JPH06175236A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06175236A
JPH06175236A JP4345127A JP34512792A JPH06175236A JP H06175236 A JPH06175236 A JP H06175236A JP 4345127 A JP4345127 A JP 4345127A JP 34512792 A JP34512792 A JP 34512792A JP H06175236 A JPH06175236 A JP H06175236A
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JP
Japan
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mirror
reflection mirror
image
image forming
reflection
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JP4345127A
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English (en)
Inventor
Tomonobu Nishio
朋宣 西尾
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】反射ミラーへの塵埃付着を低減するように構成
した画像形成装置を提供する。 【構成】反射ミラー3が待機位置に移動したことを検出
手段8a、8bと当て板104との当接により検出し、
該当接後も走行台1を移動し続けて検出手段8a、8b
を押圧する。検出手段8a、8bの押圧によりカバー部
材4を反射ミラー3の反射面を覆うように回動して防塵
する。反射ミラー3が画像形成のため待機位置から移動
する場合は、検出手段8a、8bにより移動開始を検出
してカバー部材4による反射面の覆いを解除するように
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿を透過した透過光
または原稿の反射光により感光材料を露光して画像を形
成する画像形成装置に関し、更に詳しくは前記透過光や
反射光を露光部に導くための反射ミラーの防塵構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置には、原稿を照明した光の
反射光や透過光により感光材料をアナログ露光して画像
を形成するように構成したものがあり、透過光や反射光
は固定反射ミラーや可動反射ミラーにより露光部に導く
ようになっている。反射ミラーは、原稿を照明した光の
反射光や透過光を水平方向から垂直方向へ、また垂直方
向から水平方向に方向変換させて露光部に導くため、反
射面を斜め下方に向けた反射ミラーや斜め上方に向けた
反射ミラーにより構成されている。また、反射ミラーの
中には、所定位置に固定されたものもあれば、原稿を照
射する光源の移動に対応して往復動するように構成され
たものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】画像形成装置全体は、
塵埃が入り込まないようにようにケース内に組み込まれ
ているが、長期使用中に微量ではあるが塵埃が入り込ん
だり、感光材料の引き出し等により装置内で発生する塵
埃もある。これらの塵埃が反射ミラーの反射面に付着す
ると、光が乱反射してしまい原稿からの光を正確に感光
材料に導くことができず、良好な画像形成を行うことが
できない。
【0004】そこで、メンテナンスの一環として反射ミ
ラーに付着した塵埃の拭き取りを行っているのである
が、拭き取り作業が面倒であるうえに、拭き取り後に反
射ミラーの位置合わせを行う等の作業が必要であった。
反射ミラーへの塵埃の付着は、反射面が斜め上方に向い
た反射ミラーに顕著であることが明らかになった。本発
明の目的は、反射ミラーへの塵埃付着を低減するように
構成した画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る上記目的
は、原稿を照射した光の反射光または透過光を、反射ミ
ラーを走査して露光部に導き、露光部において感光材料
を露光して画像を形成する画像形成装置において、前記
反射ミラーの待機位置への復動を検出する検出手段と、
該検出手段の検出により前記反射ミラーの反射面を覆う
とともに、前記反射ミラーの往動開始にともなって前記
反射面の覆い動作を解除する可動カバー部材とを備え、
前記反射ミラーが待機位置にあるとき、反射面への塵芥
の付着を防止するように構成したことを特徴とする画像
形成装置によって達成される。
【0006】
【作用】すなわち、反射ミラーが待機位置に復動すると
検出手段により検出され、可動カバー部材が動作して反
射ミラーの反射面を覆う。従って、少なくとも待機位置
にあるときは、反射ミラーがカバー部材により覆われる
ので、反射面への塵埃付着を防止することができる。ま
た、反射ミラーが画像形成のため往動する場合は、移動
が検出手段により解除され、反射ミラーによる覆いが解
除されるので、原稿の反射光や透過光を反射し得るよう
になり、画像形成を行うことができる。
【0007】本発明における感光材料の処理方式は特に
限定されず、湿式処理、乾式処理のいずれでもよい。本
発明に用いることのできる感光材料としては、例えば熱
現像感光材料が挙げられる。該熱現像感光材料について
は、米国特許第4,500,626号、同第4,48
3,914号、同第4,430,415号、同第4,5
03,137号、特開昭59−154445号、同59
−180548号、同59−165054号、同61−
88256号、同60−120356号、同59−21
8443号、同61−238056号等に開示されてい
る。
【0008】上記熱現像感光材料は、基本的には支持体
上に感光性ハロゲン化銀、バインダー、色素供与性化合
物、還元剤(色素供与性物質が還元剤を兼ねる場合もあ
る)を有するものであり、更に必要に応じて有機銀塩そ
の他の添加剤を含有させることができる。
【0009】上記熱現像感光材料は露光に対しネガの画
像を与えるものでも、ポジの画像を与えるものでもよ
い。ポジの画像を与える方式にはハロゲン化銀乳剤とし
て直接ポジ乳剤(造核剤を用いる方式、光かぶらせ方式
の2種がある)を用いる方式、ポジ状に拡散性の色素像
を放出する色素供与性化合物を用いる方式のいずれもが
採用できる。
【0010】また、拡散転写に用いる画像形成用溶媒と
しては、例えば水があり、この水は、いわゆる純水に限
らず、広く慣習的に使われる意味での水を含む。また、
純水とメタノール、DMF、アセトン、ジイソブチルケ
トンなどの低沸点溶媒との混合溶媒でもよい。さらに、
画像形成促進剤、カブリ防止剤、現像停止剤、親水性熱
溶剤等を含有させた溶液でもよい。
【0011】
【実施態様】以下、添付図面を参照しながら本発明の実
施態様を詳細に説明する。なお、本発明は、本実施態様
に限定されるものではないことは言うまでもない。図1
は本発明を適用した反射ミラーの第一例を示す斜視図、
図2は防塵作用を示す要部の側面図、図3は反射ミラー
の構成を示す他の側面図、図4は検出動作を示す要部の
斜視図、図5は反射ミラーの第2例を説明する側面図、
図6は本発明の実施態様である画像形成装置の構成を示
す模式的構成図である。実施態様の説明にあたっては、
図1〜図5を参照して反射ミラーの防塵構造について説
明し、次に図6を参照して画像形成装置の全体構成を説
明する。
【0012】走行台1内には、反射面が斜め下方になる
ように第2の反射ミラー2が固定され、第2の反射ミラ
ー2の真下位置に反射面が斜め上方になるように第3の
反射ミラー3が固定されている。なお、反射ミラー2、
3は図6を参照して後述する画像形成装置11内に上下
に示した反射ミラー22Bに相当するものであり、図1
〜図4においては説明の便宜のため異なった符号を付し
て説明する。従って、反射ミラー2と図6に示した画像
形成装置11とを対比して説明すれば、反射ミラー2に
は反射ミラー22Aから反射光や透過光が入射するよう
になる。また、図6には走行台1の図示は省略されてい
るが、反射ミラー2、3は走行台1内に固定されたま
ま、図2に示す左右方向に往復動するように構成され、
図2の位置は画像形成に先立って位置決めされた待機位
置である。
【0013】既述のように、塵埃は反射面が斜め上方を
向いた反射ミラー3に付着しやすい。そこで本実施態様
では、反射ミラー3を防塵構成にした。反射ミラー3の
背面側には一対の支軸3a、3bを中心に回動するよう
に可動カバー部材4(以下、単にカバー部材と略称す
る)が取り付けられている。カバー部材4は、支軸3
a、3bの軸受け5a、5bと、該軸受け5a、5bと
一体に回動する板状の支持部6と、該支持部6に連続し
てあたかも折り曲げ形成したようなカバー部7と、更に
軸受け5a、5bの下方に形成された検出部8a、8b
により構成されている。
【0014】そして、支持部6とカバー部7との折り曲
げ部に係止部9が設けられ、この係止部9に画像形成装
置11のケースを支点としてカバー部材4全体を図2で
反時計方向に引くためのバネ101が係止されている。
また、カバー部材4の背面側でバネ101の下側位置に
は、カバー部材4が反時計回転方向に回動した場合の位
置制限用突起102が設けられている。更に、反射ミラ
ー3から外れた位置、例えば図1に示すように右下端に
はストッパ103が設けられ、カバー部材4が時計回転
方向に回転して反射ミラー3を覆った場合に反射ミラー
3に接触しないようになっている。
【0015】次に、走行台1と検出部8a、8bについ
て説明する。なお、検出部8a、8bは本発明でいう検
出手段に相当するものである。走行台1は箱状である
が、光の入射側(前方)とカバー部材4の差し込みと抜
き出しを行う側(後方)とは開口になっている。従っ
て、走行台1は言わば升の底板を取り外した形状であ
り、反射ミラー2、3は走行台1を構成する側板を利用
して固定され、ストッパ103も一方の側板を利用して
植立した状態で固定されている。一方、走行台1の下部
には、当て板104が設けられ、走行台1が待機位置に
復動した場合に検出部8a、8bに当接してカバー部材
4全体をバネ101に抗して時計回転方向に付勢するよ
うになっている。
【0016】次に、反射ミラー3の防塵作用について説
明する。反射ミラー3が走行台1とともに待機位置Aに
あるとき、検出部8a、8bが当て板104に接触した
状態で押されるので、カバー部材4全体が支軸3a、3
bを中心にしてバネ101の引張力に抗して時計回転方
向に回動し、カバー部7が反射ミラー3の反射面を覆
う。しかも、カバー部材7の先端部はストッパ104に
当接するので、カバー部材7が反射ミラー3に接触して
押す当の不都合は全く生じない。反射ミラー3が待機位
置Aにあるときは、反射面が斜め上方を向いているにも
かかわらず、反射面全体がカバー部材7により覆われる
ので、塵埃の付着防止を行うことができる。
【0017】次に、一枚の画像形成を行う場合の作用を
説明すると、走行台1が図2の下方に矢印Xで示すよう
に待機位置Aから助走開始位置Bに向けて移動する。こ
の移動により検出部8a、8bを押していた力が次第に
解除され、カバー部材4はバネ101の引張力により反
時計回転方向に回動するようになる。走行台1が助走開
始位置Bまで移動した段階では、検出部8a、8bを押
していた力は完全に解除され、カバー部材4はバネ10
1の引張力によって反時計回転方向に回動し、図2に想
像線で示すように支持部6が位置制限用突起102に当
接して停止になる。この時点では、反射ミラー4の反射
面は露出状態になり、反射光や透過光を反射できるよう
になる。
【0018】走行台1は、助走期間B−Cを経て露光開
始位置Cに到達し、後述する原稿の読み取り動作に対応
して露光開始位置Cから右方に走行し、原稿の終端まで
の読み取りが終了した後、露光開始時点C方向に復動す
る。そして、画像形成が一回の場合は、そのまま露光開
始位置C、助走開始位置Bを通過し、待機位置Aに向け
て復動する。走行台1が往復動をしている間、カバー部
材4は想像線で示した状態を維持しているが、走行台1
が待機位置Aに近づくと当て板104が先ず検出部8
a、8bに当接して検出部8A、8bを押す。この結
果、カバー部材4全体が支軸3a、3bを中心にして、
バネ101の引張力に抗して再び時計回転方向に回動す
るようになり、カバー部7が反射面を覆いストッパ10
3に接触するまで回動する。この回動付勢は、走行台1
の待機位置への走行にともなって当て板104により検
出部8a、8bを押すことにより行われる。
【0019】即ち、反射ミラー3を覆うための検出は、
走行台1が待機位置Aに近づき検出部8a、8bを押す
ことにより行われ、反射ミラー3を覆うためにカバー部
材4を回動させる力も検出部8a、8bを介して付加さ
れる。走行台1の走行が停止して待機状態になった時点
で、反射ミラー3の反射面が完全に覆われ、塵埃の付着
を防止し得るようになる。
【0020】次に、一枚の原稿について複数枚の画像形
成を行う場合について説明する。この場合、待機位置A
から露光開始位置Cに到る動作は、図2にYで示すよう
に前記同様に行われる。そして、走行台1は設定された
枚数に対応して一回の画像読み取りを終了する度に助走
開始位置Bまで復帰して待機位置には復帰せず、最後の
画像読み取りが終了した後に待機位置Aに復動する。画
像読み取りが継続して行われている間、走行台1は待機
位置Aに復動しないのであるから、検出部8a、8bで
検出されることはなく、反射ミラー3も覆われないので
反射光や透過光を反射し得る状態になっている。しか
し、設定された枚数の画像読み取りが終了した後は、走
行台1が待機位置Aに復動するので、反射ミラー3がカ
バー部7により覆われ、防塵対策が採られることにな
る。
【0021】次に、図5を参照して反射ミラー3の第2
例を説明する。なお、本例と前記第1例との相違点は、
走行台1の走行を利用せずにカバー部材4を回動させる
ように構成したことにある。依って、前記同様の作用を
なす部材には同一の符号を付して説明を省略する。即
ち、カバー部材4の支持構造や支持部6、カバー部7の
構造は前記同様であるが、検出部8a、8bを設けた位
置にプランジャーソレノイド111のロッドが連結され
ている。また、走行台1の待機位置の下部には、検出手
段としてマイクロスイッチ112が設けられている。
【0022】このような構成によれば、走行台1が待機
位置に近づいて来ると、マイクロスイッチ112が動作
し、プランジャーソレノイド111を駆動する。この結
果、支軸3a、3bを中心にカバー部材4が時計回転方
向に回動し、カバー部7により反射ミラー3の反射面が
覆われる。なお、プランジャーソレノイド111のスト
ロークは決まっているので、カバー部7が不測に回動し
て反射面に接触する等の事故は殆どなく、前記ストッパ
104は省略してもよい。
【0023】一方、走行台1が待機位置から右方に移動
した場合は、マイクロスイッチ112により検出され、
プランジャーソレノイド111のロッドが復動する。こ
の結果、カバー部材4全体が反時計回転方向に回動し、
カバー部7による反射面の覆いが解除され、光反射可能
になる。そして、走行台1が図2を参照して説明した動
作を行い、待機位置に復帰した時点で反射ミラー3が再
びカバー部7により覆われるようになる。本例に示した
構成にあっては、走行台1の走行によって付加される力
を利用することなく、反射ミラー3の防塵を行うことが
できる。
【0024】次に、図6を参照して前記反射ミラー3の
防塵構成を適用した画像形成装置について説明する。画
像形成装置11内には感材マガジン12が配置されてお
り、感材マガジン12内には感光材料14がロール状に
巻回されて収納されている。感光材料14は、支持体上
に感光性ハロゲン化銀、バインダー、色素供与性物質、
還元剤を有するものであり、受像材料と重ね合わせて加
熱現像することにより、色素供与性物質が受像材料へ転
写される。また、感光材料14は、水等の画像形成用溶
媒の存在下で熱現像転写処理が促進される。
【0025】感材マガジン12から引き出されてカッタ
ー13により所定長さに切断された感光材料14は、露
光部16へ搬送されるようになっている。感材マガジン
12の下方には受材マガジン18が配置されており、受
材マガジン18内には受像材料20がロール状に巻回さ
れて収納されている。受像材料20の画像形成面には、
媒染剤を有する色素固定材料が塗布されている。受材マ
ガジン18から引き出されてカッター17により所定長
さに切断された受像材料20は、後述する熱現像転写部
29へ搬送されるようになっている。
【0026】本体上部にはプレテンガラス25が設けら
れ、その上部に後述する透過原稿照明装置(プルーフユ
ニット)30が着脱自在に装着されている。反射原稿を
用いる時は、原稿の上面を覆う原稿カバーが装着され
る。プラテンガラス25の真下には反射原稿照明装置と
して、光源28及び該光源28と共に移動する第1移動
ミラー22Aを備えた光源ユニット50、該第1移動ミ
ラー22Aとは相対移動が可能な複数の第2移動ミラー
22Bが配設されており、いずれもプラテンガラス25
に沿って移動可能になっている。第2移動ミラー22B
は光源ユニット50と相対移動するように構成されてい
るが、移動量及び移動速度は光源ユニット50の1/2
に設定されている。更に、原稿からの反射光は結像レン
ズユニット19を通って、ミラーユニット26内に設け
た固定ミラー23及び可動ミラー24、更に固定ミラー
27によって露光部16に反射される。そして、図1〜
図5を参照して説明したカバー部材4が、第2移動ミラ
ー22Bの下側ミラーに適用されている。
【0027】また、ミラーユニット26は変倍時に移動
して光路長を調節するように構成されている。可動ミラ
ー24は後述するフィルムスキャナ61による画像形成
を行う際はミラーユニット26内を上方に移動し、フィ
ルムスキャナ61の画像光を固定ミラー27に透過させ
るようになっている。感光材料14への露光は、光源ユ
ニット50を移動させながら第2移動ミラー22Bを所
定のスピードで追従移動し、光源28からの光を原稿に
沿って照射し、その反射光をミラー22A,22B,2
3、結像レンズユニット19を用いて露光部16に位置
する感光材料14へ結像し走査露光する。
【0028】プルーフユニット30内には、プラテンガ
ラス25上の原稿を背面側(図中上方)から照明する透
過光源36や図示を省略した排気ファン、更に透過光源
36の熱を遮断する熱線吸収ガラス等が設けられてい
る。そして、原稿読み取りは透過光源36を照射し、且
つ光源28を消灯した状態で光源ユニット50を走査さ
せて行う。
【0029】露光部16で走査露光された感光材料14
は、反転して搬送され、水塗布部38によって画像形成
溶媒としての水が塗布されるようになつている。水塗布
部38により水を塗布された感光材料14は、熱現像転
写部29で受像材料20と重ね合わされ加熱現像転写が
行われるようになっている。熱現像転写部29はハロゲ
ンランプ等の発熱体40を内蔵した加熱ドラム42と無
端圧接ベルト44とによって構成されている。感光材料
14と受像材料20とは重ね合わされて無端圧接ベルト
44により加熱ドラム42の外周へ押圧され、重ね合わ
せた状態のままで加熱ドラム42の周面にわたって挟持
搬送されて熱現像されるようになっている。これによ
り、感光材料14は可動性の色素を放出し、同時にこの
色素が受像材料20の色素固定層に転写され、画像が得
られるようになっている。
【0030】加熱転写後に受像材料20から分離された
感光材料14は、熱現像転写部29の下方に設けられた
廃棄感光材料トレイ46へ送り出されるようになってい
る。また、感光材料14と分離された受像材料20は、
排出トレイ48内に集積されるようになっている。
【0031】フィルムスキャナ61は、光透過型原稿、
例えばカラーポジフィルム等の画像を受材20に形成す
るためのものであり、光源部62、光透過型原稿が載置
される原稿台63、光学系64により構成されている。
即ち、光源部62内には透過光源71と色フィルタ75
a,75b,75cが設けられ、光学系64はズームレ
ンズ72で構成される。
【0032】以上に本発明の実施態様を説明したが、本
発明は前記に限定されるものではなく、種々の変形が可
能である。例えば、検出手段は光学的センサーを用いて
もよい。更にカバー部材は回動構造に限定されず、プラ
ンジャーソレノイドを用いてスライドさせる構造にして
もよい。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る画
像形成装置は、反射ミラーが待機位置に移動したことを
検出手段により検出し、カバー部材を反射ミラーの反射
面を覆うように駆動して防塵するとともに、反射ミラー
が画像形成のため待機位置から移動する場合は検出手段
により検出してカバー部材による反射ミラーの覆いを解
除するように構成した。故に、反射ミラーが待機位置で
停止している間は、カバー部材により反射面が覆われ、
反射面への防塵の付着を防止することができる。従っ
て、塵埃付着による光の乱反射がなく、良好な画像形成
を行うことができるうえに、メンテナンスが容易になる
等の種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施態様である反射ミラーの構
成を示す斜視図である。
【図2】図2は反射ミラーの構成と防塵作用を示す要部
の側面図である。
【図3】図3は反射ミラーの構成を示す他の側面図であ
る。
【図4】図4は反射ミラーの構成を示す他の側面図であ
る。
【図5】図5は反射ミラーの他の構成を示す側面図であ
る。
【図6】図6は画像形成装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 走行台 2、3 反射ミラー 3a、3b 支軸 4 カバー部材 5a、5b 軸受け 6 支持部 7 カバー部 8a、8b 検出部 9 係止部 11 画像形成装置 22A、22B、23、24、27 反射ミラー 12 感材マガジン 14 感光材料 16 露光部 18 受材マガジン 20 受像材料 30 プルーフユニット 101 バネ 102 位置制限用突起 103 ストッパ 104 当て板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を照射した光の反射光または透過光
    を、反射ミラーを走査して露光部に導き、露光部におい
    て感光材料を露光して画像を形成する画像形成装置にお
    いて、 前記反射ミラーの待機位置への復動を検出する検出手段
    と、該検出手段の検出により前記反射ミラーの反射面を
    覆うとともに、前記反射ミラーの往動開始に伴って前記
    反射面の覆い動作を解除する可動カバー部材とを備え、
    前記反射ミラーが待機位置にあるとき、反射面への塵芥
    の付着を防止するように構成したことを特徴とする画像
    形成装置。
JP4345127A 1992-12-02 1992-12-02 画像形成装置 Pending JPH06175236A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103576499A (zh) * 2012-07-28 2014-02-12 江西镭博钛电子科技有限公司 一种碳粉盒的刮片按压设备

Cited By (2)

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CN103576499A (zh) * 2012-07-28 2014-02-12 江西镭博钛电子科技有限公司 一种碳粉盒的刮片按压设备
CN103576499B (zh) * 2012-07-28 2022-05-17 江西镭博钛电子科技有限公司 一种碳粉盒的刮片按压设备

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