JPH0617730Y2 - キャップ付き容器 - Google Patents
キャップ付き容器Info
- Publication number
- JPH0617730Y2 JPH0617730Y2 JP1986001841U JP184186U JPH0617730Y2 JP H0617730 Y2 JPH0617730 Y2 JP H0617730Y2 JP 1986001841 U JP1986001841 U JP 1986001841U JP 184186 U JP184186 U JP 184186U JP H0617730 Y2 JPH0617730 Y2 JP H0617730Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- cap
- vertical plate
- contact
- mouth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、液状或いはクリーム状の化粧品等を収納した
キャップ付き容器に関する。
キャップ付き容器に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする問題点」 この種容器のキャップは従来、その大半がキャップ周壁
を容器体口頸部に螺合させるものであった。
を容器体口頸部に螺合させるものであった。
上記螺合によれば、開閉のための螺回操作に時間がかか
るとともに、必然的に両手使用となるため使用が面倒で
あった。
るとともに、必然的に両手使用となるため使用が面倒で
あった。
そこで本考案は、開閉操作がワンタッチで行えると共
に、ワンハンド操作も可能で使用上便利であり、しかも
耐久性に優れたキャップ付き容器を提案することを目的
とするものである。
に、ワンハンド操作も可能で使用上便利であり、しかも
耐久性に優れたキャップ付き容器を提案することを目的
とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案容器は上記問題点を解決するため、胴部４上端
に、左右上面を各々外方へ下る傾斜面5a,5aに形成した
肩部５を介して口頸部６を起立するとともに、該口頸部
６外面に第１突条７を周設させた容器体１と、上記口頸
部を基板８の中央透孔９に遊挿させると共に該基板の上
面から、上記透孔周縁の左、右両部に位置して垂直板部
10,10を起立させ、該垂直板部の内面間に、上記口頸部
外面に嵌合する嵌合筒11を固設させ、かつ該嵌合筒内面
に上記第１突条下面と係合する第２突条12を周設させた
操作部材２と、上記各垂直板部外面に、方形状頂壁13周
縁から垂設した周壁１４の左右両側壁部を離脱不能に固
定させるとともに、その下端面を基板８上面に当接させ
て操作部材２に一体に固定したキャップ３とからなり、
上記キャップ周壁当接面内側部位の基板上を前後方向に
貫通する横溝16,16を設けて各横溝部位での屈曲を可能
に構成するとともに、上記各垂直板部外方近傍の基板８
下面を上記各傾斜面5a上に当接させ、且つ、該当接部外
方の基板部分を肩部５上面から離間させ、基板８の左右
両端部を押し下げることで、上記各当接部を支点として
上記各横溝16外方の基板部分がキャップ周壁14下面を上
方へ押し上げて上記第１、第２突条の係合を離脱させる
如く構成した。
に、左右上面を各々外方へ下る傾斜面5a,5aに形成した
肩部５を介して口頸部６を起立するとともに、該口頸部
６外面に第１突条７を周設させた容器体１と、上記口頸
部を基板８の中央透孔９に遊挿させると共に該基板の上
面から、上記透孔周縁の左、右両部に位置して垂直板部
10,10を起立させ、該垂直板部の内面間に、上記口頸部
外面に嵌合する嵌合筒11を固設させ、かつ該嵌合筒内面
に上記第１突条下面と係合する第２突条12を周設させた
操作部材２と、上記各垂直板部外面に、方形状頂壁13周
縁から垂設した周壁１４の左右両側壁部を離脱不能に固
定させるとともに、その下端面を基板８上面に当接させ
て操作部材２に一体に固定したキャップ３とからなり、
上記キャップ周壁当接面内側部位の基板上を前後方向に
貫通する横溝16,16を設けて各横溝部位での屈曲を可能
に構成するとともに、上記各垂直板部外方近傍の基板８
下面を上記各傾斜面5a上に当接させ、且つ、該当接部外
方の基板部分を肩部５上面から離間させ、基板８の左右
両端部を押し下げることで、上記各当接部を支点として
上記各横溝16外方の基板部分がキャップ周壁14下面を上
方へ押し上げて上記第１、第２突条の係合を離脱させる
如く構成した。
「作用」 第１図及び第２図が示す状態ではキャップ周壁14の下面
と操作部材２の基板８中央側上面とが当接しており、し
かもこの当接部分は基板屈曲部である横溝16穿設部位外
方に位置し、且つ、各突条15と容器体肩部５の各傾斜面
5aとの当接部である支点内方に位置するため、基板８の
左右両端部を押し下げ始めた当初はこの基板とキャップ
周壁下面との当接部分において基板がキャップ周壁下面
を上方へ押し上げる。この押し上げに伴いキャップ周壁
14と一体動する嵌合筒11が上方へ押し上げられ、第１突
条７及び第２突条12の係合が離脱される。この際、各横
溝16穿設部位は各突条15と各傾斜面5aとの当接部を支点
として当初上方へ回動するため、一番負荷が掛かる第
１，第２突条の係合離脱時期において、屈曲部に掛かる
力の負担を軽減させる。
と操作部材２の基板８中央側上面とが当接しており、し
かもこの当接部分は基板屈曲部である横溝16穿設部位外
方に位置し、且つ、各突条15と容器体肩部５の各傾斜面
5aとの当接部である支点内方に位置するため、基板８の
左右両端部を押し下げ始めた当初はこの基板とキャップ
周壁下面との当接部分において基板がキャップ周壁下面
を上方へ押し上げる。この押し上げに伴いキャップ周壁
14と一体動する嵌合筒11が上方へ押し上げられ、第１突
条７及び第２突条12の係合が離脱される。この際、各横
溝16穿設部位は各突条15と各傾斜面5aとの当接部を支点
として当初上方へ回動するため、一番負荷が掛かる第
１，第２突条の係合離脱時期において、屈曲部に掛かる
力の負担を軽減させる。
キャップ３の閉蓋時は、操作部材２の嵌合筒11を容器体
１の口頸部６外面に、その第２突条12が第１突条７に係
合するまで、キャップ頂壁13等を介して押し込み嵌合す
れば良い。
１の口頸部６外面に、その第２突条12が第１突条７に係
合するまで、キャップ頂壁13等を介して押し込み嵌合す
れば良い。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第１図〜第３図は本考案の一実施例を示し、図中１は容
器体、２は操作部材、３はキャップを各々示す。
器体、２は操作部材、３はキャップを各々示す。
容器体１は、胴部４上端から左右上面を各々外方へ下る
傾斜面5aに形成した肩部５を介して口頸部６を起立させ
て構成しており、口頸部６外面には第１突条７を周設さ
せている。
傾斜面5aに形成した肩部５を介して口頸部６を起立させ
て構成しており、口頸部６外面には第１突条７を周設さ
せている。
操作部材２は、矩形板状の基板８中央に上記口頸部６が
遊挿可能な透孔９を穿設し、また、透孔９周縁の左右両
部に位置して垂直板部10,10を起立させるとともに、該
垂直板部の内面間に、一対の連結板部18,18を介して上
記口頸部外面に嵌合可能な嵌合筒11を固設させている。
又、この嵌合筒11内面所定位置には上記第１突条７下面
と離脱可能に係合する第２突条12を周設させている。更
に、基板８上面の各垂直板部10基端近傍に位置して前後
方向へ貫通する横溝16,16を形成し、該溝位置において
基板が屈曲可能に構成している。又、基板８下面の上記
各横溝16外方所定位置に、前後方向へ延びる突条15,15
を横設し、これ等各突条が容器体に装着した際てこの支
点として各傾斜面5a上面に当接する様構成している。
又、各垂直板部10外面には、キャップ固着様の突条17を
横設している。
遊挿可能な透孔９を穿設し、また、透孔９周縁の左右両
部に位置して垂直板部10,10を起立させるとともに、該
垂直板部の内面間に、一対の連結板部18,18を介して上
記口頸部外面に嵌合可能な嵌合筒11を固設させている。
又、この嵌合筒11内面所定位置には上記第１突条７下面
と離脱可能に係合する第２突条12を周設させている。更
に、基板８上面の各垂直板部10基端近傍に位置して前後
方向へ貫通する横溝16,16を形成し、該溝位置において
基板が屈曲可能に構成している。又、基板８下面の上記
各横溝16外方所定位置に、前後方向へ延びる突条15,15
を横設し、これ等各突条が容器体に装着した際てこの支
点として各傾斜面5a上面に当接する様構成している。
又、各垂直板部10外面には、キャップ固着様の突条17を
横設している。
キャップ３は、方形状頂壁13周縁から周壁14を垂設させ
て構成しており、周壁14内周に周設した凹条溝19を上記
突条17に離脱不能に嵌合させて各垂直板部10外面に左右
両側壁部を離脱不能に固定し、周壁14下端を基板８上面
に当接させて操作部材２に一体に固定させている。この
際、キャップ頂壁13下面と垂直板部10上面との間には板
状のシール部材20を挟持させている。
て構成しており、周壁14内周に周設した凹条溝19を上記
突条17に離脱不能に嵌合させて各垂直板部10外面に左右
両側壁部を離脱不能に固定し、周壁14下端を基板８上面
に当接させて操作部材２に一体に固定させている。この
際、キャップ頂壁13下面と垂直板部10上面との間には板
状のシール部材20を挟持させている。
キャップ３を一体化させた操作部材２を、その嵌合筒11
を容器体口頸部６外周に、その第２突条12が第１突条７
に係合するまでキャップ頂壁13等を介して押し込み嵌合
して容器体１に装着させている。
を容器体口頸部６外周に、その第２突条12が第１突条７
に係合するまでキャップ頂壁13等を介して押し込み嵌合
して容器体１に装着させている。
「考案の効果」 以上説明した如く本考案容器は、操作部材の下方への押
圧操作によって、該操作部材を介して容器体口頸部に嵌
合したキャップの開蓋が可能に構成したので、キャップ
の開閉操作がワンタッチ及びワンハンドで行えて使用上
頗る便利であるという効果が得られる。
圧操作によって、該操作部材を介して容器体口頸部に嵌
合したキャップの開蓋が可能に構成したので、キャップ
の開閉操作がワンタッチ及びワンハンドで行えて使用上
頗る便利であるという効果が得られる。
又、基板左右両端部を下方へ押し下げた際、キャップ周
壁下面に当接する部分の基板がキャップ周壁下面を当初
上方へ押し上げるので、一番力の必要な第１，第２突条
の係合離脱時期に屈曲部分への負担が極めて少なく、元
来脆弱な屈曲部分が保護されキャップひいては容器の良
好な耐久性を得られるという利点もある。
壁下面に当接する部分の基板がキャップ周壁下面を当初
上方へ押し上げるので、一番力の必要な第１，第２突条
の係合離脱時期に屈曲部分への負担が極めて少なく、元
来脆弱な屈曲部分が保護されキャップひいては容器の良
好な耐久性を得られるという利点もある。
第１図は本考案の一実施例を示す要部半断面図、第２図
はその要部斜視図、第３図は操作部材の斜視図である。 １…容器体、２…操作部材、３…キャップ
はその要部斜視図、第３図は操作部材の斜視図である。 １…容器体、２…操作部材、３…キャップ
Claims (1)
- 【請求項１】胴部４上端に、左右上面を各々外方へ下る
傾斜面5a,5aに形成した肩部５を介して口頸部６を起立
するとともに、該口頸部６外面に第１突条７を周設させ
た容器体１と、上記口頸部を基板８の中央透孔９に遊挿
させると共に該基板の上面から、上記透孔周縁の左、右
両部に位置して垂直板部10,10を起立させ、該垂直板部
の内面間に、上記口頸部外面に嵌合する嵌合筒11を固設
させ、かつ該嵌合筒内面に上記第１突条下面と係合する
第２突条12を周設させた操作部材２と、上記各垂直板部
外面に、方形状頂壁13周縁から垂設した周壁14の左右両
側壁部を離脱不能に固定させるとともに、その下端面を
基板８上面に当接させて操作部材２に一体に固定したキ
ャップ３とからなり、上記キャップ周壁当接面内側部位
の基板上を前後方向に貫通する横溝16,16を設けて各横
溝部位での屈曲を可能に構成するとともに、上記各垂直
板部外方近傍の基板８下面を上記各傾斜面5a上に当接さ
せ、且つ、該当接部外方の基板部分を肩部５上面から離
間させ、基板８の左右両端部を押し下げることで、上記
各当接部を支点として上記各横溝16外方の基板部分がキ
ャップ周壁14下面を上方へ押し上げて上記第１、第２突
条の係合を離脱させる如く構成したことを特徴とするキ
ャップ付き容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986001841U JPH0617730Y2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | キャップ付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986001841U JPH0617730Y2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | キャップ付き容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62113048U JPS62113048U (ja) | 1987-07-18 |
| JPH0617730Y2 true JPH0617730Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=30780122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986001841U Expired - Lifetime JPH0617730Y2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | キャップ付き容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617730Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6065243U (ja) * | 1983-10-11 | 1985-05-09 | 株式会社吉野工業所 | キヤツプ付き容器 |
| JPS60131535U (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-03 | 吉田工業株式会社 | 容器のキヤツプ |
-
1986
- 1986-01-09 JP JP1986001841U patent/JPH0617730Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62113048U (ja) | 1987-07-18 |
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