JPH0295618A - 作業分配コンベヤ機構システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、直線的に配列された多数のワークステーショ
ンにて同−作業又は同一加工を行うにおいてのワークの
均等流しシステムに係り、特に未加工品１加工完了品の
混在したワークを各ステーションにて効率よく作業する
ための作業分配コンベヤ機構システムに関するものであ
る。

（従来の技術） 従来、一つの作業ラインで多数のワークをコンベヤで流
し、各工程で種々の作業や加工などを行う場合、その−
の工程における加工機や作業機等でのワークの作業や加
工時間が、池の工程のワーク作業時間より比較的長い時
は、その−の工程における加工機や作業機等でのワーク
ステーションをコンベヤ上に多数直線的に配列し、その
各ワークステーションで未加工ワークを停止して同一の
作業を行うと共に加工完了ワークを下流側に流すように
している。このコンベヤシステムを第４図により説明す
ると、コンベアａに沿って多数の加工機や作業機すが配
置され、その作業機すに位置したコンベヤａ上にワーク
ステーションＳ　Ｔ　＋ＳＴ２　、ＳＴ３　、ＳＴ４が
配列され、その各ステーションＳ　Ｔ　＋〜４にコンベ
ヤａ上のワークＷを停止又は流すためのストッパーＣが
設けられる。このコンベヤシステムにおいては、多数の
ワークステーションＳＴ＋　、Ｓｒ２　、Ｓｒ１．Ｓｒ
１が配列され、その各ステーションＳＴ、〜４で同一の
作業がなされるため、その作業時間が比較的長くても他
の工程とサイクルタイムを一致させることができ、作業
ライン全体の各工程での作業のトータルバランスを保つ
ことができる。

（発明が解決しようとする課Ｕ） しかしながら、このコンベヤシステムにおいては、第１
のワークステーションＳＴ＋でワークに作業や加工を行
ってる間は、その第１のワークステーションＳＴ＋のス
トッパーＣでワークＷが停止されたままであり、その下
流側のワークステーションＳＴ２　、Ｓｒ１　、Ｓｒ１
でワークＷの加工等を行いたい場合、第１のワークステ
ーションＳＴ＋のストッパーＣを下げることが出来ず、
アイドルタイムが発生する。また下流側のワークステー
ションＳＴ２　、Ｓｒ１　、Ｓｒ１では加工、未加工ワ
ークＷが混在するため、加工完了のワークＷの通過タイ
ムがそのままアイドルタイムとなる。

従ってこれらアイドルタイムを最少限とするためには各
ステーションＳＴ、〜４、特に第１のワークステーショ
ンＳＴ＋でのワークＷの分配制御が複雑になる問題があ
る。

本発明は上記事情を考慮してなされたもので、多数のワ
ークステーションを配列するにおいて、そのワークステ
ーションで効率よく作業ができる作業分配コンベヤ機構
システムを提供することを目的とする。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） 本発明は、上記の目的を達成するために、先の工程から
のワークを受入れて流す未加工ワーク流しコンベヤとワ
ークの作業等を行うための作業用コンベヤと加工完了ワ
ークを後の工程に流す加工完了ワーク流しコンベヤとを
夫々並設して設け、上記作業用コンベヤに未加工ワーク
の作業等を行うワークステーションを形成し、その各ワ
ークステーション間に、未加工ワークをそのまま通過或
いは作業用コンベヤに分配すると共に作業用コンベヤか
らの加工完了ワークを加工完了ワーク流しコンベヤに流
す分配装置を設けたものである。

（作用） 上記の構成によれば、先の工程からのワークが未加工ワ
ーク流し、コンベヤに受入れた際、分配装置が、そのワ
ークをその下流側の未加工ワーク流しコンベヤに流すの
と作業用コンベヤ流すのとの分配率を、そのワークステ
ーションの位置に応じて選択して流すことで、各ワーク
ステーションに未加工ワークを確実に流すことができる
と共にそのワークステーションで加工を完了した加工完
了ワークを、その下流側の分配装置が加工完了ワーク流
しコンベヤに流すことで１作業用コンベヤに未加工と加
工完了ワークとが混在することがなくなり、各ステーシ
ョンで加工完了ワークの通過によるアイドルタイムを無
くすことができる。

（実施例） 以下、本発明の好適実施例を添付図面に基づいて説明す
る。

第１図において、１は、先の工程からのワークＷを受入
れて流す未加工ワーク流しコンベヤで、先の工程である
上流側は図には示していないが、ワークＷに種々の加工
や作業を施し、これを未加工ワークＷａとしてこの未加
工ワーク流しコンベヤ１に流す、この未加工ワーク流し
コンベヤ１に並設してその未加工ワークＷａの加工や作
業などを行うための作業用コンベヤ２が設けられると共
に作業用コンベヤ２と並設して加工完了ワークｗｂを後
の工程に流す加工完了ワーク流しコンベヤ３が設けられ
る。

作業用コンベヤ２には適宜間隔をおいて多数のワークス
テーションＳＴ＋　、Ｓｒ２　、Ｓｒ１　。

Ｓｒ１が配列され、その各ステーションＳＴ、〜４の位
置に対応して未加工ワークＷａの加工や作業などを施す
加工機や作業機４が設けられる。

各ワークステーションＳ　Ｔ　＋〜４間には、未加工ワ
ークＷａを、そのまま通過或いは作業用コンベヤ２に分
配すると共に作業用コンベヤ２からの加工完了ワークｗ
ｂを加工完了ワーク流しコンペヤ３に流す分配装置５１
〜Ｓが設けられる。

作業用コンベヤ２の各ワークステーションＳＴ、〜４の
下流側には、未加工或いは加工中のワークＷａを停止し
かつ加工完了ワークｗｂを下流側に流す出没自在なスト
ッパー６が設けられ、また各分配装置５１〜．の下流側
の未加工ワーク流し、コンベヤ１と作業用コンベヤ２に
もそれぞれストッパー７．８が設けられる。

次に本実施例の作用を説明する。

先ず、例えば図示のように第１〜４ワークステーション
ＳＴ、〜、があるとすると、未加工ワーク流し、コンベ
ヤ１に受入れられた未加工ワークＷａは、順次第１分配
装置５１にて作業用コンベヤ２側へ移載方向Ｘとそのま
ま通過する方向Ｙとに分配される。移載方向Ｘに分配さ
れた未加工ワークＷａはストッパー８を通過してストッ
パー６にて第１ワークステーシヨンＳＴ＋で停止され、
加工機或いは作業ｔｌ！４にて加工或いは作業がなされ
る。ｆｌ！！方そのまま通過する方向Ｙに分配された未
加工ワークＷａは、次の第２分配装’ｌ　５２にて上述
したようにＸとＹ方向に分配され、以後同様の分配作業
がなされる。また作業用コンベヤ２の各ワークステーシ
ョンＳ　Ｔ　ｌ−４で加工或いは作業が完了し、た加工
完了ワークｗｂは、ストッパー６が降下されてそのスト
ッパー６を通過し下流側の分配装置５２〜Ｓにて図示の
加工完了ワーク流し、コンベヤ３側である方向Ｚに移載
される。

この分配装置５によるＸとＹ方向の分配は、分配装置が
ｎ個あるとすると、下表のとおりとなる。

二のようにワークステーションＳＴの数に応じて分配装
置を設けると共に各分配装置でＸとＹ方向の分配率を調
整することで５ワークステーシヨンＳＴでのアイドルタ
イムがなくなり能率的な作業が行える。

第２図は本発明の他の実施例を示すもので、作業用コン
ベヤ２のワークステーションＳＴの下流にさらに加工完
了ワークｗｂを一時停止するための補助ストッパー９を
設けたものである。

第１図の実施例においては、同一の分配装置５において
Ｘ方向の移動とＺ方向の移動とを同時に行うことができ
ないため、時間的にずらす必要がある。この場合、ワー
クステーションＳＴのストッパー６の降下タイミングを
調整するが、加工完了後でもタイミング調整のため、ス
トッパー６を降下できない場合が生じ、その時間分アイ
ドルタイムとなる０本例においては、ワークステーショ
ンＳＴのストッパー６の下流に補助ストッパー９を設け
であるので、ワークステーションＳＴで加工完了後、直
ちにストッパー６を下げても補助ストッパー９がその加
工完了ワークｗｂを一時停止できるため、その下流側の
分配装置５にワークｗｂを流すタイミングを調整するこ
とができる。また同様加工完了ワーク流しコンベヤ３の
分配装置５の上流側にも補助ストッパー１０が設けられ
、分配装置５が作業用コンベヤ２からの加工完了ワーク
ｗｂをＺ方向に移動して加工完了ワーク流しコンベヤ３
に流す際、その分配装置５の上流側加工完了ワーク流し
コンベヤ３の加工完了ワークｗｂをこの補助ストッパー
１０で、停止し。

てタイミングを調整する。

また各ワークステーションＳＴの上流側にワークＷの通
過数及び未加工及び加工完了の有無を検出するワークセ
ンサー１１が設けられる。またワークＷは、第３図に示
すように搬送用パレット１２上に載せて搬送し、そのパ
レット１２上にベグ支持部１３を設けると共にその支持
部１３に対して抜差自在にベグビン１４を設ける。この
ベグビン１４は、例えば、ベグピン１４が支持部１３に
差し、込まれていれば、加工完了ワークＷｂ、差し込ま
れていなければ未加工ワークＷａとし、ワークセンサー
１１がそのベグピン１４の有無を検出することで、加工
完了か未加工ワークかを検出すると共に通過したワーク
数を検出する。このベグビン１４の差し込みは作業機で
、作業などが完了した場合に差し込む。

作業用コンベヤ２には、未加工ワークＷａが分配装置５
から供給されるが、加工完了ワークｗｂが混在した場合
に、ワークセンサー１１が、そのベグビン１４の有無を
検出することで、ワークステーションＳＴに加工完了ワ
ークｗｂを停止させることを防止できる。またワークセ
ンサー１１がワークＷの通過数を検出することで、分配
装置５間の作業コンベヤ２にあるワークＷの個数を検出
できる。

尚、本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例
えば加工完了ワーク流しコンベヤ３のワーク流し方向は
図示と反対方向でもよい、また未加工ワーク流しコンベ
ヤ１から分配装置５で作業用コンベヤ２に移載する場合
、必ずしも上記衣の様に分配する必要はなく、作業様コ
ンベヤ２から分配装置５を介してそのまま下流側のワー
クステーションＳＴに流すようにしてもよい。

［発明の効果］ 以上説明したことから明らかなように本発明によれば次
のごとき優れた効果を発揮する。

（１）先の工程からのワークが未加工ワーク流しコンベ
ヤに受入れた際、分配装置が、そのワークをその下流側
の未加工ワーク流しコンベヤに流すのと作業用コンベヤ
流すのとの分配率を、そのワークステーションの位置に
応じて選択して流す二とで各ワークステーションに未加
工ワークを確実に流すことができる。

（２）ワークステーションで加工を完了した加工完了ワ
ークを、その下流側の分配装置が加工完了ワーク流しコ
ンベヤに流すことで、作業用コンベヤに未加工と加工完
了ワークとが混在することがなくなり、各ステーション
で加工完了ワークの通過によるアイドルタイムを無くす
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図は本発
明の他の実施例を示す要部子゛面図、第３図は第２図に
おけるワークとセンサの関係を示す図、第４図は従来例
を示す図である。 図中、１は未加工ワーク流しコンベヤ、２は作業用コン
ベヤ、３は加工完了ワーク流しコンベヤ、５は分配装置
、ＳＴはワークステーションである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、先の工程からのワークを受入れて流す未加工ワーク
   流しコンベヤとワークの作業等を行うための作業用コン
   ベヤと加工完了ワークを後の工程に流す加工完了ワーク
   流しコンベヤとを夫々並設して設け、上記作業用コンベ
   ヤに未加工ワークの作業等を行うワークステーションを
   形成し、その各ワークステーション間に、未加工ワーク
   をそのまま通過或いは作業用コンベヤに分配すると共に
   作業用コンベヤからの加工完了ワークを加工完了ワーク
   流しコンベヤに流す分配装置を設けたことを特徴とする
   作業分配コンベヤ機構システム。