JPH0617524Y2 - 製袋機 - Google Patents

製袋機

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JPH0617524Y2
JPH0617524Y2 JP9436790U JP9436790U JPH0617524Y2 JP H0617524 Y2 JPH0617524 Y2 JP H0617524Y2 JP 9436790 U JP9436790 U JP 9436790U JP 9436790 U JP9436790 U JP 9436790U JP H0617524 Y2 JPH0617524 Y2 JP H0617524Y2
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film
motor
detecting
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feed
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忠郎 永井
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東邦機械工業株式会社
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、製袋用フィルムを加熱手段により溶着し、送
り出し装置で間欠的に送り出し、剪断手段により裁断し
て製袋する製袋機に関するものである。
従来の技術 従来、この種の製袋機としては、実公平2-25622号公報
に見られる構造が提供されている。この従来形式は、製
袋用のフィルムを間歇移送させるための送りローラの前
後位置に、加熱シールを行うシーラとフィルム切断を行
うカッタとを設け、前記送りローラにタイミングベルト
を介して連動するサーボモータを設けるとともに、前記
シーラならびにカッタを駆動させる別のモータを設けて
いる。前記サーボモータは制御装置からの指示により駆
動と停止とに切り換えられるのであり、また別のモータ
も同様に制御装置からの指示により駆動と停止とに切り
換えられる。
考案が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、サーボモータが予め設定され
た回転数に達したとき、制御装置の制御によってサーボ
モータを停止させるのであるが、その停止直後において
送りローラは惰性回転を行い、以ってフィルムの間欠停
止位置が不揃いとなってカッタによる裁断などが良好に
行えない。特にフィルムの厚さ変更や送り速度の変更に
より、前述した不揃いも大きくなる。
本考案の目的とするところは、惰性回転を有効に利用し
て、不揃いのほとんどないフィルム停止を行えるように
した製袋機を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成すべく本考案における製袋機は、製袋用
フィルムを加熱手段により溶着し、送り出し装置で間欠
的に送り出し、剪断手段により裁断して製袋する製袋機
であって、前記送り出し装置の作動軸に連動する送り出
しモータを設けるとともに、前記作動軸部分に電磁ブレ
ーキと電磁クラッチとを設け、前記送り出しモータによ
るフィルム送り出し量を検出する第1検出手段と、実際
のフィルム送り出し量を検出する第2検出手段とを設
け、前記第1検出手段の目的長さのフィルム送り出し量
より短く設定した設定値検出により送り出しモータを停
止させ、かつ第2検出手段の目的長さのフィルム送り出
し量の設定値検出により前記電磁ブレーキをオンさせる
とともに電磁クラッチをオフさせる制御手段を設けてい
る。
作用 かかる本考案の構成によると、第1検出手段による検出
位置を、目的とするフィルム送り出し量(目的長さ)よ
りも少し短かく設定しておくことにより、送り出しモー
タによるフィルム送り出し量が目的長さよりも少し短か
いときに第1検出手段が検出動し、大まかな送り出し量
の状態で送り出しモータを停止させる。この停止後に送
り出し装置は惰性回転を行ってフィルムの送り出しを継
続し、そして第2検出手段が実際のフィルム送り出し量
(目的長さ)を検出することで、電磁クラッチをオフに
して送り出しモータ側と分断させると同時に、電磁ブレ
ーキをオンにして作動軸側の惰性回転を停止させ、送り
出し装置によるフィルムの送り出しを停止させる。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1は、たとえば合成樹脂フィルムを2
重にした帯状の原反(製袋用フィルム)2を間欠的に送
り出す送り出し装置であり、送り出しロール3とばね
(図示せず)によって送り出しロール3側に付勢されて
いる押えロール4とにより構成され、両ローラ3,4に
よって原反2を挟持する。送り出し装置1による原反送
り出し方向Aの上流側には、ベルトコンベヤ5が張設さ
れ、ベルトコンベヤ5の前後一対の張設用ロール6,7
の一方と送り出しロール3とは連動しており、ベルトコ
ンベヤ5と送り出し装置1は同速でかつ間欠的に駆動さ
れる。ベルトコンベヤ5の上方には上下動可能な加熱溶
着刃8が設けられ、下側には加熱溶着刃8を受けるべく
固定台9が設けられており、加熱溶着刃8と固定台9に
より原反2が熱溶着される。以上の5〜9により加熱手
段を構成する。また、送り出し装置1の原反送り出し方
向Aの下流側には、上下動により原反2を裁断する剪断
手段であるカッタ刃10が設けられており、加熱溶着刃8
とこのカッタ刃10は同時に上下動するよう連動されてい
る。
なお、ベルトコンベヤ5上ではなく、ベルトコンベヤ5
に代る送り用ローラ上で加熱溶着刃8により原反2を熱
溶着することも可能である。また送り出し装置1はコン
ベヤ形式であってもよい。
11はサーボモータなどの送り出しモータであり、送り出
しロール3のロール軸(作動軸)3Aにプーリ12,13お
よびベルト14を介して連動連結され、送り出し装置1を
間欠的に駆動する。前記送り出しモータ11には、この送
り出しモータ11によるフィルム送り出し量L−を検出
する第1エンコーダ(第1検出手段の一例)15が設けら
れる。また前記ロール軸3Aには、送り出しロール3に
よる実際のフィルム送り出し量Lを検出する第2エンコ
ーダ(第2検出手段の一例)16が設けられる。さらにロ
ール軸3Aには電磁ブレーキ17と電磁クラッチ18とが設
けられ、これらは、送り出し装置1の送り作用時にブレ
ーキオフ、クラッチオンとなり、そして第2エンコーダ
16の設定値検出によりブレーキオン、クラッチオフにな
るものである。20は加熱溶着刃8とカッタ刃10を駆動す
るメインモータであり、メインモータ20の駆動力はプー
リ21,22およびベルト23を介してクランク軸24へ伝達さ
れ、クランク軸24の一回転でカム体やロッド(いずれも
図示せず)を介して加熱溶着刃8とカッタ刃10は同時に
一回上下動される。またクランク軸24には3個(複数
個)のカム体25,26,27が取付けられており、カム体25
の突起により加熱溶着刃8が上限位置にあることを検出
するスイッチ25A、カム体26の突起により送り出しモー
タ11のスタート位置、すなわち加熱溶着刃8とカッタ刃
10が上へ移動を開始する位置を検出するスイッチ26A、
カム体27の突起により送り出しモータ11の駆動禁止位
置、すなわち加熱溶着刃8とカッタ刃10が下へ移動し
て、熱溶着および裁断を実行している位置を検出するス
イッチ27Aが設けられている。両エンコーダ15,16のパ
ルス信号a,bとスイッチ25A,26A,27Aの出力信号
c,d,eは送り出しモータ11とメインモータ20を制御
する制御装置30に入力される。
以下、制御装置30の構成を第2図のブロック図に基づい
て説明する。
31はメインモータ20の単位時間当りの回転数を設定する
第3設定部であり、第3設定部31からのメインモータ20
の回転数指令信号fはメインモータ20のインバータから
なる第3駆動部32へ入力される。第3駆動部32は、外部
からスタート信号gが入力されると、前記回転数指令信
号fに基づいて指令の回転数でメインモータ20を駆動
し、外部からストップ信号hが入力されると、加熱溶着
刃8が溶着位置で停止しないために、スイッチ25Aの信
号cがオンのとき、すなわち加熱溶着刃8が上限位置に
あるときにメインモータ20を停止する。
33は送り出しモータ11によるフィルム送り出し量L−
を設定する第1設定部であり、この第1設定部33には目
的とする製袋長さを得るための実際のフィルム送り出し
量Lよりも少し短かい寸法Qを減算した値、すなわちL
が設定される。そして第1設定部33からの第1設定
値信号iと、第1エンコーダ15からのパルス信号aが入
ることで第1カウンタ34から出力される第1カウント信
号jとが入る第1比較器35が設けられる。この第1比較
器35は、第1設定信号iによる設定値に対して第1カウ
ント信号jが減算され、そしてゼロになったとき停止信
号kをインバータからなる第1駆動部36へ出力する。第
1駆動部36はスイッチ27Aの信号eがオンでない、すな
わち加熱溶着刃8およびカッタ刃10が原反2と接してい
ないとき送り出しモータ11を駆動し、そして前述した停
止信号kが入力することで送り出しモータ11を停止す
る。
37は第2設定部であり、この第2設定部37には、目的と
する製袋長さを得るための実際のフィルム送り出し量L
が設定される。そして第2設定部37からの第2設定値信
号lと、第2エンコーダ16からのパルス信号bが入るこ
とで第2カウンタ38から出力される第2カウント信号m
とが入る第2比較器39が設けられる。この第2比較器39
は、第2設定値信号lによる設定値に対して第2カウン
ト信号mが減算され、そしてゼロになったとき停止信号
nをインバータからなる第2駆動部40へ出力する。第2
駆動部40は、停止信号nが入力することで動作信号を出
力し、電磁クラッチ18をオフにして送り出しモータ11側
と分断させると同時に、電磁ブレーキ17をオンにして送
り出しロール3側の惰性回転を停止させる。
上記構成による製袋機の動作を説明する。制御装置30に
スタート信号gが入力されると、第3駆動部32は第3設
定部31からの回転数指令信号fに基づいてメインモータ
20を駆動する。メインモータ20が駆動されるとクランク
軸24が回転してメインモータ20の速度にしたがって加熱
溶着刃8とカッタ刃10が連続して上下動を繰り返し、原
反2の熱溶着および裁断を繰り返し行う。また、メイン
モータ13の駆動によりクランク軸24に取付けられたカム
体25,26,27が回転し、スイッチ27Aの信号がオンする
毎に、第1駆動部36により送り出しモータ11が駆動さ
れ、よって送りロール3および張設用ロール6が駆動さ
れ、ローラ装置1およびベルトコンベヤ5により製袋さ
れた原反2が次々に送り出される。前述した送り出しモ
ータ11の駆動により第1エンコーダ15を介して第1カウ
ンタ34がカウントされ、また連動した送り出しロール3
の駆動により第2エンコーダ16を介して第2カウンタ38
がカウントされる。そして、まず第1比較器35から停止
信号kが第1駆動部36に出力され、これにより送り出し
モータ11は、フィルム送り出し量が目的長さよりも少し
短かいL−のときに停止される。これにより送り出し
ロール3は惰性回転に移り、引き続いて原反2の送り出
しを行う。次いで第2比較器39から停止信号nが第2駆
動部40に出力され、これにより電磁ブレーキ17がオンに
かつ電磁クラッチ18にオフになり、以って目的とするフ
ィルム送り出し量Lで送り出しロール3を停止し得る。
なお送り出しモータ11がスタート位置でスイッチ26Aが
オンし、これにより両カウンタ34,38にリセット信号d
が与えられる。前記制御装置30にストップ信号hが入力
されると第3駆動部32は加熱溶着刃8が上限位置となる
ようにメインモータ20を停止する。メインモータ20の停
止によりクランク軸24が停止し、カム体25,26,27も停
止するため、スイッチ27Aの信号eが入力しなくなり、
送り出しモータ11も停止したままとなる。
このように連続運転されるメインモータ20により加熱溶
着刃8とカッタ刃10を繰り返し上下動させて原反2の熱
溶着および裁断を行い、熱溶着および裁断された原反2
は送り出しモータ11により間欠的に駆動されるローラ装
置1およびベルトコンベヤ5により送り出され、連続し
て製袋を行うことができる。また、メインモータ20は連
続運転されるため、間欠駆動による機械的寿命の問題が
なくなり、従来例のようにモータ2台とも間欠駆動する
場合と比較して信頼性が向上する。
上記実施例では第2検出手段として送り出し装置1部の
第2エンコーダ16を使用しているが、これは原反2に付
された印刷(マーク)を検出する形式であってもよい。
考案の効果 以上のように本考案によれば、第1検出手段による検出
位置を、目的とするフィルム送り出し量(目的長さ)よ
りも少し短かく設定しておくことにより、送り出しモー
タによるフィルム送り出し量が目的長さよりも少し短か
いときに第1検出手段が検出動し、大まかな送り出し量
の状態で送り出しモータを停止させることができ、この
停止後に送り出し装置は惰性回転を行ってフィルムの送
り出しを継続し、そして第2検出手段が実際のフィルム
送り出し量(目的長さ)を検出することで、電磁クラッ
チをオフにして送り出しモータ側と分断させると同時
に、電磁ブレーキをオンにして作動軸側の惰性回転を停
止できて、送り出し装置によるフィルムの送り出しを停
止させることができる。このように本考案によると、惰
性回転を有効に利用して、不揃いのほとんどないフィル
ム停止を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す製袋機の要部構成図、
第2図は同製袋機の制御装置のブロック図である。 1……送り出し装置、2……原反(製袋用フィルム)、
3……送り出しロール、3A……ロール軸(作動軸)、
5……ベルトコンベヤ、8……加熱溶着刃、10……カッ
タ刃(剪断手段)、11……送り出しモータ、15……第1
エンコーダ(第1検出手段)、16……第2エンコーダ
(第2検出手段)、17……電磁ブレーキ、18……電磁ク
ラッチ、20……メインモータ、25,26,27……カム体、
25A,26a,27a……スイッチ、30……制御装置、31……
第3設定部、32……第3駆動部、33……第1設定部、34
……第1カウンタ、35……第1比較器、36……第1駆動
部、37……第2設定部、38……第2カウンタ、39……第
2比較器、40……第2駆動部、L−……送り出しモー
タによるフィルム送り出し量、L……実際のフィルム送
り出し量。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】製袋用フィルムを加熱手段により溶着し、
    送り出し装置で間欠的に送り出し、剪断手段により裁断
    して製袋する製袋機であって、前記送り出し装置の作動
    軸に連動する送り出しモータを設けるとともに、前記作
    動軸部分に電磁ブレーキと電磁クラッチとを設け、前記
    送り出しモータによるフィルム送り出し量を検出する第
    1検出手段と、実際のフィルム送り出し量を検出する第
    2検出手段とを設け、前記第1検出手段の目的長さのフ
    ィルム送り出し量より短く設定した設定値検出により送
    り出しモータを停止させ、かつ前記第2検出手段の目的
    長さのフィルム送り出し量の設定値検出により前記電磁
    ブレーキをオンさせるとともに電磁クラッチをオフさせ
    る制御手段を設けたことを特徴とする製袋機。
JP9436790U 1990-09-07 1990-09-07 製袋機 Expired - Lifetime JPH0617524Y2 (ja)

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