JP2015102446A - 配管の非破壊検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体を配管上で確実に往復移動させることができると共に、他の配管にも容易に流用できるようにする。【解決手段】配管2の被破壊検査を行うための計測機器31を備え、所定間隔で並列に配列された走行車輪32によって配管上を移動する装置本体3と、配管の管軸方向に沿って配置され、走行車輪32の溝32aを嵌合させることにより当該走行車輪32を転動させるための一対のガイドレール4A、4Bと、所定間隔で並列に配列された走行車輪が脱輪することなく一対のガイドレールが等間隔で平行に配置されるように当該一対のガイドレールを連結すると共に、装置本体が走行車輪を介して一対のガイドレールに載せられると、当該装置本体の重量が加重されることで変形して配管の周壁に沿った状態で当該配管に圧接される複数の可撓性を有するベルト6とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、配管外壁面から非破壊検査を行う配管の非破壊検査装置に係り、特に、配管外壁面上で計測機器を移動させることで配管内壁面の検査を行うことができる配管の非破壊検査装置に関する。
従来から、配管外壁面から配管内壁面の非破壊検査を行うために種々の検査装置が開発されている。
例えば、配管上に固定されるレールと、レール上を車輪を介して走行するように駆動される台車と、台車に固定され、配管の肉厚を測定するセンサ部とを備えた配管検査装置が開示されている(特許文献1参照。)。レールは所定の長さに形成され、適宜間隔をおいて固定具により配管上部に固定されている。
また、配管にエックス線を照射する携帯型エックス線発生装置と、携帯型エックス線発生装置に配管を中心に対向配設され、配管を透過した透過エックス線の強度を配管の管軸方向と直交した方向に配列されるセンサでデータサンプリングする一次元アレイセンサと、携帯型エックス線発生装置及び一次元アレイセンサを同時に配管の管軸方向へ往復移動させる第1の走行機構と、携帯型エックス線発生装置を配管の管軸方向と直交する方向へ往復移動させる第2の走行機構とから構成されている配管腐食検査装置が開示されている(特許文献2参照。)。
第1の走行機構は、一次元アレイセンサが固定されているスライドベースと、スライドベースを配管の管軸方向へ往復移動させるためのスライド軸と、スライド軸を配管上に配置する一対の固定ベースと、一対の固定ベースをそれぞれ配管に固定する2つのベルトとを備えている。
第2の走行機構は、携帯型エックス線発生装置が固定されている移動ベースと、移動ベースを配管の管軸方向と直交する方向へ往復移動させるための移動軸と、移動軸をスライドベース上に配置するために当該スライドベースに固定される一対の固定ベースとを備えている。
特開2007−285772号公報 特開2001−4562号公報
しかしながら、特許文献1の配管検査装置では、センサ部を配管上で移動させるためのレールが当該配管に固定されているので、センサ部を配管上で確実に移動させることはできるが、他の配管に容易には流用することができないという難点があった。
また、特許文献2の配管腐食検査装置では、携帯型エックス線発生装置及び一次元アレイセンサを同時に配管の管軸方向へ往復移動させる第1の走行機構であるスライド軸が固定されている一対の固定ベースが、2つのベルトによって配管に固定されているので、携帯型エックス線発生装置及び一次元アレイセンサを配管上で確実に移動させることはできるが、他の配管に容易には流用することができないという難点があった。
本発明は、このような従来の難点を解消するためになされたもので、装置本体を配管上で確実に往復移動させることができると共に、他の配管にも容易に流用することができる配管の非破壊検査装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成する本発明の第1の態様である配管の非破壊検査装置は、配管の被破壊検査を行うための計測機器を備え、所定間隔で並列に配列された走行車輪によって配管上を移動する装置本体と、配管の管軸方向に沿って配置され、走行車輪の溝を嵌合させることにより当該走行車輪を転動させるための一対のガイドレールと、所定間隔で並列に配列された走行車輪が脱輪することなく一対のガイドレールが等間隔で平行に配置されるように当該一対のガイドレールを連結すると共に、装置本体が走行車輪を介して一対のガイドレールに載せられると、当該装置本体の重量が加重されることで変形して配管の周壁に沿った状態で当該配管に圧接される複数の可撓性を有するベルトとを備えているものである。
このような第1の態様である配管の非破壊検査装置によれば、一対のガイドレールを等間隔で平行に配置されるように複数の可撓性を有するベルトで連結していることから、装置本体が走行車輪を介して一対のガイドレールに載せられると、装置本体の重量が一対のガイドレールを介して複数の可撓性を有するベルトに加重され、この装置本体の重量が加重されたベルトは変形して配管の周壁に沿った状態で当該配管に圧接されるので、一対のガイドレールを配管に対して安定した状態で敷設することができる。したがって、他の配管においても一対のガイドレールを安定した状態で敷設することができることから、装置本体を配管上で確実に往復移動させることができ、且つ他の配管にも容易に流用することができるようになる。
本発明の第2の態様は第1の態様である配管の非破壊検査装置において、ガイドレールは、一方の端部に係合孔が設けられ、他方の端部に係合孔に挿入するための係合突起が設けられ、係合孔と係合突起とを係合することで、走行車輪が転動可能に当該ガイドレールを連結するように構成されているものである。なお、本明細書において「挿嵌」とは、差し込んで嵌めることを意味する。
このような第2の態様である配管の非破壊検査装置によれば、装置本体の走行距離を延ばすことができ、而も配管にカーブが設けられていても湾曲したガイドレールを繋ぐことで装置本体の走行距離を延ばすことができる。
本発明の第3の態様は第1の態様又は第2の態様である配管の非破壊検査装置において、ガイドレールは円筒状に形成され、走行車輪の溝は円筒状のガイドレールに嵌合する断面円弧状に形成されているものである。
このような第3の態様である配管の非破壊検査装置によれば、ガイドレールが円筒状に形成されているので、配管の幅方向のサイズが変わってガイドレールが当該配管の周方向に移動しても、走行車輪をガイドレールに対して安定した状態で嵌合させることができる。
本発明の第4の態様は第1の態様乃至第3の態様のうちの何れか1つの態様である配管の非破壊検査装置において、ガイドレールの配管への設置側に複数固定されるジグ本体と、配管の管軸方向に沿って配置され、且つ配管の周壁に接してその周方向に離間した状態でジグ本体に固定される一対の円筒体とから成るレールセット用ジグを備えているものである。
このような第4の態様である配管の非破壊検査装置によれば、レールセット用ジグの2つの円筒体がそれぞれ配管の管軸方向に沿って線接触になるので、円筒状の配管の管径サイズが変わっても安定した状態で設置することができる。
本発明の第5の態様は第4の態様である配管の非破壊検査装置において、円筒体は、金属製丸パイプと、金属製丸パイプの外周を覆った状態で固定される環状のゴム状弾性体とから構成されているものである。
このような第5の態様である配管の非破壊検査装置によれば、レールセット用ジグに使用される円筒体の接触部がゴム状弾性体なので、配管を傷つけることなくガイドレールをセットすることができ、而も摩擦係数の高いゴムを使用することで配管上の所定位置にガイドレールを安定的に設置させることができるようになる。
本発明の第6の態様は第4の態様又は第5の態様である配管の非破壊検査装置において、ベルトは、ジグ本体と円筒体とで着脱自在に挟持されているものである。なお、本明細書において「挟持」とは、挟んだ状態で支持することを意味する。
このような第6の態様である配管の非破壊検査装置によれば、レールセット用ジグに固定するベルトの位置を調整することができるので、配管の幅方向のサイズに応じて一対のガイドレールの軌間を保持させることができる。
本発明の配管の非破壊検査装置によれば、一対のガイドレールを配管上に載せ且つ装置本体を走行車輪を介して配管上の一対のガイドレールに載せるだけで、当該一対のガイドレールを安定した状態で配管上に敷設させることができるようになるので、装置本体を配管上で確実に往復移動させることができると共に、他の配管にも容易に流用することができるようになる。
本発明の配管の非破壊検査装置における好ましい実施の形態を示す図で、(A)は正面図、(B)は側面図である。 本発明の配管の非破壊検査装置における構成要素である一対のガイドレール及びベルトを示す斜視図である。 本発明の配管の非破壊検査装置における構成要素であるレールセット用ジグとベルトとの関係を示す斜視図である。
以下、本発明の配管の非破壊検査装置を実施するための形態例について、図面を参照して説明する。
本発明の配管の非破壊検査装置は、ガス、蒸気、油、水等を目的地に供給するために配設される配管の内外壁面の減肉や腐食等の欠陥を検出するために、計測機器を走行させながら配管の外壁面側から当該配管の内外壁面の欠陥を広範囲に検査するものである。
このような本発明の配管の非破壊検査装置は図1(A)、(B)に示すように、配管2の被破壊検査を行うための計測機器31を備え、所定間隔で並列に配列された走行車輪32によって配管上を移動する装置本体3と、配管の管軸方向に沿って配置され、走行車輪32の溝32aを嵌合させることにより当該走行車輪32を転動させるための一対のガイドレール4A、4Bと、所定間隔で並列に配列された走行車輪32が脱輪することなく一対のガイドレール4A、4Bが等間隔で平行に配置されるように当該一対のガイドレール4A、4Bを連結すると共に、装置本体3が走行車輪32を介して一対のガイドレール4A、4Bに載せられると、当該装置本体3の重量が加重されることで変形して配管の周壁に沿った状態で当該配管に圧接される複数の可撓性を有するベルト6とを備えている。
装置本体3は、ねじ送り等の一般的な走行機構33と、走行機構33を駆動するモータMとを備えている。この装置本体3の走行車輪32は、例えば図1(A)、(B)においては、装置本体3の四隅にそれぞれ配置され、少なくとも2本が走行機構33によって駆動されることで、一対のガイドレール4A、4B上をバランスよく走行することができる。また、走行車輪32は、ガイドレール4A、4B上でスリップすることを防いだり走行中の振動を抑制したりするために、ガイドレール4A、4Bに当接する溝32aがゴム等の弾性部材で覆われている。なお、走行車輪32自体を弾性部材で作成してもよい。
計測機器31は、配管の外壁面に超音波センサを接触させて超音波を照射し、配管の内壁面から反射されてくる超音波の伝播時間を計測して肉厚測定する超音波測定法と、予め設定した部位について配管を中心に放射線源とフィルムまたは二次元センサを対向配設した後、所定時間放射線を照射し、当該照射時間内の積算放射線量を測定し画像化して腐食量を推定する放射線フィルム法または放射線検出二次元センサ法とが用いられている。放射線フィルム法または放射線検出二次元センサ法は、配管に存在する腐食部を透過してくる放射線の積算放射量と他の部位(正常部等)を透過してくる放射線の積算放射線量との差分を指標とすることにより腐食量を推定するものである。
例えば、放射線検出二次元センサ法を適用する計測機器31は、配管2にエックス線を照射するように装置本体3に設置されているエックス線発生器311と、配管2を透過してくる透過エックス線の強度を連続的に検出するためのセンサが当該配管の管軸方向と直交する方向に配列され、且つエックス線発生器311に配管2を中心に対向配設されたアレイ形状の一次元センサ312とを備えている。アレイ形状の一次元センサ312は、具体的には、装置本体3に固定されるセンサ保持棒313の先端部に設置されたセンサ保持具314により保持されている。
ガイドレール4A、4Bは、例えば円筒状に形成されているとよい。この場合、走行車輪32の溝32aの溝は円筒状のガイドレールに嵌合する断面円弧状に形成されている。
また、ガイドレール4A、4Bは図2に示すように、一方の端部に係合孔41が設けられ、他方の端部に係合孔41に挿入するための係合突起42が設けられ、係合孔41と係合突起42とを係合することで、走行車輪32が転動可能に当該ガイドレール4A、4Bを連結するように構成されているとよい。即ち、ガイドレール4Aの係合孔41に係合突起42を挿入し、ガイドレール4Bの係合孔41に係合突起42を挿入することで、一対のガイドレール4A、4Bを順次連結していくことができる。
さらに、ガイドレール4A、4Bは図1(A)、(B)、図2に示すように、当該ガイドレール4A、4Bの配管への設置側に複数固定されるジグ本体51と、配管の管軸方向に沿って配置され、且つ配管の周壁に接してその周方向に離間した状態でジグ本体51に固定される一対の円筒体52A、52Bとから成るレールセット用ジグ5を備えているとよい。
このレールセット用ジグ5の円筒体52A、52Bは、金属製丸パイプ521と、金属製丸パイプ521の外周を覆った状態で固定される環状のゴム状弾性体522とから構成されているとよい。この環状のゴム状弾性体522としては、合成ゴムの弾性とプラスチックの剛性とを併せ持ったウレタンゴムが好適である。また、ウレタンゴムは、耐摩耗性、耐薬品性、耐油性が優れているので、ガス、蒸気、油、水等の配管には好適である。
ベルト6は、ジグ本体51と円筒体52A、52Bとで着脱自在に挟持されている。即ち、ベルト6の一方側がジグ本体51と円筒体52Aとで着脱自在に挟持され、ベルト6の他方側がジグ本体51と円筒体52Bとで着脱自在に挟持されていることになる。具体的には、図3に示すように、ジグ本体51は、円筒体52A、52Bが第1のねじによって固定される台座に、ガイドレール4A、4Bが第2のねじによって固定される軸受円弧部が設けられ、ベルト6は第2のねじの締付力によってジグ本体51の台座と円筒体52A、52Bとの間に挟持されることになる。
この際、円筒体52A、52Bが上述のように金属製丸パイプ521及び環状のゴム状弾性体522から構成されていれば、ベルト6は環状のゴム状弾性体522の摩擦力によりジグ本体51及び円筒体52A、52B間から位置ずれしてしまうことを防ぐことができる。特に、ウレタンゴムがこのような機能を発揮させるのには好適である。なお、ベルト6をジグ本体51及び円筒体52A、52B間から位置ずれしないようにするためには、ねじによる螺合手段に限らず、ベルト6をジグ本体51と円筒体52A、52Bとで着脱自在に挟持することができれば、どのような機械的手段でもよい。
このようなベルト6としては、例えば、引張・折り曲げ・摩擦などの外圧に強く、弾力性に富み、シワになりにくいナイロンベルトが使用される。なお、ベルト6は図2においては、走行車輪32が脱輪することなく一対のガイドレール4A、4Bが等間隔で平行に配置されるように、当該ガイドレールの敷設方向に3本が等間隔に配置されている。
このように構成された本発明の配管の非破壊検査装置1の機能について以下説明する。
まず、非破壊検査を行うための配管2の上に、一対のガイドレール4A、4Bを当該配管2の管軸方向に沿って配置する。この時、一対のガイドレール4A、4Bは、軌間が装置本体3に設けられた走行車輪32の左右間隔に一致するようになる。
次に、装置本体3を走行車輪32を介して一対のガイドレール4A、4Bに載せると、一対のガイドレール4A、4Bを等間隔で平行に配置されるように複数の可撓性を有するベルト6で連結していることから、装置本体3の重量が一対のガイドレール4A、4Bを介して複数の可撓性を有するベルト6に加重され、この装置本体3の重量が加重されたベルト6は変形して配管2の周壁に沿った状態で当該配管2に圧接されるので、一対のガイドレール4A、4Bを配管2に対して安定した状態で敷設することができる。これにより、一対のガイドレール4A、4Bは、ベルト6で配管2に固縛しなくてもよくなる。
したがって、他の配管においても、ベルトで配管に固縛しなくても一対のガイドレール4A、4Bを安定した状態で敷設することができることから、装置本体3を配管2上で確実に往復移動させることができ、且つ他の配管にも容易に流用することができるようになる。
また、一対のガイドレール4A、4Bは、ジグ本体51及び一対の円筒体52A、52Bから成るレールセット用ジグ5を備えていれば、レールセット用ジグ5の2つの円筒体52A、52Bがそれぞれ配管2の管軸方向に沿って線接触になるので、円筒状の配管2の管径サイズが変わっても安定した状態で設置することができる。
また、円筒体52A、52Bは、金属製丸パイプ521及び環状のゴム状弾性体522から構成されていれば、レールセット用ジグ5に使用される円筒体52A、52Bの接触部がゴム状弾性体になるので、配管2を傷つけることなくガイドレール4A、4Bをセットすることができ、而も摩擦係数の高いゴムを使用することで配管2上の所定位置にガイドレール4A、4Bを安定的に設置させることができるようになる。
また、ガイドレール4A、4Bは、一方の端部に係合孔41が設けられ、他方の端部に係合孔41に挿入するための係合突起42が設けられていれば、装置本体3の走行距離を延ばすことができ、而も配管2にカーブが設けられていても湾曲したガイドレールを繋ぐことで装置本体3の走行距離を延ばすことができる。
また、ベルト6は、ジグ本体51と円筒体52A、52Bとで着脱自在に挟持されていれば、レールセット用ジグ5に固定するベルト6の位置を調整することができるので、配管の幅方向のサイズに応じて一対のガイドレール4A、4Bの軌間を保持させることができる。
また、ガイドレール4A、4Bは円筒状に形成され、走行車輪32の溝32aの溝は円筒状のガイドレール4A、4Bに嵌合する断面円弧状に形成されていれば、配管2の幅方向のサイズが変わってガイドレールが当該配管2の周方向に移動しても、走行車輪32をガイドレールに対して安定した状態で嵌合させることができる。したがって、本発明の配管の非破壊検査装置1を適用する配管2の形状は円筒管に限らない。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
1……被破壊検査装置
2……配管
3……装置本体
31……計測機器
32……走行車輪
32a……溝
4A、4B……一対のガイドレール
41……係合孔
42……係合突起
5……レールセット用ジグ
51……ジグ本体
52A、52B……一対の円筒体
6……ベルト
60……ベルト部
61……バックル
上述の目的を達成する本発明の第1の態様である配管の非破壊検査装置は、配管の破壊検査を行うための計測機器を備え、所定間隔で並列に配列された走行車輪によって配管上を移動する装置本体と、配管の管軸方向に沿って配置され、走行車輪の溝を嵌合させることにより当該走行車輪を転動させるための一対のガイドレールと、所定間隔で並列に配列された走行車輪が脱輪することなく一対のガイドレールが等間隔で平行に配置されるように当該一対のガイドレールを連結すると共に、装置本体が走行車輪を介して一対のガイドレールに載せられると、当該装置本体の重量が加重されることで変形して配管の周壁に沿った状態で当該配管に圧接される複数の可撓性を有するベルトとを備えているものである。
このような本発明の配管の非破壊検査装置は図1(A)、(B)に示すように、配管2の破壊検査を行うための計測機器31を備え、所定間隔で並列に配列された走行車輪32によって配管上を移動する装置本体3と、配管の管軸方向に沿って配置され、走行車輪32の溝32aを嵌合させることにより当該走行車輪32を転動させるための一対のガイドレール4A、4Bと、所定間隔で並列に配列された走行車輪32が脱輪することなく一対のガイドレール4A、4Bが等間隔で平行に配置されるように当該一対のガイドレール4A、4Bを連結すると共に、装置本体3が走行車輪32を介して一対のガイドレール4A、4Bに載せられると、当該装置本体3の重量が加重されることで変形して配管の周壁に沿った状態で当該配管に圧接される複数の可撓性を有するベルト6とを備えている。
1……破壊検査装置
2……配管
3……装置本体
31……計測機器
32……走行車輪
32a……溝
4A、4B……一対のガイドレール
41……係合孔
42……係合突起
5……レールセット用ジグ
51……ジグ本体
52A、52B……一対の円筒体
6……ベルト
60……ベルト部
61……バックル



Claims (6)

  1. 配管の被破壊検査を行うための計測機器を備え、所定間隔で並列に配列された走行車輪によって前記配管上を移動する装置本体と、
    前記配管の管軸方向に沿って配置され、前記走行車輪の溝を嵌合させることにより当該走行車輪を転動させるための一対のガイドレールと、
    前記所定間隔で並列に配列された走行車輪が脱輪することなく前記一対のガイドレールが等間隔で平行に配置されるように当該一対のガイドレールを連結すると共に、前記装置本体が前記走行車輪を介して前記一対のガイドレールに載せられると、当該装置本体の重量が加重されることで変形して前記配管の周壁に沿った状態で当該配管に圧接される複数の可撓性を有するベルトとを備えていることを特徴とする配管の非破壊検査装置。
  2. 前記ガイドレールは、一方の端部に係合孔が設けられ、他方の端部に前記係合孔に挿入するための係合突起が設けられ、前記係合孔と前記係合突起とを係合することで、前記走行車輪が転動可能に当該ガイドレールを連結するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の配管の非破壊検査装置。
  3. 前記ガイドレールは円筒状に形成され、前記走行車輪の前記溝は前記円筒状のガイドレールに嵌合する断面円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の配管の非破壊検査装置。
  4. 前記ガイドレールの前記配管への設置側に複数固定されるジグ本体と、
    前記配管の前記管軸方向に沿って配置され、且つ前記配管の前記周壁に接してその周方向に離間した状態で前記ジグ本体に固定される一対の円筒体とから成るレールセット用ジグを備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1項に記載の配管の非破壊検査装置。
  5. 前記円筒体は、金属製丸パイプと、前記金属製丸パイプの外周を覆った状態で固定される環状のゴム状弾性体とから構成されていることを特徴とする請求項4記載の配管の非破壊検査装置。
  6. 前記ベルトは、前記ジグ本体と前記円筒体とで着脱自在に挟持されていることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の配管の非破壊検査装置。
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