JP2535966Y2 - 据置台の固定構造 - Google Patents
据置台の固定構造Info
- Publication number
- JP2535966Y2 JP2535966Y2 JP9618091U JP9618091U JP2535966Y2 JP 2535966 Y2 JP2535966 Y2 JP 2535966Y2 JP 9618091 U JP9618091 U JP 9618091U JP 9618091 U JP9618091 U JP 9618091U JP 2535966 Y2 JP2535966 Y2 JP 2535966Y2
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- Japan
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- toilet
- japanese
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、据置台の固定構造に
関するものである。さらに詳しくは、この考案は、トイ
レ床面の材質や構造などに影響されずに、据置台を既設
の和風大便器に簡便かつ容易に取り付けることのでき
る、新しい据置台の固定構造に関するものである。
関するものである。さらに詳しくは、この考案は、トイ
レ床面の材質や構造などに影響されずに、据置台を既設
の和風大便器に簡便かつ容易に取り付けることのでき
る、新しい据置台の固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅等のトイレに用いられる
便器については、様々な構成、構造、機能、意匠などを
有するものが提供されてきている。その一方で、住宅等
の改築時に、既設の和風大便器を洋風便器と単に交換す
るのではなく、和風大便器をそのまま生かしつつ腰掛式
の洋風便器に改造することも行われている。
便器については、様々な構成、構造、機能、意匠などを
有するものが提供されてきている。その一方で、住宅等
の改築時に、既設の和風大便器を洋風便器と単に交換す
るのではなく、和風大便器をそのまま生かしつつ腰掛式
の洋風便器に改造することも行われている。
【0003】この和風大便器の洋風便器への改造では、
たとえば図4に示したように、腰掛用の便座(ア)と本
体(イ)、そして図示してはいないが開閉自在とした便
蓋を有する据置台(ウ)を和風大便器(エ)の本体
(オ)を上部から覆うようにして取り付けている。この
ように、据置台(ウ)を和風大便器(エ)に取り付ける
ことによって、たとえば図5に示したように、排便や排
尿に際して、利用者は、据置台(ウ)の便座(ア)に腰
掛けることができ、既設の和風大便器(エ)を洋風便器
として使用することが可能となる。
たとえば図4に示したように、腰掛用の便座(ア)と本
体(イ)、そして図示してはいないが開閉自在とした便
蓋を有する据置台(ウ)を和風大便器(エ)の本体
(オ)を上部から覆うようにして取り付けている。この
ように、据置台(ウ)を和風大便器(エ)に取り付ける
ことによって、たとえば図5に示したように、排便や排
尿に際して、利用者は、据置台(ウ)の便座(ア)に腰
掛けることができ、既設の和風大便器(エ)を洋風便器
として使用することが可能となる。
【0004】この据置台(ウ)の和風大便器(エ)への
取付には、図4および図6に示したように、据置台本体
(イ)の前端下部の左右二ヶ所に設けてあるネジ穴
(カ)を介して、木ネジ(キ)、平座金(ク)、ナット
(ケ)、化粧キャップ(コ)等により、据置台(ウ)を
和風大便器(エ)前部のトイレ床面(サ)に固定してい
る。
取付には、図4および図6に示したように、据置台本体
(イ)の前端下部の左右二ヶ所に設けてあるネジ穴
(カ)を介して、木ネジ(キ)、平座金(ク)、ナット
(ケ)、化粧キャップ(コ)等により、据置台(ウ)を
和風大便器(エ)前部のトイレ床面(サ)に固定してい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ばこれらの図4および図6に示したような従来の据置台
の固定構造においては、木ネジ(キ)を用いて据置台
(ウ)をトイレ床面(サ)に固定することから、その固
定がトイレ床面(サ)の材質や構造などに影響されやす
いという問題がある。
ばこれらの図4および図6に示したような従来の据置台
の固定構造においては、木ネジ(キ)を用いて据置台
(ウ)をトイレ床面(サ)に固定することから、その固
定がトイレ床面(サ)の材質や構造などに影響されやす
いという問題がある。
【0006】すなわち、トイレ床面(サ)が木質材で構
成され、床板が木ネジ(キ)による固定に対して充分な
厚みを有している場合や、床板裏面に根太等の構造材な
どが配設されている場合には、木ネジ(キ)用の下穴を
トイレ床面(サ)に開けるだけで据置台(ウ)を固定す
ることができるが、たとえば図7に示したように、床板
(シ)の厚みが薄い場合や床板(シ)の裏面に根太等の
構造材などがない場合には、木ネジ(キ)用の下穴
(ス)をドリル(セ)等で開けると下穴(ス)が裏面ま
で貫通してしまう。このため、この状態で、据置台
(ウ)を床板(シ)にしっかりと固定するためには、ア
ンカープラグ(ソ)等の接合部材を下穴(ス)にハンマ
ー(タ)等により打ち込まなければならない。
成され、床板が木ネジ(キ)による固定に対して充分な
厚みを有している場合や、床板裏面に根太等の構造材な
どが配設されている場合には、木ネジ(キ)用の下穴を
トイレ床面(サ)に開けるだけで据置台(ウ)を固定す
ることができるが、たとえば図7に示したように、床板
(シ)の厚みが薄い場合や床板(シ)の裏面に根太等の
構造材などがない場合には、木ネジ(キ)用の下穴
(ス)をドリル(セ)等で開けると下穴(ス)が裏面ま
で貫通してしまう。このため、この状態で、据置台
(ウ)を床板(シ)にしっかりと固定するためには、ア
ンカープラグ(ソ)等の接合部材を下穴(ス)にハンマ
ー(タ)等により打ち込まなければならない。
【0007】また、図8に例示したように、トイレ床面
がタイル、コンクリートまたはモルタル(チ)等の場合
には、木ネジ(キ)が全く効かないため、この場合に
も、図7に例示した床板(シ)の時と同様に、アンカー
プラグ(ソ)等の接合部材が据置台固定のために必要と
なる。このように、トイレ床面の材質や構造などによっ
ては、アンカープラグ(ソ)等の接合部材が必要となる
ため、据置台の取付施工のための必要部材がかさみ、し
かもその固定作業自体も大変手間のかかるものとなって
いた。
がタイル、コンクリートまたはモルタル(チ)等の場合
には、木ネジ(キ)が全く効かないため、この場合に
も、図7に例示した床板(シ)の時と同様に、アンカー
プラグ(ソ)等の接合部材が据置台固定のために必要と
なる。このように、トイレ床面の材質や構造などによっ
ては、アンカープラグ(ソ)等の接合部材が必要となる
ため、据置台の取付施工のための必要部材がかさみ、し
かもその固定作業自体も大変手間のかかるものとなって
いた。
【0008】また、据置台(ウ)の固定後に木ネジ
(キ)が緩んだ場合には、木ネジ(キ)を増締めする必
要があるが、これらの図7および図8に例示した従来の
固定構造の場合には、木ネジ(キ)の増締めを繰り返し
行うとアンカープラグ(ソ)等の接合部材のネジ山が破
損しやすくなり、破損した場合には新しいものと交換し
なければならなくなる。このようなアンカープラグ
(ソ)等の接合部材の交換や、その際の据置台(ウ)の
取外・取付の保守作業は、大変面倒であり、多大な労力
が必要とされていた。
(キ)が緩んだ場合には、木ネジ(キ)を増締めする必
要があるが、これらの図7および図8に例示した従来の
固定構造の場合には、木ネジ(キ)の増締めを繰り返し
行うとアンカープラグ(ソ)等の接合部材のネジ山が破
損しやすくなり、破損した場合には新しいものと交換し
なければならなくなる。このようなアンカープラグ
(ソ)等の接合部材の交換や、その際の据置台(ウ)の
取外・取付の保守作業は、大変面倒であり、多大な労力
が必要とされていた。
【0009】この考案は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、従来の据置台の固定構造の欠点を解
消し、トイレ床面の材質や構造などに影響されずに、据
置台を既設の和風大便器に簡便かつ容易に取り付けるこ
とのできる、新しい据置台の固定構造を提供することを
目的としている。
されたものであり、従来の据置台の固定構造の欠点を解
消し、トイレ床面の材質や構造などに影響されずに、据
置台を既設の和風大便器に簡便かつ容易に取り付けるこ
とのできる、新しい据置台の固定構造を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記の課題
を解決するものとして、便蓋と、便座と、これらを支持
する本体とを有する据置台が、ゴム部材を介して、フラ
ンジ部周縁に返し部を有する既設の和風大便器に固定さ
れた据置台の固定構造であって、据置台には、本体底面
より突条が垂下延設され、この突条の下端部に両側面よ
り側方に突出する係止部が設けられ、ゴム部材には、表
面開口から内部に至る嵌合溝が形成され、一側端上部よ
り側方に湾曲状の係止片部が延設されており、前記突条
および係止部が嵌合溝に挿入嵌合されて据置台下端にゴ
ム部材が装着されるとともに、前記係止片部は和風大便
器のフランジ部を跨いでその先端が前記返し部に嵌着さ
れてゴム部材が和風大便器に取り付けられ、据置台が既
設の和風大便器に固定されていることを特徴とする据置
台の固定構造を提供する。
を解決するものとして、便蓋と、便座と、これらを支持
する本体とを有する据置台が、ゴム部材を介して、フラ
ンジ部周縁に返し部を有する既設の和風大便器に固定さ
れた据置台の固定構造であって、据置台には、本体底面
より突条が垂下延設され、この突条の下端部に両側面よ
り側方に突出する係止部が設けられ、ゴム部材には、表
面開口から内部に至る嵌合溝が形成され、一側端上部よ
り側方に湾曲状の係止片部が延設されており、前記突条
および係止部が嵌合溝に挿入嵌合されて据置台下端にゴ
ム部材が装着されるとともに、前記係止片部は和風大便
器のフランジ部を跨いでその先端が前記返し部に嵌着さ
れてゴム部材が和風大便器に取り付けられ、据置台が既
設の和風大便器に固定されていることを特徴とする据置
台の固定構造を提供する。
【0011】
【作用】この考案の据置台の固定構造においては、上記
の通りゴム部材を用い、係止片部を和風大便器本体のフ
ランジ部周縁の返し部に嵌着することによって、据置台
を既設の和風大便器に直接固定することができる。この
据置台の固定には、トイレ床面を使用せずに和風大便器
のフランジ部を利用するため、その固定がトイレ床面の
材質や構造などに影響されることはない。固定作業は簡
便かつ容易となり、作業効率も向上する。保守作業も容
易であり、ゴム部材の交換のみでよい。
の通りゴム部材を用い、係止片部を和風大便器本体のフ
ランジ部周縁の返し部に嵌着することによって、据置台
を既設の和風大便器に直接固定することができる。この
据置台の固定には、トイレ床面を使用せずに和風大便器
のフランジ部を利用するため、その固定がトイレ床面の
材質や構造などに影響されることはない。固定作業は簡
便かつ容易となり、作業効率も向上する。保守作業も容
易であり、ゴム部材の交換のみでよい。
【0012】
【実施例】以下、図面に沿って実施例を示し、この考案
の据置台の固定構造についてさらに詳しく説明する。図
1および図2は、各々、この考案の据置台の固定構造の
一実施例を示した分解斜視図および断面図である。
の据置台の固定構造についてさらに詳しく説明する。図
1および図2は、各々、この考案の据置台の固定構造の
一実施例を示した分解斜視図および断面図である。
【0013】これらの図1および図2に示したように、
この考案においては、トイレ床面(1)に取り付けた既
設の和風大便器(2)を洋風便器に改造する際に、腰掛
用の便座(3)、本体(4)、そして便蓋(図示なし)
を有する洋風便器式の据置台(5)を、ゴム部材(6)
を介して和風大便器(2)に直接取り付ける。既設の和
風大便器(2)の本体には、一般的に、そのフランジ部
(7)の周辺に、水や小便などの跳ね返りを防止するた
めに、図2に例示したような返し部(8)を設けてあ
る。この返し部(8)を有する和風大便器(2)のフラ
ンジ部(7)を利用し、かつ上記のゴム部材(6)を用
いて据置台(5)と既設の和風大便器(2)を直接固定
する。
この考案においては、トイレ床面(1)に取り付けた既
設の和風大便器(2)を洋風便器に改造する際に、腰掛
用の便座(3)、本体(4)、そして便蓋(図示なし)
を有する洋風便器式の据置台(5)を、ゴム部材(6)
を介して和風大便器(2)に直接取り付ける。既設の和
風大便器(2)の本体には、一般的に、そのフランジ部
(7)の周辺に、水や小便などの跳ね返りを防止するた
めに、図2に例示したような返し部(8)を設けてあ
る。この返し部(8)を有する和風大便器(2)のフラ
ンジ部(7)を利用し、かつ上記のゴム部材(6)を用
いて据置台(5)と既設の和風大便器(2)を直接固定
する。
【0014】すなわち、図1に示したように、既設の和
風大便器(2)の本体を覆うようにして上部から据置台
(5)を配置した後に、据置台本体(4)の下端部に嵌
合装着したゴム部材(6)の湾曲状の係止片部(9)を
和風大便器(2)のフランジ部(7)の返し部(8)に
嵌着して、ゴム部材(6)を和風大便器(2)に取り付
ける。係止片部(9)は、ゴム部材(6)の一側端上部
より側方に延設されている。この係止片部(9)は和風
大便器(2)のフランジ部(7)を跨ぎ、その先端が返
し部(8)に嵌着される。この際に、図1に示したよう
に、ゴム部材(6)を和風大便器(2)のフランジ部
(7)の全域において嵌着するようにしてもよいし、左
右の直線部のみ等の部分域での嵌着としてもよい。ただ
し、大用時に、使用者が前傾姿勢をとる時や、あるいは
据置台(5)のより手前側に腰掛ける場合には、据置台
本体(4)が和風大便器(2)から離脱することのない
ように、ゴム部材(6)による嵌着はしっかりしたもの
とする。
風大便器(2)の本体を覆うようにして上部から据置台
(5)を配置した後に、据置台本体(4)の下端部に嵌
合装着したゴム部材(6)の湾曲状の係止片部(9)を
和風大便器(2)のフランジ部(7)の返し部(8)に
嵌着して、ゴム部材(6)を和風大便器(2)に取り付
ける。係止片部(9)は、ゴム部材(6)の一側端上部
より側方に延設されている。この係止片部(9)は和風
大便器(2)のフランジ部(7)を跨ぎ、その先端が返
し部(8)に嵌着される。この際に、図1に示したよう
に、ゴム部材(6)を和風大便器(2)のフランジ部
(7)の全域において嵌着するようにしてもよいし、左
右の直線部のみ等の部分域での嵌着としてもよい。ただ
し、大用時に、使用者が前傾姿勢をとる時や、あるいは
据置台(5)のより手前側に腰掛ける場合には、据置台
本体(4)が和風大便器(2)から離脱することのない
ように、ゴム部材(6)による嵌着はしっかりしたもの
とする。
【0015】また、この嵌着に先立って、据置台本体
(4)にゴム部材(6)を装着しておく。図3にも拡大
して示したように、据置台本体(4)には、その底面よ
り突条(10)が垂下延設され、また、この突条(1
0)の下端部に係止部(11)が両側面より側方に突出
している。ゴム部材(6)には、表面開口から内部に至
る嵌合溝(12)が形成されている。据置台本体(4)
へのゴム部材(6)の装着は、突条(10)および係止
部(11)を嵌合溝(12)に挿入嵌合することにより
実現する。この状態において、前述の通りに、ゴム部材
(6)の湾曲する係止片部(9)を和風大便器(2)の
フランジ部(7)に嵌着する。こうして、据置台(5)
が和風大便器(2)にしっかりと直接的に固定される。
(4)にゴム部材(6)を装着しておく。図3にも拡大
して示したように、据置台本体(4)には、その底面よ
り突条(10)が垂下延設され、また、この突条(1
0)の下端部に係止部(11)が両側面より側方に突出
している。ゴム部材(6)には、表面開口から内部に至
る嵌合溝(12)が形成されている。据置台本体(4)
へのゴム部材(6)の装着は、突条(10)および係止
部(11)を嵌合溝(12)に挿入嵌合することにより
実現する。この状態において、前述の通りに、ゴム部材
(6)の湾曲する係止片部(9)を和風大便器(2)の
フランジ部(7)に嵌着する。こうして、据置台(5)
が和風大便器(2)にしっかりと直接的に固定される。
【0016】以上のように、据置台(5)の和風大便器
(2)への取付は、ゴム部材(6)による直接固定によ
り実現されるため、トイレ床面(1)の材質や構造など
とは無関係に据置台(5)を和風大便器(2)に取り付
けることができる。その取付固定作業は、従来に比べ著
しく簡便かつ容易となる。施工時間も短縮される。ま
た、必要部材も簡単となり、作業コストも低減する。さ
らには、据置台(5)固定後にその固定が緩んでも、ゴ
ム部材(6)の交換を容易に行うことができ、保守作業
が簡便かつ容易となる。
(2)への取付は、ゴム部材(6)による直接固定によ
り実現されるため、トイレ床面(1)の材質や構造など
とは無関係に据置台(5)を和風大便器(2)に取り付
けることができる。その取付固定作業は、従来に比べ著
しく簡便かつ容易となる。施工時間も短縮される。ま
た、必要部材も簡単となり、作業コストも低減する。さ
らには、据置台(5)固定後にその固定が緩んでも、ゴ
ム部材(6)の交換を容易に行うことができ、保守作業
が簡便かつ容易となる。
【0017】もちろんこの考案は、以上の例によって限
定されるものではない。据置台の形状、構成および構
造、ゴム部材や突条の大きさ、形状および構造等の細部
については様々な態様が可能であることはいうまでもな
い。
定されるものではない。据置台の形状、構成および構
造、ゴム部材や突条の大きさ、形状および構造等の細部
については様々な態様が可能であることはいうまでもな
い。
【0018】
【考案の効果】以上詳しく説明した通り、この考案によ
って、トイレ床面の材質や構造などに影響されずに、据
置台を既設の和風大便器に、直接、取付固定することが
できる。据置台の取付固定および保守作業は簡便かつ容
易となる。
って、トイレ床面の材質や構造などに影響されずに、据
置台を既設の和風大便器に、直接、取付固定することが
できる。据置台の取付固定および保守作業は簡便かつ容
易となる。
【図1】この考案の据置台の固定構造の一実施例を示し
た分解斜視図である。
た分解斜視図である。
【図2】図1に例示した固定構造の断面図である。
【図3】図2の拡大図である。
【図4】従来の据置台の固定構造を示した分解斜視図で
ある。
ある。
【図5】据置台を和風大便器に取り付けた状態をその使
用状態として例示した側面図である。
用状態として例示した側面図である。
【図6】トイレ床面への固定を示した部分断面図であ
る。
る。
【図7】従来のトイレ床面への固定方法を示した工程断
面図である。
面図である。
【図8】従来のトイレ床面への固定方法の別の例を示し
た工程断面図である。
た工程断面図である。
1 トイレ床面 2 既設和風大便器 3 便座 4 本体 5 据置台 6 ゴム部材 7 フランジ部 8 返し部 9 係止片部 10 突条 11 係止部 12 嵌合溝
Claims (1)
- 【請求項1】 便蓋と、便座と、これらを支持する本体
とを有する据置台が、ゴム部材を介して、フランジ部周
縁に返し部を有する既設の和風大便器に固定された据置
台の固定構造であって、据置台には、本体底面より突条が垂下延設され、この突
条の下端部に両側面より側方に突出する係止部が設けら
れ、 ゴム部材には、表面開口から内部に至る嵌合溝が形成さ
れ、一側端上部より側方に湾曲状の係止片部が延設され
ており、 前記突条および係止部が嵌合溝に挿入嵌合されて据置台
下端にゴム部材が装着されるとともに、前記係止片部は
和風大便器のフランジ部を跨いでその先端が前記返し部
に嵌着されてゴム部材が和風大便器に取り付けられ、 据
置台が既設の和風大便器に固定されていることを特徴と
する据置台の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9618091U JP2535966Y2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 据置台の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9618091U JP2535966Y2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 据置台の固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543997U JPH0543997U (ja) | 1993-06-15 |
JP2535966Y2 true JP2535966Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=14158125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9618091U Expired - Fee Related JP2535966Y2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 据置台の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535966Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP9618091U patent/JP2535966Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0543997U (ja) | 1993-06-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |