JPH06179191A - ロボットおよびこれを用いた液物供給方法 - Google Patents
ロボットおよびこれを用いた液物供給方法Info
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- JPH06179191A JPH06179191A JP4352694A JP35269492A JPH06179191A JP H06179191 A JPH06179191 A JP H06179191A JP 4352694 A JP4352694 A JP 4352694A JP 35269492 A JP35269492 A JP 35269492A JP H06179191 A JPH06179191 A JP H06179191A
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Abstract
用ノズルと小物挟持用フィンガとを設置したロボットハ
ンドを有するロボットに関し、例えば車両の製造ライン
における燃料供給方法に適用して有用なロボットを提供
せんとするものである。 【構成】 本発明は、ロボットアーム2先端に、エア供
給により開閉駆動する開閉バルブ406を備えた液物供
給用ノズル4とエア供給により開閉駆動と回転駆動する
フィンガ部503を備えた小物挟持用フィンガ5とを有
するロボットハンド3を切り換え自在に設置してなるロ
ボットであり、液物供給用ノズル4と小物挟持用フィン
ガ5を切り換え使用することにより、1台のロボットで
複数の作業、例えば車両の製造ラインにおいて、燃料供
給とタンクキャップ装着を引火などの危険を招くことな
く、迅速に行うことができる。
Description
に液物供給用ノズルと小物挟持用フィンガとを設置した
ロボットハンドを有するロボット、特に防爆形として有
用なロボットおよびこれを用いた液物供給方法、特に車
両の製造ラインにおける燃料供給方法に適用して有用な
方法に関するものである。
々のロボットが導入されている。例えば、従来、車両製
造時における燃料の供給にあたっては、引火などの危険
があるため、防爆形のロボットを用いる必要があった。
ところが、防爆形ロボットの場合、一般的に可搬重量が
大きくとれないため、ノズルによる燃料の供給工程とロ
ボットハンドによる燃料タンクのキャップ締め装着工程
を別々の防爆形ロボットに分担させて行っていた。
うな2台のロボットを用いることは、ロボット自体の設
備費が嵩むと同時に、工程数増大、それに伴う作業時間
の増大を招くなどの問題があった。
なされたもので、同一のロボットハンドに液物供給用ノ
ズルと小物挟持用フィンガとを併設させ、これらを切り
換えて使用できるようにしたロボットを提供すると共
に、これを用いた燃料などの液物供給方法を提供せんと
するものである。
トアーム先端に液物供給用ノズルと小物挟持用フィンガ
とを有するロボットハンドを切り換え自在に設置してな
るロボットにある。
エア供給により開閉駆動する開閉バルブを備えた液物供
給用ノズルとエア供給により開閉駆動と回転駆動するフ
ィンガ部を備えた小物挟持用フィンガとを有するロボッ
トハンドを切り換え自在に設置してなるロボットにあ
る。
端肩部に中間ボックス部を設け、当該中間ボックス部か
らフレキシブル回転シャストを延設させて、ロボットア
ーム先端の小物挟持用フィンガに回転力を伝達するロボ
ットにある。
ボックス部にエア供給により前記小物挟持用フィンガの
フィンガ部の回転を停止させる回転制御部を付設したロ
ボットにある。
に、液物の種類に対応した複数本の液物供給用ホースを
前記中間ボックス部に接続すると共に、当該中間ボック
ス部から液物供給用ノズルにかけては切換手段を介して
1本の液物供給用ホースを接続したロボットにある。
端に液物供給用ノズルと小物挟持用フィンガとを有する
ロボットハンドを切り換え自在に設置してなるロボット
を備えた車両の製造ラインにおいて、前記ロボットハン
ドの小物挟持用フィンガによりキャップ供給シュータか
ら対象車両の燃料タンク用のタンクキャップを取り込む
工程と、前記燃料タンクの外カバーが半開きでかつ当該
燃料タンクの注入口にタンクキャップのない車両を供給
する工程と、前記ロボットハンドを切り換えて前記液物
供給用ノズルを前記燃料タンクの外カバーに当接させて
当該外カバーを全開させる工程と、この液物供給用ノズ
ルを前記燃料タンクの注入口に挿入して所望の燃料を供
給する工程と、前記ロボットハンドのタンクキャップの
保持された小物挟持用フィンガを前記車両の燃料タンク
側に切り換えて当該タンクキャップを燃料タンクの注入
口に運び当接させる工程と、この当接されたタンクキャ
ップを前記小物挟持用フィンガの回転により燃料タンク
の注入口に装着する工程と、この装着されたタンクキャ
ップの保持を解除して前記小物挟持用フィンガを退避さ
せる工程とからなる液物供給方法にある。
持用フィンガとを自在に切り換えて使用することができ
る。
ルブを開閉駆動させて液物供給用ノズルから液物を供給
したり、やはりエア供給により開閉駆動と回転駆動する
フィンガ部を通じて、小物挟持用フィンガで小物を挟持
したり、あるいは離したりすることが切り換え自在にで
きる。
部に中間ボックス部から延設されたフレキシブル回転シ
ャストにより、ロボットアーム先端の小物挟持用フィン
ガに回転力を伝達することができる。
制御部により小物挟持用フィンガのフィンガ部の回転を
停止させることができる。
液物供給用ホースで中間ボックス部まで送る一方、この
中間ボックス部から液物供給用ノズルにかけては1本の
液物供給用ホースにより供給することができる。
て、車両など製造ラインにおいて、燃料供給などのよう
な液物供給とタンクキャップの装着などを切り換えて行
うことができる。
例を示した概略説明図である。図において、1は防爆形
のロボット本体、2は首振りや伸縮動作などが自在に行
われるロボットアーム、3はこのロボットアーム2の先
端に取り付けられたロボットハンド、4,5はこのロボ
ットハンド3を装着された液物供給用ノズルと小物挟持
用フィンガである。
するところで、その基本構造は、図2の如くであって、
ロボットアーム2の先端軸201に固定されたベース部
材6と、上記小物挟持用フィンガ5が設置され、かつベ
ース部材6に対して、小物挟持用フィンガ5の軸方向に
スライド可能に装着されたフィンガ用スライド部材7
と、上記液物供給用ノズル4が連繋設置され、かつフィ
ンガ用スライド部材7に対して、液物供給用ノズル4の
軸方向にスライド可能に装着されたノズル用スライド部
材8とからなる。そして、これらの小物挟持用フィンガ
5と液物供給用ノズル4の移動、切り換えなどは、ロボ
ット本体1、ロボットアーム2および当該ロボットアー
ム先端軸201の相対運動により、ロボットハンド3全
体を動かして行われるようになっている。
よりさらに詳しく説明する。上記ベース部材6には、上
記図2のA−A線断面からの図3〜同じく図2のB−B
線断面からの図4に示したように、レールなどからなる
スライド機構601を介してフィンガ用スライド部材7
を装着する一方、このフィンガ用スライド部材7の側面
には、2個の並列した軸受部701,702が配置さ
れ、その一方の軸受部701(図4中左側)には小物挟
持用フィンガ5の回転軸501が軸着されている。ま
た、他方の軸受部702(図4中右側)には、自在に曲
げられるホース状のフレキシブル回転シャフト703が
装着され、このフレキシブル回転シャフト703の回転
は、当該軸受部702の回転軸704、自在継手70
5、回転軸706、プーリ707、ベルト708、およ
び小物挟持用フィンガ5の回転軸501に固着されたプ
ーリ709を介して、この小物挟持用フィンガ5の回転
軸501に伝達されるようになっている。つまり、電気
スバークなどの生じる恐れのない、防爆型の動力駆動手
段となっている。
しては、上記図3のC方向からの図5に示したように、
ベース部材6との間にコイルスプリングなどの弾性体7
10が張設され、当該フィンガ用スライド部材7は常時
小物挟持用フィンガ5の先端方向に附勢されている。一
方、このフィンガ用スライド部材7の一側面には、上記
図5のD−D線方向からの図6に示したように、上記弾
性体710の附勢力とは反対方向にスライドさせるバラ
ンス調整用のシリンダ711がベース部材6との間に設
けてある。したがって、通常時には、フィンガ用スライ
ド部材7は、小物挟持用フィンガ5の先端方向に附勢さ
れているものの、後述するタンクキャップ装着時には、
このシリンダ711のエア供給による駆動によって、小
物挟持用フィンガ5を少々引き戻して、タンクキャップ
Cと燃料タンクTの注入口Taとの過剰な力による当接
を調整するようになっている。
B−B線断面からの図4〜図3のC方向からの図5、ま
たは当該図4のフィンガ部の拡大図である図8〜図9に
示した如くで、その回転軸501の途中には自在継手5
02が介在され、その先端にはフィンガ部503が設置
されている。このフィンガ部503は、先端が開口され
た筒体部504と、筒体部504内にシール材505を
介して嵌め込まれた摺動体506と、摺動体506と筒
体部504の底部間の間隙からなるエア室Rと、摺動体
506を常時筒体部504の底部方向に附勢させるコイ
ルスプリングなどの弾性体507と、各基部が筒体部5
04の開口部に渡された軸ピン508に互いに軸着さ
れ、その先端の対向した爪部509a,509aが開閉
される一対の爪片509,509と、こられの爪片50
9,509間に介在して常時当該爪片509,509を
開成方向に附勢するコイルスプリングなどの弾性体51
0とからなり、かつ、各爪片509,509の基部外側
のテーパー面509b,509bには、対応する摺動体
506の内側に設けた曲面部506a,506aが摺接
するようになっている。
れると、摺動体506が上記図8において下向きに移動
してその曲面部506a,506aが各爪片509,5
09の基部テーパー面509b,509bに当接するた
め、先端の爪部509a,509aが閉じられ、タンク
キャップCの摘み部Caが挟持される。一方、エア室R
のエアが減圧または脱気されると、弾性体507により
摺動体506が押し上げられると共に、弾性体510に
より各爪片509,509の先端爪部509a,509
aが開かれ、タンクキャップCは解放されるようになっ
ている。なお、エア室Rへのエアの供給は、外部のコン
プレッサなどから、エアホース511、回転用継手51
3、小物挟持用フィンガ5の回転軸501中に設けたエ
ア通路501a、自在継手502部分を避けるためのバ
イパス用のエアホース512などを介して行われる。こ
のように本発明では、小物挟持用フィンガ5において
も、駆動原として、エアを使用し、電気スバークなどの
生じる恐れのない、防爆型の駆動手段としてある。
ル用スライド部材8は、上記図2のA−A線断面からの
図3あるいは当該図3のC方向からの図5に示したよう
に、フィンガ用スライド部材7の側面に軸受部701,
702を介して固着された中間プレート部材712の側
面に、レールなどからなるスライド機構713を介して
装着されている。このノズル用スライド部材8には、自
在継手801、回転軸802を介してノズルブロック部
材401が装着され、このノズルブロック部材401に
は、上記小物挟持用フィンガ5とほぼ直交する方向に長
尺なノズル管402が設置されている。ノズル管402
の先端寄りには、例えば図3に例示したように、このノ
ズル管402を燃料タンクTの注入口Taに挿入した際
に注入口Taと当接するストッパー片403が設けてあ
る。
ル管402の基端には、上記図3のE方向からの図7か
ら明らかなように、管路404を介して燃料供給用ホー
ス405が接続されると共に、エアにより開閉する開閉
バルブ406も設置されている。つまり、外部のコンプ
レッサなどから、バルブ用エアホース407にエアを供
給し、あるいは停止させることにより、ノズル管402
への燃料(ハイオクガソリンやレギラーガソリン、ある
いは軽油など)の供給をコントロールすることができる
ようになっている。このように液物供給用ノズル4部分
にあっても、電気スバークなどの生じる恐れのない、防
爆型の構造としてある。また、ノズル管402の最後端
となる管路404の一部などには、センサー光を反射す
るための反射板408が付設されている。
記ノズル用スライド部材8と上記中間プレート部材71
2間には、上記図2のA−A線断面からの図3に示した
ように、ノズル管402を常時その先端方向に附勢する
コイルスプリングなどの弾性体803が張設されてい
る。したがって、ノズル用スライド部材8は、通常その
当接部804が中間プレート部材712のストッパ部7
14に当接する位置に保持されるようになっている。
(当該ロボットアーム2が装着されるロボット本体1の
立設部分なども可)には中間ボックス部202が設けて
あって、この内部には、上記図2の中間ボックス部内部
の図10〜当該図10のF方向からの図11に示したよ
うに、小物挟持用フィンガ5のフレキシブル回転シャフ
ト703の回転制御部750、液物供給用ノズル4の液
物供給用制御部450などが収納されている。
の回転軸752に装着され、かつその円周部の一部に切
欠き部753aを有する円盤状のロックデスク753
と、ベースプレート部材754上にレールやスライドベ
アリングなどからなるスライド機構755、可動ブロッ
ク部材756を介して設置され、かつその先端が上記ロ
ックデスク753の切欠き部753aに係合されるロッ
クピン757と、ベースプレート部材754に固着さ
れ、かつそのピストンロッド758aが上記可動ブロッ
ク部材756に接続された回転制御用シリンダー758
とからなる。したがって、この回転制御部750による
と、シリンダー758をエア供給により駆動させてロッ
クピン757を前進させれば、その先端がロックデスク
753の切欠き部753aに係合するため、フレキシブ
ル回転シャフト703の回転を安定して停止固定させる
ことができる。これにより、後述するように、小物挟持
用フィンガ5によるタンクキャップCのピックアップ
時、先端フィンガ部503の安定した固定保持が得られ
る。なお、ここで、フレキシブル回転シャフト703に
は、エアホース759からのエア供給により回転するナ
ットランナなどの回転体760の回転が、上記回転軸7
52、自在継手761を介して伝達されるようになって
いる。この回転制御部750の駆動にあたっても、エア
供給を使用し、電気スバークなどの生じる恐れのない、
防爆型の構造としてある。
(例えば、ハイオクガソリン、レギラーガソリン、軽油
など)に対応した燃料(液物)供給用ホース451〜4
53が接続される複数のエアバルブ454〜456と、
各エアバルブ454〜456からの燃料を上記液物供給
用ノズル4の燃料供給用ホース405に導くための中間
燃料管路457と、この中間燃料管路457の両端など
に接続されたエア導入用のエアホース458〜459
と、中間燃料管路457に設けたエア導入用シリンダー
バルブ460〜462とからなる。ここでも、各バルブ
454〜456,460〜462にエアにより駆動する
ものを用い、電気スバークなどの生じる恐れのない、防
爆型の構造としてある。
クス部内部の図10の燃料供給用ホース451〜453
を左から順にハイオクガソリン、レギラーガソリン、軽
油用のホースとした場合において、ハイオクガソリンを
供給する場合を例にとると、次の如くである。先ず、他
のレギラーガソリン用や軽油用のホース452〜453
のバルブ455〜456を閉じた状態で、ハイオクガソ
リン用のホース451のバルブ454を開く。そうする
と、ハイオクガソリンは、中間燃料管路457を介し
て、燃料供給用ホース405に導かれ、ロボットアーム
2の先端の液物供給用ノズル4に供給される。この液物
供給用ノズル4での燃料の供給、停止は、上記開閉バル
ブ406により行う。なお、レギラーガソリンや軽油の
場合も、このハイオクガソリンの場合と同様にして行え
ばよい。このように複数本の燃料供給用ホース451〜
453の配管を中間ボックス部202までに止め、この
中間ボックス部202から先は、1本の燃料供給用ホー
ス405とすることにより、ロボットアーム2側に掛か
る荷重を大幅に軽減することができる。
燃料供給が終わると、当然ハイオクガソリン用のホース
451のバルブ454を閉じ、少なくともエアホース4
58〜459側のエア導入用シリンダーバルブ460,
462を開き、当該エアホース458〜459からエア
を導入して、残留燃料を当該エアと共に清掃を兼ねて、
液物供給用ノズル4から燃料タンクT側に送り出す。な
お、この動作中、一般にロボットアーム2全体は下向き
となり、これにともなって、各エアバルブ454〜45
6および周囲の配管も下向きに傾斜するため、残留燃料
は効果的に中間燃料管路457に集まり、上記エアの導
入によって綺麗に送り出される。
用のセンサとして、例えば光学方式による複数のセンサ
が設置されている。先ず、S1 〜S3 は、小物挟持用フ
ィンガ5によるタンクキャップCの締め付け開始位置検
出センサ、同締め付け完了位置検出センサ、小物挟持用
フィンガ5のオーバーストローク位置検出センサであ
る。S4 〜S5 は、液物供給用ノズル4による液物注入
位置検出センサ、液物供給用ノズル4のオーバーストロ
ーク位置検出センサである。S6 は、後述するように、
液物供給用ノズル4よにる燃料タンクTの外カバー全開
時における液物供給用ノズル4自体の揺動(反り上が
り)から当該外カバーの全開位置を検出する外カバー全
開位置検出センサである。S7 は、回転制御部750に
おけるロックピン757の動作状態を検出するロック位
置検出センサである。
た、本発明に係る液物供給方法として、例えば各工程を
示した図12(A)〜(C)、図13(D)〜(F)に
より、車両の製造ラインにおける燃料供給方法について
説明する。
プ取り込み工程において、ロボットハンド3の小物挟持
用フィンガ5によりキャップ供給シュータ780から対
象車両1000の燃料タンク用のタンクキャップCを取
り込む。このタンクキャップCのピックアップにあたっ
ては、上記図2のB−B線断面からの図4および当該図
4のフィンガ部の拡大図である図8から明らかなよう
に、エアホース511により小物挟持用フィンガ5のエ
ア室Rにエアを供給して、フィンガ部503の爪片50
9,509を閉じて行う。このとき、フィンガ部503
が動くと、つまり安定して固定されていないと、スムー
ズなタンクキャップCのピックアップができないため、
ロボットアーム2基端肩部の中間ボックス部202中に
収納された回転制御部750により、小物挟持用フィン
ガ5のフレキシブル回転シャフト703の回転を固定し
て行う。この小物挟持用フィンガ5の駆動は、すべてエ
アにより行われるため、周囲に可燃性のガソリンなどが
あっても、引火するなどの危険は全くない。
て、やはり同図12(A)に示した車両供給工程におい
て、燃料タンクTの外カバー1001が半開きでかつ当
該燃料タンクTの注入口TaにタンクキャップCのない
車両を供給する。
工程において、ロボット本体1、ロボットアーム2およ
び当該ロボットアーム先端軸201の相対運動により、
ロボットハンド3を切り換えて、液物供給用ノズル4の
先端を燃料タンクTの外カバー1001に当接させて当
該外カバー1001を全開させる。このとき、外カバー
全開の検出は、上記図2のA−A線断面からの図3に示
したように、外カバー全開位置検出センサS6 とノズル
管402の後端、例えば管路404に設置された反射板
408によって行われる。つまり、液物供給用ノズル4
のノズル管402は、上記当接によって、自在継手80
1が働き、図3中半時計方向に揺動するようになるた
め、センサS6 からの光線が反射板408に当たって反
射されるようになるからである。
れたら、図12(C)に示した燃料供給工程において、
この液物供給用ノズル4を燃料タンクTの注入口Taに
挿入して所望の燃料を供給する。このとき、ノズル管4
02のストッバー片403が燃料タンクTの注入口Ta
に当接すると、図2のA−A線断面からの図3から明ら
かなように、ノズル用スライド部材8が弾性体803の
附勢力に抗して、図中上方にスライドして、燃料注入位
置検出センサS4 からの光線を遮断するようになるた
め、燃料注入位置が検出される。過剰挿入などのトラブ
ルは、オーバーストローク位置検出センサS5 により行
われる。また、供給する燃料の切り換えは、ロボットア
ーム2基端肩部の中間ボックス部202中に収納された
液物供給用制御部450により行えばよい。そしてま
た、燃料の供給終了時には、エアホース458〜459
からのエアの導入によって、残留燃料を当該エアと共に
清掃も兼ねて送り出す。もちろん、この液物供給用ノズ
ル4による燃料の供給あるいは停止は、エアの供給によ
って動作する開閉バルブ406によって行われる。この
引火性に富むガソリンや軽油などを取り扱う液物供給用
ノズル4の駆動も、すべてエアにより行われるため、や
はり引火するなどの危険は全くない。
液物供給用ノズル4を退避させると共に、図13(D)
に示したタンクキャップ当接工程において、ロボット本
体1、ロボットアーム2および当該ロボットアーム先端
軸201の相対運動により、ロボットハンド3を切り換
えて、タンクキャップCの保持された小物挟持用フィン
ガ5を車両1000の燃料タンクT側に向け、当該タン
クキャップCを燃料タンクTの注入口Taに運び当接さ
せる。この当接は、ロボットアーム2の前進駆動によ
り、小物挟持用フィンガ5のフィンガ部503を燃料タ
ンクTの注入口Ta側に入れて行う。このとき、小物挟
持用フィンガ5の設置されたフィンガ用スライド部材7
は、上記図3のC方向からの図5に示した弾性体710
により常時当該小物挟持用フィンガ5の先端方向に附勢
されているわけであるが、この弾性力とロボットハンド
3部分の荷重がタンクキャップCを介して直接燃料タン
クTの注入口Taに負荷された場合、タンクキャップC
に過剰な力が作用することになるため、フィンガ用スラ
イド部材7の側面に設けたバランス調整用のシリンダ7
11により、少々当該フィンガ用スライド部材7を反対
方向に引き戻して、適度な力でタンクキャップCが燃料
タンクTの注入口Taに当接するようにしてある。
ップ装着工程において、フレキシブル回転シャフト70
3を回転駆動させることにより、小物挟持用フィンガ5
のフィンガ部503を回転させて、タンクキャップCを
燃料タンクTの注入口Taに装着する。このとき、タン
クキャップCの締め付け開始位置はセンサS1 により検
出する。つまり、フィンガ用スライド部材7の所定部分
が締め付け開始位置センサS1 の光線を遮断した時点で
検出される。そしてまた、タンクキャップCの締め付け
完了位置は、検出センサS2 により検出する。つまり、
タンクキャップCの装着が進むとその装着ストローク分
だけフィンガ用スライド部材7は前進するわけである
が、この前進によりフィンガ用スライド部材7の所定部
分が締め付け完了位置センサS2 の光線を遮断した時点
で検出される。もちろん、過剰装着などのトラブルは、
オーバーストローク位置検出センサS3 により行われ
る。
フィンガ退避工程において、上記装着されたタンクキャ
ップCの保持を解除して小物挟持用フィンガ5を車両1
000から退避させる。このタンクキャップCの保持解
除にあたっては、上記図2のB−B線断面からの図4お
よび当該図4のフィンガ部の拡大図である図8から明ら
かなように、エアホース511から供給される小物挟持
用フィンガ5のエア室Rにおけるエア圧を減圧しまたは
脱気して、フィンガ部503の爪片509,509を開
いて行う。
よって、燃料供給とタンクキャップの装着を自動的に行
うことができる。この燃料供給という引火し易い環境に
おいて、上記液物供給用ノズル4および小物挟持用フィ
ンガ5の駆動がすべてエア供給により行われるため、高
い安全性が確保される。
ハンド部分において、液物供給用ノズルと小物挟持用フ
ィンガとの設置方向をほぼ直交する形で組み付けたが、
本発明はこれに限定されない。また、本発明に係る液物
供給方法として、車両の製造ラインにおける燃料供給方
法について説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではない。さらに、この燃料供給方法においてタンク
キャップのシュータからのピックアップは、対象車両の
搬送前に行っているが、本発明は、この順序に限定され
ない。
にによれば、次のような優れた効果が得られる。
トアーム先端に液物供給用ノズルと小物挟持用フィンガ
とを有するロボットハンドを切り換え自在に設置してあ
るため、液物供給用ノズルと小物挟持用フィンガの切り
換え使用が自在にできる。したがって、1台のロボット
で、複数の動作を迅速に行うことができる。
ロボットアーム先端に、エア供給により開閉駆動する開
閉バルブを備えた液物供給用ノズルとエア供給により開
閉駆動と回転駆動するフィンガ部を備えた小物挟持用フ
ィンガとを有するロボットハンドを切り換え自在に設置
してあるため、エア供給により全駆動が可能となり、防
爆型のロボットを提供することができる。したがって、
車両製造工程などにおいて、1台のロボットによって、
燃料供給とタンクキャップの装着を自動的に行うことが
できる。
ロボットアームの基端肩部に中間ボックス部を設け、当
該中間ボックス部まで重量の嵩む複数の燃料供給用ホー
スを配管した後その先は1本のホースとしたり、あるい
は、当該中間ボックス部内部にやはり重量の嵩む回転制
御部や液物供給制御部を設置してあるため、つまり、ロ
ボットハンド部分には液物供給用ノズルと小物挟持用フ
ィンガだけの設置に抑え、その他の必要とされる制御装
置などの付随的な部品は、極力上記中間ボックス部部分
に設けてあるため、ロボットハンド部分の大幅な軽量化
が可能となって、既存の可搬重量の小さいロボットにも
十分適用することができる。
上記ロボットハンド部分の軽量化と相俟て、必要な各部
の駆動部分には、エア供給方式を利用しているため、大
きな可搬重量がとれない、防爆形のロボットへの適用に
おいて特に有用である。
ると、車両の製造ラインにおいて、燃料の供給とタンク
キャップの装着を自動化することができ、従来、2台の
ロボットを用いた方法に比較して、工程数の大幅な低
減、それに伴う作業時間の大幅な短縮により、生産性の
大幅な向上を図ることができる。
概略斜視図である。
示した概略斜視図である。
面に相当する部分縦断側面図である。
面に相当する部分縦断側面図である。
の矢視図である。
向からの矢視図である。
の矢視図である。
けるフィンガ部を示した拡大縦断面図である。
ガ部を示した別方向からの拡大縦断面図である。
間ボックス中に設置された回転制御部と液物供給用制御
部を示した平面図である。
視図である。
(A)〜(C)を示した工程図である。
(D)〜(F)を示した工程図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ロボットアーム先端に、液物供給用ノズ
ルと小物挟持用フィンガとを有するロボットハンドを切
り換え自在に設置してなることを特徴とするロボット。 - 【請求項2】 ロボットアーム先端に、エア供給により
開閉駆動する開閉バルブを備えた液物供給用ノズルとエ
ア供給により開閉駆動と回転駆動するフィンガ部を備え
た小物挟持用フィンガとを有するロボットハンドを切り
換え自在に設置してなることを特徴とするロボット。 - 【請求項3】 前記ロボットアームの基端肩部に中間ボ
ックス部を設け、当該中間ボックス部からフレキシブル
回転シャストを延設させて、ロボットアーム先端の小物
挟持用フィンガに回転力を伝達することを特徴とする請
求項2記載のロボット。 - 【請求項4】 前記中間ボックス部にエア供給により前
記小物挟持用フィンガのフィンガ部の回転を停止させる
回転制御部を付設したことを特徴とする請求項3記載の
ロボット。 - 【請求項5】 液物の種類に対応した複数本の液物供給
用ホースを前記中間ボックス部に接続すると共に、当該
中間ボックス部から液物供給用ノズルにかけては切換手
段を介して1本の液物供給用ホースを接続したことを特
徴とする請求項3または4記載のロボット。 - 【請求項6】 防爆形ロボットアーム先端に液物供給用
ノズルと小物挟持用フィンガとを有するロボットハンド
を切り換え自在に設置してなるロボットを備えた車両の
製造ラインにおいて、前記ロボットハンドの小物挟持用
フィンガによりキャップ供給シュータから対象車両の燃
料タンク用のタンクキャップを取り込む工程と、前記燃
料タンクの外カバーが半開きでかつ当該燃料タンクの注
入口にタンクキャップのない車両を供給する工程と、前
記ロボットハンドを切り換えて前記液物供給用ノズルを
前記燃料タンクの外カバーに当接させて当該外カバーを
全開させる工程と、この液物供給用ノズルを前記燃料タ
ンクの注入口に挿入して所望の燃料を供給する工程と、
前記ロボットハンドのタンクキャップの保持された小物
挟持用フィンガを前記車両の燃料タンク側に切り換えて
当該タンクキャップを燃料タンクの注入口に運び当接さ
せる工程と、この当接されたタンクキャップを前記小物
挟持用フィンガの回転により燃料タンクの注入口に装着
する工程と、この装着されたタンクキャップの保持を解
除して前記小物挟持用フィンガを退避させる工程とから
なることを特徴とする液物供給方法。
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---|---|---|---|
JP35269492A JP3362887B2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | ロボットおよびこれを用いた液物供給方法 |
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JP35269492A JP3362887B2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | ロボットおよびこれを用いた液物供給方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH06179191A true JPH06179191A (ja) | 1994-06-28 |
JP3362887B2 JP3362887B2 (ja) | 2003-01-07 |
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JP35269492A Expired - Fee Related JP3362887B2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | ロボットおよびこれを用いた液物供給方法 |
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JP (1) | JP3362887B2 (ja) |
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- 1992-12-10 JP JP35269492A patent/JP3362887B2/ja not_active Expired - Fee Related
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