JPS60124679A

JPS60124679A - 感圧接着材

Info

Publication number: JPS60124679A
Application number: JP58233435A
Authority: JP
Inventors: Masatake Nishino; 西野　正剛; Masayuki Taniguchi; 正幸谷口; Tetsuya Kimijima; 哲也君島; Yoshiaki Sugimori; 由章杉森; Tomohiko Sada; 佐田　友彦; Hidehiko Inaba; 稲葉　英彦; Seki Imagawa; 今川　碩
Original assignee: Dynic Corp; Japan Oxygen Co Ltd; Nippon Sanso Corp
Current assignee: Dynic Corp; Japan Oxygen Co Ltd; Nippon Sanso Corp
Priority date: 1983-12-10
Filing date: 1983-12-10
Publication date: 1985-07-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、セロハンテープ、粘着テープなどの感圧接
着材に関するつ従来のこのような感圧接着材は、セロハン紙。

クラツ）紙、プラスチックフィルム、プラスチックシー
）、織布、不織布などの支持体の片面または両面全体に
、天然ゴム、合成ゴム、塩化ゴムなどのエラストマーと
、ロジン、ロジン誘導体、クマロン樹脂、テルペン樹脂
１石油＃Ｂ脂などの粘着性付与剤、！：、フタル酸エス
テル、プロセスオイル。

塩化パラフィン、ボリプデン、液状樹脂などの軟化剤と
、充填剤、酸化防止剤などを加えた配合の感圧型接着剤
あるいはアクリル共重合体単独からなる感圧型接着剤を
塗布した本ので、被着体に軽く抑圧すると上記感圧型接
着剤が常温で粘性流動して被着体に接合するものである
。

しかしながら、このような感圧接着材は１手軽に使用で
きるという利点があるものの、支持体全面に感圧型接着
剤が塗布されているので支持体全面に接着性が付与され
ることになり、被着体に軽く接触しただけでその接触部
分が接着してしまい。

特に大型の壁紙などを貼付するときは位置決めが面倒で
あつ九り、シワが入ったり、フクレが生じたシする不部
会があった。さらに１重ね九）巻き則ったシする場合は
、支持体の裏面に離型剤を塗布するかあるいは２枚の間
に剥離紙を間挿する必認があり％製品コス（がどうして
も高くつく欠点があった。

この発明は上記事情に錯みてなされたもので。

高い接着強度が得られ、離型剤や剥離紙が不要で安価で
あり、抑圧部分以外は接着せず粘付位置決めが容易に行
え、貼付に伴うシワ、フクレなどが発生しない感圧接着
材を提供することを目的とするものである。

以下１図面を参照してこの発明の詳細な説明する。

第１図はこの発明の感圧接着材の一例を示すもので１図
中符号１は支持体である。この支持体１は、クラフト紙
、セロハン紙、和紙などの紙、プラスチックフィルム、
プラスチックシー）、発泡プラスチックシート、ガラス
繊維布、織布、不織布などのシート状のものが主に選ば
れるが、感圧接着材の使用用途によってはシート状に限
られるあのではない。この支持体１の片面には塗布補助
剤層２が設けられている。この塗布補助剤Ｎ２は。

この塗布補助剤１ｌｌＩ２上に塗布されるマイクロカプ
セルの支持体１への接合を助けるもので、低粘度の粘着
剤、接着剤、水などの製品としたときの接Ｎ性を妨げな
いものならばどのようなものでもよく、厚味２０〜５０
０μｍ程度に塗布されたものである。

この塗布補助剤＋ｌ１１２上にマイクロカプセル塗布層
３が設けられて目的の感圧接着材となっている。

このマイクロカプセル塗布層３は、芯’１＋１８１質が
感圧載接ＩＩ剤であるマイクロカプセルを支持体１全面
に均一に塗布し、冷血補助剤層２を介して支持体１に固
着したものである。

そして、このマイクロカプセル塗布層３を構成する。マ
イクロカプセルは、第２図（ａ）〜（ｄ）に示すような
４種項のものが好適である。即ち第１のマイクロカプセ
ル４は、第２図（ａ）に示すように、感圧型接着剤より
なる芯物質４ａを壁′吻質４ｂで被覆し７ｂものである
。これは天然ゴム、＠成コム、ＩｊＩ化ゴムなどのエラ
ストマーに、ロジン、テルペン宿脂なとの粘着性１１与
樹脂、フタル酸エステル。

プロセスオイルなどの軟化剤、充填剤、酸化防止剤など
を加えた配合の感［Ｅ型接瘤剤やアクリル基型・合体単
独からなる感圧型接着剤を凍結粉砕して粉末化し、低温
度下でロジン系樹脂やテルペン系樹脂などの樹脂よりな
る壁物質とともに混合攪拌し、微粉末化した壁物質４ｂ
・・・で粉末化した芯物質４＆を被覆したものである。

このようにして得られたマイクロカプセル４は、常温に
おいてもサラサラした流動性の曵い粉末である。

また、第２のマイクロカプセル５は、第２１５ｇ１（ｂ
）に示すように、感圧型接着剤よシなる芯物質５＆を壁
物質５ｂおよび微粉末５Ｃで被覆したものである。微粉
末５Ｃとしては、壁物質５ｂよシも微粒のシリカ微粉、
ベントナイト、アル電す、タルクなどが用いられ、マイ
クロカプセル５の流動性を高め、かつ壁物質５ｂによる
芯物質５ａの被覆をよシ完全とする作用を持つ。このマ
イクロカプセル５の製造は、！ａ１のマイクロカプセル
４の製造の際、壁物質５ｂと同時に微粉末５Ｃを加えて
攪拌すればよい。このｇ２のマイクロカプセル５も常温
にかいてサラサラした流動性の良い粉末である。

第３のマイクロカプセル６は、第２図（Ｃ）に示すよう
に、芯物質６ａを微粉末６ｂで被覆したものである。微
粉末６ｂは、先の第２のマイクロカプセル５で使用した
ものと同様の微粉末が使用でき。

同様に凍結扮砕して得られた粉末状の芯物質６ａに微粉
末６ｂを加えて攪拌して製造することができる。このも
のも常温でサラサラの流動性の良好な粉末である。

第４のマイクロカブセルフは、第２図（ｄ）に示すよう
に、第３のマイクロカプセル６をポリマーフィルム７ａ
で被覆してなるものである。ボ１】マーフィルム７ａと
してはゼラチンなどの水溶性ボＩＩマーなどや疎水性ポ
リマーなどからコアセルベーション法等の従来のマイク
ロカプセル化法によって得られるものが採用される。こ
のマイクロカブセルフは、芯物質の密閉効果およびカプ
セルの強度が向上して望ましい反面得られる感圧接着材
の貼付時の押圧力が高くなる傾向があシ、その使用用途
等に応じて採用される。

そして、これらのマイクロカプセル４，５，６゜７はい
ずれもその粒径が３０〜３００μｍとされる。マイクロ
カプセルの粒径は、感圧接着材の貼付時の押圧力に関係
があシ１粒径が大きくなると押圧力は小さくてよく１粒
径が小さくなると押圧力は大きくなる６また１粒径が小
さい程、塗布厚が少くな９．芯物質の使用量が減少する
。したがって、感圧接着材の使い勝手（押圧力の大小）
と保存性との関係から、上記範囲に決められ、望ましく
は１００〜２００μｍ程度とされる。

このような感圧接着材は、ある程度以上の圧力で押圧し
ない限りはマイクロカプセル４，５，６゜７が破壊され
ず、粘着性、接着性が発現しないので１巻き改シ圧力１
重ね会せ圧力が上記圧力以下であれば従来のような離型
剤や剥離紙が不要となシ、製造ゴス）の低減を計ること
ができる。また。

被着体に貼付する際本、押圧部分のみしか接着性が現わ
れず、貼付位置決めが容易に行え、またシワやフクレな
どが生ずることがなく、駿扱いが容易となる。特に、壁
紙、襖紙などの大型感圧接着材では貼付作業性が大きく
改善される。

次に１ｍ３図を参照してこの発明の感圧接着材の製法の
一例を説明する。

支持体送出ロール８からシーＦ状の支持体１が連続的に
送シ出され、塗布補助剤コーター９に送られ、こ仁で塗
布補助剤層２が塗布される。この支持体ｌはただちにマ
イクロカプセルコーター１０に送られ、マイクロカプセ
ル４，５，６．７が塗布され、マイクロカプセル塗布層
３が形成される。そして、マイクロカプセル塗布層３が
設けられた支持体１は、支持体１の下面側に設けられた
ヒーター１１によって８０〜１２０℃程度に加熱され、
マイクロカプセル４．５はその壁物質４ｂ。

５ｂが溶融して支持体１に接合し、またマイクロカプセ
ル６．７は塗布補助剤層２が溶融して支持体１に接合す
る。ついで、送風機１２によって支持体１を冷却したう
え、製品ロール１３にマイクロカプセル４　ａ　ｓ　ｅ
　ａ　＃　７が破壊しない巻＠シ圧力で巻散られてロー
ル状の感圧接着材となる。上記ヒーター１１による加熱
温度は、支持体ｌの軟化点、　Ｐｉ、さ、送出速［、マ
イクロカプセル４．５の壁物質４ｂ、５ｂの融点等によ
２て上記範囲内から適宜法められる。

なお、壁物質４ｂ　、５ｂにテルペン系樹脂などの樹脂
を用いた第１．第２のマイクロカプセル４゜５を用いる
ときは、塗布補助剤としては、特に接着性を持つ必要は
なく、マイクロカプセル４．５の塗布が一様にかつ均一
に行えるように、水やアルコール水溶液などを霧状とし
て噴霧するだけでよい。

以下、実施例を示して本発明を具体的に説明する。

〔実施例〕

第３図に示した製造装置を用いて、塩化ビニルシー１を
支持体１とした感圧接着材（壁紙）を製造した。内壁用
の厚み０．４騒の塩化ビニルシートを支持体１とし、こ
れに塗布補助剤層２として超音波による水の霧状物を噴
霧したのち、マイクロカプセルを塗布し、ヒーター１１
で１１０℃で加熱して接合した。ここで用いたマイクロ
カプセルは、第２のマイクロカプセル５に属するもので
。

芯物質５ａがアクリレート系粘着剤、壁物質５ｂがテル
ペン系樹脂、微粉末５Ｃがシリカ黴粉末よりなるもので
ある。このマイクロカプセル５は。

上記アクリレート系粘着剤を液体窒素で冷却固化し、−
６０℃以下で凍結粉砕し、平均粒径５０μｍの粉末とし
、この粉末１００重景部を一６０℃以下に保持しつつ、
これにテルペン系樹＠１０重量部およびシリカ微粉（平
均粒径１６０１μ）を２重量部添加し、高速攪拌して得
られたものである。

このようにして得られた壁紙は、貼付のための加圧力が
１趨／１−ｍ２であり、その接着強度は。

１８０”剥離力で１２００　？／２５騙幅であった。

また、実際の貼付作条においては１位置決めが簡単であ
）、シワ、フクレの発生もなかった。

以上説明したように、この発明の感圧接着材は。

支持体上に感圧型接着剤を芯物質としたマイクロカプセ
ルを塗布したものであるので、これを重ね合せたり１巻
きなったシするときの圧力をマイクロカプセルを破壊す
る力以下とすれば、互に粘着することがなく、離型剤を
塗布した）、剥離紙を間挿したシする必要がなく、製品
コス１の低減が計れ、かつ使用時剥離紙を取シ除く手間
も不要と々る。また、貼付時、マイクロカプセルを破壊
するだけの押圧力を加えねば接着性が発現せず、押圧部
分のみが接着性を示すようになるので１位置決めが容品
でシワやフクレが発生することなく。

特に大型の壁紙、襖紙とし九ときの貼付作業が簡便化さ
れ、貼付作業能率が向上する。

また、マイクロカプセルに、感型接着剤を凍結粉砕し、
低温下でａジン系樹脂などの壁物質とともに混合攪拌し
たものを使用すれば、従来のマイクロカプセル製造方法
では製造困難であった常温において粘着性を有する感圧
型接着剤を芯物質としたマイクロカプセルを短時間に高
収率で簡単に製造でき、安価に入手することができるの
で、マイクロカプセルを用いたことによる感圧接層材の
製造コス１の高騰を抑えることができる。

【図面の簡単な説明】

ｇ１図はこの発明の感圧接着材の一例を示す概略断面図
、第２図−）〜（ｄ）は、いずれもこの発明の感圧接着
材に使用されるマイクロカプセルの例を示す説明図、７
１１３図はこの発明の感圧接着材を製造するための製造
装置の一例を示す概略構成図である。１・・・・・・支持体、３・・・・・・マイクロカプセ
ル塗布層。４・・・・・・ｆｆ１ｌのマイクロカプセル、５・・・
・・・第２のマイクロカプセル、６・・・・・・第３の
マイクロカプセル。７・・・・・・第４のマイクロカプセル。出願人　日本ｒｒ１宰株式会社ダイニック株式会社第１図第２図（０）０

Claims

【特許請求の範囲】ｉｌ＋　支持体上に、感圧型接着剤を芯物質としたマイ
クロカプセルを塗布してなる感圧接着材。（２１上記マイクロカプセルカζ感圧型接着剤をその粉
末が融解オたは集塊化を起すことのない低＠塵で凍結粉
砕して粉末化した芯物質と壁物質とを上記＠畔近傍の＠
曜で混合攪拌して上記芯物質を壁物質で被砕したマイク
ロカプセルである特許請求の範囲第１項記載の感圧接着
材。（３１上記マイクロカプセルカζ感圧型接着剤をその粉
末が融解または集塊化を起すことのない低温度で凍結粉
砕して粉末化した芯物質と壁物質および微粉末とを上記
温度近傍のｖＡ隨で混合攪拌して上記芯物質を壁物質お
よび微粉末で被覆したマイクロカプセルである特許請求
の範囲第１ＪＪ記載の感田接１れ（４）上記マイクロカプセルが、感圧型接着剤をその粉
末が融解または集塊化を起すことのない低ｍ度で凍結粉
砕して粉末化した芯物質と微粉末とを上記温度近傍の温
度で混合撹拌して上記芯物質を微粉末で被覆したマイク
ロカプセルである特許請求の範囲第１項記載の感圧接着
材。（５１上記マイクロカプセルが、感圧型接着剤をその粉
末が融解または集塊化を起すことのない低温度で凍結粉
砕して粉末化した芯物質と微粉末とを上記温度近傍の温
度で混合攪拌して上記芯物質を微粉末で被覆し、さらに
ボ１１マーフィルムで被覆したマイクロカプセルである
特許請求の範囲第１Ｊ記戦の感圧接着材。