JPH06173146A - 丸編機における巻取部の駆動装置 - Google Patents

丸編機における巻取部の駆動装置

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JPH06173146A
JPH06173146A JP4351754A JP35175492A JPH06173146A JP H06173146 A JPH06173146 A JP H06173146A JP 4351754 A JP4351754 A JP 4351754A JP 35175492 A JP35175492 A JP 35175492A JP H06173146 A JPH06173146 A JP H06173146A
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JP
Japan
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knitted fabric
roller
motor
winding
drive
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JP4351754A
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English (en)
Inventor
Takao Shibata
隆夫 柴田
Kozo Taniguchi
耕造 谷口
Toshio Noguchi
利雄 野口
Koji Tsuchiya
幸司 土屋
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Fukuhara Seiki Seisakusho
FUKUHARA SEIKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
Fukuhara Seiki Seisakusho
FUKUHARA SEIKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Priority to EP93116325A priority patent/EP0591988A1/en
Priority to EP93119684A priority patent/EP0622486A1/en
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/88Take-up or draw-off devices for knitting products

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 編機および機械1回転当りの生産量に応じ
て、編地テンションを自在に調整する。 【構成】 巻取部(3)の回転に伴って編地を強制的
に送り出す少なくとも2本の編地送出ローラ(11,1
2,13;110,111,112)と、編地送出ロー
ラによって送り出された編地を巻き取る巻取ローラ(1
4;92)を設ける。そのうち少なくとも1本は編地駆
動送出ローラ(11;111)である。この編地駆動送
出ローラを回転させるため、モータ(16;114)を
含む動力伝達機構が設けられている。さらに、前記編地
送出ローラを支持するスイングアーム(15,32;1
17,132)と、このスイングアームの動きを検出す
る検出手段(28;118)が設けられている。この検
出手段で検出された情報が前記モータにフィードバック
される。したがって、編地テンションが変動しても、こ
のモータ制御により、一定の編地テンションで巻取るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、丸編機において編地を
巻取るための巻取部の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に丸編機では、公知のように編成部
によって編成された円筒状の編地は、編成部の下側に配
設された2本または3本の送出ローラにより送り出さ
れ、次ぎにその下側に配設された巻取りローラで偏平状
に巻取られる。上記の連動機構においては、巻取部の回
転力が巻取部フレームに取り付けられた動力伝達諸機構
を介して送出ローラ、更には巻取ロールを回転させる。
動力伝達機構としては、図15に示すように、巻取部の
回転に伴って回転するベベルギヤ80、およびチェーン
機構81、ベルトによる可変速プーリ機構82、ベベル
ギヤ機構83、ウオームギヤ機構84がある(例えば、
特開昭61−174456号参照)。送出ローラ85,
86,87中、この連動機構において直接に駆動される
のは1本の特定の送出ローラ(以下駆動送出ローラとい
う)であって、残りの1本または2本の被動送出ローラ
は駆動送出ローラ85に付設されたギヤ88によって回
転される。駆動送出ローラ85の回転は、チェーン機構
89を介して2本の平行な編地ロールローラ(通称、フ
リクションローラ)90,91を回転させる。フリクシ
ョンローラの回転はフリクションローラに接触している
巻取ローラ92上の編地ロール93を回転させる。
【0003】前記駆動送出ローラの別の駆動形態とし
て、一連の前記連動機構(80ないし84)を取り除い
て、図10に示すように、巻取部フレーム113にモー
タ114が取り付けられているものがある。モータの駆
動はギヤによる減速機構115を介して送出ローラ11
1を駆動させることにより、編地がこの駆動送出ローラ
により送り出され、次ぎにその下側に配設された巻取ロ
ーラで偏平状に巻取られるようにしている。このモータ
114以後の連動機構については前者の巻取部と同様で
ある。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】上記従来技術において
は、編組織、使用糸、度目、等により編幅および機械1
回転当りの生産量が異なり、編地の増加に伴って実質的
に編地のテンションが変化するため生産量に合わせて巻
取量を決定し、その後、目視によって修正していた。
【0005】本発明は、上記従来技術の欠点を解決する
ために行われたものであって、その目的とするところ
は、編地テンションを電気信号で検知し、この検知信号
を前記駆動送出ローラ連動機構におけるモータにフィー
ドバックさせて一定の編地テンションで巻取る駆動装置
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明における巻取部の駆動装置は、特許請求の範囲の各請
求項に記載された構成を有する。
【0007】
【作用】本発明によれば、巻取部がシリンダーと同期回
転し、編地駆動送出ローラにより他の被動送出ローラを
回転させて編地が引き下げられ、巻取ローラに巻き取ら
れる。編地駆動送出ローラはスイングアームによって支
持され、このスイングアームの動きが検出手段によって
検出される。検出された情報は前記モータにフィードバ
ックされる。したがって、編地テンションが変動して
も、このモータ制御により、一定の編地テンションで巻
取ることができる。また、本発明の好ましい実施態様に
よれば、編地駆動送出ローラおよび/又は巻取ローラに
モータを内蔵させることにより諸動力伝達機構を簡素化
することができる。
【0008】
【実施例】以下、添付の図面に基づき本発明の実施例を
説明する。図1において、本発明の第1実施例によれ
ば、複数個のレッグ1によって支持されたベッド2の上
方に編成部(図示せず)が設置されている。ベッド2の
下方には巻取部3が設置されている。
【0009】ベッド2内には回転可能なギヤリング4が
収容されており、このギヤリング4の底面に取り付けら
れた2本の連結棒5,5を介して、フレーム6,7がギ
ヤリング4と同速的に回転可能である。フレーム6,7
を有する巻取部3は、各レッグ1の下側に取り付けられ
たクロスメンバー8のベアリングボックス9上で回転可
能に支持されている。
【0010】巻取部3では、編成部から編み出された編
地10が、幅出し装置(図示せず)を介して3本の送出
ローラ11,12,13により送り出され、続いて巻取
部3の中央部に配置された巻取ローラ14によりその所
要長さが巻き取られる。この巻取部3の駆動機構および
その関連部分を図2ないし図5に基づいて詳細に説明す
る。巻取部の上部には、フレーム6の内側に設けられた
第1スイングアーム15が、図2に示すように板状体で
あり、本発明の特徴部分であるアウトロータ型DCモー
タ16を内蔵した駆動送出ローラ11を軸心として揺動
する。
【0011】図3に示すように、アウトロータ型DCモ
ータ16(例えば、伊東電気株式会社の製造)は、モー
タ17と減速機構18で構成されている。このアウトロ
ータ型DCモータ16は、駆動送出ローラ11と同軸的
に取り付けられてあり、この出力軸19が軸受け20に
固定されている。したがって、出力軸19は回転せず、
アウトロータ型DCモータ16と共に駆動送出ローラ1
1が回転するのである。モータの軸受端面にはスパーギ
ヤ21がネジ22によって取り付けられている。このス
パーギヤ21はモータ側と対称位置のローラ端面に取り
付けることも可能である。アウトロータ型DCモータ1
8は、他の送出ローラ12にも装置することが可能であ
る。
【0012】このスパーギヤ21が他の送出ローラ1
2,13に同様に設けられているスパーギヤ23,24
と噛合している。その結果、駆動送出ローラ11の運動
は他の送出ローラ12,13にも伝達され、これらのロ
ーラの間を編地が強制的に送り出されるのである。送出
ローラ11,12,13間の接触を一時的に解除すると
きは、解除レバー25を立てればよい。
【0013】前記第1スイングアーム15は、駆動送出
ローラ11と共働する送出ローラ12、13を横方向に
移動可能なるように方形の軸受け26,27で保持され
ている。第1スイングアーム15は、編地10に異常な
張力が生じると、駆動送出ローラ11を軸心として送出
ローラ12,13が上方に持ち上げられるので、編地に
張力が掛からなくなる。第1スイングアーム15の自由
端部の下方には、近接センサー28が取り付けられてあ
り、第1スイングアーム15の自由端部の移動距離を検
出する。この近接センサー28は、フレーム6に取り付
けられたブロック29を介してプレート30に取り付け
られている。ブロック29の上部には板バネ31が取り
付けられてあり、第1スイングアーム15の自由端部を
支えている。
【0014】前記近接スイッチ28の代わりにロードセ
ル(図示せず)を取り付けることも可能である。ロード
セルはブラケットなどを介して巻取フレーム6に取り付
けるようにする。そして編地テンションが減少したとき
は、第1スイングアーム15がロードセルを圧縮し、こ
のときの歪量を電気信号に変え、この電気信号をモータ
にフィードバックさせて、一定の編地テンションが得る
ように、常に編地テンションを自動的に監視する。
【0015】前記駆動送出ローラ11の他端には第2ス
イングアーム32(図1参照)が取り付けられており、
駆動送出ローラ11を軸心として第1スイングアーム1
5と同様に移動する。第2スイングアーム32は、第1
スイングアーム15と同じく板状体であり駆動送出ロー
ラ11と共働する送出ローラ12,13を保持してい
る。第2スイングアーム32の自由端部は前記第1スイ
ングアーム15と同様に別の板バネ31によって支えら
れている。
【0016】編地は、編組織、使用糸、度目、等により
編幅および機械1回転当りの生産量が異なるので、編地
の増加に伴って実質的に編地テンションが変化する。例
えば、編地テンションが弱くなった場合、送出ローラ1
2,13に入る前で編地が緩み、これに伴って、巻取ロ
ーラ14上で編地を巻取るテンションが弱くなると共に
編み幅にも変化が生ずる。このような編地テンションの
変化に対して編地を巻取る巻取ローラ14には、図2,
図4に示すように、本発明の別の特徴部分である編地ロ
ール回転用ローラ33が巻取ローラ14と平行に、か
つ、回動可能に設けられている。
【0017】この編地ロール回転用ローラ33は、前記
駆動送出ローラ11と同様にアウトロータ型DCモータ
16を内蔵し、常時、編地ローラ14上の編地ロールと
接触して編地ロールを回転させるようになっている。編
地ロール回転用ローラ33の軸端部は、回転しないよう
に第1回動アーム35に固定されている。第1回動アー
ム35はブラケット36を介してフレーム6に取り付け
られている。ブラケット36の下端部と第1回動アーム
35の先端部との間には、巻取ローラ14上の編地ロー
ルを取り出したときに、編地ロール回転用ローラ33が
急激に落下しないようにするためにステイ アブゾーバ
(stay absorber)37が取り付けられている。
【0018】前記編地ロール回転用ローラ33の他端
は、図5に示すように第2回動アーム38がブラケット
39を介してフレーム7に取り付けられている。
【0019】図6は駆動送出ローラ11のモータ、編地
ロール回転用ローラ33のモータおよび近接センサー2
8に電気を供給するためのベアリングボックス9に収容
された給電装置40の一部断面部分を示す拡大断面図で
ある。
【0020】給電装置40は、ロータリー接触通電が行
われる。主として、回転体のコンタクトリング41と、
固定端子のカーボンブラシ42と、垂直軸43から構成
されている。給電装置40は、給電装置の外側に設けら
れている筒状ボックス44に収容されている。この給電
装置40は、筒状ボックス44の下端部とネジ45で取
り付けている。筒状ボックス44自体は、ネジ46によ
ってフレーム6,7と一体のベアリングボックス9のカ
バー47に取り付けられている。垂直軸43には、配線
48が通されてあり、この垂直軸の下端部にロールピン
49が取り付けられている。ロールピン49は、カバー
50の長穴51に噛み合わされ、垂直軸43が回転しな
いようになっている。したがって、編機の回転時には、
巻取部と共にコンタクトリング41が回転する。コンタ
クトリング41は、スリップリングとインターバルリン
グが交互に配されてあり、カーボンブラシ42を介して
配線52から各モータおよび近接スイッチに接続されて
いる。
【0021】図7は、本発明における巻取部の編地テン
ションの変動を制御する制御方法を示した回路ブロック
図である。同図において、編機がスタートすると、モー
タコントロール63に入力信号が送られる。この入力信
号に伴って、モータ61を駆動するICが働くと同時
に、モータ61のホールセンサー信号がモータコントロ
ール63へフィードバックされる。一方、近接センサー
28は第1スイングアーム15の動きによって編地テン
ションの変動を検出する。この近接センサー28で検出
した編地テンション信号は、コントローラ回路62のボ
リュームVR1で編地テンションを最初に設定した基準
値と比較されてPWM(パルス幅変調)コントローラ6
4への出力を決定する。この基準値と比較された偏差値
は、PWMコントローラ64へ出力される。PWMコン
トローラ64では、ボリュームVR1の基準値と比較さ
れた偏差値と、前記モータからのホールセンサー信号と
を比較し、PWM制御が行われる。
【0022】PWM制御が行われた電力は、三相全波フ
ルブリッジ60を介して、編地テンションが緩んだ時、
ボリュームVR1で編地テンションを最初に設定した基
準値に達するまでモータ61を早く回転させるように印
加し、また、編地テンションがボリュームVR1で設定
した基準値をオーバーした時、基準値に達するまでゆっ
くりモータ61を回転させるように印加する。これによ
って、常に一定の編地テンションが得られるのである。
なお、編地ロール回転用ローラ33を駆動するモータ
は、一定のトルクでもって回転させ、常に一定の編地テ
ンションで巻取ローラ14上に巻き付けるようにする。
【0023】図8は、上述した巻取ローラ14上の編地
ロールを回転させる編地ロール回転用ローラ70をチェ
ーン機構で回転させる別の第2駆動伝達方法を示す。同
図において、駆動送出ローラ71の回転は、駆動送出ロ
ーラの同軸上にあって、フレーム6の内側に有するスパ
ーギヤ72と噛合しているスパーギヤ73のその外側に
設けられたスプロケットホイール74を回転させる。ス
プロケットホイール74の回転は、チェーンを介してス
プロケットホイール75を回転させる。このチェーンの
外側には、チェーンと噛合しているスプロケットホイー
ル76を回転させ、編地ロール回転用ローラ70を回転
させる。編地ロール回転用ローラ70の回転は、巻取ロ
ーラ14上の編地ロールを回転させつつ、編地10が巻
取られるのである。
【0024】編地ロール回転用ローラ70の軸端部は、
巻取ローラ上の編地径が大きくなるにしたがって上下方
向に移動可能なるようにチェーンと平行な長孔78がフ
レーム6に設けられている。この場合、送出ローラ7
1,12,13の間を強制的に送り出される編地は、予
め編地テンションの緩みを考慮して、編地ロール回転用
ローラ70の回転をやや早目に回転するように速度比を
設定している。
【0025】また、巻取ローラの別の第3駆動伝達方法
は、図10に示す従来の駆動機構を参照して説明する
と、チェーン機構で2本の編地ロール回転用ローラ(通
称、フリクションローラ)90,91を介して巻取ロー
ラ92上の編地ロール93を回転させて編地を巻き取る
構成についても、予め編地テンションの緩みを考慮し
て、フリクションロール90,91の回転をやや早めに
速度比を設定している。
【0026】図9は、図2に示す近接センサーの代わり
に他の別の検出手段の構成を示したものである。スイン
グアーム100には、編地送出ロール11,12,13
が支持されていると共に、一端がボルトなどで固定され
ている。この固定部分101に接続されている狭い部分
102には、ストレンゲージ(straingauge)103が上
下に取り付けられている。編地テンションが変動したと
きは、スイングアーム100の自由端部の動きによりス
トレンゲージ103の一方が圧縮され、このときの歪量
を電気信号に変えてモータにフィードバックさせる。
【0027】以下、本発明の第2実施例を図10ないし
図14について説明する。図10ないし図14は、編地
送出ローラ110,111,112を回転させる第4動
力伝達機構及び編地送出ローラの支持手段を示す。前述
した第1実施例の第1ないし第3動力伝達機構と異なる
ところは、巻取部フレームに取り付けられた周知のモー
タ駆動によって減速機構を介し編地送出ローラを回転さ
せていることである。前述したのと同じ構成部品につい
ては、同符号を記す。
【0028】図10,図12において、巻取部フレーム
113の内側には周知の方法でモータ114が取り付け
られている。このモータ114の駆動により減速機構1
15を介して送出ローラの中央にある駆動送出ローラ1
11が回転する。駆動送出ローラ111に取り付けられ
ているスパーギア21(図14)が、他の送出ローラ1
10,112にも同様に設けられているスパーギア2
3,24と噛合している。その結果、駆動送出ローラ1
11の運動は他の送出ローラ110,112にも伝達さ
れ、これらのローラの間を編地が強制的に送り出される
のである。送出ローラ110,111,112間の接触
を一時的に解除するときは、解除レバー116を倒せば
よい。
【0029】駆動送出ローラ111は、図12に示すよ
うに、巻取部フレーム113の内側に設けられた第3ス
イングアーム117に回転可能に支持されている。この
第3スイングアーム117は固定部分117aと、自由
端部117bと、固定部分と自由端部を接続する狭い部
分117cからなる板状体である。固定部分117a
は、ボルトなどにより巻取部フレーム113に固定され
ている。狭い部分117cにはストレンゲージ118が
上下に配されている。前記駆動送出ローラ111の他端
には第4スイングアーム132(図14参照)が取り付
けられており、第3スイングアーム117と同様に固定
部分と、自由端部と、固定部分と自由端部を連結する狭
い部分とからなる板状体である。
【0030】駆動送出ローラ111と共働する送出ロー
ラ110,112は、第3スイングアーム117の内側
に回転可能に支持している第1可動アーム119,12
0が配されている。第1可動アーム119,120は、
前記第3スイングアーム117に固定されたピン12
1,121を支点として左右方向に回動可能である。第
1可動アーム119,120の上端部にはピン122,
122を介してバネ123が取り付けられている。バネ
123は、送出ローラ110,112を、駆動送出ロー
ラ111側へ、常時接触させるために内側方向に引っ張
るように配されている。編地送出ローラ110,112
の他端には第2可動アーム129,130が取り付けら
れており、第1可動アーム119,120と同様に左右
方向へ回動可能である。第2回動アーム129,130
は、第1可動アーム119,120と同じ板状体であ
り、駆動送出ローラ111と共働する編地送出ローラ1
10,112を保持している。
【0031】上記第1可動アーム119,120;13
0,131の上部には、ローラ接触解除機構124が配
されている。ローラ接触解除機構124は、スライドキ
ー125と、スライドキーを案内するガイドプレート1
26と、レバー127とハンドル116とからなる。ス
ライドキー125は、ガイドプレート126のキー溝と
ブロック間を上下方向に移動可能である。スライドキー
125の上端部には、レバー127が取り付けられてお
り、レバーの他端がパイプ128に固着されている。パ
イプ128にはハンドル116が取り付けられており、
巻取部フレーム113,129間を連結するステーボル
トの外側を回転自在である。今、ハンドル116を矢方
向へ倒すと、レバー127を介してスライドキー125
がバネ123に抗して下げられる。下げられたスライド
キー125のクサビ部は、第1,第2可動アーム11
9,120;130,131の傾斜部を押し広げ、これ
によって送出ローラ間の接触が解除されるのである。
【0032】前記第4動力伝達機構には、編地送出ロー
ラ以後の連動機構として、本発明の第1実施例で示した
巻取ローラ14と平行に設けられたモータを内蔵した編
地ロール回転用ローラ33の構成を付設することもでき
る。また、前記第4動力伝達機構には、編地送出ローラ
以後の連動機構として、図15に示す従来のチェーン機
構で2本の編地ロール回転用ローラ(通称、フリクショ
ンローラ90,91)を介して巻取ローラ92上の編地
ロール93を回転させて編地を巻き取る構成を付設する
こともできる。
【0033】第4動力伝達機構の制御方法は、基本的に
は図7の回路ブロック図に示したものとほぼ同様であ
る。
【0034】また、図示しないが、編地駆動送出ローラ
および/または巻取ローラを回転させる動力伝達機構に
おけるモータが編成部本体の外部に設けられている従来
型の編機(例えば、特開平3−227436号参照)に
おいても本発明を適用することができる。即ち、前記実
施例と同様にして、編地テンションを検出し、この検出
された情報をこの外部モータにフィードバックして制御
することにより一定の編地テンションを得ることができ
るのである。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、編地テンションを検出
手段で検出して、この検出信号を制御部を介してモータ
にフィードバック制御することにより、常に一定の編地
テンションが得られる。
【0036】さらに第1実施例によれば、駆動送出ロー
ラにモータを内蔵したことにより、巻取部の諸動力伝達
機構を簡素化することができる。従来の装置では、従来
技術の欄に記載した如く複雑な構成となっていたのに比
べると、本発明の構成では大幅に簡素化されている。
【0037】また、本発明の第2実施例によれば、巻取
部フレームに装置されたモータ駆動により減速機構を介
して編地送出ローラを運動させるので、本発明の第1実
施例の構成に比べやや劣るが前記従来技術に比べれば諸
動力伝達機構を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す巻取部の立面図である。
【図2】図1の2矢視を示す巻取部の側面図である。
【図3】図3は駆動送出ローラの一部断面部分を示す拡
大断面図である。
【図4】図2の4矢視を示す編地ロール回転用ローラの
側面図である。
【図5】図4の編地ロール回転用ローラの対称位置を示
す側面図である。
【図6】給電装置の一部断面部分を示す拡大断面図であ
る。
【図7】本発明における巻取部の編地テンションの変動
を制御する制御方法を示した回路ブロック図である。
【図8】巻取ローラの第2駆動伝達方法を示す巻取部の
立面図である。
【図9】ストレンゲージを用いた検出手段を示す。
【図10】本発明の第2実施例における巻取部の一部分
の連動機構の一部断面を示す右立面図である。
【図11】図10の11矢視を示す側面図である。
【図12】図10の12矢視を示す側面図である。
【図13】図10の13矢視を示す側面図である。
【図14】本発明の第2実施例の第4動力伝達機構を示
す左平面図である。
【図15】従来の巻取部の駆動機構を示す巻取部の立面
図である。
【符号の説明】
3...巻取部 6,7...巻取部フレーム 11,12,13,71...編地送出ローラ 14,92...巻取ローラ 15...第1スイングアーム 16...アウトロータ型DCモータ 21,23,24...スパーギヤ 28,103・・・検出手段(近接センサー,ストレン
ゲージ,ロードセル) 32...第2スイングアーム 33,70...編地ロール回転用ローラ 40...給電装置 114...モータ 117...第3スイングアーム 119,120...第1可動アーム 124...ローラ接触解除機構 130,131...第2可動アーム 132...第4スイングアーム

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸編機のシリンダー下方で、シリンダー
    と同期回転するように装備された巻取部(3)の駆動装
    置であって、 巻取部(3)の回転に伴って編地を強制的に送り出す少
    なくとも2本の編地送出ローラ(11,12,13;1
    10,111,112)と、 少なくとも1本の編地駆動送出ローラ(11;111)
    と、 編地送出ローラ(11,12,13;110,111,
    112)によって送り出された編地を巻き取る巻取ロー
    ラ(14;92)と、 前記編地駆動送出ローラ(11;111)を回転させ
    る、モータ(16;114)を含む動力伝達機構と、 前記編地送出ローラ(12,13;110,112)を
    支持するスイングアーム(15,32;117,13
    2)と、 このスイングアームの動きを検出する検出手段(28;
    118)と、 この検出手段(28;118)で検出された情報を前記
    モータ(16;114)にフィードバックして制御する
    制御手段と、を有することを特徴とする、丸編機におけ
    る巻取部の駆動装置。
  2. 【請求項2】 編地駆動送出ローラ(11)がモータ
    (16)を内蔵して回動可能である請求項1項記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 編地駆動送出ローラ(111)が、フレ
    ーム(113)に装置されたモータ(114)により減
    速機構(115)を介して駆動する請求項1項記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 巻取ローラ(14,92)が一定トルク
    で回動可能であるモータ(16)を内蔵している請求項
    1ないし3項のいずれかに記載の装置。
  5. 【請求項5】 巻取ローラ(14,92)と平行に設け
    られ、かつ、巻取ローラ上の編地ロールを回転させる編
    地ロール回転用ローラ(33;76;90,91)とを
    有する請求項1項記載の装置。
  6. 【請求項6】 編地ロール回転用ローラ(76)がチェ
    ーン機構により駆動される請求項5項記載の装置。
  7. 【請求項7】 編地ロール回転用ローラ(90,91)
    がベルト機構により駆動される請求項5項記載の装置。
  8. 【請求項8】 編地ロール回転用ローラ(33,90)
    がモータ(16)を内蔵して回動可能である請求項5項
    記載の装置。
  9. 【請求項9】 編地駆動送出ローラ(11;111)を
    回転させる動力伝達機構におけるモータが編成部本体の
    外部に装置されている請求項1項,4ないし8項のいず
    れかに記載の装置。
  10. 【請求項10】 制御手段の検出手段が近接スイッチ
    (28)である請求項1ないし8項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 制御手段の検出手段がロードセルであ
    る請求項1ないし8項に記載の装置。
  12. 【請求項12】 スイングアーム(15,32)の自由
    端部が弾性部材によって支持されている請求項1ないし
    10項のいずれかに記載の装置。
  13. 【請求項13】 スイングアーム(110;117)
    が、固定部分(101;117a)と駆動送出ローラ
    (11,12,13;111)を支持する自由端部(1
    01;117b)を有し、この固定部分(101;11
    7a)と自由端部を連結する連結部(102;117
    c)には自由端部の動きを検出するためのストレンゲー
    ジ(118)を取り付けた請求項1ないし11項のいず
    れかに記載の装置。
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