JP2002325362A - 二次電池容量測定システム、二次電池満容量の補正方法、充電効率の補正方法および放電効率の補正方法 - Google Patents
二次電池容量測定システム、二次電池満容量の補正方法、充電効率の補正方法および放電効率の補正方法Info
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Abstract
ラメータが経時変化等しても、精度の高い電池満容量の
補正を可能とする。 【解決手段】二次電池111の満充電および完全放電を検
知する満充電・完全放電検知手段と、二次電池の入出力
電流を検出する電池電流検出手段114と、入出力電流を
積算する電池電流積算手段117と、二次電池満容量記憶
部1191、および充電効率記憶部1192ならびに放電効率記
憶部1193を有する記憶手段119と、二次電池残容量を演
算するとともに、満充電検知時および/または完全放電
検知時に、新たな二次電池満容量を演算する演算手段
(電池容量計算手段118)とを有し、電池容量計算手段1
18は、「二次電池満容量記憶部に記憶された二次電池満
容量」から、「満充電検知時および/または完全放電検
知時に検出された二次電池満容量との誤差に所定係数を
乗じた値」を減算することで、新たな二次電池満容量を
演算し、記憶手段119は、演算の結果を、二次電池満容
量記憶部1191に、新たな二次電池満容量として記憶する
ことを特徴とする。
Description
充電効率,放電効率等のパラメータが経時変化等して
も、精度の高い補正が可能な二次電池容量測定システ
ム、二次電池満容量の補正方法、充電効率の補正方法お
よび放電効率の補正方法に関する。
えば電気自動車,携帯電子機器等では、二次電池残量測
定機能および表示機能が備えられる。
を示す概略図である。図5の二次電池残量測定システム
9においては、二次電池911は、充電手段912によ
り充電され、充電されたエネルギーは放電手段(負荷電
流供給手段)913を介して図示しない負荷に供給され
る。二次電池911の電池電流I(充電電流ICまたは
放電電流ID)は、電池電流検出手段914により検出
され、二次電池の端子電圧VBは、電池電圧検出手段9
15により検出され、これらの検出値は制御手段916
に出力される。
圧検出値に基づき充電手段912あるいは放電手段91
3に制御信号を出力する。ここでは、電池電流Iが、充
電電流ICのときは値を正、放電電流IDのときは値を負
として定義してある。
流積算手段917に出力され、電池電流積算手段917
は、電池電流Iを積算し、これを電池容量計算手段91
8に出力する。電池容量計算手段918は、記憶手段9
19に記憶されている二次電池満容量(満充電検出時の
二次電池容量)Qを参照し、現在の電池残容量を演算
し、演算結果を電池電流積算量表示手段920に出力す
る。電池容量計算手段918は、「満充電終了」、「完
全放電終了」、「充電中」等の情報を電池電流積算量表
示手段920に出力することができる。図5では満充電
・完全放電検知手段921は、充電または放電に際し
て、電池電圧検出手段915により検出される端子電圧
VBを監視することで、満充電および完全放電を検知し
ている。
二次電池残量測定に際しては、電池電流を積算してい
る。充電電流積算量SCは、充電電流ICの充電時間tに
対する積算値に、充電効率νCを乗算した値、すなわ
ち、 SC=∫ICdt×νC で表され、放電時電流積算量SDは、放電電流IDの充電
時間(使用時間)tに対する積算値に、放電効率νDを
乗算した値、すなわち、 SD=−∫IDdt×νD で表される。
手段920を構成する図示しないディスプレイに表示さ
れる。
は、二次電池満容量Qは、当該二次電池自体の経時劣化
により変動するし、二次電池の使用頻度によっても変動
する。また、充電がどのような充電レベルから何回程度
行われたかによっても変動する。さらに、二次電池満容
量Qは、個体差により変化の程度が異なる。
て、電池容量計算手段918は、記憶手段919に記憶
されている二次電池満容量Qの値を補正することができ
る。
放電検出時に、二次電池満容量Qの補正を行う。すなわ
ち、二次電池残容量がRiであるときに、満充電される
まで充電をしたときには、満充電検出時における二次電
池満容量(二次電池容量実力値Rf)は、 Rf=Ri+SC,i→f=Ri+∫ICdt×νC (1) で表される。ここで、SC,i→f(=∫ICdt×νC)
は、二次電池残容量がRiから満充電状態となるまでの
充電電流積算量である。このRfはQとなるはずであ
る。したがって、Ri+∫ICdt×νCを、新たな二次
電池満容量QNEWとすることができる。
に、完全放電されるまで放電をしたときには、完全放電
検出時における見かけ上の二次電池残容量RRは、 RR=Ri−SD,i→e=Ri−∫IDdt×νD (2) で表される。ここで、SD,i→e(=∫IDdt×νD)
は、二次電池残容量Riから完全放電検出時(放電終止
電圧検出時)までの放電電流積算量である。完全放電検
出時における見かけ上の二次電池残容量RRは、誤差分
である。したがって、QからRRを減算した、〔Q−
RR〕を新たな二次電池満容量QNEWとすることができ
る。
放電効率νDも経時的に変化(低下)する。このため、
(1)式では、新たな二次電池満容量QNEWの、S
C,i→f(=∫ICdt×νC)に充電効率νCに起因する
誤差が含まれる。また、(2)式では、新たな二次電池
満容量QNEWに含まれるRRの、SD,f→e(=∫IDdt
×νD)に放電効率νDに起因する誤差が含まれる。
率,充電効率等のパラメータが経時変化等しても、的確
な補正が可能な二次電池容量測定システム、二次電池満
容量の補正方法、充電効率の補正方法および放電効率の
補正方法を提供することにある。
定システムは、たとえば電気自動車等の電池駆動される
乗り物や、ノートブック型コンピュータ等の電池駆動機
器に搭載されるもので、二次電池の満充電および完全
放電を検知する満充電・完全放電検知手段と、二次電
池の入出力電流を検出する電池電流検出手段と、入出
力電流を積算する電池電流積算手段と、二次電池満容
量記憶部、および充電効率記憶部ならびに放電効率記憶
部を有する記憶手段と、二次電池残容量を演算すると
ともに、満充電検知時および/または完全放電検知時
に、新たな二次電池満容量を演算する演算手段とを有す
る。
憶された二次電池満容量」と、「満充電検知時または完
全放電検知時に検出された二次電池満容量との誤差に所
定係数を乗じた値」との差を求めることで、新たな二次
電池満容量を演算し、記憶手段は、演算の結果を、二次
電池満容量記憶部に、新たな二次電池満容量として記憶
することを特徴とする。
では、演算手段は、前記二次電池満容量記憶部に新たな
二次電池満容量を記憶したときに、「二次電池満容量記
憶部に新たに記憶された二次電池満容量」と、「二次電
池満容量記憶部に以前に記憶されていた二次電池満容
量」との差の値に、所定係数を乗じた値を、充電効率誤
差および/または放電効率誤差として、新たな充電効率
および/または放電効率を演算し、記憶手段は、演算の
結果を、充電効率記憶部または/または放電効率記憶部
に、新たな充電効率および/または放電効率として記憶
することを特徴とする。
満充電に際しては、満充電検出時に生じる充電容量誤差
δC、 δC=Q−(Ri+SC,i→f) =Q−(Ri+∫ICdt×νC) (3) を用いて、新たな二次電池満容量QNEW,Cを求める。満
充電検出時において、 QNEW,C=Q−δC/αC =Q−〔Q−(Ri+∫ICdt×νC)〕/αC (4) (αC>1) とする。
では、完全放電に際しては、完全放電検出時(放電終止
電圧検出時)に生じる放電容量誤差δD、 δD=RR=Ri−SD,i→e =Ri−∫IDdt×νD (5) を用いて、新たな二次電池満容量QNEW,Dを求める。
新たな二次電池満容量QNEW,Dを用いて、充電効率νDの
補正を行うことができるし、新たな二次電池満容量Q
NEW,Dを用いて、放電効率νDの補正も行うことができ
る。新たな充電効率νNEW,Cを求めるには、以前の充電
効率νNEW,Cに、次の補正係数、 μC=1−(QNEW,C−Q)/βC (7) を乗算することで、 νNEW,C=〔1−(QNEW,C−Q)/βC〕×νC (8) を求めることができる。
は、以前の充電効率νNEW,Dに、次の補正係数、 μD=1−(QNEW,D−Q)/βD (9) を乗算することで、 νNEW,D=〔1−(QNEW,D−Q)/βD〕×νD (10) を求めることができる。
次電池残量測定システムの一実施形態を説明する。
残量測定システム1を示す概略図であり、二次電池残量
測定システム1は、二次電池111と、充電手段112
と、負荷電流供給手段113と、後述する符号114〜
121で表される各手段からなる測定装置10とから構
成される。
次電池111は、充電手段112により充電され、充電
されたエネルギーは放電手段(負荷電流供給手段)11
3を介して図示しない負荷に供給される。二次電池11
1の電池電流I(充電電流I Cまたは放電電流ID)は、
電池電流検出手段114により検出され、二次電池の端
子電圧VBは、電池電圧検出手段115により検出さ
れ、これらの検出値は制御手段116に出力される。
圧検出値に基づき充電手段112あるいは放電手段11
3に制御信号を出力する。ここでは、電池電流Iが、充
電電流ICのときは値を正、放電電流IDのときは値を負
として定義してある。
1191,充電効率記憶部1192,放電効率記憶部1
193,容量誤差係数記憶部1194を有しており、二
次電池満容量記憶部1191には二次電池満容量Qを、
充電効率記憶部1192には充電効率νCを、放電効率
記憶部1193には放電効率νDを、容量誤差係数記憶
部1194には容量誤差係数(C,αD、βC,βD)を、
それぞれ記憶している。
流積算手段117に出力され、電池電流積算手段117
は、電池電流Iを積算し、これを電池容量計算手段(本
発明の演算手段)118に出力する。
9に記憶されている二次電池満容量(満充電検出時の二
次電池容量)Qを参照し、現在の電池残容量を演算し、
演算結果を電池電流積算量表示手段120に出力する。
なお、電池容量計算手段118は、「満充電終了」、
「完全放電終了」、「充電中」等の情報を電池電流積算
量表示手段120に出力することができる。
121は、充電または放電に際して、電池電圧検出手段
115により検出される端子電圧VBを監視すること
で、満充電(満充電終了)および完全放電(完全放電終
了)を検知している。なお、完全放電は、二次電池11
1のリフレッシュに際して行われるし、また二次電池の
通常使用において行われることもある。
量計算手段118は、満充電・完全放電検知手段121
が満充電または完全放電を検出したときは、新たな二次
電池満容量を演算するとともに、新たな充電効率および
/または放電効率を演算する。
充電・完全放電検知手段121が満充電を検出したとき
は、新たな二次電池満容量QNEW,Cを、 QNEW,C=Q−〔Q−(Ri+SC,i→f×νC)〕/αC (11) Q:以前の二次電池満容量 SC,i→f:二次電池残容量Riから満充電までの積算量 νC:充電効率 1/αC:容量誤差係数(αC>1) とする演算を行う。ここで、SC,i→f(=∫ICdt)
は、二次電池残容量がRiから満充電状態となるまでの
充電電流積算量である。
二次電池満容量Qに代えて二次電池満容量記憶部119
1に記憶される。また、電池容量計算手段118は、新
たな充電効率νNEW,Cを、 νNEW,C=〔1−(QNEW,C−Q)/βC〕×νC (12) 1/βC:容量誤差係数(βC>1) とする演算を行う。新たな充電効率νNEW,Cは、以前の
充電効率νCに代えて、充電効率記憶部1192に記憶
される。
・完全放電検知手段121が完全充電を検出したとき
は、新たな二次電池満容量QNEW,Dを、 QNEW,D=Q−(Q−SD,i→e×νD)/αD (13) Q:以前の二次電池満容量 SD,i→e:二次電池残容量Riから完全放電までの積算
量 νD:放電効率 1/αD:容量誤差係数(αD>1) とする演算を行う。ここで、SD,i→e(=∫IDdt)
は、二次電池残容量がRiから完全放電状態となるまで
の放電電流積算量である。
二次電池満容量Qに代えて二次電池満容量記憶部119
1に記憶される。また、電池容量計算手段118は、新
たな放電効率νNEW,Dを、 νNEW,D=〔1−(QNEW,D−Q)/βD〕×νD (14) 1/βD:容量誤差係数(βD>1) とする演算を行う。新たな放電効率νNEW,Dは、以前の
放電効率νDに代えて、放電効率記憶部1193に記憶
される。
における作用を説明する。図2は満充電に際し、新たな
二次電池満容量QNEW,Cおよび新たな充電効率νN EW,Cを
求める場合のフローチャートである。充電が、電池残容
量Riのときに開始されると、電池容量計算手段118
は、電池残容量を積算して、電池残容量〔Q−(Ri+
SC,i→p×νC)〕を求める(S110)。ここで、S
C,i→pは、あるときの充電電流積算量である。
充電が検知されるまで、ステップS110は繰り返し行
われ(S120)、満充電が検知されたときには、充電
容量誤差δC=〔Q−(Ri+SC,i→f)〕が演算され
る(S130)。
(11)式により演算され、QNEW,Cは、以前の電池満
容量Qに代えて、二次電池満容量記憶部1191に記憶
される(S140)。また、新たな充電効率ν
NEW,Cが、(12)式により演算され、νN EW,Cは、以前
の充電効率νCに代えて、充電効率記憶部1192に記
憶される(S150)。
容量QNEW,Dおよび新たな放電効率νNEW,Dを求める場合
のフローチャートである。
ると、電池容量計算手段118は、電池残容量を積算し
て、電池残容量(Q−SD,i→p×νD)を求める(S2
10)。ここで、SD,i→pは、あるときの放電電流積算
量である。
全放電が検知されるまで、ステップS210は繰り返し
行われ(S220)、完全放電が検知されたときには、
放電容量誤差δD=Ri−SD,i→eが演算される(S2
30)。
(13)式により演算され、QNEW,Dは、以前の電池満
容量Qに代えて、二次電池満容量記憶部1191に記憶
される(S240)。また、新たな放電効率ν
NEW,Dが、(14)式により演算され、νN EW,Dは、以前
の放電効率νDに代えて、放電効率記憶部1193に記
憶される(S250)。
114や電池電圧検出手段115ではシャント抵抗の電
圧降下をADコンバータを用いて検出することで、電池
電流IBや電池電圧VBを求めている。
いときには、周辺回路のオフセットなどにより、高い精
度の検出ができない。この不都合を解消するために、ア
ンプを追加することも考えられるが、追加したアンプ自
体のオフセットにより新たな精度低下が生じる。また、
ADコンバータによっては、入力インピーダンスに狂い
が生じると、測定値に誤差が生じるものもある。
価であるため、ADコンバータのコストダウンを図ろう
とすると、どうしてもシャント抵抗として高精度のもの
を採用することができない。
電池電圧検出手段115では、二次電池容量測定システ
ム1内にEEPROM等の不揮発性メモリを用意してお
き、システムのスタート時に電流ゼロの時と基準電流+
IREFおよび−IREFを流したときのADコンバータの
「読み値」を、当該不揮発性メモリにインプットし、理
想特性と比較して、以後のADコンバータによるアナロ
グ値の「取り込み値」にオフセットと傾きの補正をかけ
ている。
る。図4では、 V′A:基準電流+IREFを流したときの読み値 V′B:基準電流−IREFを流したときの読み値 V′0:システムの起動時における電流ゼロのときの読
み値 a:傾きの理想値 としてある。
offsetをV′0、傾きの補正値a′を(V′A+V′B)
/(2×IREF)とし、以降、読み値に対し、電流値を
求めるに際して、これらの値を用いる。
らない場合、たとえばVoffsetの絶対値がある値V
offset_LMTを超えてしまったような場合には、Voffset
を既定のオフセットの値Voffset_LMTに丸める。
場合、たとえばa′の値がある値a LMTを超えてしまっ
たような場合には、傾きの補正値をaLMTに丸める。
合や、a′がある既定の範囲に収まらない場合には、ブ
ザー、アラームランプ等により充電の中止等の警告を行
い、充電の中止を充電を行っている者に喚起することが
できる。システム自らが、充電を中断し、この後に充電
を中止した事実をブザー、アラームランプ等により充電
を行っていた者に通知することもできる。
検出に際して検出された電池満容量と、以前の電池満容
量との誤差に所定係数を乗算して新たな電池満容量を求
めることにしている。
容量との誤差に所定係数を乗じた値に基き、新たな放電
効率,充電効率を求めている。したがって、二次電池満
容量、放電効率,充電効率等のパラメータが経時変化等
しても、精度の高い電池満容量の補正が可能となる。
測定システムを示す概略図である。
たな充電効率を求める場合のフローチャートである。
新たな放電効率を求める場合のフローチャートである。
れるADコンバータによるアナログ値の「取り込み値」
に、オフセットと傾きの補正をかける様子を示す図であ
る。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 二次電池の満充電および完全放電を検知
する満充電・完全放電検知手段と、 前記二次電池の入出力電流を検出する電池電流検出手段
と、 前記入出力電流を積算する電池電流積算手段と、 二次電池満容量記憶部、および充電効率記憶部ならびに
放電効率記憶部を有する記憶手段と、 前記二次電池残容量を演算するとともに、満充電検知時
および/または完全放電検知時に、新たな二次電池満容
量を演算する演算手段と、を有し、 前記演算手段は、「二次電池満容量記憶部に記憶された
二次電池満容量」と、「満充電検知時および/または完
全放電検知時に検出された二次電池満容量との差に所定
係数を乗じた値」との差を求めることで、新たな二次電
池満容量を演算し、 前記記憶手段は、前記演算の結果を、前記二次電池満容
量記憶部に、新たな二次電池満容量として記憶する、こ
とを特徴とする二次電池容量測定システム。 - 【請求項2】 前記演算手段は、前記二次電池満容量記
憶部に新たな二次電池満容量を記憶したときに、「二次
電池満容量記憶部に新たに記憶された二次電池満容量」
と、「二次電池満容量記憶部に以前に記憶されていた二
次電池満容量」jとの差の値に、所定係数を乗じた値
を、充電効率誤差および/または放電効率誤差として、
新たな充電効率および/または放電効率を演算し、 前記記憶手段は、前記演算の結果を、前記充電効率記憶
部または/または前記放電効率記憶部に、新たな充電効
率および/または放電効率として記憶する、ことを特徴
とする請求項1に記載の二次電池容量測定システム。 - 【請求項3】 電気自動車に搭載されることを特徴とす
る請求項1または2に記載の二次電池容量測定システ
ム。 - 【請求項4】 二次電池を、ある二次電池残容量Riか
ら、満充電となるまで充電をしたときに、満充電検知時
における新たな二次電池満容量QNEW,Cを、 QNEW,C=Q−〔Q−(Ri+SC,i→f×νC)〕/αC Q:以前の二次電池満容量 SC,i→f:二次電池残容量Riから満充電までの積算量 νC:充電効率 1/αC:容量誤差係数(αC>1) とする、ことを特徴とする二次電池満容量の補正方法。 - 【請求項5】 二次電池を、ある二次電池残容量Riか
ら、完全放電されるまで放電をしたときに、完全放電検
知時における新たな二次電池満容量QNEW,Dを、 QNEW,D=Q−(Q−SD,i→e×νD)/αD Q:以前の二次電池満容量 SD,i→e:二次電池残容量Riから完全放電までの積算
量 νD:放電効率 1/αD:容量誤差係数(αD>1) とする、ことを特徴とする二次電池満容量の補正方法。 - 【請求項6】 二次電池を、ある二次電池残容量Riか
ら、満充電となるまで充電をしたときに、満充電検知時
における新たな二次電池満容量QNEW,Cを、 QNEW,C=Q−〔Q−(Ri+SC,i→f×νC)〕/αC Q:以前の二次電池満容量 SC,i→e:二次電池残容量Riから完全充電までの積算
量 νC:充電効率 1/αC:容量誤差係数(αC>1) として求め、 新たな充電効率νNEW,Cを、 νNEW,C=〔1−(QNEW,C−Q)/βC〕×νC 1/βC:容量誤差係数(βC>1) とすることを特徴とする充電効率の補正方法。 - 【請求項7】 二次電池を、ある二次電池残容量Riか
ら、完全放電されるまで放電をしたときに、完全放電検
知時における新たな二次電池満容量QNEW,Dを、 QNEW,D=Q−(Q−SD,i→e×νD)/αD Q:以前の二次電池満容量 SD,i→e:二次電池残容量Riから完全放電までの積算
量 νD:放電効率 1/αD:容量誤差係数(αD>1) として求め、 新たな放電効率νNEW,Dを、 νNEW,D=〔1−(QNEW,D−Q)/βD〕×νD 1/βD:容量誤差係数(βD>1) とすることを特徴とする放電効率の補正方法。
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