JPH02120095A

JPH02120095A - メモリカード

Info

Publication number: JPH02120095A
Application number: JP63273627A
Authority: JP
Inventors: Masato Murata; 村田　真人
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1988-10-28
Filing date: 1988-10-28
Publication date: 1990-05-08
Anticipated expiration: 2010-05-31
Also published as: JPH0749235B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野〕本発明は、パソコン、ファミコン、ハンディタイプのタ
ーミナル等の外部記憶装置として用いられるメモリカー
ドに関する。

（従来の技術〕従来、この種のメモリカードは、数個のメモリＩＣが搭
載されたプリント配線基板を絶縁フレーム枠を介して金
属パネルで囲み、その一側面にプリント配線基板の入出
力端子と接続するコネクタとからなっている。

第３図は従来の一例を示すメモリカードの一部破断斜視
図である。このメモリカードは、同図に示すように、プ
リント配線基板１上にメモリＩＣ２及びデコーダ等の制
御ＩＣが搭載されており、このプリント配線基板１の一
側面端には、プリント配線基板１の入出力端子８が設け
られている。

また、この入出力端子８と接続するとともにこのプリン
ト配線基板１の入出力端子８側の周辺を被せるようにコ
ネクタ３が取り付けられ、他方の三辺の周辺には樹脂製
のフレーム枠４が囲むように取り付けられている。更に
、プリント配線基板１の両面は金属パネル５が被せてあ
り、これらの金属パネル５及びフレーム枠４は接着剤等
により固定されている６また、このメモリカードが内部構造に静電気が蓄積され
ないように、プリント配線基板１の穴７を貫通してばね
６が設けられ、このばね６の両端が金属パネル５の内面
に接触することによって、二つの金属パネル５を同電位
にされている。

一方、この図面には示していないが、Ｓ　ＲＡＭカード
の場合は、−坦記憶されたデータを保存するために、例
えば、コイン型リチウム電池を内蔵するメモリカードも
ある。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のメモリカードでは、金属パネルの表面に
デザイン上棟々の印刷が施され、その表面を絶縁材等で
保護されている。しかしながら、この金属パネルの周縁
部は、プレス加工されたままで金属部がむき出した状態
である。従って、このむき出しの金属部と人体との間で
放電し易すくなる。また、樹脂製のフレーム枠の隙間か
ら静電気が入り易く、この隙間近くのプリン）・配線基
板に配線パターンもしくは接地パターンがあれば、この
パターンに放電し、メモリカードに記憶されたデータが
破壊されたり、ＩＣの破壊まで至るという問題がある。

一方、Ｓ　ＲＡ　Ｍカードの場合は、電池が交換できる
構造となっているため、電池取り出し用の電池ホルダー
とメモリカードとの間に、隙間ができる。実際なは、こ
の隙間をなくすように製作されているが、多少の隙間を
生じ、この隙間を通してしばしば、放電が起り易い。従
って、前述と同様に記憶されたデータや、ＩＣの破壊を
起すという問題がある。

本発明は内部に静電気を生じても記憶されたデータや、
ＩＣの破壊を起さないメモリカードを提供することにあ
る。

〔課題を解決するための手段〕

１、本発明による第１の発明のメモリカードは、メモリ
ＩＣを少なくとも一個以上搭載されるとともに一側面端
に複数の入出力端子が形成されたプリント配線基板と、
このプリント配線基板の前記一側面端に挿入されるとと
もに前記入出力端子と接続されるコネクタと、前記プリ
ント配線基板の前記入出力端子が設けられた以外の周縁
を囲むフレーム枠と、前記プリント配線基板の両面を前
記フレームを介して被せる金属パネルと、この金属パネ
ルに両端を接するとともに前記プリント配線基板を貫通
するばねとを有するメモリカードにおいて、前記プリン
ト配線基板の内部配線を囲むように前記プリント配線基
板の周囲に他の配線と分離して設けられる導電線とを備
え構成される。

２、本発明による第２の発明のメモリカードは、第１の
発明による前記導電線と、前記金属パネルと前記導電線
との間に放電用抵抗を備え構成される。

し実施例〕次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図（ａ＞及び（ｂ）は本発明の第１の実施例を示す
メモリカードのプリント配線基板の平面図及びＡＡ断面
図である。このメモリカードのプリント配線基板１の一
部は、電池を搭載させるために切欠き部があり、この切
欠き部には、電池用の電極（十）８及び電極（−）があ
る。また、プリ１〜配線基板１の中央付近に穴７があり
、これは、従来例と同様にばね６が挿入され、金属パネ
ルを同電位にするために、ばね６の両端が金属パネルと
接触している。

この発明の実施例が従来例と異なる点は、プリント配線
基板１の周囲に外側から６ｍｍ以内の範囲で導電線１１
が形成されていることである。この実施例の場合は、電
池用の電極（＋）８及び電極（−）の部分は避けている
。

しかし、いずれにしても、このプリント配線基板１の周
囲に形成された導電１１１１は電気的に接続されていな
ければならないので、例えば、プリント配線基板１の裏
面を利用して配線を連なげるか、あるいは、プリント配
線基板１に、スルーホールを開け、このスルーホールを
通してジャンパー線で接続するようにする。また、電池
を内蔵しないメモリカードの場合は、図面には示してい
ないが、連続して導電線を形成すればよい７一方、この
導電線１１の両端は、プリント配線基板１の入力端子８
の外側にそれぞれ端子１２を設け、コネクタ３を介して
受は側装置のシャシ−と電気的に接続する。

このように、シールド線である導電線１１が形成される
ことにより、内部に静電気を生ずることがなくなり、放
電によるデータ及びＩＣの破壊がなくなった。

第２図（ａ）及び（ｂ）は本発明の第２の実施例を示す
メモリカードのプリント配線基板の平面図及びＢＢ断面
図である。このメモリカードは、第１の実施例の導電線
に加えて、メモリカードの表裏金属パネル５と導電線１
１とを接続する放電用抵抗１０を設けたことである。そ
れ以外は、第１の実施例と同じである。

この放電用抵抗１０は、例えば、数ＭΩ程度でよく、表
裏にある金属パネル５の接続には、第２図に示すように
、ばね６を介してジャンパ線１３で導電線１１に接続さ
れる。勿論、このばね６は、板ばねでもコイルばねでも
よい。

ここで、運用面で、例えば、メモリカードを単独に持ち
歩いていたときに、第１の実施例の構造のメモリカード
の場合は、導電線が浮いているため、ここに静電気が蓄
積し、この導電線から内部の配線に放電する恐れがある
。しかしながら、この実施例のメモリカードは、放電用
抵抗１０をもっているため、たとえ蓄積されても、この
放電用抵抗を介して金属パネル５に徐々に放電するので
、データやＩＣが破壊されることがない。

ここで、第１の実施例の場合は、メモリカードをあまり
持ち歩かなくても済む、例えば、プリンタのフォント用
に用いればよく、第２の実施例のメモリカードは万能に
用いられる利点がある。

（発明の効果〕以上説明したように本発明は１．メモリカードのプリト
配線基板の周囲に導電線を張りめぐらし、発生する静電
気の電荷を受は側の装置のシャシ−に導出することと、
２メモリカードを持ち歩いたときに発生する静電気の電
荷を放電用抵抗を介して、外装用の金属パネルに放電す
ることによって、メモリカードの内部に記憶されたデー
タ及びＩＣが破壊されることのないメモリカードが得ら
れるという効果がある。

１・・・プリン１へ配線基板、２・・・メモリＩ　Ｃ１
３・・・コネクタ、４・・・フレーム枠、５・・・金属
パネル、６・・・ばね、７・・・穴、８・・・入出力端
子、９ａ・・電極（＋）、９ｂ・・電極（−）、１０・
・・放電用抵抗、１１・・・導電線、１２・・・端子、
１３・・・ジャンパ線。

Claims

【特許請求の範囲】１、メモリＩＣを少なくとも一個以上搭載されるととも
に一側面端に複数の入出力端子が形成されたプリント配
線基板と、このプリント配線基板の前記一側面端に挿入
されるとともに前記入出力端子と接続されるコネクタと
、前記プリント配線基板の前記入出力端子が設けられた
以外の周縁を囲むフレーム枠と、前記プリント配線基板
の両面を前記フレームを介して被せる金属パネルと、こ
の金属パネルに両端を接するとともに前記プリント配線
基板を貫通するばねとを有するメモリカードにおいて、
前記プリント配線基板の内部配線を囲むように前記プリ
ント配線基板の周囲に他の配線と分離して設けられる導
電線とを備えることを特徴とするメモリカード。２、前記導電線を備えるとともに前記金属パネルと前記
導電線との間に放電用抵抗を有する請求項１のメモリカ
ード。