JPH06171745A - コンベア・バイパス装置 - Google Patents

コンベア・バイパス装置

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Publication number
JPH06171745A
JPH06171745A JP33025792A JP33025792A JPH06171745A JP H06171745 A JPH06171745 A JP H06171745A JP 33025792 A JP33025792 A JP 33025792A JP 33025792 A JP33025792 A JP 33025792A JP H06171745 A JPH06171745 A JP H06171745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
bypass
conveyor
conveyor device
production line
Prior art date
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Pending
Application number
JP33025792A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Kondo
晴彦 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP33025792A priority Critical patent/JPH06171745A/ja
Publication of JPH06171745A publication Critical patent/JPH06171745A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】生産ラインの一部が故障しても生産ライン全体
を停止させることなくワ−クを搬送し続けることが可能
なコンベア・バイパス装置を提供することにある。 【構成】ワ−ク4…を搬送するコンベア装置1に必要に
応じて組合わされ、ワ−ク4…をバイパス部7に受取っ
て搬送し、ワ−ク4…をコンベア装置1からバイパスさ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばワ−クを各生産
工程に搬送するコンベア装置に必要に応じて組合わされ
るコンベア・バイパス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、生産工程において、突発的・慢
性的に発生する機械故障は、設備の効率化を阻害する大
きな要因になるだけでなく、生産ラインを停止させて生
産ラインに全般的な影響を与える。これは生産工程のラ
イン化の不利な点である。
【0003】このような機械故障に対して、従来までは
設備の信頼性向上、あるいは、修復時間短縮のための保
全性向上などが図られていた。また、ラインの稼働率を
上げるために、数量的・日程的な余裕、いわゆるクッシ
ョンを設けることなどが行われていた。また、セル構造
のラインにおいては、故障箇所だけを交換することが行
われるが、実際にはラインを止めることなく交換作業を
行うことはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来は、
生産ラインのどこかに故障が発生した場合、一度ライン
全体が停止させられる。そして、故障箇所の工程に在っ
たワ−クを退避させて故障箇所の修理が行われる。この
際、トラブル発生箇所以外の箇所が遊んでしまい、さら
に、再びラインを始動させる際には点検や調整等の手間
がかかるので、生産ラインが一旦停止すると生産性が著
しく低下する。
【0005】また、生産ラインの再始動を急ぐと、故障
箇所の徹底的な調査と十分な改善対策を行うことができ
ないため、同様な故障の再発の可能性が高くなる。さら
に、他の同様な設備に対して改善対策を水平展開するこ
とも忘れがちになる。
【0006】本発明の目的とするところは、生産ライン
の一部が故障しても生産ライン全体を停止させることな
くワ−クを搬送し続けることが可能なコンベア・バイパ
ス装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、ワ−クを搬送するコンベア装置
に必要に応じて組合わされ、ワ−クをコンベア装置から
バイパスさせて搬送するコンベア・バイパス装置にあ
る。本発明によれば、生産ラインの一部が故障しても生
産ライン全体を停止させることなくワ−クを搬送し続け
られる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1及び図2に基
づいて説明する。
【0009】図1は本発明の第1実施例を示すもので、
図中の符号1はコンベア装置、2、2はこのコンベア装
置1に沿って配置された作業ロボットである。これらコ
ンベア装置1と作業ロボット2、2とは生産ラインの一
部を構成している。
【0010】コンベア装置1は、コンベアベルト3を走
行させ、コンベアベルト3に載せられたワ−ク4…を所
定方向(この場合は図中の左下から右上)に搬送する。
そして、作業ロボット2、2の近傍に達したワーク4…
に対して、作業ロボット2、2が所定の作業を行う。
【0011】図1中に符号5で示すのはコンベア・バイ
パス装置(以下、バイパス装置と称する)である。この
バイパス装置5は、本体6と、この本体6に備えられた
バイパス部7とを有している。さらに、バイパス装置5
はコンベア装置1に側方から組合わされ、コンベア装置
1のベルト3の上にバイパス部7を位置させる。
【0012】バイパス部7には垂直搬送部7a、7bと
水平搬送部7cとが形成されている。垂直搬送部7a、
7bはコンベア装置1に対して垂直に立上がっており、
水平搬送部7cは両垂直搬送部7a、7bの上端に繋が
っている。
【0013】垂直搬送部7a、7bにはエレベ−タ8
a、8bがそれぞれ備えられており、これらエレベ−タ
8a、8bは自在に昇降する。さらに、水平搬送部7c
には無端走行するバイパスベルト(図示しない)が備え
られており、このバイパスベルトはコンベア装置1のコ
ンベアベルト3と同じ方向に走行する。
【0014】また、バイパス装置5には図示しないイン
タフェ−スやシンクロ装置が組込まれている。インタフ
ェ−スを介してコンベア装置1とバイパス装置5との間
で通信が行われる。また、シンクロ装置によって、水平
搬送部7cのバイパスベルトの走行速度がコンベアベル
ト3の走行速度に応じて調節される。さらに、バイパス
装置5の正面には操作部9が設けられており、この操作
部9を介してバイパス装置1の各部に指令が入力され
る。つぎに、このバイパス装置5の作用を説明する。
【0015】まず、生産ラインの一部に機械故障が発生
すると、作業者がバイパス装置5を保管場所からコンベ
ア装置1へ向って運び、バイパス装置5をコンベア装置
1に組合わせる。バイパス装置5の操作部9が操作さ
れ、バイパス部7が駆動される。作業者が図中に矢印A
で示すように停止したワ−ク4をバイパス装置5へ向け
て動かし、このワ−ク4をバイパス部7の手前側のエレ
ベ−タ8aに載せる。エレベ−タ8aは垂直搬送部7a
に沿って上昇し、矢印Bで示すようにワ−ク4を水平搬
送部7cへ搬送する。
【0016】水平搬送部7cにおいて、ワ−ク4は矢印
Cで示すように水平に搬送され、もう一方のエレベ−タ
8bに載せられる。このエレベ−タ8bは矢印Dで示す
ようにワ−ク4を載せたまま下降し、ワ−ク4をコンベ
アベルト3に戻す。
【0017】ここで、コンベアベルト3とエレベ−タ8
a、8bとの間でのワ−クの移し換えは、例えばロボッ
トハンド等を利用して行われる。また、バイパス装置5
でのワ−クの搬送速度は作業者によって設定される。
【0018】すなわち、上述のようなバイパス装置5を
コンベア装置1に組合わせれば、バイパス部7がコンベ
ア装置1に対して独立にワ−ク4…を搬送するので、生
産ラインの機械故障発生時に、ライン全体を停止させる
ことなく、ワ−ク4…を搬送し続けることができる。さ
らに、ラインの流れの障害となるワ−クを退避させる必
要がなくなる。
【0019】また、ライン全体への影響を考慮する必要
がなくなるので、徹底した故障原因追及と修復・改善を
行うことができる。結果として故障の再発防止の確率が
高まる。さらに、同様な故障に対する対策を、他の設備
に対してもライン稼働中に展開することができるので、
全体として設備の信頼性が高まる。また、セル構造のラ
インに上述のバイパス装置5を組合わせれば、故障した
セルの交換・修復をスム−ズに行うことができる。な
お、コンベア装置5を、ライン稼働中の部分的な点検・
工具交換・段取替え等の際に利用することも可能であ
る。また、不良ワ−クをライン上で一時保留することも
可能である。また、生産ラインの新規立上げ時に使用す
れば、設備納入が遅れている場合等に、とりあえず人手
を利用して試運転を開始することができる。つぎに、本
発明の第2実施例を図2に基づいて説明する。なお、第
1実施例と同様な部分については同一番号を付し、その
説明は省略する。
【0020】図2は本発明の第2実施例を示しており、
図2中の符号11はバイパス装置である。このバイパス
装置11においては、バイパス部12が第1〜第3の三
つの水平搬送部13a〜13cを組合わせており、ワ−
ク4…が一旦水平にバイパスされた後、中間に在る第2
の水平搬送部13bに送られる。第2の水平搬送部13
bはコンベア装置1と平行に延びており、第2の水平搬
送部13bの一部は露出している。そして、この露出し
た部分をワ−ク4…が通過する。
【0021】それぞれの水平搬送部13a〜13cにお
いてワ−ク4…の搬送はバイパスベルト14…(1つの
み図示)によって行われる。そして、ワ−ク4…はコン
ベア装置1から一旦バイパスされて水平に迂回したの
ち、コンベア装置1に再び戻される。
【0022】このようなバイパス装置11をコンベア装
置1に組合わせれば、機械故障発生時にワ−ク4…を単
にバイパスさせるだけではなく、第2の水平搬送部13
b上において作業を継続させることができる。また、機
械故障が発生していない場合においても、作業負担の大
きな工程で並列処理を行うことが可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ワ−クを
搬送するコンベア装置に必要に応じて組合わされ、ワ−
クをコンベア装置からバイパスさせて搬送するコンベア
・バイパス装置である。したがって本発明によれば、生
産ラインの一部が故障しても生産ライン全体を停止させ
ることなくワ−クを搬送し続けられるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施を示す構成図。
【図2】本発明の第2実施例を示す構成図。
【符号の説明】
1…コンベア装置、4…ワ−ク、11…コンベア・バイ
パス装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワ−クを搬送するコンベア装置に必要に
    応じて組合わされ、上記ワ−クを上記コンベア装置から
    バイパスさせて搬送するコンベア・バイパス装置。
JP33025792A 1992-12-10 1992-12-10 コンベア・バイパス装置 Pending JPH06171745A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33025792A JPH06171745A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 コンベア・バイパス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33025792A JPH06171745A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 コンベア・バイパス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06171745A true JPH06171745A (ja) 1994-06-21

Family

ID=18230622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33025792A Pending JPH06171745A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 コンベア・バイパス装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06171745A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003031113A1 (en) * 2001-10-11 2003-04-17 Valiant Corporation System for selectively storing and reintroducing parts into an industrial assembly line

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