JP2014037710A - 建設機械の給脂装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動給脂と手動給脂とを切り替えるための切替バルブの切替作業を省くことができる新規な建設機械の給脂装置の提供。
【解決手段】リュブリケータボックス40に切替バルブ52とグリスガン55を備え、グリスガン格納ドアー45を開いたときに切替バルブ52を手動給脂ラインL1側に切り替え、グリスガン格納ドアー45を閉じたときに切替バルブ52を自動給脂ラインL2側に切り替えるリンク機構を備える。これによって、グリスガン格納ドアー45の開閉に連動して切替バルブ52が手動給脂ラインL1側と手動給脂ラインL2側に自動的に切り替わるため、手作業による煩わしい切替バルブ52の切替作業を省くことができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、作業・建設機械の給脂部位に対して自動給脂と手動給脂とを行う給脂装置に関するものである。
一般に油圧ショベルなどの作業・建設機械には、土砂の掘削作業や解体作業などを行うためのフロント作業機が備えられている。このフロント作業機は、例えばブーム、アーム、バケットおよびこれらを動かすための油圧シリンダなどから構成されており、これらは互いに軸受装置を介して回動自在に連結されている。
これらの軸受装置は、稼働中には常に高い圧力で摺動し合うため、グリースなどの潤滑剤が欠かせない。そのため、一般に従来の建設機械には、各軸受装置に対して自動的に給脂するための自動給脂装置が備えられている。例えば、以下の特許文献1には、建設機械の稼働時間を計測し、この稼働時の積算時間が所定時間に達したときに、グリースポンプによって給脂ラインを介して各軸受装置にグリースを供給するようにした自動給脂装置が開示されている。
また、以下の特許文献2には、作業状態に応じて給脂部位に休止するタイミングを設定し、設定されたタイミングに応じてグリースを供給するようにした自動給脂装置が開示されている。さらに、以下の特許文献3や4には、自動給脂を行うことができない給脂部位に対して手動で給脂を行ったり、手動給脂が必要なタイミングが到来したときに作業員に手動給脂の実施を促すようにした給脂装置が開示されている。
特開2005−133811号公報 特開平10−237896号公報 特開2003−213723号公報 特開2010−270443号公報
ところで、前記のように自動給脂と共に手動給脂が可能な給脂装置は、これを切り替えるための切替バルブが備わっている。この切替バルブは、通常自動給脂ライン側に設定されており、手動による給脂を行うには、その都度作業員がこの切替バルブを手作業によって手動給脂ライン側に切り替え、手動による給脂作業が終了したならば再び自動給脂ライン側に戻すようにしている。
しかしながら、この切替バルブは、例えばリュブリケータボックス(注油器室)と称される油圧ショベルの上部旋回体前部に設けられたエリアに設置されているため、その切替作業ごとに作業員が車体に登り、そのリュブリケータボックスの蓋を開いて切替バルブを操作しなければならず、作業員の負担が大きいといった問題がある。また、手動による給脂作業終了後に切替バルブを自動給脂側に戻すのを忘れると、その後の自動給脂が行われないといった不都合もある。
そこで、本発明はこれらの課題を解決するために案出されたものであり、その目的は、自動給脂と手動給脂とを切り替えるための切替バルブの切替作業を省くことができる新規な建設機械の給脂装置を提供するものである。
前記課題を解決するために第1の発明は、手動給脂ラインと自動給脂ラインとを切り替える切替バルブを、前記手動給脂ラインのグリスガンを格納するリュブリケータボックス内に備えた建設機械の給脂装置であって、前記リュブリケータボックスに前記グリスガンを取り出す取出口と当該取出口を開閉するグリスガン格納ドアーを備え、当該グリスガン格納ドアーを開いたときに前記切替バルブを手動給脂ライン側に切り替え、前記グリスガン格納ドアーを閉じたときに前記切替バルブを自動給脂ライン側に切り替えるリンク機構を備えたことを特徴とする建設機械の給脂装置である。
このような構成によれば、手動給脂に必要なグリスガンをリュブリケータボックスから取り出すために、その取出口を塞ぐグリスガン格納ドアーを開くとリンク機構によって切替バルブが自動的に手動給脂ラインに切り替わり、グリスガンを収容すべくそのグリスガン格納ドアーを閉じると切替バルブが自動的に手動給脂ラインに切り替わる(戻る)。これによって、手作業による煩わしい切替バルブの切替作業を省くことができると共に、手動給脂作業終了後の自動給脂ラインへの切り替え忘れなども確実に防止できる。
第2の発明は、第1の発明において、前記切替バルブは回動式の切替レバーを備えると共に、前記グリスガン格納ドアーは前記リュブリケータボックスの取出口の近傍に設けたヒンジを軸として回動して前記取出口を開閉し、前記リンク機構は、前記レバーと前記グリスガン格納ドアー内側とをリンク部材で連結してなることを特徴とする建設機械の給脂装置である。
このような構成によれば、リュブリケータボックスの取出口を閉じるグリスガン格納ドアーをそのヒンジを軸として回動させると、このグリスガン格納ドアーにリンク部材を介して接続された切替バルブのレバーもリンクして回動するため、切替バルブの切り替えを確実に行うことができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記グリスガン格納ドアーの内側に前記ヒンジの軸方向と直交する長孔を形成し、当該長孔に前記リンク部材の端部をスライド自在に係合したことを特徴とする建設機械の給脂装置である。このような構成によれば、切替バルブの切替レバーの向きとグリスガン格納ドアーの回動方向が異なっていてもリンク部材が長孔をスライド移動することによってグリスガン格納ドアーと連動して切替レバーを確実に動かして切り替えることができる。
本発明によれば、手動給脂に必要なグリスガンを格納したリュブリケータボックスのグリスガン格納ドアーを開閉するだけで、切替バルブの自動給脂ラインと手動給脂ライン間の切り替えを自動的に行うことができる。これによって、手作業による煩わしい切替バルブの切替作業を省くことができると共に、手動による給脂終了後の自動給脂ラインへの切り替え忘れなども確実に防止できる。
本発明に係る建設機械(油圧ショベル100)の実施の一形態を示す右側面図である。 本発明に係る給脂装置の要部構成を示す説明図である。 リュブリケータボックス40の上蓋41を開いた状態を示す斜視図である。 リュブリケータボックス40を正面側から見た状態を示す斜視図である。 リュブリケータボックス40のグリスガン格納ドアー45を開いた状態を示す斜視図である。 リュブリケータボックス40のグリスガン格納ドアー45を閉じたときのリンク機構の状態を示す平面図である。 リュブリケータボックス40のグリスガン格納ドアー45を開いたときのリンク機構の状態を示す平面図である。 リュブリケータボックス40の上蓋41を開いた状態を示す斜視図である。
次に、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る建設機械の1つである油圧ショベル100の実施の一形態を示したものである。図示するようにこの油圧ショベル100は、下部走行体10と、この下部走行体10上に旋回自在に設けられた上部旋回体20とから主に構成されている。下部走行体10は、図示しない走行体フレームに互いに平行に位置する一対のクローラ11を有しており、このクローラ11には、それぞれの履帯を駆動して走行するための油圧駆動式の走行モータ12が設けられている。
一方、上部旋回体20は、旋回体フレーム21上に設置されたエンジンや熱交換器、バッテリーなどの各種機器類が収容されるエンジン室22と、このエンジン室22の前方左側に設けられた運転室23と、この運転室23の右側から前方に延びるフロント作業機30と、このフロント作業機30との重量バランスを図るべくエンジン室22の後方に設けられたカウンターウエイト24とから主に構成されている。
フロント作業機30は、旋回体フレーム21側から前方に延びるく字形のブーム31と、このブーム31の先端に揺動自在に設けられたアーム32と、このアーム32の先端に揺動自在に設けられたバケット33とから主に構成されており、これらブーム31、アーム32、バケット33は、それぞれ油圧で伸縮するブームシリンダ34、アームシリンダ35、バケットシリンダ36によってそれぞれ動作するようになっている。
また、この上部旋回体20の右前部であって運転席23の右側にはフロント作業機30を挟んでリュブリケータボックス40が設けられている。このリュブリケータボックス40は、図3および図4に示すように、その周囲が隔壁によって区画されていると共にその上部開口部には、上蓋41がヒンジ部42を介して開閉自在に設けられている。
このリュブリケータボックス40内には、グリース(潤滑剤)が溜められた潤滑剤タンク50と、この潤滑剤タンク50内のグリースを送り出すリュブリケータ(注油器)51と、切替バルブ52と、ホースリール53およびグリスガン55などが収容されている。切替バルブ52は、図2に示すようにリュブリケータ(注油器)51から送られてきたグリースを自動給脂ラインL1と手動給脂ラインL2とに切り替える機能を有し、バルブ本体52aに回動式の切替レバー52bが備えられている。
自動給脂ラインL1は、具体的には各給脂部位に延びる配管や図示しない分配弁などから構成されており、例えば図1に示すようにブーム31の基部やブームシリンダ34先端の軸受部34a、ブーム31とアーム32との連結部31a、アームシリンダ35の両端の軸受部35a、35bなどにグリースを自動的に供給するようになっている。
一方、手動給脂ラインL2は、具体的には図5に示すように可撓性の給脂用ホース54とこの給脂用ホース54の先端に接続されたグリスガン55と給脂用ホース54を巻き出し、巻き付けるホースリール53などから構成されている。そして、このグリスガン55を作業員が手で持って自動給脂が困難な給脂部位、例えば図1に示すようにアーム32先端とバケット33との連結部(バケットピン)33a、33b、33c、33dや、上部旋回体20と下部旋回体10との旋回輪13などの任意の部位に対して手動でグリースを供給できるようになっている。
すなわち、このグリスガン55にはトリガー55aが取り付けられており、作業員がこのグリスガン55を持った状態でトリガー55aを操作することでグリスガン55の先端からグリースの吐出、停止が行われるようになっている。そして、この給脂用ホース54は、通常時にはリュブリケータボックス40内に設けられたホースリール53に巻き付けられるようにしてリュブリケータボックス40内に収容されている。
また、図2に示すようにリュブリケータ(注油器)51には、グリースポンプ51aが備えられているとともに、コントローラ51bが接続されている。このコントローラ51bは、運転室23内の図示しないキースイッチがオンになると同時に起動してこの油圧ショベル100の稼働時間を計測し、その積算稼働時間が所定時間に達したときなどにグリースポンプ51aを一定時間駆動して潤滑剤タンク50内のグリースを抜き出して切替バルブ52側へ送り出すようになっている。
図4および図5に示すように、このリュブリケータボックス40の前壁には、ステップ(足場)43a,43bがこれより前方に張り出すように設けられており、作業員がこのステップ43a,43bを利用してリュブリケータボックス40上の上蓋41上に登ったり、上蓋41の開閉作業ができるようになっている。また、この下側の足場43aの右隣には、リュブリケータボックス40内に格納されたグリスガン55を取り出すための横長の取出口44が設けられており、この取出口44は、これを開閉するためのグリスガン格納ドアー45が設けられている。
このグリスガン格納ドアー45は、取出口44と相似形をした横長のドアー板45aの端部をヒンジ46によって取出口44の左縁部に取り付けたものであり、このヒンジ46を軸としてドアー板45aが回動することで取出口44を開閉するようになっている。そして、このドアー板45aの他端には、取っ手を兼用した係止部45bが設けられており、この係止部45bが取出口44の内側に設けられたブラケット44aと係合・解除することで取出口44を開閉できるようになっている。
また、このグリスガン格納ドアー45は、図6および図7に示すようにリュブリケータボックス40内で取出口44の近傍に設置された切替バルブ52とリンク部材60を介して連結されている。このリンク部材60は、その一端が切替バルブ52の切替レバー52bの先端に軸支されていると共に、その他端部が、グリスガン格納ドアー45の内側に設けられたブラケット45cの長孔45dにスライド自在に連結されている。
そして、図6に示すようにグリスガン格納ドアー45を閉じた状態のときには、このリンク部材60のグリスガン格納ドアー45側端部がグリスガン格納ドアー45内側のブラケット45cの長孔45dに沿ってその右端に位置すると共に、その切替バルブ52側端部が切替レバー52bを自動給脂側に固定するように支持した状態となっている。
このような状態からグリスガン格納ドアー45をそのヒンジ46を軸として外側に回動(開く)すると、図7に示すように、このリンク部材60のグリスガン格納ドアー45側端部がグリスガン格納ドアー45内側のブラケット45cの長孔45dに沿ってその左端側にスライド移動すると同時に切替レバー52bを回動させるように作用する。そして、さらにこのグリスガン格納ドアー45をほぼ全開状態(90°以上回動)にすると、リンク部材60のグリスガン格納ドアー45側端部がブラケット45cの長孔45dの左端に達して切替レバー52bを約90°グリスガン格納ドアー45側に回動させて手動給脂側に切り替えるよう作用する。
そして、このような状態から再びグリスガン格納ドアー45をそのヒンジ46を軸として内側(取出口44側)に回動(閉じる)させると、リンク部材60がこれとは逆の動きをして図6に示すように切替レバー52bを自動給脂側に切り替えるように作用する。なお、図示するようにこのリンク部材60のグリスガン格納ドアー45側端部をグリスガン格納ドアー45内側のブラケット45cの長孔45dに沿ってスライド自在に連結することによって、グリスガン格納ドアー45を開閉したときに切替レバー52bを取出口44に対して直角状態から平行状態に亘って確実に回動させることが可能となっている。
次に、このような構成をした本発明の給紙装置の作用を説明する。自動給脂時には、グリスガン格納ドアー45が閉じているため、そのリンク部材60によって切替バルブ52の切替レバー52bが自動給脂側に固定されるように支持されている。これによって、図2に示すようにリュブリケータ51から定期的に送り出されてきたグリースがこの切替バルブ52を介して自動給脂ラインL1側に流れ、フロント作業機30の各自動給脂部位へ自動的に供給される。
次に、前述したようにバケット33近傍のバケットピン33a〜33dのような自動的にグリースが供給されない給脂部位に対する給脂は、作業員がリュブリケータボックス40の前壁のグリスガン格納ドアー45を開いてグリスガン55を取り出すことで行われる。このとき、前述したようにこのグリスガン格納ドアー45と切替バルブ52の切替レバー52bはリンク部材60によって連結されているため、このグリスガン格納ドアー45を手前に開くだけで切替レバー52bが手動給脂側に自動的に切り替わることになる。
これによって、作業員はいちいち切替バルブ52の切替レバー52bを自動給脂側から手動給脂側に切り替える必要がなくなり、直ちに給脂作業を実施することができる。そして、手動による給脂作業が終了した後は、このグリスガン55を給脂用ホース54と共にその取出口44からリュブリケータボックス40内に戻し、グリスガン格納ドアー45を閉じれば、切替レバー52bが自動給脂側に切り替わるため、作業員は切替バルブ52の切替レバー52bを自動給脂側に戻す必要がなくなり、直ちに給脂作業を終了することができる。
図8は、従来のリュブリケータボックス40内の状態を示したものである。図示するように従来のリュブリケータボックス40では、切替バルブ52が上蓋41で閉じられる上部開口部付近に設けられている。このため、手動による給脂を行おうとする作業員は、リュブリケータボックス40の前壁に設けられたステップ43a,43bを登って金属製の重い上蓋41を開いてから切替バルブ52の切替レバー52bを自動給脂側から手動給脂側に切り替えていた。そして、手動による給脂作業終了後は作業員が再びこのステップ43a,43bを登って切替バルブ52を自動給脂側に戻していた。そのため、各切替作業ごとにステップ43a,43bを登り降りしたり、重い上蓋41を開閉するなどといった作業が必要となり、作業員の負担が大きいものであった。また、手動による給脂作業終了後に切替バルブ52の切替レバー52bを自動給脂側に戻すのをうっかり忘れると、その後の自動給脂が行われないといった不都合もあった。
これに対し、本発明の給脂装置は、グリスガン55を取り出すためのグリスガン格納ドアー45を開閉するだけで切替バルブ52の切替レバー52bが自動給脂側から手動給脂側あるいはその反対に自動的に切り替わるため、作業員の負担を大幅に軽減できると共に、切替バルブ52の切替忘れなどといった不都合も確実に防止することができる。また、切替バルブ52をリュブリケータボックス40内の直接作業員の手の届く場所に配置する必要がなくなるため、リュブリケータボックス40内の搭載機器配置の自由度を大きくすることができる。
また、図6および図7に示したように、グリスガン格納ドアー45の内側にヒンジ46の軸方向と直交する長孔45dを形成し、この長孔45dにリンク部材46の端部をスライド自在に係合したため、本実施に形態のように切替バルブ52の切替レバー52bの向きとグリスガン格納ドアー45の回動方向(向き)が異なっていてもリンク部材60がその長孔45dをスライド移動することによってグリスガン格納ドアー45と連動して切替レバー52bを確実に動かして切り替えることができる。
なお、本実施の形態では、取出口44の左縁部にグリスガン格納ドアー45をヒンジ46によって回動する例で説明したが、このグリスガン格納ドアー45の開閉動と連動して切替バルブ52の切替レバー52bが切り替わるような構造であれば、このグリスガン格納ドアー45は取出口44の上下縁部や右縁部を軸として回動するものであっても良く、また、ドアー板45aが前壁に沿ってスライド式に開閉する構造のものであっても良い。
また、本実施の形態では、作業・建設機械として油圧ショベル100のフロント作業機30に対して自動または手動で給脂する例で説明したが、ホイールローダーや解体作業機などのその他の作業・建設機械にもそのまま適用できることは勿論である。
100…油圧ショベル(建設機械)
40…リュブリケータボックス
41…上蓋
43a、43b…ステップ(足場)
44…取出口
45…グリスガン格納ドアー
45a…ドアー板
45c…ブラケット
45d…長孔
46…ヒンジ
50…潤滑油タンク
51…リュブリケータ
51a…グリースポンプ
51b…コントローラ
52…切替バルブ
52a…切替レバー
53…コードリール
55…グリスガン
60…リンク部材(リンク機構)
L1…自動給脂ライン
L2…手動給脂ライン

Claims (3)

  1. 手動給脂ラインと自動給脂ラインとを切り替える切替バルブを、前記手動給脂ラインのグリスガンを格納するリュブリケータボックス内に備えた建設機械の給脂装置であって、 前記リュブリケータボックスに前記グリスガンを取り出す取出口と当該取出口を開閉するグリスガン格納ドアーを備え、当該グリスガン格納ドアーを開いたときに前記切替バルブを手動給脂ライン側に切り替え、前記グリスガン格納ドアーを閉じたときに前記切替バルブを自動給脂ライン側に切り替えるリンク機構を備えたことを特徴とする建設機械の給脂装置。
  2. 請求項1に記載の建設機械の給脂装置において、
    前記切替バルブは回動式の切替レバーを備えると共に、前記グリスガン格納ドアーは前記リュブリケータボックスの取出口の近傍に設けたヒンジを軸として回動して前記取出口を開閉し、
    前記リンク機構は、前記切替レバーと前記グリスガン格納ドアー内側とをリンク部材で連結してなることを特徴とする建設機械の給脂装置。
  3. 請求項2に記載の建設機械の給脂装置において、
    前記グリスガン格納ドアーの内側に前記ヒンジの軸方向と直交する長孔を形成し、当該長孔に前記リンク部材の端部をスライド自在に係合したことを特徴とする建設機械の給脂装置。
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