JP2001194352A - 管状部材の超音波検査装置 - Google Patents

管状部材の超音波検査装置

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JP2001194352A
JP2001194352A JP2000005231A JP2000005231A JP2001194352A JP 2001194352 A JP2001194352 A JP 2001194352A JP 2000005231 A JP2000005231 A JP 2000005231A JP 2000005231 A JP2000005231 A JP 2000005231A JP 2001194352 A JP2001194352 A JP 2001194352A
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traveling
pipe
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ultrasonic inspection
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JP2000005231A
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Minoru Yashima
実 八島
Kenji Kuwasako
憲治 桑迫
Noriyuki Nishida
紀之 西田
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KANSAI X SEN KK
Original Assignee
KANSAI X SEN KK
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/02Indexing codes associated with the analysed material
    • G01N2291/025Change of phase or condition
    • G01N2291/0258Structural degradation, e.g. fatigue of composites, ageing of oils
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管の板厚測定作業に関し、作業の効率化を図
ることのできる超音波検査装置を提供するものである。 【解決手段】 管Pの軸方向へ走行可能な走行台車1
と、走行台車1に取り付けられ、管Pの外周面に磁気吸
着して走行台車1を駆動する磁気吸着式駆動輪2a,2
bと、走行台車1に取り付けられ、管Pの外周面を挟持
可能な前部及び後部挟持機構3,4と、前部及び後部挟
持機構3,4に回動可能に取り付けられ、管Pの外周面
に磁気吸着して走行台車1の管Pの軸方向への走行を案
内する磁気吸着式案内輪5a,5b,5c,5dと、走
行台車1に取り付けられ、管Pの外周面に沿って管Pの
周方向にスライド可能なスライド機構6と、スライド機
構6に取り付けられ、管Pの外周面を超音波走査する探
触子7とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管等の管状部材
の外周面を超音波走査する超音波検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】既設配管の外周面を超音波走査する場
合、超音波検査装置における探触子を、外周面に沿って
管軸方向及び周方向に移動させる走査が必要となる。
【0003】このような要望に応えるべく、例えば、特
開平7−63740号公報に開示の配管用超音波探傷装
置が知られている。この配管用超音波探傷装置は、管状
部材の外周面に環状のガイドリングを取り付け、このガ
イドリングに沿って探触子を移動させて管状部材の外周
面を走査している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検査対
象となる既設配管は高所にある場合や複数の配管が上下
に緊密に並設されている場合があり、前記の技術では既
設配管の延在域に探傷装置を取り付けるための仮足場を
組む必要性や配管が狭隘な場所にある場合、仮足場又は
探傷装置の組付けが困難となり検査作業に多大の労力と
時間を費やしていた。また、配管寸法の変化に応じたガ
イドリング等の調整及び取り付けに多大の労力を費やし
ていた。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、超音波検査装置による検査作業の
効率化を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1に
おける管状部材の超音波検査装置は、被検査物である管
状部材を超音波走査する管状部材の超音波検査装置にお
いて、前記管状部材の外周面に沿って管状部材の軸方向
へ走行可能な走行台車と、該走行台車に回動可能に取り
付けられ、前記管状部材の外周面に磁気吸着して前記走
行台車を管状部材の軸方向へ駆動する磁気吸着式駆動輪
と、前記走行台車に取り付けられ、前記走行台車に対し
管状部材の径方向両側から前記管状部材の外周面を挟持
可能な挟持機構と、該挟持機構に回動可能に取り付けら
れ、前記走行台車に対し管状部材の径方向両側から前記
管状部材の外周面に磁気吸着して前記走行台車を管状部
材の軸方向へ案内する磁気吸着式案内輪と、前記走行台
車に取り付けられ、前記管状部材の外周面に沿って管状
部材の周方向にスライド可能なスライド機構と、該スラ
イド機構に取り付けられ、前記管状部材の外周面を超音
波走査する探触子とを備えたことを特徴とする。
【0007】本発明に係る請求項2における管状部材の
超音波検査装置は、前記挟持機構は、前記管状部材の外
径に対応するよう管状部材の径方向に開閉可能なリンク
機構を備えるとともに、前記スライド機構は、前記走行
台車に着脱可能でかつ前記管状部材の外径に対応したス
ライド機構に変更可能であるを特徴とする。
【0008】本発明に係る請求項3における管状部材の
超音波検査装置は、前記走行台車に回動可能に取り付け
られる前記磁気吸着式駆動輪を管状部材の軸方向で少な
くとも2つ設けたことを特徴とする。
【0009】本発明に係る請求項4における管状部材の
超音波検査装置は、前記走行台車に取り付けられる前記
挟持機構を管状部材の軸方向で少なくとも2つ設けたこ
とを特徴とする。
【0010】本発明に係る請求項5における管状部材の
超音波検査装置は、前記挟持機構に回動可能に取り付け
られる、前記走行台車に対し管状部材の径方向一側の磁
気吸着式案内輪同士及び管状部材の径方向他側の磁気吸
着式案内輪同士をそれぞれアームにより連結したことを
特徴とする。
【0011】本発明に係る請求項6における管状部材の
超音波検査装置は、前記走行台車に取り付けられる前記
磁気吸着式駆動輪と前記挟持機構に取り付けられる磁気
吸着式案内輪とを管状部材の軸方向にオフセット配置し
たことを特徴とする。
【0012】本発明に係る請求項7における管状部材の
超音波検査装置は、前記挟持機構に取り付けられる、前
記走行台車に対し管状部材の径方向一側の磁気吸着式案
内輪と管状部材の径方向他側の磁気吸着式案内輪とを管
状部材の軸方向にオフセット配置したことを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下実施例を示す添付図面によっ
て詳細に説明する。図1は、本発明に係る管状部材の超
音波検査装置を示すその平面図(図面上では下方から見
た図面を示す。)であり、図2はその側面図、図3はそ
の正面図及び図4はその後面図である。図5は、その制
御回路系を示すブロック図である。
【0014】図1、図2、図3及び図4において、管状
部材の超音波検査装置Sは、被検査物としての管状部材
(以下、管と称す。)Pの腐食による減肉部を自動的に
検出する装置であり、測定台車側Dと測定機器側Kとで
構成される。
【0015】測定台車側Dは、その主要部が、図1、図
2、図3及び図4に示すように、走行台車1、磁気吸着
式駆動輪2a,2b、前部挟持機構3、後部挟持機構
4、磁気吸着式案内輪5a,5b,5c,5d、スライ
ド機構6、探触子7等によって構成され、測定機器側K
は、図5に示すように、表示装置8、操作パネル9、超
音波探傷器10、中央処理装置11、記憶装置12、演
算処理装置13によって構成される。測定台車側Dと測
定機器側Kは、図示しない中継ケーブル等により電気的
な接続がされており、測定機器側Kにより測定台車側D
の作動制御や探傷データ等の伝送、収集、記録等を行っ
ている。
【0016】走行台車1は、その裏面に正転,逆転する
磁気吸着式駆動輪2a,2bと走行台車1の両側面に磁
気吸着式案内輪5a,5b,5c,5dとが取り付けら
れ、図2に示すよう管Pの外周面下方に磁気吸着してい
る。この磁気吸着式駆動輪2a,2bは図1に示す走行
台車1を平面視して管Pの軸心上で、かつ走行台車1の
進行方向前後(つまり、管Pの軸方向)に2つ配置され
ている。磁気吸着式駆動輪2a,2bの内部には永久磁
石が内蔵され、管Pの外周面に吸着するとともに管Pの
外周面上での滑り及び空回りを抑止している。また、走
行台車1の内部空間Iには、走行用モータMaが内蔵さ
れており、この走行用モータMaの駆動力が走行台車1
の側面に軸支された駆動プーリ14から駆動ベルト15
を介して被駆動プーリ16a,16bに伝達されて磁気
吸着式駆動輪2a,2bが駆動される。この磁気吸着式
駆動輪2a,2bにより走行台車1が管Pの軸方向へ走
行される。なお、走行台車1の進行方向は図1又は図2
上で左右いずれにも設定可能であるが、実際には後述す
る探触子保持部32に給水される水が走行台車1の内部
空間Iに浸入することを防止するため、左側が望まし
い。
【0017】走行台車1の前後端面には、走行台車1に
対し管Pの径方向両側(つまり、走行台車1の進行直交
方向)に延び、管Pの径方向両側から管Pの外周面を挟
持するプレート状の前部挟持機構3及び後部挟持機構4
が固定されている。この前部挟持機構3及び後部挟持機
構4の先端部に前記した磁気吸着式案内輪5a,5b,
5c,5dが回転自在に軸支される。つまり、磁気吸着
式案内輪5a,5b,5c,5dを介して管Pの外周面
を挟持することになる。磁気吸着式案内輪5a,5b,
5c,5dは、前記した磁気吸着式駆動輪2a,2bと
同様、内部には永久磁石が内蔵され、管Pの外周面に吸
着するとともに管Pの外周面上での滑り及び空回りが抑
止され、走行台車1が管Pの周方向へずれることなく管
Pの軸方向へ案内される。また、磁気吸着式案内輪5d
には、走行台車1の管Pの軸方向への移動距離を計測す
る走行用エンコーダ38が取り付けられている。ここ
で、図1に示すように、磁気吸着式駆動輪2aと磁気吸
着式案内輪5a,5b及び磁気吸着式駆動輪2bと磁気
吸着式案内輪5c,5dは管Pの軸直交方向で一直線上
に配置せず、管Pの軸方向にオフセット配置(一点鎖線
を参照。)している。これにより、図1の仮想線で示す
溶接ラインY上に2つ以上の車輪が同時に乗り上げるこ
とを防止し、管Pの外周面に対する走行台車1の吸着力
低下を抑止している。
【0018】前記した前部挟持機構3及び後部挟持機構
4は、より詳述すれば走行台車1の前後端面から走行台
車1に対し管Pの径方向両側に延びる第1前部挟持部3
a,3b及び第1後部挟持部4a,4bと、第1前部挟
持部3a,3b及び第1後部挟持部4a,4bに対し管
Pの径方向に開閉可能となるようリンク機構17により
軸支された第2前部挟持部3c,3d及び第2後部挟持
部4c,4dとから成る。この第2前部挟持部3c,3
d及び第2後部挟持部4c,4dに磁気吸着式案内輪5
a,5b,5c,5dが夫々回転自在に軸支される。ま
た、第2前部挟持部3cと第2後部挟持部4c及び第2
前部挟持部3dと第2後部挟持部4dは夫々アーム18
により連結されている。つまり、このアーム18により
磁気吸着式案内輪5aと磁気吸着式案内輪5c及び磁気
吸着式案内輪5bと磁気吸着式案内輪5dが夫々互いに
連結されることになり、走行台車1の進行方向への直進
性が向上される。
【0019】第2後部挟持部4cと第2後部挟持部4d
には夫々螺合部19を備え、この螺合部19に1本のネ
ジ20が螺合している。このネジ20の中央部には円柱
状の嵌合部材21が嵌合され、この嵌合部材21が走行
台車1の後側面に固定された係止部22に対し、走行台
車1の進行直交方向への移動を抑止するよう係止してい
る。したがって、このネジ20を回すことで第2後部挟
持部4cと第2後部挟持部4dとが管Pの径方向に開閉
され、第2後部挟持部4c及び第2後部挟持部4dに夫
々アーム18により連結された第2前部挟持部3c及び
第2前部挟持部3dも同様に管Pの径方向に開閉される
ことになる。このネジ20により前部挟持機構3及び後
部挟持機構4を管Pの外径寸法に応じた開閉角度に設定
でき、管Pの外周面を挟持することが可能となる。例え
ば、図6に示すような小径の管Pの場合、前部挟持機構
3及び後部挟持機構4の開閉角度を小さくすることで管
Pの外周面を挟持することが可能となり、図7に示すよ
うな大径の管Pの場合、前部挟持機構3及び後部挟持機
構4の開閉角度を大きくすることで管Pの外周面を挟持
することが可能となる。
【0020】走行台車1の前端面には、管Pの外周面に
沿って管Pの周方向へスライド可能なスライド機構6が
取り付けられ、このスライド機構6に固定された探触子
7が管Pの外周面に沿ってその周方向へ走査される。こ
のスライド機構6について詳述すると、走行台車1の前
端面にボルト24により締結されたプレート状のスライ
ドベース25が取り付けられ、このスライドベース25
上に回転自在に軸支されたガイドローラ26が取り付け
られる。このガイドローラ26間には、管Pの外径寸法
に対応した円弧形状のスライドレール27が管Pの外周
面に沿ってその周方向へスライド可能に取り付けられ、
ガイドローラ26によりそのスライド方向が案内され
る。スライドレール27の上端面には、横行用ベルト2
8が取り付けられ、この横行用ベルト28が走行台車1
の前端面に軸支された横行用プーリ29に巻き回されて
いる。横行用プーリ29は走行台車1の内部空間Iに内
蔵されている探触子横行用モータMbにより回転駆動さ
れ、横行用ベルト28を介してスライドレール27がス
ライド駆動される。また、探触子横行用モータMbには
探触子横行用エンコーダ30が連結されているととも
に、スライドベース25には後述する横行原点検出器3
1が取り付けられている。ここで、スライド機構6は走
行台車1の前端面に対しボルト24により着脱可能であ
り、予め用意された複数種の管Pの外径寸法に対応した
スライド機構6の中から検査対象となる管Pの外径寸法
に対応したスライド機構6を選択して取り付けられる。
【0021】探触子7は探触子保持部32に嵌合されて
保持されており、探触子保持部32の下面を管Pの外周
面に面接触させるためのジンバル機構33と、面接触状
態を保持するための弾発力を作用させる押し付けスプリ
ング機構34とを備える。したがって、探触子7は探触
子保持部32、ジンバル機構33及び押し付けスプリン
グ機構34を介してスライドレール27の側面に固定さ
れる。本実施例では探触子7を2つ設けたが、管Pの外
径寸法が小さければ1つでもよく、管Pの外径寸法が大
きればその走査領域の長さに応じて、管Pの周方向に等
間隔に増やしていってもよい。
【0022】探触子保持部32は図8に示すように、筒
状に形成された保持ベース32aの筒部32bに探触子
7が嵌合されて保持される。保持ベース32aの上面は
探触子7の上面から取り出される超音波ケーブル35用
の開口をもつキャップ32cにより閉塞される。保持ベ
ース32aの筒部32bの下方には、探触子7の外周を
覆うよう筒状形状に形成され、筒部32b内に上下動可
能に挿入された水漏れ抑止部材32dがスプリング32
eにより下方に付勢されて取り付けられている。保持ベ
ース32aの側壁には筒部32b内と外部とを貫通する
水導入孔32fが形成され、この水導入孔32fから導
入された水が探触子7の下面と保持ベース32aの下面
との間に形成される筒部32b内の空間に充填される。
この充填された水が前記水漏れ抑止部材32dにより外
部に漏れることを抑止している。また、保持ベース32
aの下面には、筒部32bを取り囲むようにベアリング
32gが4点設置され、探触子保持部32が管Pの外周
面をスムーズにスライドすることが可能になる。
【0023】次に、管Pの超音波検査装置Sの制御回路
系について、図5のブロック図を参照して説明する。こ
の制御回路系は、管Pの板厚を測定する手段としての超
音波探傷装置CT、横行原点検出器31、駆動装置M
O、制御装置SE、表示装置8及び操作パネル9から構
成されている。同図において、超音波探傷装置CTは管
Pの外周面に対し超音波を発受信する2個の探触子7及
び探触子7からの信号より管Pの板厚を算出する超音波
探傷器10を備える。
【0024】駆動装置MOは磁気吸着式駆動輪2a,2
bを回転させる走行用モータMa及び探触子7を横行方
向(管Pの周方向)へ移動させる探触子横行用モータM
bと、探触子保持部32への水の供給を制御する水供給
用制御弁36とを備えている。制御装置SEは、中央処
理装置11と演算処理のための制御プログラム、走査パ
ターンが書き込まれた記憶装置12等が内蔵されてい
る。制御装置SEの構成ブロックを示すと、制御装置S
Eは、中央処理装置11、制御プログラムや走査パター
ンが書き込まれた記憶装置12、演算処理装置13、駆
動装置MOを駆動するための制御信号を発生するシーケ
ンサ37、移動距離を計測するための走行用エンコーダ
38及び走査距離を計測するための探触子横行用エンコ
ーダ30から構成されている。
【0025】ここで、実際の板厚測定動作とともに制御
装置SEの動作について説明する。図9に示すように、
検査員はまずステップS10にて、検査対象となる管P
の外径寸法に対応したスライド機構6を装着する。ステ
ップS11にて検査員は測定台車側Dと測定機器側Kと
の結線を行うとともに、探触子保持部32へ水を供給す
る給水準備を行う。ステップS12にて超音波探傷装置
CTの校正を行い、ステップS13にて管Pの検査部位
となる測定開始位置に走行台車1を装着する。この時、
走行台車1のネジ20により前部挟持機構3及び後部挟
持機構4を管Pの外径寸法に応じた開閉角度に設定し、
磁気吸着式案内輪5a,5b,5c,5dを管Pの外周
面に吸着させ挟持するとともに、磁気吸着式駆動輪2
a,2bも管Pの外周面に当接させ吸着させる。本実施
例では走行台車1を管Pの下面側に装着しているが、管
Pの検査部位に応じた位置に装着する。また、図2の仮
想線で示すように走行台車1の一側面から他側面にかけ
て管Pの外周面に取り回される保持プレートHを取り付
けてもよい。ステップS14にて測定台車側Dと測定機
器側Kに電源を投入し、検査対象物の名称等のデータフ
ァイル名を入力し、記憶装置12に記憶させる。ステッ
プS15にて測定開始点の座標、測定ピッチ、設計板厚
及び有効データ範囲等の初期条件の入力を操作パネル9
により行い、記憶装置12に記憶させる。ここで、測定
ピッチとは各探触子7が横行方向に走査する走査距離、
走行台車1の進行方向への1回の移動距離及び総移動距
離である。設計板厚とは、管Pの初期つまり腐食のない
状態での板厚データである。有効データ範囲とは、前記
設計板厚よりも大きな板厚データを測定した場合や装置
自体の測定可能な最小板厚を下回った板厚データを測定
した場合には、これらの測定データを無効にするデータ
範囲である。ステップS16では、検査員が操作パネル
9の任意のキーを押下することにより測定台車側Dに測
定開始の指令が下される。
【0026】次にステップS17にて中央処理装置11
は、横行原点検出器31により探触子7が横行原点に位
置していることを検出し、これよりシーケンサ37に対
し測定開始の信号を送り、シーケンサ37から制御信号
が送られ水供給用制御弁36が開作動されるとともに探
触子横行用モータMbが正転駆動される。各探触子7は
スライド機構6により横行方向に走査され、ステップS
18にて超音波探傷器10は、探触子横行用エンコーダ
30により計測される走査距離に基づいて、前記ステッ
プS15にて設定した設定ピッチ毎の板厚測定指令を受
け、各探触子7により板厚測定を行う。この板厚測定デ
ータは、走行台車1の進行方向の位置データ、及び探触
子7の横行方向の位置データに関連付けて、随時記憶装
置12に送信され保存されていくとともに、表示装置8
に表示されていく。ステップS19にて探触子横行用エ
ンコーダ30により計測される走査距離に基づいて、探
触子7がステップS15にて設定された横行方向への走
査距離に達したことを検知して、シーケンサ37により
探触子横行用モータMbの駆動が停止される。
【0027】次にステップS20にて中央処理装置11
は、シーケンサ37に対し走行指令の信号を送り、シー
ケンサ37から制御信号が送られ走行用モータMaが正
転駆動される。ステップS21にて走行用エンコーダ3
8により計測される走行台車1の進行方向への移動距離
に基づいて、走行台車1がステップS15にて設定され
た進行方向への1回の移動距離を達したことを検知し、
シーケンサ37により走行用モータMaの駆動が停止さ
れる。
【0028】ステップS22にて中央処理装置11は、
シーケンサ37に対し測定指令の信号を送り、シーケン
サ37から制御信号が送られ探触子横行用モータMbが
逆転駆動される。各探触子7はスライド機構6により横
行方向に走査され、ステップS23にて超音波探傷器1
0は探触子横行用エンコーダ30により計測される走査
距離に基づいて、前記ステップS15にて設定した設定
ピッチ毎の板厚測定指令を受け、各探触子7により板厚
測定が行われる。この板厚測定データは、走行台車1の
進行方向の位置データ、及び探触子7の横行方向の位置
データに関連付けて、随時記憶装置12に送信され保存
されていくとともに、表示装置8に表示されていく。ス
テップS24にて探触子横行用エンコーダ30により計
測される走査距離に基づいて、探触子7がステップS1
5にて設定された横行方向への走査距離に達したことを
検知して、シーケンサ37により探触子横行用モータM
bの駆動が停止される。
【0029】ステップS25にて走行台車1が前記ステ
ップS15にて設定した進行方向への総移動距離を達し
たか否かを判断する。走行台車1が設定された進行方向
への総移動距離を達していない場合は、ステップS26
にて中央処理装置11は、シーケンサ37に対し走行指
令の信号を送り、シーケンサ37から制御信号が送られ
走行用モータMaが駆動される。ステップS27にて走
行用エンコーダ38により計測される走行台車1の進行
方向への移動距離に基づいて、走行台車1がステップS
15にて設定された進行方向への1回の移動距離に達し
たことを検知し、シーケンサ37により走行用モータM
aの駆動が停止される。その後、ステップS17以降の
動作が繰り返される。
【0030】また、ステップS25にて走行台車1が設
定された進行方向への総移動距離に達した場合、シーケ
ンサ37により制御信号が送られ水供給用制御弁36が
閉作動される。次にステップS28にて前記記憶装置1
2に記憶された板厚測定データをフロッピー等に保存し
て、管Pの板厚測定を終了する。測定終了後は、検査員
は操作パネル9により走行用モータMaを逆転駆動させ
ることで任意により走行台車1を測定開始位置に復帰さ
せることができる。
【0031】なお、演算処理装置13は、前記記憶装置
12に記憶された走行台車1の進行方向の位置データ、
及び探触子7の横行方向の位置データに関連付けた板厚
測定データに基づき、管Pの検査領域を平面化した測定
結果図面として表示装置8に表示させることもできる。
また、この表示装置8に表示された測定結果図面上に、
管Pの減肉度合を識別する表示色を表示させることもで
きる。
【0032】以上のように構成された管Pの超音波検査
装置Sによれば、走行台車1は管Pの外周面に対し磁気
吸着式駆動輪2a,2b及び磁気吸着式案内輪5a,5
b,5c,5dによって磁気吸着されるため、走行台車
1の管Pの軸直交方向へのズレ防止、磁気吸着式駆動輪
2a,2bの空回り防止及び直進性の向上を図ることが
できる。
【0033】また、管Pの外径寸法に応じて前部挟持機
構3及び後部挟持機構4が開閉可能であり、かつスライ
ド機構6を変更可能であるため、管Pの外径寸法の変化
に対し融通性を得ることができる。
【0034】さらに、磁気吸着式駆動輪2aと磁気吸着
式案内輪5a,5b及び磁気吸着式駆動輪2bと磁気吸
着式案内輪5c,5dがそれぞれ管Pの軸方向にオフセ
ット配置されているため、例えば管Pの溶接ライン上に
2つ以上の車輪が同時に乗り上げることを回避でき、管
Pの外周面に対する走行台車1の吸着力の低下を抑止し
て走行台車1の管P軸直交方向へのズレを防止できる。
【0035】管Pの測定終了時には、管Pの軸方向へ移
動した走行台車1は走行用モータMaを逆転駆動するこ
とで測定開始位置に復帰させることができるため、例え
ば検査対象となる管Pが高所に延設されている場合、測
定開始位置のみに仮足場等を組めばよいため検査作業性
を大幅に改善することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明による請求項1の管状部材の超音
波検査装置は、走行台車が磁気吸着式駆動輪と磁気吸着
式案内輪とにより管状部材に磁気吸着され、かつ管状部
材の軸方向へ移動されるため、走行台車を一度管状部材
に取り付ければ管状部材の延設方向全域が検査でき、検
査作業の効率化を図ることができる。
【0037】本発明による請求項2の管状部材の超音波
検査装置は、挟持機構及びスライド機構を被検査物とな
る管状部材の外径に容易に対応させることができ、管状
部材の外径変化に対する融通性を得つつ、超音波検査装
置の取り付け作業性及び取り付け精度の向上を図ること
ができる。
【0038】本発明による請求項3の管状部材の超音波
検査装置は、磁気吸着式駆動輪を管状部材の軸方向で少
なくとも2つ設けたことで、1つの磁気吸着式駆動輪が
管状部材の溶接部に乗り上げたとしても、他の磁気吸着
式駆動輪により走行台車の管状部材に対する位置ズレを
防止でき、検査精度を向上することができる。
【0039】本発明による請求項4の管状部材の超音波
検査装置は、挟持機構を管状部材の軸方向で少なくとも
2つ設けたことで、走行台車の直進安定性の向上及び走
行台車の管状部材に対する位置ズレを防止でき、検査精
度を向上することができる。
【0040】本発明による請求項5の管状部材の超音波
検査装置は、走行台車に対し管状部材の径方向一側の磁
気吸着式案内輪同士及び管状部材の径方向他側の磁気吸
着式案内輪同士をそれぞれアームで連結することで、走
行台車の直進安定性を向上でき検査精度を向上すること
ができる。
【0041】本発明による請求項6の管状部材の超音波
検査装置は、磁気吸着式駆動輪と磁気吸着式案内輪とを
管状部材の軸方向にオフセット配置することで、磁気吸
着式駆動輪及び磁気吸着式案内輪のいずれか一方が管状
部材の溶接部に乗り上げたとしても、他方の車輪により
走行台車の管状部材に対する位置ズレを防止でき、検査
精度を向上することができる。
【0042】本発明による請求項7の管状部材の超音波
検査装置は、走行台車に対し管状部材の径方向一側の磁
気吸着式案内輪と管状部材の径方向他側の磁気吸着式案
内輪とを管状部材の軸方向にオフセット配置すること
で、一側の磁気吸着式案内輪及び他側の磁気吸着式案内
輪のいずれか一方が管状部材の溶接部に乗り上げたとし
ても、他方の車輪により走行台車の管状部材に対する位
置ズレを防止でき、検査精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管の超音波検査装置の平面図であ
る。
【図2】本発明に係る管の超音波検査装置の側面図であ
る。
【図3】本発明に係る管の超音波検査装置の正面図であ
る。
【図4】本発明に係る管の超音波検査装置の後面図であ
る。
【図5】本発明に係る管の超音波検査装置の制御回路系
を示すブロック図である。
【図6】図4に示す管の外径寸法を小さくした場合にお
ける本装置の使用状態を示す後面図である。
【図7】図4に示す管の外径寸法を大きくした場合にお
ける本装置の使用状態を示す後面図である。
【図8】探触子を保持する探触子保持部の断面図を示
す。
【図9】板厚測定動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 走行台車 2a,2b 磁気吸着式駆動輪 3 前部挟持機構 4 後部挟持機構 5a〜5d 磁気吸着式案内輪 6 スライド機構 7 探触子 17 リンク機構 18 アーム 23 スライド機構 D 測定台車側 K 測定機器側 P 管 S 超音波検査装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物である管状部材を超音波走査す
    る管状部材の超音波検査装置において、前記管状部材の
    外周面に沿って管状部材の軸方向へ走行可能な走行台車
    と、該走行台車に回動可能に取り付けられ、前記管状部
    材の外周面に磁気吸着して前記走行台車を管状部材の軸
    方向へ駆動する磁気吸着式駆動輪と、前記走行台車に取
    り付けられ、前記走行台車に対し管状部材の径方向両側
    から前記管状部材の外周面を挟持可能な挟持機構と、該
    挟持機構に回動可能に取り付けられ、前記走行台車に対
    し管状部材の径方向両側から前記管状部材の外周面に磁
    気吸着して前記走行台車を管状部材の軸方向へ案内する
    磁気吸着式案内輪と、前記走行台車に取り付けられ、前
    記管状部材の外周面に沿って管状部材の周方向にスライ
    ド可能なスライド機構と、該スライド機構に取り付けら
    れ、前記管状部材の外周面を超音波走査する探触子とを
    備えることを特徴とする管状部材の超音波検査装置。
  2. 【請求項2】 前記挟持機構は、前記管状部材の外径に
    対応するよう管状部材の径方向に開閉可能なリンク機構
    を備えるとともに、前記スライド機構は、前記走行台車
    に着脱可能でかつ前記管状部材の外径に対応したスライ
    ド機構に変更可能である特徴とする請求項1記載の管状
    部材の超音波検査装置。
  3. 【請求項3】 前記走行台車に回動可能に取り付けられ
    る前記磁気吸着式駆動輪を管状部材の軸方向で少なくと
    も2つ設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の管
    状部材の超音波検査装置。
  4. 【請求項4】 前記走行台車に取り付けられる前記挟持
    機構を管状部材の軸方向で少なくとも2つ設けたことを
    特徴とする請求項1乃至3記載の管状部材の超音波検査
    装置。
  5. 【請求項5】 前記挟持機構に回動可能に取り付けられ
    る、前記走行台車に対し管状部材の径方向一側の磁気吸
    着式案内輪同士及び管状部材の径方向他側の磁気吸着式
    案内輪同士をそれぞれアームにより連結したことを特徴
    とする請求項4記載の管状部材の超音波検査装置。
  6. 【請求項6】 前記走行台車に取り付けられる前記磁気
    吸着式駆動輪と前記挟持機構に取り付けられる磁気吸着
    式案内輪とを管状部材の軸方向にオフセット配置したこ
    とを特徴とする請求項1乃至5記載の管状部材の超音波
    検査装置。
  7. 【請求項7】 前記挟持機構に取り付けられる、前記走
    行台車に対し管状部材の径方向一側の磁気吸着式案内輪
    と管状部材の径方向他側の磁気吸着式案内輪とを管状部
    材の軸方向にオフセット配置したことを特徴とする請求
    項1乃至6記載の管状部材の超音波検査装置。
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