JPH06181517A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06181517A
JPH06181517A JP5010807A JP1080793A JPH06181517A JP H06181517 A JPH06181517 A JP H06181517A JP 5010807 A JP5010807 A JP 5010807A JP 1080793 A JP1080793 A JP 1080793A JP H06181517 A JPH06181517 A JP H06181517A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 デジタル複写機は、つなぎ合わせ処理を実行
するつなぎ合わせ処理部48を備えており、つなぎ合わ
せモードが指定された際、CCDセンサ6により分割し
て読み込まれた原稿データを画像メモリ43に記憶し、
原稿データのつなぎ目を認識して、つなぎ目同士が向か
い合うように、原稿データを並べ替えた後、つなぎ目が
最適に一致する場所を探して位置合わせを行い、位置合
わせ後の原稿データを合成してレーザドライバユニット
7に出力するようになっている。 【効果】 例えば一度にコピーできないようなサイズの
大きな原稿を縮小する際、切り貼りしたり、縮小率を計
算する等の余分な手間が不要になり、作業性の向上を図
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分割して読み取った画
像を自動的につなぎ合わせ、かつ必要に応じて自動的に
変倍し、所望サイズの用紙等につなぎ合わせた画像を形
成できる例えば複写機、スキャナ、ファクシミリ、プリ
ンタ等の画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の頁にわたり掲載されている画像を
一枚の用紙にまとめて記録する場合には、例えば特公昭
56−33752号公報に開示されているような情報記
録装置が用いられる。この装置では、1頁毎の画像デー
タが各々独立したデータとして記憶されるようになって
おり、例えばA4サイズの画像データ4頁分を合成し
て、A4サイズ用紙1枚分の大きさに縮小し印字できる
ようになっている。
【0003】しかしながら、上記の装置では、画像デー
タが1頁毎の単独のデータとして記憶されているため、
データ間同士の横のつながりがなく、頁間での画像の位
置合わせを行うことができない。
【0004】そこで、従来、例えばサイズが大き過ぎる
等の原因により、画像の読み取りを一度に行うことがで
きないような原稿を、縮小して所望サイズの一枚の用紙
上に記録する場合には、原稿を複数の領域に分割して、
それぞれを縮小コピーした後、それらを切り貼りするこ
とにより、つなぎ合わせて一枚の原稿を作成し、さら
に、この原稿をもう一度コピーするという方法が採られ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に、分割してコピーした画像の切り貼り、位置合わせ等
は、必要以上に手間がかかると共に、縮小率の設定等を
行うにも、その計算が面倒であるため、作業性の低下を
招来するという問題が生じている。また、別々に縮小し
て得られた分割原稿のコピーには、その縮小率に多少の
誤差が生じるため、これらを切り貼りしてつなげようと
すると、画像のつなぎ目にズレが生じるという問題点も
有している。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、作業性の低下を招来する
ことなく、分割して読み取った画像を精度良くつなぎ合
わせることができると共に、面倒な縮小率等の計算を要
することなく、合成した画像を所望サイズの用紙等に変
倍して形成できる画像処理装置を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る画
像処理装置は、上記の課題を解決するために、原稿の画
像を読み取る入力手段と、入力手段により分割して読み
取った各画像をそれぞれ原稿データとして記憶可能な記
憶手段と、記憶手段に格納された各原稿データのつなぎ
目を認識し、上記各原稿データの位置合わせを行うつな
ぎ合わせ処理手段と、つなぎ合わせ処理後の原稿データ
を記録媒体のサイズに応じて変倍する変倍手段とが設け
られていることを特徴としている。
【0008】請求項2の発明に係る画像処理装置は、上
記の課題を解決するために、原稿の画像を読み取る入力
手段と、入力手段により分割して読み取った各画像をそ
れぞれ原稿データとして記憶可能な記憶手段と、記憶手
段に格納された各原稿データのつなぎ目を認識し、この
つなぎ目における画像の欠落部を考慮しながら各原稿デ
ータの位置合わせを行い、上記欠落部の画像を補正する
つなぎ合わせ処理手段と、つなぎ合わせ処理後の原稿デ
ータを記録媒体のサイズに応じて変倍する変倍手段とが
設けられていることを特徴としている。
【0009】請求項3の発明に係る画像処理装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1記載の画像処理装
置において、上記つなぎ合わせ処理手段は、上記つなぎ
目において対面する各原稿データが連続しない場合、上
記各原稿データを、ほぼ連続させるように上記つなぎ目
に対して平行または垂直方向に移動させる移動手段を備
えていることを特徴としている。
【0010】請求項4の発明に係る画像処理装置は、上
記の課題を解決するために、原稿の画像を読み取る入力
手段と、入力手段により分割して読み取った画像をそれ
ぞれ原稿データとして記憶可能な記憶手段と、記憶手段
に格納された各原稿データのつなぎ目を認識し、上記各
原稿データの位置合わせを行うつなぎ合わせ処理手段
と、つなぎ合わせ処理時に各原稿データの濃度データ間
の違いを小さくするように上記各濃度データを調整する
調整手段と、つなぎ合わされた各原稿データを記録媒体
のサイズに応じて変倍する変倍手段とが設けられている
ことを特徴としている。
【0011】請求項5の発明に係る画像処理装置は、上
記の課題を解決するために、原稿の画像を読み取る入力
手段と、入力手段により分割して読み取った各画像をそ
れぞれ原稿データとして記憶可能な記憶手段と、記憶手
段に格納された各原稿データのつなぎ目を認識し、上記
各原稿データの位置合わせを行うつなぎ合わせ処理手段
と、つなぎ合わせ処理後の原稿データを記録媒体のサイ
ズに応じて変倍する変倍手段とが設けられ、上記つなぎ
合わせ処理手段は、上記つなぎ目において対面する各原
稿データが連続しない場合、上記各原稿データを、ほぼ
連続させるように、一方の原稿データを、その隅部等の
所定位置を中心として回転させる回転移動手段を備えて
いることを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1の構成では、原稿データのつなぎ目を
認識して、原稿データの位置合わせを行うつなぎ合わせ
処理手段と、つなぎ合わせ処理後の原稿データを用紙サ
イズに応じて変倍処理する変倍手段とが設けられてい
る。したがって、例えばサイズ等の問題により入力手段
から分割して読み取らなければならない原稿を、所望の
サイズの記録媒体に縮小して画像を形成する場合におい
て、分割して読み取った画像は、それぞれ原稿データと
して記憶手段に記憶され、記憶手段に格納された原稿デ
ータは、上記のつなぎ合わせ処理手段によりつなぎ目の
認識および位置合わせが行われるようになっている。
【0013】これにより、分割した原稿をそれぞれ縮小
し、切り貼りして一枚の原稿を作成したり、縮小率等の
面倒な計算をする必要がなくなるので、煩雑な手間を省
くことができ、作業性の向上を図ることができると共
に、画像のつなぎ目にズレが生じることもなく良好な画
像が得られるようになる。
【0014】また、請求項2の構成では、記憶手段に格
納されている原稿データのつなぎ目を認識し、このつな
ぎ目における画像の欠落部を考慮して原稿データの位置
合わせを行うと共に、欠落した画像を補正するつなぎ合
わせ処理手段が設けられている。したがって、記憶手段
に格納された原稿データの画像の一部が欠落している場
合でも、画像の欠落部を考慮して原稿データの位置合わ
せが行われ、欠落部の補正により、欠落した画像が形成
されるようになっている。これにより、上記請求項1と
同様の作用が得られると共に、画像の縮みやつなぎ目の
不自然さをなくし、さらに、良好な画像が得られるよう
になる。
【0015】また、請求項3の構成では、さらに、上記
各原稿データを、ほぼ連続させるように上記つなぎ目に
対して平行または垂直方向に移動させる移動手段を備え
ているから、例えば、分割された原稿の辺部が読み取ら
れなかった場合等において、つなぎ合わされた原稿デー
タのつなぎ目における画像のズレを低減できる。
【0016】また、請求項4の構成では、つなぎ合わせ
処理時に各原稿データの濃度データ間の違いを小さくす
るように上記各濃度データを調整する調整手段を設けた
から、上記各原稿データをつなぎ合わせた際のつなぎ目
における濃度変化を低減できて不自然さを軽減できる。
【0017】また、請求項5の構成では、さらに、上記
各原稿データを、ほぼ連続させるように、一方の原稿デ
ータを、その隅部等の所定位置を中心として回転させる
回転移動手段を備えているから、例えば原稿データが傾
いて読み取られた場合、各原稿データのつなぎ目におけ
る画像のズレを低減できる。
【0018】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図4
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0019】本実施例の画像処理装置を備えるデジタル
複写機は、図2に示すように、複写機本体26の上端部
に硬質の透明ガラス等からなる原稿載置台27を備えて
いる。原稿載置台27の下方には、ランプユニット1、
ミラー2・3・4、レンズユニット5、CCD(Charge
Coupled Device) センサ6等を有するスキャナユニット
(入力手段)22が設けられている。
【0020】原稿載置台27上に載置された原稿(図示
せず)をランプユニット1で照射することによって得ら
れた反射光は、ミラー2・3・4及びレンズユニット5
を介して、CCDセンサ6の受光面に導かれることによ
り、電気信号として取り込まれるようになっている。
【0021】このスキャナユニット22の下方には、レ
ーザドライバユニット7が設けられている。上記CCD
センサ6により電気信号として取り込まれた原稿データ
は、後述の図1に示す画像処理装置に備えられた画像メ
モリ(記憶手段)43に一旦記憶され、この画像処理装
置において所定の処理が施された後、レーザドライバユ
ニット7に送られるようになっている。
【0022】レーザドライバユニット7は、入力された
原稿データに応じてレーザ光を出射する半導体レーザ、
レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、等角速度
偏向されたレーザ光が感光体ドラム10上で等角速度偏
向されるように補正するf−θレンズ等を有している。
【0023】レーザドライバユニット7から出射された
レーザ光は、光路上に配設されたミラー8・9により反
射されて、図中矢印A方向に回転可能に設けられた感光
体ドラム10に照射され、感光体ドラム10上に静電潜
像を形成するようになっている。
【0024】また、感光体ドラム10の周囲には、レー
ザドライバユニット7による露光に先立って感光体ドラ
ム10表面を所定の電位に帯電させる帯電器16が設け
られ、さらに、この帯電器16から感光体ドラム10の
回転方向に向かって、感光体ドラム10上の静電潜像に
トナーを供給し、トナー像を形成する現像装置28、感
光体ドラム10上のトナー像が中間転写される転写ベル
ト17、感光体ドラム10に残留したトナーを除去する
クリーニング装置21、及び次の帯電に先立って感光体
ドラム10の残留電位を除去する除電ランプ15等がこ
の順に配置されている。
【0025】上記現像装置28は、ブラック現像槽1
1、イエロー現像槽12、マゼンタ現像槽13、及びシ
アン現像槽14を備えており、各現像槽11〜14に
は、該当する色のトナーがそれぞれ収納されている。転
写ベルト17は、無端ベルト状に形成され、図中矢印B
方向に移動可能に設けられており、その一部が感光体ド
ラム10に圧接されることで、感光体ドラム10のトナ
ー像が転写されるようになっている。
【0026】また、転写ベルト17に対する給紙側に
は、記録媒体としての用紙を所定のタイミングで転写ベ
ルト17に供給するレジストローラ19、用紙を収納す
る給紙カセット20、及び用紙が載置される給紙トレイ
23が設けられ、これら給紙カセット20及び給紙トレ
イ23付近には、用紙を搬送するための給紙ローラ24
や、搬送ローラ25等が設けられている。
【0027】転写ベルト17の下方には、レジストロー
ラ19から送られる用紙を転写ベルト17に圧接し、転
写ベルト17上のトナー像を用紙に転写するための転写
ローラ18が設けられている。
【0028】転写ベルト17に対する出紙側には、トナ
ー転写後の用紙を搬送する搬送ベルト30、トナー像を
用紙に加熱定着する定着装置31、定着後の用紙を機外
に排出する排出ローラ32が設けられている。
【0029】上記の構成において、カラーコピー(3 col
or copy)は、以下の動作手順で行われる。まず、帯電器
16が、感光体ドラム10表面を均一に帯電すると、前
記スキャナユニット22により1回目のスキャンが行わ
れ、CCDセンサ6より読み込まれた原稿データは、前
記画像処理装置を経て、レーザドライバユニット7より
イエローデータのレーザ光として出力され、感光体ドラ
ム10表面を露光し、露光部にイエロー用の静電潜像が
形成される。
【0030】その後、画像領域の静電潜像にイエロー現
像槽12からのイエロートナーが供給され同色のトナー
像が形成される。次に、上記のイエロートナー像が、感
光体ドラム10に圧接されている転写ベルト17に転写
される。このとき、感光体ドラム10の表面には、転写
に寄与しない一部のトナーが残留するが、この残留トナ
ーを、クリーニング装置21が掻き落とす。また、除電
ランプ15が、感光体ドラム10表面の残留電荷を除電
する。
【0031】上記の工程を終了すると、帯電器16が再
度感光体ドラム10表面を均一に帯電し、スキャナユニ
ット22が2回目のスキャンを行い、得られた原稿デー
タが、上記の画像処理装置を経てレーザ光によりマゼン
タデータとして感光体ドラム10に露光され、マゼンタ
用の静電潜像が形成される。次いでマゼンタ現像槽13
からマゼンタトナーが供給され、同色のトナー像が形成
される。そして、このトナー像が転写ベルト17に転写
されて像重ねが行われる。
【0032】その後、クリーニング装置21および除電
ランプ15による先と同様の処理が行われると、帯電器
16が、感光体ドラム10を均一に帯電して、スキャナ
ユニット22による3回目のスキャンが行われ、レーザ
光がシアンデータとして露光されることにより、感光体
ドラム10上にシアン用の静電潜像が形成される。そし
て、シアン現像槽14から感光体ドラム10にシアント
ナーが供給されて、同色のトナー像が形成され、このト
ナー像が転写ベルト17に転写されることにより、最終
的な像重ねが行われる。
【0033】その後、像重ねされた転写ベルト17上の
トナー像は用紙に転写され、定着装置31において、ト
ナー像が加熱定着された後、排出ローラ32により用紙
が機外に排出される。
【0034】なお、上記したプロセスは、3色カラーに
おけるプロセスであり、4色カラープロセスの場合は、
これにブラック現像槽11に収納されているブラックト
ナーを用いた処理が加えられる。一方、白黒コピーは、
感光体ドラム10の静電潜像に上記ブラック現像槽11
からのブラックトナーが供給され、このトナー像を転写
ベルト17を介して、用紙に転写することにより行われ
る。
【0035】次に、上記CCDセンサ6により読み込ま
れた原稿データに所定の処理を施してレーザドライバユ
ニット7に出力する画像処理装置の構成および機能等に
ついて図1に基づいて説明する。
【0036】画像処理装置は、原稿に応じた色再現を行
ったり、分割して読み取った画像のつなぎ合わせ処理を
実施するもので、図1に示すように、RGBレベル調整
部40、A/D変換器41、シェーディング補正部4
2、画像メモリ43、つなぎ合わせ処理部(つなぎ合わ
せ処理手段)48、γ補正部49、黒原稿検知部50、
マスキング部51、UCR(Under Color Removal:下色
除去) ・BP(Black Print) 処理部52、シャープネス
フィルタ53、変倍処理部(変倍手段)54、濃度処理
部55、カラーバランス調整部56、及び階調処理部5
7等により構成されている。
【0037】この画像処理装置において、CCDセンサ
6から得られたR・G・Bの各原稿データである各アナ
ログ信号は、まずRGBレベル調整部40において、R
・G・Bの各CCDセンサの光電変換効率の差を補正す
るレベル合わせが行われ、さらに適性値へと増幅され
る。
【0038】続いて、A/D変換器41において上記各
アナログ信号がデジタル信号にそれぞれ変換された後、
上記各デジタル信号がシェーディング補正部42におい
て、各CCDセンサの画素毎の感度のばらつき、光源の
光量ムラ、レンズの明るさのムラ等による歪みを補正す
るシェーディング補正を受け、画像メモリ43に一旦記
憶される。
【0039】ここで、後述のつなぎ合わせモードが指定
されている場合には、画像のつなぎ合わせ処理を行う複
数枚の原稿を順次スキャンさせ、画像メモリ43にそれ
ぞれ記憶させる。つなぎ合わせ処理を行う原稿データ
は、画像メモリ43からつなぎ合わせ処理部48に送ら
れる。
【0040】上記のつなぎ合わせ処理部48は、つなぎ
目認識部44、データ並べ替え部45、位置合わせ部
(移動手段)46、及び合成処理部47を備えている。
つなぎ合わせ処理部48に入力された原稿データは、ま
ず、つなぎ目認識部44において原稿のつなぎ目が認識
され、続いて、データ並べ替え部45において、つなぎ
目同士が向かい合うように並べ替えられた後、位置合わ
せ部46において、つなぎ目の画像が一致するように位
置合わせされ、合成処理部47において合成される。
【0041】つなぎ合わせ処理部48での処理が終了し
た後の原稿データは、再度画像メモリ43に入力され
る。なお、上記つなぎ合わせ処理を行う際のさらに詳し
い処理手順については、後に説明する。
【0042】画像メモリ43から出力された原稿データ
は、白黒コピーかカラーコピーかの判別を行う黒原稿検
知部50からのデータと共に、γ補正部49に入力され
て、コントラストやブライトネスを調整するためのγ補
正が行われる。
【0043】上記γ補正は、各CCDセンサの出力信号
とプリンタ等の出力濃度がリニアになるように階調補正
することである。つまり、各CCDセンサから得られた
RGBデータをそのままプリンタ等に出力しても、例え
ば、プリンタ出力のドット径が通常理論値より大きいた
め原稿の暗部がより暗く再現されてしまうので、暗部を
明るい方向へ補正処理して出力させる必要がある。この
補正がγ補正でありトーン補正とも呼ばれている。
【0044】続いて、上記のようにγ補正されたR・G
・Bの各データは、マスキング処理部51において、所
定の演算を行うことによりC・M・Y(シアン・マゼン
タ・イエロー)のデータに変換される。
【0045】次に、C・M・Yの原稿データは、UCR
・BP処理部52において、C・M・Yの3色のトナー
からグレー成分を取り除き、ブラックトナーと置き換え
るUCR処理と、ブラックトナーを上記3色のトナーに
追加するBP処理とが行われ、これにより、上記したC
・M・Yの原稿データにBK (ブラック)データが加え
られる。
【0046】上記UCR処理とは、C・M・Yの重なり
部分、つまり黒色部を黒トナーに置き換え、その分だけ
C・M・Yの各トナーを減じる手法である。置き換える
割合は現状で30%〜40%が一般的となっている。その効
果は、グレイバランスを取り易いこと、シャドウ部の再
現域が拡がること、良好な黒再現が可能となること、ト
ナー総量を減少できることである。
【0047】そして、C・M・Y・BK の原稿データ
は、シャープネスフィルタ53により画像エッジ等の鮮
鋭度が強調された後、変倍処理部54および濃度処理部
55において、操作部からの指定により、所定の大きさ
および濃度に変換され、カラーバランス調整部56およ
び階調処理部57において、各色のバランス調整及び階
調処理が行われた後、レーザドライバユニット7に出力
される。
【0048】次に、上記した原稿データのつなぎ合わせ
処理を行う際の処理手順について、図3のフローチャー
トに基づいて説明する。
【0049】まず、図示しない操作パネルからつなぎ合
わせモードが選択され(S1)、分割された原稿が枚数
分スキャンされると(S2)、スキャナユニット22か
ら読み取ったデータを画像メモリ43に記憶する(S
3)。
【0050】続いて、読み取った原稿データから各画像
のつなぎ目を検知する(S4)。つまり、まず、原稿デ
ータ位置を認識し、続いて、原稿データ端を認識し、そ
の後、各原稿データの辺から所定のライン分までの辺部
のデータを検索して、画像データが存在する辺部を調べ
る。画像データの有無は、データの値(各色の濃度値)
が0か否かで判断する。
【0051】そして、S5において、辺部における画像
データの有る無しを判定して、つなぎ目の検知の有無を
判別し、つなぎ目を検知しなかった場合、すなわち、画
像データの存在する辺部が原稿データに無い場合には、
NOとしてつなぎ合わせ処理が行えないことを警告表示
し(S6)、動作を中止する。
【0052】一方、S5において、つなぎ目の検知を有
りと判定した場合には、YESとして画像データの存在
する辺部が向かい合うように、原稿データを並べ替える
(S7)。
【0053】次に、一方の原稿データを固定し、他の原
稿データを主走査方向、あるいは副走査方向、またはつ
なぎ目と平行あるいは垂直方向ににずらしながら、上記
各原稿データにおける画像データの一致を見ることによ
り、つなぎ目が最も滑らかにつながる位置を探し、位置
合わせを行う(S8)。この後、原稿データを合成し
(S9)、一枚の原稿データにする。
【0054】次に、S10において、原稿データを印刷
する用紙のサイズが指定されているか否かを判定し、用
紙サイズが指定されていない場合には、NOとして、デ
ジタル複写機にセットされている用紙の中から最大サイ
ズの用紙を選択し(S11)、最大サイズの用紙に応じ
てつなぎ合わせた原稿データを変倍する(S12)。
【0055】一方、用紙サイズが指定されている場合に
は、S10においてYESと判定し、指定された用紙サ
イズに合わせて変倍処理を行う(S12)。また、用紙
が縦送りか横送りかに応じて必要であれば変倍した原稿
データを座標変換し、レーザドライバユニット7に出力
して用紙に合成した画像のコピーを行う(S13)。
【0056】上記の処理を図4を用いて具体的に説明す
ると、例えば同図(a)に示すような2個の原稿データ
58・59がそれぞれ画像メモリ43に記憶されている
場合には、まず、各原稿データ58・59の周囲から所
定のライン分のデータ(図中斜線で示す領域)を検索
し、画像データの有無を調べて、画像データの存在する
辺58a・59aを検知する。
【0057】そして、各原稿データの画像データの存在
する辺58a・59aが隣接していないときには、画像
データの存在する辺58a・59aが互いに向かい合う
ように原稿データ58・59を並べ替える。
【0058】そして、同図(b)に示すように、一方の
原稿データ58を固定して、他方の原稿データ59を図
中二点鎖線で示すように、主走査方向、あるいは副走査
方向等にずらしながらデータの一致を見ることにより、
画像が最も滑らかにつながる位置を探し、画像を合成し
て、1枚の原稿データとする。この後は、コピーする用
紙サイズに合わせて変倍処理を行い、必要に応じて座標
変換を行って、同図(c)に示すような縮小コピー60
を得る。
【0059】上記のように、本実施例のデジタル複写機
では、分割した各原稿をスキャナユニット22でそれぞ
れ読み取って画像メモリ43に記憶させ、各原稿のつな
ぎ目を検知して自動的につなぎ合わせ、合成したデータ
を指定のサイズに変倍して、コピーすることができる。
【0060】したがって、分割した原稿を所望のサイズ
の一枚の用紙にコピーする際、前記従来のように、面倒
な縮小率等の計算や、各々縮小コピーして得た原稿を切
り貼りして一枚の原稿とし、これをもう一度コピーする
等の煩雑な手間が不要となり、作業性の向上を図れると
共に、合成した原稿のつなぎ目にズレが生じることもな
く、精度良く分割された画像をつなぎ合わせることがで
きる。また、従来のように繰り返しコピーをとる必要も
なくなるので、トナーや、用紙等の無駄な消費を防ぐこ
とができる。
【0061】〔実施例2〕次に、本発明の他の実施例を
図1、図2、および図5ないし図9に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、上記の実
施例1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材に
は、同一の符号を付記し、その説明を省略する。また、
本実施例の画像処理装置としてのデジタル複写機は、上
記実施例1におけるデジタル複写機と同様に、図2に示
すような構成を有しており、図1に示すような構成の画
像処理装置を備えている。
【0062】ところで、上記のようなデジタル複写機で
は、画質の向上を目的として、原稿の端部の筋や汚れを
用紙に写さないようにするため、図5に示すように、用
紙68の側部68aおよび先端部68bに、ボイドエリ
アBおよびイメージロスIa・Ibを形成している。
【0063】上記ボイドエリアBは、用紙68上におい
てトナーが付着しない空白部を示すものであり、用紙6
8における側部68aでは、トナー像転写後の用紙68
を転写ベルト17(図2参照)から剥離するための剥離
爪(図示せず)が接触する用紙68上の領域にトナーを
付着させないように、感光体ドラム10の円周面上にお
ける側端部の潜像をボイドランプ(図示せず)で消去す
ることにより形成される。また、用紙68の先端部68
bでは、非画像部を除電するブランクランプ(図示せ
ず)の点灯タイミングにより、ボイドエリアが生じるこ
ともある。
【0064】一方、イメージロスIa・Ibは、スキャ
ンスタートタイミングとレジストローラのONタイミン
グとにより形成されるものであり、原稿61と用紙68
との画像形成位置がずれることにより、用紙68の端部
において、画像が写らなかった部分を示しており、側部
イメージロスIaには、上記のボイドロスBも含まれて
いる。
【0065】したがって、画像を分割してコピーした用
紙を切り貼りして一枚の原稿にする場合には、上記のよ
うなボイドエリアBおよびイメージエリアIa・Ibに
より、画像に欠落部が生じると、画像のつなぎ目が不自
然になったり、画像が縮むという問題が生じる。
【0066】一方、前記実施例1の場合には、感光体ド
ラム10に潜像を形成する前に、画像処理装置において
読み込んだ原稿データのつなぎ合わせ処理が実施される
ので、ボイドランプ等の照射による画像の欠落は回避さ
れ、前記従来のように画像を切り貼りしてつなぎ合わせ
る場合と比較して、つなぎ目部分の画像の欠落は減少す
ることになる。
【0067】しかしながら、この場合にも、スキャンス
タートのタイミングのズレ等が原因となって、スキャナ
ユニット22により読み取った原稿データに、欠落部が
生じる虞れがあるため、画像をつなぎ合わせたときに生
じる画像の縮みや、つなぎ目の不自然さを完全に防ぐこ
とはできない。
【0068】そこで、本実施例のデジタル複写機には、
スキャナユニット22により読み込んだ原稿データの一
部が欠落している場合でも、その欠落部分を補正して、
画質の向上を図る機能が備えられている。
【0069】次に、上記の欠落部を補正して、画像をつ
なぎ合わせる処理について、図6ないし図9に基づいて
詳細に説明する。なお、スキャナユニット22による原
稿データの読み取りから、レーザドライバユニット7に
合成した原稿データを出力するまでの動作については、
欠落部の補正処理を行う以外は、前記実施例1と略同様
である。
【0070】画像処理装置に備えられた画像メモリ43
(図1参照)に、例えば図6に示すような2つの原稿デ
ータ62・63が記憶されており、各々の原稿データ6
2・63のつなぎ目となる辺62a・63a側に、画像
の欠落部62b・63bが生じているとする。
【0071】この原稿データ62・63は、前記実施例
1における画像のつなぎ合わせ処理と同様に、まず、原
稿データ62・63の周囲から所定のライン分のデータ
(図中斜線で示す領域)が検索され、画像データの有無
が検知されることによって、画像のつなぎ目が認識さ
れ、画像のつなぎ目が存在する辺62a・63aが向か
い合うように原稿データの並べ替えが行われる。なお、
このときに検索を行う所定のラインとは、画像の欠落部
を超える範囲になるように設定されている。
【0072】この後、図7のフローチャートに示すよう
に、画像データが存在する辺につなぎ目が何個あるかが
検知され、S21において、つなぎ目が2個以上あるか
否かが判定される。
【0073】つなぎ目が1個の場合には、S21におい
てNOと判定され、データを左右方向に移動させて、位
置合わせが行われる(S22)。すなわち、図8(a)
(b)に示すように、一方の原稿データ64を固定した
状態で、他方の原稿データ65を左右方向に移動させ、
つなぎ目が最適になる位置を探す。
【0074】一方、画像データが存在する辺につなぎ目
が2個以上ある場合には、図7に示すS21においてY
ESと判定され、一方の原稿データを固定しながら他方
の原稿データを、つなぎ目に対して平行、すなわち図で
は左右に移動させることにより(S23)、各つなぎ目
における画像データのズレが略同量になる位置を探し
て、その位置で、移動させた原稿データにおける左右方
向の移動を固定する。
【0075】上記のズレが略同量とは、上記つなぎ目に
おける設定位置、例えば上記つなぎ目の端部からの距離
を各画像データに対して順次検出し、各原稿データにお
ける各距離を、例えば近いものから順次比較して、各原
稿データにおける比較された各画像データの距離のズレ
が略同量になる位置を探すことである。
【0076】次に、一方の原稿データを固定しながら、
他方の原稿データを、上記つなぎ目に対してほぼ垂直方
向、例えば図では離していくことにより、原稿データ間
の距離をあけ、つなぎ目における各画像データの各端部
の縁部同士を直線で結ぶ、つまり、上記各端部の縁部か
らその縁部に沿って各仮想線を延ばす(S24)。
【0077】そして、結んだ直線と画像とが一直線上に
並ぶ位置を探し、すなわち上記各仮想線がほぼ一致する
位置を探し(S25)、両原稿データ間をつなぎ目に合
わせて塗り潰す、つまり各仮想線間を各画像データが連
続するように塗り潰すことにより(S26)、欠落した
画像データの補正が終了する。
【0078】上記の処理を具体的に説明すると、例えば
図9(a)に示すように、原稿データ66・67におけ
る各つなぎ目同士の位置のズレを略同量にすることによ
り、原稿データ66・67の左右方向の位置が決められ
ているとすると、同図(b)に示すように、原稿データ
66を原稿データ67から遠ざけることにより、データ
間の距離をあけ、つなぎ目の端部同士を直線(図中破線
で示す)等で結ぶ。
【0079】そして、図9(c)に示すように、つなぎ
目の端部同士を結んだ直線が、原稿データ66・67上
の画像と一致する位置、すなわち、上記の直線と、原稿
データ66・67における画像上の直線とが一直線にな
る位置を探す。
【0080】なお、図9(d)に示すように、原稿デー
タ66を原稿データ67から離し過ぎ、上記の直線が一
致する場所を過ぎた場合には、原稿データ66を原稿デ
ータ67に近づけ、最適な位置を探す。
【0081】以上のような欠落部の補正を終了した原稿
データは、前記実施例1と同様に、変倍処理、濃度処理
等を行って、レーザドライバユニット7に出力され、一
枚の用紙上に合成した画像が形成される。
【0082】このように、本実施例では、原稿データの
読み取り時に、画像の欠落部が生じた場合でも、これを
補正する機能を有しており、各原稿のつなぎ目を検知し
て合成し、所望のサイズの用紙に変倍して、画像を形成
することができるようになっているため、前記実施例1
の場合と同様に、余分な手間を省くことにより、作業性
を向上させることができると共に、画像の縮みや、つな
ぎ目の不自然さをなくし、画質の向上を図ることが可能
になる。
【0083】〔実施例3〕次に、本発明のさらに他の実
施例を図2、および図10ないし図12に基づいて説明
すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記
の実施例1および実施例2の図面に示した部材と同一の
機能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説明
を省略する。また、本実施例の画像処理装置を備えるデ
ジタル複写機は、前記実施例1および実施例2における
デジタル複写機と同様に、図2に示すような構成を有し
ており、図10に示すような構成の画像処理装置を備え
ている。
【0084】ところで、上記のようなデジタル複写機で
は、例えば最大サイズの用紙より大きな原稿をコピーし
ようとした場合、まず、上記原稿を分割して縮小コピー
をそれぞれ行い、それらを切り貼りして1枚の合成原稿
を作成し、上記合成原稿をさらにコピーするといった方
法が取られる。
【0085】しかしながら、分割してコピーする際に原
稿の濃度分布によって、各縮小コピーの濃度がそれぞれ
変化する。そのため、縮小コピーをつなぎ合わせた時、
1枚の合成原稿の各部において濃度が異なり、つなぎ目
が不自然となるという問題を生じている。
【0086】一方、単行本や、学術雑誌を例えば1年分
集めた製本等のように厚みの有る本を開いて原稿台に載
せ、各ページをコピーして一枚の原稿とする場合、ペー
ジによっては本の綴じ部分が原稿台から浮き上がった
り、開き具合が歪んだりして、複写ページが傾くことが
ある。また、連続する地図等の原稿を多数読み取り、つ
なぎ合わせる場合、各部分となる原稿を読み取る際に、
原稿台に載置された原稿が傾く、例えば、誤って90°、
または正反対、180 °の向きで載置されて読み取られる
こともある。
【0087】このような各複写ページや複写原稿を走査
し、その後、それらの複写部分を合わせる際には、それ
らのつなぎ目が上手く合わなくなるという問題を生じて
いて、前記実施例2における位置合わせ部46のつなぎ
目合わせ処理では、上記のような問題を回避できなかっ
た。
【0088】そこで、本実施例における画像処理装置で
は、図10に示すように、前記実施例1における図1に
示すつなぎ合わせ処理部48に加えて、位置合わせ部4
6からの信号が入力される欠落・つなぎ目・冗長補正部
(回転移動手段)70と、上記の欠落・つなぎ目・冗長
補正部70からの信号が入力され、合成処理部47に信
号を出力する濃度補正部(調整手段)71とを有してい
る。
【0089】上記の欠落・つなぎ目・冗長補正部70で
は、2つの各原稿データの位置合わせを、一方の原稿デ
ータを所定の位置、例えば上記原稿データの印刷時にお
ける中心位置、本の綴じ部分の中心位置または上記綴じ
部分の端部つまり上記原稿データのつなぎ目での隅部等
を中心として回転させることにより実行する。
【0090】さらに、欠落・つなぎ目・冗長補正部70
では、前記実施例2の位置合わせ部46と同様に、上記
の各つなぎ目の欠落部や冗長部を補正できるようになっ
ている。
【0091】つまり、上記のように回転移動させた後
に、欠落部や冗長部が検出されると、さらに、一方の原
稿データを、つなぎ目に対して平行あるいは垂直方向、
もしくは、画像の走査方向または副走査方向に移動させ
て、各原稿データにおける画像データをほぼ連続させた
後、そのつなぎ目での欠落部を補完したり、そのつなぎ
目での冗長部を削除したりできるようになっている。
【0092】前記の濃度補正部71では、欠落・つなぎ
目・冗長補正部70からの各原稿データにおける画像お
よび背景の濃度データを比較して、上記各原稿データの
つなぎ目での印刷時での濃度変化を最も軽減できるよう
に上記各濃度データを変換できるようになっている。
【0093】次に、上記画像処理装置を用いて各原稿デ
ータをつなぎ合わせ処理の処理手順について、図11の
フローチャートに基づき、図2および図10を参照しな
がら説明する。
【0094】まず、図示しない操作パネルからつなぎ合
わせモードが選択され(S31)、分割された原稿が枚
数分スキャンされると(S32)、スキャナユニット2
2から読み取ったデータを画像メモリ43に記憶する
(S33)。
【0095】続いて、読み取った各原稿データからつな
ぎ目認識部44にて各画像のつなぎ目を検知する(S3
4)。つまり、上記原稿データから、まず、原稿位置を
認識し、続いて、原稿端を認識し、その後、各原稿デー
タの周囲、つまり各辺に相当する部位から所定のライン
分の原稿データを検索して、上記原稿データに画像デー
タが存在する辺を調べる。画像データの有無は、データ
の値(各色の濃度値)が0か否かで判断する。
【0096】その後、S35において、つなぎ目の検知
の有無を判別し、つなぎ目を検知しなかった場合、すな
わち、画像データの存在する辺が原稿データの周囲に無
い場合、例えば、原稿データを時計及び反時計方向に0
°から180 °までそれぞれ回転させてつなぎ目を検出で
きなかった場合には、NOとしてつなぎ合わせ処理が行
えないことを警告表示し(S36)、動作を中止する。
【0097】一方、S35において、つなぎ目の検知を
有りと判定した場合には、YESとして画像データの存
在する辺が向かい合うように、データ並べ替え部45に
て原稿データを並べ替える(S37)。
【0098】次に、位置合わせ部46にて、一方の原稿
データである第1原稿データを固定し、他方の原稿デー
タである第2原稿データを主走査方向、あるいは副走査
方向、もしくは上記つなぎ目に対して平行方向または垂
直方向にずらしながら各画像データが、所定範囲内で一
致する、つまり所定範囲内で連続する位置を検出するこ
とにより、つなぎ目が最も滑らかにつながる位置を検出
し、位置合わせを行う(S38)。
【0099】続いて、欠落・つなぎ目・冗長補正部70
にて、第1原稿データを固定し、第2原稿データを、所
定の位置を中心として、時計方向、あるいは反時計方向
方向に回転変換しがら各原稿データにおける画像データ
の所定範囲内で一致する、つまり所定範囲内で連続する
位置を検出することにより、つなぎ目が最も滑らかにつ
ながる位置を検出し、位置合わせを行う(S38)。
【0100】なお、上記S38では、上記の所定範囲内
での一致が検出できない場合においては、各画像データ
の、つなぎ目の設定位置からの距離のズレがほぼ同程度
となるように回転移動させた後、前記実施例2における
S23〜S26と同様に、原稿データを移動させて、そ
れらのつなぎ目での欠落部の補正・補完や、冗長部の削
除を行う。
【0101】その後、濃度補正部71にて、第1原稿デ
ータの画像データがある辺の画像の濃度に、第2原稿デ
ータの画像の濃度が一致するように上記第2原稿データ
の濃度を変換する(S39)。また、画像以外の背景の
濃度も同様に一致するように上記第2原稿データの背景
の濃度も、第1原稿データの背景濃度に応じて濃度補正
部71にて変換する(S40)。この後、各原稿データ
を合成し、一枚となる合成原稿データを作成する。
【0102】次に、S41において、上記合成原稿デー
タを印刷する用紙のサイズが指定されているか否かを判
定し、用紙サイズが指定されていない場合には、NOと
して、デジタル複写機にセットされている用紙の中から
最大サイズの用紙を選択し(S42)、最大サイズの用
紙に応じて、合成原稿データを拡大・縮小等に変倍する
(S43)。
【0103】一方、用紙サイズが指定されている場合に
は、S41においてYESと判定し、指定された用紙サ
イズに合わせて変倍処理を行う(S43)。また、用紙
が縦送りか横送りかに応じて必要であれば変倍した合成
原稿データを座標変換し、レーザドライバユニット7に
出力して、用紙に合成した画像のコピーを実行する(S
44)。
【0104】上記の処理を、図12を用いて具体的にさ
らに説明すると、例えば図12(a)に示すような2個
の原稿データ72・73がそれぞれ画像メモリ43に記
憶されている場合には、まず、各原稿データ72・73
の印刷時における各辺部を示すデータから所定のライン
分までの各データを検索し、それら各データにおける画
像データの有無を調べて、画像データ72b・73bの
存在する辺72a・73aを検知する。
【0105】もし、各原稿データの画像データ72b・
73bの存在する辺72a・73aが隣接していないと
きには、画像データ72b・73bの存在する辺72a
・73aが互いに向かい合うように原稿データ72・7
3を並べ替える。この場合、例えば原稿データ73を0
°から180 °まで、時計方向および反時計方向に所定間
隔で順次回転させて、そのように回転させた時に隣接す
る辺で、一致する画像データ72a・73aと画像デー
タ72b・73bとの有無を調べ、一致する位置で、上
記原稿データ73を並べ替える。
【0106】続いて、一方の原稿データ72を固定し
て、他方の原稿データ73を、所定の位置を中心として
時計方向あるいは反時計方向に少しずつ回転させながら
各原稿データ72・73の所定範囲内での一致を検出す
ることにより、図12(b)に示すように、各画像デー
タ72b・73bが最も滑らかにつながる位置を検出し
て、1枚となる合成原稿データとする。
【0107】さらに、上記の一致が検出できない場合、
上述したようにつなぎ目の補正・補間や冗長部の補正等
を施し、各画像データ72b・73bを合成して、1枚
となる合成原稿データとする。この後は、上記合成原稿
データを、コピーする用紙サイズに合わせて変倍処理を
行い、図12(c)に示すように、必要に応じて座標変
換して縮小コピー74を得る。
【0108】上記のように、本実施例のデジタル複写機
では、原稿をスキャナユニット6で分割して読み取って
画像メモリ43に記憶させた後、原稿のつなぎ目を検知
してつなぎ合わせ、合成したデータを指定のサイズに変
倍して、コピーすることができる。
【0109】したがって、分割した原稿を所望のサイズ
の一枚の用紙にコピーする際、前記従来のように、面倒
な縮小率等の計算や、各々縮小コピーして得た原稿を切
り貼りして一枚の原稿とし、これをもう一度コピーする
等の煩雑な手間が不要となり、作業性の向上を図れると
共に、合成した原稿のつなぎ目にズレが生じることもな
く、分割された画像を精度良くつなぎ合わせることがで
きる。また、従来のように繰り返しコピーをとる必要も
なくなるので、トナーや、用紙等の無駄な消費を防ぐこ
とができる。
【0110】その上、つなぎ合わされる各原稿データの
画像や背景の濃度も一致するように調整できるから、つ
なぎ目での濃度変化を軽減できて、得られた合成画像も
より見やすいものとすることが可能となる。なお、上記
のように各原稿データの濃度を合わせる構成は、前記の
実施例1または実施例2にも適用可能である。
【0111】その上、上記構成は、単行本等の複写の際
に生じ易い、原稿面の浮き上がり等による画像の傾きに
起因する、さらには、各原稿の載置方向の間違いに起因
する画像不一致を補正することが可能となるから、つな
ぎ合わされた各原稿データ間での画像の歪みも軽減で
き、かつ、つなぎ合わされた画像の歪みも低減できるか
ら、より見やすいコピーが得られる。なお、上記のよう
に原稿データを回転させて各原稿データを位置合わせす
る構成は、前記の実施例1、実施例2にも適用できる。
【0112】
【発明の効果】請求項1の発明に係る画像処理装置は、
以上のように、原稿の画像を読み取る入力手段と、入力
手段により分割して読み取った画像をそれぞれ原稿デー
タとして記憶可能な記憶手段と、記憶手段に格納された
各原稿データのつなぎ目を認識し、原稿データの位置合
わせを行うつなぎ合わせ処理手段と、つなぎ合わせ処理
後の原稿データを記録媒体のサイズに応じて変倍する変
倍手段とが設けられている構成である。
【0113】それゆえ、分割して読み込んだ画像をつな
ぎ合わせて、所望のサイズに変倍して画像を形成する
際、分割した原稿をそれぞれ縮小し、切り貼りして一枚
の原稿を作成したり、縮小率等の面倒な計算をする必要
がなくなるので、煩雑な手間を省くことができ、作業性
の向上を図ることができると共に、画像のつなぎ目にズ
レが生じることもなく良好な画像が得られるようになる
という効果を奏する。
【0114】請求項2の発明に係る画像処理装置は、以
上のように、原稿の画像を読み取る入力手段と、入力手
段により分割して読み取った画像をそれぞれ原稿データ
として記憶可能な記憶手段と、記憶手段に格納された各
原稿データのつなぎ目を認識し、このつなぎ目に生じて
いる画像の欠落部を考慮しながら原稿データの位置合わ
せを行い、上記欠落部の画像を補正するつなぎ合わせ処
理手段と、つなぎ合わせ処理後の原稿データを記録媒体
のサイズに応じて変倍する変倍手段とが設けられている
構成である。
【0115】それゆえ、記憶手段に格納された原稿デー
タの画像の一部が欠落している場合でも、画像の欠落部
を考慮して原稿データの位置合わせが行われ、欠落部の
補正により、欠落した画像が形成されるので、上記請求
項1と同様の効果が得られると共に、画像の縮みやつな
ぎ目の不自然さをなくし、さらに、良好な画像が得られ
るようになるという効果を奏する。
【0116】請求項3の発明に係る画像処理装置は、さ
らに、上記各原稿データを、ほぼ連続させるように上記
つなぎ目に対して平行または垂直方向に移動させる移動
手段を備えている構成である。
【0117】それゆえ、上記構成は、画像のつなぎ目に
おけるズレを低減できることにより、さらに、良好な画
像が得られるようになるという効果を奏する。
【0118】請求項4の発明に係る画像処理装置は、さ
らに、つなぎ合わせ処理時に各原稿データの濃度データ
間の違いを小さくするように上記各濃度データを調整す
る調整手段を設けた構成である。
【0119】それゆえ、上記構成は、上記各原稿データ
をつなぎ合わせた際のつなぎ目の不自然さを軽減できる
ことにより、さらに、良好な画像が得られるようになる
という効果を奏する。
【0120】請求項5の発明に係る画像処理装置は、さ
らち、上記各原稿データを、ほぼ連続させるように、一
方の原稿データを、その隅部等の所定位置を中心として
回転させる回転移動手段を備えた構成である。
【0121】それゆえ、上記構成は、画像のつなぎ目に
おけるズレを低減できることにより、さらに、良好な画
像が得られるようになるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1および実施例2におけるデジ
タル複写機に備えられている画像処理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】上記のデジタル複写機の概略の構成を示す模式
図である。
【図3】上記のデジタル複写機において、原稿データの
つなぎ合わせ処理を行う際の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図4】(a)は上記画像処理装置の画像メモリに記憶
されている原稿データにおいて、画像データの検索領域
を説明するための説明図、(b)は原稿データの位置合
わせを説明するための説明図、(c)は合成処理、変倍
処理等を施して得られた画像を示す説明図である。
【図5】コピーして得られた用紙上に生じるボイドエリ
アおよびイメージロスを説明するための説明図である。
【図6】本発明の実施例2におけるデジタル複写機にお
いて、原稿データにおけるつなぎ目における画像データ
の検索領域を説明するための説明図である。
【図7】上記のデジタル複写機において、つなぎ目にお
ける画像の欠落部を補正する際の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図8】上記のつなぎ目が1個の場合における画像のつ
なぎ合わせ処理を説明するための説明図である。
【図9】上記のつなぎ目が2個以上ある場合における画
像のつなぎ合わせ処理を説明するための説明図である。
【図10】本発明の実施例3におけるデジタル複写機に
備えられている画像処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図11】上記のデジタル複写機において、各画像の濃
度を補正する際の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図12】上記の各つなぎ目における画像のつなぎ合わ
せ処理を説明するための説明図である。
【符号の説明】
22 スキャナユニット(入力手段) 43 画像メモリ(記憶手段) 48 つなぎ合わせ処理部(つなぎ合わせ処理手
段) 54 変倍処理部(変倍手段) 58・59 原稿データ 62〜67 原稿データ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の画像を読み取る入力手段と、入力手
    段により分割して読み取った各画像をそれぞれ原稿デー
    タとして記憶可能な記憶手段と、記憶手段に格納された
    各原稿データのつなぎ目を認識し、上記各原稿データの
    位置合わせを行うつなぎ合わせ処理手段と、つなぎ合わ
    せ処理後の原稿データを記録媒体のサイズに応じて変倍
    する変倍手段とが設けられていることを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】原稿の画像を読み取る入力手段と、入力手
    段により分割して読み取った各画像をそれぞれ原稿デー
    タとして記憶可能な記憶手段と、記憶手段に格納された
    各原稿データのつなぎ目を認識し、このつなぎ目におけ
    る画像の欠落部を考慮しながら各原稿データの位置合わ
    せを行い、上記欠落部の画像を補正するつなぎ合わせ処
    理手段と、つなぎ合わせ処理後の原稿データを記録媒体
    のサイズに応じて変倍する変倍手段とが設けられている
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の画像処理装置にお
    いて、 上記つなぎ合わせ処理手段は、上記つなぎ目において対
    面する各原稿データが連続しない場合、上記各原稿デー
    タを、ほぼ連続させるように上記つなぎ目に対して平行
    または垂直方向に移動させる移動手段を備えていること
    を特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】原稿の画像を読み取る入力手段と、入力手
    段により分割して読み取った画像をそれぞれ原稿データ
    として記憶可能な記憶手段と、記憶手段に格納された各
    原稿データのつなぎ目を認識し、上記各原稿データの位
    置合わせを行うつなぎ合わせ処理手段と、つなぎ合わせ
    処理時に各原稿データの濃度データ間の違いを小さくす
    るように上記各濃度データを調整する調整手段と、つな
    ぎ合わされた各原稿データを記録媒体のサイズに応じて
    変倍する変倍手段とが設けられていることを特徴とする
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】原稿の画像を読み取る入力手段と、入力手
    段により分割して読み取った各画像をそれぞれ原稿デー
    タとして記憶可能な記憶手段と、記憶手段に格納された
    各原稿データのつなぎ目を認識し、上記各原稿データの
    位置合わせを行うつなぎ合わせ処理手段と、つなぎ合わ
    せ処理後の原稿データを記録媒体のサイズに応じて変倍
    する変倍手段とが設けられ、上記つなぎ合わせ処理手段
    は、上記つなぎ目において対面する各原稿データが連続
    しない場合、上記各原稿データを、ほぼ連続させるよう
    に、一方の原稿データを、その隅部等の所定位置を中心
    として回転させる回転移動手段を備えていることを特徴
    とする画像処理装置。
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JP2016163097A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 ブラザー工業株式会社 画像処理装置、および、コンピュータプログラム

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