JPH0617656Y2 - パワ−ステアリング並びに冷却フアン駆動装置 - Google Patents

パワ−ステアリング並びに冷却フアン駆動装置

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JPH0617656Y2
JPH0617656Y2 JP4048787U JP4048787U JPH0617656Y2 JP H0617656 Y2 JPH0617656 Y2 JP H0617656Y2 JP 4048787 U JP4048787 U JP 4048787U JP 4048787 U JP4048787 U JP 4048787U JP H0617656 Y2 JPH0617656 Y2 JP H0617656Y2
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JP
Japan
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flow rate
power steering
pump
oil
hydraulic motor
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JP4048787U
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JPS63147366U (ja
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義治 稲熊
豪哉 加藤
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、タンデムポンプの第1ポンプによって油圧モ
ータを駆動し、タンデムポンプの第2ポンプによってパ
ワーステアリングを駆動するようにしたパワーステアリ
ング並びに冷却ファン駆動装置に関するものである。
<従来の技術> 現在、タンデムポンプの第1ポンプから吐出された油を
電磁流量制御弁によって水温に応じた所定流量に制御
し、この流量制御された油を油圧モータに送給すること
によって冷却ファンを回転させ、タンデムポンプの第2
ポンプから吐出された油を流量制御弁によって所定の流
量に制御し、この流量制御された油をパワーステアリン
グに供給することによってパワーステアリングを駆動す
るようにしたパワーステアリング並びに冷却ファン駆動
装置が開発されている。かかるものは、エンジンによっ
てタンデムポンプが駆動され、タンデムポンプの第1ポ
ンプからの油のみが油圧モータに供給されるようになっ
ている。又第1ポンプは第2ポンプに比較して大量の油
を吐出できるものが用いられている。
<考案が解決しようとする問題点> この結果、第1ポンプがリザーバから大量の油を吸い込
むため、エロージョンとキャビテーションが発生する問
題があった。又キャビテーションによる騒音が大きい問
題があった。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、ラジエータの水温を検出する水温センサを設
け、流量制御弁とパワーステアリングとを結ぶ供給通路
の途中に一定の流量Qまで第2ポンプからの油をパワ
ーステアリング側へ分流し、残りの流量Qを油圧モー
タ側へ分流するフローディバイダを設け、油圧モータ側
へ分流される油をラジエータの水温に応じて供給または
停止する制御手段を設けたものである。
<作用> 上述した構成により、第1のポンプから吐出された油は
油圧モータに供給され、冷却ファンを回転駆動する。第
2のポンプから吐出された油はフローディバイダに供給
され、このフローディバイダにより流量Qまではパワ
ーステアリング側へ分流され、残りの流量Qは油圧モ
ータ側へ分流される。ラジエータの水温が低いときは、
制御手段によって前記流量Qは油圧モータへ送られ
ず、水温が高くなると油圧モータへ送られ、高い回転数
でもって冷却ファンが回転する。
<実施例> 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
において10はリザーバ、20はタンデムポンプ、30
はエンジン(E/G)、40は油圧モータ、50はラジ
エータ、60はパワーステアリング(PS)である。
タンデムポンプ20は、エンジン30によりプーリ3
1,32、ベルト33を介して同時に駆動される第1ポ
ンプ21と第2ポンプ22と、第1ポンプ21から吐出
された油を所定流量に制御し余剰流はリザーバ10に還
流する第1電磁流量制御弁23と、第1レリーフ弁24
と、第2ポンプ22から吐出された油を所定流量に制御
し余剰流はリザーバ10に還流する第2電磁流量制御弁
25と、第2レリーフ弁26とを備えている。第1電磁
流量制御弁23は絞り27の開度を調整するために図略
のスプールを作動させるソレノイド28を備え、第2電
磁流量制御弁25は絞り25aの開度を調整するために
図略のスプールを作動させるソレノイド25bを備えて
いる。
油圧モータ40にはエンジン冷却ファン41が取り付け
られ、この冷却ファン41が回転することによってラジ
エータ50の前から油圧モータ40側へ風が引き込ま
れ、ラジエータ50が冷却されるようになっている。ラ
ジエータ50とエンジン30とは図略のパイプで連結さ
れており、ラジエータ50が冷却されればエンジン30
も冷却されるようになっている。
70はラジエータ50の水温を検出する水温センサであ
り、この水温センサ70からの信号は制御器71に入力
されるようになっている。この制御器71からは水温t
に応じた制御電流i,iがソレノイド28,25b
に印加され、各電磁流量制御弁23,25からは第2図
に示す制御流量Q,Qを持つ油が吐出される。
80は第2電磁流量制御弁25とパワーステアリング6
0とを結ぶ第2供給通路81中に設けられたフローディ
バイダであり、このフローディバイダ80は流量Q
では第2電磁流量制御弁25からの油を優先的にパワー
ステアリング60側へ分流し、第2電磁流量制御弁25
からの油の流量Qが流量Qを超えたときに残りの流
量Q(=Q−Q)を油圧モータ40側へ分流する
働きを持つものである。第1電磁流量制御弁23と油圧
モータ40とを結ぶ第1供給通路82の途中にフローデ
ィバイダ80からの第3供給通路83が接続され、この
第3供給通路83中に逆止弁84が設けられている。前
記第2電磁流量制御弁25とフローディバイダ80と逆
止弁84とにより油圧モータ40には流量Qが供給さ
れ、第1電磁流量制御弁23からは制御流量Qが供給
される。この結果、油圧モータ40に供給される流量は
第2図に示す流量Qとなり、流量Qに応じた回転数
でもって冷却ファン41が回転駆動する。
次に上述した構成に基づいて動作について説明する、エ
ンジン30によって2つのポンプ21,22が同時に駆
動され、第1ポンプ21からの油は第1電磁流量制御弁
23によって所定流量Qに制御されて油圧モータ40
に送給され、第2ポンプ22からの油は第2電磁流量制
御弁25によって所定流量Qに制御されてフローディ
バイダ80に送給される。フローディバイダ80に送給
された油は流量Qになるまではパワーステアリング6
0側へ分流され、流量Qを超えた油が油圧モータ40
側へ分流される。油圧モータ40には流量Qと流量Q
が供給され、冷却ファン41は回転駆動する。
上述した実施例は、第2電磁流量制御弁25からフロー
ディバイダ80に供給される流量Qを制御することに
よって、フローディバイダ80から油圧モータ40に供
給される流量Qを制御する例について述べたが、他の
実施例として第3図に示すように絞り25aとソレノイ
ド25bの変わりに第3供給通路83中に電磁方向切換
弁90を設け、水温が低いときは油をリザーバ10へ直
接還流さえ、水温が高いときは油圧モータ40に供給さ
せても良い。この場合、電磁流量制御弁に変えて一定流
量に制御する流量制御弁91を用いる。第5図において
は第1図と同じものについては同じ番号を付けた。
<考案の効果> 以上述べたように本考案は、ラジエータの水温を検出す
る水温センサを設け、流量制御弁とパワーステアリング
とを結ぶ供給通路の途中に一定の流量Qまで第2ポン
プからの油をパワーステアリング側へ分流し、残りの流
量Qを油圧モータ側へ分流するフローディバイダを設
け、油圧モータ側へ分流される油をラジエータの水温に
応じて供給または停止する制御手段を設けたので、第1
ポンプは吐出流量の少ないものを用いることができ、エ
ロージョンとキャビテーションの発生を抑えることがで
きる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案にかかるパワーステアリング並びに冷却
ファン駆動装置の油圧回路図、第2図は水温tと流量Q
との関係を示すグラフ、第3図は他の実施例としての油
圧回路図である。 21……第1ポンプ、22……第2ポンプ、23……第
1電磁流量制御弁、25……第2電磁流量制御弁、40
……油圧モータ、41……冷却ファン、50……ラジエ
ータ、60……パワーステアリング、70……水温セン
サ、71……制御器、80……フローディバイダ、81
……第2供給通路、90……電磁方向切換弁、91……
流量制御弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンデムポンプの第1ポンプから吐出され
    た油を電磁流量制御弁によって水温に応じた所定流量に
    制御し、この流量制御された油を油圧モータに送給する
    ことによって冷却ファンを回転させ、タンデムポンプの
    第2ポンプから吐出された油を流量制御弁によって所定
    の流量に制御し、この流量制御された油をパワーステア
    リングに送給することによってパワーステアリングを駆
    動するようにしたパワーステアリング並びに冷却ファン
    駆動装置であって、ラジエータの水温を検出する水温セ
    ンサを設け、流量制御弁とパワーステアリングとを結ぶ
    供給通路の途中に一定の流量Qまで第2ポンプからの
    油をパワーステアリング側へ分流し、残りの流量Q
    油圧モータ側へ分流するフローディバイダを設け、油圧
    モータ側へ分流される油をラジエータの水温に応じて供
    給または停止する制御手段を設けたことを特徴とするパ
    ワーステアリング並びに冷却ファン駆動装置。
JP4048787U 1987-03-19 1987-03-19 パワ−ステアリング並びに冷却フアン駆動装置 Expired - Lifetime JPH0617656Y2 (ja)

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JP4048787U JPH0617656Y2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19 パワ−ステアリング並びに冷却フアン駆動装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63147366U JPS63147366U (ja) 1988-09-28
JPH0617656Y2 true JPH0617656Y2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=30854614

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JP4048787U Expired - Lifetime JPH0617656Y2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19 パワ−ステアリング並びに冷却フアン駆動装置

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JP (1) JPH0617656Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6881165B2 (en) 2001-02-07 2005-04-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hydraulic control apparatus of vehicle and control method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6881165B2 (en) 2001-02-07 2005-04-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hydraulic control apparatus of vehicle and control method

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JPS63147366U (ja) 1988-09-28

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