JPH06177262A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH06177262A
JPH06177262A JP33060492A JP33060492A JPH06177262A JP H06177262 A JPH06177262 A JP H06177262A JP 33060492 A JP33060492 A JP 33060492A JP 33060492 A JP33060492 A JP 33060492A JP H06177262 A JPH06177262 A JP H06177262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
wiring
insulating film
layer wiring
interlayer insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP33060492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayoshi Nakatsuka
忠良 中塚
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線間コンタクト部での断線を防止する。 【構成】 第1層配線101上の層間絶縁膜を開口する
ための設定パターンとなるレジスト開口部103の平面
形状を3角形としている。層間絶縁膜上に形成するレジ
スト開口部103の面積が大きい程エッチング反応が速
く進行し、面積が小さい程エッチング反応は遅い。その
ため、3角形の形状をしたレジスト開口部103のエッ
チング反応速度は、3角形の底辺部で速く、頂点部で遅
い。その結果、図1のA−A′における層間絶縁膜の断
面は、オーバーエッチング量が大きい場合、3角形の底
辺部でオーバーハング形状となり、3角形の頂点部でな
だらかな傾斜をもった形状となる。この状態で第2層配
線102を形成する配線金属を蒸着すると、オーバーハ
ング部では断線を起こす可能性があるが、3角形の頂点
の部分では断線は起こらない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は高集積の半導体装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置は、ますますその集積
規模を高めており、これに伴い配線間コンタクト部の微
細化に対する要求も強まっている。この要求に答えるた
めには、コンタクト開口部のドライエッチング技術が必
要不可欠の技術となりつつある。
【0003】以下図面を参照しながら、従来の半導体装
置の一例について説明する。図7は従来の半導体装置の
配線間コンタクト部の平面図を示すものである。図7に
おいて、101は第1層配線、102は第2層配線、7
01は層間絶縁膜を開口するためのフォトレジストの開
口部(レジスト開口部)である。また図8は図7のD−
D′における断面図を示すものである。図8において、
101は第1層配線、102は第2層配線、105は窒
化シリコンからなる層間絶縁膜、106は窒化シリコン
からなる保護膜、701はレジスト開口部である。また
図9に図7の配線間コンタクト部の製造方法を示す工程
断面図である。図9において、100は半導体基板、1
01は第1層配線、102は第2層配線、105は窒化
シリコンからなる層間保護膜、106は窒化シリコンか
らなる保護膜、201はフォトレジスト、701はレジ
スト開口部である。
【0004】図9に示す製造方法について、以下説明を
行う。半導体基板100上に第1層配線金属を蒸着後、
イオンミリング法等によりパターンニングを行い第1層
配線101を形成する。次に窒化シリコンからなる層間
絶縁膜105を堆積した後、フォトレジスト201を塗
布し、露光、現像によりレジスト開口部701を形成す
る(図9(A))。次にドライエッチング法により層間
絶縁膜105のレジスト開口部701に相当する部分を
除去し開口部を形成する。この時、エッチング量が多い
(オーバーエッチング)と、層間絶縁膜105の開口部
端面がオーバーハング形状になる(図9(B))。次に
フォトレジスト201を除去し、第2層配線金属を蒸
着,パターンニングして第2層配線102を形成し(図
9(C))、最後に窒化シリコンからなる保護膜106
を堆積して完成する(図9(D))。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のような構成では、ドライエッチング法で窒化シリコン
からなる層間絶縁膜105に開口部を形成する際に、確
実に配線間コンタクト部を開口させるため、ややオーバ
ーエッチング気味にすることが多い。この状態で第2層
配線金属を蒸着すると、極端な場合には図9(C),
(D)に示すように、配線金属が配線間コンタクト部で
断線を起こすという問題点を有していた。
【0006】この発明の目的は、上記問題点に鑑み、配
線間コンタクト部での断線を防止できる半導体装置を提
供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体装
置は、第1の配線と第2の配線とを接続する絶縁膜の開
口部の平面形状の設定パターンを1つ以上の頂角が鋭角
である多角形としたことを特徴とする。請求項2記載の
半導体装置は、第1の配線と第2の配線とを接続する絶
縁膜の開口部の平面形状の設定パターンを2辺の長さの
比が1対3以上の長方形を1つ以上含む多角形としたこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の構成によれば、配線間コンタク
ト部における絶縁膜の開口部の平面形状の設定パターン
を1つ以上の頂角が鋭角である多角形としたことによ
り、設定パターンの鋭角部におけるエッチング量が他の
部分に比べて小さいため、オーバーエッチング時にも、
絶縁膜の開口部端面がオーバーハング形状にならず、第
2の配線の断線を防止することができる。
【0009】請求項2記載の構成によれば、配線間コン
タクト部における絶縁膜の開口部の平面形状の設定パタ
ーンを2辺の長さの比が1対3以上の長方形を1つ以上
含む多角形としたことにより、エッチングは設定パター
ンにおける長方形の中心部から外側へ長辺方向に進行す
るため、オーバーエッチング時には絶縁膜の開口部の長
さが長くなるだけで、開口部端面ではオーバーハング形
状にならず、第2の配線の断線を防止することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。 〔第1の実施例〕図1はこの発明の第1の実施例の半導
体装置の配線間コンタクト部の平面図である。図1にお
いて、101は第1層配線、102は第2層配線、10
3は第1層配線101と第2層配線102を接続するた
めに層間絶縁膜105(図2参照)を開口するための設
定パターンとなるレジスト開口部である。また、図1の
A−A′における断面図を図2に示す。図2において、
103はレジスト開口部、105は窒化シリコンからな
る層間絶縁膜、106は窒化シリコンからなる保護膜で
ある。
【0011】従来例でも説明したように、一般にドライ
エッチング法により配線間コンタクト部の層間絶縁膜1
05の開口部を形成する際にオーバーエッチング量が大
きくなると、層間絶縁膜105の開口部端面がオーバー
ハング形状になる。また、層間絶縁膜105上に形成す
るフォトレジストの開口部(レジスト開口部)の面積が
大きい程エッチング反応が速く進行し、面積が小さい程
エッチング反応は遅い。
【0012】したがって、この実施例では、層間絶縁膜
105を開口するための設定パターンとなるレジスト開
口部103の平面形状を3角形としている。そのため、
図1の3角形の形状をしたレジスト開口部103のエッ
チング反応速度は、3角形の底辺部で速く、頂点部で遅
い。その結果、図2に示すように、図1のA−A′にお
ける層間絶縁膜105の断面は、オーバーエッチング量
が大きい場合、3角形の底辺部でオーバーハング形状と
なり、3角形の頂点部でなだらかな傾斜をもった形状と
なる。この状態で第2層配線102を形成する配線金属
を蒸着すると、オーバーハング部では断線を起こす可能
性があるが、3角形の頂点の部分では断線は起こらな
い。このように、レジスト開口部103の形状の違いに
よるエッチング量の差を利用して、配線間コンタクト部
での断線を防止することができる。
【0013】なお、第1の実施例において、レジスト開
口部103の平面形状を3角形としたが、鋭角を含む多
角形であればよい。 〔第2の実施例〕図3はこの発明の第2の実施例の半導
体装置の配線間コンタクト部の平面図である。図3にお
いて、101は第1層配線、102は第2層配線、30
1は第1層配線101と第2層配線102を接続するた
めに層間絶縁膜105(図4参照)を開口するための設
定パターンとなるレジスト開口部である。また、図3の
B−B′における断面図を図4に示す。図4において、
105は窒化シリコンからなる層間絶縁膜、106は窒
化シリコンからなる保護膜、301はレジスト開口部で
ある。
【0014】第1の実施例1と同様に、レジスト開口部
301の面積が大きい程エッチング反応が速く進行し、
面積が小さい程エッチング反応は遅い。従って、図3の
星型の形状をしたレジスト開口部301のエッチング反
応速度は、星型の中心部で速く、頂点部で遅い。その結
果、図4に示すように、図3のB−B′における層間絶
縁膜105の断面は、オーバーエッチング量が大きい場
合、星型の頂点部でなだらかな傾斜をもった形状とな
る。この状態で第2層配線102を形成する配線金属を
蒸着すれば、星型の頂点の部分では断線は起こらない。
このように、レジスト開口部301の形状の違いによる
エッチング量の差を利用して、配線間コンタクト部での
断線を防止することができる。
【0015】〔第3の実施例〕図5はこの発明の第3の
実施例の半導体装置の配線間コンタクト部の平面図であ
る。図5において、101は第1層配線、102は第2
層配線、501は第1層配線101と第2層配線102
を接続するために層間絶縁膜105(図6参照)を開口
するための設定パターンとなるレジスト開口部である。
また、図5のC−C′における断面図を図6に示す。図
6において、105は窒化シリコンからなる層間絶縁
膜、106は窒化シリコンからなる保護膜である。
【0016】一般にドライエッチング法により配線間コ
ンタクト部の層間絶縁膜105の開口部を形成する際に
オーバーエッチング量が大きくなると、層間絶縁膜10
5の開口部端面がオーバーハング形状になる。また、層
間絶縁膜105上に形成するフォトレジストの開口部
(レジスト開口部)の形状が細長いスリット状である場
合、スリットの中心部に近い程エッチング反応が速く進
行し、スリットの両端部に近い程エッチング反応は遅く
なる。
【0017】したがってこの実施例では、層間絶縁膜1
05を開口するための設定パターンとなるレジスト開口
部501の平面形状を、図5に示すように十字形状とし
ている。十字の形状をしたレジスト開口部501のエッ
チング反応速度は、十字形の中心部で速く、周辺部で遅
い。その結果、図6に示すように、図5のC−C′にお
ける層間絶縁膜105の断面は、十字形の端部でなだら
かな傾斜をもった形状となり、第2層配線102を形成
する配線金属を蒸着により被着させても断線は起こらな
い。なお、図6(A)はアンダーエッチング状態を示
し、図6(B)はオーバーエッチング状態を示してい
る。いずれの場合も層間絶縁膜105の開口部端面はな
だらかな傾斜をもっており、第2層配線102の配線間
コンタクト部における断線を防止することができる。
【0018】また、第3の実施例において、レジスト開
口部501は十字形としたが、長方形を用いても良いこ
とは言うまでもなく、2辺の長さの比が1対3以上の長
方形を1つ以上含む多角形であればよい。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の半導体装置は、配線間コ
ンタクト部における絶縁膜の開口部の平面形状の設定パ
ターンを1つ以上の頂角が鋭角である多角形としたこと
により、設定パターンの鋭角部におけるエッチング量が
他の部分に比べて小さいため、オーバーエッチング時に
も、絶縁膜の開口部端面がオーバーハング形状になら
ず、第2の配線の断線を防止することができる。
【0020】請求項2記載の半導体装置は、配線間コン
タクト部における絶縁膜の開口部の平面形状の設定パタ
ーンを2辺の長さの比が1対3以上の長方形を1つ以上
含む多角形としたことにより、エッチングは設定パター
ンにおける長方形の中心部から外側へ長辺方向に進行す
るため、オーバーエッチング時には絶縁膜の開口部の長
さが長くなるだけで、開口部端面ではオーバーハング形
状にならず、第2の配線の断線を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の半導体装置の配線間
コンタクト部の平面図である。
【図2】図1のA−A′における断面図である。
【図3】この発明の第2の実施例の半導体装置の配線間
コンタクト部の平面図である。
【図4】図3のB−B′における断面図である。
【図5】この発明の第3の実施例の半導体装置の配線間
コンタクト部の平面図である。
【図6】図5のC−C′における断面図である。
【図7】従来の半導体装置の配線間コンタクト部の平面
図である。
【図8】図7のD−D′における断面図である。
【図9】従来の半導体装置の配線間コンタクト部の製造
方法を示す工程断面図である。
【符号の説明】
101 第1層配線(第1の配線) 102 第2層配線(第2の配線) 103 レジスト開口部(設定パターン) 105 層間絶縁膜(絶縁膜) 301 レジスト開口部(設定パターン) 501 レジスト開口部(設定パターン)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成した第1の配線と、
    この第1の配線上に形成し開口部を有した絶縁膜と、こ
    の絶縁膜上に形成し前記絶縁膜の開口部を介して第1の
    配線と接続した第2の配線とを備えた半導体装置であっ
    て、 前記絶縁膜の開口部の平面形状の設定パターンを1つ以
    上の頂角が鋭角である多角形としたことを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に形成した第1の配線と、
    この第1の配線上に形成し開口部を有した絶縁膜と、こ
    の絶縁膜上に形成し前記絶縁膜の開口部を介して第1の
    配線と接続した第2の配線とを備えた半導体装置であっ
    て、 前記絶縁膜の開口部の平面形状の設定パターンを2辺の
    長さの比が1対3以上の長方形を1つ以上含む多角形と
    したことを特徴とする半導体装置。
JP33060492A 1992-12-10 1992-12-10 半導体装置 Pending JPH06177262A (ja)

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JP33060492A JPH06177262A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 半導体装置

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JP33060492A Pending JPH06177262A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 半導体装置

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JP (1) JPH06177262A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012190900A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Sony Corp 半導体装置及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012190900A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Sony Corp 半導体装置及びその製造方法

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