JPH0617992A - 建設機械の給脂装置 - Google Patents

建設機械の給脂装置

Info

Publication number
JPH0617992A
JPH0617992A JP17574492A JP17574492A JPH0617992A JP H0617992 A JPH0617992 A JP H0617992A JP 17574492 A JP17574492 A JP 17574492A JP 17574492 A JP17574492 A JP 17574492A JP H0617992 A JPH0617992 A JP H0617992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
greasing
hose
box
cover
construction machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17574492A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyokazu Nagase
豊和 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP17574492A priority Critical patent/JPH0617992A/ja
Publication of JPH0617992A publication Critical patent/JPH0617992A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 給脂装置を備えた建設機械においてグリース
ガンの出し入れを容易にすると共に、ホースが折れ曲が
り、擦れによって損傷するのを防いだ建設機械の給脂装
置の提供。 【構成】 旋回体2の前方部分に給脂装置26を収納す
るためのボックス17を設け、このボックス17の上部
に開口部分21を有し、さらにボックス17にはその開
口部分21を蓋うように開閉可能なカバー11を取り付
け、このカバー11の内側に給脂装置26のホース16
を案内するための案内手段20及びグリースガン15の
収納手段19を取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等の建設
機械に搭載される給脂装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術を建設機械としての油圧ショベ
ルを一例に挙げ図3ないし図5をもとに説明する。油圧
ショベルは図3のように、走行体1と、この走行体1上
に旋回自在に設けられた旋回体2と、この旋回体2に回
動自在に設けられた作業装置としてのフロント装置3か
ら大略構成され、フロント装置3は、旋回体2に一端部
が回動自在に取り付けられたブーム4と、このブーム4
の他端部に一端部が回動自在に取り付けられたアーム5
と、このアーム5の他端部に回動自在に取付けられたバ
ケット6からなり、それらはそれぞれ、ブームシリンダ
7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9によって駆
動する。そして、前記したフロント装置3、旋回体2を
含むそれぞれの回動部分は、回動を円滑に行うため、あ
るいは回動部の摩耗を低減するために、前記旋回体2に
搭載された給脂装置26によって給脂剤としてのグリー
スによって給脂される。
【0003】次に、旋回体2に搭載された給脂装置26
について、図4、図5をもとに説明する。給脂装置26
は、給脂されるグリースを収納するグリースタンク23
と、エンジンによって駆動される図示しないコンプレッ
サーに接続され、グリースタンク23の上部に取り付け
られるポンプ22と、ホース25を介してポンプ22に
接続され、グリースを前記各回動部分に導くホース16
と、前記ボックス10内でホース16を巻き取るリール
13と、ホース16の先端部に取り付けられた給脂手段
としてのグリースガン15とを備えた構造になってい
る。リール13は、ホース16を巻き取る筒状のドラム
13aと、このドラム13aをピンにより回転可能に支
持し、一端側がボックス10の底部を形成している旋回
体2のフレームに固定され、他端側にはホース16を案
内するガイド14を設けた支持部材13bから構成され
ている。
【0004】そして、前記した給脂装置26は、前記旋
回体2の前方部分に設けられている。前記ボックス10
は、開口部分を有する正面の壁部材10a、旋回中心側
の壁部材10c、そして、壁部材10a、10cの両側
を閉塞する側壁部材10d、10e、それぞれの壁部材
10a、10c、及び側壁部材10d、10eの上端側
に固定され開口部分27を有する上部部材10bから構
成されている。さらに上部部材10bには、開口部分2
7を塞ぐように設けられたカバー11が開閉可能に設け
られ、正面の壁部材10aには開口部分を蓋うドア12
が開閉可能に設けられている。ここでポンプ22には、
グリースガン15を収納する筒状のホルダー24が設け
られている。
【0005】以上のように構成される従来技術にあって
は、ブーム4、アーム5、バケット6等の前記各回動部
分にグリースを注入する場合は、図3に示すようにドア
12を開き、その開口部分からポンプ22に設けられて
いるホルダー24からグリースガン15を取り出し、リ
ール13に巻き取られているホース16をグリースを注
入しようとする回動部分まで引き出し、回動部分にグリ
ースガン15によってグリースを注入する。終了後、ホ
ース16をリール13に巻き取った後、グリースガン1
5をドア12からボックス10内に収納していた。
【0006】なお、この従来技術は、油圧ショベルを一
例に挙げ説明したが、本体に作業具が接続されているク
レーン、ブルドーザ等の建設機械においても同様であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで前述した建設機
械における従来技術にあっては、給脂する作業装置の回
動部分は主に給脂装置26よりも前方にあるので、ホー
ス16をスムーズに取り出すために、ボックス10の前
部に設けられたドア12を開けて、そこからポンプ22
に設けられたホルダー20に収容されている給脂手段と
してのグリースガン15を取り出していた。しかし、ド
ア12は小さいためグリースガン15の出し入れが容易
ではなく、給脂作業性が悪い。また、油圧ショベルのバ
ケット等の作業装置の回動部分がドア12よりも低い位
置にある場合にグリースを給脂するとき、ホースを回動
部分まで引き出すと、ホース16がドア12によって開
かれた正面の壁部材10aの開口部分に当るので、ホー
ス16が折れ曲がると共に、擦れてしまう。従って、ホ
ース16が損傷してしまうおそれがあった。
【0008】本発明は、以上のような課題に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、グリースガンの出し入れを容
易にして給脂作業性を向上させることができると共に、
給脂作業中にホースがボックスの壁部に接触することを
防ぐことができる建設機械の給脂装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の発明は、作業具と、この
作業具を一方側に回動可能に接続させ、他方側を本体に
回動可能に接続させているリンクとを備えた作業装置
と、この作業装置の回動部分に給脂剤を供給する給脂装
置と、この給脂装置を収納するために本体上に設置され
たボックスとを備え、前記給脂装置は給脂剤を吐出する
ポンプと、このポンプに一端側が接続され、他端側に給
脂剤を注入させる給脂手段を接続させたホースとを有し
ている建設機械の給脂装置において、前記ボックスに
は、上部に開口部分を設けていると共に、開口部分を蓋
う開閉可能なカバーを取り付け、このカバーの内側に
は、前記ホースを案内する案内手段を取り付けた構成に
してある。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の構成に加えて、カバーの内側に給脂手段を収納
する収納手段を取付けた構成にしてある。
【0011】
【作用】本発明は以上のように構成してあることから、
請求項1に記載の発明にあっては、カバーを開けると、
ホースはカバーの内側に設けられている案内手段によっ
て一緒に案内される。その後、ホースを給脂しようとす
る回動部分まで引き出し、給脂手段によって回動部分に
給脂する。
【0012】さらに、請求項2に記載の発明にあって
は、カバーを開け、カバーの内側に設けられている収納
手段に収納されている給脂手段を取り出し、案内手段に
よって回動部分に給脂し、給脂終了後は、ボックス内に
ホースを収納し、収納手段に給脂手段を収納する。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図1、図2をもとに説明す
る。本実施例は、図1、図2に示すように、給脂装置2
6と、油圧ショベルの旋回体2の前部に設けられ、給脂
装置26を収納するボックス17とから大略構成されて
いる。給脂装置26は、給脂されるグリースを収納する
グリースタンク23と、エンジンによって駆動される図
示しないコンプレッサーに接続され、グリースタンク2
3の上部に取り付けられるポンプ22と、ホース25を
介してポンプ22に接続され、グリースを前記ブーム
4、アーム5、バケット6等の作業装置の各回動部分に
導くホース16と、ボックス17内でホース16を巻き
取るリール13と、ホース16の先端部に取り付けられ
た給脂手段としてのグリースガン15とを備えた構造に
なっている。リール18は、ホース16を巻き取る筒状
のドラム18aと、このドラム18aをピンにより回転
可能に支持し、一端側がボックス17の底部を形成して
いる旋回体2のフレームに固定されている支持部材18
bから構成されている。前記ボックス17は、正面の壁
部材17a、旋回中心側の壁部材17c、そして、壁部
材17a、17cの両側を閉塞する側壁部材17d、1
7e、それぞれの壁部材17a、17c、及び側壁部材
17d、17eの上端側に固定され、開口部分を有する
上部部材17bから構成されている。さらに、上部部材
17bには、開口部分21を塞ぐように設けられたカバ
ー11が開閉可能に設けられている。
【0014】ここで前記カバー11の内面には、グリー
スガン15を収納する箱状のホルダー19、及びホース
16を案内するガイド20が設けられている。
【0015】以上のように構成した本実施例において
は、前記ブーム4、アーム5、バケット6等の作業装置
の各回動部分にグリースを供給する場合に、まずボック
ス17のカバー11を開けると、ガイド20がホース1
6を案内しながらカバー11が開き、停止する位置まで
上昇する。次にホルダー19に収納されているグリース
ガン15を取り出し、開口部分21からリール18に巻
き取られているホース16を引き出して、前記グリース
を注入する回動部分にグリースガン15によってグリー
スを注入する。この際、ホース16は、カバー11の内
面に設けられたガイド20によって案内されている。
【0016】以上のように構成される本実施例において
は、ホース16及びグリースガン15をカバー11を開
けて、ボックス17の開口面積の広い上部部材17bの
開口部分21から取り出すために、ホース16が取り出
しやすくなるとともに、ホース16は、カバー11を開
くことによって上方に移動するガイド20によって一緒
に上方位置に案内されるため折れ曲がることがなくなる
と共に、擦れてホース16を損傷するおそれがなくな
る。また、カバー11の内面にグリースガン15のホル
ダー19を設けたことにより、グリースガン15の出し
入れが容易になる。
【0017】本実施例では、ポンプ22はコンプレッサ
ーによって発生させた空気圧によって駆動するものとし
たが、電動あるいは油圧によって駆動されるポンプを用
いてもよい。
【0018】また、ボックス17の底部として、旋回体
のフレームを用いたが、ボックス17を底部を含む構造
に形成し、それを旋回体上に配置しても良い。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の建設機械の
給脂装置は、ボックスの開口部分を蓋う開閉可能なカバ
ーの内側にホースを案内する案内手段を設けたことによ
り、ホースは、カバーを開くことにより一緒に上方位置
まで案内されるため、ボックスの壁部に当って折れ曲が
ったり、擦れたりすることがない。そのためホースが損
傷することがなくなる。また、給脂手段及びホースをボ
ックスの上部に設けられた大きい開口部分から取り出す
ようにしたため、給脂手段及びホースの出し入れが容易
になる。また、さらにカバーに給脂手段の収納手段を設
けたことにより、給脂手段の出し入れが容易になり、給
脂作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す給脂装置部分の断面側面
図である。
【図2】図1のB−B方向の拡大断面図である。
【図3】従来技術による建設機械の全体図である。
【図4】従来技術による給脂装置部分の断面側面図であ
る。
【図5】図4のA−A方向の拡大断面図である。
【符号の説明】
11 カバー 15 給脂手段 16 ホース 17 ボックス 19 収納手段 20 案内手段 26 給脂装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業具と、この作業具を一方側に回動可
    能に接続させ、他方側を本体に回動可能に接続させてい
    るリンクとを備えた作業装置と、この作業装置の回動部
    分に給脂剤を供給する給脂装置と、この給脂装置を収納
    するために本体上に設置されたボックスとを備え、前記
    給脂装置は給脂剤を吐出するポンプと、このポンプに一
    端側が接続され、他端側に給脂剤を注入させる給脂手段
    を接続させたホースとを有している建設機械の給脂装置
    において、前記ボックスには、上部に開口部分を設けて
    いると共に、開口部分を蓋う開閉可能なカバーを取り付
    け、このカバーの内側には、前記ホースを案内する案内
    手段を取り付けたことを特徴とする建設機械の給脂装
    置。
  2. 【請求項2】 前記カバーの内側に前記給脂手段を収納
    する収納手段を取り付けたことを特徴とする請求項1記
    載の建設機械の給脂装置。
JP17574492A 1992-07-02 1992-07-02 建設機械の給脂装置 Pending JPH0617992A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17574492A JPH0617992A (ja) 1992-07-02 1992-07-02 建設機械の給脂装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17574492A JPH0617992A (ja) 1992-07-02 1992-07-02 建設機械の給脂装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0617992A true JPH0617992A (ja) 1994-01-25

Family

ID=16001492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17574492A Pending JPH0617992A (ja) 1992-07-02 1992-07-02 建設機械の給脂装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0617992A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5823295A (en) * 1996-03-29 1998-10-20 Caterpillar Inc. Lubrication control system for a work machine
JP2015055054A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 日立建機株式会社 油圧ショベルの給脂装置
JP2015132078A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 日立建機株式会社 作業機械のホースリール装置
JP2019056252A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 コベルコ建機株式会社 建設機械

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5823295A (en) * 1996-03-29 1998-10-20 Caterpillar Inc. Lubrication control system for a work machine
JP2015055054A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 日立建機株式会社 油圧ショベルの給脂装置
JP2015132078A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 日立建機株式会社 作業機械のホースリール装置
JP2019056252A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 コベルコ建機株式会社 建設機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0743401A2 (en) Bonnet assembly for hydraulic working machine
US7722308B2 (en) Construction machine
KR100236117B1 (ko) 스윙식 유압쇼벨
JP5965876B2 (ja) 油圧ショベルの給脂装置
JPH0617992A (ja) 建設機械の給脂装置
EP3546660B1 (en) Construction machine
KR20170066275A (ko) 작업 차량
JP2002266377A (ja) 建設機械における燃料供給装置
JP4424460B2 (ja) 油圧ショベルの給脂装置
JP3745510B2 (ja) 建設機械
JPH04309623A (ja) 建設機械
JP7040153B2 (ja) 建設機械
JP2014037710A (ja) 建設機械の給脂装置
JPS5941904Y2 (ja) 作業車のエンジンボンネツト構造
JP2021178730A (ja) 建設機械
JP2018035671A (ja) 作業車両
JP6569709B2 (ja) 建設機械
JP2015132078A (ja) 作業機械のホースリール装置
JP2018053530A (ja) 小型油圧ショベル
EP0610500B1 (en) Construction machine
JP2002138514A (ja) 油圧ショベル
JP2545505Y2 (ja) 掘削作業機
JP2022129069A (ja) 建設機械
JPS6033682Y2 (ja) 制御盤
KR200158337Y1 (ko) 자동차의 트렁크 리드 개폐장치