JPS645689Y2 - - Google Patents

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JPS645689Y2
JPS645689Y2 JP5109581U JP5109581U JPS645689Y2 JP S645689 Y2 JPS645689 Y2 JP S645689Y2 JP 5109581 U JP5109581 U JP 5109581U JP 5109581 U JP5109581 U JP 5109581U JP S645689 Y2 JPS645689 Y2 JP S645689Y2
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JP
Japan
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keyboard
chassis
panel base
main body
back plate
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JP5109581U
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JPS57163507U (ja
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  • Electric Ovens (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はマイコン等のLSIを含む電子制御装置
を備えた加熱調理器のアースに関するもので、人
体等に帯電した静電気やサージ電流で電気制御装
置に誤動作を与えることのない加熱調理器を提供
するものである。
近年マイコンを含む電子制御装置は、加熱調理
器を初め幅広い分野に応用されているが、このマ
イコンやLSIは静電気やサージ電流に対して非常
に弱いという欠点がある。もしこのマイコンや
LSIを静電気やサージ電流から完全に保護しない
とマイコンやLSIが破壊され、マイコンやLSIが
誤動作して加熱装置が突然作動したり、また停止
しなくなり異常加熱となり大変に危険である。
本考案はこのような静電気やサージ電流から電
子制御装置を保護し安全性の高い加熱調理器を提
供するもので、以下本考案の一実施例を第1図か
ら第5図にもとづいて説明する。
第1図において1は加熱調理器の本体で、この
本体1内に設けられた加熱室の開口部に対向して
扉2が開閉自在に設けられている。3は非導電性
材料で構成され本体1の前面に設けられたパネル
ベースで、このパネルベース3に操作パネル枠4
が第2図に示す如くキーボード5の前面を覆つて
設けられている。
このキーボード5にはカーボンペースト等の導
電性材料で成形された複数の調理キー6,7が設
けられている。このキーボード5は第2図に示す
如く合成樹脂性の基板8上に前記調理キー6,7
に対応する調理キーのスイツチ9,10が設けら
れ、このスイツチ9,10間に絶縁材であるスペ
ーサー11が設けられている。更にこのスペーサ
ー11と調理キーのスイツチ9,10を覆い前記
調理キー6,7が設けられた絶縁シート12、ア
ルミ箔シート13、文字シート14の順に積み重
ねられそれぞれ接着して構成されている。
15は調理キーのスイツチ9,10に配設され
た配線を集約して導出した導出部で、この導出部
15からリード線16等によつて基板17に設け
られた電子制御装置であるマイコン18や電子部
品19等に接続されている。
このように構成されたキーボード5の取付け
は、パネルベース3の裏面からパネルベース3に
当接するようにするとともに、アルミ箔シート1
3の端部20を延出して合成樹脂性の基板8の後
方に設けられたバツク板21に当接し、このバツ
ク板21の取付部22をパネルベース3の取付ボ
ス23と本体1のシヤーシ24間にはさんでビス
25止めなどして電気的にアースしている。即ち
アルミ箔シート13やバツク板21はシヤーシ2
4に電気的にアースされている。しかしバツク板
21の取付部22をパネルベース3のボス23と
シヤーシ24との間にはさみビス25止め等する
場合、例えば第7図や第8図に示すようにバツク
板21の取付部22の孔26の径Rを5mm又は
A:5m×B:6mmとし、ビスの山径が4mmのビ
ス25を用いてバツク板21をシヤーシ24に取
付けすると、第6図に示す如く、ビス締め付けが
不充分であると、バツク板21とシヤーシ24間
に隙間Lが生じて、なおかつ、バツク板21の取
付部22の孔26がビスの山径(ビスの外形)よ
りも大きいと、バツク板21とビス25とが接触
されず、バツク板21とシヤーシ24とが電気的
にアースされないことになる。従つて第2図のよ
うにキーボード5からアルミ箔シート13の端部
20を延出してバツク板21に当接してもバツク
板21とシヤーシ24とが電気的に当接しアース
されなくては無意味であり、静電気やサージ電流
に対してマイコン18や電子部品19等が非常に
弱いものとなる。そこで本実施例はバツク板21
の取付部22の孔26とビス25の関係を改良す
ることによりこれらの問題点を解決しようとする
ものである。即ち第4図に示すようにビス25の
山径L2=4mm、谷径L1=3mmのものを使用する
場合バツク板21の取付部22に設ける孔26は
第5図の如くA:3.4mm、B:6mmの長穴状にす
ることによりビス25のピツチ間に第3図に示す
バツク板21の取付部22がはまりシヤーシ24
に締めつけられる。このように構成すると例え第
6図に示すようにバツク板21とシヤーシ24間
に隙間Lがあつてもバツク板21の取付部22と
シヤーシ24とはビス25を介して常に電気的に
アースされている状態となる。なおこのような取
付けビス25と取付け孔26との関係はアースを
必要とする分野に広く応用できることはいうまで
もない。
このように構成された本実施例の加熱調理器に
おいて、加熱調理を行う時は加熱室内に被調理物
を収めて扉2を閉成すると扉スイツチ(図示せ
ず)が閉成され、キーボード5に設けられた調理
キー6又は7等を押してスタートキー27を押す
と電子制御装置であるマイコン18や電子部品1
9等が作動し高周波発生装置(図示せず)から高
周波が発振される。このように加熱調理器のキー
ボード5の操作を行う時人体等に帯電した静電気
がキーボード5に伝わつても、パネルベース3が
非導電性材料で構成されているため、パネルベー
ス3内の基板17上に設けられたマイコン18や
電子部品19等に誤信号を与えることはない。
またキーボード5に静電気やサージ電流が伝わ
つても、キーボード5内に設けられたアルミ箔シ
ート13がシヤーシ24に電気的にアースされた
バツク板21に当接され、しかもこのバツク板2
1とシヤーシ24とのアースは例え取付けビス2
5の締め付けが不十分であつても取付けビス25
を介してバツク板21とシヤーシ24が常に電気
的にアースされた状態を保つているためマイコン
18や電子部品19等が破壊されたり、誤動作し
たりすることなく安全性の高い加熱調理器とな
る。なお人体に帯電する静電気は気象条件や人体
の対地アース、服装などによつて異るが10KVと
いう高電圧が確認されている。
以上のように本考案の加熱調理器は人体に帯電
した静電気やサージ電流からマイコンや電子部品
を含む電子制御装置を保護することにより、電子
制御装置の破壊や誤動作が防止され、より安全性
の高い加熱調理を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す加熱調理器の
斜視図、第2図は第1図の加熱調理器のA−
A′線を示すパネルベース部の断面図、第3図は
第2図のバツク板を示す斜視図、第4図は第2図
のバツク板とシヤーシとの取付け構成を示す要部
断面図、第5図は第3図のバツク板の取付け穴の
形状を示す正面図、第6図は第2図に対応する従
来例を示すパネルベース部の断面図、第7図、第
8図は第5図に対応する従来例を示すバツク板の
取付け穴の形状を示す正面図である。 1……本体、3……パネルベース、4……操作
パネル枠、18,19……電子制御装置、21…
…バツク板、23……取付ボス、24……シヤー
シ、25……ビス、26……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱調理器の本体と、本体内の金属製シヤーシ
    と、この本体内に設けられた加熱室に高周波を供
    給する高周波発生装置を制御する電子制御装置
    と、前記本体の前面に設けられ、非導電性材料で
    構成されたパネルベースと、前記パネルベースを
    前記シヤーシに取り付けるパネルベースのボス
    と、調理キー等のキースイツチ等を形成している
    キーボードと、前記キーボードから延出して設け
    たアース用シートと、前記パネルベースの裏面に
    当接させ前記キーボードを挾持するとともに前記
    キーボードのアース用のシートをも前記キーボー
    ド自身と挾持しかつ前記パネルベースの取り付け
    ボスと本体のシヤーシ間に挾持してビス等でシヤ
    ーシに取り付けるべく設けたバツク板とを備え、
    前記バツク板の取付部の孔の形状を長孔とすると
    ともに長孔の短い方の寸法がビスの山径よりも小
    さく谷径よりも大きく形成する構成とした加熱調
    理器。
JP5109581U 1981-04-08 1981-04-08 Expired JPS645689Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5109581U JPS645689Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08

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JP5109581U JPS645689Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57163507U JPS57163507U (ja) 1982-10-15
JPS645689Y2 true JPS645689Y2 (ja) 1989-02-13

Family

ID=29847810

Family Applications (1)

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JP5109581U Expired JPS645689Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08

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JP (1) JPS645689Y2 (ja)

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JPS57163507U (ja) 1982-10-15

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