JPH0618109Y2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH0618109Y2
JPH0618109Y2 JP1988026321U JP2632188U JPH0618109Y2 JP H0618109 Y2 JPH0618109 Y2 JP H0618109Y2 JP 1988026321 U JP1988026321 U JP 1988026321U JP 2632188 U JP2632188 U JP 2632188U JP H0618109 Y2 JPH0618109 Y2 JP H0618109Y2
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JP
Japan
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annular groove
pipe
connecting pipe
ring
receiving port
Prior art date
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JP1988026321U
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JPH01132891U (ja
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米数 山田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、抜け止め機構を備えた管継手に関する。
(従来の技術) 従来、抜け止め機構を備えた管継手として、例えば第4
図に示すものが知られている。この管継手は、開口端部
側より順に第一及び第二の環状溝1a、2aを設け、第
一の環状溝1aに環状弾性体3aを装着し、第二の環状
溝2aに、内面に周方向に沿って複数の鋸刃状突条41
aが設けられた管締付用割リング4aを嵌挿したもので
あり、接続管5aに対して矢印方向の抜出力が作用した
場合、第二の環状溝のテーパ面21aで割リング4aが
縮径され、割リングの内面に設けられた鋸刃状突条41
aが接続管5aの外面に喰い込み、抜け出しを防止する
ものである。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の管継手の場合、割リング4aを縮径しようと
する力は、割リングの外面にて分散されるので、接続管
5aの口径が大きくなった場合、接続管の外面に喰い込
む割リングの喰い込み力が十分でなく、このため、内水
圧あるいは外的負荷力等により接続管5aが抜け出すと
いう欠点があった。
また、大口径接続管の場合、割リング4a自体も大きく
なって重量的にも重くなり、環状溝2aへの装着作業が
やりにくいという欠点もある。
本考案は、内水圧あるいは外的負荷力等により接続管が
抜け出すのを確実に防止できる管継手を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案の管継手は、管受口内面に第一及び第二の環状溝
が並設され、第一の環状溝に環状弾性体が装着され、第
二の環状溝に抜け防止用の割リングが嵌挿された管継手
において、前記第二の環状溝はその底面が管受口の奥方
向に向かって拡径するテーパ面となされ、該環状溝に、
接続管の外周面に喰い込む複数の刃状部を管受口の奥側
に位置する内面に有し、外径の異なる二個以上の断面ほ
ぼ円形状の割リングが、相互に適当な間隔を設けて独立
して嵌挿されてなることを特徴としており、そのことに
より上記目的が達成される。
(作用) 上述のような、第二の環状溝に嵌挿された二個以上の断
面ほぼ円形状の割リングは、第二の環状溝と接続管との
摩擦によりねじられながら第二の環状溝のテーパ面にて
それぞれ独立して縮径されるので、それぞれのリングに
作用する縮径力は大きくなって接続管の外面に複数の刃
状部が喰い込み、内水圧等による接続管の抜け出しは防
止される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図において、1は継手本体であり、管受口2の内面
21に開口端側より奥方向に向かって順に第一及び第二
の環状溝3、4が互いに所定間隔を置いて並設されてい
る。継手本体1は鋳鉄、FRP、合成樹脂等より製され
てなるものである。
第一の環状溝3には、合成ゴム製の環状弾性体5が装着
されている。環状弾性体5は後述の接続管の外面で圧縮
されてシール性を保持するものである。
第二の環状溝4はその底面が管受口2の奥方向に向かっ
て漸次拡径するテーパ面41となされている。テーパ面
41のテーパ角度は、使用状態において、後述のリング
に縮径力が最適に作用するように決めればよく、例えば
10〜30度(好ましくは15〜25度)の範囲にする
のがよい。第二の環状溝4には、周方向一つ割りのリン
グ6、7が嵌挿されている。リング6、7はステンレ
ス、防蝕処理を施された炭素鋼等の金属よりなる拡縮径
可能な弾性性を有するものであり、ともに断面形状がほ
ぼ円形であり、その外径が異なっている。即ち、リング
7のほうがリング6より径大となされており、例えば使
用状態においてリング間で約1mm程度の隙間が生じるよ
うに各リングの断面直径を決めるのがよい。リング6、
7の内面(継手本体1の奥側に相当する部分)には、第
2図に示すように、複数の刃状部61、71が階段状に
設けられている。この刃状部61、71の高さは、あま
り低くしても接続管への喰い込み力が十分でなく、逆に
あまり高くすると、喰い込み力が過剰となって接続管の
外面が損傷される可能性もあるので、リング断面の直径
を2Rとする場合、刃状部61、71の高さはR/8〜
R/4の範囲内にするのが好ましい。
次に、上記管継手の使用状態について説明する。管継手
の管受口2内に、接続管8の端部が挿入されて接続部が
形成される。
しかして、第3図に示すように、接続管8に矢印方向の
抜出力が作用すると、第二の環状溝4と接続管8との間
に介在する一つ割りのリング6、7が接続管8外面との
摩擦により、ほぼ45度ねじれて回転し、複数の刃状部
61、71が接続管8の外面に喰い込み、接続管8の抜
け出しは防止されることになる。
尚、上記実施例においては、第一の環状溝3の奥側に第
二の環状溝4を設けたが、これとは逆の位置関係であっ
てもよい。このような位置関係にした場合、従来の管継
手では、接続管を挿入・接続する際に、リング内面の鋸
刃状突状で接続管の外面に接触傷がついてシール性が損
なわれるという問題が生じるが、本考案においてはこの
ような問題も解決できる。
また、リングの個数は3個、あるいはそれ以上であって
もよい。更に、リングは二つ割り、または三つ割りのも
のであってもよい。
(考案の効果) 本考案管継手は以上の通り構成されており、底面が管受
口の奥方向に向かって拡径するテーパ面となされた第二
の環状溝に、接続管の外面に喰い込む複数の刃状部を管
受口の奥側に位置する内面に有し、外径の異なる二個以
上の断面ほぼ円形状の割リングが、相互に適当な間隔を
設けて独立して嵌挿されているので、挿入・接続された
接続管に内水圧等による抜出力が作用した場合、各リン
グは第二の環状溝と接続管との摩擦によりねじられなが
ら環状溝のテーパ面にてそれぞれ別々に縮径され、且つ
リングは断面ほぼ円形状のものであるので、リングに作
用する縮径力はきわめて大きくなり、しかも各リングの
刃状部は独立して接続管の外面に喰い込みことになり、
接続管の抜け出しは防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案管継手の一実施例の上半分切欠正面図、
第2図は割リングの切断端面を示す拡大断面図、第3図
は第1図の管継手の使用状態を示す要部拡大断面図、第
4図は従来の管継手を示す部分断面図である。 符号の説明 1:継手本体、2:管受口、21:内面、 3:第一の環状溝、4:第二の環状溝、 41:テーパ面、5:環状弾性体、 6、7…割リング、61、71:刃状部、 8:接続管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】管受口内面に第一及び第二の環状溝が並設
    され、第一の環状溝に環状弾性体が装着され、第二の環
    状溝に抜け防止用の割リングが嵌挿された管継手におい
    て、前記第二の環状溝はその底面が管受口の奥方向に向
    かって拡径するテーパ面となされ、該環状溝に、接続管
    の外周面に喰い込む複数の刃状部を管受口の奥側に位置
    する内面に有し、外径の異なる二個以上の断面ほぼ円形
    状の割リングが、相互に適当な間隔を設けて独立して嵌
    挿されてなることを特徴とする管継手。
JP1988026321U 1988-02-29 1988-02-29 管継手 Expired - Lifetime JPH0618109Y2 (ja)

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JP1988026321U JPH0618109Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29 管継手

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JP1988026321U JPH0618109Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29 管継手

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Publication Number Publication Date
JPH01132891U JPH01132891U (ja) 1989-09-08
JPH0618109Y2 true JPH0618109Y2 (ja) 1994-05-11

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JP1988026321U Expired - Lifetime JPH0618109Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29 管継手

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63158676U (ja) * 1987-04-03 1988-10-18

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JPH01132891U (ja) 1989-09-08

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