JPH0617476A - 和風水洗便器 - Google Patents
和風水洗便器Info
- Publication number
- JPH0617476A JPH0617476A JP9268891A JP9268891A JPH0617476A JP H0617476 A JPH0617476 A JP H0617476A JP 9268891 A JP9268891 A JP 9268891A JP 9268891 A JP9268891 A JP 9268891A JP H0617476 A JPH0617476 A JP H0617476A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- toilet stool
- protector case
- case
- japanese
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
する板金製プロテクタケースとより成る和風水洗便器に
つき、陶器製便器本体の寸法偏差に起因して余儀なくさ
れる非能率の施工工事の回避と、往々にして生じる床面
の仕上がり状態不良の出現の回避とを目的とする。 【構成】プロテクタケースによる便器本体の支持を便器
本体の前端側と尾端側とにおいて行わすと共に、長手方
向における便器本体の寸法偏差に起因する穴が現れない
ようにする形状を便器本体のきんかくし部の近傍の部位
に与え、便器本体の尾端をプロテクタケースに押し付け
させる押圧装置を設け、この押圧装置の操作部は便室内
において随時操作し得る部位に選定して設けられてい
る。
Description
陶器製便器本体を納めて支持する板金製プロテクタケー
スとより成る形式の和風水洗便器に関する。
としての板金製プロテクタケースにより耐火性を付与さ
れている。図4はこの形式のものの従来構造を示す。こ
の図4において、1は陶器製便器本体、2はこの陶器製
便器本体を納めて支持する板金製プロテクタケースであ
る。便器本体1の支持は便器本体1に設けられたリム部
3の下面4を便室の床面5により受けさせることにより
行われる。6はきんかくし、7は給水管、8は排水管で
ある。
には可なり大きい偏差があり、寸法偏差の範囲は長手方
向においてプラス・マイナス15ミリメートル程度、幅
方向においてプラス・マイナス10ミリメートル程度で
ある。これらの寸法偏差のうち長手方向の寸法偏差は便
器の設置施工に煩わしさを伴わすばかりでなく、便器1
の近傍の床面の仕上り状態を見苦しいものとしがちであ
る。図4についていえば、9は便器1の長手方向の寸法
偏差に起因して生じる不定寸法の穴を塞ぐステンレス鋼
板製の覆蓋である。上記の穴の下方には便器1を給水管
7に向かう方向に移動させて便器1をプロテクタケース
2に押し付けるターンバツクル装置10が設けられてい
る。ターンバツクル装置10の操作は覆蓋9の取り付け
に先立って行われねばならない。覆蓋9上の凹所にはモ
ルタル塗布を伴うタイルのとりつけ施工が行われる。
の寸法偏差に起因して生じる上記問題点の解決を意図す
るもので本発明は、陶器製便器本体と、この陶器製便器
本体を納めて支持する板金製プロテクタケースとより成
る形式のものにおいて、便器本体のきんかくしの前方に
向つて延びる張り出し部の下面を受圧作用面としてこの
下面を便室の床面またはプロテクタケースの上縁を第1
の支持部とするとともにプロテクタケースに設けられて
いて便器本体の尾端の近傍を受ける部分を第2の支持部
として便器本体の支持を行わすとともに、便器本体の尾
端をプロテクタケースに押し付けさせる押圧装置を設け
たことを特徴とする。
す縦断側面図、図2は図1の和風水洗便器の便器本体を
示す側面図、図3は図1の和風水洗便器のプロテクタケ
ースを示す縦断側面図である。
1,図2および図3において、21は陶器製便器本体、
22は板金製プロテクタケース、25は便室の床面、2
6はきんかくし、27は給水管、28は排水管である。
これらの図に示すごとく、便器本体21はその前端側の
部位と尾端側の部位とをプロテクタケース22により支
持されている。すなわち、きんかくし26には前方に向
つて延びる張り出し部26aが設けられ、この張り出し
部26aの下面26bが受圧作用面とされている。下面
26bは便室の床面25またはプロテクタケース22の
上縁に係合させられている。便器本体21はこの係合が
行われている前方の部位を第1の支持部とすると共に、
尾端31に近い後方の部位を第2の支持部としてプロテ
クタケース22により支持されている。なお、32は尾
端31の高さの調節装置である。
せることにより便器本体21の尾端31をプロテクタケ
ースの後端に押し付けさせる押圧装置である。押圧装置
33により便器本体21を移動してプロテクタケース2
2に押し付ける方向は図4に示す従来のものにおいてタ
ーンバツクル装置10により便器本体1を移動してプロ
テクタケース2に押し付ける方向とは逆の方向である。
押圧装置33は図示のものの場合、よく知られた構造の
ねじ送り装置で、図3に示す棒状ウオーム34と、ウオ
ーム34にかみ合うウオームホイールとされた送りナツ
トと、この送りナツトに嵌合する送りねじ棒とを含む。
押圧装置33はウオーム34をねじ回しにより回動する
ことにより便器本体21に長手方向の動きを与える。押
圧装置33は便室側より随時動作させ得る要素である。
う従来の和風水洗便器の施工において便器本体の寸法偏
差に起因して生じる不定の大きさの穴の始末に付随する
問題点、すなわち、穴を塞ぐ覆蓋の作成およびその取り
付け、覆蓋上の凹所へのモルタル充填およびタイルの取
り付け、プロテクタケースに便器本体を押し付けさせる
ターンバツクル装置の操作の煩わしさ、往々にして生じ
る床面の外観不良部の発生を回避させると共に、便器の
製造を高い効率のもとに行わす効果をもたらすものであ
る。
面図である。
る。
側面図である。
器の縦断側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 陶器製便器本体と、この陶器製便器本体
を納めて支持する板金製プロテクタケースとより成る形
式のものにおいて、便器本体のきんかくしの前方に向つ
て延びる張り出し部の下面を受圧作用面としてこの下面
を便室の床面またはプロテクタケースの上縁を第1の支
持部とするとともにプロテクタケースに設けられていて
便器本体の尾端の近傍を受ける部分を第2の支持部とし
て便器本体の支持を行わすとともに、便器本体の尾端を
プロテクタケースに押し付けさせる押圧装置を設けたこ
とを特徴とする和風水洗便器。 - 【請求項2】 陶器製便器本体のきんかくし部の下端が
陶器製便器本体の前端および左右に向つて張り出されて
いる請求項1記載の和風水洗便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3092688A JP2515629B2 (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 和風水洗便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3092688A JP2515629B2 (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 和風水洗便器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0617476A true JPH0617476A (ja) | 1994-01-25 |
JP2515629B2 JP2515629B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=14061433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3092688A Expired - Lifetime JP2515629B2 (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 和風水洗便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515629B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62103841A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-14 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
JPS62142554A (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-25 | 松下電工株式会社 | 温冷マツト |
-
1991
- 1991-04-01 JP JP3092688A patent/JP2515629B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62103841A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-14 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
JPS62142554A (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-25 | 松下電工株式会社 | 温冷マツト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2515629B2 (ja) | 1996-07-10 |
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