JP2526267Y2 - Zifコネクタ - Google Patents

Zifコネクタ

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JP2526267Y2
JP2526267Y2 JP1992054010U JP5401092U JP2526267Y2 JP 2526267 Y2 JP2526267 Y2 JP 2526267Y2 JP 1992054010 U JP1992054010 U JP 1992054010U JP 5401092 U JP5401092 U JP 5401092U JP 2526267 Y2 JP2526267 Y2 JP 2526267Y2
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宏 遠藤
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、斜めピンコンタクトを
備えたZIF(ZERO INSERTION FOR
CE 無挿入力)コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術の無挿入力コネクタを図5〜
図8に示す。図5において、ピン側本体21に固定され
た複数本の細くて長く弾性を有するピンコンタクト22
を、ソケット側本体23に固定された複数本のソケット
コンタクト24に挿入する。この場合、ソケットコンタ
クト24の穴径がピンコンタクト22のピン径より大で
あるから、挿入に要する力は零である。次に、図6のよ
うに、ソケット側本体23をピンコンタクト22の軸と
直交する左方向に移動すると、ピンコンタクト22が傾
き、ピンコンタクト22の先端部がソケットコンタクト
24の穴の内壁2箇所で接触する。
【0003】このとき、前記内壁2箇所でソケットコン
タクト24がピンコンタクト22から受ける力をPとF
とすると、この構造では、ソケットコンタクト24の1
本当りピンコンタクト22から受ける力は、相互に逆方
向のPとFであるので、それに対抗してソケットコンタ
クト24を支える力は、(P−F)必要である。したが
って、全体を図6の状態に維持する力は、芯数をnとす
れば、n×(P−F)となる。単純にいえば、FはPよ
りきわめて小であるため、n本のピンコンタクト22と
ソケットコンタクト24との接触に要する力は、n×P
であり、この構造はより小さい力で移動することができ
る。
【0004】ところで、従来の技術では、図7のよう
に、ピンコンタクト22が異常に変形すると、ピンコン
タクト22をソケットコンタクト24に挿入できないと
いう支障が生じる。この支障を改善する工夫として、図
8のように、ピンコンタクト22の先端付近をピンコン
タクト22と同配列の穴26を有するロケータ25に挿
通し、ピンコンタクト22の先端とソケットコンタクト
24との不揃いを矯正することが、知られているが、図
6のように、コネクタの接続時にピンコンタクト22に
変形を要求されるため、ロケータ25の穴26を相当程
度広くせざるを得ない。そうすると、前記不揃いを矯正
する手段では、前記支障の改善が不十分である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】そこで、本考案は、前
記従来の技術の支障を改善して、複数本の弾性を有する
ピンコンタクトがそれぞれソケットコンタクトに確実に
挿入し、また、コネクタの接続を良好に行うものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、それぞれ傾斜
延出してロケータの穴に挿通するか、又はそれぞれ垂直
延出し、ロケータの穴に傾斜して挿通し、前記穴の入口
における前記ロケータの移動方向前端と前記穴の出口に
おける前記ロケータの移動方向後端とにそれぞれ接触し
て支持され、かつ、ロケータの穴から垂直方向に突出す
る複数本の弾性を有するピンコンタクトを設けられたピ
ン側本体と、前記ピンコンタクトの突出部が挿入する複
数本のソケットコンタクトを設けられたソケット側本体
と、このソケット側本体に対して所定の相対的平行移動
を行う前記ロケータと、前記ロケータを前記ピン側本体
に支承する各一対のピン及び長穴と、前記ソケット側本
体を移動して前記ピンコンタクトを前記ロケータの穴と
接触しないように変形するカム等の駆動機構とから構成
されるZIFコネクタにより、前記課題を解決する。
【0007】
【実施例】本考案の実施例を図1〜図4を参照して説明
する。
【0008】まず、本考案の実施例1を図1〜図3に示
す。図1は、ピンコンタクト2をソケットコンタクト4
に挿入する前の状態の断面図である。ピン側本体1に固
定された複数本(実際は紙面と直角方向に数列存在する
ため数10本、図3参照)の細くて長く弾性を有するピ
ンコンタクト2の上半部は、右傾斜してロケータ5にあ
けられた数個の穴6をそれぞれ挿通し、更に右傾斜部に
続く先端は、ロケータ5の穴6から突出する。具体的に
述べると、ピンコンタクト2は、穴6の入口(下側)に
おけるロケータ5の移動方向(左方向)前端6Aと、穴
6の出口(上側)におけるロケータ5の移動方向(左方
向)後端6Bとにそれぞれ接触して支持され、位置決め
される。ロケータ5に設けられた左右一対のピン10
は、ピン側本体1にあけられた左右一対の長穴11にか
ん合し、ロケータ5は、リターンスプリング12により
常時右方向へ付勢されている。ソケット側本体3には、
複数本のソケットコンタクト4と1個(実際は2個)の
ガイド穴8とが設けられている。ロケータ5から突出し
たガイドピン7は、ソケット側本体3にあけられたガイ
ド穴8にかん合し、ガイドピン7の上半部の幅は、下半
部の幅よりaだけ大であり、これに対応してガイド穴8
も同様の構造にされている。
【0009】コネクタを接続するためには、ピンコンタ
クト2をソケットコンタクト4に挿入した後、ピン側本
体1に設けられた駆動カム9を90°左回転すると、ま
ず、駆動カム9は、ソケット側本体3をaだけ左方向に
移動し、続いて、ソケット側本体3は、ガイド穴8とガ
イドピン7とがかん合しているため、ロケータ5をリタ
ーンスプリング12に抗して左方向に若干移動する。こ
のとき、左右一対のピン10は、左右一対の長穴11の
中を滑動する。ソケット側本体3とロケータ5との移動
後の状態が、図2に示されており、この状態では、ピン
コンタクト2は、いずれも穴6の内壁に接触していない
から、ピンコンタクト2の変形は、ロケータ5に影響さ
れないので、コネクタは、良好に接続する。
【0010】図3は、実施例1全体の斜視図である。
【0011】次に、本考案の実施例2を図4に示す。こ
の実施例では、ピンコンタクト13のみが、実施例1の
ピンコンタクト2と異なり、その他は実施例1と同様で
ある。すなわち、実施例1のピンコンタクト2は、上半
部が右傾斜しているのに対し、実施例2のピンコンタク
ト13は、ロケータ5の穴6に挿通している部分のみが
右傾斜している。
【0012】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、ピンコンタクトを、ロケータの穴の入口にお
けるロケータの移動方向前端と、ロケータの穴の出口に
おけるロケータの移動方向後端とにそれぞれ接触させて
支持させ、複数本の弾性を有するピンコンタクトをロケ
ータにより整列させ、かつ、ソケット側本体とロケータ
とにより移動させるから、ピンコンタクトの先端を所定
位置に位置決めし、かつ、整列させることができるの
で、ソケットコンタクトへの挿入が確実になり、また、
接続が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1のピンコンタクトをソケット
コンタクトに挿入する前の状態の断面図である。
【図2】本考案の実施例1のピンコンタクトをソケット
コンタクトに挿入し、ソケット側本体とロケータとを移
動した後の状態の断面図である。
【図3】本考案の実施例1のピン側本体とソケット側本
体とを分解した斜視図である。
【図4】本考案の実施例2のピンコンタクトをソケット
コンタクトに挿入する前の状態の断面図である。
【図5】従来の技術のピンコンタクトをソケットコンタ
クトに挿入する前の状態の断面図である。
【図6】従来の技術のピンコンタクトをソケットコンタ
クトに挿入し、ソケット側本体を移動した後の状態の断
面図である。
【図7】従来の技術のピンコンタクトが異常に変形した
状態の断面図である。
【図8】従来の技術の異常に変形したピンコンタクトを
矯正するためにロケータに挿通した状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ピン側本体 2 ピンコンタクト 3 ソケット側本体 4 ソケットコンタクト 5 ロケータ 6 穴 6A 前端 6B 後端 7 ガイドピン 8 ガイド穴 9 駆動カム 10 ピン 11 長穴 12 リターンスプリング 13 ピンコンタクト

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ傾斜延出してロケータの穴に挿
    通し、前記穴の入口における前記ロケータの移動方向前
    端と前記穴の出口における前記ロケータの移動方向後端
    とにそれぞれ接触して支持され、かつ、ロケータの穴か
    ら垂直方向に突出する複数本の弾性を有するピンコンタ
    クトを設けられたピン側本体と、前記ピンコンタクトの
    突出部が挿入する複数本のソケットコンタクトを設けら
    れたソケット側本体と、このソケット側本体に対して所
    定の相対的平行移動を行う前記ロケータと、前記ソケッ
    ト側本体を移動して前記ピンコンタクトを前記ロケータ
    の穴と接触しないように変形する駆動機構とから構成さ
    れることを特徴とするZIFコネクタ。
  2. 【請求項2】 それぞれ垂直延出し、ロケータの穴に傾
    斜して挿通し、前記穴の入口における前記ロケータの移
    動方向前端と前記穴の出口における前記ロケータの移動
    方向後端とにそれぞれ接触して支持され、かつ、ロケー
    タの穴から垂直方向に突出する複数本の弾性を有するピ
    ンコンタクトを設けられたピン側本体と、前記ピンコン
    タクトの突出部が挿入する複数本のソケットコンタクト
    を設けられたソケット側本体と、このソケット側本体に
    対して所定の相対的平行移動を行う前記ロケータと、前
    記ソケット側本体を移動して前記ピンコンタクトを前記
    ロケータの穴と接触しないように変形する駆動機構とか
    ら構成されることを特徴とするZIFコネクタ。
JP1992054010U 1992-07-31 1992-07-31 Zifコネクタ Expired - Fee Related JP2526267Y2 (ja)

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JPS59165837A (ja) * 1983-03-09 1984-09-19 Honda Motor Co Ltd エンジンのデコンプ装置
US6805405B2 (en) * 2001-03-19 2004-10-19 Sung Yong Co., Ltd. Chair equipped with lumbar support unit

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