JPH0617162U - Zifコネクタ - Google Patents
ZifコネクタInfo
- Publication number
- JPH0617162U JPH0617162U JP5401092U JP5401092U JPH0617162U JP H0617162 U JPH0617162 U JP H0617162U JP 5401092 U JP5401092 U JP 5401092U JP 5401092 U JP5401092 U JP 5401092U JP H0617162 U JPH0617162 U JP H0617162U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- pin
- locator
- contact
- contacts
- Prior art date
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- Granted
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数本の弾性を有するピンコンタクトがそれ
ぞれソケットコンタクトに確実に挿入し、また、コネク
タの接続を良好に行う。 【構成】 コネクタを接続するためには、ピンコンタク
ト2をソケットコンタクト4に挿入した後、ピン側本体
1に設けられた駆動カム9を90°左回転すると、ま
ず、駆動カム9は、ソケット側本体3をaだけ左方向に
移動し、続いて、ソケット側本体3は、ガイド穴8とガ
イドピン7とがかん合しているため、ロケータ5をリタ
ーンスプリング12に抗して左方向に若干移動する。こ
のとき、左右一対のピン10は、左右一対の長穴11の
中を滑動する。移動終了後の状態では、ピンコンタクト
2は、いずれも穴6の内壁に接触していないから、ピン
コンタクト2の変形は、ロケータ5に影響されないの
で、コネクタは、良好に接続する。
ぞれソケットコンタクトに確実に挿入し、また、コネク
タの接続を良好に行う。 【構成】 コネクタを接続するためには、ピンコンタク
ト2をソケットコンタクト4に挿入した後、ピン側本体
1に設けられた駆動カム9を90°左回転すると、ま
ず、駆動カム9は、ソケット側本体3をaだけ左方向に
移動し、続いて、ソケット側本体3は、ガイド穴8とガ
イドピン7とがかん合しているため、ロケータ5をリタ
ーンスプリング12に抗して左方向に若干移動する。こ
のとき、左右一対のピン10は、左右一対の長穴11の
中を滑動する。移動終了後の状態では、ピンコンタクト
2は、いずれも穴6の内壁に接触していないから、ピン
コンタクト2の変形は、ロケータ5に影響されないの
で、コネクタは、良好に接続する。
Description
【0001】
本考案は、斜めピンコンタクトを備えたZIF(ZERO INSERTIO N FORCE 無挿入力)コネクタに関するものである。
【0002】
従来の技術の無挿入力コネクタを図5〜図8に示す。図5において、ピン側本 体21に固定された複数本の細くて長く弾性を有するピンコンタクト22を、ソ ケット側本体23に固定された複数本のソケットコンタクト24に挿入する。こ の場合、ソケットコンタクト24の穴径がピンコンタクト22のピン径より大で あるから、挿入に要する力は零である。次に、図6のように、ソケット側本体2 3をピンコンタクト22の軸と直交する左方向に移動すると、ピンコンタクト2 2が傾き、ピンコンタクト22の先端部がソケットコンタクト24の穴の内壁2 箇所で接触する。
【0003】 このとき、前記内壁2箇所でソケットコンタクト24がピンコンタクト22か ら受ける力をPとFとすると、この構造では、ソケットコンタクト24の1本当 りピンコンタクト22から受ける力は、相互に逆方向のPとFであるので、それ に対抗してソケットコンタクト24を支える力は、(P−F)必要である。した がって、全体を図6の状態に維持する力は、芯数をnとすれば、n×(P−F) となる。単純にいえば、FはPよりきわめて小であるため、n本のピンコンタク ト22とソケットコンタクト24との接触に要する力は、n×Pであり、この構 造はより小さい力で移動することができる。
【0004】 ところで、従来の技術では、図7のように、ピンコンタクト22が異常に変形 すると、ピンコンタクト22をソケットコンタクト24に挿入できないという支 障が生じる。この支障を改善する工夫として、図8のように、ピンコンタクト2 2の先端付近をピンコンタクト22と同配列の穴26を有するロケータ25に挿 通し、ピンコンタクト22の先端とソケットコンタクト24との不揃いを矯正す ることが、知られているが、図6のように、コネクタの接続時にピンコンタクト 22に変形を要求されるため、ロケータ25の穴26を相当程度広くせざるを得 ない。そうすると、前記不揃いを矯正する手段では、前記支障の改善が不十分で ある。
【0005】
そこで、本考案は、前記従来の技術の支障を改善して、複数本の弾性を有する ピンコンタクトがそれぞれソケットコンタクトに確実に挿入し、また、コネクタ の接続を良好に行うものである。
【0006】
本考案は、それぞれ傾斜延出してロケータの穴に接触挿通するか、又は、それ ぞれ垂直延出し、ロケータの穴に傾斜して接触挿通し、ロケータの穴から垂直方 向に突出する複数本の弾性を有するピンコンタクトを設けられたピン側本体と、 前記ピンコンタクトの突出部が挿入する複数本のソケットコンタクトを設けられ たソケット側本体と、このソケット側本体に対して所定の相対的平行移動を行う 前記ロケータと、前記ロケータを前記ピン側本体に支承する各一対のピン及び長 穴と、前記ソケット側本体を移動して前記ピンコンタクトを前記ロケータの穴と 接触しないように変形するカム等の駆動機構とから構成されるZIFコネクタに より、前記課題を解決する。
【0007】
本考案の実施例を図1〜図4を参照して説明する。
【0008】 まず、本考案の実施例1を図1〜図3に示す。図1は、ピンコンタクト2をソ ケットコンタクト4に挿入する前の状態の断面図である。ピン側本体1に固定さ れた複数本(実際は紙面と直角方向に数列存在するため数10本、図3参照)の 細くて長く弾性を有するピンコンタクト2の上半部は、右傾斜してロケータ5に あけられた数個の穴6をそれぞれ挿通し、更に右傾部に続く先端は、ロケータ5 の穴6から突出する。ロケータ5に設けられた左右一対のピン10は、ピン側本 体1にあけられた左右一対の長穴11にかん合し、ロケータ5は、リターンスプ リング12により常時右方向へ付勢されている。ソケット側本体3には、複数本 のソケットコンタクト4と1個(実際は2個)のガイド穴8とが設けられている 。ロケータ5から突出したガイドピン7は、ソケット側本体3にあけられたガイ ド穴8にかん合し、ガイドピン7の上半部の幅は、下半部の幅よりaだけ大であ り、これに対応してガイド穴8も同様の構造にされている。
【0009】 コネクタを接続するためには、ピンコンタクト2をソケットコンタクト4に挿 入した後、ピン側本体1に設けられた駆動カム9を90°左回転すると、まず、 駆動カム9は、ソケット側本体3をaだけ左方向に移動し、続いて、ソケット側 本体3は、ガイド穴8とガイドピン7とがかん合しているため、ロケータ5をリ ターンスプリング12に抗して左方向に若干移動する。このとき、左右一対のピ ン10は、左右一対の長穴11の中を滑動する。ソケット側本体3とロケータ5 との移動後の状態が、図2に示されており、この状態では、ピンコンタクト2は 、いずれも穴6の内壁に接触していないから、ピンコンタクト2の変形は、ロケ ータ5に影響されないので、コネクタは、良好に接続する。
【0010】 図3は、実施例1全体の斜視図である。
【0011】 次に、本考案の実施例2を図4に示す。この実施例では、ピンコンタクト13 のみが、実施例1のピンコンタクト2と異なり、その他は実施例1と同様である 。すなわち、実施例1のピンコンタクト2は、上半部が右傾斜しているのに対し 、実施例2のピンコンタクト13は、ロケータ5の穴6に挿通している部分のみ が右傾斜している。
【0012】
以上のように、本考案は、複数本の弾性を有するピンコンタクトをロケータに より整列させ、かつ、ソケット側本体とロケータとにより移動させるから、ピン コンタクトがそれぞれソケットコンタクトに確実に挿入し、また、コネクタの接 続時にピンコンタクトがロケータと接触しないので、コネクタは、良好に接続す る。
【図1】本考案の実施例1のピンコンタクトをソケット
コンタクトに挿入する前の状態の断面図である。
コンタクトに挿入する前の状態の断面図である。
【図2】本考案の実施例1のピンコンタクトをソケット
コンタクトに挿入し、ソケット側本体とロケータとを移
動した後の状態の断面図である。
コンタクトに挿入し、ソケット側本体とロケータとを移
動した後の状態の断面図である。
【図3】本考案の実施例1のピン側本体とソケット側本
体とを分解した斜視図である。
体とを分解した斜視図である。
【図4】本考案の実施例2のピンコンタクトをソケット
コンタクトに挿入する前の状態の断面図である。
コンタクトに挿入する前の状態の断面図である。
【図5】従来の技術のピンコンタクトをソケットコンタ
クトに挿入する前の状態の断面図である。
クトに挿入する前の状態の断面図である。
【図6】従来の技術のピンコンタクトをソケットコンタ
クトに挿入し、ソケット側本体を移動した後の状態の断
面図である。
クトに挿入し、ソケット側本体を移動した後の状態の断
面図である。
【図7】従来の技術のピンコンタクトが異常に変形した
状態の断面図である。
状態の断面図である。
【図8】従来の技術の異常に変形したピンコンタクトを
矯正するためにロケータに挿通した状態の断面図であ
る。
矯正するためにロケータに挿通した状態の断面図であ
る。
1 ピン側本体 2 ピンコンタクト 3 ソケット側本体 4 ソケットコンタクト 5 ロケータ 6 穴 7 ガイドピン 8 ガイド穴 9 駆動カム 10 ピン 11 長穴 12 リターンスプリング 13 ピンコンタクト
Claims (2)
- 【請求項1】 それぞれ傾斜延出してロケータの穴に接
触挿通し、ロケータの穴から垂直方向に突出する複数本
の弾性を有するピンコンタクトを設けられたピン側本体
と、前記ピンコンタクトの突出部が挿入する複数本のソ
ケットコンタクトを設けられたソケット側本体と、この
ソケット側本体に対して所定の相対的平行移動を行う前
記ロケータと、前記ソケット側本体を移動して前記ピン
コンタクトを前記ロケータの穴と接触しないように変形
する駆動機構とから構成されることを特徴とするZIF
コネクタ。 - 【請求項2】 それぞれ垂直延出し、ロケータの穴に傾
斜して接触挿通し、ロケータの穴から垂直方向に突出す
る複数本の弾性を有するピンコンタクトを設けられたピ
ン側本体と、前記ピンコンタクトの突出部が挿入する複
数本のソケットコンタクトを設けられたソケット側本体
と、このソケット側本体に対して所定の相対的平行移動
を行う前記ロケータと、前記ソケット側本体を移動して
前記ピンコンタクトを前記ロケータの穴と接触しないよ
うに変形する駆動機構とから構成されることを特徴とす
るZIFコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992054010U JP2526267Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | Zifコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992054010U JP2526267Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | Zifコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0617162U true JPH0617162U (ja) | 1994-03-04 |
JP2526267Y2 JP2526267Y2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=12958621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992054010U Expired - Fee Related JP2526267Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | Zifコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526267Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101539277B1 (ko) * | 2014-04-15 | 2015-07-24 | 주식회사 씨에스이 | 씨아이에스모듈 테스트 소켓용 마이크로커넥터 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59165837A (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-19 | Honda Motor Co Ltd | エンジンのデコンプ装置 |
JP3088288U (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-06 | サン ヨン カンパニー リミテッド | 腰支え部を備えた椅子 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP1992054010U patent/JP2526267Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59165837A (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-19 | Honda Motor Co Ltd | エンジンのデコンプ装置 |
JP3088288U (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-06 | サン ヨン カンパニー リミテッド | 腰支え部を備えた椅子 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101539277B1 (ko) * | 2014-04-15 | 2015-07-24 | 주식회사 씨에스이 | 씨아이에스모듈 테스트 소켓용 마이크로커넥터 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2526267Y2 (ja) | 1997-02-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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