剤を熱可塑性樹脂で包み込んで形成され
るもので、マイクロカプセルが膜ポリマーの軟化点以上
に加熱されると膜ポリマーが軟化を始め、同時に内包さ
れている膨張剤の蒸気圧が上昇し、膜が押し広げられ、
カプセルが膨張する。
プセルを用いることができる。熱膨張性マイクロカプセ
ルは平均粒径10〜100ミクロン程のマイクロカプセ
ルであり、膨張剤を熱可塑性樹脂で包み込んで形成され
るもので、マイクロカプセルが膜ポリマーの軟化点以上
に加熱されると膜ポリマーが軟化を始め、同時に内包さ
れている膨張剤の蒸気圧が上昇し、膜が押し広げられ、
カプセルが膨張する。
【0008】ここで膨張剤はイソブタン、ペンタン、石
油エーテル、ヘキサン、ヘプタン、低沸点ハロゲン化炭
化水素、メチルシラン等の揮発性有機溶剤が用いられ
る。また、熱可塑性樹脂は塩化ビニリデン、アクリロニ
トリル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等
が用いられる。
油エーテル、ヘキサン、ヘプタン、低沸点ハロゲン化炭
化水素、メチルシラン等の揮発性有機溶剤が用いられ
る。また、熱可塑性樹脂は塩化ビニリデン、アクリロニ
トリル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等
が用いられる。
【0009】加熱発泡剤2aには化学発泡剤も用いるこ
とができる。化学発泡剤は大別して無機発泡剤と有機発
泡剤があるが、その何れでも使用することができる。無
機発泡剤の例としては、炭酸アンモニア、重炭酸ナトリ
ウム等がある。一方、有機発泡剤としてはジニトロソペ
ンタメチレンテトラミン等のニトロソ系、P−トルエン
スルホニルヒドラジド等のスルホヒドラジド系、アゾビ
スイソブチロニトリル等のアゾ系発泡剤がある。さらに
必要に応じて発泡温度を調節するための発泡助剤を使用
でき、発泡助剤として尿素系薬剤、脂肪酸、脂肪酸金属
塩等がある。
とができる。化学発泡剤は大別して無機発泡剤と有機発
泡剤があるが、その何れでも使用することができる。無
機発泡剤の例としては、炭酸アンモニア、重炭酸ナトリ
ウム等がある。一方、有機発泡剤としてはジニトロソペ
ンタメチレンテトラミン等のニトロソ系、P−トルエン
スルホニルヒドラジド等のスルホヒドラジド系、アゾビ
スイソブチロニトリル等のアゾ系発泡剤がある。さらに
必要に応じて発泡温度を調節するための発泡助剤を使用
でき、発泡助剤として尿素系薬剤、脂肪酸、脂肪酸金属
塩等がある。
【0010】上記のように加熱発泡剤2aに熱膨張性マ
イクロカプセルや化学発泡剤を用いることができるが、
製本前に劣化がなく、保存安定性に優れた熱膨張性マイ
クロカプセルの使用が好ましい。
イクロカプセルや化学発泡剤を用いることができるが、
製本前に劣化がなく、保存安定性に優れた熱膨張性マイ
クロカプセルの使用が好ましい。
【0011】次に感熱接合剤2bは、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体等をベースポリマーとし、粘着付与樹脂、
ワックス、必要に応じて可塑剤、充填剤、安定剤を配合
したホットメルト接着剤のほか、ベースポリマーをスチ
レン・イソブチレンブロック共重合体等の熱可塑性エラ
ストマーとしたホットメルト接着剤等がある。また、上
記粘着付与樹脂としては、ロジン誘導体、テルペン樹
脂、クマロンインデン樹脂、石油樹脂等がある。このほ
か感熱接合剤として、水溶性ポリマーをベースとした水
性ホットメルト接着剤も使用できる。
ニル共重合体等をベースポリマーとし、粘着付与樹脂、
ワックス、必要に応じて可塑剤、充填剤、安定剤を配合
したホットメルト接着剤のほか、ベースポリマーをスチ
レン・イソブチレンブロック共重合体等の熱可塑性エラ
ストマーとしたホットメルト接着剤等がある。また、上
記粘着付与樹脂としては、ロジン誘導体、テルペン樹
脂、クマロンインデン樹脂、石油樹脂等がある。このほ
か感熱接合剤として、水溶性ポリマーをベースとした水
性ホットメルト接着剤も使用できる。
【0012】書類接合層2は、通常、発泡剤の発泡温度
未満に書類接合層成分を加熱溶融し均一に混練して固状
に調製する。この他、書類接合層成分を溶媒に溶解・分
散して混合したり、書類接合層成分がエマルジョンの場
合は単に混和して液状に調製してもよい。
未満に書類接合層成分を加熱溶融し均一に混練して固状
に調製する。この他、書類接合層成分を溶媒に溶解・分
散して混合したり、書類接合層成分がエマルジョンの場
合は単に混和して液状に調製してもよい。
【0013】書類接合層2は、書類接合層全量につき通
常、加熱発泡剤0.5〜20重量部、感熱接合剤80〜
99.5重量部が配合される。好適には加熱発泡剤1〜
10重量部、感熱接合剤90〜99重量部が配合され
る。
常、加熱発泡剤0.5〜20重量部、感熱接合剤80〜
99.5重量部が配合される。好適には加熱発泡剤1〜
10重量部、感熱接合剤90〜99重量部が配合され
る。
【0014】背表紙5内面への書類接合層2の結合は、
予めテープ状に成形した書類接合層を接着剤、粘着剤を
用いて結合したり、書類接合層を発泡温度未満に加熱溶
融しアプリケータ等で塗布してなされる。なお、書類接
合層用組成物が液状で溶媒を含むものにあっては直接背
表紙内面へ塗布した後、乾燥させて結合される。
予めテープ状に成形した書類接合層を接着剤、粘着剤を
用いて結合したり、書類接合層を発泡温度未満に加熱溶
融しアプリケータ等で塗布してなされる。なお、書類接
合層用組成物が液状で溶媒を含むものにあっては直接背
表紙内面へ塗布した後、乾燥させて結合される。
【0015】
【作用】本発明は上記のとおり構成されるので、製本カ
バーを見開き状態にして、バラバラの紙葉の書類1を書
類接合層2に当て、そして表表紙3と裏表紙4を閉じて
書類1を挟み、背表紙5外方から熱源(図示せず)で加
熱すると、書類接合層2中に加熱発泡剤2aと感熱接合
剤2bを含んでいるため、書類接合層2は溶融軟化しつ
つ発泡して体積が増加し、書類1の隙間に書類接合層2
が食い込む形で接着する。
バーを見開き状態にして、バラバラの紙葉の書類1を書
類接合層2に当て、そして表表紙3と裏表紙4を閉じて
書類1を挟み、背表紙5外方から熱源(図示せず)で加
熱すると、書類接合層2中に加熱発泡剤2aと感熱接合
剤2bを含んでいるため、書類接合層2は溶融軟化しつ
つ発泡して体積が増加し、書類1の隙間に書類接合層2
が食い込む形で接着する。
【0016】
実施例1 エバフレックス220(三井・デュポンポリケミカル社製、 4重量部 エチレン・酢酸ビニル共重合体) アルコンP−90(荒川化学工業社製、粘着付与樹脂) 3重量部 パラフィンワックスSP−0145(日本精鑞社製) 2重量部 を加熱し混合した。次いで80℃以下にて マツモトマイクロスフェアF−30(松本油脂製薬社製、熱 1重量部 膨張性マイクロカプセル) を添加し混練した後、型に注入し厚さ1mmのテープ状
に成形した。紙製カバーの内側に両面粘着テープで貼り
付け製本カバーとした。
に成形した。紙製カバーの内側に両面粘着テープで貼り
付け製本カバーとした。
【0017】これに製本する用紙を挟んで表表紙および
裏表紙を閉じ、背表紙外面から約150℃に熱したホッ
トプレートに約40秒押しつけた。接着剤は溶融軟化し
つつ発泡して体積がおよそ3倍になり、用紙が不揃いで
あっても充分接着し、製本ができた。また、ホットプレ
ートに変えて家庭用アイロンによっても同様に製本がで
きた。
裏表紙を閉じ、背表紙外面から約150℃に熱したホッ
トプレートに約40秒押しつけた。接着剤は溶融軟化し
つつ発泡して体積がおよそ3倍になり、用紙が不揃いで
あっても充分接着し、製本ができた。また、ホットプレ
ートに変えて家庭用アイロンによっても同様に製本がで
きた。
【0018】実施例2 エバフレックス210(三井・デュポンポリケミカル社製、 5重量部 エチレン・酢酸ビニル共重合体) クイントンC−100(日本ゼオン社製、粘着付与樹脂) 2.5重量部 パラフィンワックス150(日本精鑞社製) 2重量部 を加熱し混合した。次いで80℃以下にて エクスパンセル642(日本フィライト社製、熱膨張製マイ 0.5重量部 クロカプセル) を添加し混練した後、実施例1と同様に型に注入し厚さ
1mmのテープ状に成形した。紙製カバーの内側に両面
粘着テープで貼り付け製本カバーとした。
1mmのテープ状に成形した。紙製カバーの内側に両面
粘着テープで貼り付け製本カバーとした。
【0019】これに製本する用紙を挟んで表表紙および
裏表紙を閉じ、背表紙外面から約150℃に熱したホッ
トプレートに約40秒押しつけた。接着剤は溶融軟化し
つつ発泡して体積がおよそ2倍になり、用紙が不揃いで
あっても充分接着し、製本ができた。また、ホットプレ
ートに変えて家庭用アイロンによっても同様に製本がで
きた。
裏表紙を閉じ、背表紙外面から約150℃に熱したホッ
トプレートに約40秒押しつけた。接着剤は溶融軟化し
つつ発泡して体積がおよそ2倍になり、用紙が不揃いで
あっても充分接着し、製本ができた。また、ホットプレ
ートに変えて家庭用アイロンによっても同様に製本がで
きた。
【0020】実施例3 エバフレックス220 5重量部 クイントンC−100 2.5重量部 パラフィンワックスSP−0145 2重量部 を加熱し、混合した。次いで80℃以下にて α、α’−アゾビスイソブチロニトリル(和光純薬工業社製、0.5重量部 有機発泡剤) を添加し混練した後、実施例1と同様に型に注入し厚さ
1mmのテープ状に成形した。紙製カバーの内側に両面
粘着テープで貼り付け製本カバーとした。
1mmのテープ状に成形した。紙製カバーの内側に両面
粘着テープで貼り付け製本カバーとした。
【0021】これに製本する用紙を挟んで表表紙および
裏表紙を閉じ、背表紙外面から約150℃に熱したホッ
トプレートに約40秒押しつけた。接着剤は溶融軟化し
つつ発泡して体積がおよそ2倍になり、用紙が不揃いで
あっても充分接着し、製本ができた。また、ホットプレ
ートに変えて家庭用アイロンによっても同様に製本がで
きた。
裏表紙を閉じ、背表紙外面から約150℃に熱したホッ
トプレートに約40秒押しつけた。接着剤は溶融軟化し
つつ発泡して体積がおよそ2倍になり、用紙が不揃いで
あっても充分接着し、製本ができた。また、ホットプレ
ートに変えて家庭用アイロンによっても同様に製本がで
きた。
【0022】実施例4 PEO−1(製鉄化学工業社製、水溶性樹脂) 5重量部 PEG 20000(三共化成工業社製、水溶性樹脂) 4重量部 を水10重量部に溶解後、水分を蒸発させ、80℃にて マツモトマイクロスフェアF−30 1重量部 を添加混合した後、実施例1と同様に型に注入し厚さ1
mmのテープ状に成形した。紙製カバーの内側に両面粘
着テープで貼り付け製本カバーとした。
mmのテープ状に成形した。紙製カバーの内側に両面粘
着テープで貼り付け製本カバーとした。
【0023】これに製本する用紙を挟んで表表紙および
裏表紙を閉じ、背表紙外面から約150℃に熱したホッ
トプレートに約40秒押しつけた。接着剤は溶融軟化し
つつ発泡して体積がおよそ2倍になり、用紙が不揃いで
あっても充分接着し、製本ができた。また、ホットプレ
ートに変えて家庭用アイロンによっても同様に製本がで
きた。
裏表紙を閉じ、背表紙外面から約150℃に熱したホッ
トプレートに約40秒押しつけた。接着剤は溶融軟化し
つつ発泡して体積がおよそ2倍になり、用紙が不揃いで
あっても充分接着し、製本ができた。また、ホットプレ
ートに変えて家庭用アイロンによっても同様に製本がで
きた。
【0024】実施例5 ポリゾールEVA P−3(昭和高分子社製、エチレン・酢酸 6重量部 ビニル共重合体エマルジョン) パーマリンEH−361(三洋化成工業社製、ポリエチレ 4重量部 ン/パラフィンエマルジョン) マツモトマイクロスフェアF−30 0.5重量部 を混合した後、型に流し込み、水分を蒸発させて実施例
1と同様に厚さ1mmのテープ状に成形した。紙製カバ
ーの内側に両面粘着テープで貼り付け製本カバーとし
た。
1と同様に厚さ1mmのテープ状に成形した。紙製カバ
ーの内側に両面粘着テープで貼り付け製本カバーとし
た。
【0025】これに製本する用紙を挟んで表表紙および
裏表紙を閉じ、背表紙外面から約150℃に熱したホッ
トプレートに約40秒押しつけた。接着剤は溶融軟化し
つつ発泡して体積がおよそ4倍になり、用紙が不揃いで
あっても充分接着し、製本ができた。また、ホットプレ
ートに変えて家庭用アイロンによっても同様に製本がで
きた。
裏表紙を閉じ、背表紙外面から約150℃に熱したホッ
トプレートに約40秒押しつけた。接着剤は溶融軟化し
つつ発泡して体積がおよそ4倍になり、用紙が不揃いで
あっても充分接着し、製本ができた。また、ホットプレ
ートに変えて家庭用アイロンによっても同様に製本がで
きた。
【0026】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、加熱により書
類接合層が膨張し、書類の用紙の隙間に書類接合層が食
い込む形で接着するので、書類接合層に書類を押しつけ
る操作を必要とすることなく、優れた接着性が得られ、
専用の製本機も不要な製本カバーが提供できたものであ
る。
類接合層が膨張し、書類の用紙の隙間に書類接合層が食
い込む形で接着するので、書類接合層に書類を押しつけ
る操作を必要とすることなく、優れた接着性が得られ、
専用の製本機も不要な製本カバーが提供できたものであ
る。
【図1】本発明の製本カバーの斜視図。
【図2】本発明の製本カバーの要部拡大断面図。
【図3】本発明の製本カバーの製本後の状態を示す要部
拡大断面図。
拡大断面図。
1 書類 2 書類接合層 2a 加熱発泡剤 2b 感熱接合剤 3 表表紙 4 裏表紙 5 背表紙
Claims (2)
- 【請求項1】製本カバー背表紙内面に、加熱発泡剤と感
熱接合剤を含む書類接合層を結合してなる製本カバー。 - 【請求項2】加熱発泡剤が熱膨張性マイクロカプセルで
ある請求項1に記載の製本カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35401292A JPH06183178A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 製本カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35401292A JPH06183178A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 製本カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06183178A true JPH06183178A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18434720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35401292A Pending JPH06183178A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 製本カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06183178A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010509089A (ja) * | 2006-11-06 | 2010-03-25 | ユニバインド リミテッド | 写真アルバムを作るための枚葉とこの枚葉を備えた写真アルバム |
JP2011201114A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Lihit Lab Inc | ファイルおよびその製造方法 |
JP2011245839A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Toho:Kk | ファイリング用粘着綴じ具。 |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP35401292A patent/JPH06183178A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010509089A (ja) * | 2006-11-06 | 2010-03-25 | ユニバインド リミテッド | 写真アルバムを作るための枚葉とこの枚葉を備えた写真アルバム |
JP2011201114A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Lihit Lab Inc | ファイルおよびその製造方法 |
JP2011245839A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Toho:Kk | ファイリング用粘着綴じ具。 |
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