JPH06172993A - 拡散接合されたスパッタリングターゲット組立体及びその製造方法 - Google Patents

拡散接合されたスパッタリングターゲット組立体及びその製造方法

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JPH06172993A
JPH06172993A JP4351106A JP35110692A JPH06172993A JP H06172993 A JPH06172993 A JP H06172993A JP 4351106 A JP4351106 A JP 4351106A JP 35110692 A JP35110692 A JP 35110692A JP H06172993 A JPH06172993 A JP H06172993A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターゲット材とバッキングプレートのボンデ
ィングにおいて結晶粒径を含めてターゲット材への悪影
響の無い直接接合技術の確立。 【構成】 1000℃未満の融点を有するターゲット材
(例:Al乃至Al合金)1とバッキングプレート2と
をインサート材(例:Ag乃至Ag合金)3を介して固
相拡散接合したスパッタリングターゲット組立体。両者
は固相拡散接合界面4を介して強固にボンディングされ
ている。所定の最終形状のターゲット材と所定の最終形
状のバッキングプレートとを1種以上のインサート材を
間に挿入して真空下で150〜300℃の温度及び1.
0〜20kg/mm2の圧力条件で固相拡散接合させる。10
0%接合率の高い密着性と高い接合強度が得られる。タ
ーゲット材の結晶粒径を250μm以下に押えることが
出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッキングプレートを
有するスパッタリングターゲット組立体に関するもので
あり、特にはアルミニウム乃至アルミニウム合金のよう
な1000℃未満の融点を有するターゲット材を対象と
して、ターゲット材とバッキングプレートとをインサー
ト材を介して固相拡散接合させた、密着性及び接合強度
に優れると共にターゲット材の結晶粒径が250μm以
下であるようなスパッタリングターゲット組立体並びに
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スパッタリングターゲットは、スパッタ
リングにより各種半導体デバイスの電極、ゲート、配
線、素子、保護膜等を基板上に形成するためのスパッタ
リング源となる、通常は円盤状の板である。加速された
粒子がターゲット表面に衝突するとき運動量の交換によ
りターゲットを構成する原子が空間に放出されて対向す
る基板上に堆積する。スパッタリングターゲットとして
は、Al乃至Al合金ターゲット、高融点金属及び合金
(W、Mo、Ti、Ta、Zr、Nb等及びその合金)
ターゲット、高融点シリサイド(MoSiX 、WSix
等)ターゲット等が代表的に使用されており、ターゲッ
トは通常、支持及び冷却目的でバッキングプレートと呼
ばれる裏当材とボンディングした組立体の状態で使用さ
れる。スパッタリング装置にターゲット組立体が取付け
られ、バッキングプレートの裏面が冷却されて動作時タ
ーゲット中で発生する熱を奪い取る。バッキングプレー
トとしては、OFC(無酸素銅)、Cu合金、Al合
金、SUS(ステンレス鋼)若しくはTi乃至Ti合金
等の熱伝導性の良い金属及び合金が使用されている。
【0003】従来、ターゲットとバッキングプレートと
のボンディングには、In若しくはSn合金系等の低融
点ロウ材を用いたロウ付け法が主として採用されてき
た。
【0004】しかしながら、低融点ロウ材を用いたロウ
付け法には、次のような欠点があった: ロウ材の融点がInで158℃そしてSn系合金では
160〜300℃と低いため使用温度が融点近くになる
と接合剪断強度が急激に低下すること、 室温での接合剪断強度がInで1kg/mm2未満でありそ
して比較的強度が高いSn合金系でも2〜4kg/mm2と低
く、しかも低融点ロウ材であるため、使用温度の上昇に
伴って接合剪断強度は急激に低下すること、 ロウ付け法では、ボンディング時のロウ材の凝固収縮
によってターゲットとバッキングプレートとの接合面に
ポア(気孔)が残存し、未接着部のない100%接合率
のボンディングは困難であること。
【0005】そのため、スパッタリング時の投入パワー
が低く制限され、また規定以上のスパッタリングパワー
を負荷された場合若しくは冷却水の管理が不十分な場
合、ターゲットの温度上昇に伴う接合強度の低下若しく
はロウ材の融解によってターゲットの剥離が生じる等の
トラブルが発生した。
【0006】低融点ロウ材に代えて、高融点のロウ材を
用いた場合には、ロウ付け時に高温が必要であるために
ターゲットの品質に悪影響が生じることがあった。
【0007】近時、スパッタリング成膜時のスループッ
トを改善するため益々大きなスパッタリング時投入パワ
ーの採用の傾向にあり、そのために昇温下でも接合強度
を所定水準以上に維持しうるターゲットが強く要望され
ている。
【0008】こうした中で、特開平4−143268号
及び特開平4−143269号は、スパッター材となる
第1の金属部材とその支持部となる第2の金属部材とを
直接或いは第1の金属部材よりも高融点のスペーサを介
して接合して一体化する工程と関与するターゲット及び
ターゲットの製造方法を開示する。一体化する方法とし
ては、特に爆発接合法(爆着法)が主体的に説明され、
その他にもホットプレス法、HIP法、ホットロール法
が使用できると記載されている。例えば、ホットプレス
法を例にとると、第1金属部材(スパッター材)として
Al−1%Siをそして第2金属部材(支持部)として
無酸素銅を例にとり、第1及び第2金属部材を比較的単
純な形状に加工し、両者を温度が300〜550℃、時
間が60分のホットプレスにより接合すると、2μm程
度の拡散層が形成されるとしている。その後、接合され
た第1及び第2金属部材(スパッター材及び支持部)は
それぞれ最終形状に加工される。但し、第1金属部材及
び第2金属部材を所定の形状に加工してから上記爆着法
により接合することもできる旨の記載がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法は、爆着法、ホットプレス法、HIP法及びホット
ロール法という非常に大きな衝撃或いは負荷の下で第1
及び第2金属部材を強圧着するものであり、スパッター
材となる第1金属部材(即ち、ターゲット材)の変形と
それに伴う内部歪みや組織変化並びに表層部の汚染が激
しく、最終寸法形状に仕上げたターゲット材には適用出
来ない。上述したように、第1金属部材及び第2金属部
材を所定の形状に加工してから上記爆着法により接合す
ることもできる旨の記載があるが、ターゲット材の変形
とそれに伴う内部歪みや組織変化並びに表層部の汚染を
回避することは不可能である。
【0010】加えて、上記の方法では、ターゲット材の
結晶粒径が大きくなることが重大な問題である。ターゲ
ット材の結晶粒径が大きくなると、結晶粒や結晶方位が
異なることからターゲット材からのスパッタ量がターゲ
ット材の場所により変動し始め、その結果膜厚がばらつ
き、従って膜特性がばらつくことが近時重要な問題とし
て指摘されている。
【0011】最近では、アルミニウム乃至アルミニウム
合金のような1000℃未満のターゲット材を使用して
半導体デバイスの配線等を作成する例が急増しており、
こうしたターゲット材の多くは非常に高い純度で最終寸
法形状に仕上げた形で供給される。こうした比較的融点
の低いターゲット材程、上記の方法ではターゲット材の
損傷は大きくなり、しかもターゲット材の結晶粒径が大
きくなる。
【0012】本発明の課題は、1000℃未満の融点を
有する最終寸法形状に仕上げたターゲット材に、ターゲ
ット材の結晶粒を抑えつつしかもターゲット材の変形や
変質等の悪影響なく、バッキングプレートに高強度で接
合する技術を開発することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者は、1000℃
未満の融点を有するアルミニウム又はアルミニウム合金
ターゲット材を対象として、ターゲット材の結晶粒成長
を抑え、そしてターゲット材にほとんど変形その他の悪
影響を与えない接合方法を検討した結果、インサート材
を使用して低温での固相拡散接合によりターゲットとバ
ッキングプレートとの間に予想以上に非常に良好なボン
ディングが得られることを見出した。真空中で軽い負荷
の下で固相状態を維持して拡散接合することにより、タ
ーゲット材の変形等を伴うことなく、界面にポア等の未
接着部のない高い密着性と高い接合強度が得られ、しか
も結晶粒の成長は抑制されるのである。
【0014】ここで、「固相拡散結合」とは、ターゲッ
ト材とバッキングプレートの間に1種以上のインサート
材を挿入して、ターゲットとバッキングプレートを溶融
せしめることなく固相状態に維持したまま、軽度の加熱
及び加圧条件下で界面に拡散を生ぜしめてターゲット材
に結晶粒成長を含め悪影響を与えることなく接合をもた
らす方法である。
【0015】この知見に基づいて、本発明は、(1)1
000℃未満の融点を有するターゲット材と、1種以上
のインサート材と、バッキングプレートとを備え、該タ
ーゲット材と該インサート材並びに該インサート材と該
バッキングプレートがそれぞれ固相拡散接合界面を有す
るとともに、該ターゲット材の結晶粒径が250μm以
下であることを特徴とする固相拡散接合スパッタリング
ターゲット組立体、並びに(2)1000℃未満の融点
を有する、所定の最終形状のターゲット材と所定の最終
形状のバッキングプレートとを1種以上のインサート材
を間に挿入して真空下で150〜300℃の温度で固相
拡散接合させることを特徴とするターゲット材の結晶粒
径が250μm以下であることを特徴とする固相拡散接
合スパッタリングターゲット組立体を製造する方法を提
供するものである。ターゲット材の代表例はアルミニウ
ム又はアルミニウム合金である。インサート材の代表例
は銀又は銀合金、銅及び銅合金、ニッケル及びニッケル
合金等である。
【0016】
【作用】ターゲット材とバッキングプレートとをインサ
ート材を挟んで低温で固相拡散接合することにより、タ
ーゲット材の結晶粒成長を抑えて、ターゲットの変質或
いは変形を生じることなく、構成原子が相互に拡散しあ
うことによって高い密着性と高い接合強度が得られ、使
用温度の上昇による接合強度の急激な低下が生ぜず、固
相接合であるために界面にポア等の未接着部のない10
0%接合率の高度に信頼性を有するボンディングが得ら
れる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明に従いターゲット材1とバッ
キングプレート2とインサート材3を介して拡散接合し
たスパッタリングターゲット組立体を示す。両者は固相
拡散接合界面4を介して強固にボンディングされてい
る。しかも、ターゲット材の結晶粒径は250μm以下
である。
【0018】本発明は、1000℃未満の融点を有する
ターゲット材を対象とする。その代表例は、アルミニウ
ム及びAl−Si−Cu、Al−Si、Al−Cu、等
のアルミニウム合金である。その他、Cu、Auのよう
な金属を主成分とする合金ターゲットをも対象とする。
本発明におけるインサート材としては通常、Ag、C
u、Niまたはこれらの合金等が使用されうる。これら
の1種以上を成層して用いることが出来る。
【0019】スパッタリングターゲット組立体の作製に
際して、バッキングプレートとターゲットとをアセトン
のような有機溶媒により脱脂及び洗浄した後、好ましく
は10μm以上の厚さのAg、Cu、Niまたはこれら
の合金のうちの1種以上のインサート材を界面に挿入す
る。インサート材も脱脂及び洗浄しておくことが必要で
ある。インサート材として10μm以上の厚さのものを
使用するのが好ましい理由は、ターゲットとバッキング
プレートとの接合面に残存する機械加工時の数μmの凹
凸に起因するマイクロポアが残るために、接合強度が低
下するからである。インサート材の厚さの上限は、固相
拡散接合をもたらしうるに十分であれば特に指定されな
いが、過度に厚いものは無用である。通常的な箔、薄い
シート等が使用されうる。インサート材の材質として
は、固相拡散接合をもたらすに適度に高い融点と拡散能
の点から、上記の通り、Ag、Cu、Niまたはこれら
の合金が適当である。インサート材を1層以上重ねて使
用してもよい。接合面に酸化物等が存在しないようにす
ることが肝要である。
【0020】ターゲット材とバッキングプレートとイン
サート材との積層体を一般に0.1Torr以下の真空下で
150〜300℃、好ましくは150〜250℃の接合
温度範囲内での一定温度で1.0〜20kg/mm2の加圧
下、好ましくは3〜10kg/mm2に保持し、固相状態で拡
散接合することによりスパッタリングターゲット組立体
が得られる。酸化物の形成を防止するために好ましくは
0.1Torr以下の真空雰囲気中で実施される。適用する
荷重は、接合温度及び対象とする材質により選択され
る。界面を拡散が生じるよう圧接するには最小限1.0
kg/mm2の負荷が必要であり、他方20kg/mm2を超える負
荷ではターゲット材の損傷を招く危険性がある。また、
接合温度を150〜300℃としたのは、150℃未満
では原子の拡散が不十分で、良好な密着性が得られない
ためであり、他方300℃を超えるとターゲット材の結
晶粒成長が起こるためである。更にはターゲット材とバ
ッキングプレートとの熱膨張率の差によりそりが発生し
或いは歪みが生じやすくなり、接合不良となりやすいか
らである。
【0021】こうして得られたスパッタリングターゲッ
ト組立体は、ターゲット材の変形や変質を生じておらず
そして液相を生じない固相拡散接合により100%接合
率の接合界面を有し、高い投入パワーのスパッタリング
装置においてでも良好に使用されうる。しかも、ターゲ
ット材の結晶粒を250μm以下に押えることが出来、
一様なスパッタリングを保証する。ターゲット表面に吸
着した水分及びガス等の低減化を図るために、低融点ロ
ウ材の場合とは違い、使用前にターゲット自体を200
℃前後でベーキングすることも可能である。
【0022】(実施例1及び比較例1)300mm直径
のAl−1%Si−0.5%Cuターゲット及び同寸の
OFC(無酸素銅)製バッキングプレートをアセトンに
より超音波脱脂洗浄した。インサート材は厚さ100μ
mのAg箔を使用した。アセトンによる超音波脱脂洗浄
後、Al−1%Si−0.5%Cuターゲット及びOF
C製バッキングプレート間にインサート材を挿入した。
【0023】Al−1%Si−0.5%Cuターゲッ
ト、Ag箔及びOFC製バッキングプレートの積層材を
5×10-5Torrの真空下で接合温度を250℃そして負
荷を8kg/mm2として拡散接合させた。接合後のターゲッ
トの結晶粒径は150μmであった。
【0024】拡散接合材の直径方向に沿う5つの部位か
ら切り出した試験片の室温での接合剪断強度と従来のS
n−Pb−Ag系低融点ロウ材で同じく接合した同じA
l−1%Si−0.5%Cuターゲット及びOFC(無
酸素銅)製バッキングプレートの積層材の室温での接合
剪断強度とを比較して図2に示す。図3にはこれら接合
材の接合剪断強度の温度依存性を示す。図2及び3に示
されるように、室温での接合剪断強度はSn−Pb−A
g系低融点ロウ材を使用したものは約3kg/mm2である
が、本発明に従う固相拡散接合材では約6kg/mm2と、ほ
ぼ2倍程度高い接合剪断強度を有し、しかも温度依存性
に関してもSn−Pb−Ag系低温ロウ材を使用したも
のはロウ材の融点である180℃近傍では接合剪断強度
はゼロとなるが、本発明固相拡散接合材は200℃以上
では3kg/mm2以上の、250℃でも2kg/mm2の接合剪断
強度を保持している。図4に本発明に従うAl−1%S
i−0.5%Cuターゲット、Ag箔及びOFC製バッ
キングプレートの積層材の接合界面近傍の顕微鏡写真を
示す。
【0025】(実施例2)実施例1と同様にして銅箔及
びニッケル箔をインサート材として使用して固相拡散接
合によりターゲットを作製したところ、同様の効果が達
成された。
【0026】(比較例2)実施例1と同様にして接合温
度のみを350℃として固相拡散接合させたところ、結
晶粒径は400μmとなった。
【0027】
【発明の効果】低温で固相拡散接合するため、 結晶粒の成長が抑制されること、 作製時にターゲット材への損傷がないこと、 接合界面でターゲット材とバッキングプレートとイン
サート材との構成原子が相互に拡散しあうことによって
高い密着性と高い接合強度が得られること、 低融点系ロウ材と比較して使用温度の上昇に伴う接合
強度の急激な低下がないこと、 固相接合であるため、ボンディング時のロウ材の凝固
収縮に伴うポア等の未接着部がなく100%接合率の高
い信頼性を有するボンディングが得られること の結果として、(a)最終仕上したターゲット材をその
損傷を生じること無く直接バッキングプレートに接合で
き、(b)スパッタリングの一様性が保証され、そのた
め 膜厚が一定となり、それにより膜特性が一様とな
り、(c)スパッタリング時の投入パワーを更に大きく
することが可能であり、スパッタリング成膜時のスルー
プットを改善することができ、更には(d)ターゲット
自体を200℃前後でベーキングすることが可能であ
り、ターゲット表面に吸着した水分及びガス等の低減化
を実現するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従いターゲット材とバッキングプレー
トとをインサート材を介して固相拡散接合したスパッタ
リングターゲット組立体の斜視図である。
【図2】実施例1及び比較例1における本発明に従う固
相拡散接合材及びSn−Pb−Ag系低融点ロウ材を使
用した接合材の室温での接合剪断強度を比較して示すグ
ラフである。
【図3】図2の接合材の接合剪断強度の温度依存性を示
すグラフである。
【図4】本発明に従うAl−1%Si−0.5%Cuタ
ーゲット、Ag箔及びOFC製バッキングプレートの積
層材の接合界面近傍の金属組織を示す顕微鏡写真であ
る。
【符号の説明】
1 ターゲット材 2 バッキングプレート 3 インサート材 4 固相拡散接合界面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1000℃未満の融点を有するターゲッ
    ト材と、1種以上のインサート材と、バッキングプレー
    トとを備え、該ターゲット材と該インサート材並びに該
    インサート材と該バッキングプレートがそれぞれ固相拡
    散接合界面を有するとともに、該ターゲット材の結晶粒
    径が250μm以下であることを特徴とする固相拡散接
    合スパッタリングターゲット組立体。
  2. 【請求項2】 ターゲット材がアルミニウム又はアルミ
    ニウム合金である請求項1の固相拡散接合スパッタリン
    グターゲット組立体。
  3. 【請求項3】インサート材が銀又は銀合金である請求項
    1乃至2の固相拡散接合スパッタリングターゲット組立
    体。
  4. 【請求項4】1000℃未満の融点を有する、所定の最
    終形状のターゲット材と所定の最終形状のバッキングプ
    レートとを1種以上のインサート材を間に挿入して真空
    下で150〜300℃の温度で固相拡散接合させること
    を特徴とするターゲット材の結晶粒径が250μm以下
    であることを特徴とする固相拡散接合スパッタリングタ
    ーゲット組立体を製造する方法。
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