JP2022129069A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022129069000001
【課題】オペレータの利便性を確保しながら、オペレータがワイヤハーネスに接触する危険性を低減することができる建設機械を提供する。
【解決手段】建設機械1は、キャブ6内にてオペレータが装着して使用する表示装置20を備えた建設機械1であって、キャブ6内に形成された引出口23aから引き出され、表示装置20に接続されるワイヤハーネス22と、キャブ6内に設けられ、オペレータが着座したときに背中をもたせかける背もたれ16を有するとともに、前後にスライド可能なシート15とを備え、ワイヤハーネス22の引出口23aは、シート15が最後方にスライドされたときの背もたれ16の最後端部16aよりも後方に位置する。
【選択図】図3

Description

本発明は、建設機械に関し、特にキャブ内においてオペレータが装着して使用する表示装置を備えた建設機械に関する。
建設機械のキャブ(運転室)に搭乗して掘削作業の操作を行うオペレータを支援する掘削支援システムが知られている。この掘削支援システムの一つには、建設機械と建設機械が稼働する地形との位置関係に関するデータを提供するマシンガイダンスがある。オペレータは、キャブ内に備えられたモニタの画面を見てマシンガイダンスから提供されるデータを確認しながら建設機械を操作し、掘削作業を行う。
例えば特許文献1には、オペレータの両目を覆うようにして頭に装着して使用するヘッドマウントディスプレイ(以下、HMDという)を備えた建設機械が開示されている。オペレータは、掘削作業の操作を行う際、キャブ内に備えられたモニタの画面を見るとともに、目視で建設機械の周囲の状況を確認する。この際、マシンガイダンスはオペレータの顔の向きや視線の方向に合致したデータをオペレータにリアルタイムで提供し、オペレータを効率的に支援する。
特開2019-83370号公報
キャブ内においてオペレータが装着して使用するHMDなどの表示装置は、ワイヤハーネスが常時接続された有線仕様である場合や、表示装置の充電のためにワイヤハーネスが一時的に接続される場合がある。これらの場合、オペレータは、キャブ内に引き出されたワイヤハーネスが接続された表示装置を装着することとなるため、ワイヤハーネスがキャブ内にて建設機械の操作中にオペレータの腕などに引っ掛かり、オペレータの操作に支障を生じるおそれがある。また、オペレータの腕などにワイヤハーネスが引っ掛かることにより、ワイヤハーネスが引っ張られて断線するおそれもある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、キャブ内においてオペレータが装着して使用する表示装置を備えた建設機械において、オペレータの操作性を確保するとともに、ワイヤハーネスの断線の危険性を低減することができる建設機械を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく、本発明の建設機械は、キャブ内にてオペレータが装着して使用する表示装置を備えた建設機械であって、キャブ内に形成された引出口から引き出され、表示装置に接続されるワイヤハーネスと、キャブ内に設けられ、オペレータが着座したときに背中をもたせかける背もたれを有するとともに、前後にスライド可能なシートとを備え、ワイヤハーネスの引出口は、シートが最後方にスライドされたときの背もたれの最後端部よりも後方に位置する。
本発明の建設機械によれば、オペレータの利便性を確保しながら、オペレータがワイヤハーネスに接触する危険性を低減することができる。
本発明の実施形態に係る建設機械の一例として示す油圧ショベルの側面図である。 キャブ内を上方から見た平面図である。 図2の領域Aの拡大図である。 HMDの収納部の周辺を示す斜視図である。
以下、本発明の各実施形態に係る建設機械について図面を参照して説明する。
図1は、建設機械の一例として、油圧ショベル1の側面図を示す。油圧ショベル1の車体2は、自走可能なクローラ式の下部走行体3と、下部走行体3の上に旋回可能に搭載される上部旋回体4とから構成されている。上部旋回体4の前部には、土砂の掘削作業等を行うためのスイング式の作業装置5が取付けられている。なお、図1において車体2の前後方向を矢印で示している。
上部旋回体4は、下部走行体3の車幅内で旋回可能に構成され、上部旋回体4の前部には、オペレータが搭乗するキャブ6が設置されている。上部旋回体4の旋回フレーム7には、カウンタウエイト8や図示しない油圧ポンプなどが支持されている。作業装置5は、旋回フレーム7の前部に取り付けられ、上部旋回体4の旋回によって左右に揺動し、上下方向に俯仰動可能に構成されている。
作業装置5は、キャブ6側から順に、ブーム9、アーム10、及びバケット11を備えている。ブーム9は、ブームシリンダ12によって旋回フレーム7に俯仰動可能に取り付けられている。アーム10は、アームシリンダ13によってブーム9に回動可能に取り付けられている。バケット11は、バケットシリンダ14によってアーム10に回動可能に取り付けられている。
図2は、キャブ6内を上方から見た平面図を示す。なお、図2及び図3においては、車体2の前後方向及び左右方向を矢印で示している。キャブ6内には、オペレータが着座するシート15が備えられている。シート15は、前後にスライド可能であり、オペレータが着座したときに背中をもたせかける背もたれ16を有する。図2はシート15が最後方にスライドされた状態を示している。
シート15の左側にはドア17が設けられ、オペレータはドア17を開放することによりキャブ6に乗降することができる。シート15の右側及び後側には、それぞれ開閉不能の窓18が設けられている。シート15の左右側(側方)にはそれぞれ操作レバー19が設けられている。オペレータは、各操作レバー19を操作することにより作業装置5を稼働して掘削作業を行う。
キャブ6内のシート15の右側(側方)且つ操作レバー19の後方には、HMD20が収納される収納部21が設けられている。収納部21は、キャブ6内において、シート15を隔ててドア17と反対側に設けられ、開閉不能の窓18に近い位置に配置される。これにより、収納部21及び収納部21に収納したHMD20がキャブ6の外部から侵入する雨水や塵に晒されることはない。
HMD20は、オペレータが装着して使用する表示装置であり、オペレータの両目を覆うようにしてオペレータの頭に装着して使用する。HMD20にはワイヤハーネス22が接続される。ワイヤハーネス22は、図示しない電力供給源や、データを送受信する図示しない電装品から延びている。HMD20は、ワイヤハーネス22を介して電力が供給されるとともに、電装品との間のデータの送受信を行う。
オペレータは、キャブ6に搭乗して掘削作業の操作を行う際、掘削支援システムを構成するマシンガイダンスからのデータを利用する。マシンガイダンスは、油圧ショベル1と油圧ショベル1が稼働する地形との位置関係に関するデータを提供する。オペレータは、目視で油圧ショベル1の周囲の状況を確認する際、HMD20においてマシンガイダンスから提供されるデータを把握しながら油圧ショベル1を操作し、掘削作業を行う。
図3は、図2の領域Aの拡大図を示す。キャブ6内のシート15の右側且つ収納部21の後方には樹脂製のカバー23が設けられている。カバー23は開閉可能であり、カバー23の下側には種々の電装品が配置されている。カバー23の前部下端には、ワイヤハーネス22の引出口23aが形成されている。引出口23aは、シート15が最後方にスライドされたときの背もたれ16の最後端部16aよりも後方に位置し、引出口23aから引き出されたワイヤハーネス22はキャブ6のフロア6aに沿って延設されて収納部21に収納されたHMD20に接続される。
カバー23内には、ワイヤハーネス22の巻取装置24が設けられている。巻取装置24は、HMD20から延びるワイヤハーネス22の途中に介在し、HMD20を収納部21から取り出して使用するときはワイヤハーネス22を引き出し可能とする。一方、巻取装置24は、HMD20を使用中にワイヤハーネス22の余長分が生じたり、或いはHMD20を収納部21に収納したりしたときには、引出口23aから引き出されたワイヤハーネス22の余長分を巻き取る。
図4は、HMD20の収納部21の周辺を斜視図で示す。収納部21は、底壁21a、四方を囲む側壁21b、及び開閉可能な蓋21cから構成され、後側の側壁21bの上端には挿通溝21dが切り欠かれて形成されている。HMD20を収納部21に収納した状態において、ワイヤハーネス22は挿通溝21dから収納部21の外部に延設される。収納部21の蓋21cを閉じることにより、収納部21への雨水や塵の侵入が防止される。
以上のように、本実施形態の油圧ショベル1は、キャブ6内において、ワイヤハーネス22の引出口23aは、シート15が最後方にスライドされたときの背もたれ16の最後端部16aよりも後方に位置する。これにより、ワイヤハーネス22は、シート15に着座したオペレータの背中よりも必ず後方に延設されることとなる。従って、HMD20を装着して操作レバー19を操作するオペレータの腕などにワイヤハーネス22が引っ掛かることが防止され、オペレータの操作性を確保することができる。また、オペレータの腕などにワイヤハーネス22が引っ掛かることによりワイヤハーネス22が引っ張られて断線する危険性を低減することもできる。
また、キャブ6内には、引出口23aから引き出されたワイヤハーネス22の余長分を巻き取る巻取装置24が設けられている。これにより、HMD20を使用中にワイヤハーネス22の余長分が生じたり、或いはHMD20を収納部21に収納したりしたときには、引出口23aから引き出されたワイヤハーネス22の余長分が巻き取られる。従って、キャブ6内においてワイヤハーネス22の余長分が発生し難くなるため、ワイヤハーネス22の引っ掛かりや断線をさらに効果的に防止することができる。
また、キャブ6内にはHMD20の収納部21が設けられ、収納部21はシート15の側方且つ操作レバー19の後方に位置する。これにより、オペレータは、シート15に着座した状態で操作レバー19の操作を妨げられることなく、収納部21からHMD20を容易に取り出したり収納したりすることができる。従って、オペレータの操作性を確保しつつ、オペレータの利便性を向上することができる。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、巻取装置24を設けるとともに、或いは巻取装置24の代わりに、ワイヤハーネス22を螺旋形状に癖付けしたカール式ワイヤハーネスとしても良い。この場合であっても、キャブ6内においてワイヤハーネス22の余長分が発生し難くなるため、ワイヤハーネス22の引っ掛かりや断線を効果的に防止可能である。
また、オペレータがシート15に着座した状態で操作レバー19の上端よりも上側においてオペレータに装着して使用するのであれば、HMD20以外の、例えばオペレータの腰に装着して使用する表示装置を用いても良い。この場合であっても、シート15に着座したオペレータが操作レバー19の操作を妨げられることなく、ワイヤハーネス22の引っ掛かりや断線を防止することができる。
また、上記実施形態における本発明の趣旨を逸脱しない構成は、油圧ショベル1に限らず、作業装置5以外の種々の作業装置を備えた建設機械にも適用可能である。
1 油圧ショベル(建設機械)
6 キャブ
15 シート
16 背もたれ
16a 最後端部
19 操作レバー
20 ヘッドマウントディスプレイ(HMD)(表示装置)
21 収納部
22 ワイヤハーネス
23a 引出口

Claims (6)

  1. キャブ内にてオペレータが装着して使用する表示装置を備えた建設機械であって、
    前記キャブ内に形成された引出口から引き出され、前記表示装置に接続されるワイヤハーネスと、
    前記キャブ内に設けられ、前記オペレータが着座したときに背中をもたせかける背もたれを有するとともに、前後にスライド可能なシートと
    を備え、
    前記ワイヤハーネスの前記引出口は、前記シートが最後方にスライドされたときの前記背もたれの最後端部よりも後方に位置することを特徴とする建設機械。
  2. 前記引出口から引き出された前記ワイヤハーネスの余長分を巻き取る巻取装置をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記ワイヤハーネスは、螺旋形状に癖付けしたカール式ワイヤハーネスであることを特徴とする請求項1又は2に記載の建設機械。
  4. 前記キャブ内の前記シートの側方に位置するとともに前記オペレータが操作する操作レバーと、
    前記キャブ内の前記シートの側方且つ前記操作レバーの後方に位置し、前記表示装置が収納される収納部と
    を備えることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の建設機械。
  5. 前記表示装置は、前記オペレータが前記シートに着座した状態で前記操作レバーの上端よりも上側において前記オペレータに装着して使用することを特徴とする請求項4に記載の建設機械。
  6. 前記表示装置は、前記オペレータの両目を覆うようにして頭に装着して使用するヘッドマウントディスプレイであることを特徴とする請求項5に記載の建設機械。
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