JP7386376B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、建設機械に関し、特にキャブに設けたドアの内部にワイヤハーネスを配索した建設機械に関する。
特許文献1には、ワイヤハーネスをドアの内部からドアの側端壁に穿孔した挿通孔を介して自動車の車体に配索したドア構造が開示されている。ワイヤハーネスは、自動車のドアに搭載する電装品に電力を供給する。
建設機械においては、キャブにオペレータが乗降する際の利便性の向上が求められている。利便性向上の一例として、キャブのドアの電子ロックを可能とするキースイッチ等の電装品がドアに設置されている。ドアの内部には、キャブの本体側からワイヤハーネスが配索される。ワイヤハーネスが電装品に接続されることにより、電装品に電力が供給される。
利便性向上の別の例として、建設機械のキャブに設けられたドアの枠体は、ヒンジを介してキャブの枠体に取り付けられ、ドアが閉じられた状態(閉状態)からヒンジを中心に180°開放可能なドア構造が採用されている。180°開放状態となったドアは、開保持ロック機構によってドアの外側面をキャブの外側面に保持可能である。オペレータは、開保持ロック解除レバーを操作することにより、開保持ロック機構のロックを解除してドアを閉状態にすることができる。
開保持ロック解除レバーは、操作性を考慮してキャブのドアで覆われる開口部の近傍に設けられることが多い。一方、ドアの枠体のヒンジが取り付けられる側端壁と、キャブの枠体のヒンジが取り付けられる側端壁とには、ワイヤハーネスの挿通孔がそれぞれ穿孔されている。ワイヤハーネスは、キャブ及びドアのそれぞれの挿通孔を介してキャブの本体側からドアの内部に配索される。
特開2004-25974号公報
キャブの外にいるオペレータが開保持ロック解除レバーを操作する際、キャブは建設機械の走行体の上に位置しているため、オペレータは開保持ロック解除レバーを下側から操作することになる。また、ドアが180°開方状態のとき、ワイヤハーネスがワイヤハーネスを挿通するためのドアの挿通孔とキャブの挿通孔との間に亘って外部に露出する。従って、各挿通孔によりも下側に開保持ロック解除レバーが位置付けられる場合、オペレータは、開保持ロック解除レバーを操作する際、各挿通孔間に亘って露出して場合によっては垂れ下がるワイヤハーネスを避けながらロック解除レバーを操作しなければならない。
このため、従来においては、開保持ロック解除レバーの操作性、ひいてはオペレータの利便性が悪化し、オペレータがワイヤハーネスに接触する危険性が高まっていた。具体的には、開保持ロック解除レバーを操作しようとしたオペレータが誤ってワイヤハーネスを掴んで転倒したり、ワイヤハーネスが断線したりするおそれがあった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、オペレータの利便性を確保しながら、オペレータがワイヤハーネスに接触する危険性を低減することができる建設機械を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく、本発明の建設機械は、開口部を形成する第1枠体を有するキャブと、第1枠体に上下2カ所に配置されたヒンジを介して取り付けられる第2枠体を有し、閉状態で開口部を覆うドアと、キャブの外側面に形成された第1係合部、及びドアの外側面に形成された第2係合部を有し、ドアを開放したとき第1係合部に第2係合部を係合させてドアを開放状態に保持する開保持ロック機構と、キャブの開口部の近傍に設けられ、第1係合部と第2係合部との係合を解除することにより開保持ロック機構によるドアの開保持を解除する開保持ロック解除レバーと、を備えた建設機械において、第1枠体は、ヒンジが取り付けられる第1側端壁において上側のヒンジと下側のヒンジとの間の位置に形成される第1挿通孔と、第1空間とを有し、第2枠体は、ヒンジが取り付けられる第2側端壁において上側のヒンジと下側のヒンジとの間に形成される第2挿通孔と、第2空間とを有し、ワイヤハーネスは、第1挿通孔及び第2挿通孔を介して第1空間から第2空間に配索され、開保持ロック解除レバーは、下方向に操作されることにより、第1係合部と第2係合部との係合を解除し、第1挿通孔及び第2挿通孔は、開保持ロック解除レバーよりも上側に設けられる。
また、本発明の建設機械は、開口部を形成する第1枠体を有するキャブと、第1枠体にヒンジを介して取り付けられる第2枠体を有し、閉状態で開口部を覆うドアと、キャブの外側面に形成された第1係合部、及びドアの外側面に形成された第2係合部を有し、ドアを開放したとき第1係合部に第2係合部を係合させてドアを開放状態に保持する開保持ロック機構と、キャブの開口部の近傍に設けられ、第1係合部と第2係合部との係合を解除することにより開保持ロック機構によるドアの開保持を解除する開保持ロック解除レバーと、を備えた建設機械において、第1枠体は、ヒンジが取り付けられる第1側端壁に形成される第1挿通孔と、第1空間とを有し、第2枠体は、ヒンジが取り付けられる第2側端壁に形成される第2挿通孔と、第2空間とを有し、ワイヤハーネスは、第1挿通孔及び第2挿通孔を介して第1空間から第2空間に配索され、第1挿通孔及び第2挿通孔は、開保持ロック解除レバーよりも上側に設けられ、ドアは、電装品と、電装品の上側に設けられたメンテナンス用窓とを有し、ドアの第2空間にはメンテナンス用窓の近傍に第1配索スペースが形成され、ワイヤハーネスは、ドアの第2挿通孔から挿通された後、第1配索スペースにおいてメンテナンス用窓の近傍を通過して電装品に接続され、ドアは、メンテナンス用窓の上側に設けられた上側窓と、上側窓の下側に設けられた下側窓とを有し、ドアの第2空間には上側窓と下側窓との間に第2配索スペースが形成され、ワイヤハーネスは、ドアの第2挿通孔から挿通された後、第2配索スペース及び第1配索スペースを通過して電装品に接続される。
本発明の建設機械によれば、オペレータの利便性を確保しながら、オペレータがワイヤハーネスに接触する危険性を低減することができる。
本発明の実施形態に係る建設機械の一例として示す油圧ショベルの側面図である。 キャブを上方から見た斜視図である。 ドアを開放したときのキャブの斜視図である。 ドアが閉状態のときにキャブ内から見たドア及びキャブの第1枠体の側面図である。 ドアを開放したときの開保持解除レバー近傍におけるキャブの第1枠体及びドアの第2枠体を部分的に示した斜視図である。 キャブ内からドアの内部の第2空間に配索されるワイヤーネス経路を示す斜視図である。 キャブ内からドアの内部の第2空間に配索されるワイヤーネス経路を示す側面図である。 ドアが閉状態のときにキャブ内から見たワイヤハーネス経路を示す側面図である。
以下、本発明の各実施形態に係る建設機械について図面を参照して説明する。
図1は、建設機械の一例として、油圧ショベル1の側面図を示す。油圧ショベル1の車体2は、自走可能なクローラ式の下部走行体3と、下部走行体3の上に旋回可能に搭載される上部旋回体4とから構成されている。上部旋回体4の前部には、土砂の掘削作業等を行うためのスイング式の作業装置5が取付けられている。なお、各図において車体2の前後方向を矢印で示している。
上部旋回体4は、下部走行体3の車幅内で旋回可能に構成され、上部旋回体4の前部には、オペレータが搭乗するキャブ6が設置されている。上部旋回体4の旋回フレーム7には、カウンタウエイト8や図示しない油圧ポンプなどが支持されている。作業装置5は、旋回フレーム7の前部に取り付けられ、上部旋回体4の旋回によって左右に揺動し、上下方向に俯仰動可能に構成されている。
作業装置5は、キャブ6側から順に、ブーム9、アーム10、及びバケット11を備えている。ブーム9は、ブームシリンダ12によって旋回フレーム7に俯仰動可能に取り付けられている。アーム10は、アームシリンダ13によってブーム9に回動可能に取り付けられている。バケット11は、バケットシリンダ14によってアーム10に回動可能に取り付けられている。
図2は、キャブ6を上方から見た斜視図を示す。図3は、ドアを開放したときのキャブ6の斜視図を示す。キャブ6は、側部に第1枠体15を有し、第1枠体15には開口部16が形成されている。キャブ6には第2枠体18を有するドア17が設けられている。ドア17は閉状態で開口部16を覆い、ドア17の第2枠体18は上下2カ所に配置されたヒンジ19を介してキャブ6の第1枠体15に取り付けられている。
図3に示すように、ドア17は各ヒンジ19を中心に閉状態から略180°開放可能である。ドア17の前部下側には、ドア17を開閉操作するための取手20が設けられ、取手20は閉状態のドア17のロックを解除するドアロック解除レバーの機能を兼ね備えている。取手20の前側には、電装品の一例としてキースイッチ21が設けられている。キースイッチ21は、閉状態のドア17の電子ロック及び電子ロック解除を可能とする。
キャブ6にはドア17を略180°開放状態に保持する開保持ロック機構22が設けられている。開保持ロック機構22は、第1枠体15におけるキャブ6の外側面に形成された第1係合部23と、第2枠体18におけるドア17の外側面に形成された第2係合部24とを備える。ドア17を180°開放したときに第1係合部23に第2係合部24を係合させることにより、ドア17が略180°開放状態に保持される。
ドア17は、取手20及びキースイッチ21の上側に設けられたメンテナンス用窓25と、メンテナンス用窓25の上側に設けられた上側窓26と、上側窓26の下側に設けられた下側窓27とを備えている。メンテナンス用窓25は、ドア17の前部に設けられた開放可能な小窓であり、開放することによりドア17の第2枠体18内に形成された後述する第2空間33にアクセス可能となる。上側窓26及び下側窓27は油圧ショベル1の運転中においてオペレータの視界確保のために使用される。
図4は、ドア17が閉状態のときにキャブ6内から見たドア17及びキャブ6の第1枠体15の側面図を示す。キャブ6の第1枠体15の開口部16の近傍であってキャブ6のフロア6aの上側に開保持ロック解除レバー28が設けられている。開保持ロック解除レバー28を図4に示す円弧矢印方向に回動させることにより、第1係合部23と第2係合部24との係合が解除され、開保持ロック機構22によるドア17の開保持が解除される。ドア17のメンテナンス用窓25の位置にはキャブ内ドアロック解除レバー29が設けられている。キャブ内ドアロック解除レバー29を操作することにより、キャブ6内から閉状態のドア17のロックを解除することができる。
図5は、ドア17を開放したときの開保持ロック解除レバー28近傍におけるキャブ6の第1枠体15及びドア17の第2枠体18を部分的に斜視図で示す。キャブ6の第1枠体15には、ヒンジ19側に形成される第1挿通孔30と、第1挿通孔30から第1枠体15の内部に通ずる第1空間31とが形成されている。ドア17の第2枠体18には、ヒンジ19側に形成される第2挿通孔32と、第2挿通孔32から第2枠体18の内部に通ずる第2空間33とが形成されている。
具体的には、第1挿通孔30は、キャブ6の第1枠体15においてヒンジ19が取り付けられる第1側端壁15aに形成される。第2挿通孔32は、ドア17の第2枠体18においてヒンジ19が取り付けられる第2側端壁18aに形成される。ドア17が閉状態となると、第1側端壁15aと第2側端壁18aとが対向する。これに伴い第1挿通孔30と第2挿通孔32とが対向する。第1挿通孔30及び第2挿通孔32は、開保持ロック解除レバー28よりも上側に設けられている。
図6は、キャブ6内からドア17の内部の第2空間33に配索されるワイヤーネス経路を示す斜視図である。図7は、キャブ6内からドア17の内部の第2空間33に配索されるワイヤーネス経路を示す側面図である。図6及び図7はドア17を開放した状態を示している。キャブ6内に設置された図示しない電力供給源からドア17に向けてワイヤハーネス34が配索され、ワイヤハーネス34はキースイッチ21に電力を供給する。
ワイヤハーネス34は、キャブ6内においてフロア6a近傍に配索された後、キャブ6の第1空間31に配索され、第1挿通孔30に挿通されて第1空間31から一旦露出し、第2挿通孔32に挿通されてドア17の第2空間33に配索される。すなわち、ワイヤハーネス34は、開保持ロック解除レバー28よりも上側に設けた第1挿通孔30及び第2挿通孔32を介してキャブ6の第1空間31からドア17の第2空間33に配索される。
ドア17が略180°開放された状態においてオペレータが開保持ロック解除レバー28を操作する場合、オペレータは地面に立った状態でキャブ6の外部から、或いは、キャブ6のシートに着座した状態で開保持ロック解除レバー28を操作する。この場合、第1挿通孔30及び第2挿通孔32が開保持ロック解除レバー28よりも上側に設けられていることにより、第1挿通孔30と第2挿通孔32との間において外部に露出したワイヤハーネス34にオペレータが接触する危険性が低減される。
ドア17の第2空間33には、メンテナンス用窓25の近傍に第1配索スペース35が形成されている。ワイヤハーネス34は、ドア17の第2挿通孔32から挿通された後、第1配索スペース35を通過し、下方に屈曲されてキースイッチ21に接続される。ワイヤハーネス34は、ドア17の第2挿通孔32から挿通された後、第1配索スペース35においてメンテナンス用窓25の近傍を通過し、下方に屈曲されてキースイッチ21に接続される。ワイヤハーネス34を第2空間33に配索する際、メンテナンス用窓25を開放して第1配索スペース35にアクセスすることにより、キースイッチ21に向けてワイヤハーネス34を下方に屈曲する作業を容易に行うことができる。
ドア17の第2空間33には、上側窓26と下側窓27との間に第2配索スペース36が形成されている。ワイヤハーネス34は、ドア17の第2挿通孔32から挿通された後、第2配索スペース36、第1配索スペース35を通過し、下方に屈曲されてキースイッチ21に接続される。
図8は、ドア17が閉状態のときにキャブ6内から見たワイヤハーネス経路を示す側面図である。ドア17の第2空間33に形成された第2配索スペース36は、ドア17を開状態から閉状態に移行する際に生じるワイヤハーネス34の余長分が収容される余長分収容部37としての機能も兼ね備えている。ドア17が閉状態のとき、余長分収容部37としての第2配索スペース36にはワイヤハーネス34の余長部34aが折れ曲がって収容され、キャブ6内にワイヤハーネス34の余長分がはみ出てることはない。
以上のように、本実施形態の油圧ショベル1は、ワイヤハーネス34が挿通される第1挿通孔30及び第2挿通孔32が開保持ロック解除レバー28よりも上側に設けられる。これにより、開保持ロック解除レバー28の操作性、ひいてはオペレータの利便性を確保しながら、第1挿通孔30と第2挿通孔32との間において外部に露出したワイヤハーネス34にオペレータが接触する危険性が低減される。具体的には、開保持ロック解除レバー28を操作しようとしたオペレータが誤ってワイヤハーネス34を掴んで転倒したり、ワイヤハーネス34が断線したりするおそれが低減される。
また、ドア17の第2空間33に第1配索スペース35を形成したことにより、ワイヤハーネス34を第2空間33に配索する際、メンテナンス用窓25を開ければ、キースイッチ21に向けてワイヤハーネス34を屈曲する作業を容易に行うことができる。
また、ドア17の第2空間33に第2配索スペース36を形成したことにより、第2空間33の上側窓26と下側窓27との間に形成された第2配索スペース36をワイヤハーネス経路として利用することができる。従って、第2空間33の限られたスペースを有効活用することができる。
また、ドア17の第2空間33に形成された第2配索スペース36は、ワイヤハーネス34の余長分が収容される余長分収容部37としても機能する。これにより、ドア17が閉状態のときにキャブ6内にワイヤハーネス34の余長分がはみ出てキャブ6内の視界性や居住性が悪化することはない。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、ドア17の第2空間33に形成されるワイヤハーネス経路は、第1配索スペース35及び第2配索スペース36が形成されるのであれば、図示した形態に限定されるものではない。また、上記実施形態における本発明の趣旨を逸脱しない構成は、油圧ショベル1に限らず、作業装置5以外の種々の作業装置を備えた建設機械にも適用可能である。
1 油圧ショベル(建設機械)
6 キャブ
15 第1枠体
15a 第1側端壁
16 開口部
17 ドア
18 第2枠体
18a 第2側端壁
19 ヒンジ
21 キースイッチ(電装品)
22 開保持ロック機構
23 第1係合部
24 第2係合部
25 メンテナンス用窓
26 上側窓
27 下側窓
28 開保持ロック解除レバー
30 第1挿通孔
31 第1空間
32 第2挿通孔
33 第2空間
35 第1配索スペース
36 第2配索スペース
37 余長分収容部

Claims (4)

  1. 開口部を形成する第1枠体を有するキャブと、
    前記第1枠体に上下2カ所に配置されたヒンジを介して取り付けられる第2枠体を有し、閉状態で前記開口部を覆うドアと、
    前記キャブの外側面に形成された第1係合部、及び前記ドアの外側面に形成された第2係合部を有し、前記ドアを開放したとき前記第1係合部に前記第2係合部を係合させて前記ドアを開放状態に保持する開保持ロック機構と、
    前記キャブの前記開口部の近傍に設けられ、前記第1係合部と前記第2係合部との係合を解除することにより前記開保持ロック機構による前記ドアの開保持を解除する開保持ロック解除レバーと、を備えた建設機械において、
    前記第1枠体は、前記ヒンジが取り付けられる第1側端壁において上側の前記ヒンジと下側の前記ヒンジとの間の位置に形成される第1挿通孔と、第1空間とを有し、
    前記第2枠体は、前記ヒンジが取り付けられる第2側端壁において上側の前記ヒンジと下側の前記ヒンジとの間に形成される第2挿通孔と、第2空間とを有し、
    ワイヤハーネスは、前記第1挿通孔及び前記第2挿通孔を介して前記第1空間から前記第2空間に配索され、
    前記開保持ロック解除レバーは、下方向に操作されることにより、前記第1係合部と前記第2係合部との係合を解除し、
    前記第1挿通孔及び前記第2挿通孔は、前記開保持ロック解除レバーよりも上側に設けられることを特徴とする建設機械。
  2. 前記ドアは、電装品と、前記電装品の上側に設けられたメンテナンス用窓とを有し、
    前記ドアの前記第2空間には前記メンテナンス用窓の近傍に第1配索スペースが形成され、
    前記ワイヤハーネスは、前記ドアの前記第2挿通孔から挿通された後、前記第1配索スペースにおいて前記メンテナンス用窓の近傍を通過して前記電装品に接続されることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  3. 開口部を形成する第1枠体を有するキャブと、
    前記第1枠体にヒンジを介して取り付けられる第2枠体を有し、閉状態で前記開口部を覆うドアと、
    前記キャブの外側面に形成された第1係合部、及び前記ドアの外側面に形成された第2係合部を有し、前記ドアを開放したとき前記第1係合部に前記第2係合部を係合させて前記ドアを開放状態に保持する開保持ロック機構と、
    前記キャブの前記開口部の近傍に設けられ、前記第1係合部と前記第2係合部との係合を解除することにより前記開保持ロック機構による前記ドアの開保持を解除する開保持ロック解除レバーと、を備えた建設機械において、
    前記第1枠体は、前記ヒンジが取り付けられる第1側端壁に形成される第1挿通孔と、第1空間とを有し、
    前記第2枠体は、前記ヒンジが取り付けられる第2側端壁に形成される第2挿通孔と、第2空間とを有し、
    ワイヤハーネスは、前記第1挿通孔及び前記第2挿通孔を介して前記第1空間から前記第2空間に配索され、
    前記第1挿通孔及び前記第2挿通孔は、前記開保持ロック解除レバーよりも上側に設けられ、
    前記ドアは、電装品と、前記電装品の上側に設けられたメンテナンス用窓とを有し、
    前記ドアの前記第2空間には前記メンテナンス用窓の近傍に第1配索スペースが形成され、
    前記ワイヤハーネスは、前記ドアの前記第2挿通孔から挿通された後、前記第1配索スペースにおいて前記メンテナンス用窓の近傍を通過して前記電装品に接続され、
    前記ドアは、前記メンテナンス用窓の上側に設けられた上側窓と、前記上側窓の下側に設けられた下側窓とを有し、
    前記ドアの前記第2空間には前記上側窓と前記下側窓との間に第2配索スペースが形成され、
    前記ワイヤハーネスは、前記ドアの前記第2挿通孔から挿通された後、前記第2配索スペース及び前記第1配索スペースを通過して前記電装品に接続されることを特徴とする建設機械。
  4. 前記ドアの前記第2空間に形成された前記第2配索スペースは、前記ドアを開状態から閉状態に移行する際に生じる前記ワイヤハーネスの余長分が収容される余長分収容部であることを特徴とする請求項3に記載の建設機械。
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