JPH06179512A - コイル製品の置場管理方法 - Google Patents

コイル製品の置場管理方法

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JPH06179512A
JPH06179512A JP35233992A JP35233992A JPH06179512A JP H06179512 A JPH06179512 A JP H06179512A JP 35233992 A JP35233992 A JP 35233992A JP 35233992 A JP35233992 A JP 35233992A JP H06179512 A JPH06179512 A JP H06179512A
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JP
Japan
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coil
crane
product
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Pending
Application number
JP35233992A
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English (en)
Inventor
Kazuo Ito
和男 伊藤
Katsuhiko Yamaguchi
勝彦 山口
Tatsuma Hiroya
辰馬 広谷
Kenji Miyazaki
健二 宮崎
Fujio Kuriyama
富士男 栗山
Masanobu Tani
政信 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINNITSUTETSU JOHO TSUSHIN SYST KK
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Information and Communication Systems Inc
Original Assignee
SHINNITSUTETSU JOHO TSUSHIN SYST KK
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Information and Communication Systems Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 山繰りを少なくし、作業性を向上させること
のできるコイルの製品の置場管理方法を提供する。 【構成】 山入れ条件サマリーテーブル8、コイルサイ
ズレンジ管理テーブル7及び山入れ優先順ファイル6の
各々に基づいてコイルの降ろし先列が決定され(ステッ
プ101)、さらに列内現品管理ファイル9に基づいて
コイルの降ろし先番地の決定が行われ(ステップ10
2)、この結果によるクレーンオペレーションガイドが
端末装置に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、置き場に山積みされた
コイル製品をクレーンで搬出する際のコイル製品の置場
管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製鉄工場で生産されたコイル製品は一時
的に置き場に山積みされ、出荷時に必要な製品をクレー
ンを用いて搬出している。この場合、コイル製品は全て
が同一仕様品とは限らない。このため、山積みされた製
品山の下側から取り出さねばならない場合もある。この
場合には、製品の積み直し(上側に位置する不要の製品
を取り除く作業)をしてから必要な製品を取り出してい
る。
【0003】なお、クレーン作業においては、製品の山
入れ(製品を製品置場へ移動する作業)や、製品の積み
直しを効率的に行う作業、及びこの作業に伴う製品の置
き位置の把握などが必要になるが、従来、すべて作業者
の記憶や熟練に依存している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にあ
っては、コイル製品の置場管理が作業者の個人的能力に
依存しているため、上側の製品をどかして下側の製品を
取り出すといった積み直し(以下、山繰りという)が多
発し、出荷時の作業性が悪かった。
【0005】そこで、本発明の目的は、山繰りを少なく
し、作業性を向上させることのできるコイル製品の置場
管理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、コイル製品を契約内容に応じた降ろ
し先置き場へクレーンで移動するに際し、前記コイル製
品のサイズ、山繰りスペースの確認、輸送形態、クレー
ンの作業性などを考慮して予め設定した山入れの優先順
に従って最適なクレーン降ろし先を決定するようにして
いる。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、山入れ条件サマリーテ
ーブル、コイルサイズレンジ管理テーブル及び山入れ優
先順ファイルの各々に基づいてコイルの降ろし先列が決
定され、さらに列内現品管理ファイルに基づいてコイル
の降ろし先番地の決定が行われ、この結果によるクレー
ンオペレーションガイドが端末装置に表示される。した
がって、従来頻繁に行われた山繰りを少なくし、クレー
ンの作業性を向上させることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明によるコイル製品の置場管理方
法による処理の概要を示す概念図である。また、図2は
本発明の置場管理方法の処理を達成するシステムを示す
説明図である。
【0009】図2に示すように、本発明方法を達成する
システムは、ホストコンピュータ1と、このホストコン
ピュータ1に接続されるクレーン端末部2からなる。ク
レーン端末部2は、クレーン端末装置3及びクレーン位
置(X,Y,Z)を検出するクレーン位置検出装置4か
らなり、ホストコンピュータ1で決定された指示情報と
クレーン位置検出装置4で検出したクレーン5内の製品
の位置情報をクレーンのオペレーションガイドとしてク
レーン端末装置3に表示する。この表示はクレーン作業
手順(吊り順)の順番に吊り製品番号、吊り元、降ろし
先、現在位置などである。
【0010】ホストコンピュータ1においては、図3に
示すように「山入れ優先順」が登録された山入れ優先順
ファイル6(山入れの際の混載の優先順を規定したファ
イル)、図4に示すように幅及び外径に対応したコイル
サイズ範囲が登録されたコイルサイズレンジ管理テーブ
ル7、図5に示すように山入れ条件(輸送機関、塗油の
有無など)とコイルサイズやランクの関係を示す山入れ
条件サマリーテーブル8、置場管理ファイルとしての図
6に示す如き列内現品管理ファイル9、クレーン作業指
示ファイル10等のファイルを備え、クレーン降ろし先
列・番地決定手段11により、クレーン降ろし先列と番
地決定の処理を行う。ここで、「山入れ」とは、すでに
形成されている製品山から製品を持ち出して既存の製品
山の上へ移動すること及び新たな山(製品の山)を作る
ことをいう。
【0011】次に、図1の処理について説明する。図1
は図2に示すクレーン降ろし先列・番地決定手段11の
詳細処理を示している。なお、図中のSはステップを意
味している。
【0012】まず、クレーン5が複数台あり、置場が変
動し易いことから、最初に山入れ条件サマリーテーブル
8、コイルサイズレンジ管理テーブル7及び山入れ優先
順ファイル6に基づいてコイルの降ろし先列(コイルの
1つの塊をいう)を決定し(S101)、この後に列内
現品管理ファイル9に基づくコイル降ろし先番地の決定
を行う(S102)。そして、ステップ102の結果に
基づいてクレーン端末装置3の画面にクレーンオペレー
ションガイドの表示を行う。
【0013】図7は図1のステップ101の詳細処理を
示すフローチャートである。
【0014】まず、前処理を行う(S701)。この処
理は、図6の列内現品管理ファイル9に基づいて図5の
ように山入れ条件サマリーテーブル8を作成するもので
ある。ついで、最初の製品番号をセットし(S70
2)、さらに図3に示す山入れ優先順ファイル6を用い
て最初の条件を求める(S703)。図3において、
「現品区分」は“1”が製品、“2”が材料を示し、
「輸送機関」は製品をどのルートで搬送するかを示し、
“1”が輸出及び海送、“2”が陸送を示している。ま
た、「巾ランク」は“1”が同一ランク、“2”が1ラ
ンク上を示し、同様に「外径ランク」は“1”が同一ラ
ンク、“2”が1ランク上、“3”がフリーサイズを示
している。さらに「山繰りスペース使用」は“1”が山
繰りスペース使用可を示している。
【0015】ついで、山入れ条件サマリーテーブル8を
参照して条件(巾レンジ、外径レンジ、巾ランク、外径
ランク、空番地数など)にマッチングする列ナンバー
(A−10、B−10など)を検索する(S704)。
これによりマッチングする列ナンバーが見つかった場
合、空き番地(山繰りスペースを含む物理的な空き)数
が0以上か否か(空き番地数>0)を判定する(S70
7)。ステップ705でマッチングする列ナンバーが無
かった場合、山入れ優先順ファイル6を参照して次の条
件を求める。(S706)。すなわち、優先順を落とし
て次の条件を求める。
【0016】ステップ707で空き番地数が見つかった
場合、その列を降ろし先列(TO)として図8に示すク
レーン作業指示ファイル10にセットし、その列に降ろ
した物として山入れ条件サマリーテーブル8のその列の
空き番地数を1つ減ずる(−1)処理を行う(S70
8)。この結果を示したのが図9であり、図5と比較し
て明らかなように「全体空き番地数」及び「全体有効空
き(山繰りスペースを除いた空き)番地数」が1つずつ
引かれているのがわかる。ついで、次の製品番号がある
か否かを判定し(S709)、有る場合には処理をステ
ップ703へ戻し、無い場合にはコイル降ろし先列の決
定処理を終了する。
【0017】図10は図1に示すステップ102の詳細
処理を示すフローチャートを示している。
【0018】まず、その列の最初の空き番地を検索し
(S1001)、空き番地があるか否かを判定する(S
1002)。この処理は、図11に示すような現品管理
を行うものである。番地のサーチ順は、番地の小さい方
から大きい方へ、また、上段から下段へサーチする。な
お、図11において、「番地ステータス」は“0”が空
き番地、“1”がコイル有りを示している。
【0019】空き番地が無い場合には処理をステップ1
01(図1参照)に戻し、空き番地が有った場合にはそ
の下の現品に出荷の指示があるか否かを判定する(S1
003)。指示有りの場合には、次に空き番地を検索し
(S1010)、処理をステップ1002へ戻し、以降
の処理を繰り返し実行する。
【0020】ステップ1003で指示無しが判定された
場合、[下の現品の外径≧山入れ現品の外径−α]の式
を満たすか否かを判定する(S1004)。判定式を満
たした場合、[下の現品の巾≧山入れ現品の巾−β]の
式を満たすか否かを判定し(S1005)、満たされた
場合には浮きコイルの判定を行う(S1006)。ここ
で、浮きコイルとは、サイズの異なるコイルの混載時に
不安定な積み状態を招くコイルをいう。そして、浮きコ
イルの判定は、夫々のコイルの座標点を求め、その座標
が重なるときに浮きコイルであると見なす。
【0021】そして浮きコイルであることが判定(S1
007)された場合はステップ1010の処理を実行
し、浮きコイルで無いことが判定された場合には、その
番地を降ろし先番地(TO)として指示する(S100
8)。これを示したのが図12であり、「TO置場」の
欄に示すように、降ろし先番地が指示される。
【0022】さらに、次の製品番号明細があるか否かを
判定し(S1009)、次の製品番号明細がある場合に
はステップ1001に戻って以降の処理を繰り返し、無
い場合には全ての処理を終了する。
【0023】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明は、コイル
製品を契約内容に応じた降ろし先置き場へクレーンで移
動するに際し、前記コイルの製品のサイズ、山繰りスペ
ースの確認、輸送形態、クレーンの作業性などを考慮し
て予め設定した山入れの優先順に従って最適なクレーン
降ろし先を決定するようにしたので、出荷時の作業性の
向上、置場の明細精度の向上(これにより誤出荷の防止
及び所在不明の明細の排除等が可能になる)、置場の段
積み精度の向上、及びクレーン作業性の向上などが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコイル製品の置場管理方法の処理
の概要を示す概念図である。
【図2】本発明の置場管理方法の処理を達成するシステ
ムを示す説明図である。
【図3】本発明に係る山入れ優先順ファイルの内容を示
す説明図である。
【図4】本発明に係るコイルサイズレンジ管理テーブル
の内容を示す説明図である。
【図5】本発明に係る山入れ条件サマリーテーブルの内
容を示す説明図である。
【図6】本発明に係る列内現品管理ファイルの内容を示
す説明図である。
【図7】図1に示すステップ101の処理の詳細を示す
フローチャートである。
【図8】本発明に係るクレーン作業指示ファイルの内容
を示す説明図である。
【図9】図7におけるステップ708の処理による山入
れ条件サマリーテーブルの更新結果を示す説明図であ
る。
【図10】図1に示すステップ102の処理の詳細を示
すフローチャートである。
【図11】図10のステップ1001における処理を説
明する説明図である。
【図12】図10のステップ1008における処理によ
り更新されたクレーン作業指示ファイルを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 クレーン端末部 3 クレーン端末装置 4 クレーン位置検出装置 5 クレーン 6 山入れ優先順ファイル 7 コイルサイズレンジ管理テーブル 8 山入れ条件サマリーテーブル 9 列内現品管理ファイル 10 クレーン作業指示ファイル 11 クレーン降ろし先列・番地決定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広谷 辰馬 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鉄所内 (72)発明者 宮崎 健二 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鉄所内 (72)発明者 栗山 富士男 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鉄所内 (72)発明者 谷 政信 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鉄所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル製品を契約内容に応じた降ろし先
    置き場へクレーンで移動するに際し、前記コイル製品の
    サイズ、山繰りスペースの確認、輸送形態、クレーンの
    作業性などを考慮して予め設定した山入れの優先順に従
    って最適なクレーン降ろし先を決定することを特徴とす
    るコイル製品の置場管理方法。
JP35233992A 1992-12-11 1992-12-11 コイル製品の置場管理方法 Pending JPH06179512A (ja)

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JP35233992A JPH06179512A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 コイル製品の置場管理方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990608