JPH0618145A - 低温ショーケース - Google Patents

低温ショーケース

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JPH0618145A
JPH0618145A JP17432092A JP17432092A JPH0618145A JP H0618145 A JPH0618145 A JP H0618145A JP 17432092 A JP17432092 A JP 17432092A JP 17432092 A JP17432092 A JP 17432092A JP H0618145 A JPH0618145 A JP H0618145A
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努 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 除霜時の蒸発器から庫内への熱侵入、及び開
口から庫内へ流入する外気による熱侵入の双方をバラン
ス良く減少させ、除霜時の庫内温度上昇を最小限に抑え
ることができる低温ショーケースを提供する。 【構成】 内層蒸発器49による冷却時には内層ファン
51を通常速度にて運転する。内層蒸発器49の除霜運
転中は内層ファン51を減速して運転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダクト内に蒸発器及び
送風機を配置し、開口にエアーカーテンを形成して成る
低温ショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種低温ショーケースにおい
ては、断熱壁が前方に開放している関係上、開口からの
外気の侵入を阻止する目的で開口にはエアーカーテンを
形成している。また、熱交換器(蒸発器)の除霜時には
熱交換器の温度も上昇するため、その状態で送風機を運
転していると、除霜時の熱が庫内に送出されることにな
り好ましくない。そこで、例えば特開平2−10136
8号公報(F25D21/06)に示される低温ショー
ケースでは、断熱壁内に内外二層のダクトを形成し、内
層のダクトには内層用熱交換器及び内層用送風機を、外
層のダクトには外層用熱交換器及び外層用送風機をそれ
ぞれ配設して開口に二重のエアーカーテンを形成すると
共に、冷却作用を及ぼす内層用熱交換器の除霜時には、
圧縮機から吐出された高温高圧の冷媒を内層用熱交換器
に流して加熱し、そこで凝縮した冷媒は外層用熱交換器
に流して冷却作用を発揮させ、また、内層用送風機を停
止させて、ダクトを区画するダンパーを開放することに
より外層用熱交換器と熱交換する以前の空気を内層用熱
交換器に流している。係る構成によれば、内層用熱交換
器の除霜中には内層用送風機が停止するため、除霜時の
熱が庫内に送出されることも無く、且つ、ドレン受けへ
のアイスバーンの発生も防止される。
【0003】また、例えば特開平4−113183号公
報では、上記の如きダンパーは無いものの、同様の内層
用熱交換器の除霜時には内層用送風機を一旦停止させた
後、微逆転させることにより、内層用熱交換器からの空
気を庫内に侵入させないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
構成では内層用送風機の停止によってエアーカーテンを
形成する循環空気量が減少してしまうため、特に、外気
温度が高い等の条件下では開口からの熱侵入が多くな
り、庫内温度が上昇してしまう。また、後者の場合には
内層用熱交換器の除霜時に外層用送風機を増速させてエ
アーカーテンの強化を図っているが、外層用送風機の増
速に加え、内層用送風機を微逆転させる関係上、内層用
送風機自体を小型化、若しくは設置台数を減少させなけ
ればならず、冷却運転時に逆に内層用送風機によるエア
ーカーテンが弱くなり、結果として低温ショーケースの
冷却能力が低下してしまう問題があった。
【0005】本発明は以上の如き従来技術の課題を解決
するために成されたもので、除霜時の蒸発器から庫内へ
の熱侵入、及び開口から庫内へ流入する外気による熱侵
入の双方をバランス良く減少させ、除霜時の庫内温度上
昇を最小限に抑えることができる低温ショーケースを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
低温ショーケースは、前方に開口を有する断熱壁内にダ
クトを形成し、このダクトには蒸発器及び送風機を配置
して開口にエアーカーテンを形成して成るものであっ
て、蒸発器の除霜手段と、蒸発器による冷却時には送風
機を通常速度にて運転すると共に、蒸発器の除霜時には
除霜手段により蒸発器の除霜を実行する制御装置とを具
備しており、この制御装置は蒸発器の除霜時に送風機を
減速して運転することを特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明の低温ショーケース
は、前方に開口を有する断熱壁内にダクトを形成し、こ
のダクトには蒸発器及び送風機を配置して開口にエアー
カーテンを形成して成るものであって、蒸発器の除霜手
段と、蒸発器による冷却時には送風機を通常速度にて運
転すると共に、蒸発器の除霜時には除霜手段により蒸発
器の除霜を実行する制御装置とを具備しており、この制
御装置は蒸発器の除霜後に所定の水切り運転を実行し、
除霜時に送風機を減速して運転すると共に、水切り運転
時には送風機を通常速度にて運転することを特徴とす
る。
【0008】更に、請求項3の発明の低温ショーケース
は、前方に開口を有する断熱壁内にダクトを形成し、こ
のダクトには蒸発器及び送風機を配置して開口にエアー
カーテンを形成して成るものであって、蒸発器の除霜手
段と、蒸発器による冷却時には送風機を通常速度にて運
転すると共に、蒸発器の除霜時には除霜手段により蒸発
器の除霜を実行する制御装置とを具備しており、この制
御装置は蒸発器の除霜時の前期において送風機を通常速
度にて運転すると共に、除霜時の後期においては送風機
を減速して運転することを特徴とする。
【0009】更にまた、請求項4の発明の低温ショーケ
ースは、前方に開口を有する断熱壁内にダクトを形成
し、このダクトには蒸発器及び送風機を配置して開口に
エアーカーテンを形成して成るものであって、蒸発器の
除霜手段と、蒸発器による冷却時には送風機を通常速度
にて運転すると共に、蒸発器の除霜時には除霜手段によ
り蒸発器の除霜を実行する制御装置とを具備しており、
この制御装置は蒸発器の除霜時の前期及び後期において
送風機を減速して運転すると共に、除霜時の中期におい
ては送風機を通常速度にて運転することを特徴とする。
【0010】また、請求項5の発明の低温ショーケース
は、前方に開口を有する断熱壁内にダクトを形成し、こ
のダクトには蒸発器及び送風機を配置して開口にエアー
カーテンを形成して成るものであって、蒸発器の除霜手
段と、蒸発器による冷却時には送風機を通常速度にて運
転すると共に、蒸発器の除霜時には除霜手段により蒸発
器の除霜を実行する制御装置とを具備しており、この制
御装置は蒸発器の除霜時の前期及び後期において送風機
を通常速度にて運転すると共に、除霜時の中期において
は送風機を減速して運転することを特徴とする。
【0011】請求項6の発明の低温ショーケースは、前
記各発明の構成に加えてダクトの外側に第二のダクトを
形成し、この第二のダクトには第二の送風機を配置する
と共に、制御装置は第二の送風機を運転して開口に内外
二層のエアーカーテンを形成することを特徴とする。ま
た、請求項7の発明は上記に加えて制御装置は蒸発器に
よる冷却時には第二の送風機を通常速度にて運転すると
共に、蒸発器の除霜時には第二の送風機を増速して運転
することを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1の発明の低温ショーケースによれば、
蒸発器による冷却時には送風機は通常速度にて運転さ
れ、それによって開口にはエアーカーテンが形成され
る。蒸発器の除霜時には除霜手段により蒸発器の除霜が
実行されると共に、送風機は減速して運転される。従っ
て、除霜時の蒸発器から断熱壁の庫内に流入する熱量は
少なくなると共に、開口のエアーカーテンも多少弱くな
るものの形成され、外気の侵入も抑制される。
【0013】請求項2の発明の低温ショーケースによっ
ても、蒸発器による冷却時には送風機は通常速度にて運
転され、それによって開口にはエアーカーテンが形成さ
れる。蒸発器の除霜時には除霜手段により蒸発器の除霜
が実行されると共に、送風機は減速して運転される。従
って、前述同様除霜時の蒸発器から断熱壁の庫内に流入
する熱量は少なくなると共に、開口のエアーカーテンも
多少弱くなるものの形成され、外気の侵入も抑制され
る。また、除霜後の水切り運転時には送風機を通常速度
にて運転し、開口のエアーカーテンを冷却時同様の状態
に復帰させる。この水切り運転時には除霜手段による加
熱も行われないため、送風機の速度を戻しても蒸発器か
らの熱による庫内への悪影響は生じない。
【0014】請求項3の発明の低温ショーケースによっ
ても、蒸発器による冷却時には送風機は通常速度にて運
転され、それによって開口にはエアーカーテンが形成さ
れる。同様に蒸発器の除霜時には除霜手段により蒸発器
の除霜が実行されるが、この除霜時の前期には送風機は
通常速度で運転され、冷却時同様のエアーカーテンを形
成する。係る前期には蒸発器の温度も未だ低いため、送
風機の速度を通常速度としても蒸発器からの熱による庫
内への悪影響は生じない。一方、除霜時の後期には送風
機は減速して運転されるので、除霜の進行によって温度
が上昇した蒸発器から断熱壁の庫内に流入する熱量は少
なくなると共に、開口のエアーカーテンも多少弱くなる
ものの形成され、外気の侵入は抑制される。
【0015】請求項4の発明の低温ショーケースによっ
ても、蒸発器による冷却時には送風機は通常速度にて運
転され、それによって開口にはエアーカーテンが形成さ
れる。同様に蒸発器の除霜時には除霜手段により蒸発器
の除霜が実行されるが、この除霜時の前期に送風機を減
速して運転することにより、除霜手段の加熱による蒸発
器の温度上昇を促進し、霜の融解を早める。そして、除
霜によって断熱壁の庫内の温度が高くなる除霜中期には
送風機は通常速度で運転され、冷却時同様のエアーカー
テンを形成して外気の侵入を阻止する。除霜時の後期に
は蒸発器の温度も上昇するが、送風機は減速して運転さ
れるので蒸発器から庫内に流入する熱量は少なくなると
共に、いずれの減速運転時においても開口のエアーカー
テンは多少弱くなるものの形成され、外気の侵入は抑制
される。
【0016】請求項5の発明の低温ショーケースによっ
ても、蒸発器による冷却時には送風機は通常速度にて運
転され、それによって開口にはエアーカーテンが形成さ
れる。同様に蒸発器の除霜時には除霜手段により蒸発器
の除霜が実行されるが、特に外気温度が高い場合、除霜
時の初期に送風機を通常速度で運転することにより、温
度の高い外気を蒸発器に流通させて霜の融解を促進さ
せ、且つ、エアーカーテンを通常の状態に形成し、外気
侵入を抑制する。そして、除霜中期には送風機は減速し
て運転されるので除霜手段の加熱による蒸発器の温度上
昇が促進され、除霜後期においては再び通常速度に戻さ
れて、冷却時同様のエアーカーテンを形成して外気の侵
入を阻止する。また、前記減速運転時にも開口のエアー
カーテンは多少弱くなるものの形成され、外気の侵入は
抑制される。
【0017】請求項6の発明の低温ショーケースによれ
ば、前記に加えて開口には二重のエアーカーテンが形成
されて開口からの外気侵入は一層良好に阻止されると共
に、蒸発器の除霜時にも外側のエアーカーテンは冷却時
同様に形成されているので、外気侵入による蒸発器の除
霜時の庫内温度上昇を抑制できる。請求項7の発明の低
温ショーケースによれば、上記に加えて除霜時に第二の
送風機は増速されて運転されるので、除霜時に内側のエ
アーカーテンが弱くなっても、開口のエアーカーテンの
外気侵入阻止効果は維持される。
【0018】
【実施例】次に、図面において本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の低温ショーケースSの縦断側面図、
図2は低温ショーケースSの冷媒回路図、図3は低温シ
ョーケースSの電気回路図をそれぞれ示している。低温
ショーケースSは、前方に商品の収納及び取出用の開口
43を形成した断熱壁42にて本体を構成して成るオー
プンショーケースであり、断熱壁42の内側に所定間隔
を存して第1区画板44を配設し、この第1区画板44
の内側に所定間隔を存して第2区画板46を配設するこ
とにより、内外二層のダクト47及び48を構成してい
る。この内層ダクト47内にはプレートフィン型の内層
蒸発器49と、DCモータ或いは二種出力のACモータ
から構成した軸流型の送風機としての内層ファン51が
配置され、第二のダクトとしての外層ダクト48内には
同様の外層蒸発器52と同様の第二の送風機としての外
層ファン53が配置されている。
【0019】前記外層蒸発器52は内層蒸発器49より
も高い位置となるように配置され、また、両ダクト4
7、48は開口43の上縁に前後に並設した内層吐出口
54、外層吐出口56にそれぞれ連通すると共に、いず
れも開口43下縁に形成した吸込口57に連通してい
る。更に、断熱壁42内の第2区画板46内側に形成さ
れた庫内としての貯蔵室58には棚59が複数段架設さ
れ、食品の陳列に供される。
【0020】次に図2の冷媒回路において、スクロール
コンプレッサまたは半密閉コンプレッサによって構成さ
れる圧縮機1の冷媒吐出側1Dには吐出側配管2が接続
され、この吐出側配管2は凝縮器3の冷媒入口側3Aに
接続されている。凝縮器3の冷媒出口側3Bには出口側
配管4が接続され、この出口側配管4は逆止弁39を介
してレシーバータンク5の冷媒入口側5Aに接続され
る。レシーバータンク5の冷媒出口側5Bに接続された
出口側配管6には直列にドラヤ7、サイトグラス8、バ
ルブ9、電磁弁10及び11が接続されており、この電
磁弁11が膨張弁12を介して前記内層蒸発器49に接
続される。
【0021】内層蒸発器49の出口側は電磁弁14を介
して低圧側配管15より補助アキュムレータ40を介し
てアキュムレータ16に接続されている。電磁弁11と
膨張弁12をバイパスするバイパス管17には電磁弁1
8が介設され、電磁弁11と膨張弁12の間から分岐し
た配管19は電磁弁20及び膨張弁21を介して外層蒸
発器52に接続される。この外層蒸発器52の出口側は
低圧側配管15に接続され、また、内層蒸発器49と電
磁弁14の間から分岐した配管24は逆止弁25を介し
て電磁弁20の入口側に接続されている。更に、アキュ
ムレータ16の出口側に接続した吸込側配管26は圧縮
機1の吸込側1Sに接続されている。
【0022】凝縮器3と逆止弁39の間の出口側配管4
から分岐した除霜用配管30は電磁弁31を介して電磁
弁10の出口側に接続されており、更に、圧縮機1の吐
出側配管2から分岐した配管32は電磁弁33及び低圧
圧力調整弁34を介して低圧側配管15に接続されてい
る。次に図3の電気回路において、制御装置としての汎
用マイクロコンピュータ61には内層吐出口54の風上
側に取り付けられ、吐出冷気の温度を検出する温度セン
サー62の出力と、内層蒸発器49の温度を検出する除
霜終了温度センサー63の出力が入力される。また、マ
イクロコンピュータ61の出力には、前記圧縮機1と、
各電磁弁10、11、14、18、20、31及び33
の開閉を制御する弁駆動部64が接続されると共に、そ
れぞれチョッパ回路等の回転数調節器66、67を介し
て前記内層ファン51及び外層ファン53が接続され
る。
【0023】次に、図4の動作説明図を参照しながら低
温ショーケースSの動作を説明する。図4は低温ショー
ケースSの各運転状態に対する内外層ファン51、53
の運転状態を示している。内層蒸発器49による冷却運
転時には、マイクロコンピュータ61は電磁弁10、1
1、14及び29を開いて他の電磁弁は閉じ、圧縮機1
を運転する。圧縮機1から吐出された高温高圧のガス冷
媒は凝縮器3にて放熱して凝縮し、気液混合冷媒となっ
てレシーバータンク5に流入する。レシーバータンク5
内では冷媒が気液分離され、液冷媒は下方に溜まって出
口側5Aから図2中実線矢印で示す如く出口側配管6を
通り、電磁弁10及び11を通過して膨張弁12にて絞
られた後内層蒸発器49に流入する。内層蒸発器49に
流入した冷媒はそこで蒸発し、電磁弁14を通過して低
圧側配管15を通り、補助アキュムレータ40、続いて
アキュムレータ16に流入する。ここで未蒸発の液冷媒
が分離されてガス冷媒だけが吸込側配管26より圧縮機
1に吸い込まれる。マイクロコンピュータ61は温度セ
ンサー62の出力に基づいて圧縮機1の運転を制御す
る。
【0024】係る冷却運転中マイクロコンピュータ61
は内層ファン51及び外層ファン53を通常速度にて運
転する。内層ファン51が運転されると、吸込口57か
ら吸い込まれた空気は内層ダクト47内を内層蒸発器4
9に送られ、そこで内層蒸発器49と熱交換することに
より冷却された後、内層吐出口54から吐出される。こ
れによって開口43には図1中実線矢印で示す如き冷た
いエアーカーテンCAが形成されると共に、一部はコア
ンダー効果によって貯蔵室58内を循環し、それによっ
て貯蔵室58内を所定の冷蔵温度に冷却する。
【0025】一方、外層ファン53の運転により、吸込
口57から吸い込まれた空気は外層ダクト48内を外層
蒸発器52に送られるが、現在外層蒸発器52は冷却作
用を及ぼしていないからそのまま外層ダクト48内を上
昇し、外層吐出口56から吐出される。これによって開
口43には図1中破線矢印で示す如くエアーカーテンC
Aの外側に保護エアーカーテンGAを形成し、エアーカ
ーテンCAを補強することにより開口43からの外気侵
入を阻止する効果を奏する。
【0026】係る冷却運転が所定時間(例えば3時間)
経過した後、マイクロコンピュータ61は内層蒸発器4
9の除霜運転を行う。しかしながら係る除霜運転に入る
前に、所定の短期間(例えば30秒)だけ前記状態から
更に電磁弁20を開き、図2中破線矢印の如く外層蒸発
器52にも膨張弁21にて絞られた冷媒を流入させて蒸
発させる。即ち、マイクロコンピュータ61は除霜運転
に入る前に内層蒸発器49と外層蒸発器52の双方にて
冷却作用を発揮させ、内外層吐出口54、56より冷気
を吐出して貯蔵室58内を強力に冷却する。
【0027】この冷却運転が終了した後、マイクロコン
ピュータ61は電磁弁31、18、20及び33を開
き、他の電磁弁は閉じる。これによって凝縮器3にて荒
熱を取られて凝縮した後の気液混合冷媒が図2中破線矢
印の如く除霜用配管30を通り電磁弁31、18を通過
し、バイパス管17にて膨張弁12をバイパスして内層
蒸発器49に流入する。係る比較的温度の高い気液混合
冷媒の流入によって内層蒸発器49は加熱され、この冷
媒の熱(以下、除霜熱を称する。)により内層蒸発器4
9に成長した霜は徐々に融解されて行く。同時に内層蒸
発器49内部で凝縮した冷媒は配管24から逆止弁25
及び電磁弁20を通過して膨張弁21にて絞られた後、
外層蒸発器52に流入して蒸発する。これによって内層
蒸発器49の除霜中には外層蒸発器52によって外層ダ
クト48内を流通する空気を冷却し、外層吐出口56か
ら吐出することによって貯蔵室58内を冷却することが
できる。外層蒸発器52で蒸発した冷媒は同様に補助ア
キュムレータ40からアキュムレータ16を介し、圧縮
機1に戻る。また、この除霜中は圧縮機1から吐出され
た高温高圧ガス冷媒が電磁弁33及び低圧圧力調整弁3
4を通って吸込側配管15に流入しており、それによっ
て圧縮機1の低圧側圧力が下がり過ぎるのを防止してい
る。
【0028】内層蒸発器49の除霜が終了して例えば+
8℃まで温度が上昇すると、マイクロコンピュータ61
は除霜終了温度センサー63により内層蒸発器49の除
霜終了を検知し、所定期間(例えば3分間)今度は電磁
弁20のみを開き、他の電磁弁は閉じることにより両蒸
発器49、52内の冷媒回収運転を行う。この冷媒回収
運転中に内層蒸発器49からは残留水滴が落下するの
で、この冷媒回収運転は内層蒸発器49の水切り運転と
なる。係る冷媒回収運転(水切り運転)が終了するとマ
イクロコンピュータ61は再び前述の冷却運転に復帰す
る。
【0029】ここで前記除霜運転及び冷媒回収運転(水
切り運転)中、マイクロコンピュータ61は回転数調節
器66によって内層ファン51を減速して運転する。除
霜運転により内層蒸発器49の温度は上昇するが、内層
ファン51が減速して運転されることにより内層蒸発器
49から貯蔵室58に流入する前記除霜熱量は少なくな
る。また、風量は少なくなるもののエアーカーテンCA
は消失することなく形成されるので、外気の侵入を抑制
する効果は確保される。それによって、内層蒸発器49
の除霜中の貯蔵室58内の温度上昇を抑制する。
【0030】他方、マイクロコンピュータ61は外層フ
ァン53を通常速度にて運転することにより、同様の保
護エアーカーテンGAを形成してエアーカーテンCAを
補強する。このとき、外層ファン53を回転数調節器6
7によって増速運転しても良い。それによって保護エア
ーカーテンGAの風量を増し、保護効果を強化すること
により、エアーカーテンCAが弱くなったことによる外
気侵入阻止効果を補填する。それによって除霜中に外気
が貯蔵室58内に持ち込む熱量を最小限に抑えることが
できるようになる。
【0031】次に、図5はマイクロコンピュータ61に
よる内層ファン51の他の制御状態を説明するための動
作説明図である。低温ショーケースSの構造及び内層フ
ァン51以外の運転状態は前述と同様である。この場
合、マイクロコンピュータ61は前記除霜運転中は前述
同様内層ファン51を減速運転するものの、その後の冷
媒回収運転(水切り運転)に入った段階で内層ファン5
1を通常速度の運転に復帰させる。冷媒回収運転(水切
り運転)では、内層蒸発器49の加熱は終了しているの
で、その段階で内層ファン51の運転速度を通常に復帰
させても貯蔵室58に流入する除霜熱量は少ない。逆
に、早い段階で内層吐出口54からの風量を増加させる
ことにより、エアーカーテンCAの強度を復帰させて外
気侵入をより少なくすることで、貯蔵室58内の温度上
昇を抑制することができるようになる。
【0032】次に、図6はマイクロコンピュータ61に
よる内層ファン51の更に他の制御状態を説明するため
の動作説明図である。低温ショーケースSの構造及び内
層ファン51以外の運転状態は前述と同様である。この
場合、マイクロコンピュータ61は前記除霜運転を前期
と後期に分け、除霜運転に入ってからの所定期間内層フ
ァン51をそのまま通常速度にて運転すると共に、その
後の除霜運転後期においては前述同様内層ファン51を
減速運転し、冷媒回収運転(水切り運転)に入った段階
で内層ファン51を通常速度の運転に復帰させる。
【0033】除霜運転に入った直後の除霜運転前期にお
いては、内層蒸発器49の温度は未だ低く、従って内層
ファン51を通常速度にて運転しても内層蒸発器49か
ら貯蔵室58に流入する除霜熱量は少ない。そして、内
層蒸発器49の温度が上昇して来る除霜運転後期におい
ては、内層ファン51を減速して運転することにより前
述同様内層蒸発器49から貯蔵室58に流入する除霜熱
量を少なくし、且つ、風量は少ないもののエアーカーテ
ンCAを消失させることなく形成する。このように図6
の場合にはエアーカーテンCAが弱くなる期間が短縮さ
れるので、特に外気温度が高い環境においては開口43
からの外気侵入をより少なくすることで、貯蔵室58内
の温度上昇を効果的に抑制することができるようにな
る。
【0034】次に、図7はマイクロコンピュータ61に
よる内層ファン51の更に他の制御状態を説明するため
の動作説明図である。低温ショーケースSの構造及び内
層ファン51以外の運転状態は前述と同様である。この
場合、マイクロコンピュータ61は前記除霜運転を前
期、中期及び後期とに分け、除霜運転に入った直後の除
霜運転前期においては前述同様内層ファン51を減速運
転し、除霜運転中期においては内層ファン51を一旦通
常速度に復帰させると共に、その後の除霜運転後期にお
いては再び内層ファン51を減速運転して、冷媒回収運
転(水切り運転)に入った段階で内層ファン51を通常
速度の運転に復帰させる。
【0035】除霜運転の前期においては内層蒸発器49
の温度は低く、着霜が融解し始める温度まで上昇するの
に時間がかかるが、係る前期に内層ファン51を減速し
て運転することにより、温度の高い冷媒による内層蒸発
器49の温度上昇を促進し、霜の融解を早めて除霜運転
を迅速に終了させることができるようになる。そして、
除霜運転によって貯蔵室58の温度が高くなり始める除
霜運転中期には内層ファン51を通常速度で運転し、冷
却時同様のエアーカーテンCAを形成して開口43から
の外気の侵入を阻止する。この中期においては内層蒸発
器49の温度も比較的低いので、係る通常速度の運転に
よっても貯蔵室58に流入する除霜熱量は少ない。一
方、除霜運転後期には内層蒸発器49の温度も上昇する
ため、内層ファン51を減速して運転することにより内
層蒸発器49から貯蔵室58に流入する除霜熱量を少な
くすると共に、いずれの減速運転時においても同様に多
少弱くなるものの開口43のエアーカーテンCAを形成
して、外気の侵入を抑制する。
【0036】次に、図8はマイクロコンピュータ61に
よる内層ファン51の更に他の制御状態を説明するため
の動作説明図である。低温ショーケースSの構造及び内
層ファン51以外の運転状態は前述と同様である。この
場合、マイクロコンピュータ61は前記除霜運転を前
期、中期及び後期に分け、除霜運転に入った直後の除霜
運転前期には内層ファン51をそのまま通常速度にて運
転し、その後の除霜運転中期においては前述同様内層フ
ァン51を減速運転すると共に、除霜運転後期において
は再び内層ファン51を通常速度に復帰させ、そのまま
冷媒回収運転(水切り運転)に移行する。
【0037】除霜運転に入った直後の除霜運転前期にお
いては、内層蒸発器49の温度は未だ低く、従って内層
ファン51を通常速度にて運転しても内層蒸発器49か
ら貯蔵室58に流入する除霜熱量は少ない。特に、外気
温度が高い状況ではこの温度の高い外気を通常速度にて
内層蒸発器49に流通させて霜の融解を促進できる。そ
して、除霜運転中期には内層ファン51を減速して運転
することにより、温度の高い冷媒による内層蒸発器49
の温度上昇を促進させ、霜の融解を早めて除霜運転を迅
速に終了させることができるようにする。そして、除霜
運転後期においては、内層ファン51を通常速度で運転
することによりエアーカーテンCAを冷却運転時同様に
確保する。このように図8の場合にはエアーカーテンC
Aが弱くなる期間が極めて短くなるので、特に外気温度
が高い環境においては開口43からの外気侵入をより少
なくすることにより、貯蔵室58内の温度上昇をより効
果的に抑制することができるようになる。
【0038】次に、図9は低温ショーケースSの構造の
他の実施例を示している。尚、図中図1と同一符号のも
のは同一のものとして説明を省略する。この場合、第1
区画板44には両蒸発器49と52の間に位置する窓孔
69が形成されており、この窓孔69はモータ71によ
って駆動されるダンパ72により開閉される。マイクロ
コンピュータ61は前記図4から図8の各制御状態にお
ける冷却運転中、及び冷媒回収運転(水切り運転)中は
モータ71により窓孔69を閉じ、内外層ダクト47、
48を隔離すると共に、除霜運転中はモータ71によっ
て窓孔69を開放して内層蒸発器49下方の内層ダクト
47を外層ダクト48に連通させ、内層蒸発器49上方
の内層ダクト48は閉鎖する。
【0039】これによって、内層蒸発器49からの除霜
熱により温度上昇した内層ダクト47内の空気は、外層
ダクト48に流入してそこを流れる空気に合流し、外層
蒸発器52で冷やされた後、外層吐出口56から吐出さ
れるようになるので、内層蒸発器49から貯蔵室58へ
の除霜熱の流入をより低減させることができるようにな
る。係る構造では除霜運転中は内層吐出口54からのエ
アーカーテンCAは消失するものの、その分は外層吐出
口56からのエアーカーテンGAに合流して吹き出され
るので、エアーカーテンGAの強度がより増し、且つ、
内層蒸発器49から発生する熱を外層蒸発器52で冷却
してから貯蔵室58内に吐出することになり、図4乃至
図8に示した各種運転状態において、内層蒸発器49の
除霜の進行と外気侵入に対しては前述の図1の場合と同
様の効果を奏する。
【0040】また、図10は低温ショーケースSの構造
の更に他の実施例を示し、図11はその場合の低温ショ
ーケースSの冷媒回路図を示している。尚、図中図1及
び図2と同一符号のものは同一のものとして説明を省略
する。この場合、外層蒸発器52は削除されており、そ
れによって図11の冷媒回路においては配管19、2
4、逆止弁25、電磁弁20及び膨張弁21も廃止さ
れ、補助アキュムレータ40の出口側には吸込圧力調整
弁74が接続される。また、残存している各電磁弁の動
作は前述と同様である。この構造では外層蒸発器52が
存在しないために内層蒸発器49の除霜中には外層蒸発
器52による冷却は行われないものの、前記図4から図
8の各種運転状態においては内層蒸発器49の除霜の進
行と外気侵入に対して前述の図1及び図2の場合と同様
の効果を奏する。
【0041】尚、前記各実施例においては内外二層のダ
クトを有した低温ショーケースについて説明したが、そ
れに限らず、請求項1乃至請求項6の発明については内
層蒸発器及び内層ファンを配置した内層ダクトのみを有
する低温ショーケースであっても有効である。また、除
霜手段としては比較的高温の冷媒を内層蒸発器に流通さ
せるものについて説明したが、圧縮機から吐出されたば
かりの高温高圧冷媒を流通させるものであっても良く、
電気ヒータによって加熱するものであっても本発明は有
効である。
【0042】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、蒸発器の除霜時には送風機を減速して運転するの
で、除霜時の蒸発器から断熱壁の庫内に流入する熱量は
少なくなり、且つ、開口のエアーカーテンも弱くなるも
のの形成されるので、外気の侵入も制限され、総じて蒸
発器の除霜による庫内の温度上昇を抑えることができる
ものである。
【0043】請求項2の発明によっても、蒸発器の除霜
時には送風機を減速して運転するので、前述同様に除霜
時の蒸発器から断熱壁の庫内に流入する熱量を少なく
し、且つ、開口のエアーカーテンも弱くなるものの形成
して、外気の侵入を抑制することができる。また、除霜
後の水切り運転時には送風機を通常速度にて運転し、開
口のエアーカーテンを冷却時同様の状態に復帰させるの
で、蒸発器からの熱による庫内への影響を抑えつつ、開
口からの外気の侵入を更に少なくして庫内温度上昇を更
に抑えることができるものである。
【0044】請求項3の発明によれば蒸発器の温度が未
だ低い除霜時の前期には送風機を通常速度で運転し、冷
却時同様のエアーカーテンを形成すると共に、蒸発器の
温度が上昇する除霜時の後期には送風機を減速して運転
するので、開口のエアーカーテンが弱くなる期間を短く
して外気侵入を更に抑制し、且つ、除霜の進行によって
温度が上昇した蒸発器から断熱壁の庫内に流入する熱量
を少なくして庫内温度上昇を更に抑えることができるも
のである。
【0045】請求項4の発明によれば、蒸発器の温度が
上がらない除霜時の前期に送風機を減速して運転するこ
とにより、除霜手段の加熱による蒸発器の温度上昇を促
進し、霜の融解を早めて除霜を迅速に終了させることが
できる。また、除霜によって断熱壁の庫内の温度が高く
なる除霜中期には送風機を通常速度で運転して冷却時同
様のエアーカーテンを形成し、外気の侵入を阻止すると
共に、蒸発器の温度が上昇する除霜時の後期には送風機
を減速して運転するので、蒸発器から庫内に流入する熱
量は少なくなると共に、いずれの減速運転時においても
開口のエアーカーテンは弱くなるものの形成されるので
外気の侵入も抑制され、総じて庫内温度上昇を最小限に
抑えることができるものである。
【0046】請求項5の発明によれば、蒸発器の温度が
未だ低い除霜時の初期に送風機を通常速度で運転するの
で、特に外気温度が高い場合に、温度の高い外気を蒸発
器に流通させて霜の融解を促進することができる。そし
て、除霜中期には送風機を減速運転するので除霜手段の
加熱による蒸発器の温度上昇が促進され、除霜を迅速に
終了させることができると共に、除霜後期においては再
び通常速度に戻して冷却時同様のエアーカーテンを形成
し、外気の侵入を阻止するので、外気温度が高い状況に
おいては庫内温度上昇を最小限に抑えることができるも
のである。
【0047】請求項6の発明によれば、前記に加えて開
口には二重のエアーカーテンを形成するので、開口から
の外気侵入を一層良好に阻止することができると共に、
蒸発器の除霜時にも外側のエアーカーテンは冷却時同様
に形成されているので、外気侵入による蒸発器の除霜時
の庫内温度上昇を更に抑制することができる。請求項7
の発明によれば、上記に加えて除霜時に第二の送風機を
増速して運転するので、除霜時に内側のエアーカーテン
が弱くなっても、開口のエアーカーテンの外気侵入阻止
効果は維持され、それによって庫内温度上昇を尚一層抑
制することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施例を示す低温ショーケースの縦断側
面図である。
【図2】低温ショーケースの冷媒回路図である。
【図3】低温ショーケースの電気回路図である。
【図4】請求項1の発明に対応する低温ショーケースの
動作説明図である。
【図5】請求項2の発明に対応する低温ショーケースの
動作説明図である。
【図6】請求項3の発明に対応する低温ショーケースの
動作説明図である。
【図7】請求項4の発明に対応する低温ショーケースの
動作説明図である。
【図8】請求項5の発明に対応する低温ショーケースの
動作説明図である。
【図9】低温ショーケースの他の構造を説明するための
低温ショーケースの縦断面図である。
【図10】低温ショーケースのもう一つの他の構造を説
明するための低温ショーケースの縦断面図である。
【図11】図10の低温ショーケースの冷媒回路図であ
る。
【符号の説明】
S 低温ショーケース 42 断熱壁 47 内層ダクト 48 外層ダクト 49 内層蒸発器 51 内層ファン 52 外層蒸発器 53 外層ファン 61 マイクロコンピュータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方に開口を有する断熱壁内にダクトを
    形成し、該ダクトには蒸発器及び送風機を配置して前記
    開口にエアーカーテンを形成して成る低温ショーケース
    において、前記蒸発器の除霜手段と、前記蒸発器による
    冷却時には前記送風機を通常速度にて運転すると共に、
    前記蒸発器の除霜時には前記除霜手段により蒸発器の除
    霜を実行する制御装置とを具備し、該制御装置は前記蒸
    発器の除霜時に前記送風機を減速して運転することを特
    徴とする低温ショーケース。
  2. 【請求項2】 前方に開口を有する断熱壁内にダクトを
    形成し、該ダクトには蒸発器及び送風機を配置して前記
    開口にエアーカーテンを形成して成る低温ショーケース
    において、前記蒸発器の除霜手段と、前記蒸発器による
    冷却時には前記送風機を通常速度にて運転すると共に、
    前記蒸発器の除霜時には前記除霜手段により蒸発器の除
    霜を実行する制御装置とを具備し、該制御装置は前記蒸
    発器の除霜後に所定の水切り運転を実行し、前記除霜時
    に前記送風機を減速して運転すると共に、前記水切り運
    転時には前記送風機を前記通常速度にて運転することを
    特徴とする低温ショーケース。
  3. 【請求項3】 前方に開口を有する断熱壁内にダクトを
    形成し、該ダクトには蒸発器及び送風機を配置して前記
    開口にエアーカーテンを形成して成る低温ショーケース
    において、前記蒸発器の除霜手段と、前記蒸発器による
    冷却時には前記送風機を通常速度にて運転すると共に、
    前記蒸発器の除霜時には前記除霜手段により蒸発器の除
    霜を実行する制御装置とを具備し、該制御装置は前記蒸
    発器の除霜時の前期において前記送風機を前記通常速度
    にて運転すると共に、前記除霜時の後期においては前記
    送風機を減速して運転することを特徴とする低温ショー
    ケース。
  4. 【請求項4】 前方に開口を有する断熱壁内にダクトを
    形成し、該ダクトには蒸発器及び送風機を配置して前記
    開口にエアーカーテンを形成して成る低温ショーケース
    において、前記蒸発器の除霜手段と、前記蒸発器による
    冷却時には前記送風機を通常速度にて運転すると共に、
    前記蒸発器の除霜時には前記除霜手段により蒸発器の除
    霜を実行する制御装置とを具備し、該制御装置は前記蒸
    発器の除霜時の前期及び後期において前記送風機を減速
    して運転すると共に、前記除霜時の中期においては前記
    送風機を前記通常速度にて運転することを特徴とする低
    温ショーケース。
  5. 【請求項5】 前方に開口を有する断熱壁内にダクトを
    形成し、該ダクトには蒸発器及び送風機を配置して前記
    開口にエアーカーテンを形成して成る低温ショーケース
    において、前記蒸発器の除霜手段と、前記蒸発器による
    冷却時には前記送風機を通常速度にて運転すると共に、
    前記蒸発器の除霜時には前記除霜手段により蒸発器の除
    霜を実行する制御装置とを具備し、該制御装置は前記蒸
    発器の除霜時の前期及び後期において前記送風機を前記
    通常速度にて運転すると共に、前記除霜時の中期におい
    ては前記送風機を減速して運転することを特徴とする低
    温ショーケース。
  6. 【請求項6】 ダクトの外側に第二のダクトを形成し、
    該第二のダクトに第二の送風機を配置すると共に、制御
    装置は前記第二の送風機を運転して開口に内外二層のエ
    アーカーテンを形成することを特徴とする請求項1、
    2、3、4または5記載の低温ショーケース。
  7. 【請求項7】 制御装置は蒸発器による冷却時には第二
    の送風機を通常速度にて運転すると共に、前記蒸発器の
    除霜時に前記第二の送風機を増速して運転することを特
    徴とする請求項6記載の低温ショーケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000234841A (ja) * 1999-02-17 2000-08-29 Sanyo Electric Co Ltd オープンショーケース
JP2005204840A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Nakano Refrigerators Co Ltd オープンショーケース及び集中管理システム
CN102412062A (zh) * 2011-07-20 2012-04-11 迪斯曼戴克 全自动双盘组合式绕线机
KR20160040919A (ko) * 2014-10-06 2016-04-15 주식회사 씨디엠플랜트 냉동 쇼케이스
US9687086B2 (en) 2011-09-02 2017-06-27 Carrier Corporation Refrigerated sales furniture

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US9687086B2 (en) 2011-09-02 2017-06-27 Carrier Corporation Refrigerated sales furniture
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