JPH0617328A - 練条機の如き紡績機械の流入側でケンスを移送する装置 - Google Patents
練条機の如き紡績機械の流入側でケンスを移送する装置Info
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- JPH0617328A JPH0617328A JP5071584A JP7158493A JPH0617328A JP H0617328 A JPH0617328 A JP H0617328A JP 5071584 A JP5071584 A JP 5071584A JP 7158493 A JP7158493 A JP 7158493A JP H0617328 A JPH0617328 A JP H0617328A
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- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H9/00—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
- D01H9/18—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
- D01H9/185—Transporting cans
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- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単であって、繊維スライバのダブリ
ングを改良することができるケンス移送装置の提供 【構成】 流入側に充填されたケンス４を準備位置１
８，２１から作業位置１９，２２へ移送し、処理済みの
空のケンス２を作業位置１９，２２から搬出位置２０，
２３へ移送する手段が設けられているケンス移送装置に
おいて、作業位置１９，２２にあるケンスが少なくとも
１列に配置されており、準備位置１８，２１にある充填
されたケンス４と搬出位置２０，２３にある空のケンス
２が、作業位置１９，２２にあるケンスに関してそれぞ
れ同一の側に配置されている。
ングを改良することができるケンス移送装置の提供 【構成】 流入側に充填されたケンス４を準備位置１
８，２１から作業位置１９，２２へ移送し、処理済みの
空のケンス２を作業位置１９，２２から搬出位置２０，
２３へ移送する手段が設けられているケンス移送装置に
おいて、作業位置１９，２２にあるケンスが少なくとも
１列に配置されており、準備位置１８，２１にある充填
されたケンス４と搬出位置２０，２３にある空のケンス
２が、作業位置１９，２２にあるケンスに関してそれぞ
れ同一の側に配置されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、紡績機械、例えば練条
機の流入側でケンスを移送する装置に関するものであっ
て、装置の流入側には充填されたケンスを準備位置から
作業位置へ移送し、処理済みの空のケンスを作業位置か
ら搬出位置へ移送する手段が設けられており、作業位置
にあるケンスは少なくとも１列に配置されており、ケン
スからスライバが紡績機械へ移送されるケンスを移送す
る装置に関する。
機の流入側でケンスを移送する装置に関するものであっ
て、装置の流入側には充填されたケンスを準備位置から
作業位置へ移送し、処理済みの空のケンスを作業位置か
ら搬出位置へ移送する手段が設けられており、作業位置
にあるケンスは少なくとも１列に配置されており、ケン
スからスライバが紡績機械へ移送されるケンスを移送す
る装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】フイードテーブルを備えた練条機におい
て、パッケージ支持体（ケンス）をある位置から他の位
置へスイス特許明細書ＣＨ−ＰＳ３８９４６１から知ら
れた装置を用いて移送することができる。この装置には
横方向移送装置が設けられており、この横方向移送装置
は１列に配置された多数のパッケージ支持体をある位置
から他の位置へ同時に移送する。さらに、縦方向移送装
置が設けられており、この縦方向移送装置はフイードテ
ーブルの長手軸内でパッケージ支持体を移動させる。こ
れは装置として構造が複雑である。さらに、ケンスを線
形に移動する公知の装置において繊維スライバのダブリ
ングは挿入されるケンスの順序によって定められないし
は決定される。これは、順序が既知であって、かつそれ
を維持しなければならないので、欠点となる。
て、パッケージ支持体（ケンス）をある位置から他の位
置へスイス特許明細書ＣＨ−ＰＳ３８９４６１から知ら
れた装置を用いて移送することができる。この装置には
横方向移送装置が設けられており、この横方向移送装置
は１列に配置された多数のパッケージ支持体をある位置
から他の位置へ同時に移送する。さらに、縦方向移送装
置が設けられており、この縦方向移送装置はフイードテ
ーブルの長手軸内でパッケージ支持体を移動させる。こ
れは装置として構造が複雑である。さらに、ケンスを線
形に移動する公知の装置において繊維スライバのダブリ
ングは挿入されるケンスの順序によって定められないし
は決定される。これは、順序が既知であって、かつそれ
を維持しなければならないので、欠点となる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】それに対して本発明の
課題は、上述の欠点を除去し、特に装置と構造が簡単
で、繊維スライバのダブリングに関して改良することの
できる冒頭で述べた種類の装置を提供することである。
課題は、上述の欠点を除去し、特に装置と構造が簡単
で、繊維スライバのダブリングに関して改良することの
できる冒頭で述べた種類の装置を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項１に
記載の特徴によって解決される。
記載の特徴によって解決される。
【０００５】
【作用】充填されたケンスと空のケンスを作業位置にあ
るケンスに関して同一の側に配置することによって、装
置として実用的なそれぞれの格子変形例が実現される。
他の利点は、充填されたケンスと空のケンスに同一の側
から接近することが可能であることによって得られ、そ
れによって練条機の流入側から、および流入側へのケン
スの移送自動化が著しく簡略化される。さらに、公知の
装置とは異なり、本発明によれば送られて来るケンスの
順序に注意しなくても済む。というのはそれぞれのケン
ス載置箇所に直接アクセスすることができるからであっ
て、それによって繊維スライバのそれぞれ所望のタブリ
ングを実施することが可能になる。
るケンスに関して同一の側に配置することによって、装
置として実用的なそれぞれの格子変形例が実現される。
他の利点は、充填されたケンスと空のケンスに同一の側
から接近することが可能であることによって得られ、そ
れによって練条機の流入側から、および流入側へのケン
スの移送自動化が著しく簡略化される。さらに、公知の
装置とは異なり、本発明によれば送られて来るケンスの
順序に注意しなくても済む。というのはそれぞれのケン
ス載置箇所に直接アクセスすることができるからであっ
て、それによって繊維スライバのそれぞれ所望のタブリ
ングを実施することが可能になる。
【０００６】好ましくは準備位置にあるケンスと搬出位
置にあるケンスは互いに並べて１列に配置されている。
好ましくは充填されたケンスと空のケンスを移送装置へ
供給し、かつ移送装置から搬出する装置、例えば移送キ
ャリッジが設けられる。好ましくは作業位置にあるケン
スを有する列と準備および搬出位置にあるケンスを有す
る列とが互いに平行に整合される。好ましくは準備位置
と搬出位置にあるケンスが交互に並べて配置される。好
ましくは準備位置、作業位置および搬出位置にあるケン
スが練条機のフイードテーブル、フイード台、スイード
格子などの長手軸の方向に配置されている。好ましくは
準備位置、作業位置および搬出位置にあるケンスはフイ
ードテーブルの長手軸の方向に対してある角度で配置さ
れている。それによって作業位置にあるケンスと練条機
へ繊維スライバを供給する供給側との距離が接近する。
好ましくは作業位置にあるケンスが１列に配置され、そ
の列は準備位置および搬出位置にあるケンスの列に対し
て平行に延びており、平行の方向がフイードテーブルの
長手軸の方向に対してある角度を形成する。好ましくは
作業位置にあるケンスはそれぞれ関連する充填されたケ
ンスおよび空のケンスに関して変位して配置されてい
る。
置にあるケンスは互いに並べて１列に配置されている。
好ましくは充填されたケンスと空のケンスを移送装置へ
供給し、かつ移送装置から搬出する装置、例えば移送キ
ャリッジが設けられる。好ましくは作業位置にあるケン
スを有する列と準備および搬出位置にあるケンスを有す
る列とが互いに平行に整合される。好ましくは準備位置
と搬出位置にあるケンスが交互に並べて配置される。好
ましくは準備位置、作業位置および搬出位置にあるケン
スが練条機のフイードテーブル、フイード台、スイード
格子などの長手軸の方向に配置されている。好ましくは
準備位置、作業位置および搬出位置にあるケンスはフイ
ードテーブルの長手軸の方向に対してある角度で配置さ
れている。それによって作業位置にあるケンスと練条機
へ繊維スライバを供給する供給側との距離が接近する。
好ましくは作業位置にあるケンスが１列に配置され、そ
の列は準備位置および搬出位置にあるケンスの列に対し
て平行に延びており、平行の方向がフイードテーブルの
長手軸の方向に対してある角度を形成する。好ましくは
作業位置にあるケンスはそれぞれ関連する充填されたケ
ンスおよび空のケンスに関して変位して配置されてい
る。
【０００７】好ましくは準備位置から作業位置を介して
搬出位置への移送（ケンス交換）は、円形の軌跡で行わ
れる。好ましくは流入側に２つおよびそれ以上の回転ケ
ンス交換機が設けられる。構造的にはケンスを線形に移
送するよりも回転するように移送する方が簡単に実現で
きる。駆動モータの回転運動は方向変換なしで回転ケン
ス交換機の回転クロス部を駆動するために直接利用され
る。好ましくはフイードテーブル、フイード台、フイー
ド格子などに設けられた回転ケンス交換機は少なくとも
１列に並べて配置される。好ましくは各準備位置の上流
に充填されたケンス用の流入緩衝部が設けられる。好ま
しくは各搬出位置の下流に空のケンス用の排出緩衝部が
設けられる。他の好ましい実施例によれば、２列のフイ
ード格子が設けられ、その場合に作業位置にあるケンス
を有する２つの列が互いに向き合って内側に配置され、
準備位置および搬出位置にあるケンスを有する２つの列
が外側に配置される。
搬出位置への移送（ケンス交換）は、円形の軌跡で行わ
れる。好ましくは流入側に２つおよびそれ以上の回転ケ
ンス交換機が設けられる。構造的にはケンスを線形に移
送するよりも回転するように移送する方が簡単に実現で
きる。駆動モータの回転運動は方向変換なしで回転ケン
ス交換機の回転クロス部を駆動するために直接利用され
る。好ましくはフイードテーブル、フイード台、フイー
ド格子などに設けられた回転ケンス交換機は少なくとも
１列に並べて配置される。好ましくは各準備位置の上流
に充填されたケンス用の流入緩衝部が設けられる。好ま
しくは各搬出位置の下流に空のケンス用の排出緩衝部が
設けられる。他の好ましい実施例によれば、２列のフイ
ード格子が設けられ、その場合に作業位置にあるケンス
を有する２つの列が互いに向き合って内側に配置され、
準備位置および搬出位置にあるケンスを有する２つの列
が外側に配置される。
【０００８】本発明によれば、練条機の流入側で回転に
よって自動化に適した練条格子が実現される。本発明装
置においては、後方のケンスは充填されずに、練条機の
方へ引き出される。多数の個別回転交換機を組み合わせ
ることによって、それぞれ所望のダブリングと実際にそ
れぞれの格子変形例が実現される。個別回転交換機の駆
動は、それぞれ個別回転交換機につき１つのモータによ
って行われる。好ましくは適当な機械的力伝達手段を有
する中央駆動装置を設けることも可能である。好ましく
は各引渡し／受け取り場所に直接接近することができ
る。それによって移送キャリッジ内の順序を考慮せず
に、あるいは一時衝撃部から直接それぞれ所望のミキシ
ングを実現することができる。さらに、機械的な変更な
しでブロック交換も自由な（ワイルドな）交換も可能で
ある。他の利点は、各場所の前段に任意の長さ（容量＝
１からｎ個のケンス）の流入緩衝部を設けることができ
ることである。流入緩衝部は構造的にクッションを形成
するように然るべく形成することによって、場合によっ
ては通過方向の変更の可能性をもって、通過緩衝部とし
て利用することもできる。
よって自動化に適した練条格子が実現される。本発明装
置においては、後方のケンスは充填されずに、練条機の
方へ引き出される。多数の個別回転交換機を組み合わせ
ることによって、それぞれ所望のダブリングと実際にそ
れぞれの格子変形例が実現される。個別回転交換機の駆
動は、それぞれ個別回転交換機につき１つのモータによ
って行われる。好ましくは適当な機械的力伝達手段を有
する中央駆動装置を設けることも可能である。好ましく
は各引渡し／受け取り場所に直接接近することができ
る。それによって移送キャリッジ内の順序を考慮せず
に、あるいは一時衝撃部から直接それぞれ所望のミキシ
ングを実現することができる。さらに、機械的な変更な
しでブロック交換も自由な（ワイルドな）交換も可能で
ある。他の利点は、各場所の前段に任意の長さ（容量＝
１からｎ個のケンス）の流入緩衝部を設けることができ
ることである。流入緩衝部は構造的にクッションを形成
するように然るべく形成することによって、場合によっ
ては通過方向の変更の可能性をもって、通過緩衝部とし
て利用することもできる。
【０００９】
【実施例】以下、図面に示す実施例を用いて本発明を詳
細に説明する。図１には１列に配置された多数のケンス
１が概略図示されており、これらケンスの排出側におい
てはフイーダロール（ケンスストック）によって、カー
ドの排出側の作業位置に移動した繊維スライバがパッケ
ージ支持体、いわゆるケンス内に供給される。カード１
におけるケンス３は図１の図示によれば半分充填されて
いる。ケンス３が完全に充填された後に（その時のケン
スはいっぱいのケンスとして参照符号４を有する）、ケ
ンスは移送装置５に引き渡されて、この移送装置によっ
てカード１から練条機７の流入側６へ移送される。
細に説明する。図１には１列に配置された多数のケンス
１が概略図示されており、これらケンスの排出側におい
てはフイーダロール（ケンスストック）によって、カー
ドの排出側の作業位置に移動した繊維スライバがパッケ
ージ支持体、いわゆるケンス内に供給される。カード１
におけるケンス３は図１の図示によれば半分充填されて
いる。ケンス３が完全に充填された後に（その時のケン
スはいっぱいのケンスとして参照符号４を有する）、ケ
ンスは移送装置５に引き渡されて、この移送装置によっ
てカード１から練条機７の流入側６へ移送される。
【００１０】移送装置５、例えば移送キャリッジの形状
のガイドなしの移送ワゴンは１つあるいは多数のケンス
を収容する収容面を有し、かつガイド路８に沿って走行
することができる。そのために移送装置５には駆動可能
な駆動装置が設けられており、この駆動装置は図面には
不図示の制御装置によって駆動される。移送装置５はさ
らに方向変換装置を有し、この方向変換装置は図面には
不図示であって、この方向変換装置によってケンスが移
送装置５から、かつ移送装置へ方向変換される。
のガイドなしの移送ワゴンは１つあるいは多数のケンス
を収容する収容面を有し、かつガイド路８に沿って走行
することができる。そのために移送装置５には駆動可能
な駆動装置が設けられており、この駆動装置は図面には
不図示の制御装置によって駆動される。移送装置５はさ
らに方向変換装置を有し、この方向変換装置は図面には
不図示であって、この方向変換装置によってケンスが移
送装置５から、かつ移送装置へ方向変換される。
【００１１】まず、充填されたケンス４をカード１の作
業位置１０から作業位置１１へ移送しなければならな
い。これは例えばＤＥ−ＯＳ２９４８０７８から知られ
た、線形の移動を行う交換装置によって行うことができ
る。いっぱいのケンス４はその後カード１の引渡し箇所
１３において方向変換装置によって移送キャリッジ５へ
引き渡される。次に移送キャリッジ５は練条機７の流入
側の領域、例えば引渡し箇所１５へ移動する。
業位置１０から作業位置１１へ移送しなければならな
い。これは例えばＤＥ−ＯＳ２９４８０７８から知られ
た、線形の移動を行う交換装置によって行うことができ
る。いっぱいのケンス４はその後カード１の引渡し箇所
１３において方向変換装置によって移送キャリッジ５へ
引き渡される。次に移送キャリッジ５は練条機７の流入
側の領域、例えば引渡し箇所１５へ移動する。
【００１２】練条機７の流入側６の領域には２つのフイ
ードテーブル１６，１７（フイード台１６ａを有する、
図３を参照）が配置されており、フイードテーブルには
それぞれ準備位置１８と２１、作業位置１９と２２およ
び搬出位置２０と２３が設けられている。図示の実施例
においてはフイードテーブル１６，１７は作業位置１
９，２２において列に配置されたそれぞれ３つのケンス
３を収容するように形成されている。フイードテーブル
１６，１７の作業位置１９，２２の間には操作通路２４
が配置されている。
ードテーブル１６，１７（フイード台１６ａを有する、
図３を参照）が配置されており、フイードテーブルには
それぞれ準備位置１８と２１、作業位置１９と２２およ
び搬出位置２０と２３が設けられている。図示の実施例
においてはフイードテーブル１６，１７は作業位置１
９，２２において列に配置されたそれぞれ３つのケンス
３を収容するように形成されている。フイードテーブル
１６，１７の作業位置１９，２２の間には操作通路２４
が配置されている。
【００１３】例えばフイードテーブル１７のケンスを準
備位置２１から矢印Ａに示すように作業位置２２へ、あ
るいは作業位置２２から矢印Ｂに示すように搬出位置２
３へ引き渡すことができるようにするために、図２
（Ａ），図２（Ｂ）に示すような回転移送装置が設けら
れている。
備位置２１から矢印Ａに示すように作業位置２２へ、あ
るいは作業位置２２から矢印Ｂに示すように搬出位置２
３へ引き渡すことができるようにするために、図２
（Ａ），図２（Ｂ）に示すような回転移送装置が設けら
れている。
【００１４】フイードテーブル１６，１７の領域の引渡
し箇所１４，２４において空のケンス２が搬出位置２
０，２３から移送キャリッジ５上へ置き換えられる。そ
のためにまた移送キャリッジ５に設けられた置き換え装
置が使用される。空のケンス２はそれから移送キャリッ
ジ５によって例えばカード１に設けられた引渡し箇所１
２へ移動され、続いて準備位置９へ引き渡される。
し箇所１４，２４において空のケンス２が搬出位置２
０，２３から移送キャリッジ５上へ置き換えられる。そ
のためにまた移送キャリッジ５に設けられた置き換え装
置が使用される。空のケンス２はそれから移送キャリッ
ジ５によって例えばカード１に設けられた引渡し箇所１
２へ移動され、続いて準備位置９へ引き渡される。
【００１５】流入側６の作業位置１９，２２にあるケン
ス３から繊維スライバが１つあるいは複数の練条機７へ
流入し、練条機の排出側２６ではダブリングされ、練条
された繊維スライバが、作業位置に待機しているケンス
２７ａ，２７ｂ内へ装入される。
ス３から繊維スライバが１つあるいは複数の練条機７へ
流入し、練条機の排出側２６ではダブリングされ、練条
された繊維スライバが、作業位置に待機しているケンス
２７ａ，２７ｂ内へ装入される。
【００１６】移送キャリッジ５の活動は優先コンピュー
タによって制御される。優先コンピュータは移送キャリ
ッジ５の制御装置に該当する移送課題を実施するための
命令、すなわちいっぱいあるいは空のケンス４ないし２
を準備位置９，１８，２１へ供給し、あるいはケンスを
カード１と練条機７に設けられている搬出位置１１，２
０から搬出する命令を与える。
タによって制御される。優先コンピュータは移送キャリ
ッジ５の制御装置に該当する移送課題を実施するための
命令、すなわちいっぱいあるいは空のケンス４ないし２
を準備位置９，１８，２１へ供給し、あるいはケンスを
カード１と練条機７に設けられている搬出位置１１，２
０から搬出する命令を与える。
【００１７】優先コンピュータは練条機７の流入側６に
配置された第１の信号発生器と接続されており、第１の
信号発生器は流入側６において作業位置１９，２２にあ
るケンス３がいつ作業終了になったかを前もって報告す
る。
配置された第１の信号発生器と接続されており、第１の
信号発生器は流入側６において作業位置１９，２２にあ
るケンス３がいつ作業終了になったかを前もって報告す
る。
【００１８】流入側６の準備位置１８，２１と搬出位置
２０，２３に、ケンスの存在を検出するセンサが設けら
れている。このセンサも優先コンピュータと接続されて
いる。センサはフォトインタラプタあるいは接点などと
することができる。
２０，２３に、ケンスの存在を検出するセンサが設けら
れている。このセンサも優先コンピュータと接続されて
いる。センサはフォトインタラプタあるいは接点などと
することができる。
【００１９】カード１の排出側の領域には他の信号発生
器が設けられており、この信号発生器は、作業位置１０
にあるケンス３がいつ満たされるかを前もって表示す
る。ケンス１の信号発生器は原則的には練条機７の信号
発生器と同様に形成される。さらにカード１の準備位置
９には、準備のできたケンスの存在を表示するセンサが
設けられている。センサはフォトインタラプタあるいは
接点などとすることができる。カード１の信号発生器と
センサも同様に優先コンピュータと接続されている。
器が設けられており、この信号発生器は、作業位置１０
にあるケンス３がいつ満たされるかを前もって表示す
る。ケンス１の信号発生器は原則的には練条機７の信号
発生器と同様に形成される。さらにカード１の準備位置
９には、準備のできたケンスの存在を表示するセンサが
設けられている。センサはフォトインタラプタあるいは
接点などとすることができる。カード１の信号発生器と
センサも同様に優先コンピュータと接続されている。
【００２０】図２（Ａ），図２（Ｂ）によれば、ケンス
を移送する装置２８において、それぞれケンス２，３４
を検出する３本のアーム２９ａ，２９ｂ，２９ｃを有す
る駆動される回転クロス部２９が設けられている。ケン
ス２，３，４を移送するために回転クロス部２９は円形
矢印Ｃで示す方向に回転され、それによってケンス２，
３，４も同様に同じ方向に移動される。
を移送する装置２８において、それぞれケンス２，３４
を検出する３本のアーム２９ａ，２９ｂ，２９ｃを有す
る駆動される回転クロス部２９が設けられている。ケン
ス２，３，４を移送するために回転クロス部２９は円形
矢印Ｃで示す方向に回転され、それによってケンス２，
３，４も同様に同じ方向に移動される。
【００２１】図３においては１列の格子（フイードテー
ブル）に設けられた本発明装置が図示されている。３つ
の回転ケンス交換機２８が一列に並べて配置されてい
る。符号１６ａはフイード台を示す。フイード台の代わ
りに積極的に駆動される供給テーブルを使用することも
できる。
ブル）に設けられた本発明装置が図示されている。３つ
の回転ケンス交換機２８が一列に並べて配置されてい
る。符号１６ａはフイード台を示す。フイード台の代わ
りに積極的に駆動される供給テーブルを使用することも
できる。
【００２２】図４（１列の格子）によれば、いっぱいの
ケンス４が準備位置において、空のケンス２が搬出位置
において、それぞれ作業位置のケンス３に関して同一の
側に配置されている。
ケンス４が準備位置において、空のケンス２が搬出位置
において、それぞれ作業位置のケンス３に関して同一の
側に配置されている。
【００２３】図５においては２列の格子に設けられた装
置が図示されており、２列の格子においては２つのフイ
ードテーブル１６，１７が互いに平行に配置されてお
り、その下流にいわゆる２ヘッド練条機を配置すること
ができる。準備位置２０，２３にあるいっぱいのケンス
４と搬出位置１８，２１にある空のケンス２は作業位置
１９，２２にあるケンス３に関してそれぞれ同一の側に
配置されている。ケンス２とケンス４はそれぞれ１列に
並べて配置されている。矢印ＤとＥは、繊維スライバが
ケンス３から練条機７へ移送される方向を示している。
置が図示されており、２列の格子においては２つのフイ
ードテーブル１６，１７が互いに平行に配置されてお
り、その下流にいわゆる２ヘッド練条機を配置すること
ができる。準備位置２０，２３にあるいっぱいのケンス
４と搬出位置１８，２１にある空のケンス２は作業位置
１９，２２にあるケンス３に関してそれぞれ同一の側に
配置されている。ケンス２とケンス４はそれぞれ１列に
並べて配置されている。矢印ＤとＥは、繊維スライバが
ケンス３から練条機７へ移送される方向を示している。
【００２４】図６によれば、Ｔ字状の格子配置が設けら
れている。繊維スライバはケンス３からまず練条機方向
に対して垂直に移送され（矢印Ｆ′，Ｆ″）、それから
９０°方向変換されて、その後練条機方向（矢印Ｇ）へ
移送される。
れている。繊維スライバはケンス３からまず練条機方向
に対して垂直に移送され（矢印Ｆ′，Ｆ″）、それから
９０°方向変換されて、その後練条機方向（矢印Ｇ）へ
移送される。
【００２５】図７によれば、各回転ケンス交換機２８の
上流に、いっぱいのケンス４のための流入緩衝部３０ａ
と、空のケンス２のためには下流に排出緩衝部３０ｂが
設けられている。
上流に、いっぱいのケンス４のための流入緩衝部３０ａ
と、空のケンス２のためには下流に排出緩衝部３０ｂが
設けられている。
【００２６】図８によれば２列の練条機格子に回転ケン
ス交換機がＵ字状に設けられており、各格子列の各ヘッ
ド端部には装置２８が９０°回動されて配置されてい
る。
ス交換機がＵ字状に設けられており、各格子列の各ヘッ
ド端部には装置２８が９０°回動されて配置されてい
る。
【００２７】図９によれば作業位置のケンス３は、準備
位置および搬出位置のケンス２，４の列に対して平行に
延びる列に配置されており、両ケンス列の方向はフイー
ドテーブルの長手軸の方向に対して角度αを形成する。
位置および搬出位置のケンス２，４の列に対して平行に
延びる列に配置されており、両ケンス列の方向はフイー
ドテーブルの長手軸の方向に対して角度αを形成する。
【００２８】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば簡単な構造のケンス移送装置が提供される。
によれば簡単な構造のケンス移送装置が提供される。
【図１】本発明装置を備えた練条機の上面図であって、
練条機は移送装置によってカードと接続されている。
練条機は移送装置によってカードと接続されている。
【図２】図２（Ａ）と図２（Ｂ）はケンスを移送（交
換）する装置の上面図ないし側面図である。
換）する装置の上面図ないし側面図である。
【図３】１列の練条機格子に設けた装置の斜視図であ
る。
る。
【図４】１例の練条機格子に設けた装置の上面図であ
る。
る。
【図５】２列の練条機格子に設けた装置の上面図であ
る。
る。
【図６】Ｔ字状の格子配置に設けた装置の上面図であ
る。
る。
【図７】流入および流出緩衝部を有する装置の上面図で
ある。
ある。
【図８】Ｕ字状の格子配置に設けた装置の上面図であ
る。
る。
【図９】２列の練条機格子に設けた装置の上面図であっ
て、ケンス列はフイードテーブルの長手軸に対してある
角度を形成している。
て、ケンス列はフイードテーブルの長手軸に対してある
角度を形成している。
２…空のケンス ３…半分充填されているケンス ４…いっぱいに充填されているケンス ５…移送キャリッジ ７…練条機 １８，２１…準備位置 １９，２２…作業位置 ２０，２３…搬出位置 ２８…回転ケンス交換機 ３０ａ…流入緩衝部 ３０ｂ…排出緩衝部
Claims (15)
- 【請求項１】 練条機の如き紡績機械の流入側でケンス
を移送する装置であって、装置の流入側には充填された
ケンスを準備位置から作業位置へ移送し、処理済みの空
のケンスを作業位置から搬出位置へ移送する手段が設け
られ、作業位置においてケンスは少なくとも１列に配置
されており、ケンスから繊維スライバが紡績機械へ移送
される、ケンスを移送する装置において、 準備位置（１８，２１）にある充填されたケンス（４）
と搬出位置（２０，２３）にある空のケンス（２）が作
業位置（１９，２２）にあるケンス（３）に関してそれ
ぞれ同一の側に配置されていることを特徴とするケンス
を移送する装置。 - 【請求項２】 準備位置（１８，２１）にあるケンス
（４）と搬出位置（２０，２３）にあるケンス（２）が
１列に並べて配置されていることを特徴とする請求項１
に記載の装置。 - 【請求項３】 充填されたケンス（４）と空のケンス
（２）を供給および移送装置へ供給し、かつその装置か
ら搬出する移送キャリッジ（５）の如き装置が設けられ
ていることを特徴とする請求項１あるいは２に記載の装
置。 - 【請求項４】 作業位置（１９，２２）にあるケンス
（３）を有する列と、準備および搬出位置（２０，２
３）にあるケンス（４ないし２）を有する列が互いに平
行に整合されていることを特徴とする請求項１から３ま
でのいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項５】 準備位置（１８，２１）と搬出位置（２
０，２３）にあるケンス（４ないし２）が交互に並べて
配置されていることを特徴とする請求項１から４までの
いずれか１項に記載の装置。 - 【請求項６】 準備位置、作業位置および搬出位置にあ
るケンス（２，３，４）が練条機（７）のフィードテー
ブル、フイード台、フィード格子（１６，１７）などの
長手軸の方向に配置されていることを特徴とする請求項
１から５までのいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項７】 準備位置、作業位置および搬出位置にあ
るケンス（２，３，４）がフイードテーブル（１６，１
７，１６ａ）の長手軸の方向に対してある角度で配置さ
れていることを特徴とする請求項１から６までのいずれ
か１項に記載の装置。 - 【請求項８】 作業位置（１９，２２）にあるケンス
（３）が１列に配置されており、その列が準備位置（１
８，２１）および搬出位置（２０，２３）にあるケンス
（２ないし４）の列に対して平行に延びており、ケンス
列の方向がフイードテーブル（１６，１７，１６ａ）の
長手軸の方向に対してある角度を形成することを特徴と
する請求項１から７までのいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項９】 作業位置にあるケンス（３）が、それぞ
れ関連する充填されたケンスおよび空のケンス（２ない
し４）に関して変位して配置されていることを特徴とす
る請求項１から８までのいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項１０】 準備位置（１８，２１）から作業位置
（１９，２２）を介して搬出位置（２０，２３）への移
送（ケンス交換）が円形の軌跡（Ａ，Ｂ）で行われるこ
とを特徴とする請求項１から９までのいずれか１項に記
載の装置。 - 【請求項１１】 練条機（７）の流入側（６）に２つお
よびそれ以上の回転ケンス交換機（２８）が設けられて
いることを特徴とする請求項１から１０までのいずれか
１項に記載の装置。 - 【請求項１２】 フイードテーブル、フイード台、フイ
ード格子（１６，１７）などに設けられている回転ケン
ス交換機（２８）が少なくとも１列に互いに並べて配置
されていることを特徴とする請求項１から１１までのい
ずれか１項に記載の装置。 - 【請求項１３】 各準備位置（１８，２１）の上流に、
充填されたケンス（４）用の流入緩衝部（３０ａ）が配
置されていることを特徴とする請求項１から１２までの
いずれか１項に記載の装置。 - 【請求項１４】 各搬出位置（２０，２３）の下流に、
空のケンス（２）用の排出緩衝部（３０ｂ）が設けられ
ていることを特徴とする請求項１から１３までのいずれ
か１項に記載の装置。 - 【請求項１５】 ２列のフイード格子（１６，１７）が
設けられており、作業位置（１９，２２）にあるケンス
（３）を有する２つの列が互いに向き合って内側に配置
され、準備位置（１８，２１）と搬出位置（２０，２
３）にあるケンス（４ないし２）を有する２つの列が外
側に配置されていることを特徴とする請求項１から１４
までのいずれか１項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4212165A DE4212165A1 (de) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | Vorrichtung zum Fördern von Kannen auf der Einlaufseite von Spinnereimaschinen, z. B. Strecken |
| DE4212165:5 | 1992-04-10 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617328A true JPH0617328A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=6456606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5071584A Pending JPH0617328A (ja) | 1992-04-10 | 1993-03-30 | 練条機の如き紡績機械の流入側でケンスを移送する装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5396682A (ja) |
| JP (1) | JPH0617328A (ja) |
| CH (1) | CH686831A5 (ja) |
| DE (1) | DE4212165A1 (ja) |
| GB (1) | GB2266320B (ja) |
| IT (1) | IT1272153B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110331483A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-10-15 | 武汉裕大华纺织服装集团有限公司 | 一种全流程智能纺纱生产线 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19819376A1 (de) * | 1998-04-30 | 1999-11-04 | Rieter Ingolstadt Spinnerei | Verfahren und Vorrichtung zum Zuführen und Abstellen von Kannen |
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| JPH0663146B2 (ja) * | 1985-10-25 | 1994-08-17 | 豊和工業株式会社 | 連続紡績装置 |
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| DE4015377C2 (de) * | 1990-05-14 | 2002-08-14 | Truetzschler Gmbh & Co Kg | Vorrichtung zum Transport mindestens einer Kanne zwischen einer faserbandabliefernden Spinnereimaschine, z. B. Karde und einer faserbandgespeisten Spinnereimaschine, z. B. Strecke |
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-
1992
- 1992-04-10 DE DE4212165A patent/DE4212165A1/de not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-03-26 IT ITMI930586A patent/IT1272153B/it active IP Right Grant
- 1993-03-30 JP JP5071584A patent/JPH0617328A/ja active Pending
- 1993-04-01 US US08/041,451 patent/US5396682A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-04-01 CH CH01002/93A patent/CH686831A5/de not_active IP Right Cessation
- 1993-04-08 GB GB9307437A patent/GB2266320B/en not_active Expired - Fee Related
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| CN110331483A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-10-15 | 武汉裕大华纺织服装集团有限公司 | 一种全流程智能纺纱生产线 |
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|---|---|
| IT1272153B (it) | 1997-06-11 |
| GB2266320B (en) | 1996-01-03 |
| GB9307437D0 (en) | 1993-06-02 |
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| DE4212165A1 (de) | 1993-10-14 |
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