JPH027372Y2 - - Google Patents

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JPH027372Y2
JPH027372Y2 JP1981058851U JP5885181U JPH027372Y2 JP H027372 Y2 JPH027372 Y2 JP H027372Y2 JP 1981058851 U JP1981058851 U JP 1981058851U JP 5885181 U JP5885181 U JP 5885181U JP H027372 Y2 JPH027372 Y2 JP H027372Y2
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JP
Japan
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keyboard
cooking
back plate
substrate
key
Prior art date
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JP1981058851U
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English (en)
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JPS57172307U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は加熱調理器の操作パネル枠に設けられ
たキーボードの取付け部の改良に関するもので、
キーボードに設けられた調理キーの押し圧と戻り
力の差を極力少なくして調理キーの動作を確実に
してより安全性の高い加熱調理器を提供するもの
である。
近年マイコンを含む電子制御装置の入力として
キーボードは加熱調理器のみならず、幅広い分野
に応用されている。しかし電子制御装置の部品や
キーボード等の大半が専門メーカーで作られたの
を購入している。そしてややもするとこれらの部
品の機能を十分に発揮させることができずに使用
している場合が多々あつた。
例えば第6図に示す如くキーボード4がバツク
板15に密着されていると調理キー6を押した
時、絶縁シート13と合成樹脂性の基板9間の空
気の逃げ場がなく調理キー6の押し圧が大きくな
つたり、又、押した調理キー6がもとの状態に復
帰しなくなつたりすることもありうる。従つて調
理キー6とスイツチ10は当接してオンした状態
が継続し、加熱調理器として使用不可能になつて
しまう。従つてキーボード4の調理キー6や7を
所定の押し圧で押したら所定の戻し力で復帰する
ように、また押し圧と戻し力の差がないように、
即ち所定の操作でスイツチ10,11が確実にオ
ン、オフすることが必要である。
本考案はこのような従来の問題点を解消するも
のであり、キーボードに設けられた調理キーの押
圧力と戻し力の差を極力少なくして調理キーの動
作を確実により安全性の高い加熱調理器にするこ
とを目的とする。
上記目的を達するために、本考案のキーボード
装置は、機器本体に取り付けた操作部にあるパネ
ルベースと、パネルベースの前面にあるキーボー
ドと、キーボードをパネルベースに取り付けるバ
ツク板とを備え、バツク板に複数のリブを設けて
キーボードの基板に外気圧に連なる幅狭の空気層
の隙間を形成し、この隙間をキーボード内に設け
られた調理キーの取り付け部に形成された空間及
び空気抜き孔を連通させる構成である。
本考案のキーボード装置は、キーボード内に設
けられた調理キーの取り付け部に形成された空間
と空気抜き孔とが外気圧に連なつているので、キ
ーの押圧操作によつて変形する部分は、その戻し
力が絶縁シート及び文字シート等のキーボードの
操作キー部それ自体の張力によるので、押圧力及
び戻し力が略同一となり、かつ、確実なオン、オ
フとなるという効果を有するものである。
以下、本考案の一実施例について図面に基づき
説明する。
第1図において1は加熱調理器の本体で、この
本体1内に設けられた加熱室の開口部に対向して
扉2が開閉自在に設けられている。3は本体1の
前面に設けられたパネルベースで、このパネルベ
ース3の前面にキーボード4を覆う操作パネル枠
5が第2図に示す如く設けられている。6,7は
キーボード4に設けられた複数の調理キーで、カ
ーボンペースト等の導電性材料で構成されてい
る。このキーボード4の構成は第2図、第3図に
示す如く調理キー6,7の取付部に見合つた空気
抜き孔8を有する合成樹脂性の基板9上に、上記
調理キー6,7に対向してスイツチ10,11が
設けられ、このスイツチ10,11間に絶縁材で
構成されたスペーサー12が設けられている。そ
してスイツチ10,11とスペーサー12を覆つ
て前記調理キー6,7を有する絶縁シート13が
設けられている。更にこの絶縁シート13の上に
文字シート14が設けられている。このキーボー
ド4は基板9、スペーサー12、絶縁シート1
3、文字シート14の順に積み重ねそれぞれ接着
されて構成されている。15はキーボード4を取
付けるバツク板で、キーボード4の基板9側に突
出する複数のリブ16が第4図のように設けら
れ、基板9とバツク板15間に密閉されていない
隙間17を形成している。18は本体1のシヤー
シである。第5図において19,20は扉2の開
閉と連動する扉スイツチ、21は電子制御装置2
2の動作で作動するリレー23の接点で、この接
点21が閉成すると加熱手段である高周波発生装
置24から加熱エネルギーである高周波が発振さ
れる。
このように構成された加熱調理器において加熱
調理を行う時は本体1内に設けられた加熱室に被
調理物を収めて扉2を閉じると扉スイツチ19,
20が閉成する。その後調理キー6又は7を押し
て調理スタートキー25を押すと電子制御装置2
2の動作でリレー23の接点21が閉成し高周波
発生装置24から高周波が発振されて被調理物が
加熱調理される。この調理操作においてバツク板
15に複数のリブ16を設けたことによりキーボ
ード4の基板9とバツク板15間に隙間17が形
成され、この隙間17と調理キーの取付部とが通
気孔8で連通しているため調理キー6又は7を押
した時、調理キー6又は7の取付け部の空気は空
気抜き孔8を経てスムーズに隙間17へ流動し、
調理キー6又は7を離した時は絶縁シート13自
体の張力によつてもとの状態へスムーズに復帰す
ることができる。このようなキーボード4の取付
け構成は加熱調理器に限つたものではなく、キー
ボード4を用いて操作する制御装置に幅広く応用
できることはいうまでもない。
以上のように複数の通気孔を有する絶縁性の基
板を用いて構成したキーボードを取付けるバツク
板に、複数のリブを設けて構成した本考案の加熱
調理器は、基板とバツク板間に調理キーの取付け
部と連通する隙間が形成され、キーボードの絶縁
シートに設けられた調理キーを押すと、調理キー
の取付け部の空気が基板の通気孔を経て基板とバ
ツク板間の隙間へ流動し、調理キーのスイツチが
スムーズにオンされる。また調理キーを離した時
は、調理キーの取付部と隙間とが連通しているの
で絶縁シートの弾性でもとの状態にスムーズに復
帰し、スイツチをオフすることができるため安全
性が高く常に安定した加熱調理器を提供すること
ができる。特に加熱調理器本体内は温度変化が大
きく、調理キーの取付け部が密閉されていると、
その中の空気の膨張がキーの押し圧を極めて高い
ものとし、操作性が悪くなる。そしてその押し圧
を抗して操作すると空気が漏れキーがオンしたま
まになる危険性があるが、本発明は調理キーの取
付部と隙間の連通させることにより、上記加熱調
理器本体内の温度変化に影響されることがなく、
加熱前であつても、加熱中であつても常に調理キ
ーの操作が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す加熱調理器の
斜視図、第2図は第1図の加熱調理器のキーボー
ドの取付け部の要部を示す断面図、第3図は第2
図のキーボードを示す斜視図、第4図は第2図の
バツク板を示す斜視図、第5図は第1図の加熱調
理器の電気回路を示す電気回路図、第6図は第2
図に対応する従来例を示す加熱調理器のキーボー
ドの取付部の要部を示す断面図である。 1……本体、3……パネルベース、4……キー
ボード、5……操作パネル枠、8……空気抜き
孔、9……基板、10,11……スイツチ、15
……バツク板、16……リブ、24……高周波発
生装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器本体と、前記機器本体に取り付けた操作部
    と、前記操作部に設けたパネルベースと、前記パ
    ネルベースの前面に設けたキーボードと、前記キ
    ーボードを前記パネルベースに取り付けるバツク
    板と、前記キーボード内に設けられた調理キー
    と、前記調理キーの取り付け部に形成された前面
    が二重のシートで覆われた操作空間と、前記キー
    ボードの基板に前記操作空間と連通しているよう
    に設けた空気抜き孔とを備え、前記空気抜き孔に
    当接しないように前記バツク板に複数のリブを設
    けてキーボードの基板とバツク板とバツク板のリ
    ブとによつて形成された幅狭の空気層の空間と、
    前記キーボードの基板の空気抜き孔とが連通する
    構成としたキーボード装置。
JP1981058851U 1981-04-22 1981-04-22 Expired JPH027372Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981058851U JPH027372Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22

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JP1981058851U JPH027372Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22

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Publication Number Publication Date
JPS57172307U JPS57172307U (ja) 1982-10-29
JPH027372Y2 true JPH027372Y2 (ja) 1990-02-22

Family

ID=29855243

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0646026Y2 (ja) * 1987-08-19 1994-11-24 沖電気工業株式会社 メンブレンキ−ボ−ドの防塵構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4976261U (ja) * 1972-10-20 1974-07-02
US4046975A (en) * 1975-09-22 1977-09-06 Chomerics, Inc. Keyboard switch assembly having internal gas passages preformed in spacer member

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JPS57172307U (ja) 1982-10-29

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