JPH06173390A - プレキャストコンクリート柱の接続方法 - Google Patents
プレキャストコンクリート柱の接続方法Info
- Publication number
- JPH06173390A JPH06173390A JP35810192A JP35810192A JPH06173390A JP H06173390 A JPH06173390 A JP H06173390A JP 35810192 A JP35810192 A JP 35810192A JP 35810192 A JP35810192 A JP 35810192A JP H06173390 A JPH06173390 A JP H06173390A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- precast concrete
- concrete column
- column
- sheath
- columns
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数階のプレキャストコンクリート柱を容易
にプレストレスを導入して接続することができる方法の
提供。 【構成】 上下階のプレキャストコンクリート柱1,2
を筒状の中空体に形成し、その中空部5,11に配設し
たPC鋼材6,12でプレストレスを導入して、プレキ
ャストコンクリート柱1,2を一体的に接続する。 【効果】 プレキャストコンクリート柱の重量が軽減さ
れ、その運搬、吊り込み等の作業が容易。プレキャスト
コンクリート柱にシースを埋設する必要がなく、仕事が
容易。現場での型枠工、鉄筋工が不要。
にプレストレスを導入して接続することができる方法の
提供。 【構成】 上下階のプレキャストコンクリート柱1,2
を筒状の中空体に形成し、その中空部5,11に配設し
たPC鋼材6,12でプレストレスを導入して、プレキ
ャストコンクリート柱1,2を一体的に接続する。 【効果】 プレキャストコンクリート柱の重量が軽減さ
れ、その運搬、吊り込み等の作業が容易。プレキャスト
コンクリート柱にシースを埋設する必要がなく、仕事が
容易。現場での型枠工、鉄筋工が不要。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレキャストコンクリ
ート柱を接続する方法に関するものである。
ート柱を接続する方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、プレストレスを導入して複数階のプ
レキプレキャストコンクリート柱を一体的に接続する場
合は、プレキャストコンクリート柱のコンクリート内に
予め、シースを埋設し、このシースに挿通したPC鋼材
でプレストレスを導入しているが、この従来法では、接
続されるプレキャストコンクリート柱のシースの埋設位
置に許容範囲以上の誤差があると施工ができなくなるた
め、シースの埋設位置に厳しい精度が要求され、仕事が
難しかった。
レキプレキャストコンクリート柱を一体的に接続する場
合は、プレキャストコンクリート柱のコンクリート内に
予め、シースを埋設し、このシースに挿通したPC鋼材
でプレストレスを導入しているが、この従来法では、接
続されるプレキャストコンクリート柱のシースの埋設位
置に許容範囲以上の誤差があると施工ができなくなるた
め、シースの埋設位置に厳しい精度が要求され、仕事が
難しかった。
【0003】
【発明の目的】本発明の目的は、前記従来法の難点を解
消し、複数階のプレキプレキャストコンクリート柱を容
易にプレストレスを導入して接続することができる方法
を提供することにある。
消し、複数階のプレキプレキャストコンクリート柱を容
易にプレストレスを導入して接続することができる方法
を提供することにある。
【0004】
【発明の構成】本発明のプレキャストコンクリート柱の
接続方法の構成上の特徴は、プレキャストコンクリート
柱を筒状の中空体に形成し、その中空部に配設したPC
鋼材でプレストレスを導入して、複数階のプレキャスト
コンクリート柱を一体的に接続する点にある。
接続方法の構成上の特徴は、プレキャストコンクリート
柱を筒状の中空体に形成し、その中空部に配設したPC
鋼材でプレストレスを導入して、複数階のプレキャスト
コンクリート柱を一体的に接続する点にある。
【0005】
【図面による説明】本発明の実施態様の説明図である図
1において、1,2はプレキャストコンクリート柱であ
り、これらは筒状に形成され、その断面形状は任意であ
る。
1において、1,2はプレキャストコンクリート柱であ
り、これらは筒状に形成され、その断面形状は任意であ
る。
【0006】3は基礎、4は基礎3に定着されたPC鋼
材であり、基礎3上にプレキャストコンクリート柱1を
樹立したときに、基礎3から上方に突出するPC鋼材4
の先端部がプレキャストコンクリート柱1の中空部5に
入るようになっている。
材であり、基礎3上にプレキャストコンクリート柱1を
樹立したときに、基礎3から上方に突出するPC鋼材4
の先端部がプレキャストコンクリート柱1の中空部5に
入るようになっている。
【0007】プレキャストコンクリート柱1を基礎3上
に吊り込んでから、中空部5にプレキャストコンクリー
ト柱1の長さにほぼ等しい長さのPC鋼材6を入れて、
その下端をPC鋼材4の先端に接続するとともに、PC
鋼材6が挿通されるシース7を落とし込み、このシース
7の上端部の位置を適宜の治具で確保した状態で、中空
部5にコンクリート8を打設する。
に吊り込んでから、中空部5にプレキャストコンクリー
ト柱1の長さにほぼ等しい長さのPC鋼材6を入れて、
その下端をPC鋼材4の先端に接続するとともに、PC
鋼材6が挿通されるシース7を落とし込み、このシース
7の上端部の位置を適宜の治具で確保した状態で、中空
部5にコンクリート8を打設する。
【0008】前述の作業と併行してプレキャストコンク
リート梁9の架設と床10の施工を行い、これが終わっ
た段階でプレキャストコンクリート柱1の上にプレキャ
ストコンクリート柱2を建て込み、その中空部11にP
C鋼材12とシース13を入れ、PC鋼材6,12とシ
ース7,13をそれぞれ接続し(図1の状態)、それか
ら、中空部11にコンクリートを充填する。
リート梁9の架設と床10の施工を行い、これが終わっ
た段階でプレキャストコンクリート柱1の上にプレキャ
ストコンクリート柱2を建て込み、その中空部11にP
C鋼材12とシース13を入れ、PC鋼材6,12とシ
ース7,13をそれぞれ接続し(図1の状態)、それか
ら、中空部11にコンクリートを充填する。
【0009】なお、図示しないが、プレキャストコンク
リート梁9は、端部を、プレキャストコンクリート柱1
に形成した凹部に入れるか、あるいは、プレキャストコ
ンクリート柱1に取り付けた支持ブラケットもしくはプ
レキャストコンクリート柱1に形成した凸部に載せて架
設する。
リート梁9は、端部を、プレキャストコンクリート柱1
に形成した凹部に入れるか、あるいは、プレキャストコ
ンクリート柱1に取り付けた支持ブラケットもしくはプ
レキャストコンクリート柱1に形成した凸部に載せて架
設する。
【0010】建築物が3階以上の場合は、さらに、同様
の作業を繰り返した後、PC鋼材を緊張し、プレストレ
スを導入して、各階の柱を一体的に接続する。
の作業を繰り返した後、PC鋼材を緊張し、プレストレ
スを導入して、各階の柱を一体的に接続する。
【0011】
【発明の効果】本発明のプレキャストコンクリート柱の
接続方法は、以上のようなものであるから、次のような
諸効果が期待できる。すなわち、プレキャストコンクリ
ート柱の重量が軽減され、その運搬、吊り込み等の作業
が容易である。従来法のようにプレキャストコンクリー
ト柱に予め、シースを埋設する必要がなく、仕事が容易
である。現場での柱の型枠工、鉄筋工が不要である。
接続方法は、以上のようなものであるから、次のような
諸効果が期待できる。すなわち、プレキャストコンクリ
ート柱の重量が軽減され、その運搬、吊り込み等の作業
が容易である。従来法のようにプレキャストコンクリー
ト柱に予め、シースを埋設する必要がなく、仕事が容易
である。現場での柱の型枠工、鉄筋工が不要である。
【図1】本発明の実施態様の説明図である。
1,2:プレキャストコンクリート柱、3:基礎、4:
PC鋼材、5:中空部、6:PC鋼材、7:シース、
8:コンクリート、9:プレキャストコンクリート梁、
10:床、11:中空部、12:PC鋼材、13:シー
ス。
PC鋼材、5:中空部、6:PC鋼材、7:シース、
8:コンクリート、9:プレキャストコンクリート梁、
10:床、11:中空部、12:PC鋼材、13:シー
ス。
Claims (1)
- 【請求項1】 プレキャストコンクリート柱を筒状の中
空体に形成し、その中空部に配設したPC鋼材でプレス
トレスを導入して、複数階のプレキャストコンクリート
柱を一体的に接続することを特徴とするプレキャストコ
ンクリート柱の接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35810192A JPH06173390A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | プレキャストコンクリート柱の接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35810192A JPH06173390A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | プレキャストコンクリート柱の接続方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06173390A true JPH06173390A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18457550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35810192A Pending JPH06173390A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | プレキャストコンクリート柱の接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06173390A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008240390A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Toray Kensetsu Kk | 内部にpc鋼線を有する鉛直部材を用いた鉄筋コンクリート構造物の建造方法 |
-
1992
- 1992-12-09 JP JP35810192A patent/JPH06173390A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008240390A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Toray Kensetsu Kk | 内部にpc鋼線を有する鉛直部材を用いた鉄筋コンクリート構造物の建造方法 |
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