JPH07167532A - 蒸発器における膨脹弁の取付装置 - Google Patents

蒸発器における膨脹弁の取付装置

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JPH07167532A
JPH07167532A JP31214493A JP31214493A JPH07167532A JP H07167532 A JPH07167532 A JP H07167532A JP 31214493 A JP31214493 A JP 31214493A JP 31214493 A JP31214493 A JP 31214493A JP H07167532 A JPH07167532 A JP H07167532A
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JP
Japan
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stopper
expansion valve
peripheral wall
elastic leg
pipe
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JP31214493A
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English (en)
Inventor
Koichi Inoue
晃一 井上
Nobuyuki Okuda
伸之 奥田
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Showa Aluminum Can Corp
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Publication date
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Publication of JPH07167532A publication Critical patent/JPH07167532A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
    • F28D1/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
    • F28D1/04Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
    • F28D1/047Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being bent, e.g. in a serpentine or zig-zag
    • F28D1/0477Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being bent, e.g. in a serpentine or zig-zag the conduits being bent in a serpentine or zig-zag
    • F28D1/0478Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being bent, e.g. in a serpentine or zig-zag the conduits being bent in a serpentine or zig-zag the conduits having a non-circular cross-section

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蒸発器において膨脹弁の取付けが簡単且つ確
実に行える。 【構成】 蒸発器の冷媒排出管7の周壁と均圧管9、膨
脹弁8の入口部8aと冷媒供給管10および膨脹弁8の
出口部8bと冷媒導入管6がそれぞれ挿入部と受口部お
よびストッパーを介して接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸発器における膨脹弁
の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、膨脹弁(51)の入口部
(51a) および出口部(51b) に、冷媒の供給管(52)および
導入管(53)の端部をそれぞれ接続する場合、並びに膨脹
弁(51)から伸びた均圧管(54)を冷媒の排出管(55)に接続
する場合、いずれもユニオン継手(56)によって接続が行
われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ユ
ニオン継手(56)を用いた場合、各ユニオンナット(57)を
それぞれ所定位置まで回してねじ嵌合する必要があり、
その接続作業に手間を要する他、自動車の狭隘なエンジ
ンルームに配されている蒸発器では、上記ユニオンナッ
ト(57)の締付け作業が行い難いという問題がある。
【0004】本発明の目的は、膨脹弁の取付けが簡単且
つ確実に行える蒸発器における膨脹弁の取付装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の蒸発器における
膨脹弁の第1の取付装置は、蒸発器の冷媒排出管の周壁
と均圧管の接続端部のうちのいずれか一方に挿入部が設
けられ、他方に受口部が設けられ、ストッパーを介して
冷媒排出管の周壁に均圧管の端部を接続する取付装置で
あって、挿入部は基端部の外周に環状突起を有する円筒
状となされており、受口部は挿入部の外径と略同一の内
径を有し且つ先端よりの周壁には対向する2つの孔部を
有すると共に孔部より基端側の周壁内面には挿入部の環
状突起が当接する段部が設けられており、ストッパは受
口部の各孔部に外側から内方ヘ突出状態に嵌め込まれ且
つ内面が挿入部の挿入方向へ広がるテーパー状とされた
一対の円弧状弾性脚体をその凹曲面同士が向い合う対向
位置に備えており、ストッパを、その円弧状弾性脚体の
テーパーが挿入部の挿入側を向く状態で受口部の孔部に
装着し、受口部に挿入部をその環状突起が円弧状弾性脚
体を通過するまで挿入することにより、挿入部の環状突
起がストッパの円弧状弾性脚体と受口部内周の段部間に
挟まれて固定されているものである。
【0006】本発明の蒸発器における膨脹弁の第2の取
付装置は、膨脹弁の入口部と冷媒供給管の接続端部のう
ちのいずれか一方に挿入部が設けられ、他方に受口部が
設けられ、ストッパーを介して膨脹弁の入口部に冷媒供
給管の端部を接続する取付装置であって、挿入部は基端
部の外周に環状突起を有する円筒状となされており、受
口部は挿入部の外径と略同一の内径を有し且つ先端より
の周壁には対向する2つの孔部を有すると共に孔部より
基端側の周壁内面には挿入部の環状突起が当接する段部
が設けられており、ストッパは受口部の各孔部に外側か
ら内方ヘ突出状態に嵌め込まれ且つ内面が挿入部の挿入
方向へ広がるテーパー状とされた一対の円弧状弾性脚体
をその凹曲面同士が向い合う対向位置に備えており、ス
トッパを、その円弧状弾性脚体のテーパーが挿入部の挿
入側を向く状態で受口部の孔部に装着し、受口部に挿入
部をその環状突起が円弧状弾性脚体を通過するまで挿入
することにより、挿入部の環状突起がストッパの円弧状
弾性脚体と受口部内周の段部間に挟まれて固定されてい
るものである。
【0007】本発明の蒸発器における膨脹弁の第3の取
付装置は、膨脹弁の出口部と冷媒導入管の接続端部のう
ちのいずれか一方に挿入部が設けられ、他方に受口部が
設けられ、ストッパーを介して膨脹弁の出口部に冷媒導
入管の端部を接続する取付装置であって、挿入部は基端
部の外周に環状突起を有する円筒状となされており、受
口部は挿入部の外径と略同一の内径を有し且つ先端より
の周壁には対向する2つの孔部を有すると共に孔部より
基端側の周壁内面には挿入部の環状突起が当接する段部
が設けられており、ストッパは受口部の各孔部に外側か
ら内方ヘ突出状態に嵌め込まれ且つ内面が挿入部の挿入
方向へ広がるテーパー状とされた一対の円弧状弾性脚体
をその凹曲面同士が向い合う対向位置に備えており、ス
トッパを、その円弧状弾性脚体のテーパーが挿入部の挿
入側を向く状態で受口部の孔部に装着し、受口部に挿入
部をその環状突起が円弧状弾性脚体を通過するまで挿入
することにより、挿入部の環状突起がストッパの円弧状
弾性脚体と受口部内周の段部間に挟まれて固定されてい
るものである。
【0008】
【作用】本発明にかかる前記いずれの取付装置について
も、予め受口部の孔部にストッパを嵌め込んでおき、挿
入部を受口部に挿入するだけで、挿入部の環状突起がス
トッパの対向する円弧状弾性脚体をその弾力に抗して開
離させつつ、該円弧状弾性脚体のテーパーに沿って受口
部内方へスムーズに進入される。そして、挿入部の環状
突起が円弧状弾性脚体を通過して受口部の周壁内面の段
部に当接すると同時にストッパの円弧状弾性脚体が弾力
で互いに接近方向に復帰する結果、挿入部の環状突起は
受口部周壁の段部とストッパの円弧状弾性脚体間に挟ま
れて固定される。この挿入部と受口部の係合によって、
蒸発器における冷媒排出管への均圧管の接続、膨脹弁の
入口部への冷媒供給管の接続および膨脹弁の出口部への
冷媒導入管の接続が、それぞれ簡単且つ確実に行われ
る。
【0009】
【実施例】本発明の蒸発器における膨脹弁の取付装置の
実施例について図面にしたがって説明する。
【0010】図1に示すように、蒸発器(1) は、蛇行状
の偏平管(2) と、偏平管(2) の隣合う直管部(2a)同志の
間に配置されたコルゲートフィン(3) と、偏平管(2) の
一端部が接続された入口側ヘッダ(4) と、偏平管(2) の
他端部が接続された出口側ヘッダ(5) と、入口側ヘッダ
(4) に接続された冷媒導入管(6) と、出口側ヘッダ(5)
に接続された冷媒排出管(7) とを備えている。
【0011】膨脹弁(8) の入口部(8a)には冷媒供給管(1
0)が接続され、また膨脹弁(8) の出口部(8b)には冷媒導
入管(6) が接続されている。膨脹弁(8) から伸びる均圧
管(9) の先端部は蒸発器(1) の冷媒排出管(7) の周壁に
接続されている。そして、上記膨脹弁(8) の取付けは、
下述する取付装置によって行われている。
【0012】先ず、膨脹弁(8) における均圧管(9) と冷
媒排出管(7) を接続する取付装置は、均圧管(9) の接続
端部に挿入部(12)が設けられ、冷媒排出管(7) の周壁に
受口部(14)が設けられ、ストッパー(16)を介して冷媒排
出管(7) の周壁に均圧管(9)の端部が接続されている。
挿入部(12)は基端部の外周に環状突起(11)を有する円筒
状となされており、受口部(14)は挿入部(12)の外径と略
同一の内径を有し且つ先端よりの周壁には対向する2つ
の孔部(13)を有すると共に孔部(13)より基端側の周壁内
面には挿入部(12)の環状突起(11)が当接する段部(14b)
が設けられており、ストッパ(16)は受口部(14)の各孔部
(13)に外側から内方ヘ突出状態に嵌め込まれ且つ内面が
挿入部(12)の挿入方向へ広がるテーパー(15a) 状とされ
た一対の円弧状弾性脚体(15)をその凹曲面同士が向い合
う対向位置に備えており、ストッパ(16)を、その円弧状
弾性脚体(15)のテーパー(15a) が挿入部(12)の挿入側を
向く状態で受口部(14)の孔部(13)に装着し、受口部(14)
に挿入部(12)をその環状突起(11)が円弧状弾性脚体(15)
を通過するまで挿入することにより、挿入部(12)の環状
突起(11)がストッパ(16)の円弧状弾性脚体(15)と受口部
(14)内周の段部(14b) 間に挟まれて固定されている。
【0013】受口部(14)は、次のようにして、冷媒排出
管(7) の周壁(7a)に設けられている。
【0014】すなわち、図4に示すように、予め上下面
にろう材(14c) がクラッドされたアルミニウムブレージ
ングシートをプレス成形してろう付け用リング(14d) を
用意し、受口部(14)下部の筒状部分(14e) に、上記ろう
付け用リング(14d) を嵌め被せると共に、該リングの上
面を受口部(14)の下面に密接せしめる。そして、トーチ
ブレージングによって、受口部(14)がろう付け用リング
(14d) を介して冷媒排出管(7) に接合されている。
【0015】膨脹弁(8) の入口部(8a)に冷媒供給管(10)
を接続する取付装置は、冷媒供給管(10)の接続端部に挿
入部(22)が設けられ、膨脹弁(8) の入口部(8a)に受口部
(24)が設けられ、ストッパー(26)を介して膨脹弁(8) の
入口部(8a)に冷媒供給管(10)の端部が接続されている。
挿入部(22)は基端部の外周に環状突起(21)を有する円筒
状となされており、受口部(24)は挿入部(22)の外径と略
同一の内径を有し且つ先端よりの周壁には対向する2つ
の孔部(23)を有すると共に孔部(23)より基端側の周壁内
面には挿入部(22)の環状突起(21)が当接する段部(24b)
が設けられており、ストッパ(26)は受口部(24)の各孔部
(23)に外側から内方ヘ突出状態に嵌め込まれ且つ内面が
挿入部(22)の挿入方向へ広がるテーパー(25a) 状とされ
た一対の円弧状弾性脚体(25)をその凹曲面同士が向い合
う対向位置に備えており、ストッパ(26)を、その円弧状
弾性脚体(25)のテーパー(25a) が挿入部(22)の挿入側を
向く状態で受口部(24)の孔部(23)に装着し、受口部(24)
に挿入部(22)をその環状突起(21)が円弧状弾性脚体(25)
を通過するまで挿入することにより、挿入部(22)の環状
突起(21)がストッパ(26)の円弧状弾性脚体(25)と受口部
(24)内周の段部(24b) 間に挟まれて固定されている。
【0016】図2に示すように、受口部(24)は、その内
部に膨脹弁(8) の入口部(8a)における拡管された筒状部
分(8c)先端が挿入されてかしめられることにより、入口
部(8a)に一体的に取付けられている。そして、受口部(2
4)の孔部(23)にストッパ(26)の円弧状弾性脚体(25)を嵌
め込んで当該ストッパ(26)を装着した上、外方から冷媒
供給管(10)を挿入するだけで、冷媒供給管(10)の環状突
起(21)がストッパ(26)の円弧状弾性脚体(25)と受口部(2
4)内周の段部(24b) 間に挟まれて固定される結果、冷媒
供給管(10)の接続が行われる。
【0017】膨脹弁(8) の出口部(8b)に冷媒導入管(6)
を接続する取付装置は、膨脹弁(8)の出口部(8b)に受口
部(34)が設けられ、冷媒導入管(6) の接続端部に挿入部
(32)が設けられ、ストッパー(36)を介して膨脹弁(8) の
出口部(8b)に冷媒導入管(6)を接続されている。挿入部
(32)は基端部の外周に環状突起(31)を有する円筒状とな
されており、受口部(34)は挿入部(32)の外径と略同一の
内径を有し且つ先端よりの周壁には対向する2つの孔部
(33)を有すると共に孔部(33)より基端側の周壁内面には
挿入部(32)の環状突起(31)が当接する段部が設けられて
おり、ストッパ(36)は受口部(34)の各孔部(33)に外側か
ら内方ヘ突出状態に嵌め込まれ且つ内面が挿入部(32)の
挿入方向へ広がるテーパー(35a) 状とされた一対の円弧
状弾性脚体(35)をその凹曲面同士が向い合う対向位置に
備えており、ストッパ(36)を、その円弧状弾性脚体(35)
のテーパー(35a) が挿入部(32)の挿入側を向く状態で受
口部(34)の孔部(33)に装着し、受口部(34)に挿入部(32)
をその環状突起(31)が円弧状弾性脚体(35)を通過するま
で挿入することにより、挿入部(32)の環状突起(31)がス
トッパ(36)の円弧状弾性脚体(35)と受口部(34)内周の段
部間に挟まれて固定されている。
【0018】上記膨脹弁(8) の出口部(8b)に冷媒導入管
(6) を接続する取付装置において、出口部(8b)に受口部
(34)を設ける構造および該受口部への冷媒導入管(6) の
接続方法は、上記入口部(8a)への冷媒供給管(10)の接続
の場合と同様である。
【0019】上記実施例に係るいずれの取付装置につい
ても、予め受口部の孔部にストッパを嵌め込んでおき、
挿入部を受口部に挿入するだけで、挿入部の環状突起が
ストッパの対向する円弧状弾性脚体をその弾力に抗して
開離させつつ、該円弧状弾性脚体のテーパーに沿って受
口部内方へスムーズに進入せられる。そして、挿入部の
環状突起が円弧状弾性脚体を通過して受口部の周壁内面
の段部に当接すると同時にストッパの円弧状弾性脚体が
弾力で互いに接近方向に復帰する結果、挿入部の環状突
起は受口部周壁の段部とストッパの円弧状弾性脚体間に
挟まれて固定される。この挿入部と受口部の係合によっ
て、冷媒排出管(7) と均圧管(9) の接続、膨脹弁(8) の
入口部(8a)への冷媒供給管(10)の接続および膨脹弁(8)
の出口部(8b)への冷媒導入管(6) の接続が、それぞれ簡
単且つ確実に行われ、膨脹弁(8)の取付けが完了するも
のである。
【0020】なお、上記ストッパー(16)は、図5・図6
に示すように、円弧状弾性脚体(15)のテーパー(15a) が
設けられた側に、半球状膨出部(A) が形成されており、
ストッパーをそのテーパーが挿入部の挿入側を向く状態
で受口部の孔部に装着し得るようにしたものであり、こ
れによりストッパーの逆向きでの装着が防止される。ま
た、円弧状弾性脚体(15)における上記半球状膨出部(A)
の上部内側面には係止爪(B) が形成され、円弧状弾性脚
体(15)に基部内側面には係止爪(C) が係止されており、
この係止爪(B)(C)は、ストッパーの装着時に受口部(14)
の上下の桟部(14a) に係合して、ストッパー(16)の脱落
を防止するものである。円弧状弾性脚体(15)間には、受
口部の桟部(14a) を外方から挟み込む頭部(16a) がそれ
ぞれ設けられている。
【0021】また、他のストッパー(26)(36)も上記スト
ッパー(16)と同様の構成である。
【0022】上記各取付装置おける各パイプおよびこれ
らの接続端部における挿入部および受口部はアルミニウ
ム合金から造られている。各ストッパ(16)(26)(36)は合
成樹脂製である。
【0023】各挿入部(12)(22)(32)は、その環状突起(1
1)(21)(31)よりも先端側に環状凹溝(12a)(22a)(32a) を
有し、該環状凹溝にはOリング(12b)(22b)(32b) が装着
されている。
【0024】図7に示すように、冷媒排出管(7) および
冷媒供給管(10)の各接続端部は拡管されて管接続用ブロ
ック(42)の挿通孔(43a)(43b)内に挿入され、かしめによ
り当該管接続用ブロック(42)内に固定されている。
【0025】上記挿通孔(43a) のパンチ径は、φ14.
1〜φ14.7mmの範囲が好ましく、挿通孔(43b) の
パンチ径は、φ6.2〜φ7.0mmの範囲が好適であ
る。また、挿通孔(43a)(43b)内周面には、ローレットを
形成するのが好ましく、その場合、ローレットの溝幅は
1.5mm以下とし、且つローレットの本数は6本以上
とするのが好適である。更に、上記各条件下で行うかし
めは、所謂全周かしめ或いは4点かしめのいずれでも良
いが冷媒排出管(7) および冷媒供給管(10)にかかる荷重
を考慮すれば、4点かしめとするのが好ましい。因み
に、発明者の実施した試験によれば、少なくとも4点か
しめで、挿通孔(43a) のパンチ径をφ14.5、ローレ
ット本数を8本とした場合が特に強度的に優れていた。
【0026】上記管接続用ブロック(42)に隣接する板状
管取付部材(41)には、先端寄りに環状突起(44c) を有す
る冷媒流送管(44a)(44b)が挿通されており、この冷媒流
送管(44a)(44b)がそれぞれ対向する冷媒排出管(7) およ
び冷媒供給管(10)の各接続端部に挿入されている。そし
て、板状管取付部材(41)と管接続用ブロック(42)とは、
ボルト(45)により連結されている。
【0027】上記冷媒供給管(10)の接続端部のかしめに
ついては、該冷媒供給管(10)を膨脹弁(8) の入口部(8a)
に接続する時まで行わないこととし、冷媒供給管(10)が
管接続用ブロック(42)内を自由にスライドし得る状態と
しておく。これは、膨脹弁(8) への配管時に冷媒供給管
(10)が固定状態であると、接続作業が困難となるためで
あり、冷媒供給管(10)を膨脹弁(8) の取付位置に対応し
て適宜スライドさせることにより、膨脹弁(8) への配管
が容易に行える。
【0028】
【発明の効果】本発明の膨脹弁の取付装置によれば、予
め各取付装置における受口部の孔部にストッパを嵌め込
んでおき、この受口部に挿入部を挿入するだけで、冷媒
排出管への均圧管の接続、膨脹弁の入口部への冷媒供給
管の接続および膨脹弁の出口部への冷媒導入管の接続
が、それぞれ簡単且つ確実に行われ、膨脹弁の取付けが
完了するものである。
【0029】したがって、従来のユニオン継手の場合の
ようなユニオンナットを回して締付けるという面倒な作
業が一切不要となり、膨脹弁の取付作業の能率を大幅に
向上させることができる。また特に、自動車の狭隘なエ
ンジンルームにおける膨脹弁の取付もスムーズに行える
こととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各取付装置により膨脹弁が取付けられ
た蒸発器の斜視図である。
【図2】本発明の第2の取付装置における受口部と挿入
部の接続状態を示す縦断面図である。
【図3】図2におけるストッパーの装着状態を示す横断
面図である。
【図4】本発明の第1の取付装置による均圧管の接続状
態を示す断面図である。
【図5】本発明の各取付装置に用いられるストッパーの
正面図である。
【図6】同じくストッパーの側面図である。
【図7】冷媒排出管及び冷媒供給管と冷媒流送管を接続
する接続装置の断面図である。
【図8】従来の取付装置により膨脹弁が取付けられた蒸
発器の斜視図である。
【符号の説明】
(6) 冷媒導入管 (7) 冷媒排出管 (8) 膨脹弁 (8a) 入口部 (8b) 出口部 (9) 均圧管 (10) 冷媒供給管 (11) 環状突起 (12) 挿入部 (13) 孔部 (14) 受口部 (14b) 段部 (15) 円弧状弾性脚体 (15a) テーパー (16) ストッパー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸発器の冷媒排出管(7) の周壁と均圧管
    (9) の接続端部のうちのいずれか一方に挿入部(12)が設
    けられ、他方に受口部(14)が設けられ、ストッパー(16)
    を介して冷媒排出管(7) の周壁に均圧管(9) の端部を接
    続する取付装置であって、挿入部(12)は基端部の外周に
    環状突起(11)を有する円筒状となされており、受口部(1
    4)は挿入部(12)の外径と略同一の内径を有し且つ先端よ
    りの周壁には対向する2つの孔部(13)を有すると共に孔
    部(13)より基端側の周壁内面には挿入部(12)の環状突起
    (11)が当接する段部(14b) が設けられており、ストッパ
    (16)は受口部(14)の各孔部(13)に外側から内方ヘ突出状
    態に嵌め込まれ且つ内面が挿入部(12)の挿入方向へ広が
    るテーパー(15a) 状とされた一対の円弧状弾性脚体(15)
    をその凹曲面同士が向い合う対向位置に備えており、ス
    トッパ(16)を、その円弧状弾性脚体(15)のテーパー(15
    a) が挿入部(12)の挿入側を向く状態で受口部(14)の孔
    部(13)に装着し、受口部(14)に挿入部(12)をその環状突
    起(11)が円弧状弾性脚体(15)を通過するまで挿入するこ
    とにより、挿入部(12)の環状突起(11)がストッパ(16)の
    円弧状弾性脚体(15)と受口部(14)内周の段部(14b) 間に
    挟まれて固定されている蒸発器における膨脹弁の取付装
    置。
  2. 【請求項2】 膨脹弁(8) の入口部(8a)と冷媒供給管(1
    0)の接続端部のうちのいずれか一方に挿入部(22)が設け
    られ、他方に受口部(24)が設けられ、ストッパー(26)を
    介して膨脹弁(8) の入口部(8a)に冷媒供給管(10)の端部
    を接続する取付装置であって、挿入部(22)は基端部の外
    周に環状突起(21)を有する円筒状となされており、受口
    部(24)は挿入部(22)の外径と略同一の内径を有し且つ先
    端よりの周壁には対向する2つの孔部(23)を有すると共
    に孔部(23)より基端側の周壁内面には挿入部(22)の環状
    突起(21)が当接する段部(24b) が設けられており、スト
    ッパ(26)は受口部(24)の各孔部(23)に外側から内方ヘ突
    出状態に嵌め込まれ且つ内面が挿入部(22)の挿入方向へ
    広がるテーパー(25a) 状とされた一対の円弧状弾性脚体
    (25)をその凹曲面同士が向い合う対向位置に備えてお
    り、ストッパ(26)を、その円弧状弾性脚体(25)のテーパ
    ー(25a) が挿入部(22)の挿入側を向く状態で受口部(24)
    の孔部(23)に装着し、受口部(24)に挿入部(22)をその環
    状突起(21)が円弧状弾性脚体(25)を通過するまで挿入す
    ることにより、挿入部(22)の環状突起(21)がストッパ(2
    6)の円弧状弾性脚体(25)と受口部(24)内周の段部(24b)
    間に挟まれて固定されている蒸発器における膨脹弁の取
    付装置。
  3. 【請求項3】 膨脹弁(8) の出口部(8b)と冷媒導入管
    (6) の接続端部のうちのいずれか一方に挿入部(32)が設
    けられ、他方に受口部(34)が設けられ、ストッパー(36)
    を介して膨脹弁(8) の出口部(8b)に冷媒導入管(6) の端
    部を接続する取付装置であって、挿入部(32)は基端部の
    外周に環状突起(31)を有する円筒状となされており、受
    口部(34)は挿入部(32)の外径と略同一の内径を有し且つ
    先端よりの周壁には対向する2つの孔部(33)を有すると
    共に孔部(33)より基端側の周壁内面には挿入部(32)の環
    状突起(31)が当接する段部(34b) が設けられており、ス
    トッパ(36)は受口部(34)の各孔部(33)に外側から内方ヘ
    突出状態に嵌め込まれ且つ内面が挿入部(32)の挿入方向
    へ広がるテーパー(35a) 状とされた一対の円弧状弾性脚
    体(35)をその凹曲面同士が向い合う対向位置に備えてお
    り、ストッパ(36)を、その円弧状弾性脚体(35)のテーパ
    ー(35a) が挿入部(32)の挿入側を向く状態で受口部(34)
    の孔部(33)に装着し、受口部(34)に挿入部(32)をその環
    状突起(31)が円弧状弾性脚体(35)を通過するまで挿入す
    ることにより、挿入部(32)の環状突起(31)がストッパ(3
    6)の円弧状弾性脚体(35)と受口部(34)内周の段部(34b)
    間に挟まれて固定されている蒸発器における膨脹弁の取
    付装置。
JP31214493A 1993-12-13 1993-12-13 蒸発器における膨脹弁の取付装置 Withdrawn JPH07167532A (ja)

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