JPH06174165A - パイプの接続構造 - Google Patents
パイプの接続構造Info
- Publication number
- JPH06174165A JPH06174165A JP4254990A JP25499092A JPH06174165A JP H06174165 A JPH06174165 A JP H06174165A JP 4254990 A JP4254990 A JP 4254990A JP 25499092 A JP25499092 A JP 25499092A JP H06174165 A JPH06174165 A JP H06174165A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- stopper
- joint body
- fitted
- joint main
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 簡単な操作で確実なパイプ接続が行える。
【構成】 円弧状脚体4 の端部間にジョイント本体1 の
桟部1aを外方から挟み込む頭部5 が一体に設けられると
共に各円弧状脚体の頭部側内面端には突起6 が形成され
ている弾性材からなるストッパ7 と、先端の挿入部8aの
外周にOリング9 が嵌め込まれると共に挿入部の基端側
外周面には環状突部8bが設けられているパイプ10とから
なり、ジョイント本体にストッパを嵌め込んだ状態でパ
イプをジョイント本体内に挿入することにより、パイプ
の環状突部がストッパの円弧状脚体のテーパ状内面4aを
通ってジョイント本体(1) 内方に押入れられると同時に
パイプの環状突部がストッパとジョイント本体(1) 内周
の段部(3) 間に挟まれて固定される、パイプの接続構
造。
桟部1aを外方から挟み込む頭部5 が一体に設けられると
共に各円弧状脚体の頭部側内面端には突起6 が形成され
ている弾性材からなるストッパ7 と、先端の挿入部8aの
外周にOリング9 が嵌め込まれると共に挿入部の基端側
外周面には環状突部8bが設けられているパイプ10とから
なり、ジョイント本体にストッパを嵌め込んだ状態でパ
イプをジョイント本体内に挿入することにより、パイプ
の環状突部がストッパの円弧状脚体のテーパ状内面4aを
通ってジョイント本体(1) 内方に押入れられると同時に
パイプの環状突部がストッパとジョイント本体(1) 内周
の段部(3) 間に挟まれて固定される、パイプの接続構
造。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に自動車クーラ用の
配管について優れた利用性を有するパイプの接続構造に
関する。
配管について優れた利用性を有するパイプの接続構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図7・図8に示すように、パイプ(30)の
先端側に設けられたハウジング(31)に略正方形の透孔(3
2)を両側にそれぞれ上下一対設け、ハウジング(31)に接
続すべきパイプ(33)を挿入するにあたり、パイプ(33)の
外周面に傾斜部(34)を設ける一方、ハウジング(31)内に
は上記パイプ(33)の外周に見合う形状のブッシュ(35)
と、ブッシュ(35)の一端に介在されるOリング(36)が設
けられていた。そして、予めU字状のストッパ(37)の両
脚部(37a) をハウジング(31)の上下一対の透孔(32)に挿
入した上、接続すべきパイプ(33)をハウジング(31)内に
ストッパ(37)を通って挿入することにより、パイプ(33)
外周の傾斜部(34)の段部(34a) がストッパ(37)の内端面
(37b) と係合してパイプ(33)がハウジング(31)内に接続
されていた(特開昭58−225290号公報参照)。
先端側に設けられたハウジング(31)に略正方形の透孔(3
2)を両側にそれぞれ上下一対設け、ハウジング(31)に接
続すべきパイプ(33)を挿入するにあたり、パイプ(33)の
外周面に傾斜部(34)を設ける一方、ハウジング(31)内に
は上記パイプ(33)の外周に見合う形状のブッシュ(35)
と、ブッシュ(35)の一端に介在されるOリング(36)が設
けられていた。そして、予めU字状のストッパ(37)の両
脚部(37a) をハウジング(31)の上下一対の透孔(32)に挿
入した上、接続すべきパイプ(33)をハウジング(31)内に
ストッパ(37)を通って挿入することにより、パイプ(33)
外周の傾斜部(34)の段部(34a) がストッパ(37)の内端面
(37b) と係合してパイプ(33)がハウジング(31)内に接続
されていた(特開昭58−225290号公報参照)。
【0003】この他、図10に示すように、ハウジング
(40)内にパイプ(41)を挿入し、ハウジング(40)の外方か
らコ字形のストッパ(42)を差し込むことにより、ストッ
パ(42)の両脚部(43)間にパイプ(41)が挟まれて接続され
ていた(特公昭57−44876号公報参照)。
(40)内にパイプ(41)を挿入し、ハウジング(40)の外方か
らコ字形のストッパ(42)を差し込むことにより、ストッ
パ(42)の両脚部(43)間にパイプ(41)が挟まれて接続され
ていた(特公昭57−44876号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術のう
ち、前者においては、U字状のストッパ(37)の両脚部(3
7a) をハウジング(31)の上下一対の透孔(32)内に挿入す
るのに手間を要し、また、ハウジング(31)からパイプ(3
3)を取り外す場合も同様の問題があった。さらに、この
パイプ接続構造では、ハウジング(31)内にブッシュ(35)
およびOリング(36)を予めセットする必要がある。その
ため、上記U字状のストッパ(37)の挿入の手間と相俟っ
て、例えば図6に示すように、自動車の狭隘なエンジン
ルーム内におけるクーラ用その他の配管では各パイプの
接続作業に時間を要し、作業能率が低下するという問題
があった。また、上記U字状のストッパ(37)を差し込む
構造の場合、パイプ(33)の抜け方向の外力に対して、U
字状のストッパ(37)は、図9に示すように、ハウジング
(31)と4箇所で局部的に接触してこの部分に力が集中す
るため、強度的にも好ましくなく、またこの接続構造で
は外部から異物が進入し易く、これが腐食の原因になる
など、種々の不都合が見られたものである。
ち、前者においては、U字状のストッパ(37)の両脚部(3
7a) をハウジング(31)の上下一対の透孔(32)内に挿入す
るのに手間を要し、また、ハウジング(31)からパイプ(3
3)を取り外す場合も同様の問題があった。さらに、この
パイプ接続構造では、ハウジング(31)内にブッシュ(35)
およびOリング(36)を予めセットする必要がある。その
ため、上記U字状のストッパ(37)の挿入の手間と相俟っ
て、例えば図6に示すように、自動車の狭隘なエンジン
ルーム内におけるクーラ用その他の配管では各パイプの
接続作業に時間を要し、作業能率が低下するという問題
があった。また、上記U字状のストッパ(37)を差し込む
構造の場合、パイプ(33)の抜け方向の外力に対して、U
字状のストッパ(37)は、図9に示すように、ハウジング
(31)と4箇所で局部的に接触してこの部分に力が集中す
るため、強度的にも好ましくなく、またこの接続構造で
は外部から異物が進入し易く、これが腐食の原因になる
など、種々の不都合が見られたものである。
【0005】一方、後者においては、ハウジング(40)内
に先ずパイプ(41)を挿入した上で、ストッパ(42)を差し
込まなければならず、結局2つの操作が必要となり、自
動車クーラ用の配管に適用した場合、前者と同様に、作
業能率が低下するという問題があった。
に先ずパイプ(41)を挿入した上で、ストッパ(42)を差し
込まなければならず、結局2つの操作が必要となり、自
動車クーラ用の配管に適用した場合、前者と同様に、作
業能率が低下するという問題があった。
【0006】本発明の目的は、簡単な操作で確実なパイ
プ接続が行えるパイプの接続構造を提供することにあ
る。
プ接続が行えるパイプの接続構造を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】】本発明のパイプの接続
構造は、側面に長穴が円周方向に対向して設けられ、長
穴間を桟部とするジョイント本体と、長穴に嵌め込み可
能でかつ内面がパイプの挿入方向へ傾斜するテーパ状と
されている2本の対向する円弧状脚体および円弧状脚体
の桟部を外方から挟み込む頭部が一体に設けられると共
に各円弧状脚体の頭部側内面端には突起が形成されてい
る弾性材からなるストッパと、先端の挿入部の外周にO
リングが嵌め込まれると共に挿入部の基端側外周面には
環状突部が設けられているパイプとからなり、ジョイン
ト本体にストッパを嵌め込んだ状態でパイプをジョイン
ト本体内に挿入することにより、パイプの環状突部がス
トッパの円弧状脚体のテーパ状内面を通ってジョイント
本体内方に押入れられると同時にパイプの環状突部がス
トッパとジョイント本体内周の段部間に挟まれて固定さ
れるものである。
構造は、側面に長穴が円周方向に対向して設けられ、長
穴間を桟部とするジョイント本体と、長穴に嵌め込み可
能でかつ内面がパイプの挿入方向へ傾斜するテーパ状と
されている2本の対向する円弧状脚体および円弧状脚体
の桟部を外方から挟み込む頭部が一体に設けられると共
に各円弧状脚体の頭部側内面端には突起が形成されてい
る弾性材からなるストッパと、先端の挿入部の外周にO
リングが嵌め込まれると共に挿入部の基端側外周面には
環状突部が設けられているパイプとからなり、ジョイン
ト本体にストッパを嵌め込んだ状態でパイプをジョイン
ト本体内に挿入することにより、パイプの環状突部がス
トッパの円弧状脚体のテーパ状内面を通ってジョイント
本体内方に押入れられると同時にパイプの環状突部がス
トッパとジョイント本体内周の段部間に挟まれて固定さ
れるものである。
【0008】
【作用】本発明において、ストッパはジョイント本体の
桟部を跨いでその内方へ挿入されることで、両円弧状脚
体がそれぞれ長穴に嵌め込まれると同時に頭部が桟部を
挟み込む結果、ストッパはジョイント本体側面に取付け
られる。また、ストッパの各円弧状脚体の内面頭部側端
に形成された突起はジョイント本体の桟部と係合してス
トッパの脱落を阻止する。また、このストッパ取付の
際、対向する円弧状脚体はその形状から左右に容易に開
離して即座にジョイント本体へ嵌め込み可能である。
桟部を跨いでその内方へ挿入されることで、両円弧状脚
体がそれぞれ長穴に嵌め込まれると同時に頭部が桟部を
挟み込む結果、ストッパはジョイント本体側面に取付け
られる。また、ストッパの各円弧状脚体の内面頭部側端
に形成された突起はジョイント本体の桟部と係合してス
トッパの脱落を阻止する。また、このストッパ取付の
際、対向する円弧状脚体はその形状から左右に容易に開
離して即座にジョイント本体へ嵌め込み可能である。
【0009】そして、パイプが挿入される際、両円弧状
脚体のテーパ状内面を介してパイプの環状突部がストッ
パの弾力に抗してジョイント本体内方へ押入れられる結
果、パイプの環状突部が円弧状脚体とジョイント本体内
周の段部間に嵌まり込んで係止される。またこの場合、
パイプの挿入部に嵌められたOリングが気密性を確保す
る。さらに、パイプの接続後においては、パイプの抜け
方向の外力に対して、対向する円弧状脚体がジョイント
本体と広い接触面積で当接してパイプの接続状態を確実
に維持する。
脚体のテーパ状内面を介してパイプの環状突部がストッ
パの弾力に抗してジョイント本体内方へ押入れられる結
果、パイプの環状突部が円弧状脚体とジョイント本体内
周の段部間に嵌まり込んで係止される。またこの場合、
パイプの挿入部に嵌められたOリングが気密性を確保す
る。さらに、パイプの接続後においては、パイプの抜け
方向の外力に対して、対向する円弧状脚体がジョイント
本体と広い接触面積で当接してパイプの接続状態を確実
に維持する。
【0010】
【実施例】次に、本発明の構成を図面に示す実施例にし
たがって説明する。
たがって説明する。
【0011】本実施例のパイプの接続構造は、図1〜図
4に示すように、側面に長穴(2) が円周方向に対向して
設けられ、長穴(2) 間を桟部(1a)とするアルミニウム製
ジョイント本体(1) と、長穴(2) に嵌め込み可能でかつ
内面(4a)がアルミニウムパイプ(10)の挿入方向へ傾斜す
るテーパ状とされている2本の対向する円弧状脚体(4)
および円弧状脚体(4) の端部間にジョイント本体(1) の
桟部(1a)を外方から挟み込む頭部(5) が一体に設けられ
ると共に各円弧状脚体(4) の頭部(5) 側内面端には突起
(6) が形成されている合成樹脂製ストッパ(7) と、先端
の挿入部(8a)の外周にOリング(9) が嵌め込まれると共
に挿入部(8a)の基端側外周面には環状突部(8b)が設けら
れているアルミニウムパイプ(10)とからなり、ジョイン
ト本体(1) にストッパ(7) を嵌め込んだ状態でアルミニ
ウムパイプ(10)をジョイント本体(1) 内に挿入すること
により、アルミニウムパイプ(10)の環状突部(8b)がスト
ッパ(7) の円弧状脚体(4) のテーパ状内面(4a)を通って
ジョイント本体(1) 内方に押入れられると同時にアルミ
ニウムパイプ(10)の挿入部(8a)および環状突部(8b)がス
トッパ(7) とジョイント本体(1) 内周の段部(3) 間に挟
まれて固定されるようにしたものである。
4に示すように、側面に長穴(2) が円周方向に対向して
設けられ、長穴(2) 間を桟部(1a)とするアルミニウム製
ジョイント本体(1) と、長穴(2) に嵌め込み可能でかつ
内面(4a)がアルミニウムパイプ(10)の挿入方向へ傾斜す
るテーパ状とされている2本の対向する円弧状脚体(4)
および円弧状脚体(4) の端部間にジョイント本体(1) の
桟部(1a)を外方から挟み込む頭部(5) が一体に設けられ
ると共に各円弧状脚体(4) の頭部(5) 側内面端には突起
(6) が形成されている合成樹脂製ストッパ(7) と、先端
の挿入部(8a)の外周にOリング(9) が嵌め込まれると共
に挿入部(8a)の基端側外周面には環状突部(8b)が設けら
れているアルミニウムパイプ(10)とからなり、ジョイン
ト本体(1) にストッパ(7) を嵌め込んだ状態でアルミニ
ウムパイプ(10)をジョイント本体(1) 内に挿入すること
により、アルミニウムパイプ(10)の環状突部(8b)がスト
ッパ(7) の円弧状脚体(4) のテーパ状内面(4a)を通って
ジョイント本体(1) 内方に押入れられると同時にアルミ
ニウムパイプ(10)の挿入部(8a)および環状突部(8b)がス
トッパ(7) とジョイント本体(1) 内周の段部(3) 間に挟
まれて固定されるようにしたものである。
【0012】なお、ストッパ(7) の大きさは、嵌め込む
ジョイント本体(1) がφ8mmの場合、円弧状脚体(4)
の外径もこれと一致させる他、図1に示すように、a=
2.5mm、b=2.4mm、C=4.9mmとする。
また、φ15.88mmのジョイント本体(1) に対して
は、円弧状脚体(4) もこれに対応させた大きさとし、a
=2.5mm、b=2.4mm、C=5.9mmとする
ものである。ストッパ(7) のジョイント本体(1) に対す
る挿入荷重は、φ8mmの場合、5.2kg/cm2 、
また、破壊圧力は200kg/cm2 以上であった。φ
15.88mmの場合のストッパ(7) の挿入荷重は、
4.8kg/cm2 、破壊圧力は122.5kg/cm
2 であった。
ジョイント本体(1) がφ8mmの場合、円弧状脚体(4)
の外径もこれと一致させる他、図1に示すように、a=
2.5mm、b=2.4mm、C=4.9mmとする。
また、φ15.88mmのジョイント本体(1) に対して
は、円弧状脚体(4) もこれに対応させた大きさとし、a
=2.5mm、b=2.4mm、C=5.9mmとする
ものである。ストッパ(7) のジョイント本体(1) に対す
る挿入荷重は、φ8mmの場合、5.2kg/cm2 、
また、破壊圧力は200kg/cm2 以上であった。φ
15.88mmの場合のストッパ(7) の挿入荷重は、
4.8kg/cm2 、破壊圧力は122.5kg/cm
2 であった。
【0013】上記パイプ接続構造によれば、接続された
アルミニウムパイプ(10)に抜け方向の外力が働く場合で
も、図5に示すように、ストッパ(7) の対向する円弧状
脚体(4) がジョイント本体(1) と広い接触面積(斜線部
分)で当接してパイプの接続状態を維持する。そのた
め、安定的かつ強度的にも優れたパイプ接続となる。
アルミニウムパイプ(10)に抜け方向の外力が働く場合で
も、図5に示すように、ストッパ(7) の対向する円弧状
脚体(4) がジョイント本体(1) と広い接触面積(斜線部
分)で当接してパイプの接続状態を維持する。そのた
め、安定的かつ強度的にも優れたパイプ接続となる。
【0014】また、ストッパ(7) を介してアルミニウム
パイプ(10)が係止されるジョイント本体(1) の他端側に
は、ジョイント本体(1) 内に予め別のアルミニウムパイ
プ(11)が挿入され、拡管加工されると共にこのアルミニ
ウムパイプ(11)の先端にジョイント本体(1) 内周の段部
(3) に係止される鍔部(11a) を設けてかしめることによ
り、このアルミニウムパイプ(11)がジョイント本体(1)
内に予め密着状態で接続されるものである。この場合、
アルミニウムパイプ(11)の拡管加工によって、このパイ
プ(11)の真円度が高められる結果、アルミニウムパイプ
(11)内に他方のアルミニウムパイプ(10)の挿入部(8a)が
挿入されれば、その外周のリング(9) がアルミニウムパ
イプ(11)の内周面に確実に当接して、この部分の気密性
が向上される。
パイプ(10)が係止されるジョイント本体(1) の他端側に
は、ジョイント本体(1) 内に予め別のアルミニウムパイ
プ(11)が挿入され、拡管加工されると共にこのアルミニ
ウムパイプ(11)の先端にジョイント本体(1) 内周の段部
(3) に係止される鍔部(11a) を設けてかしめることによ
り、このアルミニウムパイプ(11)がジョイント本体(1)
内に予め密着状態で接続されるものである。この場合、
アルミニウムパイプ(11)の拡管加工によって、このパイ
プ(11)の真円度が高められる結果、アルミニウムパイプ
(11)内に他方のアルミニウムパイプ(10)の挿入部(8a)が
挿入されれば、その外周のリング(9) がアルミニウムパ
イプ(11)の内周面に確実に当接して、この部分の気密性
が向上される。
【0015】以上述べた本実施例のパイプの接続構造に
よれば、ジョイント本体(1) の一端側には、ストッパ
(7) を介してアルミニウムパイプ(10)が簡単かつ確実に
接続されると共にジョイント本体(1) の他端側には別の
アルミニウムパイプ(11)がかしめられる構成であるた
め、構成部品が少なく、パイプの接続がより簡略化され
るものである。 上記実施例では、ジョイント本体(1)
の一端側だけをストッパ(7) によるパイプ接続とした
が、本発明ではジョイント本体(1) の両側端について、
上記ストッパ(7) によるパイプの接続を行うこともあ
る。
よれば、ジョイント本体(1) の一端側には、ストッパ
(7) を介してアルミニウムパイプ(10)が簡単かつ確実に
接続されると共にジョイント本体(1) の他端側には別の
アルミニウムパイプ(11)がかしめられる構成であるた
め、構成部品が少なく、パイプの接続がより簡略化され
るものである。 上記実施例では、ジョイント本体(1)
の一端側だけをストッパ(7) によるパイプ接続とした
が、本発明ではジョイント本体(1) の両側端について、
上記ストッパ(7) によるパイプの接続を行うこともあ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明のパイプの接続構造によれば、ス
トッパはジョイント本体の側面に簡単に取付けることが
できる。そして、ジョイント本体内にストッパを通って
パイプが挿入された場合、パイプはその環状突部がスト
ッパと係合することにより抜脱が阻止される。しかも、
パイプ先端の挿入部がジョイント本体内に挿入されるこ
とにより、挿入部外周に嵌められたOリングを介して接
続箇所の気密性が確保される。
トッパはジョイント本体の側面に簡単に取付けることが
できる。そして、ジョイント本体内にストッパを通って
パイプが挿入された場合、パイプはその環状突部がスト
ッパと係合することにより抜脱が阻止される。しかも、
パイプ先端の挿入部がジョイント本体内に挿入されるこ
とにより、挿入部外周に嵌められたOリングを介して接
続箇所の気密性が確保される。
【0017】この他、本発明によれば、パイプに抜け方
向の外力が加わった場合でも、ジョイント本体の長穴内
に嵌め込まれたストッパの円弧状脚体が、ジョイント本
体と広い接触面積で当接するため、強度的にも従来のパ
イプ接続に比べて優れている。また、円弧状脚体を備え
たストッパによる本発明のパイプ接続構造では、接続さ
れるパイプの外周が円弧状脚体で囲まれる結果、パイプ
接続箇所への外部からの異物の進入もなく、これに起因
する腐食の発生も防止される。
向の外力が加わった場合でも、ジョイント本体の長穴内
に嵌め込まれたストッパの円弧状脚体が、ジョイント本
体と広い接触面積で当接するため、強度的にも従来のパ
イプ接続に比べて優れている。また、円弧状脚体を備え
たストッパによる本発明のパイプ接続構造では、接続さ
れるパイプの外周が円弧状脚体で囲まれる結果、パイプ
接続箇所への外部からの異物の進入もなく、これに起因
する腐食の発生も防止される。
【0018】以上要するに、本発明のパイプの接続構造
によれば、パイプの接続が簡単かつ確実に行え、また、
接続後におけるパイプの抜け方向の外力に対しても、優
れた接続強度が得られるものであり、特に狭隘な自動車
のエンジンルームにおけるクーラ用配管などについて、
その作業性が大幅に向上されるものである。
によれば、パイプの接続が簡単かつ確実に行え、また、
接続後におけるパイプの抜け方向の外力に対しても、優
れた接続強度が得られるものであり、特に狭隘な自動車
のエンジンルームにおけるクーラ用配管などについて、
その作業性が大幅に向上されるものである。
【図1】本発明のパイプの接続構造の一実施例を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】パイプの接続状態を示す斜視図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】パイプ接続箇所におけるジョイント本体とスト
ッパとの接触状態を示す参考図である。
ッパとの接触状態を示す参考図である。
【図6】自動車のエンジンルームにおける配管構造を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図7】従来例を示す分解斜視図である。
【図8】図7に示す従来例のパイプ接続構造の垂直断面
図である。
図である。
【図9】図7に示す従来例におけるハウジングとストッ
パとの接触状態を示す参考図である。
パとの接触状態を示す参考図である。
【図10】他の従来例を示す部分断面図である。
(1) ジョイント本体 (1a) 桟部 (2) 長穴 (4) 円弧状脚体 (4a) テーパ状内面 (5) 頭部 (6) 突起 (7) ストッパ (8a) 挿入部 (8b) 環状突部 (9) Oリング (10) パイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 側面に長穴(2) が円周方向に対向して設
けられ、長穴(2) 間を桟部(1a)とするジョイント本体
(1) と、長穴(2) に嵌め込み可能でかつ内面(4a)がパイ
プ(10)の挿入方向へ傾斜するテーパ状とされている2本
の対向する円弧状脚体(4) および円弧状脚体(4) の端部
間にジョイント本体(1) の桟部(1a)を外方から挟み込む
頭部(5) が一体に設けられると共に各円弧状脚体(4) の
頭部(5) 側内面端には突起(6) が形成されている弾性材
からなるストッパ(7) と、先端の挿入部(8a)の外周にO
リング(9) が嵌め込まれると共に挿入部(8a)の基端側外
周面には環状突部(8b)が設けられているパイプ(10)とか
らなり、ジョイント本体(1) にストッパ(7) を嵌め込ん
だ状態でパイプ(10)をジョイント本体(1) 内に挿入する
ことにより、パイプ(10)の環状突部(8b)がストッパ(7)
の円弧状脚体(4) のテーパ状内面(4a)を通ってジョイン
ト本体(1) 内方に押入れられると同時にパイプ(10)の環
状突部(8b)がストッパ(7) とジョイント本体(1) 内周の
段部(3) 間に挟まれて固定される、パイプの接続構造。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4254990A JPH06174165A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | パイプの接続構造 |
KR1019930019374A KR100267605B1 (ko) | 1992-09-24 | 1993-09-23 | 파이프 조인트 |
TW084217672U TW302063U (en) | 1992-09-24 | 1993-09-23 | Pipe joint |
EP93115457A EP0593937B1 (en) | 1992-09-24 | 1993-09-24 | Pipe joint |
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JP4254990A JPH06174165A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | パイプの接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06174165A true JPH06174165A (ja) | 1994-06-24 |
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Family Applications (1)
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JP4254990A Withdrawn JPH06174165A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | パイプの接続構造 |
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Country | Link |
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JP (1) | JPH06174165A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107061904A (zh) * | 2017-04-05 | 2017-08-18 | 临海市永恒汽配科技有限公司 | 一种可拆卸的连接器 |
CN110299643A (zh) * | 2019-07-02 | 2019-10-01 | 罗森伯格(上海)通信技术有限公司 | 一种室外防水接头盒 |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP4254990A patent/JPH06174165A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107061904A (zh) * | 2017-04-05 | 2017-08-18 | 临海市永恒汽配科技有限公司 | 一种可拆卸的连接器 |
CN110299643A (zh) * | 2019-07-02 | 2019-10-01 | 罗森伯格(上海)通信技术有限公司 | 一种室外防水接头盒 |
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