JPH0617939A - 往復動する棒のためのパッキン - Google Patents

往復動する棒のためのパッキン

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JPH0617939A
JPH0617939A JP5071453A JP7145393A JPH0617939A JP H0617939 A JPH0617939 A JP H0617939A JP 5071453 A JP5071453 A JP 5071453A JP 7145393 A JP7145393 A JP 7145393A JP H0617939 A JPH0617939 A JP H0617939A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた密封効果と簡素化された構造のパッキ
ンを提供すること。 【構造】 本パッキンは、ケーシングの中に挿入し得る
回転対称なゴム弾性材料のシールリングからなり、該シ
ールリングが高圧媒質が働く端部に棒に当接される少な
くとも１個のシールリップを、またその反対側の端部に
棒の方向及び該端部の方向に開放した空欠部を具備し、
粘り強い重合材料からなる整合する輪郭のリングが上記
空欠部に挿入されて成る加圧可能なパッキンにおいて、
上記リングが案内リング(3) として形成され、端部(2)
から間隔を置いて少なくとも１個の半径方向外向きの突
起(3.1) を具備し、該突起を半径方向内側に開放した空
欠部の溝に弾挿することができ、シールリング(1) が保
持部(1.1) を有し、目的のための使用時に上記保持部の
少なくとも回転するシールバンドの区域が案内リング
(3) とケーシング(6) の間の間隙の中で半径方向に締め
付けられることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、往復動する棒とこの棒
を半径方向間隔を置いて取り囲むケーシングとの間のギ
ャップの密封のために用いられる加圧可能なパッキンに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のパッキンとして、ケーシングの中
に挿入し得る回転対称なゴム弾性材料のシールリングか
らなり、該シールリングが高圧媒質が働く端部に棒に当
接される少なくとも１個のシールリップを、またその反
対側の端部に棒の方向及び該端部の方向に開放した空欠
部を具備し、粘り強い重合材料からなる整合する輪郭の
リングが上記空欠部に挿入されて成るものがある。上記
のパッキンはドイツ特許出願３２４５３３８号により知
られている。粘り強いプラスチックからなるバックアッ
プリングが、これを収容するシールリングの空欠部の形
状に整合する輪郭を有する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このバックアップリン
グは本来のシールリングに関係なく需要家に提供される
から、このようなパッキンの組立は面倒である。本発明
は、パッキンの支承と組立に関して簡素化が得られるよ
うに上記のパッキンを改良することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明に基
づき、往復動する棒とこの棒を半径方向間隔を置いて取
り囲むケーシングとの間のギャップのために用いられ、
ケーシングの中に挿入し得る回転対称なゴム弾性材料の
シールリングからなり、該シールリングが高圧媒質が働
く端部に棒に当接される少なくとも１個のシールリップ
を、またその反対側の端部に棒の方向及び該端部の方向
に開放した空欠部を具備し、粘り強い重合材料からなる
整合する輪郭のリングが上記空欠部に挿入されて成る加
圧可能なパッキンにおいて、上記リングが案内リングと
して形成され、端部から間隔を置いて少なくとも１個の
半径方向外向きの突起を具備し、該突起を半径方向内側
に開放した空欠部の溝に弾挿することができ、シールリ
ングが保持部を有し、目的のための使用時に上記保持部
の少なくとも回転するシールバンドの区域が案内リング
とケーシングの間の間隙の中で半径方向に締め付けられ
ることを特徴とするパッキンによって達成される。従属
請求項は有利な実施態様に関するものである。
【０００５】本発明に基づくパッキンにおいては、リン
グが案内リングとして形成され、端部から間隔を置いて
少なくとも１個の半径方向外向きの突起を具備し、該突
起を半径方向内側に開放した空欠部の溝に弾挿すること
ができ、シールリングが保持部を有し、目的のための使
用時に上記保持部の少なくとも回転するシールバンドの
区域が案内リングとケーシングの間の間隙の中で半径方
向に締め付けられた構造になっている。これによってシ
ールリングと案内リングは輸送と組立の際に紛失しない
ように互いに固定されている。このことは本発明パッキ
ンの使用を大幅に簡素化する。ケーシングと案内リング
は実質的に不可撓とみなすことができ、一方、シールリ
ングを形成するエラストマー材料は実質的に非圧縮性で
ある。従って、シールバンドからなる区域内のシールリ
ングの半径方向圧縮の結果、一方では密閉するケーシン
グに対するシールリングの恒久的な優れた密封が、他方
ではケーシングに対する案内リングの正確な調整が得ら
れる。このことは長い寿命を得る上で大いに有利であ
る。
【０００６】保持部は、半径方向外向きの環状突起を少
なくとも１箇所に具備した輪郭を有する。ケーシングと
案内リングの間で保持部の特に高度の締め付けを得るこ
とができる点で、このことは大いに有利である。
【０００７】別の実施態様によれば、保持部と残余のシ
ールリングの輪郭がヒンジのように働く中間片によって
連結された構造になっている。このような構造ではケー
シングと案内リングの間の保持部の高度の締め付けにか
かわらず、被密封棒に接触する運動用シールの半径方向
可動性が何ら阻害されない。従って、例えば力が斜めに
伝達された結果被密封棒が傾倒する場合でも、本発明パ
ッキンによって得られる密封結果は高品質である。中間
片はシールリングの輪郭の狭隘部からなる。
【０００８】保持部が半径方向外向きの環状突起を具備
する場合は、環状突起をケーシングの溝に挿入すること
が可能である。この溝は環状突起と一致する輪郭を有す
る。その結果、このような構造においては支承するケー
シングに環状突起及びシールリングが軸方向不動に固定
される。従って、このために二次的処置は不要である。
【０００９】被圧媒質の反対側の溝の側面は、ケーシン
グの内向きのフランジ状突起で画定することができる。
その場合、フランジ状突起の半径方向面がシールリング
と案内リングの少なくとも一部に密接して接触する。こ
れによってシールリングと案内リング及び溝との正確な
相互関係が特に簡単に保証される。
【００１０】フランジ状突起はケーシングの壁部の折り
返し部分からなることが可能であり、それによって量産
の場合にフランジ状突起の製造が簡素化される。
【００１１】運動用シールリップの内部プレストレスの
発生を防止するために、案内リングの半径方向外向き突
起はその端部からの距離が増すにつれて均一に増大する
直径を有することができる。またその結果、取り囲むケ
ーシングに対して案内リングが特に正確に固定される。
【００１２】目的のための使用時に保持部の軸方向長さ
の大部分に一方ではケーシング、他方では案内リングが
密接して接触し、シールバンドの軸方向寸法がなるべく
大きくなるようにすれば好都合であることが判明した。
弛緩に基づく故障の発生がこれによって防止される。
【００１３】本発明に基づくパッキンは空気圧装置及び
液圧装置の領域の往復動する棒の密封に見事に適合す
る。好適な用途が空気圧縮ばね及びショックアブソーバ
に認められる。
【００１４】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の主題を詳述す
る。図１は納入状態のパッキンの実施例の半截図を示
す。このパッキンは往復動する棒と取り囲むケーシング
との間のギャップを密封するためのものである。パッキ
ンはケーシングに挿入することができる回転対称なゴム
弾性材料のシールリング１からなる。シールリング１は
高圧媒質４が作用する端部に棒に当接し得る少なくとも
１個のシールリップ１．５を、またその反対側の端部に
棒の方向及び上記端部の方向に開放した空欠部を具備す
る。粘り強い重合材料からなる整合する輪郭のリングが
上記の空欠部に挿入されている。リングは案内リング３
として形成され、端部２から間隔を置いて半径方向外向
きの突起３．１を具備する。突起３．１をシールリング
１の空欠部の半径方向内側に開放した溝に弾挿すること
ができる。なおシールリング１は保持部１．１を有し、
目的のための使用時に保持部１．１の少なくとも回転す
るシールバンドの区域が案内リング３と図１に図示しな
いケーシング６との間の間隙の中で半径方向に締め付け
られている。
【００１５】図２はケーシング６とその中に支承されて
ケーシング６の軸線と平行に往復動する棒５との間の被
密封ギャップへの図１のパッキンの挿入を示す。ケーシ
ング６は鋼板の管からなる。この管の開口部の区域は図
示のように比較的大きな直径に拡開されている。挿入の
後のパッキンと拡開区域との相互関係を図３に示す。実
質的に不可撓な案内リング３と実質的に不可撓なケーシ
ング６との間に保持部１．１の半径方向締め付けが生じ
ることがこの相互関係の特徴である。保持部１．１は半
径方向外向きの環状突起１．２を具備する。この環状突
起はケーシングの段部６．１に軸方向に接触する。こう
して被密封室４の方向にパッキンがそれ以上移動するこ
とは不可能である。パッキン１の端部２を越えて反対方
向に張り出すケーシング６の端部６．２は、図４に示す
ように、次に半径方向内側に折り曲げられる。
【００１６】例えば、折り曲げ又は縁曲げ操作によって
端部６．２を適当に成形することができる。保持部１．
１及び案内リング３の端面側端部２に端部６．２がしっ
かりと当接されて圧接されるまで、当該の成形過程を続
ける。保持部１．１及び案内リング３は同じ寸法の円錐
面で相接する。該円錐面の直径は端部２から次第に大き
くなる。これによってケーシング６の端部６．２を折り
曲げる時に弾性変形可能だが非圧縮性の保持部１．１に
一種の液圧効果が生じる。不可撓な案内リング３と不可
撓なケーシング６の間の保持部１．１の輪郭の高度の半
径方向締め付けがこうして長期間維持される。
【００１７】シールリング１の輪郭は保持部１．１と残
余の区域との間にヒンジのように働く狭隘部を具備す
る。それによって保持部１．１の高度の半径方向締め付
けがシールリップ１．４及び１．５の半径方向可動性の
著しい阻害を招くことはない。密封されるケーシング６
の内側に対しても、軸方向往復動可能な棒の表面に対し
ても、こうして優れた密封結果が得られる。
【００１８】前述の構造原理に従って構成され、同様に
組み立てることができるパッキンの変更構造を図５ない
し１２に示す。これらの構造に共通するのは、空欠部の
溝に簡単に係着することによって案内リング３がシール
リング１に紛失しないように固定され、かつ案内リング
３とシールリング１からなる納入ユニットが目的のため
の使用時に生じる形状をおおむね有することである。
【００１９】図５の構造では保持部１．１と案内リング
３が端部２からの距離の増加につれて次第に大きくなる
傾角を有する接触面で相接する。
【００２０】図６の構造では当該の面が２つの異なる形
状の部分区間に細分されている。端部２に直接続く第１
の円筒形部分区間に、初めは円錐形に形成され、最後に
丸みを帯びて案内リング３の相対する軸方向境界面に移
行する第２の部分区間が続く。
【００２１】図７の構造では端部２から始まる円筒形区
域に丸みを帯びた区域が続き、この区域は第１の円錐面
に移行する。この円錐面は逆の傾き方向の第２の円錐面
によって画定され、第２の円錐面は案内リング３の反対
側の端部で終わる。
【００２２】図８の構造では段階的に増大する直径で互
いに区別される２つの円筒形部分区域で面が占められ
る。
【００２３】図９の構造は、端部２に面した保持部１．
１の区域の内側が面取りしてあることが図１の構造と異
なる。それによって小さな自由空間が生じ、組立（図２
ないし４）に関連して保持部１．１の若干の弾性伸縮の
可能性が生まれる。これによって組立時の材料体の過度
の負担が防止される。
【００２４】図１０及び１１は、図９の構造と同様に改
良した図６及び７の変型を示す。
【００２５】図１２は、案内リングの外側が軸方向に相
続く２つの円筒面で画定され、そのうち端部２に続く比
較的小さな直径の円筒面が中間帯の区域で丸みを帯びて
終わる構造を示す。こうして形成された空欠部に保持部
１．１の半径方向内側へ突出する丸みを帯びた輪郭の膨
出部が係合する。
【００２６】案内リング３とシールリング１を一体化す
る前のパッキンの全断面図を図１３に示す。シールリン
グ１は軸方向に相続く２個の動的に働くシールリップ
１．５と、半径方向外側へ突出する静止用シールリップ
１．４を有する。
【００２７】パッキンの納入状態で端部の区域に２つの
部材の間のギャップが形成されるように保持部１．１と
案内リング３を設計したパッキンの代替実施態様を図１
３ないし１６に示す。これを図１４で明らかにする。
【００２８】図１４にはシールリング１に案内リング３
を挿入した後の図１３のパッキンを示す。保持部の区域
で２つの部材の間にギャップ７が生じることが分かる。
【００２９】ケーシング６とその中で軸方向可動の棒５
との間のギャップへの上記のパッキンの挿入開始を図１
５に示す。続いてヒンジのように働く中間片１．３の周
りに保持部１．１を折り曲げることによって図１６に示
す形のパッキンが出来上がる。またこのパッキンは、前
述のように一方では案内リング３の外側に、他方ではケ
ーシング６の内側に保持部１．１の連続した面接触が生
じるのが特徴である。保持部１．１と案内リング３の間
に当初まだあったギャップ７がここで閉じられ、その結
果ケーシング６と案内リング３の半径方向に互いに取り
囲む実質的に不可撓な面の間で保持部１．１が半径方向
に締め付けられる。それと共にパッキン１は被密封室４
の方向に移動不能にケーシング６の段部に固定される。
逆方向にパッキンを越えて張り出す端部６．２はパッキ
ンの挿入の後に、図４について述べたように端部２に密
接するまで半径方向内側へ折り曲げる。このことは良好
な密封とパッキンの移動不能な固定をもたらす。
【００３０】図１３と同様に納入状態で端部２の区域で
保持部１．１と案内リング３の間にギャップが形成され
ているパッキンの種々の構造を図１７ないし２０に示
す。ギャップの形成は、ある点で案内リング３が分増し
してあることの結果でもある。
【００３１】図１７の構造では保持部１．１の内側が円
筒面により、案内リング３の外側が円錐面により画定さ
れている。
【００３２】図１８の構造では案内リング３の外側が主
として円筒面により、保持部１．１の内側が端部２から
の距離が増すにつれて内径が減少する円錐面により画定
されている。
【００３３】図１９の構造では案内リング３が端部２に
続く区域の軸方向長さの大部分で外側に円筒面を有し、
保持部１．１が内側に円錐面を有する。
【００３４】図２０の構造では保持部の内側が円錐面に
より、対応する区域で案内リングの内側が端部からの距
離が増すにつれて直径が増大する円錐面により画定され
ている。
【００３５】図１７ないし２０の構造では一様に案内リ
ング３が端部２の反対側の端部に半径方向外側へ突出す
る環状張出し部３．２を具備し、この環状張出し部が保
持部１．１の同じ輪郭と同じ寸法の溝に係合するように
構成されている。図１７及び１８の構造では環状張出し
部がおおむね丸みのある輪郭を有する。その輪郭が図１
９の構造ではおおむね長方形に画定されており、図２０
の構造ではおおむねくさび形に画定され、半径方向外側
へ突出する共通の辺で２つの円錐面が互いに隣接する。
【００３６】
【発明の効果】本発明のパッキンは、互いに固定可能な
シールリングと案内リングを具備するものであるから、
両者を組み立てた状態で保管、輸送することができ、管
理、搬送が容易になると共に紛失も防止される。また、
組み立てた状態で往復動する棒とケーシング間に挿入可
能であるから、パッキンの使用を大幅に簡素化できる。
更に、シールリングの半径方向圧縮の結果、一方では密
閉するケーシングに対するシールリングの恒久的な優れ
た密封が、他方ではケーシングに対する案内リングの正
確な調整が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 納入状態のパッキンの実施例の半截図であ
る。
【図２】 ケーシングとその中に支承され軸線と平行に
往復動可能な棒との間のギャップへの図１のパッキンの
挿入の半截図である。
【図３】 挿入したパッキンとケーシングの拡開区域と
の相互関係の半截図である。
【図４】 パッキンの端部を越えて逆方向に張り出すケ
ーシングの端部を半径方向内側へ折り曲げたことを示す
半截図である。
【図５】 図１と同様な構造のパッキンの変更構造の半
截図である。
【図６】 図１と同様な構造のパッキンの変更構造の半
截図である。
【図７】 図１と同様な構造のパッキンの変更構造の半
截図である。
【図８】 図１と同様な構造のパッキンの変更構造の半
截図である。
【図９】 図１と同様な構造のパッキンの変更構造の半
截図である。
【図１０】 図１と同様な構造のパッキンの変更構造の
半截図である。
【図１１】 図１と同様な構造のパッキンの変更構造の
半截図である。
【図１２】 図１と同様な構造のパッキンの変更構造の
半截図である。
【図１３】 パッキンの納入状態で端部区域で２つの部
材の間にギャップが形成されるように保持部と案内リン
グを設計したパッキンの代替実施例の組立図である。
【図１４】 パッキンの納入状態で端部区域で２つの部
材の間にギャップが形成されるように保持部と案内リン
グを設計したパッキンの代替実施例の組立図である。
【図１５】 パッキンの納入状態で端部区域で２つの部
材の間にギャップが形成されるように保持部と案内リン
グを設計したパッキンの代替実施例の組立図である。
【図１６】 パッキンの納入状態で端部区域で２つの部
材の間にギャップが形成されるように保持部と案内リン
グを設計したパッキンの代替実施例の組立図である。
【図１７】 納入状態で保持部と案内リングの間にギャ
ップが形成されているパッキンの構造の半截図である。
【図１８】 納入状態で保持部と案内リングの間にギャ
ップが形成されているパッキンの構造の半截図である。
【図１９】 納入状態で保持部と案内リングの間にギャ
ップが形成されているパッキンの構造の半截図である。
【図２０】 納入状態で保持部と案内リングの間にギャ
ップが形成されているパッキンの構造の半截図である。
【符号の説明】
１ シールリング １．１ 保持部 ２ 端部 ３ 案内リング ３．１ 突起 ６ ケーシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴェーネル・トラウテ ドイツ連邦共和国6940ヴァインハイム，デ ルプシュトラーセ・３

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 往復動する棒とこの棒を半径方向間隔を
    置いて取り囲むケーシングとの間のギャップのために用
    いられ、ケーシングの中に挿入し得る回転対称なゴム弾
    性材料のシールリングからなり、該シールリングが高圧
    媒質が働く端部に棒に当接される少なくとも１個のシー
    ルリップを、またその反対側の端部に棒の方向及び該端
    部の方向に開放した空欠部を具備し、粘り強い重合材料
    からなる整合する輪郭のリングが上記空欠部に挿入され
    て成る加圧可能なパッキンにおいて、上記リングが案内
    リング（３）として形成され、端部（２）から間隔を置
    いて少なくとも１個の半径方向外向きの突起（３．１）
    を具備し、該突起を半径方向内側に開放した空欠部の溝
    に弾挿することができ、シールリング（１）が保持部
    （１．１）を有し、目的のための使用時に上記保持部の
    少なくとも回転するシールバンドの区域が案内リング
    （３）とケーシング（６）の間の間隙の中で半径方向に
    締め付けられることを特徴とするパッキン。
  2. 【請求項２】 保持部（１．１）が半径方向外向きの環
    状突起（１．２）を少なくとも１箇所に具備した輪郭を
    有することを特徴とする請求項１に記載のパッキン。
  3. 【請求項３】 保持部（１．１）と残余のシールリング
    （１）の輪郭がヒンジのように働く中間片（１．３）に
    よって連結されていることを特徴とする請求項１又は２
    に記載のパッキン。
  4. 【請求項４】 環状突起（１．２）がケーシング（６）
    の溝に挿入され、この溝が環状突起の輪郭を密接して取
    り囲むことを特徴とする請求項２又は３に記載のパッキ
    ン。
  5. 【請求項５】 被圧媒質の反対側の溝がケーシング
    （６）のフランジ状突起（６．３）によって画定され、
    フランジ状突起の半径方向面がシールリング（１）及び
    案内リング（３）に少なくとも部分的に密接に接触する
    ことを特徴とする請求項４に記載のパッキン。
  6. 【請求項６】 フランジ状突起（６．３）がケーシング
    （６）の壁部の折り返し部分から成ることを特徴とする
    請求項５に記載のパッキン。
  7. 【請求項７】 突起（３．１）が端部（２）からの距離
    の増加と共に均一に増大する直径を有することを特徴と
    する請求項１ないし６のいずれか１項に記載のパッキ
    ン。
  8. 【請求項８】 シールバンドが案内リング（３）の軸方
    向長さの大部分を覆うことを特徴とする請求項１ないし
    ７のいずれか１項に記載のパッキン。
  9. 【請求項９】 請求項１ないし８に記載のパッキンのシ
    ョックアブソーバ又は空気ばねでの使用。
JP5071453A 1992-03-31 1993-03-30 往復動する棒のためのパッキン Expired - Lifetime JP2512274B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4210540.4 1992-03-31
DE4210540 1992-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0617939A true JPH0617939A (ja) 1994-01-25
JP2512274B2 JP2512274B2 (ja) 1996-07-03

Family

ID=6455526

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