JPH0618248A - 配管用内面診断装置 - Google Patents

配管用内面診断装置

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JPH0618248A
JPH0618248A JP4177144A JP17714492A JPH0618248A JP H0618248 A JPH0618248 A JP H0618248A JP 4177144 A JP4177144 A JP 4177144A JP 17714492 A JP17714492 A JP 17714492A JP H0618248 A JPH0618248 A JP H0618248A
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Masanori Oki
正典 沖
Masahiro Hamada
正廣 濱田
Mitsuru Shimizu
満 清水
Isao Sakado
勲 阪戸
Norimitsu Mukai
則光 向井
Shigetoshi Harada
茂才 原田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 探触子を手動で走査させる場合に、配管に予
め施されるマーキングを廃止して探触子の測定点の位置
を特定可能とし、もって、内面診断の検査作業を大幅に
簡単化する 【構成】 配管12の外側に一対のレール14,14a
を巻回する。レール14,14aにケーシング16,1
6aを移動可能に取り付ける。ケーシング16,16a
間に跨がってブリッジ部材18を取り付ける。ブリッジ
部材18の両端部に一対のプーリ20,20aを枢支す
る。プーリ20,20a間にベルト部材22を周回す
る。ブリッジ部材18に探触子24を移動可能に取り付
けると共に、探触子24をベルト部材18に固定する。
ブリッジ部材18の一端部に、探触子24の軸方向移動
距離を検出する軸移動量検出手段26を設ける。ケーシ
ング16に、所定の微少距離移動毎に停止可能な周移動
量規制手段28を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波等を用いて肉厚
を測定し、この肉厚が所定値以下の時にその測定点の表
示を行うための肉厚減少度表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガス管等に用いる金属配管は、
定期的に内面の侵食状況を検知してガス漏れ等の事故を
未然に防止する必要がある。金属配管の内面診断は配管
の肉厚を検出するようになっており、例えば実開平3−
273106号公報(G01B17/02)に開示され
る配管用超音波測定装置を用いて行われる。
【0003】即ち、前記金属配管の内面診断を行う際に
は、最小肉厚値の検査および侵食形態(残存肉厚値の平
均的な分布)が検査される。この内面診断を行うにあた
って超音波探触子等のセンサーを手動で走査する場合、
検査位置を確認するために予め配管外側にメッシュ状の
マーキングを行い、このマーキングされた多数の検出位
置を順次測定するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の手動により探触子を走査する配管内面診断装置に
あっては、上述したように配管外側に検査位置を確認す
るためのマーキングをその都度行う必要があり、このマ
ーキングを施すための作業に多大な時間を費やしてしま
う。このため、内面診断の作業性が著しく悪いものとな
り、多くの時間および労力を必要としてしまうと共に、
マーキングが人手により作業条件の悪い現場で行われる
ことによりマーキング密度が粗くなり、その測定精度が
低下されてしまうという課題があった。
【0005】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、探触子を手動で走査させる場合に、配管に予め施さ
れるマーキングを廃止して、探触子の測定点の位置を特
定可能とすることにより、内面診断の検査作業を大幅に
簡単化するようにした配管内面診断装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、配管の軸方向に適宜間隔を設けて、この
配管の周方向に巻回される一対のレールと、前記一対の
レールにそれぞれ移動可能に取り付けられる一対の周方
向移動部材と、前記一対の周方向移動部材間に跨がって
取り付けられ、配管の軸方向を指向するブリッジ部材
と、前記ブリッジ部材の両端部にそれぞれ枢支される一
対のプーリ間に周回されるベルト部材と、前記ブリッジ
部材に移動可能に取り付けられると共に、前記ベルト部
材に固定され、前記配管の内面診断を行う探触子と、前
記探触子の軸方向移動距離を検出する軸移動量検出手段
と、前記周方向移動部材に設けられ、前記レールに対し
て所定の微少距離移動毎に停止可能な周移動量規制手段
と、を備えて構成する。
【0007】また、前記軸移動量検出手段は、プーリの
回転数を増幅する第1ギア群と、この第1変速ギアで増
幅された回転数に応じてパルスを発信するエンコーダと
を備えた構成とする。
【0008】更に、前記周移動量規制手段は、前記周方
向移動部材に設けられ前記レールとの相対回転と同期し
て回転する第2ギア群と、この第2ギア群の1つのギア
に付勢力をもって噛合するばね部材とを備えた構成とす
る。
【0009】
【作用】以上の構成により本発明にかかる配管用内面診
断装置にあっては、配管の内面診断を行う際、まず、ブ
リッジ部材に沿って探触子を配管の軸方向に移動しつつ
所定の移動距離毎に検査し、次に、周方向移動部材をレ
ールに沿って所定距離だけ回動する。そして、この回動
状態で探触子をブリッジ部材に沿って逆方向に移動して
検査し、これを繰り返すことにより配管の全周に亘って
漏れなく配管の内面診断を行うことができる。
【0010】ところで、前記探触子をブリッジ部材に沿
って配管の軸方向に移動する際、この探触子の移動は軸
移動量検出手段により検出され、この探触子の軸方向の
移動位置を特定することができる。一方、前記周方向移
動部材をレールに沿って移動する際、周移動量規制手段
によりこの周方向移動部材を所定の微少距離だけ移動さ
せることができる。このため、前記周方向移動部材の移
動距離を予め特定しておくことにより、この周方向移動
部材に伴って周方向に回動される探触子の移動量を特定
することができる。
【0011】従って、前記探触子の軸方向移動および前
記周方向移動部材の移動を極めて細かく設定することが
でき、測定点の位置精度を著しく向上することができる
と共に、配管の内面診断の検査精度を向上することがで
きる。
【0012】また、前記軸移動量検出手段は、プーリの
回転数を増幅する第1ギア群と、この第1変速ギアで増
幅された回転数に応じてパルスを発信するエンコーダと
を備えて構成したので、探触子を移動することによりこ
れに伴って移動するベルト部材でプーリを回転すること
ができ、このプーリの回転により軸移動量検出手段を駆
動することができる。また、前記軸移動量検出手段は、
前記プーリの回転数を第1ギア群により増幅してエンコ
ーダに伝達されるので、このエンコーダから発信するパ
ルスにより探触子の移動量を正確に検出することができ
る。
【0013】更に、前記周移動量規制手段は、前記周方
向移動部材に設けられ前記レールとの相対回転と同期し
て回転する第2ギア群と、この第2ギア群の1つのギア
に付勢力をもって噛合するばね部材とを備えて構成した
ので、周方向移動部材の移動に伴ってギアが回転される
際、このばね部材がギア歯に対して噛合および噛合解除
される。このとき、ばね部材が噛合された状態と噛合解
除された状態との間でギアに与える抵抗力が相違するこ
とにより、ギア歯が1つ移動する毎に節度感を得ること
ができる。従って、このギアが回転される際の節度感が
得られた時点で周方向移動部材の移動を停止することに
より、この周方向移動部材の回動量を精度良く設定する
ことができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。図1〜図3は本発明にかかる配管用内面診断装
置10の一実施例を示し、図1は要部を断面した正面
図、図2は図1のX−X矢視断面図、図3は要部拡大断
面図である。
【0015】即ち、本実施例の配管用内面診断装置10
は、図1に示したように内面診断しようとする配管12
の外側に着脱可能に取り付けられるようになっている。
前記配管用内面診断装置10は、配管12の軸方向に適
宜間隔Lを設けて、この配管12の周方向に巻回される
一対のレール14,14aと、これら一対のレール1
4,14aにそれぞれ移動可能に取り付けられる一対の
周方向移動部材としてのケーシング16,16aとを備
える。前記一対のケーシング16,16a間に跨がって
配管12の軸方向を指向するブリッジ部材18が取り付
けられ、このブリッジ部材18の両端部にそれぞれ枢支
される一対のプーリ20,20a間にベルト部材22が
周回される。前記ブリッジ部材18には探触子24が移
動可能に取り付けられると共に、この探触子24は前記
ベルト部材22に固定される。
【0016】前記ブリッジ部材18の一端部(図中左端
部)には、前記探触子24の軸方向移動距離を検出する
軸移動量検出手段26が設けられる。一方、前記ケーシ
ング16には、前記レール14に対して所定の微少距離
移動毎に停止可能な周移動量規制手段28が設けられ
る。
【0017】前記レール14,14aは、チェーンとか
弾性体ベルト等の可撓性部材により断面I字状に形成さ
れ、配管12を内面診断しようとする部位の軸方向両側
に位置して、配管12の外周を巻回して着脱可能に固定
される。
【0018】前記ケーシング16,16aは、前記レー
ル14,14aの上端両側に摺動可能に嵌合される。そ
して、前記ケーシング16,16aの配管12軸方向の
両側間に支軸29,29aが回転自在に枢着され、これ
ら支軸29,29aにギア30,30aが固定される。
ギア30,30aは前記レール14,14aの上端中央
部に噛合され、ケーシング16,16aはこれらギア3
0,30aの転動を伴ってレール14,14a上を相対
移動される。
【0019】前記ブリッジ部材18は、断面矩形状の閉
塞中空断面として一直線に形成され、その両端は前記ケ
ーシング16,16aの対向面間に固設される。そし
て、前記ブリッジ部材18の両端部内側には、配管12
の径方向を指向する支軸32,32aが回転自在に枢着
され、これら支軸32,32aに前記プーリ20,20
aが固定される。
【0020】前記探触子24は、超音波の発信器および
受信器が内蔵され、発信器から発信した超音波の反射を
受信器で受信することにより、配管12の肉厚を精度良
く検知することができる。探触子24は前記ブリッジ部
材18に摺動可能に取り付けられ、この探触子24をブ
リッジ部材18に沿って移動することにより、この探触
子24に固定された前記ベルト部材22が移動して、前
記プーリ20,20aが回転されるようになっている。
この様子を図2で詳細に説明すると、ブリッジ部材18
には配管12の軸方向に沿ってスリット50が形成され
ると共に、探触子24には、このスリット50を介して
ブリッジ部材18の中空内部に延出される支持バー52
が設けられ、探触子24はこの支持バー52でブリッジ
部材18に摺動自在に支持される。そして、スリット5
0を介してブリッジ部材18の中空内部に延出された支
持バー52の端部に、ベルト部材22が連結される。殊
に、支持バー52の上面とこれに相対向するスリット5
0の上側縁部には、それぞれ互いに反発するように斥力
を発生する一対の磁石54,56が設けられ、これによ
り支持バー52が下方へ付勢されて探触子24を配管1
2に密着させることができるように構成されている。ま
た支持バー52の下面には、スリット50の下側縁部を
挾み込んで支持バー52のブリッジ部材18に対する揺
動や、探触子24の傾動を規制するストッパ58が設け
られている。
【0021】前記軸移動量検出手段26は、前記プーリ
20を固定した支軸32に固定される大ギア34aおよ
びこの大ギア34aに噛合される小ギア34bからなる
第1ギア群34と、前記小ギア34bにより回転駆動さ
れるエンコーダ36とにより構成される。前記第1ギア
群34は前記プーリ20の回転を増幅して前記エンコー
ダ36に伝達し、このエンコーダ36が回転されること
により、この回転数に応じたパルスが発生される。
【0022】前記周移動量規制手段28は、前記ギア3
0が固定される支軸29に固定される小ギア38aおよ
びこの小ギア38aに噛合される大ギア38bからなる
第2ギア群38と、図3に示したようにこの第2ギア群
38の大ギア38bに付勢力をもって噛合するばね部材
40とにより構成される。そして、ケーシング16とレ
ール14との相対移動でギア30が回転されることによ
り、前記小ギア38aおよび前記大ギア38bが回転さ
れる。この大ギア38bが回転されることにより、前記
ばね部材40は、この大ギア38bの歯38cに対して
噛合および噛合解除される。尚、前記大ギア38bは支
軸42により回転自在に支持される。
【0023】以上の構成により本実施例の配管用内面診
断装置10は、内面診断を行なおうとする配管12の外
側にこの配管用内面診断装置10を取り付けて検査す
る。この検査は、まず、ブリッジ部材18に沿って探触
子24を、このブリッジ部材18の一端部から他端部に
向かって配管12の軸方向に移動しつつ所定の移動距
離、例えば1mmまたは2mm毎に検査する。
【0024】そして、前記探触子24をブリッジ部材1
8の一端部から他端部へと移動終了すると、次に、ケー
シング16,16aをレール14,14aに沿って所定
距離(周移動量規制手段28で決定される距離)だけ回
動する。このようにケーシング16,16aを所定距離
だけ回動した状態で、今度は前記探触子24をブリッジ
部材18の他端部から一端部方向へと移動して検査す
る。そして、この動作を繰り返して行くことにより、図
1に示した軌跡Tをもって配管12の全周に亘って漏れ
なく内面診断を行うことができる。
【0025】ところで、このようにして前記探触子24
によって配管12の内面診断を行なう際、この探触子2
4がブリッジ部材18に沿って移動されると、この探触
子24に伴ってベルト部材22も移動し、このベルト部
材22の移動量はプーリ20および第1ギア群34を介
してエンコーダ36に回転量として伝達される。そし
て、エンコーダ36では回転数に応じたパルスを発生
し、このパルスを図外の制御盤で読み取ることにより、
この探触子24の軸方向の移動位置を特定することがで
きる。また、前記エンコーダ36に探触子24の移動量
が回転量に変換されて伝達される際、前記プーリ20の
回転数を第1ギア群34により増幅してエンコーダに伝
達されるので、探触子24の移動量を正確に検出するこ
とができる。
【0026】また、前記ケーシング16,16aをレー
ル14,14aに沿って移動する際、このレール14,
14aに噛合されたギア30が回転され、このギア30
の回転は第2ギア群38に伝達される。すると、この第
2ギア群38の大ギア38bに付勢力をもって噛合され
たばね部材40は、この大ギア38bの回転に伴ってこ
の大ギア38bのギア歯に対して噛合および噛合解除さ
れる。このとき、ばね部材40が噛合された状態と噛合
解除された状態との間で大ギア38bに与える抵抗力が
相違することにより、ギア歯が1つ移動する毎に節度感
を得ることができる。従って、前記大ギア38bが回転
される際の節度感が得られた時点でケーシング16,1
6aの移動を停止することにより、このケーシング1
6,16aの移動量(1mmまたは2mm)を精度良く
設定することができる。さらに図1に示すように、レー
ル14,14a上面にその周方向に沿って周回させてス
チールプレート60を配設しておくと共に、このスチー
ルプレート60に対して吸引力を発生する磁石62をケ
ーシング16,16aに設けておくことにより、これら
の吸引力で位置設定時のレール14,14aに対するケ
ーシング16,16aのがたつきを抑えることができ、
測定時の精度をさらに向上させることができる。
【0027】従って、本実施例の配管用内面診断装置1
0にあっては探触子24が手動により作動されるように
なっており、このように手動式の配管用内面診断装置1
0にあって、探触子24を配管12の軸方向および周方
向に極めて細かく移動させることができるため、測定点
の位置精度を著しく向上することができると共に、配管
の内面診断の検査精度を向上することができる。また、
前記探触子24の移動位置を、配管12に人手によりマ
ーキングを施すこと無く特定することができるため、内
面診断の作業効率を著しく向上して省力化および作業の
迅速化を達成することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示す配管用内面診断装置にあっては、ブリッジ部材に沿
って探触子を配管の軸方向に移動しつつ所定の移動距離
毎に検査すると共に、このブリッジ部材を周方向移動部
材を介してレールに沿って所定距離だけ回動することに
より、配管の全周に亘って内面診断を手作業により行う
ことができる。このとき、探触子のブリッジ部材に沿っ
た軸方向移動を軸移動量検出手段により特定すると共
に、周移動量規制手段により前記周方向移動部材の移動
距離を特定することができる。従って、前記探触子の軸
方向移動および前記周方向移動部材の移動を極めて細か
く設定することができ、測定点の位置精度を著しく向上
することができると共に、配管の内面診断の検査精度を
向上することができる。また、人手による配管のマーキ
ング作業を廃止することができるため、内面診断作業の
省力化および迅速化を達成することができる。
【0029】また、本発明の請求項2にあっては、前記
軸移動量検出手段を、プーリの回転数を増幅する第1ギ
ア群と、この第1変速ギアで増幅された回転数に応じて
パルスを発信するエンコーダとを備えて構成したので、
プーリの回転数を第1ギア群により増幅してエンコーダ
に伝達することができるため、このエンコーダから発信
するパルスにより探触子の移動量を正確に検出すること
ができる。
【0030】更に、本発明の請求項3にあっては、前記
周移動量規制手段を、前記周方向移動部材に設けられ前
記レールとの相対回転と同期して回転する第2ギア群
と、この第2ギア群の1つのギアに付勢力をもって噛合
するばね部材とを備えて構成したので、このばね部材と
これが噛合されるギアとの間に得られる節度感をもって
周方向移動部材の回動量を、簡単な構造にして精度良く
設定することができるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す配管用内面診断装置の
要部断面図である。
【図2】図1のX−X矢視断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
10 配管用内面診断装置 12 配管 14,14a レール 16,16a ケーシング(周方向移動部材) 18 ブリッジ部材 20,20a プ
ーリ 22 ベルト部材 24 探触子 26 軸移動量検出手段 28 周移動量検
出手段 34 第1ギア群 36 エンコーダ 38 第2ギア群 40 ばね部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 満 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内 (72)発明者 阪戸 勲 大阪府大阪市中央区北浜東4番33号 株式 会社大林組本店内 (72)発明者 向井 則光 愛知県名古屋市東区東桜1−10−19 株式 会社大林組名古屋支店内 (72)発明者 原田 茂才 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管の軸方向に適宜間隔を設けて、この
    配管の周方向に巻回される一対のレールと、 前記一対のレールにそれぞれ移動可能に取り付けられる
    一対の周方向移動部材と、 前記一対の周方向移動部材間に跨がって取り付けられ、
    配管の軸方向を指向するブリッジ部材と、 前記ブリッジ部材の両端部にそれぞれ枢支される一対の
    プーリ間に周回されるベルト部材と、 前記ブリッジ部材に移動可能に取り付けられると共に、
    前記ベルト部材に固定され、前記配管の内面診断を行う
    探触子と、 前記探触子の軸方向移動距離を検出する軸移動量検出手
    段と、 前記周方向移動部材に設けられ、前記レールに対して所
    定の微少距離移動毎に停止可能な周移動量規制手段と、
    を備えたことを特徴とする配管用内面診断装置。
  2. 【請求項2】 前記軸移動量検出手段は、プーリの回転
    数を増幅する第1ギア群と、この第1変速ギアで増幅さ
    れた回転数に応じてパルスを発信するエンコーダとを備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の配管用内面診断
    装置。
  3. 【請求項3】 前記周移動量規制手段は、前記周方向移
    動部材に設けられ前記レールとの相対回転と同期して回
    転する第2ギア群と、この第2ギア群の1つのギアに付
    勢力をもって噛合するばね部材とを備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の配管用内面診断装置。
JP4177144A 1992-07-03 1992-07-03 配管用内面診断装置 Expired - Lifetime JP2750051B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015102446A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 株式会社シーエックスアール 配管の非破壊検査装置
JP2016014644A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 東京理学検査株式会社 超音波プローブ、表面検査装置および表面検査方法

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JP2015102446A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 株式会社シーエックスアール 配管の非破壊検査装置
JP2016014644A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 東京理学検査株式会社 超音波プローブ、表面検査装置および表面検査方法

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