JP2519074Y2 - Zifコネクタ - Google Patents

Zifコネクタ

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JP2519074Y2
JP2519074Y2 JP6772892U JP6772892U JP2519074Y2 JP 2519074 Y2 JP2519074 Y2 JP 2519074Y2 JP 6772892 U JP6772892 U JP 6772892U JP 6772892 U JP6772892 U JP 6772892U JP 2519074 Y2 JP2519074 Y2 JP 2519074Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコネクタのロケータ、更
に詳しくは、コネクタのコンタクトを相手側コネクタの
相手側コンタクトに挿嵌する操作を容易に行うためのゼ
ロ・インサーション・フォース(Zero Insertion Forc
e,以下「ZIF」という)方式のコネクタに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のZIF方式コネクタは、図8に示
すように、ピン側コネクタ7と、このピン側コネクタ7
に接続するソケット側コネクタ8とを有している。ピン
側コネクタ7は、比較的細くて長い導電性のピンコンタ
クト71と、ピンコンタクト71を保持したインシュレ
ータ70とを有している。ソケット側コネクタ8は、導
電性のソケットコンタクト81と、ソケットコンタクト
81を保持した相手側インシュレータ80とを有してい
る。ソケットコンタクト81は、ピンコンタクト71に
接触するソケット部81を有している。ソケット部81
にはピンコンタクト71の先端を受け入れるソケット穴
82が形成されている。ソケット穴82の径寸法はピン
コンタクト71の先端部の外周寸法よりも大きく設定し
ているものがある。
【0003】このZIFコネクタにおけるピン側コネク
タ7とソケット側コネクタとの接続方法は、ピンコンタ
クト71をソケットコンタクト81のソケット穴82に
挿入する。この後に、図9に示すように、ソケット側コ
ネクタ8をピン側コネクタ7に対して相対的に水平移動
させることによって行っていた。即ち、このソケット側
コネクタ8とピン側コネクタ7との相対的平行移動によ
り、ピンコンタクト71が傾斜するように倒され、ピン
コンタクト71の先端部がソケットコンタクト81のソ
ケット穴82の内壁の2ヵ所に押圧接触状態となる。こ
れによりピンコンタクト71はソケットコンタクト81
のソケット部81に保持され、両者を確実に電気的接続
状態に維持するものである。
【0004】なお、ここでソケットコンタクト81がピ
ンコンタクト71から受ける力を「P」と「F」として
図示してある。
【0005】上記したような従来の構造においては、ソ
ケットコンタクト1本当りの受ける力は互いに逆向きの
PとFであり、それに逆らってソケットコンタクト81
を支える力は「P−F」が必要であり、したがって全体
を図7で示した状態に保持する力は、ピンコンタクト数
を「n」とすれば、「n×(P−F)」となる。
【0006】単純にn本のピンコンタクト71をソケッ
トコンタクト81に接触させる力は、「n×P」である
から、このような構造においては、より小さな力で駆動
することができるといった特徴を有している。
【0007】ところで、上記したような構造にあって
は、各ピンコンタクト71はソケット側コネクタ8の水
平移動により傾かなければならない。また、前記「P−
F」を小さくするためには、ピンコンタクト71を細く
て長いものとする必要がある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このように、
ピンコンタクト71を細くて長いものとした場合には、
ピンコンタクト71は、その加工時、インシュレータ7
0への組込み時、あるいは取扱い時などに、図10に示
すように変形してピンコンタクト71の先端位置が不揃
いになってしまうことが多々あった。
【0009】このため、図11に示すように、ロケータ
9を設け、ロケータ9に形成された挿通孔91にピンコ
ンタクト71を挿通し、その姿勢を矯正しようとするも
のがある。しかし、ピンコンタクト71を単にロケータ
9の挿通孔91に挿通させただけでは、その姿勢を完全
に矯正することはできない。このため、ピンコンタクト
71の先端位置が不揃いのまま、ピン側コネクタ7とソ
ケット側コネクタ8とを接続しようとしても、ピンコン
タクト71がソケットコンタクト81に嵌合しなくな
り、ピン側コネクタ7とソケット側コネクタ8との接続
ができなくなってしまう。
【0010】本考案は、上記した従来技術の課題に鑑み
て提案されたもので、不揃いのピンコンタクトの先端を
整列させ、確実にソケットコンタクトに挿入することが
でき、しかもピンコンタクトの弾性変形時にロケータが
干渉することがなく、ピンコンタクトとソケットコンタ
クトとの安定した接続を得ることのできるZIFコネク
タを提供すること。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、コネク
タと、該コネクタに接続する相手側コネクタとを含み、
前記コネクタは、導電性のコンタクトと、該コンタクト
を保持したインシュレータとを有し、前記相手側コネク
タは、前記コンタクトに電気的に接続する導電性の相手
側コンタクトと、該相手側コンタクトを保持した相手側
インシュレータとを有し、該相手側コンタクトは、前記
コンタクトの先端部を嵌合方向で受け入れるソケット部
を有し、前記コンタクトの先端部を前記ソケット部に挿
入した後に、前記相手側コネクタを前記コネクタに対し
て前記コンタクトの軸線と交差する方向に相対的に水平
移動させ、これにより前記コンタクトを傾斜状態に弾性
変形させることにより、前記コンタクトの先端部の所定
部位を前記ソケット部に押圧接触させて接続するZIF
コネクタにおいて、前記インシュレータにはロケータが
組み付けられており、該ロケータは、該コンタクトを所
定位置で支受する挿通穴と、前記相手側コネクタに嵌合
する嵌合受部とを有し、前記ロケータが前記相手側コネ
クタに向けて付勢されており、かつ前記相手側コネクタ
と前記ロケータとの嵌合時に該付勢力に抗して前記ロケ
ータを下降させて前記コンタクトの突出量を増大させる
ものであり、前記挿通孔と前記コンタクトとは、前記コ
ンタクトを整列保持するときに前記コンタクトの弾性変
形を規制し、かつ、前記コンタクトを相手側コンタクト
へ進入させたときに前記コンタクトの弾性変形規制を解
除する相対的な形状関係を有していることを特徴とする
ZIFコネクタが得られる。
【0012】また、本考案によれば、前記コンタクト
は、前記コンタクトの整列時における前記挿通孔に対応
する対応部分に弾性変形方向と直交する方向に突出形成
された幅広部を有し、前記挿通孔は、前記対応部分に前
記幅広部を受け入れて前記コンタクトの弾性変形を規制
する突部を有しているZIFコネクタが得られる。
【0013】また、本考案によれば、前記コンタクト
は、前記コンタクトの整列時における前記挿通孔に対応
する対応部分に弾性変形方向に突出変形された折曲部を
有しているZIFコネクタが得られる。
【0014】
【作用】本考案のZIFコネクタは、コンタクトは予め
ロケータの挿通孔にて整列され、弾性変形をすることが
規制(阻止)されている。そして、コンタクトとソケッ
トコンタクトとの接続時にはコンタクトの弾性変形規制
が解除されるので、接続時においてロケータがコンタク
トの弾性変形に干渉することがない。
【0015】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本考案の実施例
について説明する。
【0016】次に、本考案の第1の実施例について添付
の図面を参照して説明する。
【0017】図1および図2を参照して、ZIFコネク
タはピン側コネクタ(コネクタ)1とソケット側コネク
タ(相手側コネクタ)2とを有している。
【0018】ピン側コネクタ1はインシュレータ10
と、このインシュレータ10に保持された複数のピンコ
ンタクト(コンタクト)11とを有している。ソケット
側コネクタ2は、導電性のソケットコンタクト(相手側
コンタクト)21と、ソケットコンタクト21を保持し
た相手側インシュレータ2aとを有している。ソケット
コンタクト21には、ピンコンタクト11の先端部に接
触するソケット部21aを有している。ソケット部21
aにはピンコンタクト11の先端部を受け入れるソケッ
ト穴21bが形成されている。
【0019】インシュレータ10は、ピンコンタクト1
1を保持した底壁部10aと、その周囲に立設する側壁
部10bとを有する。インシュレータ10には、底壁部
10aおよび側壁部10bによって中空部10cが画定
されている。中空部10c内の上下方向の略中央位置に
はロケータ3が設けられている。ロケータ3にはソケッ
ト側コネクタ2を受け入れて嵌合するための凹状の嵌合
受部3aが形成されている。このロケータ3の側面には
係止軸35が設けられている。この係止軸35は対面す
る一対の側壁部10bに形成されたクランク状の透通孔
12にスライド可能に挿入されている。なお、このスラ
イド方向は、上下方向、ピンコンタクト11の先端部を
ソケットコンタクト21のソケット穴21bの内壁に押
圧接続させるための移動方向(図において左方向、以
下、便宜上「第1の方向」という)およびこれとは反対
方向(図において右方向、以下、「第2の方向」とい
う)への往復方向である。
【0020】ピンコンタクト11には、図1、図3
(a),図3(b)からもっとも良く分るように、先端
部の所定位置に、第1および第2の方向(図1において
紙面垂直方向)に向けて突出する幅広部11aが形成さ
れている。
【0021】また、ロケータ3には各ピンコンタクト1
1を整列保持するための挿通孔31が形成されている。
各挿通孔31の内壁には、図1、図3(a),図3
(b)および図4に示すように、水平断面形状が十字状
の空隙を有するように複数の突部31bが形成されてい
る。即ち、ピンコンタクト11の幅広部11a以外の部
分の幅寸法をPW1,幅広部11aの幅寸法をPW2、厚さ
寸法をPT とする。そして、挿通孔31の移動方向の間
隙の寸法をLT1,LT2とし、移動方向と直交する方向の
間隙の下部側幅寸法をLW1,上部側幅寸法をLW2とした
場合に、ピンコンタクト11とロケータ3の挿通孔31
の関係を、PT <LT1<LT2(但し、LT1はPT よりも
少し大きな寸法であってコンタクト11を挿通可能な程
度に設定)としている。
【0022】また、PW1<LW1<LW2となるように構成
する。なお、LT1からLT2への移行は傾斜部分31を介
して徐々に長くなるようになっている。図1および図3
(a),図3(b)に示すように、ピンコンタクト11
の幅広部11a(PW2)が整列させられるために、挿通
孔31内に位置するとき、ピンコンタクト11は特に傾
く方向において板厚PT が挿通孔31下部の寸法LT1に
より、その振れが規制されて、先端はきちっとソケット
コンタクト21のソケット部21aに対向するようにな
っている。
【0023】ピン側コネクタ1の中空部10c内であっ
て、底板部10aには、ロケータ3を上方に付勢する複
数のスプリング4が設けられている。これらのスプリン
グ4は上下方向に伸縮し、かつ、ロケータ3を第1およ
び第2の方向へ移動させるときにも追従可能に構成され
ている。
【0024】そして、ロケータ3の第2の方向側の端面
には、ロケータ3を第1の方向に押圧移動させるための
駆動カム5が接触している。駆動カム5は側壁部10b
の一面から突出している操作つまみ5bを操作すること
によって回動させることができる。なお、スプリング4
は、図1に示すように、く字状に曲げられて組み込まれ
ており、ロケータ3を駆動カム5側にも押圧している。
【0025】次に、ピン側コネクタ1とソケット側コネ
クタ2との接続について説明する。
【0026】先ず、図1に示した状態から、ソケット側
コネクタ2をロケータ3上に収容するように載置して、
ロケータ3をスプリング4の付勢力に抗して押圧する。
この時、ピンコンタクト11の先端がソケット部21a
のソケット穴21bに自由状態で嵌り込む。このときソ
ケット穴21bの径寸法の大きさがピンコンタクト11
の先端部の径寸法よりも大きく設定されているので、挿
入に必要な力はゼロである。次に、図1で示した駆動カ
ム5を反時計方向に回動する。そうすると、駆動カム5
の大径部5aがロケータ3に接触し、ロケータ3および
これに載置されたソケット側コネクタ2を第1の方向に
平行移動させる。このとき、ピンコンタクト11の幅広
部11aは,図4で示した挿通孔31の傾斜部31aを
上がり、LW2の位置に来る。そうすると、図5に示すよ
うに、ピンコンタクト11は弾性変形してソケットコネ
クタ2のソケット穴21bに押圧接触して、ピンコンタ
クト11とソケットコンタクト21とは電気的に接続さ
れる。ピンコンタクト11がソケット部21aへ押圧接
触する状態は、図9で示した従来のものと同様である。
【0027】ピンコンタクト11とソケットコンタクト
21との接続状態を維持せしめるため、ピン側コネクタ
1に先端が鈎状のロックピン15を設けておき、ソケッ
ト側コネクタ2にロックピン収容部たるロック穴25を
形成しておき、ソケット側コネクタ2の第1の方向への
移動時に両者が係合するようにしておく。なお、このロ
ックピン15およびロック穴25にソケット側コネクタ
2とピン側コネクタ1との接続時におけるガイド機能を
もたせておいてもよい。
【0028】次に本考案の第2の実施例について説明す
る。
【0029】図6(a)に示すように、ピンコンタクト
78を整列保持するロケータ3の挿通孔38は従来のロ
ケータ91の挿通穴91と同様にしておく。そして、図
6(b)にも示すように、ピンコンタクト78の幅方向
の中心であって、板厚方向にスリット78aを形成し、
スリット78aを挟んで両側を板厚方向に互い違いに湾
曲状に曲折して折曲部78bを形成する。挿通孔38は
折曲部78bを無挿入力で挿通しえるようにわずかに大
きな径寸法を有している。そして、図6(a)に示すよ
うに、ロケータ3によるピンコンタクト78の整列保持
時に、この折曲部78bを挿通孔38内に位置するよう
にしておく。そうすると、ピンコンタクト78は幅方向
(図において左右方向)および厚さ方向(図において紙
面垂直方向)に振れることが規制される。
【0030】ソケットコンタクト接続時には、前記第1
の実施例と同様に、ソケット側コネクタ2によってロケ
ータ3が押し下げられたとき、ピンコンタクト78の折
曲部78bは挿通孔38の上面側から脱出する。この場
合においては、ピンコンタクト78の幅方向は挿通孔3
8によって振れが規制されているが、厚さ方向における
規制は解除された状態となっている。このため、ピンコ
ンタクト78は接続時に弾性変形をしてソケットコンタ
クト21のソケット部21aに押圧接触される。
【0031】次に、本考案の第3の実施例について説明
する。
【0032】上記第1および第2の実施例においては、
ピンコンタクトの幅方向に幅広部を形成したり、厚さ方
向に折曲部78bを設ける等したが、第3の実施例は、
このような突出部部分をコンタクト78に設けることな
く、図7(a),図7(b)に示すように、ピンコンタ
クト79を移動方向側に段差状になるように折曲してお
いてもよい。即ち、整列保持時に段差部83をロケータ
3の挿通孔に位置するようにして、ソケットコンタクト
との接続開始時から段差部83が挿通孔39から上方に
脱出するようにしておいてもよい。
【0033】
【考案の効果】上記したように、本考案のZIFコネク
タにあっては、細長くて変形し易いようなピンコンタク
トであっても、これをきちんと整列させることができ、
しかも、ピンコンタクトがソケットコンタクトへ挿入さ
れるとき、およびピンコンタクトをソケットコンタクト
のソケット部へ押圧接続させるときにロケータが干渉す
ることがなく、正常な接触状態ひいては接続を得ること
ができる。また、本考案によれば、コンタクトのソケッ
ト部への押圧接続時の駆動が容易に行え、操作性の優れ
たZIFコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のZIFコネクタの第1の実施例を示し
た側面断面図であり、ソケット側コネクタとピン側コネ
クタの接続前の状態を示した説明図である。
【図2】本考案のZIFコネクタの第1の実施例を示し
た全体斜視図であり、ソケット側コネクタとピン側コネ
クタの接続前の状態を示した説明図である。
【図3】(a)は本考案の第1の実施例におけるロケー
タの挿通穴にピンコンタクトの先端を挿通した状態の一
例を示した平面図及び断面図、(b)は異なる方向の断
面図である。
【図4】本考案の第1の実施例におけるロケータに形成
されたピンコンタクト挿通孔の一例を示した断面斜視図
である。
【図5】本考案の第1の実施例を示した側面断面図であ
り、ソケット側コネクタとピン側コネクタの接続時の状
態を示した説明図である。
【図6】(a)は本考案のZIFコネクタの第2の実施
例に用いるピンコンタクトおよびロケータの挿通孔の形
状を示した断面図、(b)はピンコンタクトの斜視図で
ある。
【図7】(a)は本考案のZIFコネクタの第3の実施
例に用いるピンコンタクトおよびロケータの挿通孔の形
状を示した断面図、(b)はピンコンタクトにソケット
コンタクトが接続された状態を示す断面図である。
【図8】従来のZIFコネクタのピンコンタクトの状態
を示した断面図である。
【図9】従来のZIFコネクタの接続状態を示した断面
図である。
【図10】従来のZIFコネクタのピンコンタクトの不
揃いの状態を示した断面図である。
【図11】図10の状態のピンコンタクトにロケータを
用いた場合の断面図である。
【符号の説明】
1,7 ピン側コネクタ 2,8 ソケット側コネクタ 3,9 ロケータ 4 スプリング 11,71 ピンコンタクト 21,81 ソケットコンタクト 31 挿通孔

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタと、該コネクタに接続する相手
    側コネクタとを含み、前記コネクタは、導電性のコンタ
    クトと、該コンタクトを保持したインシュレータとを有
    し、前記相手側コネクタは、前記コンタクトに電気的に
    接続する導電性の相手側コンタクトと、該相手側コンタ
    クトを保持した相手側インシュレータとを有し、該相手
    側コンタクトは、前記コンタクトの先端部を嵌合方向で
    受け入れるソケット部を有し、前記コンタクトの先端部
    を前記ソケット部に挿入した後に、前記相手側コネクタ
    を前記コネクタに対して前記コンタクトの軸線と交差す
    る方向に相対的に水平移動させ、これにより前記コンタ
    クトを傾斜状態に弾性変形させることにより、前記コン
    タクトの先端部の所定部位を前記ソケット部に押圧接触
    させて接続するZIFコネクタにおいて、 前記インシュレータにはロケータが組み付けられてお
    り、該ロケータは、該コンタクトを所定位置で支受する
    挿通穴と、前記相手側コネクタに嵌合する嵌合受部とを
    有し、前記ロケータが前記相手側コネクタに向けて付勢
    されており、かつ前記相手側コネクタと前記ロケータと
    の嵌合時に該付勢力に抗して前記ロケータを下降させて
    前記コンタクトの突出量を増大させるものであり、前記
    挿通孔と前記コンタクトとは、前記コンタクトを整列保
    持するときに前記コンタクトの弾性変形を規制し、か
    つ、前記コンタクトを相手側コンタクトへ進入させたと
    きに前記コンタクトの弾性変形規制を解除する相対的な
    形状関係を有していることを特徴とするZIFコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記コンタクトは、前記コンタクトの整
    列時における前記挿通孔に対応する対応部分に弾性変形
    方向と直交する方向に突出形成された幅広部を有し、前
    記挿通孔は、前記対応部分に前記幅広部を受け入れて前
    記コンタクトの弾性変形を規制する突部を有している請
    求項1記載のZIFコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記コンタクトは、前記コンタクトの整
    列時における前記挿通孔に対応する対応部分に弾性変形
    方向に突出変形された折曲部を有している請求項1記載
    のZIFコネクタ。
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KR101539277B1 (ko) * 2014-04-15 2015-07-24 주식회사 씨에스이 씨아이에스모듈 테스트 소켓용 마이크로커넥터

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