JPH0617435U - コンバインにおける刈刃駆動装置 - Google Patents

コンバインにおける刈刃駆動装置

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JPH0617435U
JPH0617435U JP2793492U JP2793492U JPH0617435U JP H0617435 U JPH0617435 U JP H0617435U JP 2793492 U JP2793492 U JP 2793492U JP 2793492 U JP2793492 U JP 2793492U JP H0617435 U JPH0617435 U JP H0617435U
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cutting blade
cylindrical cam
outer ring
blade drive
combine
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輝光 大家
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンバインにおける刈刃駆動装置において、
その構成をコンパクトにするとともに、振動を少くする
にある。 【構成】 入力回転軸に対し円筒カムを嵌装するととも
に、この円筒カムに外輪を外嵌し、この外輪の上下端に
ベアリングを介してアームを枢支連結し、これらの仕組
みを駆動ケース内に収納した構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンバインにおける刈刃駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と解決しようとする課題】
従来のコンバインにおける刈刃駆動構成は、コンパクトに納めることができず 、駆動に伴う振動が大きくなりがちであった。また、小さくしようとすると、動 力の伝達にこじれなどの問題を発生し易いという傾向があった。 本考案は、このような点に鑑みて案出されたもので、その目的とするところは 、コンバインにおける刈刃駆動装置において、その構成をコンパクトにするとと もに、振動を少なくするにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案にあっては、入力回転軸に対する嵌装の 円筒カムと、これに外嵌する外輪とによって問題点の解決を図っている。 すなわち、本考案は、入力回転軸(23)に円筒カム(24)を嵌装するとともに 、この円筒カム(24)に外輪(25)を外嵌し、この外輪(25)の上下端にベアリ ング(26a )を介してアーム(27)を枢支連結し、これらの仕組みを駆動ケース (28)に収納した構成をとっており、また円筒カム(24)をして入力回転軸(23 )に対し摺動自在に構成している。
【0004】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 先ず、第6図に示す従来の全量供給型軸流コンバインから説明する。 穀桿は掻込リール(1)で掻き込まれて刈刃(2)で刈り取られ、刈り取られ た穀桿は掻込オーガ(3)からフィーダーハウス(4)のチェーンコンベア(5 )で扱室(6)に運ばれ、スクリュー式扱胴(7)で脱穀される。脱穀されたも のは、受網(8)から揺動選別盤(9)上に落下し、送風ファン(10)と揺動選 別盤(9)により選別される。 この選別過程で穀類と細かい藁屑は、揺動選別盤から下方に漏下し、長藁のみ 排塵口(11)方向に運ばれる。 揺動選別盤(9)から落下した穀粒を含む漏下物は、唐箕のような送風ファン (12)による選別風をうけて、穀類は一番樋(13)に、二番物は二番樋(14)に 落下し、一番樋(13)に落下した穀類は揚穀コンベアで籾タンクに運ばれ、二番 物はスロワー筒(15)を経て揺動選別盤(9)に還元されるようになっている。 そして(16)は脱殻機を搭載したクローラであり、(17)は操縦部を示す。 本考案は以上のようなコンバインにおける刈取部の刈刃駆動装置の改良にかか わるものである。 すなわち、刈刃(2)の駆動装置部は掻込オーガ(3)を内装したプラットホ ーム(20)におけるそのフレーム(21)の前フレーム(21a )に取付けられてい る。 そこで刈刃駆動部の構造を説明すると、第2図乃至第4図において、プーリー (22)の軸、すなわち入力回転軸(23)に円筒カム(24)がスプライン嵌合して いる。回転軸(23)は円筒カム(24)に対し、その長手方向に斜めに貫通してお り、円筒カム(24)自体には外輪(25)が外嵌している。 外輪(25)の上下両側に突設された支軸(26)(26)は、正面視で八角形をな し、外輪(25)を包囲するアーム(27)の上下辺にベアリング(26a )で軸架さ れている。 アーム(27)はケース(28)に納められ、このケース(28)に軸架された往復 回動軸(29)にピン(30)をもって止められている。 ケース(28)から突出した往復回動軸(29)の端部には、揺動レバーである刈 刃駆動アーム(31)がボルトナット(42)で固定されており、その下端に切刃駆 動アーム(32)(32)の一端が枢支(33)されている。 切刃駆動アーム(32)(32)の他端は、作動軸(34)に枢支(35)されており 、作動軸(34)は移動刃(2a)に植立された作動板(36)に取付けられている。
【0005】 したがって、プーリー(22)により回転軸(23)が駆動されると、これとスプ ライン嵌合している円筒カム(24)が回転し、これによって外輪(25)が側面視 で左右動する。これによって第5図に示すように軸(29)が往復回動し、刈刃駆 動アーム(31)を振子のように左右動せしめるのである。 したがって、刈刃駆動アーム(31)により切刃駆動アーム(32)(32)を介し て作動板(36)を左右動せしめるので、移動刃(2a)が固定刃(2b)に対して移 動し、刈取が行われるのである。 固定刃(2b)は、掻込オーガ(3)のあるプラットホーム(20)のフレーム( 21)の前端に前後スライド自在な底板(39)に対し、これの下向き折曲縁(39a )に、受刃取付台(41)を介して取付けた固定台(41a )に取付けられている。 なお(40)は、前フレーム(21a )と底板(39)の下向き折曲縁(39a )との 間に介装した調節用スペーサである。
【0006】
【考案の効果】
本考案は、コンバインにおいて、1つの駆動ケースの中に、入力回転軸、円筒 カム、外輪、アームの特殊構成の駆動仕組みを収納したので、強度をアップでき る上に、円筒カムによる振動も少なく押さえることができる。 円筒カムに外嵌した外輪の上下端に枢支連結したアームを採用したことで、コ ンパクトにするために選んだ円筒カムと外輪とによる複雑な動きから、一方向の みの力を取り出すことが可能となった。 また、円筒カムを入力回転軸上に摺動自在に構成することにより、円筒カムと 外輪との組合せによりこじれが生じそうになっても、自動的にこじれを逃す方向 に摺動する自動調整作用が働き、こじれが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の刈刃駆動装置及び刈取部の切断正面図
である。
【図2】本考案の刈刃駆動装置及び刈取部の1部を切断
した平面図である。
【図3】本考案の刈刃駆動装置の切断正面図である。
【図4】本考案の刈刃駆動装置の切断側面図である。
【図5】図4と異なる側の側面図である。
【図6】全量供給型軸流れコンバインの全体の概略図で
ある。
【符号の説明】 1 掻込みリール 2 刈刃 3 掻込オーガ 4 フィーダーハウス 5 チェーンコンベア 6 扱室 7 スクリュー式扱胴 22 プーリー 23 入力回転軸 24 円筒カム 25 外輪 26 支軸 26a ベアリング 27 アーム 28 ケース 29 往復回動軸 31 切刃駆動アーム 32 アーム 34 作動軸

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力回転軸(23)に円筒カム(24)を嵌
    装し、この円筒カム(24)に外輪(25)を外嵌し、この
    外輪(25)の上下端にアーム(27)を枢支連結し、これ
    ら仕組みを駆動ケース(28)内に収納したことを特徴と
    するコンバインにおける刈刃駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記の円筒カム(24)は入力回転軸(2
    3)に対し、摺動自在に支持されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のコンバインにおける刈刃駆動装置。
JP1992027934U 1992-04-01 1992-04-01 コンバインにおける刈刃駆動装置 Expired - Lifetime JPH077694Y2 (ja)

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JP1992027934U JPH077694Y2 (ja) 1992-04-01 1992-04-01 コンバインにおける刈刃駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPH0617435U true JPH0617435U (ja) 1994-03-08
JPH077694Y2 JPH077694Y2 (ja) 1995-03-01

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ID=12234729

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6187017U (ja) * 1984-11-09 1986-06-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6187017U (ja) * 1984-11-09 1986-06-07

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JPH077694Y2 (ja) 1995-03-01

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