JPH06176798A - 電池残量表示装置 - Google Patents

電池残量表示装置

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JPH06176798A
JPH06176798A JP4322969A JP32296992A JPH06176798A JP H06176798 A JPH06176798 A JP H06176798A JP 4322969 A JP4322969 A JP 4322969A JP 32296992 A JP32296992 A JP 32296992A JP H06176798 A JPH06176798 A JP H06176798A
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electricity
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amount
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Hirokazu Hasegawa
広和 長谷川
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 正確な電池容量の更新ができる電池残量表示
装置を提供する。 【構成】 2次電池1の負極に接続された電流検出抵抗
2の両端に発生する電圧を入力とする充放電電流検出手
段3の信号出力と温度検出手段5の信号出力を入力とす
る電気量算出手段6と、充放電電流検出手段3の信号出
力を入力とする充電完了検出手段7の信号出力と、電気
量算出手段6の信号出力とを入力とする放電電気量積算
手段8と、2次電池電圧を入力とする電圧低下検出手段
4の信号出力と充電完了検出手段7の信号出力と放電電
気量積算手段8の信号出力を入力とする容量記憶手段9
の信号出力と、電圧低下検出手段4の信号出力と電気量
算出手段6の信号出力と充電完了検出手段7の信号出力
を入力とする電気量積算手段10と、電気量積算手段1
0の信号出力を入力とする表示手段11とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用電子機器の電源
をなす2次電池の容量残量表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電池の容量残量表示装置にはコスト的に
有利な電池電圧検出方式や表示精度の高い電気量積算方
式などがあり、その多くは表示装置が携帯機器本体また
は電池パックに内蔵されて使用されている。
【0003】以下にこれまでの電気量積算方式の容量残
量表示装置について図面を用いて説明する。
【0004】図4は従来の容量残量表示装置を示す構成
図である。図4中、1は2次電池、2は電流検出抵抗で
2次電池1の負極端に接続されている。3は充放電電流
検出手段で電流検出抵抗2の両端に発生する微少電圧を
入力とする充電電流検出用の演算増幅器31と放電電流
検出用の演算増幅器32とから構成されている。4は電
圧低下検出手段で2次電池1の端子電圧を信号入力とし
ている。5は温度検出手段で2次電池1の周囲温度を検
出する。6は電気量算出手段で、演算増幅器31および
32の信号出力と温度検出手段5の信号出力とを入力と
している。7は充電完了検出手段で演算増幅器31の信
号出力を入力とする。9は容量記憶手段で次に説明する
電気量積算手段10の信号出力を入力とする。10は電
気量積算手段で電気量算出手段6の信号出力と、容量記
憶手段9の信号出力と電圧低下検出手段4の信号出力と
充電完了検出手段7の信号出力とを入力とする。11は
表示手段で電気量積算手段10の信号出力を入力とす
る。12はマイコンで電気量算出手段6、充電完了検出
手段7、容量記憶手段9および電気量積算手段10を回
路的に構成している。13は端子で、その両端に携帯機
器または充電器が接続される。
【0005】以上のように構成された従来の電池残量表
示装置について、以下その動作を説明する。
【0006】まず初めに充電時の動作について説明す
る。端子13に充電器が接続され充電が開始されると電
流検出抵抗2の両端には充電電流に比例した負の微少電
圧(2次電池1の負極をゼロ電位とした場合)が発生す
る。この微少電圧は演算増幅器31にて正の値に増幅さ
れ、電気量算出手段6および充電完了検出手段7に信号
出力される。電気量算出手段6では演算増幅器31より
出力された充電電流値に所定時間を乗じて電気量を算出
し、更にこの電気量に充電電流の大きさと、温度検出手
段5より出力される温度情報とで決まる充電効率を乗じ
て最終的な充電電気量とし、これを電気量積算手段10
へ信号出力する。充電完了検出手段7は演算増幅器31
より充電電流信号が入力されることで出力をリセット
し、その後の充電の進行により充電電流値が急速充電か
らトリクル充電に変化することで充電完了を認識して出
力をセットする。電気量積算手段10では電気量算出手
段6より出力される充電電気量を前記所定時間毎に加算
することで電気量の積算を行い、この電気量積算値の容
量記憶手段9の記憶値に対する割合により残量値を決定
するとともに、充電完了検出手段7の出力がセット状態
となった場合にはその時の電気量積算値を容量記憶手段
9の記憶値として充電時の容量を更新し、残量を100
%に設定する。
【0007】表示手段11は電気量積算手段10で決定
された残量情報に基づいて図3(a)に示すようにLC
D表示器にて残量を段階的に表示するもので、表示は充
電の進行に伴い表示レベル(1)から(6)へと順次移
行する。ここで図3(a)は電池の容量残量と表示レベ
ルとの関係を示す図である。LCDからなる表示器は5
個のセグメントが横一列に並んだ形状で、残量値0%〜
10%はLCD1個が点滅し、残量値10%〜20%で
はLCD1個が点灯し、残量値20%以降は20%刻み
でLCDが点灯し、棒状点灯で電池の容量残量値を常時
表示する。
【0008】次に放電時の動作について説明する。端子
13に携帯機器が接続され使用されると、2次電池1よ
り電流が供給され放電開始となる。これにより電流検出
抵抗2の両端には放電電流に比例した正の微少電圧(2
次電池1の負極をゼロ電位とした場合)が発生する。こ
の微少電圧は演算増幅器32にて増幅されて電気量算出
手段6に出力される。電気量算出手段6では演算増幅器
32より出力された放電電流値に所定時間を乗じて電気
量を算出し、更にこの電気量に放電電流の大きさと温度
検出手段5より出力される温度情報とで決まる放電効率
を乗じて最終的な放電電気量とし、これを電気量積算手
段10へ信号出力する。ここで電圧低下検出手段4は、
基本的に電圧比較器からなり放電の進行に伴う2次電池
1の電圧低下を監視しており、この検出電圧は携帯機器
の動作停止電圧よりも上に設定されている。電気量積算
手段10では電気量算出手段6より信号出力される放電
電気量を前記の所定時間毎に減算することで電気量の積
算を行い、この電気量積算値の容量記憶手段9の記憶値
に対する割合により残量値を決定するとともに、電圧低
下検出手段4から電圧低下信号が出力された場合にはそ
の時の積算電気量値と積算値ゼロとの差から容量記憶手
段9の記憶値を補正して放電時の容量を更新する。次に
この電気量積算値をゼロにして容量残量値を0%に設定
する。具体的には電圧低下検出手段4から電圧低下信号
が出力された場合の電気量積算値が容量残量値5%に相
当する値であるとすれば、容量記憶手段9の記憶値を5
%減少させる補正を行い、電圧低下信号が出力された場
合の電気量積算値が減算により負の値で残量値−5%に
相当する値であるとすれば、容量記憶手段9の記憶値を
5%増加させる補正を行う。表示手段11は電気量積算
手段10で決定された容量残量情報に基づいて図3
(a)に示すようにLCDからなる表示器で容量残量を
段階的に表示するもので、その表示は放電の進行に伴い
表示レベル(6)から(1)へと順次移行する。
【0009】最後に待機時の動作について説明する。待
機時とは端子13に携帯機器もしくは充電器のいずれも
接続されていない状態か、または接続されていても放電
電流または充電電流が流れていない状態を言う。従っ
て、この待機時の認識は演算増幅器31,32の出力が
共にゼロであることを電気量算出手段6にて検出するこ
とで行う。
【0010】電気量算出手段6では予め温度別に測定さ
れている2次電池1の自己放電電気量およびこの電池残
量表示装置の消費電気量の情報と温度検出手段5より信
号出力される温度情報とから待機時の放電電気量を決定
する。これ以降の動作は、前記放電時の動作と同じであ
るので、その詳細な説明は省略する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の電
気量積算方式の電池残量表示装置では、充電電気量と放
電電気量(待機時を含む)を充放電電流の大きさと温度
にて補正し、これを充電時は加算、放電時は減算するこ
とで積算し、この積算値をその時の最新容量である記憶
値と比較することで残量レベルを決定、表示している。
【0012】従って、表示精度を高めるためには記憶値
を正確な値に更新しておくことが重要になる。ところ
で、この記憶値の更新は充電完了検出もしくは電圧低下
検出にて行われるが、充電完了検出もしくは電圧低下検
出に至るまでに途中で充放電を幾度も繰り返すと、設定
されている充放電効率の誤差により電気量積算値(表示
値)と実際の容量残量値との誤差が拡大することから、
このような状況で記憶値の更新を行っても正確な容量の
更新にはならなく、表示精度が高められないという問題
があった。
【0013】本発明は上記の問題点を解決するもので、
正確な容量の記憶値更新ができる電池残量表示装置を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の電池残量表示装置は、2次電池の充放電電
流を微少電圧に変換する電流検出抵抗と、前記電流検出
抵抗の両端に発生する微少電圧を充電用演算増幅器およ
び放電用演算増幅器にてそれぞれ増幅してその結果をそ
れぞれ信号出力する充放電電流検出手段と、2次電池の
電圧が所定の電圧値以下になったことを検出する電圧低
下検出手段と、2次電池の温度を検出してその結果を信
号出力する温度検出手段と、前記充放電電流検出手段の
充電電流出力、放電電流出力および前記温度検出手段の
出力を入力として充電か放電か待機かの状態判定を行
い、その際の電気量を算出する電気量算出手段と、2次
電池の充電完了を検出することで信号出力をセットし充
電の開始により信号出力をリセットする充電完了検出手
段と、前記充電完了検出手段の信号出力がセット状態で
前記電気量算出手段の出力が放電状態の場合に前記所定
の時間毎に放電電気量の積算を行い、前記充電完了検出
手段の信号出力がリセット状態の場合には前記電気量算
出手段の出力のいかんにかかわらず積算値をゼロにする
放電電気量積算手段と、前記充電完了検出手段の信号出
力がセット状態で前記電圧低下検出手段より充電後初め
ての電圧低下信号が出力された場合に前記放電電気量積
算手段の積算値を最新の電池容量として記憶する容量記
憶手段と、前記所定の時間毎に前記電気量算出手段の信
号出力が充電電気量の場合は加算し、放電電気量の場合
には減算することで電気量の積算を行い前記容量記憶手
段の記憶値に対する割合により容量残量値を決定すると
ともに、前記電圧低下検出手段より充電後初めての電圧
低下信号が出力された場合は電気量積算値を前記所定の
電圧値での容量残量値に相当する値に設定し、充電によ
り前記充電完了検出手段の信号出力がセット状態となっ
た場合は電気量積算値を残量100%に相当する値に設
定する電気量積算手段と、前記電気量積算手段で決定さ
れた残量値に基づき残量を段階的に表示する表示手段と
を備えている。
【0015】ここでの電気量算出手段は、充電か放電か
待機かの状態判定を行うとともに、充電または放電の場
合は充電電流出力値または放電電流出力値に所定の時間
を乗じて電気量を算出し、充電電流出力値または放電電
流出力値と電池温度とにより決まる充電効率または放電
効率を前記電気量に乗じて最終的な電気量とするもので
あり、待機の場合は予め温度別に与えられている2次電
池の自己放電電気量とこの残量表示装置の消費電気量の
データの中から温度に見合ったデータを選択して電気量
とする構成がよい。
【0016】
【作用】このような構成とすることで、充電完了状態か
ら最初の電圧低下信号の検出まで再充電することなしに
電池を放電した場合の放電電気量を放電電気量積算手段
にて積算し、この積算値を最新容量として容量記憶手段
にて記憶することで、電池の正確な最新容量の更新がで
きるようになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例の残量表示装置につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例を示すブロック構
成図である。図1において、1は2次電池、2は電流検
出抵抗で2次電池1の負極端に接続されている。3は充
放電電流検出手段で電流検出抵抗2の両端に発生する微
少電圧を入力とする充電電流検出用の演算増幅器31と
放電電流検出用の演算増幅器32とから構成されてい
る。4は電圧低下検出手段で2次電池1の端子電圧を入
力としている。5は温度検出手段で2次電池1の周囲温
度を検出する。6は電気量算出手段で演算増幅器31お
よび32の信号出力と温度検出手段5の信号出力を入力
とする。7は充電完了検出手段で演算増幅器31の信号
出力を入力とする。8は放電電気量積算手段で電気量算
出手段6の信号出力と充電完了検出手段7の信号出力を
入力とする。9は容量記憶手段で電圧低下検出手段4の
信号出力、充電完了検出手段7の信号出力および放電電
気量積算手段8の信号出力を入力とする。10は電気量
積算手段で電気量算出手段6の信号出力、容量記憶手段
9の信号出力、電圧低下検出手段4の信号出力および充
電完了検出手段7の信号出力を入力とする。11は表示
手段で電気量積算手段10の信号出力を入力とする。1
2はマイコンであり、電気量算出手段6、充電完了検出
手段7、放電電気量積算手段8、容量記憶手段9および
電気量積算手段10に相当する回路を構成している。1
3は端子でこれには携帯機器または充電器が接続され
る。
【0019】以上のように構成された本発明の電池残量
表示装置について、以下その動作を説明する。
【0020】まず初めに充電時の動作について説明す
る。端子13に充電器が接続され充電が開始されると電
流検出抵抗2の両端には充電電流に比例した負の微少電
圧(2次電池1の負極をゼロ電位とした場合)が発生す
る。この微少電圧は演算増幅器31にて正の値に増幅さ
れて電気量算出手段6および充電完了検出手段7に信号
出力される。電気量算出手段6では演算増幅器31より
出力された充電電流値に所定時間を乗じて電気量を算出
し、更にこの電気量に充電電流の大きさと温度検出手段
5より出力される温度情報とで決まる充電効率を乗じて
最終的な充電電気量とし、これを電気量積算手段10へ
信号出力する。充電完了検出手段7は演算増幅器31よ
り充電電流信号が入力されることで信号出力をリセット
し、その後の充電の進行により充電電流値が急速充電か
らトリクル充電に変化することで充電完了を認識して信
号出力をセットする。電気量積算手段10では電気量算
出手段6より信号出力される充電電気量を前記の所定時
間毎に加算することで電気量の積算を行い、この電気量
積算値の容量記憶手段9の記憶値に対する割合により容
量残量値を決定するとともに、充電完了検出手段7の信
号出力がセット状態となった場合は電気量積算値を残量
100%に相当する値に設定する。表示手段11は電気
量積算手段10で決定された残量情報に基づいて図3
(a)に示すようにLCDからなる表示器で容量残量を
段階的に表示するもので、その表示は充電の進行に伴い
表示レベル(1)から(6)へと順次移行する。
【0021】次に放電時の動作について説明する。端子
13に携帯機器が接続され使用されると、2次電池1よ
り電流が供給され放電開始となる。これにより電流検出
抵抗2の両端には放電電流に比例した正の微少電圧(2
次電池1の負極をゼロ電位とした場合)が発生する。こ
の微少電圧は演算増幅器32にて増幅されて電気量算出
手段6に信号出力される。電気量算出手段6では演算増
幅器32より出力された放電電流値に所定時間を乗じて
電気量を算出し、更にこの電気量に放電電流の大きさと
温度検出手段5より出力される温度情報とで決まる放電
効率を乗じて最終的な放電電気量とし、これを放電電気
量積算手段8および電気量積算手段10へ信号出力す
る。放電電気量積算手段8は充電完了検出手段7の信号
出力がセット状態で電気量算出手段6の信号出力が放電
状態である場合にのみ前記の所定時間毎に放電電気量の
積算を行う。また充電完了検出手段7の信号出力がリセ
ット状態の場合には電気量算出手段6の出力のいかんに
かかわらず放電電気量の積算をゼロにする。ここで電圧
低下検出手段4は基本的に電圧比較器からなり、放電の
進行に伴う2次電池1の電圧低下を監視しており、この
検出電圧は携帯機器の動作停止電圧よりも上に設定され
ている。容量記憶手段9は充電完了検出手段7の信号出
力がセット状態で電圧低下検出手段4から充電後初めて
の電圧低下信号が出力された場合に放電電気量積算手段
8の積算値を最新の電池容量として記憶する。また電気
量積算手段10では電気量算出手段6より信号出力され
る放電電気量を前記の所定時間毎に減算することで電気
量の積算を行い、この電気量積算値の容量記憶手段9の
記憶値に対する割合により容量残量値を決定するととも
に、電圧低下検出手段4から電圧低下信号が出力された
場合には電気量積算値をゼロにする。表示手段11は電
気量積算手段10で決定された残量情報に基づいて図3
(a)に示すようにLCDからなる表示器で容量残量を
段階的に表示するもので、その表示は放電の進行に伴い
表示レベル(6)から(1)へと順次移行する。
【0022】つづいてこの装置の待機時の動作について
説明する。待機時は充放電電流が流れていないため、演
算増幅器31,32の出力は共にゼロであり、電気量算
出手段6はこれを検出することで待機時の認識を行う。
電気量算出手段6では予め温度別に測定されている電池
1の自己放電電気量およびこの電池残量表示装置の消費
電気量の情報と温度検出手段5より出力される温度情報
とから待機時の放電電気量を決定する。これ以降の動作
は前記放電時の動作と同じであるので、その詳細な説明
は省略する。
【0023】図2は本実施例の電気量算出手段6、充電
完了検出手段7、放電電気量積算手段8、容量記憶手段
9および電気量積算手段10を1チップのマイコン12
で構成した場合のマイコン部の制御フローチャートであ
る。図2の各ステップの動作は基本的に前述した動作と
同じであるので、その詳細な説明は省略する。
【0024】図3(b)は充放電時の電池電圧と充放電
電流と表示レベルとの関係を示す図である。充電により
表示レベルは(1)から(6)へと順次移行し、充電完
了により残量値は100%にセットされる。一方放電時
には表示レベルは(6)から(1)へと順次移行し、電
圧低下検出信号の出力により容量残量値は0%にセット
されることを示している。
【0025】以上のように本実施例によれば、放電電気
量積算手段8は充電完了状態から再充電することなしに
放電した時の電気量を逐次積算し、容量記憶手段9は充
電完了状態から再充電することなしに充電後初めての電
圧低下信号を検出した時にのみ放電電気量積算手段8の
積算値を最新の電池容量として記憶し、充電完了状態か
ら放電途中で再充電を行った際は放電電気量の積算およ
び電池容量の記憶を行わない。従って、容量更新後の記
憶値は正確なものとなり、表示精度の向上が可能とな
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、充電完了状態か
ら再充電することなしに放電した時の電気量を逐次積算
するとともに、充電完了状態から再充電することなしに
充電後初めての電圧低下信号を検出した時にのみ放電電
気量の積算値を最新の電池容量として記憶し、充電完了
状態から放電途中で再充電を行った時は放電電気量の積
算および電池容量の記憶を行わないようにしたので、電
池の正確な最新容量の記憶が可能となり、表示精度の高
い電池残量表示装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電池残量表示装置の
ブロック構成図
【図2】本発明の一実施例におけるマイコン部の制御フ
ローチャート
【図3】(a)容量残量と表示レベルとの関係を示す図 (b)電池充放電時の電池電圧と充放電電流と表示レベ
ルとの関係を示す図
【図4】従来例の電池残量表示装置のブロック構成図
【符号の説明】
1 2次電池 2 電流検出抵抗 3 充放電電流検出手段 4 電圧低下検出手段 5 温度検出手段 6 電気量算出手段 7 充電完了検出手段 8 放電電気量積算手段 9 容量記憶手段 10 電気量積算手段 11 表示手段 12 マイコン 13 端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2次電池の充放電電流を微少電圧に変換す
    る電流検出抵抗と、前記電流検出抵抗の両端に発生する
    微少電圧を充電用演算増幅器および放電用演算増幅器に
    てそれぞれ増幅してその結果をそれぞれ信号出力する充
    放電電流検出手段と、 前記電池の電圧が所定電圧値以下になったことを検出す
    る電圧低下検出手段と、 前記電池の温度を検出してその結果を信号出力する温度
    検出手段と、 前記充放電電流検出手段の充電電流出力、放電電流出力
    および前記温度検出手段の信号出力を入力として充電か
    放電か待機かの状態判定を行うとともにその際の電気量
    を算出する電気量算出手段と、 前記電池の充電完了を検出することで信号出力をセット
    し充電の開始により信号出力をリセットする充電完了検
    出手段と、 前記充電完了検出手段の信号出力がセット状態で前記電
    気量算出手段の信号出力が放電状態の際に所定の時間毎
    に放電電気量の積算を行い、前記充電完了検出手段の信
    号出力がリセット状態の場合は前記電気量算出手段の信
    号出力のいかんにかかわらず積算値をゼロにする放電電
    気量積算手段と、 前記充電完了検出手段の信号出力がセット状態で前記電
    圧低下検出手段より充電後初めての電圧低下信号が出力
    された場合に前記放電電気量積算手段の積算値を最新の
    電池容量として記憶する容量記憶手段と、 前記所定の時間毎に前記電気量算出手段の信号出力が充
    電状態の場合は加算し放電状態の場合は減算することで
    電気量の積算を行い前記容量記憶手段の記憶値に対する
    割合により容量残量値を決定するとともに、前記電圧低
    下検出手段より充電後初めての電圧低下信号が出力され
    た場合は電気量積算値を前記所定の電圧値での容量残量
    値に相当する値に設定し、充電により前記充電完了検出
    手段の信号出力がセット状態となった場合は電気量積算
    値を容量残量100%に相当する値に設定する電気量積
    算手段と、 前記電気量積算手段で決定された残量値に基づき容量残
    量を段階的に表示する表示手段とを備えた電池残量表示
    装置。
  2. 【請求項2】電気量算出手段が、充電か放電か待機かの
    状態判定を行い、充電または放電の場合は充電電流出力
    値または放電電流出力値に所定の時間を乗じて電気量を
    算出するとともに充電電流出力値または放電電流出力値
    と電池温度により決まる充電効率または放電効率を前記
    電気量に乗じて最終的な電気量とし、待機の場合は予め
    温度別に与えられている2次電池の自己放電電気量と残
    量表示装置の消費電気量のデータの中から温度に見合っ
    たデータを選択して電気量とする構成からなる請求項1
    記載の電池残量表示装置。
  3. 【請求項3】容量残量を段階的に表示する手段が、信号
    入力により点灯または消灯する複数のLCDを備えた表
    示器からなる請求項1記載の電池残量表示装置。
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