JPH0617350U - モータの固定装置 - Google Patents

モータの固定装置

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JPH0617350U
JPH0617350U JP5357192U JP5357192U JPH0617350U JP H0617350 U JPH0617350 U JP H0617350U JP 5357192 U JP5357192 U JP 5357192U JP 5357192 U JP5357192 U JP 5357192U JP H0617350 U JPH0617350 U JP H0617350U
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JP
Japan
Prior art keywords
motor
frame
fixing
motor fixing
screw hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP5357192U
Other languages
English (en)
Inventor
孝三 山口
和弥 小山
康史 ▲鶴▼井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH0617350U publication Critical patent/JPH0617350U/ja
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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータをネジ止めすることなく簡単な構成に
てモータの固定を行う。 【構成】 フレーム本体10に形成されたモータ固定フ
レーム11に、モータ1側の固定用の一方のフランジ部
2aを挟持するために、切り起こし部14を形成し、該
切り起こし部14とモータ固定フレーム11との隙間d
を上記フランジ部2aの厚さに一致する程度に形成す
る。このモータ固定フレーム11と切り起こし部14と
の間にフランジ部2aを挿入した状態で、他のフランジ
部2b側に形成されたネジ穴3bに対応して、モータ固
定フレーム11側には、ネジ穴3bに係合される変形可
能に形成された爪15を設け、該爪15をネジ穴3b側
に変形さ、係合させることでモータ1をモータ固定フレ
ーム11に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、駆動源であるモータを装置本体の所定の位置に固定するための固定 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタやタイプライタ等においては、印字ヘッドや紙送りを行うための駆動 源として、一般にモータが利用されている。このモータは、プリンタやタイプラ イタ等の記録装置本体の適所に固定する必要がある。
【0003】 例えば、従来の固定装置としては図4に示すように、装置本体のフレーム20 に駆動用のモータ21のフランジ部23に設けられたネジ穴23に、フレーム2 0側に設けられたネジ穴22を介して、固定ネジ24を挿入しネジ込むことでモ ータ21本体をフレーム20に固定している。
【0004】 図4に示すモータ11の固定のための手順としては、まずモータ21の回転軸 27の周囲に突出したメタル部29をフレーム20に形成された円形の開口部2 6に挿入する。そして、モータ11本体をいずれかの方向に回し、ネジ穴25を フレーム20のネジ穴22と一致させる。この状態で、フレーム20側から固定 ネジ24にてネジ止めすれば、モータ21がフレーム20に固定される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように図4に示すモータの固定装置によれば、ネジによる固定が必要と なる。そのため、モータ21をフレーム20に押し付け、その状態で両者のネジ 穴22,25を一致させ、固定ネジ24を挿入し締め付けるといった作業が必要 となる。そのため、その作業が非常に面倒であり、手間がかかる。
【0006】 本考案は、モータの固定においてネジ止めによる手間を省くことのできる簡単 な固定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のモータの固定装置は、モータの固定用のフランジ部の一方を挟持する と共に、他のフランジ部に形成されたネジ穴に一部が挿入され係合される折り曲 げ可能な係合片をフレーム側に設けたことを特徴とする。
【0008】 また本考案のモータの固定装置は、係合片の先端部が細くなるようにテーパ形 状に形成している。
【0009】
【作用】
本考案のモータ固定装置によれば、モータのフランジ部の一方をフレーム側に 形成された挟持部に挿入し、その位置に位置決める。そして、モータの他フラン ジ部に形成されたネジ穴に対応して設けられたフレーム側の係合片を、ネジ穴側 へ変形させ折り曲げる。これにより係合片がモータのフランジ部のネジ穴に挿入 され係合される。
【0010】 また、係合片の先端部が細くなっているため、モータのフランジ部のネジ穴に 容易に挿入されると共に、該係合片を折り曲げることで係合状態が確実になり、 その操作も簡単になる。
【0011】 以上の作業によりモータの装置本体のフレームへの固定が完了する。
【0012】
【実施例】
本考案の一実施例について図1及び図2に基づいて説明すれば、以下の通りで ある。
【0013】 プリンタやタイプライタ等の記録装置には、印字ヘッドの往復移動や記録紙の 送り等を行うために回転手段であるモータを広く利用されている。このモータは 、装置本体のフレームの適所に固定しておく必要がある。
【0014】 図1は本考案によるモータの固定装置の一実施例を示す図であって、(A)は 上面図、(B)は側面図である。図において、モータ本体1は、モータ自身を固 定するためのフランジ部2a,2bが設けられており、このフランジ部2a,2 bにはそれぞれ固定用のネジ穴3a,3bが形成されている。また、モータ1に は、その中心に回転軸4が突出しており、その周囲に円形の突出したメタル部5 が設けられている。回転軸4には、図示していない装置本体の適所に回転力を伝 達するための伝達手段である歯車(又はプーリあるいはスプリケット等)6が固 定されている。
【0015】 モータ1を固定するためのフレーム本体10は、例えば記録装置本体を構成す る多数の部品を固定するためのものであって、その外周にはキャビネットが固定 される。フレーム10には、モータ1を固定するためもモータ固定フレーム11 が、フレーム本体10に対し90°折り曲げた状態で立設されて設けられている 。このモータ固定フレーム11には、モータ1のメタル部5を挿入するための円 形状の一部が切り欠かれた開口部12が形成されている。また、モータ1の回転 軸5の回転力を他の位置、例えば紙送りのためのローラ軸や印字ヘッドを駆動す る部分へ伝えるために、伝達手段の歯車6と噛合(連結)する歯車(又はプーリ やチーエン)を回転可能に軸支するための固定軸13等が設けられている。
【0016】 さらに、モータ固定フレーム11は、モータ11を固定するために、一方のフ ランジ部2aを挟持する切り起こし部14が形成されている。切り起こし部14 は、フレーム10の一部をモータ固定フレーム11と同じように90°折り曲げ られ、モータ11のフランジ部2aの厚さにほぼ一致する程度の隙間dを固定フ レーム11との間で形成するように設けられている。この切り起こし部14は、 モータ固定フレーム11と同様に本体フレーム10にて折り曲げて形成されてい るため、モータ固定フレーム11に隣接して多少ずれた位置に形成される。この 切り起こし部14とモータ固定フレーム11とでフランジ部2aの挟持部を構成 している。
【0017】 また、モータ固定フレーム11には、モータ1の他のフランジ部2bに形成さ れている固定用のネジ穴3bに対応して、該ネジ穴3bに係合するための係合片 を構成する爪15が形成されている。この爪15は、図に示すようにモータ固定 フレーム11にU字形状の切り込みにより形成され、これをモータ1のフランジ 部2の厚さ以上の隙間が形成されるように折り曲げられており、上記ネジ穴3b 側に変形可能に設けれている。
【0018】 以上のように構成されたモータ固定装置において、図2に示すようにモータ1 がモータ固定フレーム11に固定される。その手順は、まず図1においてモータ 1の突出したメタル部5を、モータ固定フレーム11に形成せれた開口部12に 挿入し嵌め込む。この時、モータ1の両フランジ部2a,2bが切り起こし部1 4及び爪15に邪魔されないように図1(B)において、フランジ部2a,2b 間の軸5を結ぶ直線が水平状態になるようにしてメタル部5を開口部12に嵌め 込む。
【0019】 続いてメタル部5を開口部12に嵌め込んだ状態で、モータ1本体を図中時計 方向に回すことで、フランジ部2a側が、モータ固定フレーム11の折り曲げ端 部16に係止され、それ以上の回転が規制される。この状態は図2(A)に示す 通り、折り曲げ部16にフランジ部2aが係止され、該モータ固定フレーム11 の折り曲げ端部16が位置決め部を構成する。
【0020】 モータ1本体の回転が規制された状態において、他のフランジ部2bがモータ 固定フレーム11の爪15の位置に対向することになる。つまり、爪11はモー タ1本体が位置決められた状態において、他のフランジ部2bの位置が決まるた め、その位置に対応して形成されている。
【0021】 以上の状態において、モータ1のフランジ部2bのネジ孔3bが、爪15と対 応しているため、この爪15をネジ穴3b側へ押し込むように変形させる。その ため、爪15の自由端である先端部が、ネジ穴3bに嵌まり込み係合される。こ れにより、モータ1がその位置に固定される。
【0022】 ここで、モータ1のフランジ部2aが、モータ固定フレーム11の折り曲げ端 部16に係止することで、モータの位置決めが行われることになる。そのため、 爪15により係合し固定すれば、モータ1が図中時計方向に回転することでモー タ本体もその方向に回転する力が作用することから、上記係止部にてそれ以上の 回転が記載され、固定状態を助長することになる。また、モータ1が反時計方向 に回転するのであれば、係止位置を逆にするように設計すればよい。
【0023】 また、図3は本考案の他の固定装置の実施態様を示すもので、特にモータ1の フランジ部2bに設けたネジ穴3bと係合する爪15の形状に特徴がある。この 爪15は、自由端である先端部の形状が細くなるようにテーパ形状に形成してい る。そのため、爪15の先端部とネジ穴3bとの係合がより確実になり固定状態 をより安定させることが可能となる。しかも、固定後においては、爪15のモー タ固定フレーム11との根元部分が幅広くなるため強度も増す。
【0024】 なお、本考案のモータの固定装置は、記録装置以外にも適用でき、要するにモ ータを駆動源として利用する装置に全て適用できるとこは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案におけるモータの固定装置の一例を示す
ものであって、(A)は上面図(B)は側面図
【図2】本考案のモータ固定装置によるモータの固定状
態を示す図であって、(A)上面図、(B)は側面図
【図3】本考案の他のモータ固定装置にかかる側面図
【図4】従来のモータ固定装置の外観を示す展開斜視図
【符号の説明】
1 モータ 2(2a,2b) フランジ部 3(3b) ネジ穴 10 フレーム本体 11 モータ固定フレーム 14 切り起こし部 15 爪

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体のフレームにモータを固定するた
    めの装置において、 上記モータの固定用の一方のフランジ部を挟持し位置決
    めるための挟持部と、該モータの固定用の他のフランジ
    部に形成されたネジ穴に対応して形成され該ネジ穴に係
    合するように変形可能になした係合片と、を上記フレー
    ム側に設けたことを特徴とするモータの固定装置。
  2. 【請求項2】上記係合片は、先端部が細くなるようにテ
    ーパ形状に形成したことを特徴とする請求項1記載のモ
    ータの固定装置。
JP5357192U 1992-07-30 1992-07-30 モータの固定装置 Pending JPH0617350U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5357192U JPH0617350U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 モータの固定装置

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JP5357192U JPH0617350U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 モータの固定装置

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JPH0617350U true JPH0617350U (ja) 1994-03-04

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ID=12946525

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JP5357192U Pending JPH0617350U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 モータの固定装置

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JP (1) JPH0617350U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006243533A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Funai Electric Co Ltd レーザビームプリンタ装置
JP2011095654A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Fuji Xerox Co Ltd 回転力発生装置の固定構造および画像形成装置
JP2013006288A (ja) * 2011-06-22 2013-01-10 Fujitsu Component Ltd サーマルプリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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