JPH06174242A - 電気機器のアース構造 - Google Patents

電気機器のアース構造

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Publication number
JPH06174242A
JPH06174242A JP4324296A JP32429692A JPH06174242A JP H06174242 A JPH06174242 A JP H06174242A JP 4324296 A JP4324296 A JP 4324296A JP 32429692 A JP32429692 A JP 32429692A JP H06174242 A JPH06174242 A JP H06174242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
conductive
conductive plate
keyboard switch
grounding
Prior art date
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Pending
Application number
JP4324296A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Sano
正和 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気機器の操作部で発生する静電気が確実に
アースできるように、制御部を確実に保護できるように
する。 【構成】 マイコンを含む電子制御部16と、その電子
制御部16を囲むように設けられる静電気保護用の導電
板11と、その導電板11の外周に位置するように設け
られるコントロールプレート1と、そのコントロールプ
レート1の表面に設けられるキーボードスイッチ15
と、そのキーボードスイッチ15から延出するアース用
導電部7とからなり、導電板11とコントロールプレー
トと1互いに近接配置されるとともに、それぞれの相対
する面の異なる位置に突起部18が設けられ、その突起
部18が設けられた面間にアース用導電部7が挟持され
てなることを特徴とする電気機器のアース構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱調理器等における
操作制御部のアース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】加熱調理器等では、操作部はキーボード
スイッチにより構成されている場合が多く、そのキーボ
ードスイッチの背面位置にマイコンを含む制御部が設け
られている。そこで、キーボードスイッチにおいて人体
等の接触により帯電した静電気が制御部に及ぶとマイコ
ンが破壊されるので、静電気のアース接続構造が必要と
される。
【0003】そして、例えば、特開昭57−14482
6号の発明では、キーボードスイッチから延出するアー
ス用導電部を、電子制御部を囲むように設けられる静電
気保護用の導電板とキーボードスイッチが取りつけられ
るコントロールプレートとの間に挟むようにしてアース
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の構成では、アース用導電部と導電板との接触が確
実に行われず、キーボードスイッチで発生する静電気が
確実にアースされなかった。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みて行ったもの
で、操作部で発生する静電気が確実にアースできるよう
にして、制御部が確実に保護されることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、電気機器の
アースの接続構造を、マイコンを含む電子制御部と、そ
の電子制御部を囲むように設けられる静電気保護用の導
電板と、その導電板の外周に位置するように設けられる
コントロールプレートと、そのコントロールプレートの
表面に設けられるキーボードスイッチと、そのキーボー
ドスイッチから延出するアース用導電部とからなり、前
記導電板と前記コントロールプレートとが互いに近接配
置されるとともに、それぞれの相対する面の異なる位置
に突起部が設けられ、その突起部が設けられた面間に前
記アース用導電部が挟持されてなる構成とした。
【0007】
【作用】本発明によれば、アース用導電部が導電板とコ
ントロールプレートとの相対する面間に挟持されること
により、それぞれの面の異なる位置に設けられた突起部
それぞれによりアース用導電部は変形され、導電板に圧
接する。
【0008】
【実施例】図1に本発明が実施される加熱調理器の操作
制御部の横断面図を示す。
【0009】1は樹脂等よりなるコントロールプレート
であり、その前面には、電極4が付設された絶縁シート
6とキーパタン3が付設されたキーボード基板2とがス
ペーサ5を介して一体に積層されるとともに、絶縁シー
ト6上に文字シート8が取りつけられて構成されたキー
ボードスイッチ15が設けられている。キーボード基板
2からは引き出し線12が延出し、また、絶縁シート6
と文字シート8間にはアース用導電部7が位置し、その
一方側が延出している。
【0010】11はアース接続されている機器のシャー
シに接続が行われている静電気保護用の導電板であり、
この導電板11に囲まれるように、マイコン9等がプリ
ント基板10に搭載されて構成される電子制御部16が
設けられている。電子制御部16には、上記引き出し線
12が接続されている。
【0011】そして、コントロールプレート1のキーボ
ードスイッチ15が設けられた部分の背面と導電板11
の前部の前面とは近接配置され、かつ、それぞれの相対
する面の異なる位置には突起18のそれぞれが設けられ
ていて、その、両面間に上記延出するアース用導電部7
が挟持されている。このように挟持されることにより、
アース用導電部7は突起18により押圧されて折れ曲が
り状に変形され、これにより、導電板11に確実に接触
接続される。
【0012】このようにアース用導電部7が導電板11
に接続されることにより、文字シート8表面への人体の
接触によって発生した静電気は、アース用導電部7を介
して導電板11へ至り、そこからシャーシ側に逃がさ
れ、これにより、電子制御部16が静電気の影響を受け
ることが回避され、マイコン9等の破壊が防止される。
【0013】上記突起18の数や配置構成は適宜に設計
すればよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、アース用導電部が導電
板とコントロールプレートとの相対する面間に挟持され
ることにより、それぞれの面の異なる位置に設けられた
突起部それぞれによりアース用導電部は変形され、導電
板に圧接するので、これにより、操作部で発生する静電
気が確実にアースできるようになり、制御部が確実に保
護されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施される加熱調理器の操作制御部の
横断面図。
【符号の説明】
1 コントロールプレート 7 アース用導電部 11 導電板 15 キーボードスイッチ 16 電子制御部 18 突起部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイコンを含む電子制御部と、その電子
    制御部を囲むように設けられる静電気保護用の導電板
    と、その導電板の外周に位置するように設けられるコン
    トロールプレートと、そのコントロールプレートの表面
    に設けられるキーボードスイッチと、そのキーボードス
    イッチから延出するアース用導電部とからなり、前記導
    電板と前記コントロールプレートとが互いに近接配置さ
    れるとともに、それぞれの相対する面の異なる位置に突
    起部が設けられ、その突起部が設けられた面間に前記ア
    ース用導電部が挟持されてなることを特徴とする電気機
    器のアース構造。
JP4324296A 1992-12-03 1992-12-03 電気機器のアース構造 Pending JPH06174242A (ja)

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JPH06174242A true JPH06174242A (ja) 1994-06-24

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