JPH0628916B2 - 製袋機 - Google Patents

製袋機

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JPH0628916B2
JPH0628916B2 JP63215792A JP21579288A JPH0628916B2 JP H0628916 B2 JPH0628916 B2 JP H0628916B2 JP 63215792 A JP63215792 A JP 63215792A JP 21579288 A JP21579288 A JP 21579288A JP H0628916 B2 JPH0628916 B2 JP H0628916B2
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    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31B70/00Making flexible containers, e.g. envelopes or bags
    • B31B70/005Making flexible containers, e.g. envelopes or bags involving a particular layout of the machinery or relative arrangement of its subunits
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31B70/00Making flexible containers, e.g. envelopes or bags
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、製袋用フィルムを加熱手段により溶着し、送
り出しローラで間欠的に送り出し、剪断手段により裁断
して製袋する製袋機に関するものである。
従来の技術 従来、この種の製袋機は、実公昭62−45889号公
報に見られるように、原反をローラ装置で移動し、ロー
ラ装置の前方に設置した加熱溶着刃で溶着し、ローラ装
置の後方に設置した剪断装置で裁断して製袋している。
ローラ装置は、モータにて駆動されるクランク軸に連結
された扇形歯車やクラッチ機構などにより構成された間
欠駆動装置によって、一方向に間欠的に駆動され、また
加熱溶着刃および剪断装置は、ローラ装置と連動して、
前記モータの駆動力により上下方向に間欠的に駆動され
ている。
しかし、上記従来の構成においては、ローラ装置の原反
の送り量(袋の長さ)、すなわちローラ装置の回転数、
回転角度の調整を扇形歯車の揺動角度の調整、モータの
速度調整によって行うため、調整に時間がかかるという
問題があり、さらに扇形歯車は破損を発生しやすいとい
う問題があるため、実開昭61−200227号公報に
見られるような製袋機が提案されている。
実開昭61−200227号後公報に見られる製袋機
は、送りローラをタイミングベルトを介してサーボモー
タで駆動し、溶着用のシーラー本体および裁断用のカッ
タ刃をサーボモータの信号により伝達機構を介してクラ
ッチブレーキ付モータで駆動しており、製袋用フィルム
の送り量はサーボモータの回転数を変更するだけで行う
ことができ、さらに扇形歯車(扇形ギヤ)を使用しない
ため機械的破損の問題を解消している。
発明が解決しようとする課題 しかし、実開昭61−200227号公報に提案されて
いる製袋機においては、送りローラがサーボモータのオ
ン・オフにて駆動され、シーラー本体により熱溶着され
た製袋用フィルムの熱溶着部が送りローラで瞬時に急激
に引張られるため、熱溶着部が延びたり切断するという
問題があった。また、サーボモータの回転数の設定は、
製袋する袋の長さおよび材質にあわせてその都度行い、
さらにサーボモータの回転数にあわせてクラッチブレー
キ付モータの回転数の設定を行わなれればならず、特に
未熟者ではこれらの回転数の設定および調整に時間がか
かって作業能率を悪くしていた。
本発明は上記問題を解決するものであり、送りローラの
駆動による不良を防止でき、モータ類の運転パターンの
設定を自動化した製袋機を提供することを目的とするも
のである。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するため本発明は、製袋用フィルムを加
熱手段により溶着し、送り出しローラで間欠的に送り出
し、剪断手段により裁断して製袋する製袋機であって、
前記加熱手段および剪断手段を駆動するメインモータ
と、前記送り出しローラを駆動する送り出しモータと、
製袋する袋の長さのデータを入力する入力手段と、前記
入力手段により入力された袋の長さのデータに基づいて
前記メインモータの回転速度および前記送り出しモータ
の加速度、定速度の速度および減速度からなる運転パタ
ーンを設定するパターン設定手段と、前記パターン設定
手段により設定されたそれぞれの回転速度および運転パ
ターンに基づいて前記メインモータおよび送り出しモー
タを制御する制御手段とを備えたものである。
さらに第2の発明は、上記第1の発明の構成に、前記パ
ターン設定手段により設定されたそれぞれの回転速度お
よび運転パターンを補正する補正手段を加え、前記パタ
ーン設定手段および補正手段により設定されたそれぞれ
の回転速度および運転パターンに基づいて前記メインモ
ータおよび送り出しモータを制御するようにしたもので
ある。また、第3の発明は上記第1の発明の入力手段に
おいて、さらに製袋用フィルムの材質と厚さのデータを
入力する構成とし、パターン設定手段において、前記入
力手段により入力された袋の材質および厚さ袋の長さの
データに基づいて前記送り出しモータの加速度および減
速度を設定し、前記入力手段により入力された袋の長さ
のデータに基づいて前記メインモータの回転速度および
前記送り出しモータの定速時の速度を設定するようにし
たものである。
作用 上記構成により、パターン設定手段に入力手段から製袋
する袋の長さのデータを入力するだけで、加熱手段およ
び剪断手段を駆動するメインモータの回転速度と送り出
しローラを駆動する送り出しモータの加速度、定速時の
速度および減速度からなる運転パターンが自動設定さ
れ、これらの回転速度および運転パターンが自動設定さ
れ、これらの運転パターンに基づいて制御手段によりメ
インモータおよび送り出しモータは制御される。
また第2の発明の構成により、パターン設定手段にて設
定された運転パターン、たとえば製袋速度が補正手段に
よって補正され、作業者の判断が作業に反映される。ま
た、第3の発明の構成により、送り出しモータの運転パ
ターンにおいて加速度および減速度が製袋用フィルムの
材質と厚さにより設定されることによって、送り出しロ
ーラにより送り出される製袋用フィルムの送り始めと終
りのスピードが調整され、製袋用フィルムの送り始めと
終りに発生するフィルムの熱溶着部が延びたり、切断し
たりする不具合が解消される。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す製袋機の要部構成図で
ある。第1図において、1は、たとえば合成樹脂フィル
ムを2重にした帯状の原反(製袋用フィルム)2を間欠
的に送り出す送り出しローラ装置であり、送り出しロー
ル3とばね(図示せず)によって送り出しロール3側に
付勢されている押えロール4とにより構成され、両ロー
ラ3,4によって原反2を挟持する。送り出しローラ装
置1の原反送り出し方向Aの上流側には、ベルトコンベ
ヤ5が張設され、ベルトコンベヤ5の前後一対の張設用
ロール6,7の一方と送り出しロール3とは連動してお
り、ベルトコンベヤ5と送り出しローラ装置1は同速で
かつ間欠的に駆動される。ベルトコンベヤ5の上方には
上下動可能な加熱溶着刃8が設けられ、下側には加熱溶
着刃8を受けるべく固定台9が設けられており、加熱溶
着刃8と固定台9により原反2が熱溶着される。また、
送り出しローラ装置1の原反送り出し方向Aの下流側に
は、原反2を上下動して裁断するカッタ刃10が設けら
れており、加熱溶着刃8とこのカッタ刃10は同時に上
下動するよう連動されている。
なお、ベルトコンベヤ5上ではなく、ベルトコンベヤ5
に代る送り用ローラ上で加熱溶着刃8により原反2を熱
溶着することも可能である。
11は送り出しロール3の軸に歯車伝動機構などを介し
て連結され、送り出しローラ装置1を間欠的に駆動す
る。誘導電動機からなる送り出しモータであり、送り出
しモータ11の速度はエンコーダ12にて検出される。
13は加熱溶着刃8とカッタ刃10を駆動するメインモ
ータであり、メインモータ13の駆動力はプーリ14,
15およびベルト16を介してクランク軸17へ伝達さ
れ、クランク軸17の一回転でカム体やロッド(いずれ
も図示せず)を介して加熱溶着刃8とカッタ刃10は同
時に一回上下動される。またクランク軸17には3個
(複数個)のカム体18,19,20が取付けられてお
り、カム体18の突起により加熱溶着刃8が上限位置に
あることを検出するスイッチ18A、カム体19の突起
により送り出しモータ11のスタート位置、すなわち加
熱溶着刃8とカッタ刃10が上へ移動を開始する位置を
検出するスイッチ19A、カム体20の突起により送り
出しモータ11の駆動禁止位置、すなわち加熱溶着刃8
とカッタ刃10が下へ移動して、熱溶着および裁断を実
行している位置を検出するスイッチ20Aが設けられて
いる。エンコーダ12のパルス信号aとスイッチ18
A,19A,20Aの出力信号b,c,dは送り出しモ
ータ11とメインモータ13を制御する制御装置21に
入力される。また、制御装置21には入力手段であるテ
ンキー部22より、スタート信号e、ストップ信号f、
製袋する袋の長さのデータ信号g、および袋の枚数のデ
ータ信号hが入力され、補正手段である手段設定部22
Aより速度補正信号iが入力される。
以下、制御装置21の構成を第2図のブロック図に基づ
いて説明する。
第2図において、23はテンキー部22より入力された
袋の長さのデータ信号gおよび手動設定器22A、たと
えば可変抵抗器により可変される電圧信号からなる速度
補正信号iから、メインモータ13および送り出しモー
タ11のそれぞれの運転パターンを設定するパターン設
定部である。手動設定器22Aからの速度補正信号iは
メインモータ13および送り出しモータ11による製袋
速度を補正する。パターン設定部23からのメインモー
タ13の回転数指令信号jはメインモータ13のインバ
ータからなる第1の駆動部24へ入力される。第1の駆
動部24は、テンキー部22からスタート信号eが入力
されると、前記回転数指令信号jに基づいて指令の回転
数でメインモータ13を駆動し、テンキー部22からス
トップ信号fあるいは後述するカウンタ25からの枚数
終了信号kが入力されると、加熱溶着刃8が溶着位置で
停止しないように、スイッチ18Aの信号bがオンのと
き、すなわち加熱溶着刃8が上限位置にあるときにメイ
ンモータ13を停止する。
26は送り出しモータ11の単位時間当りの回転数から
なる指令値を出力する指令値出力部であり、この指令値
出力部26から第3図(a)に示す運転(速度)パター
ンからなる回転数目標信号mが出力される。すなわち、
送り出しモータ11の運転パターンは加速カーブx、定
速カーブyおよび減速カーブzから構成され、パターン
設定部23より定速時の回転数Wからなるパターン信号
および定速度での運転時間Tからなるパターン信号
が入力すると、指令値出力部26は予め設定された
加減速度に基づいて、第3図(a)に示す運転パターン
を形成し、スイッチ19Aの信号cがオンとなると、す
なわち送り出しモータ11のスタート位置となると形成
された運転パターンにしたがって回転数目標信号mを出
力する。27はエンコーダ12のパルス信号aから送り
出しモータ11の回転数を検出する回転数検出部であ
り、回転数検出部27で検出された実回転数信号nは加
算器28で回転数目標信号mとの偏差がとられ、その偏
差出力信号pはPI制御部29へ出力される。PI制御
部29は偏差出力信号pにより回転数の偏差を演算し
て、回転数指令信号qをインバータからなる第2の駆動
部30へ出力する。第2の駆動部30はスイッチ20A
の信号dがオンでない、すなわち加熱溶着刃8およびカ
ッタ刃10が原反2と接していないとき、回転数指令信
号qにしたがって送り出しモータ11を駆動する。送り
出しモータ11の駆動は第3図(a)に示す運転パター
ンにより行われるため、送り出しモータ11は始動、加
速、定速、減速そして停止を繰り返すことになる。
カウンタ25はテンキー部22より入力した袋の枚数デ
ータ信号hにより製袋する袋の枚数がセットされ、スイ
ッチ19Aの信号のオン、すなわち送り出しモータ11
のスタートの回数をカウントし、カウントアップにより
外部のブザー(図示せず)を枚数終了信号kにより鳴ら
して作業者に製袋完了を知らせるとともに、第1の駆動
部24に同じ枚数終了信号kにより製袋のストップを指
令している。なお、制御装置21のパターン設定部2
3、カウンタ25、指令値出力部26、回転数検出部2
7、加算器28、およびPI制御部29はマイクロコン
ピュータにより構成されている。
上記構成による製袋機の動作を説明する。
まず、テンキー部22より袋の長さデータ信号g、袋の
枚数データ信号hが入力され、パターン設定部23によ
り回転数指令信号j、パターン信号l,lが形成さ
れて出力され、カウンタ25に製袋する袋の枚数がセッ
トされる。そして、テンキー部22よりスタート信号e
が入力されると、第1の駆動部24はパターン設定部2
3からの回転数指令信号jに基づいてメインモータ13
を駆動する。メインモータ13が駆動されるとクランク
軸17が回転してメインモータ13の速度にしたがって
加熱溶着刃8とカッタ刃10が連続して上下動を繰り返
し、原反2の熱溶着および裁断を繰り返し行う。また、
メインモータ13の駆動によりクランク軸17に取付け
られたカム体18,19,20が回転し、スイッチ19
Aの信号がオンする毎に、カウンタ25はカウントし、
かつ指令値出力部26からパターン設定部23からのパ
ターン信号l,lにより形成された運転パターンに
したがって回転数目標信号mが出力され、第2の駆動部
30により送り出しモータ11が駆動され、よって送り
ロール3および張設用ロール6が駆動され、ローラ装置
1およびベルトコンベヤ5により製袋された原反2が次
々に送り出される。第1の駆動部24にストップ信号f
あるいはカウンタ25のカウントアップによる枚数終了
信号kが入力されると第1の駆動部24は加熱溶着刃8
が上限位置となるようにメインモータ13を停止する。
メインモータ13の停止によりクランク軸17が停止
し、カム体18,19,20も停止するため、スイッチ
19Aの信号cが入力しなくなり、指令値出力部26は
回転数目標信号mを出力しなくなるため、送り出しモー
タ11も停止したままとなる。
このように連続運転されるメインモータ13により加熱
溶着刃8とカッタ刃10を繰り返し上下動させて原反2
の熱溶着および裁断を行い、熱溶着および裁断された原
反2は送り出しモータ11により間欠的に駆動されるロ
ーラ装置1およびベルトコンベヤ5により送り出され、
連続して製袋を行うことができる。
また、パターン設定部23および指令値出力部26に予
め設定された加減速度を原反2の材質や厚さによって設
定変更することにより、ローラ装置1の送り始めや終り
のスピードを調整できるため、原反2の熱溶着部が延び
たり、切断したりする不具合を解消することができる。
さらに、メインモータ13は連続運転されるため、間欠
駆動による機械的寿命の問題がなくなり、従来例のよう
にモータ2台とも間欠駆動する場合と比較して信頼性が
向上する。また、送り出しモータを誘導電動機としたた
め、サーボモータと用いた従来例と比較して低価格で製
袋機を提供できる。
次にパターン設定部23の一例を第4図のブロック図に
基づいてさらに詳細に説明する。
第4図において、31はショット数、すなわち単位時間
当り、たとえば1分間に製袋する袋の枚数を設定するシ
ョット数設定部であり、第1表の如く、入力された袋の
長さデータ信号gから、ショット数を設定して設定出力
信号rを出力する。たとえば、袋の長さデータとして3
0cmが入力されると、ショット数として100を設定す
る。32は入力された速度補正信号iに応じてショット
数の補正sを形成するショット数補正部であり、製袋速
度を速くと補正されるとプラスのショット数を出力し、
製袋速度を遅くと補正されるとマイナスのショット数を
出力する。すなわち、ショット数の増減により製袋する
速度を補正している。設定出力信号rとこの補正信号s
は加算器33で加算され、ショット部設定信号uが出力
される。
34は入力したショット数設定信号uからメインモータ
34の回転数指令信号jを形成して出力するメインモー
タ速度設定部である。ショット数はすなわち加熱溶着刃
8およびカッタ刃10が上下動する回転数であり、よっ
てクランク軸17の回転数と一致するから、クランク軸
17を1回転させるメインモータの回転数をE回転、設
定されたショット数をF/MINとすると、メインモータ
13の回転数Jは J=E・F(RPM) の演算にて求められる。たとえば、E=10回転、F=
120/MINとすると、J=1200RPMとなる。
35,36は入力したショット数設定信号uおよび袋の
長さデータ信号gから送り出しモータ11の定速時の回
転数Wおよび定速時の運転時間Tを形成し、パターン信
号l,lとして出力する送り出しモータ速度設定部
および送り出しモータ定速時間設定部である。ショット
数Fは上記のように加熱溶着刃8およびカッタ刃10が
上下動する、たとえば1分間当りの回数であり、また加
熱溶着刃8およびカッタ刃10が溶着および裁断を行な
っていない時間に原反2を送り出すのであるから、第3
図(b)に示す送り出しモータ11を駆動する時間t
は、1上下動する時間の半分として となる。いま、ローラ装置1による原反2の定速度時の
移動速度、すなわち製袋速度をvcm/secとする。第3図
(b)に示す運転パターンで斜線で示す面積が原反2が
移動する長さ、すなわち製袋する袋の長さとなるから、
入力した袋の長さデータ信号gによる袋の長さをGcm、
加速時間をtsec予め設定されている製袋速度の加減
速度を±αcm/sec2とすると、第3図から明らかなよう
に、 t=2t+T …(ii) v=αt …(iii) v(t+T)=G …(iv) となり、(ii),(iii),(iv)式より なお、 となる。いまF=120/MIN、すなわち(i)式よりt
=0.25sec、またα=1000cm/sec2、G=10
cmとすると、(v),(vi)式より v=50cm/sec,T=0.15sec,(t=0.05s
ec)となる。また、送り出しモータ11の1回転で原反
2がβcm移動するとすると、製袋速度vcm/secを実現す
る送り出しモータ11の回転数WRPMは、 となり、v=50cm/sec、β=10cmのとき、 W=300RPMとなる。
以上から送り出しモータ速度設定部35における演算式
は(i),(v),(vii)式より、 となり、送り出しモータ定速時間設定部36における演
算式は(i),(vi)式より となり、これら(xii),(ix)式によりパターン信号
,lが形成され、指令値出力部26に出力され
る。
このように、パターン設定部23に袋の長さデータ信号
gを入力するだけでメインモータ13の回転数J、送り
出しモータ11の定速時の回転数W、定速時の運転時間
Tが自動設定されるため、作業者はメインモータ13お
よび送り出しモータ11の設定をする必要がなくなり、
さらに手動設定器22Aの操作によりメインモータ13
および送り出しモータ11が互いに対応して自動再設定
されるため、作業者は原反2の材質や厚さによって製袋
のスピードアップを容易に行うことができ、作業能率を
高めることができる。
なお、テンキー部22より袋の材質および厚さのデータ
を入力するようにすれば、加減速度の自動設定も可能で
あり、もっと詳細なメインモータ13および送り出しモ
ータ11の運転パターンの自動設定が可能である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、パターン設定手段に入力
手段より製袋する袋の長さのデータを入力するだけで、
メインモータの回転速度と送り出しモータの加速度、定
速時の速度および減速度からなる運転パターンが自動設
定されるため、作業者はこれらのモータの設定を行う必
要がなくなり、未熟者でもすぐ製袋を開始することがで
き、作業能率を向上することができる。
また、第2の発明によれば、補正手段によりパターン設
定手段にて設定されたメインモータおよび送り出しモー
タの運転パターンを補正できるため、作業者の判断を容
易に製袋する速度に反映することができる。また、第3
の発明の構成によれば、送り出しモータの運転パターン
において加速度および減速度が製袋用フィルムの材質と
厚さにより設定されることによって、送り出しローラに
より送り出される製袋用フィルムの送り始めと終りのス
ピードを調整でき、製袋用フィルムの送り始めと終りに
発生するフィルムの熱溶着部が延びたり、切断したりす
る不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す製袋機の要部構成図、
第2図は同製袋機の制御装置のブロック図、第3図
(a)および(b)はそれぞれ同製袋機の送り出しモー
タおよび送り出しローラの運転パターン図、第4図は同
製袋機の制御装置パターン設定部のブロック図である。 1……ローラ装置、2……原反(製袋用フィルム)、8
……加熱溶着刃(加熱手段)、10……カッタ刃(剪断
手段)、11……送り出しモータ、13……メインモー
タ、21……制御装置(制御手段)、22……テンキー
部(入力手段)、22A……手動設定器(補正手段)、
23……パターン設定部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製袋用フィルムを加熱手段により溶着し、
    送り出しローラで間欠的に送り出し、剪断手段により裁
    断して製袋する製袋機であって、前記加熱手段および剪
    断手段を駆動するメインモータと、前記送り出しローラ
    を駆動する送り出しモータと、製袋する袋の長さのデー
    タを入力する入力手段と、前記入力手段により入力され
    た袋の長さのデータに基づいて前記メインモータの回転
    速度および前記送り出しモータの加速度、定速時の速度
    および減速度からなる運転パターンを設定するパターン
    設定手段と、前記パターン設定手段により設定されたそ
    れぞれの回転速度および運転パターンに基づいて前記メ
    インモータおよび送り出しモータを制御する制御手段と
    を備えた製袋機。
  2. 【請求項2】製袋用フィルムを加熱手段により溶着し、
    送り出しローラで間欠的に送り出し、剪断手段により裁
    断して製袋する製袋機であって、前記加熱手段および剪
    断手段を駆動するメインモータと、前記送り出しローラ
    を駆動する送り出しモータと、製袋する袋の長さのデー
    タを入力する入力手段と、前記入力手段により入力され
    た袋の長さのデータに基づいて前記メインモータの回転
    速度および前記送り出しモータの加速度、定速時の速度
    および減速度からなる運転パターンを設定するパターン
    設定手段と、前記パターン設定手段により設定されたそ
    れぞれの回転速度および運転パターンを補正する補正手
    段と、前記パターン設定手段および補正手段により設定
    されたそれぞれの回転速度および運転パターンに基づい
    て前記メインモータおよび送り出しモータを制御する制
    御手段とを備えた製袋機。
  3. 【請求項3】製袋用フィルムを加熱手段により溶着し、
    送り出しローラで間欠的に送り出し、剪断手段により裁
    断して製袋する製袋機であって、前記加熱手段および剪
    断手段を駆動するメインモータと、前記送り出しローラ
    を駆動する送り出しモータと、製袋する袋の長さ、およ
    び前記製袋用フィルムの材質と厚さのデータを入力する
    入力手段と、前記入力手段により入力された袋の材質お
    よび厚さ袋の長さのデータに基づいて前記送り出しモー
    タの加速度および減速度を設定し、前記入力手段により
    入力された袋の長さのデータに基づいて前記メインモー
    タの回転速度および前記送り出しモータの定速時の速度
    を設定するパターン設定手段と、前記パターン設定手段
    により設定されたそれぞれの回転速度および加速度、定
    速時の速度および減速度に基づいて前記メインモータお
    よび送り出しモータを制御する制御手段とを備えた製袋
    機。
JP63215792A 1988-08-30 1988-08-30 製袋機 Expired - Lifetime JPH0628916B2 (ja)

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