JPH0617576U - 車両のカーテン装置 - Google Patents
車両のカーテン装置Info
- Publication number
- JPH0617576U JPH0617576U JP5669792U JP5669792U JPH0617576U JP H0617576 U JPH0617576 U JP H0617576U JP 5669792 U JP5669792 U JP 5669792U JP 5669792 U JP5669792 U JP 5669792U JP H0617576 U JPH0617576 U JP H0617576U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- curtain
- seat
- curtain rail
- seat back
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】シートバック背面を利用してベッドスペースを
拡大できる構造のキャブ内において、拡大したベッドス
ペース部分をも仕切ることができるカーテン装置を提供
する。 【構成】ドライバシート3及び助手席シート4側とベッ
ド5側との間のキャブ天井壁7に第1カーテンレール8
を設けると共に、第1カーテンレール8より分岐して助
手席シート4のシートバック6を前倒しした時に形成さ
れるベッドスペースの周縁に沿ってキャブ天井壁7に第
2カーテンレール9を設け、カーテン11が第1カーテン
レール8と第2カーテンレール9に選択的にスライド可
能に構成した。
拡大できる構造のキャブ内において、拡大したベッドス
ペース部分をも仕切ることができるカーテン装置を提供
する。 【構成】ドライバシート3及び助手席シート4側とベッ
ド5側との間のキャブ天井壁7に第1カーテンレール8
を設けると共に、第1カーテンレール8より分岐して助
手席シート4のシートバック6を前倒しした時に形成さ
れるベッドスペースの周縁に沿ってキャブ天井壁7に第
2カーテンレール9を設け、カーテン11が第1カーテン
レール8と第2カーテンレール9に選択的にスライド可
能に構成した。
Description
【0001】
本考案は、車両のカーテン装置に関し、特に、助手席シートのシートバックを 前倒しすることによってシートバック背面がベッドの一部として使用できるよう にした車両のベッドスペースと他のキャブ空間とを仕切るためのカーテン装置に 関する。
【0002】
例えば、長距離輸送等に使用される大型トラック等においては、単なる輸送手 段としてだけでなく生活空間として利用することが多く、シート後方に仮眠用の ベッドが装備されている。そして、外部からの光を遮光する等の目的のために、 ウインド部分やベッド側とシート側との間にカーテン装置が一般に設けられてい る(例えば実開昭61−122913号公報、実開平1−93154号公報、実 開平1−147118号公報及び実開平2−125409号公報等参照)。
【0003】 ところで、近年、限られたキャブ空間の居住性をより一層向上させるため、助 手席シートのシートバックを前倒しした時に、シートバック背面がベッドと略面 一となって連続的な平坦部を形成してベッドスペースが広がるようにしたもの、 所謂、マルチユースシートと呼ばれるものが実用化されつつある。
【0004】
しかしながら、マルチユースシート構造を採用した車両の従来のカーテン装置 は、通常のものと同じで、ベッド側とシート側との間にだけカーテンレールを設 ける構成のものであった。 このために、シートバックを前に倒してベッドとして使用する場合、シートバ ックによって広がった部分のベッドスペースはカーテンからはみ出してしまい、 ベッドスペースを完全に仕切ることが出来なかった。
【0005】 本考案は上記の事情に鑑みてなされたものであり、シートバック背面を利用し てベッドスペースを拡大できるシート構造を備えた車両において、拡大したベッ ドスペース部分も含めてベッドスペースを完全に仕切ることができるカーテン装 置を提供することを目的とする。
【0006】
このため、本考案は、キャブ内のドライバシート及び助手席シートの後方にベ ッドを備えると共に、助手席シートのシートバックを前倒しした時にシートバッ ク背面が前記ベッドと略面一となってベッドスペースが拡大できるよう構成され たシート構造を備えた車両のカーテン装置において、前記ドライバシート及び助 手席シート側とベッド側との間のキャブ天井壁に第1カーテンレールを設けると 共に、該第1カーテンレールより分岐して前記シートバックを前倒しした時に形 成されるベッドスペースの周縁に略対応するキャブ天井壁に沿う第2カーテンレ ールを設け、スライド自在に吊り下げたカーテンが第1カーテンレールと第2カ ーテンレールに選択的にスライド可能な構成とした。
【0007】
かかる構成において、ベッドで仮眠をとる際に、シートバックを使用しない場 合には、カーテンを第1カーテンレールに沿ってスライドさせることでベッドス ペースをシート側スペースと仕切ることができる。一方、シートバックを前に倒 してシートバック背面をベッドとして使用する場合には、カーテンを第1カーテ ンレールの分岐部から第2カーテン側にスライドさせる。これにより、シートバ ックによって拡大したベッドスペース部分も含めて他のキャブ空間と完全に仕切 ることができる。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図1〜図6に基づいて説明する。 図において、キャブ1内には、センタコンソールボックス2を挟んでドライバ シート3と例えばベンチ式の助手席シート4が設けられている。これらシート3 ,4の後方には仮眠用のベッド5が設けられている。
【0009】 前記助手席シート4のシートバック6は、助手席シート面側に前倒れ可能で、 前倒れ時にその背面がベッド5の上面と略面一となるように構成され、ベッド5 と共にベッドスペースを形成する。 前記ドライバシート3及びシートバック6も含めた助手席シート4側とベッド 5側との間のキャブ天井壁7には、第1カーテンレール8が設けられている。ま た、ドライバシート3と助手席シート4との間の位置で、第1カーテンレール8 から分岐して第2カーテンレール9が設けられている。この第2カーテンレール 9は、図に示すように、前記シートバック6を前倒しした時に形成されるベッド スペースの周縁に略対応するキャブ天井壁7に沿うようにして設けられている。
【0010】 前記第1及び第2カーテンレール8,9は、図5に示すように中空の角柱部材 の下端面中央に切欠10を設けて形成されている。そして、図6に示すように、カ ーテン11の上端縁に適宜の間隔を設けた取り付けた多数の球状のランナー12を前 記切欠10を介してレール内に取付け、カーテン11をランナー12を介してスライド 自在に吊り下げてあり、第1カーテンレール8と第2カーテンレール9に分岐部 分で選択的に案内可能としている。第1及び第2カーテンレール8,9は、ネジ 13によって天井壁7に固定されている。尚、図中14はサイドドアである。
【0011】 次に、かかるカーテン装置の作用を説明する。 シートバック6を前に倒してその背面をベッドとして使用し、シートバック6 によるベッド部分も仕切りたい場合には、カーテン11を分岐部までは第1カーテ ンレール8に沿ってスライドさせ、分岐部で第2カーテンレール9側にカーテン 11を押し当てながら第2カーテンレール9側にスライドさせる。これにより、図 1及び図2に示すように、ベッド5とシートバック6背面とで形成される拡大さ れたベッドスペースを他のキャブ空間から完全に仕切ることができる。
【0012】 また、シートバック6をベッドとして使用しない場合、カーテン11を、分岐部 で第2カーテンレール9側へスライドさせず、第1カーテンレール8に沿って直 線的にスライドさせる。これにより、図3及び図4に示すように、ベッド5側と シート3,4側とを、従来と同様に仕切ることができる。 かかる構成によれば、ベッド5のみを使用する場合は勿論、シートバック6を 使用してベッドスペースを拡大した場合でも、ベッドスペースを他のキャブ空間 から完全に仕切ることができ、ベッドスペース内の遮光性やベッドスペース内で のプライバシーの保護機能が向上する。
【0013】
以上説明したように本考案によれば、シートバックを前倒ししてその背面をベ ットスペースとして使用できるように構成した車両において、カーテンレールを 二股に分岐して、シートバックによるベッド部分も仕切れるように構成したので 、ベッドスペース内の遮光性及びプライバシーの保護機能が向上し、キャブ内を 居住空間として使用する際の快適性が向上する。
【図1】本考案のカーテン装置の一実施例を示し、シー
トバック使用時の状態を上から見た斜視図
トバック使用時の状態を上から見た斜視図
【図2】同上実施例のシートバック使用時の状態を下か
ら見た斜視図
ら見た斜視図
【図3】同上実施例のシートバック未使用時の状態を上
から見た斜視図
から見た斜視図
【図4】同上実施例のシートバック未使用時の状態を下
から見た斜視図
から見た斜視図
【図5】同上実施例のカーテンレール分岐部の拡大斜視
図
図
【図6】図1のA−A線矢視断面図
1 キャブ 3 ドライバシート 4 助手席シート 5 ベッド 6 シートバック 7 キャブ天井壁 8 第1カーテンレール 9 第2カーテンレール 11 カーテン
Claims (1)
- 【請求項1】キャブ内のドライバシート及び助手席シー
トの後方にベッドを備えると共に、助手席シートのシー
トバックを前倒しした時にシートバック背面が前記ベッ
ドと略面一となってベッドスペースが拡大できるよう構
成されたシート構造を備えた車両のカーテン装置におい
て、前記ドライバシート及び助手席シート側とベッド側
との間のキャブ天井壁に第1カーテンレールを設けると
共に、該第1カーテンレールより分岐して前記シートバ
ックを前倒しした時に形成されるベッドスペースの周縁
に略対応するキャブ天井壁に沿う第2カーテンレールを
設け、スライド自在に吊り下げたカーテンが第1カーテ
ンレールと第2カーテンレールに選択的にスライド可能
な構成としたことを特徴とする車両のカーテン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5669792U JPH0617576U (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 車両のカーテン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5669792U JPH0617576U (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 車両のカーテン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0617576U true JPH0617576U (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=13034657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5669792U Pending JPH0617576U (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 車両のカーテン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617576U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011161108A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Sato Kk | カーテンレール及びカーテンレール用継ぎ手 |
FR3070921A1 (fr) * | 2017-09-11 | 2019-03-15 | Faurecia Interieur Industrie | Vehicule automobile equipe d'une cloison mobile |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP5669792U patent/JPH0617576U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011161108A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Sato Kk | カーテンレール及びカーテンレール用継ぎ手 |
FR3070921A1 (fr) * | 2017-09-11 | 2019-03-15 | Faurecia Interieur Industrie | Vehicule automobile equipe d'une cloison mobile |
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