JPH06177583A - 電子部品の搬送装置 - Google Patents

電子部品の搬送装置

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JPH06177583A
JPH06177583A JP4343538A JP34353892A JPH06177583A JP H06177583 A JPH06177583 A JP H06177583A JP 4343538 A JP4343538 A JP 4343538A JP 34353892 A JP34353892 A JP 34353892A JP H06177583 A JPH06177583 A JP H06177583A
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carrier
pool
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electronic
parts
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリアの往動作時のみならず復動作時、さ
らにはキャリアに電子部品を載せている最中にもキャリ
アから電子部品を電子部品受取部に供給することがで
き、装置の処理能力を大幅に向上させる。 【構成】 キャリア搬送路15の一側に2つのプール部
16,17を並設し、これらのプール部に電子部品3を
収納するパレット18,19をそれぞれ配設する。キャ
リア搬送路15に搬送キャリア31を間欠的に往復移動
自在に配設する。搬送キャリア31は、パレット18,
19の横一列に収納されている電子部品3の数より1つ
多い数の収納部33を有し、各プール部16,17にお
いて受渡手段25,26による横一列に整列収納されて
いる6つの電子部品3の一括供給を受ける。両プール部
16,17間に配設された移送手段37は、搬送キャリ
ア31の間欠移動に伴い両プール部間に位置する収納部
33内の電子部品3を吸引保持してターンテーブル36
に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランジスタ,IC,
ディスクリートデバイス等の電子部品の電気的測定、検
査、選別、捺印等の異なった複数の工程を一体化した電
子部品検査装置等に使用して好適な電子部品の搬送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、トランジスタ,IC,ディス
クリートデバイス等の平行リードを有するモールド型電
子部品(以下これらを総称して電子部品と云う)の特性
を検査する場合、電子部品を自動的に搬送している。電
子部品の搬送方法としては種々の方法が知られている
が、その中の1つの方法として、電子部品を貯蔵するプ
ール部と測定部との間を往復移動するキャリアを設け、
プール部においてキャリアに所要個数(例えば6個)の
電子部品を載せた後、キャリアの移動によって電子部品
を測定部に搬送し、搬送後再びキャリアをプール部に戻
して電子部品を載せるという動作を繰り返すことで行っ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の搬送装置においてはキャリアの往動作時のみ電
子部品の供給を行なっているため、復動作時およびキャ
リアに電子部品を載せる期間は電子部品の特性測定を行
うことができず、自動検査装置としての処理能力が低い
という問題があった。
【0004】したがって、本発明は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、キャリアの往動作時のみならず復動作時、さらに
はキャリアに電子部品を載せている最中にもキャリアか
ら電子部品を電子部品受取部に供給することができ、装
置の処理能力を大幅に向上させるようにした電子部品の
搬送装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、キャリア搬送路と、それぞれ同数の電子部
品を前記キャリア搬送路の長手方向に所定の間隔をおい
て一列に整列収納し、電子部品の整列方向に電子部品1
個分の収納空間を隔ててキャリア搬送路の一側に並設さ
れた2つのプール部と、プール部に整列収納されている
所要個数の電子部品より1つ多い収納部を有して前記キ
ャリア搬送路に配設され、収納部1つ分宛間欠的に往復
移動される搬送キャリアと、この搬送キャリアの往およ
び復動作終了時にそれぞれキャリア側プール部に整列さ
れている所要個数の電子部品を一度に搬送キャリアに受
け渡す受渡手段と、キャリア搬送路を挟んでプール部と
は反対側に設けられた電子部品受取部と、搬送キャリア
の間欠往復移動に伴い、両プール部間に位置する収納部
内の電子部品を前記電子部品受取部に移送する移送手段
とで構成したものである。
【0006】
【作用】本発明において、搬送キャリアはプール部に一
列に整列収納されている電子部品の個数より1つ多い収
納部を有し、搬送動作開始時に一方のプール部(往動作
側プール部)側に停止している。受渡手段は往動作側プ
ール部に一列に整列収納されている所要個数の電子部品
を搬送キャリアに一括して受け渡す。この時、電子部品
は搬送キャリアの両プール部間に位置する端の収納部に
は収納されず、残りの収納部に収納される。搬送キャリ
アの一回目の往動作時において、搬送キャリアが復動作
側プール部に向かって間欠的に移動し収納部が両プール
部間に停止する度に、当該収納部に収納されている電子
部品は移送手段によって電子部品受取部に供給される。
そして、復動作側プール部に移動停止すると、同プール
部に一列に整列収納されている所要個数の電子部品を受
渡手段によって搬送キャリアの収納部に一括して受け渡
す。この時、搬送キャリアの後端側収納部は両プール部
間に位置し、この後端側収納部に収納されている電子部
品は移送手段によって電子部品受取部に供給される。し
たがって、プール部における受渡手段によるキャリアへ
の電子部品の一括供給と、移送手段によるキャリアから
の電子部品受取部への電子部品の供給は同時に行われ
る。次に、搬送キャリアの一回目の復動作時において、
搬送キャリアが上記とは反対に後端が先端となって往動
作側プール部に向かって間欠的に移動し収納部が両プー
ル部間に停止する度に、当該収納部に収納されている電
子部品は移送手段によって電子部品受取部に移送され
る。そして、搬送キャリアが往動作側プール部に移動停
止すると、同プール部に整列収納されている電子部品の
一括供給を受けると同時に搬送キャリアの両プール部間
に位置する後端の収納部に収納されている電子部品を移
送手段によって電子部品受取部に供給する。したがっ
て、この時もキャリアへの電子部品の一括供給と、キャ
リアからの電子部品受取部への電子部品の供給は同時に
行われ、以下同様な動作が繰り返される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明に係る電子部品の搬送装
置の一実施例を示す斜視図、図2は電子部品の自動検査
装置の概略平面図、図3はパレットの要部斜視図であ
る。図2において、自動検査装置1は、未検査の電子部
品3(図1,図3)を収納するローダ部2、未検査の電
子部品3の特性測定を行う測定部4が設けられた恒温槽
5、検査済み電子部品をその性能に応じて分類・収納す
る収納ケース6等を備えている。ローダ部2の内部には
複数個の電子部品3を収納するパレット(図示せず)が
積層収納されている。ローダ部2と恒温槽5との間には
供給キャリア7が配設されており、この供給キャリア7
は、ローダ部2から複数個、例えば6つの電子部品3を
受け取ると、恒温槽5の入口8に搬送する。供給キャリ
ア7は、6つの電子部品3を移動方向、つまり横一列に
所定の間隔をおいて受け取ると図2左方に移動して、入
口8付近に待機している別のキャリア9の上方で停止
し、この状態で供給キャリア7に収納されている全ての
電子部品3をキャリア9に受け渡す。キャリア9は電子
部品3を受け取ると入口8から恒温槽5内に進入し、中
間キャリア10の上方で停止する。中間キャリア10
は、恒温槽5内の入口8付近に待機しており、キャリア
9から電子部品3を受け取る。なお、キャリア9、中間
キャリア10は供給キャリア7と同一構成で、6つの電
子部品3を所定の間隔をおいて横一列に収納する。
【0008】前記恒温槽5の内部には前記測定部4およ
び中間キャリア10に加えて本発明にかかる搬送装置1
2、更にはファン等の加熱手段13を内蔵し、この加熱
手段13により所定温度(50°C〜150°C程度)
に保持されている。
【0009】次に、前記搬送装置12の詳細を主として
図1に基づいて説明すると、この搬送装置12はキャリ
ア搬送路15と、キャリア搬送路15の片側に同搬送路
15の長手方向に所定の間隔をおいて並設された2つの
プール部16,17を備えている。各プール部16,1
7には、未検査の電子部品3を収納するパレット18,
19がそれぞれ配設されている。各パレット18,19
は、最大30個の電子部品3を縦横所定の間隔をおいて
縦6列、横5列に整列収納する凹部からなる収納部21
(図3)を有し、また各収納部21の底面中央には開口
部22が形成されると共に、電子部品位置決め用の突条
体23が突設されている。収納部21の深さは電子部品
3の高さと略等しいかそれ以上に設定されている。突状
体23は、開口部22の周囲を取り囲む如く4つ設けら
れており、電子部品3の樹脂部3Aとリード3Bとの隙
間に挿入位置されることで電子部品3の前後、左右方向
の移動を規制する。そして、これらのパレット18,1
9は、電子部品1つ分の収納空間Gを隔てて、厳密に言
うと両パレット18,19の互いに隣接する内側の収納
部21の中心間距離をD、収納部21の間隔ピッチをP
とすると、D=2Pになるようキャリア搬送路15の長
手方向に隣接して並設されている。
【0010】前記プール部16,17を挟んでキャリア
搬送路15とは反対側には前記キャリア9によって恒温
槽5の電子部品挿入口8(図2)に搬送される未検査の
電子部品3を受取る前記中間キャリア10(図2)が入
口8付近に待機して配設されている。この中間キャリア
10に供給された電子部品3は、前記パレット18の収
納部21に収納される。パレット18への収納は、中間
キャリア10が図2右方に移動してプール部16の位置
で停止すると、プール部16の上方に配設されている受
渡手段25が動作することで行われる。一方、パレット
19への収納は、中間キャリア10を入口5付近に停止
しているキャリア9から中間キャリア10への受け渡し
を行わず、プール部17の上方に配設されている受渡手
段26によりキャリア9内の電子部品を保持、搬送する
ことで行う。受渡手段25,26は同一に構成されるも
ので、上下および前後方向に移動自在な支持部材27
a,27bにパレットの収納部21の間隔ピッチPと同
一の間隔をおいて横一列に配列された6つの真空吸着パ
ッド28a,29aをそれぞれ備えており、下降してそ
れぞれ中間キャリア10またはキャリア9上の電子部品
3全てを各パッド28a,29aで吸引保持し、パレッ
ト18,19の未だ電子部品が収納されていない任意の
横一列の収納部21内に一括収納する。この場合、受渡
手段25,26は当然のことながら個々独立に動作す
る。
【0011】前記キャリア搬送路15には搬送キャリア
31が配設されており、この搬送キャリア31は7つの
収納部33がパレット18,19の収納部21の間隔ピ
ッチPと同一の間隔をおいて横一列に形成されたパレッ
トからなり、両プール部16,17間をボールねじ等の
適宜な駆動機構(図示せず)によって収納部33の配列
ピッチと同一ピッチで間欠的に往復移動するよう構成さ
れている。収納部33はパレット18,19の収納部2
1と同一構造である。パレット18,19から搬送キャ
リア31への電子部品3の供給は、搬送キャリア31の
往動作終了時および復動作終了時において、前記中間キ
ャリア10またはキャリア9からそれぞれパレット1
8,19への供給と同様、前記受渡手段25,26によ
って行なわれる。なお、図2において図示を省略した
が、プール部2から供給キャリア7、供給キャリア7か
らキャリア9、キャリア9から中間キャリア10への電
子部品3の受け渡しも、上記受渡手段25,26と同様
に複数個の吸着パッドを備えた受渡手段によって行なわ
れる。
【0012】両プール部16,17間でキャリア搬送路
15寄りには、搬送キャリア31の収納部33に収納さ
れている電子部品3を電子部品受取部35に設けられた
ターンテーブル36に順次移送する移送手段37が上下
および前後方向に移動自在に配設されている。移送手段
37は真空吸着パッドからなり、搬送キャリア31が間
欠往復移動して停止する毎に、両プール部16,17間
に位置する収納部33内の電子部品3を吸引保持して前
記ターンテーブル36に移送する。
【0013】前記電子部品受取部35はキャリア搬送路
15を挟んでプール部16,17とは反対側に、かつキ
ャリア搬送路15の中央に位置して設けられている。タ
ーンテーブル36は、垂直な回転軸39の下端に取付け
られており、90°の間隔をもって設けられた4つの電
子部品受部40a〜40dを有する。そして、ターンテ
ーブル36は、前記移送手段37から電子部品3を受け
取ると、図1時計方向に90°間欠的に回転されるよう
に構成されている。ターンテーブル36の間欠的回転に
伴い各電子部品受部40a〜40dが順次停止する位置
は、電子部品受取位置A、電子部品供給位置B、電子部
品排出位置Cおよび待機位置Dとされ、電子部品受取位
置Aにおいて前記移送手段37から電子部品3を受取
る。前記測定部4は前記電子部品供給位置Bに対応して
配設されており、またこれらの間には電子部品移送手段
41が配設されている。この電子部品移送手段41は、
軸42に上下動自在にかつ回転自在に設けられた回転ホ
ルダ43と、この回転ホルダ43に180°の間隔を隔
てて配設された2つの真空吸着パッド44a,44bと
からなり、前記ターンテーブル36が間欠回転して停止
すると、下降して真空吸着パッド44a,44bにより
電子部品供給位置Bに停止している電子部品受部、例え
ば40d上の未検査電子部品3と、測定部4において特
性測定された検査済み電子部品3をそれぞれ吸引保持
し、しかる後上昇して180°回転することにより前記
未検査電子部品を測定部4に、検査済み電子部品を電子
部品受部36d上にそれぞれ移すように構成されてい
る。
【0014】前記電子部品排出位置Cの上方にはターン
テーブル36の電子部品受部上に戻された検査済みの電
子部品3を恒温槽5外部に排出して分類キャリア50に
移送する移送手段51が配設されている。移送手段51
は、前記移送手段37と同様、上下および前後方向に移
動自在な真空吸着パッドで構成されている。分類キャリ
ア50は、前記搬送キャリア31と同様、横一列に設け
られた7つの収納部52を有し、間欠移動をしながら右
方へ移動し収納部52全てに検査済み電子部品3が収納
されると、図1の点線の位置に移動し、搬送キャリア3
1と同様の動作により収納ケース6に収納する。
【0015】次に、上記構成からなる搬送装置12によ
る電子部品3の搬送動作を図4〜図10に基づいて説明
する。図4は電子部品の搬送動作開始直前の状態を示
す。この時、搬送キャリア31は一方のプール部(往動
作側プール部)16側に停止しており、7つの収納部3
3(33a〜33g)は全て空の状態にある。また、搬
送キャリア31の往動作において1番目となる収納部3
3aは両プール部16,17の間に位置している。この
状態より搬送動作が開始されると、プール部16側の受
渡手段25がパレット18に横一列に配列収納されてい
る6つの電子部品3を同時に吸着保持して搬送キャリア
31の収納部33aを除く残りの収納部33b〜23g
にそれぞれ収納する。図5はこの状態を示す。この時、
プール部16とは反対側のプール部、すなわち復動作側
プール部17の受渡手段26は、中間キャリア10に搬
送された電子部品をパレット19に移しかえている。
【0016】受渡手段25による搬送キャリア31への
電子部品3の一括供給が終了すると、搬送キャリア31
は、図6に示すように左方に収納部1つ分だけ間欠的に
移動して停止し、左端から2番目の収納部33bを両プ
ール部16,17間に位置させる。すると、移送手段3
7が動作して2番目の収納部33b内の電子部品3を吸
引保持し、電子部品受取位置Aに停止しているターンテ
ーブル36の電子部品受部40aに受け渡す。電子部品
3を受け取るとターンテーブル36は図7に示すように
時計方向に90°回転して電子部品受部40aを電子部
品供給位置B(図1)に移動させ、代わって待機位置D
に待機していた電子部品受部40bを電子部品受取位置
Aに移動停止させる(図8)。移送手段37によるター
ンテーブル36への電子部品3の受け渡し動作が終了す
ると、搬送キャリア31はさらに収納部1つ分だけ左方
に間欠的に移動して停止し、左から三番目の収納部33
cを両プール部16,17間に位置させる(図8)。す
ると、移送手段37が再び動作して3番目の収納部33
c内の電子部品3を吸引保持し、電子部品受取位置Aに
停止しているターンテーブル36の電子部品受部40b
に受け渡す。このようにして左から6番目までの収納部
33f内に収納されている電子部品3のターンテーブル
36への受け渡し動作が順次終了して収納部1つ分だけ
更に間欠移動すると、搬送キャリア31は復動作側プー
ル部17に移動、停止する。この状態において、右端の
収納部33gは図9に示すように両プール部16,17
間に位置し、同収納部33g内に収納されている電子部
品3は移送手段37によりターンテーブル36に移送さ
れる。と同時にプール部17の受渡手段26が動作して
パレット19の横一列に配列収納されている6つの電子
部品3全てを吸着保持して搬送キャリア31の収納部3
3gを除く他の全ての収納部33a〜33fにそれぞれ
収納する。図10はこの状態を示す。したがって、移送
手段37による収納部33g内の電子部品3の移送と、
受渡手段26による収納部33a〜33fへの電子部品
3の一括供給は同時に行われる。
【0017】次に、搬送キャリア31の一回目の復動作
時において、搬送キャリア31が往動作側プール部16
に向かって間欠的に移動して停止すると、上記したとは
反対に6番目の収納部33f内に収納されている電子部
品から順次ターンテーブル36に移送される。そして、
収納部33b内に収納されている電子部品の移送が終了
して搬送キャリア31が往動作側プール部16に移動停
止すると、同プール部16のパレット18に整列収納さ
れている6つの電子部品3が受渡手段25によって収納
部33b〜33gに一括供給されると同時に、両プール
部16,17間に位置する1番目の収納部33aに残っ
ている電子部品3が移送手段37によってターンテーブ
ル36に移送される。つまり、この時も往動作終了時と
同様に受渡手段25による搬送キャリア31への6つの
電子部品3の一括供給と、移送手段37による搬送キャ
リア31に残っている電子部品のターンテーブル36へ
の供給動作は同時に行われ、以下同様な動作が繰り返さ
れる。したがって、搬送キャリア31の復動作時および
プール部16,17における電子部品3の搬送キャリア
31への供給時においても電子部品3を途切れることな
く測定部4へ供給することができる。
【0018】なお、本実施例は電子部品3の受渡手段2
5,26および移送手段37として真空吸着パッドを用
いたが、本発明はこれに特定されることなく、種々の手
段を用いることが可能である。また本実施例は電子部品
の特性測定に用いたが、捺印、選別等を行う場合の搬送
装置として用いてもよい。さらにまた、本実施例はパレ
ット18,19の収納部21を横5列設けたが、一列で
あってもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電子部
品の搬送装置によれば、2つのプール部を設け、これら
両プール部間を往復移動する搬送キャリアにプール部に
一列に整列収納されている電子部品の数より1つ多い収
納部を設け、キャリアの往復動作時に電子部品を供給す
るように構成したので、搬送キャリアの往復往動作時は
もとよりプール部に停止して電子部品の供給を受けてい
る時も搬送キャリア上の電子部品を電子部品受取部に供
給することができるので、装置の処理能力を従来装置に
比べて大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子部品の搬送装置の一実施例を
示す斜視図である。
【図2】電子部品の自動検査装置の概略平面図である。
【図3】パレットの要部斜視図である。
【図4】搬送装置による電子部品の搬送動作を説明する
ための図である。
【図5】搬送装置による電子部品の搬送動作を説明する
ための図である。
【図6】搬送装置による電子部品の搬送動作を説明する
ための図である。
【図7】搬送装置による電子部品の搬送動作を説明する
ための図である。
【図8】搬送装置による電子部品の搬送動作を説明する
ための図である。
【図9】搬送装置による電子部品の搬送動作を説明する
ための図である。
【図10】搬送装置による電子部品の搬送動作を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 電子部品自動検査装置 3 電子部品 15 キャリア搬送路 16,17 プール部 18,19 パレット 21 収納部 25,26 受渡手段 31 搬送キャリア 33 収納部 37 移送手段 35 電子部品受取部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリア搬送路と、それぞれ同数の電子
    部品を前記キャリア搬送路の長手方向に所定の間隔をお
    いて一列に整列収納し、電子部品の整列方向に電子部品
    1個分の収納空間を隔ててキャリア搬送路の一側に並設
    された2つのプール部と、プール部に整列収納されてい
    る所要個数の電子部品より1つ多い収納部を有して前記
    キャリア搬送路に配設され、収納部1つ分宛間欠的に往
    復移動される搬送キャリアと、この搬送キャリアの往お
    よび復動作終了時にそれぞれキャリア側プール部に整列
    されている所要個数の電子部品を一度に搬送キャリアに
    受け渡す受渡手段と、キャリア搬送路を挟んでプール部
    とは反対側に設けられた電子部品受取部と、搬送キャリ
    アの間欠往復移動に伴い、両プール部間に位置する収納
    部内の電子部品を前記電子部品受取部に移送する移送手
    段とを備えたことを特徴とする電子部品の搬送装置。
JP4343538A 1992-12-01 1992-12-01 電子部品の搬送装置 Expired - Lifetime JPH0767029B2 (ja)

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