JPH06182073A - 布を折り曲げて反転させる装置及び方法 - Google Patents
布を折り曲げて反転させる装置及び方法Info
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- JPH06182073A JPH06182073A JP4290365A JP29036592A JPH06182073A JP H06182073 A JPH06182073 A JP H06182073A JP 4290365 A JP4290365 A JP 4290365A JP 29036592 A JP29036592 A JP 29036592A JP H06182073 A JPH06182073 A JP H06182073A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41H—APPLIANCES OR METHODS FOR MAKING CLOTHES, e.g. FOR DRESS-MAKING OR FOR TAILORING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- A41H43/00—Other methods, machines or appliances
- A41H43/02—Handling garment parts or blanks, e.g. feeding, piling, separating or reversing
- A41H43/0271—Registering
- A41H43/0278—Registering of one sheet
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41H—APPLIANCES OR METHODS FOR MAKING CLOTHES, e.g. FOR DRESS-MAKING OR FOR TAILORING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- A41H43/00—Other methods, machines or appliances
- A41H43/02—Handling garment parts or blanks, e.g. feeding, piling, separating or reversing
- A41H43/025—Folding, unfolding or turning over
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B35/00—Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for
- D05B35/02—Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for facilitating seaming; Hem-turning elements; Hemmers
- D05B35/04—Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for facilitating seaming; Hem-turning elements; Hemmers with movable tools
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05D—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
- D05D2207/00—Use of special elements
- D05D2207/02—Pneumatic or hydraulic devices
- D05D2207/04—Suction or blowing devices
Abstract
(57)【要約】
【目的】 袖用の布を自動的に拾い上げ、反転させ、折
り曲げかつ整合させる袖ハンドリング装置を提供する。 【構成】 袖ハンドリング装置１は、コンベア４によっ
て連続的に搬送される布をコンベア４上で処理する。本
装置１は、コンベア４の上面の上方に設けられるジョー
１０と、布の縁部を検知するセンサ５と、コンベア４の
下面の下方に設けられるリフトブレード１２とを備え
る。また、コンベア４への供給ラインにおいてジョー１
０の前方に設けられる前方のブロア１７も備える。更
に、コンベア４の供給ラインにおいてジョー１０の後方
に設けられる後方のブロア１９も備える。ジョー１０、
リフトブレード１２、及びブロア１７、１９は、センサ
５からの信号に応じて中央処理装置によって制御され
る。
り曲げかつ整合させる袖ハンドリング装置を提供する。 【構成】 袖ハンドリング装置１は、コンベア４によっ
て連続的に搬送される布をコンベア４上で処理する。本
装置１は、コンベア４の上面の上方に設けられるジョー
１０と、布の縁部を検知するセンサ５と、コンベア４の
下面の下方に設けられるリフトブレード１２とを備え
る。また、コンベア４への供給ラインにおいてジョー１
０の前方に設けられる前方のブロア１７も備える。更
に、コンベア４の供給ラインにおいてジョー１０の後方
に設けられる後方のブロア１９も備える。ジョー１０、
リフトブレード１２、及びブロア１７、１９は、センサ
５からの信号に応じて中央処理装置によって制御され
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、予め切断された袖布等
の縫製布を素材を取り扱うための装置に関する。本発明
は特に、後の縫製作業で取り扱うことができるように、
袖布を拾い上げ、反転させ、折り曲げ更に整合させる装
置に関する。
の縫製布を素材を取り扱うための装置に関する。本発明
は特に、後の縫製作業で取り扱うことができるように、
袖布を拾い上げ、反転させ、折り曲げ更に整合させる装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】シャツ
の製造においては一般に、後の縫製作業を実行する前
に、最初に袖の布素材がトリム仕上げされ、折り曲げら
れかつヘム付けされる。トリム仕上げ、折り曲げ及びヘ
ム付けを行う機械は往々にして、それぞれの作業を行う
ために袖の上辺を上に向けることを必要とし、一方、後
の縫製作業においては、袖を裏返しすることを必要とす
る。後の縫製作業の準備を行うために、オペレータは、
ヘム付けされた袖を手で持ち、袖を半分に折り曲げた状
態で布を裏返しにし、これと同時にヘム付けされた縁部
を整合させなければならない。従って、自動的に袖を裏
返し、袖を折り曲げ、ヘム付けされた縁部を整合させる
装置があれば、時間及び経費を節減し、かつオペレータ
の効率を向上させることができるであろう。
の製造においては一般に、後の縫製作業を実行する前
に、最初に袖の布素材がトリム仕上げされ、折り曲げら
れかつヘム付けされる。トリム仕上げ、折り曲げ及びヘ
ム付けを行う機械は往々にして、それぞれの作業を行う
ために袖の上辺を上に向けることを必要とし、一方、後
の縫製作業においては、袖を裏返しすることを必要とす
る。後の縫製作業の準備を行うために、オペレータは、
ヘム付けされた袖を手で持ち、袖を半分に折り曲げた状
態で布を裏返しにし、これと同時にヘム付けされた縁部
を整合させなければならない。従って、自動的に袖を裏
返し、袖を折り曲げ、ヘム付けされた縁部を整合させる
装置があれば、時間及び経費を節減し、かつオペレータ
の効率を向上させることができるであろう。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンベアベル
トの上方に設けられたジョーの如き布保持手段と、コン
ベアベルトの下方に設けられたブレードの如き布持ち上
げ手段とを備え、コンベア上で縫製布を取り扱うための
装置を提供する。センサ及び前方の空気ブロアが、コン
ベアベルトの供給ラインにおいて布保持手段の前方に設
けられる。供給ラインにおいて布保持手段の後方には後
方の空気ブロアが設けられる。
トの上方に設けられたジョーの如き布保持手段と、コン
ベアベルトの下方に設けられたブレードの如き布持ち上
げ手段とを備え、コンベア上で縫製布を取り扱うための
装置を提供する。センサ及び前方の空気ブロアが、コン
ベアベルトの供給ラインにおいて布保持手段の前方に設
けられる。供給ラインにおいて布保持手段の後方には後
方の空気ブロアが設けられる。
【０００４】一実施例においては、本発明は、縫製布を
取り扱うための方法を提供し、該方法においては、コン
ベアが縫製布を搬送し、縫製布の前縁部がセンサによっ
て検知される。センサは持ち上げ装置すなわちリフト装
置を作動させ、該装置は、縫製布の前方部を底部から持
ち上げてジョーに入れる。ジョーは、縫製布の前方部を
静止した状態で保持し、前方の空気ブロアが運転され
る。コンベアベルトが布の残りの部分をジョーの下で搬
送し続けている際に、縫製布は半分に折り曲げられかつ
反転され、前方の空気ブロアが、ジョーの方向に空気を
送る。縫製布の後縁部がセンサを通過すると、センサが
後方の空気ブロアを作動させ、ジョーの方向に空気を送
る。ジョーが開放して縫製布の前方部を解放し、後方の
ブロアが布を整合させて折り曲げを完了する。
取り扱うための方法を提供し、該方法においては、コン
ベアが縫製布を搬送し、縫製布の前縁部がセンサによっ
て検知される。センサは持ち上げ装置すなわちリフト装
置を作動させ、該装置は、縫製布の前方部を底部から持
ち上げてジョーに入れる。ジョーは、縫製布の前方部を
静止した状態で保持し、前方の空気ブロアが運転され
る。コンベアベルトが布の残りの部分をジョーの下で搬
送し続けている際に、縫製布は半分に折り曲げられかつ
反転され、前方の空気ブロアが、ジョーの方向に空気を
送る。縫製布の後縁部がセンサを通過すると、センサが
後方の空気ブロアを作動させ、ジョーの方向に空気を送
る。ジョーが開放して縫製布の前方部を解放し、後方の
ブロアが布を整合させて折り曲げを完了する。
【０００５】他の実施例においては、本発明は縫製布ハ
ンドリング装置を提供し、該ハンドリング装置は、布用
のコンベア手段と、布の前方部を拾い上げるピックアッ
プ手段と、布を半分に折り曲げて布を整合させる手段と
を備え、上記布を折り曲げて布を整合させる手段は、送
風手段を備えている。
ンドリング装置を提供し、該ハンドリング装置は、布用
のコンベア手段と、布の前方部を拾い上げるピックアッ
プ手段と、布を半分に折り曲げて布を整合させる手段と
を備え、上記布を折り曲げて布を整合させる手段は、送
風手段を備えている。
【０００６】
【実施例】図１を参照すると、袖ハンドリング装置１
は、上方に位置するピックアップジョー・アセンブリ２
と、コンベアベルト４の下方に位置するリフト・アセン
ブリ３とを備えている。一般的には、多数のコンベアベ
ルトを用い、これらコンベアベルトを空間的に配列す
る。コンベアベルト４に対する供給ラインのジョー・ア
センブリ２の前にはセンサ５が設けられている。センサ
５は、光ビームが中断されていないすなわち覆われてい
ない時には第１の信号を伝送せずすなわち信号を何等伝
送せず、また、光ビームが中断されているすなわち覆わ
れている時には第２の信号を伝送する感光性のセンサで
あるのが好ましい。
は、上方に位置するピックアップジョー・アセンブリ２
と、コンベアベルト４の下方に位置するリフト・アセン
ブリ３とを備えている。一般的には、多数のコンベアベ
ルトを用い、これらコンベアベルトを空間的に配列す
る。コンベアベルト４に対する供給ラインのジョー・ア
センブリ２の前にはセンサ５が設けられている。センサ
５は、光ビームが中断されていないすなわち覆われてい
ない時には第１の信号を伝送せずすなわち信号を何等伝
送せず、また、光ビームが中断されているすなわち覆わ
れている時には第２の信号を伝送する感光性のセンサで
あるのが好ましい。
【０００７】ジョー・アセンブリ２及びリフト・アセン
ブリ３は、ピン８、９によってそれぞれブロック６、７
に枢動可能に取り付けられている。各々のアセンブリ
は、コンベアベルト４に対して直交する状態であるいは
ある角度をなす状態で固定することができるように取り
付けられている。図１においては、ジョー・アセンブリ
２及びリフト・アセンブリ３は、約１５°の角度をなし
た状態で示されている。
ブリ３は、ピン８、９によってそれぞれブロック６、７
に枢動可能に取り付けられている。各々のアセンブリ
は、コンベアベルト４に対して直交する状態であるいは
ある角度をなす状態で固定することができるように取り
付けられている。図１においては、ジョー・アセンブリ
２及びリフト・アセンブリ３は、約１５°の角度をなし
た状態で示されている。
【０００８】ジョー・アセンブリ２は、ハウジング１１
に枢動可能に取り付けられた一対のジョー１０を収容し
ている。ジョー１０は、縫製布あるいはプライを保持す
るように開閉する適宜な数の対向可能な部品を収容する
ことができる。ジョー・アセンブリは、機械的にあるい
は電子的に又は機械的にかつ電子的に作動させることが
でき、また、布を保持しまた解放するための適宜な形式
の構造あるいは手段とすることができ、例えば、クラン
プ又はピンサ（挟み部材）とすることができる。ジョー
を含むそのようなアセンブリの１つ、及びそのようなア
センブリの作用が、米国特許第４，８１９，９２６号及
び第４，７８４，３８１号明細書に記載されており、本
明細書においては上記米国特許明細書を参照する。
に枢動可能に取り付けられた一対のジョー１０を収容し
ている。ジョー１０は、縫製布あるいはプライを保持す
るように開閉する適宜な数の対向可能な部品を収容する
ことができる。ジョー・アセンブリは、機械的にあるい
は電子的に又は機械的にかつ電子的に作動させることが
でき、また、布を保持しまた解放するための適宜な形式
の構造あるいは手段とすることができ、例えば、クラン
プ又はピンサ（挟み部材）とすることができる。ジョー
を含むそのようなアセンブリの１つ、及びそのようなア
センブリの作用が、米国特許第４，８１９，９２６号及
び第４，７８４，３８１号明細書に記載されており、本
明細書においては上記米国特許明細書を参照する。
【０００９】リフト・アセンブリ３は、ロッド１４に取
り付けられたベース１３に装着された袖ピックアップ・
ブレード１２を備えている。袖ピックアップ・ブレード
は、ロッド１４と協働して布をジョー・アセンブリ２に
向けて押すように作用する１又はそれ以上の細長いブレ
ードを備えることができる。ロッドはピストンのように
機能し、該ロッドは、このロッド１４が往復運動する時
に、ジョー・アセンブリ２に向けてあるいはこれから離
れる方向に袖ブレード１２を搬送するように、ハウジン
グ１５の中に取り付けられている。リフト・アセンブリ
は、上述の如き機能を達成するように適宜な態様で構成
することができ、そのようなアセンブリの１つ、及びジ
ョー・アセンブリとの作用が米国特許第４，８１９，９
２６号及び４，７８４，３８１号明細書に記載されてい
る。調節可能なブロック１６は、コンベアベルト４に対
する支持ベッドとして機能し、また必要であれば、袖ブ
レード１２をジョー・アセンブリに向けて案内する役割
を果たす。
り付けられたベース１３に装着された袖ピックアップ・
ブレード１２を備えている。袖ピックアップ・ブレード
は、ロッド１４と協働して布をジョー・アセンブリ２に
向けて押すように作用する１又はそれ以上の細長いブレ
ードを備えることができる。ロッドはピストンのように
機能し、該ロッドは、このロッド１４が往復運動する時
に、ジョー・アセンブリ２に向けてあるいはこれから離
れる方向に袖ブレード１２を搬送するように、ハウジン
グ１５の中に取り付けられている。リフト・アセンブリ
は、上述の如き機能を達成するように適宜な態様で構成
することができ、そのようなアセンブリの１つ、及びジ
ョー・アセンブリとの作用が米国特許第４，８１９，９
２６号及び４，７８４，３８１号明細書に記載されてい
る。調節可能なブロック１６は、コンベアベルト４に対
する支持ベッドとして機能し、また必要であれば、袖ブ
レード１２をジョー・アセンブリに向けて案内する役割
を果たす。
【００１０】本明細書においては、ジョー・アセンブリ
及びリフト・アセンブリとして本発明を説明するが、同
じような機能を果たす布ピックアップ手段及びリフト手
段を用いることができる。例えば、コンベアの上方に位
置するアームに爪すなわちピンサを取り付けることがで
きる。アーム及び爪を適正な時に作動し、布をピックア
ップすなわち拾い上げることができる。ピックアップ機
能はまた、コンベアベルトの上方に位置する空気作動型
の手段によって達成することもできる。
及びリフト・アセンブリとして本発明を説明するが、同
じような機能を果たす布ピックアップ手段及びリフト手
段を用いることができる。例えば、コンベアの上方に位
置するアームに爪すなわちピンサを取り付けることがで
きる。アーム及び爪を適正な時に作動し、布をピックア
ップすなわち拾い上げることができる。ピックアップ機
能はまた、コンベアベルトの上方に位置する空気作動型
の手段によって達成することもできる。
【００１１】前方の空気ブロア１７がベース１８に取り
付けられており、このブロアは、プライを分離する手段
として機能する。後方の空気ブロア１９がベース２０に
取り付けられており、このブロアは、プライの前縁部の
カール（巻き）を取り除く手段として機能する。各々の
ブロア１７、１９は、コンベアベルト４の幅に亙って水
平方向に伸長し、１又はそれ以上の空気噴流（エアジェ
ット）ノズル（図示せず）を備える。図１に破線で示す
ように、上記ノズルは、エアジェットをジョー・アセン
ブリ２の下方の領域に向けて導く。前方並びに後方のブ
ロア１７、１９、センサ５、ジョー・アセンブリ２、リ
フト・アセンブリ３、及びコンベアベルト４を駆動する
モータを中央処理装置に接続することができ、上記中央
処理装置は、コンベアベルト４上の布の位置を監視し、
上記各部品の操作の間にこれら部品の間に信号を伝送
し、これにより、布は適宜な時間に、ピックアップさ
れ、反転され、整合されかつ折り曲げられる。
付けられており、このブロアは、プライを分離する手段
として機能する。後方の空気ブロア１９がベース２０に
取り付けられており、このブロアは、プライの前縁部の
カール（巻き）を取り除く手段として機能する。各々の
ブロア１７、１９は、コンベアベルト４の幅に亙って水
平方向に伸長し、１又はそれ以上の空気噴流（エアジェ
ット）ノズル（図示せず）を備える。図１に破線で示す
ように、上記ノズルは、エアジェットをジョー・アセン
ブリ２の下方の領域に向けて導く。前方並びに後方のブ
ロア１７、１９、センサ５、ジョー・アセンブリ２、リ
フト・アセンブリ３、及びコンベアベルト４を駆動する
モータを中央処理装置に接続することができ、上記中央
処理装置は、コンベアベルト４上の布の位置を監視し、
上記各部品の操作の間にこれら部品の間に信号を伝送
し、これにより、布は適宜な時間に、ピックアップさ
れ、反転され、整合されかつ折り曲げられる。
【００１２】図２は、図１に示すハンドリング装置の作
用を示している。各作用は、図２Ａ乃至図２Ｄに４つの
段階Ａ、Ｂ、Ｃ及びＤでそれぞれ段階的に示されてお
り、供給ライン（ＬＯＦ）は右から左に向かっている。
段階Ａ（図２Ａ）においては、袖の布２１が複数の隔置
されたコンベアベルト４の上に着座し、その前縁部２２
がセンサ５によって検知される位置にある状態が示され
ている。前縁部２２がセンサ５の下方を通過する時に、
シャフトエンコーダ等のカウンタに信号を送るセンサ５
によって信号が発生され、これにより計数パルスが開始
される。
用を示している。各作用は、図２Ａ乃至図２Ｄに４つの
段階Ａ、Ｂ、Ｃ及びＤでそれぞれ段階的に示されてお
り、供給ライン（ＬＯＦ）は右から左に向かっている。
段階Ａ（図２Ａ）においては、袖の布２１が複数の隔置
されたコンベアベルト４の上に着座し、その前縁部２２
がセンサ５によって検知される位置にある状態が示され
ている。前縁部２２がセンサ５の下方を通過する時に、
シャフトエンコーダ等のカウンタに信号を送るセンサ５
によって信号が発生され、これにより計数パルスが開始
される。
【００１３】本発明はパルス計数に限定されるものでは
なく、コンベアベルト上の布の位置を監視し、リフト及
び折り曲げ操作を制御するための適宜な手段を備えるこ
とができる。そのような手段は機械的なものとすること
ができ、また、デジタルモータ及び機械的な整合及びエ
ンコーダユニットを備えることができ、更に、コンピュ
ータ制御される形式とし、信号を受信及び送信し、種々
の操作及び部品を作動並びに停止させる中央処理装置を
備えることができる。そのような手段はまた、タイマ、
一定のクロック信号あるいはパルスカウンタを単独であ
るいは組み合わせて備えることができる。
なく、コンベアベルト上の布の位置を監視し、リフト及
び折り曲げ操作を制御するための適宜な手段を備えるこ
とができる。そのような手段は機械的なものとすること
ができ、また、デジタルモータ及び機械的な整合及びエ
ンコーダユニットを備えることができ、更に、コンピュ
ータ制御される形式とし、信号を受信及び送信し、種々
の操作及び部品を作動並びに停止させる中央処理装置を
備えることができる。そのような手段はまた、タイマ、
一定のクロック信号あるいはパルスカウンタを単独であ
るいは組み合わせて備えることができる。
【００１４】段階Ｂ（図２Ｂ）においては、ジョー１０
は開放位置にある。袖２１の前縁部２２がピックアップ
ジョー・アセンブリ２の下を通過する際に、所定のパル
スカウントでリフト・アセンブリ３が作動され、これに
より、袖ブレード１２を上方に持ち上げ、袖２１の前方
部をジョー・アセンブリの開放したジョー１０に押し込
む。３以上のコンベアベルトを用いる時には、ブレード
１２は、各コンベアベルトの間の空間を通過してスリー
ブに接触する多数の伸長部を備えることができる。
は開放位置にある。袖２１の前縁部２２がピックアップ
ジョー・アセンブリ２の下を通過する際に、所定のパル
スカウントでリフト・アセンブリ３が作動され、これに
より、袖ブレード１２を上方に持ち上げ、袖２１の前方
部をジョー・アセンブリの開放したジョー１０に押し込
む。３以上のコンベアベルトを用いる時には、ブレード
１２は、各コンベアベルトの間の空間を通過してスリー
ブに接触する多数の伸長部を備えることができる。
【００１５】袖２１を受け取ると、ジョー１０は袖２１
の前方部を閉じる。このジョーは、機械的あるいは電気
的な手段によって作動させることができる。機械的に作
動させる場合には、ジョー・アセンブリ２は、ジョー１
０の内部に圧接するボール及びバネから成る構造を有す
ることができ、そのような構造は、米国特許第４，８１
９，９２６号及び４，７８４，３８１号明細書に記載さ
れている。ブレード１２は、ジョー・アセンブリ２に接
触した時にはジョー１０を開閉し、その後ジョー・アセ
ンブリ２から直ちに後退するように作動する。電気的に
作動させる場合には、スイッチ及びモータをジョー・ア
センブリに設けることができ、上記スイッチ及びモータ
を信号によって作動させ、これにより、適宜な時間にジ
ョーを開閉させることができる。
の前方部を閉じる。このジョーは、機械的あるいは電気
的な手段によって作動させることができる。機械的に作
動させる場合には、ジョー・アセンブリ２は、ジョー１
０の内部に圧接するボール及びバネから成る構造を有す
ることができ、そのような構造は、米国特許第４，８１
９，９２６号及び４，７８４，３８１号明細書に記載さ
れている。ブレード１２は、ジョー・アセンブリ２に接
触した時にはジョー１０を開閉し、その後ジョー・アセ
ンブリ２から直ちに後退するように作動する。電気的に
作動させる場合には、スイッチ及びモータをジョー・ア
センブリに設けることができ、上記スイッチ及びモータ
を信号によって作動させ、これにより、適宜な時間にジ
ョーを開閉させることができる。
【００１６】ジョー１０は、袖の前方部をコンベアベル
ト４の上方の静止した位置に保持する。前方のブロア１
７が作動され、袖２１がコンベアベルト４によってジョ
ー・アセンブリ２の下を搬送されている際に、袖２１の
円滑な巻作用（ローリング作用）を開始させかつこの作
用を維持する役割を果たす。
ト４の上方の静止した位置に保持する。前方のブロア１
７が作動され、袖２１がコンベアベルト４によってジョ
ー・アセンブリ２の下を搬送されている際に、袖２１の
円滑な巻作用（ローリング作用）を開始させかつこの作
用を維持する役割を果たす。
【００１７】段階Ｃ（図２Ｃ）に示すように、ブレード
１２は後退しており、袖２１は反転され、前方のブロア
１７及びコンベアベルト４の複合作用によりその中央で
折り曲げられている。コンベアベルト４は、袖の残りの
部分を供給ラインの方向に沿って引き続き搬送してい
る。袖２１が裏返しされかつ折り曲げられると、袖２１
に以前に形成されたヘム縁部及びステッチが整合され
る。
１２は後退しており、袖２１は反転され、前方のブロア
１７及びコンベアベルト４の複合作用によりその中央で
折り曲げられている。コンベアベルト４は、袖の残りの
部分を供給ラインの方向に沿って引き続き搬送してい
る。袖２１が裏返しされかつ折り曲げられると、袖２１
に以前に形成されたヘム縁部及びステッチが整合され
る。
【００１８】段階Ｄ（図２Ｄ）に示すように、袖２１の
後縁部２３がセンサ５の下を通過した後に、ジョーが開
放して袖２１を解放する。一実施例においては、中央処
理装置がジョー・アセンブリ２を作動させ、センサ５か
ら信号を受信した時にジョー１０を開放するようにする
ことができる。
後縁部２３がセンサ５の下を通過した後に、ジョーが開
放して袖２１を解放する。一実施例においては、中央処
理装置がジョー・アセンブリ２を作動させ、センサ５か
ら信号を受信した時にジョー１０を開放するようにする
ことができる。
【００１９】袖が解放されるのとほぼ同時に、後方のブ
ロア１９が作動されてジョー・アセンブリ２の方向に空
気を送る。送られた空気は、先端のカールを取り除き、
特に袖２１の裏側の望ましくない折れ曲がりを取り除
く。後方のブロア１９からの空気はまた、袖の先端を整
合し、これにより折り曲げを完了する。
ロア１９が作動されてジョー・アセンブリ２の方向に空
気を送る。送られた空気は、先端のカールを取り除き、
特に袖２１の裏側の望ましくない折れ曲がりを取り除
く。後方のブロア１９からの空気はまた、袖の先端を整
合し、これにより折り曲げを完了する。
【００２０】図３は、袖ハンドリング装置を特に縫製作
業に用いた場合を示している。上辺３１及び下辺３２を
有する袖素材２１に関する４つの基本的なステーション
が示されている。ステーション１においては、オペレー
タが、予め切断した袖素材２１をその上辺３１を上に向
けた状態で移動するコンベアベルト４の組の上に置き、
袖をバー３０に整合させる。コンベアベルト４は袖２１
をステーション２に移動させる。
業に用いた場合を示している。上辺３１及び下辺３２を
有する袖素材２１に関する４つの基本的なステーション
が示されている。ステーション１においては、オペレー
タが、予め切断した袖素材２１をその上辺３１を上に向
けた状態で移動するコンベアベルト４の組の上に置き、
袖をバー３０に整合させる。コンベアベルト４は袖２１
をステーション２に移動させる。
【００２１】ステーション２においては、袖３６の縁部
をトリム仕上げし、ヘム折り曲げ部材（ヘムフォール
ダ）３４によって折り曲げる。また、シーム３７が機械
３５によって縫製される。ヘムフォールダ３４及び縫製
機械３５は本発明を構成するものではない。従って、こ
れらの機械は、２針カバーステッチの前に行われるトリ
ミング及び折り曲げ等の通常の操作を実行する。
をトリム仕上げし、ヘム折り曲げ部材（ヘムフォール
ダ）３４によって折り曲げる。また、シーム３７が機械
３５によって縫製される。ヘムフォールダ３４及び縫製
機械３５は本発明を構成するものではない。従って、こ
れらの機械は、２針カバーステッチの前に行われるトリ
ミング及び折り曲げ等の通常の操作を実行する。
【００２２】ヘム付けされ且つ縫製された袖２１は次
に、コンベアベルト４によってステーション３へ搬送さ
れ、このステーションにおいて、袖２１の前方部をピッ
クアップすなわち拾い上げ、上述の如き本発明の手順に
従って袖を裏返し、整合させかつ折り曲げる。折り曲げ
た後に、袖の前縁部２２を後縁部２３上に折り返して整
合させ、袖２１の前半分の下辺３４を上に向ける。ま
た、ヘム縁部３６及びステッチ３７も整合される。
に、コンベアベルト４によってステーション３へ搬送さ
れ、このステーションにおいて、袖２１の前方部をピッ
クアップすなわち拾い上げ、上述の如き本発明の手順に
従って袖を裏返し、整合させかつ折り曲げる。折り曲げ
た後に、袖の前縁部２２を後縁部２３上に折り返して整
合させ、袖２１の前半分の下辺３４を上に向ける。ま
た、ヘム縁部３６及びステッチ３７も整合される。
【００２３】裏返しされかつ折り曲げられた袖２１を次
にコンベアベルト４によってステーション４へ搬送し、
このステーションにおいて、袖がスタック３８上に置か
れ、これにより次の縫い付け作業あるいは縫製作業の準
備が整う。
にコンベアベルト４によってステーション４へ搬送し、
このステーションにおいて、袖がスタック３８上に置か
れ、これにより次の縫い付け作業あるいは縫製作業の準
備が整う。
【００２４】図４Ａは、袖のピックアップ（拾い上げ）
及びドロップオフ（落下）のタイミング及び制御を示し
ている。図４Ａにおいては、中央処理装置３９が、電気
機械的な空気ソレノイド弁に接続されたセンサ５、ジョ
ー１０、ピックアップ・ブレード１２、空気ブロア１
７、１９及びシャフトエンコーダ４０間で信号を受信及
び送信する。この実施例においては、シャフトエンコー
ダ４０は、ベルトの被動シャフトあるいはローラ（図示
せず）に接続されている。エンコーダ４０はパルスある
いはベルトのカウントを発生し、これらパルス等は、中
央処理装置３９によって計数される。図４Ｂに示すよう
に、最初にセンサ５がプライによって覆われた時（ＣＯ
Ｖとして図示する）に、ベルトのカウントが終了した後
にピックアップ・ブレード１２が作動される。ピックア
ップ・ブレードは、約２００ミリ秒にわたって静止す
る。ピックアップ・ブレードはプライをジョーに送り、
この実施例においては、上述のようにジョーを開放して
プライを把持する。ピックアップ・ブレード１２が作動
されてから少しして（５０ミリ秒よりも短い時間後
に）、前方のプライ分離ブロア１７が作動される。セン
サ５からプライが取り除かれた時から１００のベルトカ
ウント後（ＵＮＣとして図示する）に、ジョー１０が５
０ミリ秒間作動され、これにより、プライを解放し、前
方のプライ分離ブロア１７が停止する。最後に、前方の
プライ分離ブロア１７が停止してから６００のベルトカ
ウント後に、後方の前縁部カール除去ブロア１９が７５
ミリ秒間運転すなわち作動される。
及びドロップオフ（落下）のタイミング及び制御を示し
ている。図４Ａにおいては、中央処理装置３９が、電気
機械的な空気ソレノイド弁に接続されたセンサ５、ジョ
ー１０、ピックアップ・ブレード１２、空気ブロア１
７、１９及びシャフトエンコーダ４０間で信号を受信及
び送信する。この実施例においては、シャフトエンコー
ダ４０は、ベルトの被動シャフトあるいはローラ（図示
せず）に接続されている。エンコーダ４０はパルスある
いはベルトのカウントを発生し、これらパルス等は、中
央処理装置３９によって計数される。図４Ｂに示すよう
に、最初にセンサ５がプライによって覆われた時（ＣＯ
Ｖとして図示する）に、ベルトのカウントが終了した後
にピックアップ・ブレード１２が作動される。ピックア
ップ・ブレードは、約２００ミリ秒にわたって静止す
る。ピックアップ・ブレードはプライをジョーに送り、
この実施例においては、上述のようにジョーを開放して
プライを把持する。ピックアップ・ブレード１２が作動
されてから少しして（５０ミリ秒よりも短い時間後
に）、前方のプライ分離ブロア１７が作動される。セン
サ５からプライが取り除かれた時から１００のベルトカ
ウント後（ＵＮＣとして図示する）に、ジョー１０が５
０ミリ秒間作動され、これにより、プライを解放し、前
方のプライ分離ブロア１７が停止する。最後に、前方の
プライ分離ブロア１７が停止してから６００のベルトカ
ウント後に、後方の前縁部カール除去ブロア１９が７５
ミリ秒間運転すなわち作動される。
【００２５】上述の実施例は本発明の範囲を制限するも
のではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲に記載され
ている。
のではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲に記載され
ている。
【図１】袖ハンドリング装置の一実施例を示す側面図で
ある。
ある。
【図２】図２Ａは、図１の袖ハンドリング装置の作用を
示す側面図である。図２Ｂは、図１の袖ハンドリング装
置の作用を示す側面図である。図２Ｃは、図１の袖ハン
ドリング装置の作用を示す側面図である。図２Ｄは、図
１の袖ハンドリング装置の作用を示す側面図である。
示す側面図である。図２Ｂは、図１の袖ハンドリング装
置の作用を示す側面図である。図２Ｃは、図１の袖ハン
ドリング装置の作用を示す側面図である。図２Ｄは、図
１の袖ハンドリング装置の作用を示す側面図である。
【図３】袖ハンドリング装置を用いて袖を縫製する作用
を示す図である。
を示す図である。
【図４】図４Ａは、袖ピックアップ及びドロップオフの
制御及びタイミングを示すブロック図である。図４Ｂ
は、袖ピックアップ及びドロップオフの制御及びタイミ
ングを示すブロック図である。
制御及びタイミングを示すブロック図である。図４Ｂ
は、袖ピックアップ及びドロップオフの制御及びタイミ
ングを示すブロック図である。
１ 袖ハンドリング装置 ２ ジョー・アセ
ンブリ ３ リフト・アセンブリ ４ コンベアベル
ト ５ センサ １０ ジョー １２ ブレード １７、１９ ブロ
ア ２１ 袖（布） ３９ 中央処理装
置
ンブリ ３ リフト・アセンブリ ４ コンベアベル
ト ５ センサ １０ ジョー １２ ブレード １７、１９ ブロ
ア ２１ 袖（布） ３９ 中央処理装
置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・エイ・バーグ アメリカ合衆国イリノイ州60014，クリス タル・レイク，サラソタ・ドライブ 992
Claims (11)
- 【請求項１】 移動するコンベアによって連続的に搬送
される布を折り曲げて反転させる装置において、 前記コンベアの上面の上方に設けられるジョーと、 前記布の縁部を検知する手段と、 前記コンベアの下面の下方に設けられるリフトブレード
と、 前記コンベアへの供給ラインにおいて前記ジョーの前方
に設けられる第１のブロアと、 前記コンベアの供給ラインにおいて前記ジョーの後方に
設けられる第２のブロアとを備える装置。 - 【請求項２】 請求項１の装置において、前記リフトブ
レードは、前記検知手段によって発生される信号に応答
することを特徴とする装置。 - 【請求項３】 請求項１の装置において、前記第１及び
第２のブロアは、前記検知手段によって発生される信号
に応答することを特徴とする装置。 - 【請求項４】 請求項１の装置において、前記ジョー
は、前記検知手段によって発生される信号に応答して閉
止することを特徴とする装置。 - 【請求項５】 請求項１の装置において、前記検知手段
は、中央処理装置に信号を伝送し、該中央処理装置は、
前記ジョー、前記リフトブレード、又は前記第１及び第
２のブロアに信号を送ることを特徴とする装置。 - 【請求項６】 布を反転させかつ折り曲げる装置におい
て、 前記布を搬送する移動コンベアと、 前記布の縁部を検知する手段と、 前記布の縁部を検知する手段によって作動され、前記布
の前方部を拾い上げるピックアップ手段と、 前記布に送風する手段とを備える装置。 - 【請求項７】 請求項６の装置において、前記ピックア
ップ手段は、前記コンベアの上面の上方に設けられる布
保持手段を備えることを特徴とする装置。 - 【請求項８】 請求項６の装置において、前記ピックア
ップ手段は、前記コンベアの下面の下方に設けられる布
持ち上げ手段を備えることを特徴とする装置。 - 【請求項９】 請求項６の装置において、前記送風手段
は、前記布の下辺の一部に送風するブロアを備えること
を特徴とする装置。 - 【請求項１０】 請求項６の装置において、前記送風手
段は、前記布の上辺の一部に送風するブロアを備えるこ
とを特徴とする装置。 - 【請求項１１】 移動するコンベアによって連続的に搬
送される縫製布を反転させかつ折り曲げる方法におい
て、 前記布の縁部を検知し、第１の縁部信号を発生する段階
と、 前記第１の縁部信号に応じ、前記布の前方部を拾い上げ
かつ保持する段階と、 前記コンベアが継続して前記布を搬送している間に前記
布の上辺に空気を送る段階と、 前記布の縁部を検知し、第２の縁部信号を発生する段階
と、 前記第２の縁部信号に応じ、保持されている前記布の前
方部を解放する段階と、 前記布の下辺に空気を送る段階とを備える方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/783,275 US5197722A (en) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | Cloth folding device with airblower for uncurling ends |
| US783275 | 1991-10-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06182073A true JPH06182073A (ja) | 1994-07-05 |
| JP2671968B2 JP2671968B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=25128718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4290365A Expired - Lifetime JP2671968B2 (ja) | 1991-10-28 | 1992-10-28 | 布を折り曲げて反転させる装置及び方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5197722A (ja) |
| JP (1) | JP2671968B2 (ja) |
| CA (1) | CA2080544C (ja) |
| CH (1) | CH686110A5 (ja) |
| DE (1) | DE4138495C2 (ja) |
| IT (1) | IT1257127B (ja) |
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