JPH042828Y2 - - Google Patents

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JPH042828Y2
JPH042828Y2 JP1985107036U JP10703685U JPH042828Y2 JP H042828 Y2 JPH042828 Y2 JP H042828Y2 JP 1985107036 U JP1985107036 U JP 1985107036U JP 10703685 U JP10703685 U JP 10703685U JP H042828 Y2 JPH042828 Y2 JP H042828Y2
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JP
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package tray
seat
closing member
bag
seat bag
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JP1985107036U
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JPS6215056U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、リヤシートのシートバツク後方に形
成した荷室の上面開口を覆うパツケージトレイに
関する。
(従来技術) 一般に、車室内の後部をリヤシートのシートバ
ツクで区画して、車室内の後部に荷室を形成した
いわゆる2ボツクスタイプの乗用車では、該荷室
内のプライバシーを守るため、例えば実開昭56−
79448号公報に示されているごとく、前記荷室の
上面開口にパツケージトレイを着脱自由に組付
け、該パツケージトレイにより前記荷室の上面開
口を覆つている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで以上の自動車において、前記リヤシー
トを傾動可能に設けると、該リヤシートの傾動に
伴い、シートバツクの前記パツケージトレイに対
する位置が変わつて、該シートバツクと前記パツ
ケージトレイとの間に大きな隙間が生じ、車室内
の見栄えが悪くなるし、又前記荷室から車室内に
騒音が伝わる等の不具合がある。
本考案は以上の実情に鑑みて開発したもので、
目的とするところは、傾動可能なシートバツクと
パツケージトレイ本体との間に生じる隙間を極め
て簡単な構成により確実且つ車室内の美観を損な
うことなく閉鎖することが出来て、しかも前記シ
ートバツクが傾動する場合でも、該シートバツク
に傷をつける不具合のない自動車用パツケージト
レイを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) しかして本考案は、車室内に傾動可能に設けた
リヤシートのシートバツクにより、車室内の後部
に荷室を区画形成した自動車における前記荷室の
上面開口を覆うパツケージトレイにおいて、前記
パツケージトレイ本体の表面に敷設する表皮また
は前記シートバツクの背面に張設する表皮と同一
の材料から弾性変形自由な筒状の閉鎖部材を形成
し、該閉鎖部材をパツケージトレイ本体の前端に
設けて、該閉鎖部材の円形外周面を前記シートバ
ツクの背面に接触させて、前記パツケージトレイ
本体と前記シートバツクとの隙間を閉鎖するよう
にしたことを特徴とするものである。
(作用) 本考案によれば、前記シートバツクとパツケー
ジトレイ本体との隙間に介装される前記閉鎖部材
が、前記パツケージトレイ本体の背面に敷設する
表皮または前記シートバツクの背面に張設する表
皮と同一の材料から形成されているので、前記シ
ートバツクと前記パツケージトレイとが違和感な
く連続して、車室内の見栄えが向上するのであ
る。そしてリヤシートの傾動に伴い、シートバツ
クがパツケージトレイ本体に対して位置が変わる
も、前記閉鎖部材が前記トレイ本体とシートバツ
クとの間で容易に弾性変形して、該シートバツク
とパツケージトレイ本体との間に隙間を常に閉鎖
するのは勿論のこと、該シートバツクの傾動時、
該シートバツクが前記閉鎖部材で傷つくような虞
もないのである。
(実施例) 以下本考案にかかる自動車用パツケージトレイ
の一実施例を図面に基づいて説明する。
図において1は、車室内のリヤフロアパネル2
上に傾動可能に配置したリヤシートであつて、具
体的には、該リヤシート1におけるシートクツシ
ヨン1aの前端部を、前記リヤフロアパネル2に
枢着したリンク3の遊端部に連結すると共に、前
記シートクツシヨン1aの後端部と前記リヤフロ
アパネル2との間にスライド機構4を設け、前記
リンク3の揺動により、前記スライド機構4を介
して前記シートクツシヨン1a及び該シートクツ
シヨン1aの後端にヒンジ金具10により支持し
たシートバツク1bを傾動させるごとく成してい
る。
又5は、車室内の後部を前記リヤシート1のシ
ートバツク1bにより区画して形成した荷室、6
は該荷室5の上面開口を覆うパツケージトレイ本
体であつて、該パツケージトレイ本体6は、断面
形状トレイ状を呈し、その上面に厚手の不織布6
0を貼設している。
前記パツケージトレイ本体6は、前記荷室5を
区画形成している自動車の両内側壁に固定したサ
イドブラケツト(図示せず)間に架け渡してい
る。
しかして以上の構成において、図に示す実施例
では、前記パツケージトレイ本体6の前端に、弾
性変形可能な閉鎖部材7を取付け、該閉鎖部材7
により、前記パツケージトレイ本体6と前記リヤ
シート1のシートバツク1bとの間に隙間Sを閉
鎖するごとく成したのである。
具体的には、前記閉鎖部材7として、パツケー
ジトレイ本体6の上面に貼設してなる前記不織布
60と同一材質の不織布を帯状に裁断したものを
用い、該帯状の不織布71の幅方向両端部に複数
の第1透孔72と第2透孔73とを形成する一
方、複数の爪74を持つリテーナ75を前記不織
布71の幅方向一端側に沿わせて、前記爪74
を、前記不織布71の幅方向一端側に位置する第
1透孔72に挿通した後、前記不織布71の幅方
向他端側を第4図に示すごとく巻き込んで、該不
織布71の他端側に形成した第2透孔73に前記
爪74を更に挿通して、前記不織布71の幅方向
両端部を重ね合わせることで、該不織布71を筒
状に形成するのである。
そして第4図に示すごとく組立てた閉鎖部材7
を前記パツケージトレイ本体6の前端面に沿わせ
て配置すると共に、前記爪74を前記パツケージ
トレイ本体6の前壁61に形成した貫通孔62に
挿通して、その挿通端部を折曲げることで、前記
開閉部材7を前記パツケージトレイ本体6の前端
に固定したのである。
以上の構成からなるパツケージトレイによれ
ば、前記該パツケージトレイ本体6と前記リヤシ
ート1のシートバツク1bとの隙間Sが、前記閉
鎖部材7により閉鎖されるのであつて、しかも第
1図2点鎖線で示すごとく、前記リヤシート1を
傾動させて、前記シートバツク1bの前記パツケ
ージトレイ本体6に対する位置が変わつても、前
記閉鎖部材7が弾性変形して、前記隙間Sを常に
閉鎖するし、しかも前記シートバツク1bの傾動
時、前記閉鎖部材7は前記シートバツク1bとパ
ツケージトレイ本体6との間で容易に弾性変形す
るので、該シートバツク1bが前記閉鎖部材7で
傷つくような虞もない。
尚以上の実施例では、前記閉鎖部材7を前記パ
ツケージトレイ本体6の上面に貼設した不織布6
0と同じ材質のものから形成したが、これに限定
されるものではなく、例えば前記シートバツク1
bの背面に張設した表皮と同じ材質のものから形
成してもよいし、あるいはスポンジ等から形成し
てもよい。
(考案の効果) 以上のごとく本考案によれば、前記シートバツ
クとパツケージトレイ本体との隙間に介装される
前記閉鎖部材が、前記パツケージトレイ本体の背
面に敷設する表皮または前記シートバツクの背面
に張設する表皮と同一の材料から形成されている
ので、前記シートバツクと前記パツケージトレイ
とが違和感なく連続して、車室内の見栄えが向上
するのである。しかもリヤシートの傾動に伴い、
シートバツクがパツケージトレイ本体に対して位
置が変わるも、前記閉鎖部材が前記トレイ本体と
シートバツクとの間で容易に弾性変形して、該シ
ートバツクとパツケージトレイ本体との間の隙間
を常に閉鎖するのは勿論のこと、該シートバツク
の傾動時、該シートバツクが前記閉鎖部材で傷つ
くような虞もないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかるパツケージトレイの
一実施例を示す一部切欠側面図、第2図は、同要
部の一部切欠側面図、第3図は閉鎖部材を分解し
て示す一部省略斜視図、第4図は閉鎖部材を組立
てた状態の一部省略斜視図である。 1……リヤシート、1b……シートバツク、5
……荷室、6……パツケージトレイ、7……閉鎖
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室内に傾動可能に設けたリヤシートのシート
    バツクにより、車室内の後部に荷室を区画形成し
    た自動車における前記荷室の上面開口を覆うパツ
    ケージトレイであつて、前記パツケージトレイ本
    体の表面に敷設する表皮または前記シートバツク
    の背面に張設する表皮と同一の材料から弾性変形
    自由な筒状の閉鎖部材を形成し、該閉鎖部材をパ
    ツケージトレイ本体の前端に設けて、該閉鎖部材
    の円形外周面を前記シートバツクの背面に接触さ
    せて、前記パツケージトレイ本体と前記シートバ
    ツクとの隙間を閉鎖するようにしたことを特徴と
    する自動車用パツケージトレイ。
JP1985107036U 1985-07-12 1985-07-12 Expired JPH042828Y2 (ja)

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JP1985107036U JPH042828Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

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JP1985107036U JPH042828Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

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JPS6215056U JPS6215056U (ja) 1987-01-29
JPH042828Y2 true JPH042828Y2 (ja) 1992-01-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4910444A (ja) * 1972-05-30 1974-01-29
JPS556124B2 (ja) * 1977-03-07 1980-02-14

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JPS6166037U (ja) * 1984-10-04 1986-05-07

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JPS6215056U (ja) 1987-01-29

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