JPH06171412A - 車両のシート構造 - Google Patents

車両のシート構造

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JPH06171412A
JPH06171412A JP32509792A JP32509792A JPH06171412A JP H06171412 A JPH06171412 A JP H06171412A JP 32509792 A JP32509792 A JP 32509792A JP 32509792 A JP32509792 A JP 32509792A JP H06171412 A JPH06171412 A JP H06171412A
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JP
Japan
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seat
rotary
view
posture
rearward
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JP32509792A
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English (en)
Inventor
Shin Sasaki
伸 佐々木
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 助手席シートが後向き姿勢をとりうるように
回転可能に構成されている場合の運転者の前側方視界を
確保する。 【構成】 助手席の回転シート2の後向き姿勢時におけ
るシートクッション8の前方へのスライド量D2を、前
向き姿勢時におけるスライド量D1よりも小さくして、
領域33だけ視界を拡大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の運転席の側方に
配設される助手席側のシートが後向き姿勢をとりうるよ
うに回転可能に設けられる場合のシート構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、乗用車の乗降性を向上させる
ためにシートを回転可能に構成した回転シートが知られ
ている(特開平2-31950 号公報参照)。
【0003】また、3列のシート配置を備えたワゴン車
等においては、第2列目のシートを後向き姿勢を取りう
るように構成して、第2列目のシートに着座した乗員と
第3列目のシートに着座した乗員との対面着座を可能に
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、運転席の側
方に配設される助手席側のシートに対しても、該シート
に子児等が着座した場合の安全確保および後部座席に着
座した乗員に対する対面着座の実現のために、後向き姿
勢をとりうるように回転可能な構成が要望されている。
【0005】しかしながら、助手席側のシートを後向き
姿勢とした場合、シートクッションの位置によっては、
そのシートバックおよびその上方に設けられているヘッ
ドレストが運転者の斜め前方視界を遮ぎるおそれが生じ
る。
【0006】そこで本発明は、助手席のシートが後向き
姿勢をとった場合でも運転者の視界を確保することがで
きるシート構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるシート構造
は、後向き姿勢をとりうるように回転可能に構成された
助手席のシートに、後向き姿勢時における運転者の視界
を確保する手段が設けられてなることを特徴とするもの
である。
【0008】本発明の第1の態様によれば、上記視界確
保手段は、後向き姿勢時におけるシートクッションの前
方へのスライド量を規制する手段よりなる。
【0009】本発明の第2の態様によれば、上記視界確
保手段は、後向き姿勢時におけるシートバックのリクラ
イニング角を規制する手段よりなる。
【0010】本発明の第3の態様によれば、上記視界確
保手段は、上記シートの後方への回転角を規制する手段
よりなる。
【0011】
【作用および効果】本発明によれば、助手席シートが後
向き姿勢となる位置に回動することができるので、助手
席シートに着座した乗員が後席シートに着座した乗員に
対面することができ、かつ助手席シートに小児を着座さ
せた場合の安全を図ることができる。そして、助手席シ
ートを後向きき姿勢となる位置に回動した場合でも、運
転者の良好な前側方視界を確保することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1および図2は本発明の第1実施例によ
るシート構造を示す斜視図および平面図である。
【0014】図1および第2に示すように、本実施例に
おける助手席用シート装置1は、スライドロック装置3
および回転ロック装置4を備えた回転シート2を有して
いる。
【0015】回転シート2は、ベース部材11上に設けら
れた回転軸6を中心に回転可能な台座7上に取付けられ
たシートクッション8と、ヘッドレスト9を有するシー
トバック10とにより構成され、ベース部材11は、車室フ
ロア上に固設されたシート取付台13上に左右2個のスラ
イド部材14を介して前後方向へスライド可能に支持され
ている。
【0016】スライドロック装置3は、図2に示すよう
に、シート取付台13の内側に固設された係止用ラック部
材15を備え、この部材15に係脱可能に係合するスライド
レリーズレバー16がベース部材11の下面に回動可能に設
けられている。
【0017】回転ロック装置4は、主ロック装置17に補
助ロック装置18を並設したものである。主ロック装置17
は、回転レリーズレバー19と、回転レリーズケーブル20
と、ベルクランク21と、係止円板22とから構成されてい
る。
【0018】回転レリーズレバー19は、一端部に取手部
19a を有し、他端部がピン19b を介してシート取付台13
の前部フレーム13a の下面に回動可能に支持されてい
る。
【0019】回転レリーズケーブル20は、柔軟性ある保
護管20a 内に摺動可能に挿通された心線20b を備えてお
り、保護管20a の両端部がフレーム13a の下面とベース
部材11の下面とにそれぞれブラケット20c を介して固定
されているとともに、心線20b の両端部が回転レリーズ
レバー19の中間部とベルクランク21の一端部とにそれぞ
れ接続されている。
【0020】L字形に形成されたベルクランク21は、他
端部に主ロックピン21a を備えており、中央部が支持ピ
ン21b を介してベース部材11の下面に回動可能に支持さ
れている。主ロックピン21a は、ベース部材11に形成さ
れたガイド孔11a 内を摺動可能に貫通して突出し、係止
円板22の外周縁に形成された係止溝22a に係脱可能に係
合している。
【0021】係止円板22は、回転台座7の下面に固定さ
れた逆皿状部材で、その外周縁に2個の係止溝22a を直
径上に備えている。
【0022】補助ロック装置18は、補助レリーズケーブ
ル23、リンク部材24およびストッパブラケット25から構
成されている。補助レリーズケーブル23は、柔軟性を有
する保護管23a に摺動可能に挿通された心線23b を備え
ており、保護管23a の両端部はフレーム13a の下面とベ
ース部材11の上面とにそれぞれブラケット23c を介して
固定されているとともに、心線23b の両端部が回転レリ
ーズレバー19の中間部とリンク部材24の一端部とにそれ
ぞれ接続されている。
【0023】リンク部材24は、その中央部をピン24a を
介してベース部材11の上面に回動可能に支持されてお
り、リンク部材24の一端部は、ベース部材11との間に架
張されたスプリング24c により付勢されて、ベース部材
11の上面に固設されたストッパ24b に当接している。リ
ンク部材24の他端部には、係止部である補助ロックピン
24d が設けられている。
【0024】シート取付台13上に固設されたストッパブ
ラケット25は、後端部が開放されて前後方向に延長され
た溝25a を上面を備えており、補助ロックピン24d は、
回転シート2がその前後スライド範囲の後端にあるとき
には、溝25a の後端部よりも後方にあって、リンク部材
24の回動を可能にするが、回転シート2がその後端位置
よりも前方へ移動した位置にあるときには、補助ロック
ピン24d がストッパブラケット25の溝25a 内に侵入して
係合し、リンク部材24を回動不能にしている。そして溝
25a の長さは、回転シート2が前向き姿勢をとるときの
前後方向のスライド可能距離D1にほぼ等しく設定され
ている。
【0025】回転シート2の回転軸6は、回転台座7の
車幅方向(図2の上下方向)の中心位置よりも若干左方
(図2の下方)へオフセットした状態で回転台座7を支
持しており、これによって、図2に1点鎖線で示されて
いる回転台座7の外形から明らかなように、回転シート
2が後向き姿勢をとったときにストッパブラケット25側
となる回転台座7の一方の側縁7aが、実線で示されてい
る前向き姿勢の場合のストッパブラケット25側となる他
方の側縁7bよりも左方(図2の下方)へ突出するように
なっている。
【0026】上記側縁7aの後端部(回転シート2が前向
き姿勢をとるときの)には、係止部となる切欠26と、こ
の切欠26の後方に連接する傾斜部27とが形成されてい
る。したがって、回転シート2が後向き姿勢をとるとき
には、上記切欠26は、側縁7aの前端部に形成されている
ことになり、この切欠26の前方に傾斜部27が存在するこ
とになる。
【0027】一方、ストッパブラケット25の前方のフロ
ア上には、回転シート2が後向き姿勢をとるときの回転
台座7の切欠26に係合して、回転シート2の前方へのス
ライド可能距離を規制するストッパ28が設けられてい
る。このストッパ28は、図3および図4に示されている
ように、フロア上に固設されたブラケット28a と、この
ブラケット28a 上に車体前後方向に設けられた軸28b に
下端を枢支され、かつ直立位置でブラケット28a に当接
して直立位置に保持されるストッパ本体28c と、ストッ
パ本体28c を直立位置に付勢するスプリング28d とより
なる。ストッパ本体28c はスライドレリーズレバーを兼
ねており、ストッパ本体28c の上端には取手部28e が設
けられている。
【0028】このように、回転台座7の側縁7aに切欠26
および傾斜部27が形成され、かつ回転シート2が後向き
姿勢をとるときの回転台座7の側縁7aの前方位置にスト
ッパ28が設けられていることにより、回転シート2が後
向き姿勢にある状態で、スライドレリーズレバー16を操
作してラック部材15との係合を解除し、回転シート2を
前方へ移動させようとすると、図3から明らかなよう
に、回転台座7の側縁7aの傾斜部27がストッパ本体28c
に当接することにより、スッパ本体28c はスプリング28
d の付勢力に抗して軸28b を中心にして側方へ枢動さ
れ、さらに回転台座7が前進して、ストッパ本体28c と
切欠26とが一致した状態となると、図4に示すように、
ストッパ本体28c はスプリング28d の付勢力によって切
欠26内に係入して直立状態となり、回転台座7はその位
置に係止される。
【0029】このような構成により、回転シート2が後
向き姿勢をとるときの前方への移動可能距離は、回転シ
ート2が前向き姿勢をとるときの前方への移動可能距離
D1よりも短い距離D2に制限される。この距離D2
は、後向き姿勢にある回転シート2のシートバック10お
よびヘッドレスト9が運転者の前側方視界を妨げないよ
うな距離に設定される。そして、ストッパ本体28c を操
作して切欠26との係合を解除すれば、スライドレリーズ
レバー16の操作により、回転シート2をその前方の係止
位置から後方へ移動させることが可能になる。
【0030】図5は、助手席の回転シート2の後向き姿
勢時におけるシートクッション8の前方への移動距離
を、前向き姿勢時における移動距離D1よりも短いD2
に規制することによって、平面視界が拡大されることを
示す説明図である。図5においては、回転シート2が後
向き姿勢にあるときの前後方向の移動範囲の前端位置が
実線で示され、後端位置が1点鎖線で示されている。ま
た、上記ストッパ28を設けない場合の回転シート2の前
端位置は2点鎖線で示されている。なお、30は運転席シ
ート、31はステアリングホイール、32は前輪、33は拡大
された平面視界である。
【0031】さらに、回転シート2がその移動範囲の後
端位置にあるときには、補助ロックピン24d とストッパ
ブラケット25の溝25a との係合が解除され、リンク部材
24は回動可能となり、したがって回転レリーズレバー19
は操作可能となり、回転シート2の回転が可能となる。
【0032】回転シート2がその移動範囲の後端位置か
ら前方へ移動した位置にあるときには、補助ロックピン
24d がストッパブラケット25の溝25a 内に進入して係合
し、リンク部材24は回動不能となり、補助レリーズケー
ブル23を介して回転レリーズレバー19を操作不能にす
る。そのため、主ロックピン21a と係止溝22a との係合
が解除不能になり、回転シート2の回転が阻止される。
【0033】次に、図6は本発明の第2実施例によるシ
ート構造の特徴を側面図で示す説明図である。
【0034】本実施例における助手席用シート装置40
は、特に助手席に着座する者が小児等である場合に適し
たものであり、回転シート41のシートバック42が、下方
部分42a とこの下方部分42a に枢支された上方部分42b
とに分割され、ヘッドレスト43を備えた上方部分42b
が、回転シート41を前向き状態から後向き状態になるよ
うに回転させるのに伴って、シートクッション44側に、
すなわち後方へ自動的に傾動して、運転者45の前側方視
界を確保しようとするものである。
【0035】図6において、符号46で示されている領域
が、シートバック42の傾動によって拡大された視界であ
る。なお、47は助手席側のドアに取付けられたバックミ
ラーである。
【0036】図7は、シート装置40の内部構造を示す分
解斜視図であり、車体フロア上に取付けられたベース部
材50と、ベース部材50上に立設されて回転シート41の回
転中心となる軸51と、この軸51に回転自在に設けられた
回転台座52と、図8に示すように、回転台座52を貫通し
て上方へ突出する軸51の上端に固定されたプーリ53とを
備えており、上記回転台座52上に回転シート41のシート
クッション44の左右脚部54が固定されている。
【0037】左右脚部54の後端にはそれぞれアーム55が
回動自在に枢支され、アーム55にシートバック42の下方
部分42a の左右側板56が固定され、左右側板56の上端に
は、これらを連結する逆U字状のフレーム57が固定され
ている。
【0038】フレーム57の上部両側には、支持板58がそ
れぞれ固定され、各支持板58には、支持板58を貫通して
支持板58の内側面および外側面に突出する水平軸59がそ
れぞれ回転自在に設けられている。
【0039】左右の水平軸59には、シートバック42の上
方部分42a のフレーム60の両下端が支持板58の内側面側
において固定され、さらにL字状レバー61が支持板58の
外側面側において固定されて、フレーム60とレバー61と
が一体に揺動するように構成されている。
【0040】また、支持板58には水平軸59を中心とする
円弧状のスリット58a が形成され、このスリット58a
に、L字状レバー61の一方のアーム部61a に設けられた
突片62が係入していることによって、シートバック42の
上方部分42b の傾動角度が規制されている。そして、レ
バー61と支持板58との間に懸装されたスプリング63によ
って、シートバック42の上方部分42b は直立状態に付勢
されている。
【0041】回転シート41の回転中心となる軸51の上端
に固定されたプーリ53には、シートバック42の上方部分
42b を傾動させるためのケーブル64の下端が連結され、
ケーブル64の上端は2本に分岐されて上記一対のL字状
レバー61の他方のアーム部61b の先端に連結されてい
る。そして、回転シート41が前向き状態から後向き状態
に回動させるのに伴って、ケーブル64の下端がプーリ53
に半周巻きつき、これによってレバー61がケーブル64に
引かれて水平軸59を中心にして揺動し、シートバック42
の上方部分42b がシートクッション44側に傾動するよう
になっている。
【0042】さらに、一方の支持板58には、シートバッ
ク42の上方部分42b を傾斜状態に保つためのロックレバ
ー65が取付けられている。このロックレバー65は、図9
に示すように、基端部に長孔65a を備えており、この長
孔65a に、支持板58から水平方向に突出する軸66が係着
されていることにより、ロックレバー65は、ピン66を中
心とする回動と、長孔65a の長手方向への摺動とが可能
なように構成されている。また、ロックレバー65には、
支持板58に上記軸66と平行に突設されたピン67が係入す
るクランク状の溝65b がその下縁から形成されている。
ロックレバー65の先端には取手部65c が設けられ、ロッ
クレバー65の取手部65c と溝65b との間の部位には、L
字状レバー61のアーム部61b に上記ケーブル64の上端と
ともに一端を連結された短いケーブル68の他端が連結さ
れている。そして、回転シート41が後向き姿勢とされる
のに伴ってシートバック42の上方部分42b が傾動された
とき、図9(a) に示すようにロックレバー65を若干下方
へ回動してその溝65b 内にピン67を係入させ、次いで図
9(b) に示すように、ロックレバー65を図の左方へ引く
ことによってピン67が溝65b 内の奥に係止され、シート
バック42の上方部分42b は傾斜位置にロックされる。
【0043】図10は本発明の第3実施例によるシート構
造の特徴を、前述した第1実施例の図5に対応させて平
面図で、かつ同一の符号を付して示す説明図である。
【0044】本実施例は、助手席の回転シート2の後方
への回転角度を規制することにより、運転者の前側方の
平面視界を拡大させたものである。なお、回転シート2
は車体前方側へスライドさせた位置にある。
【0045】図11〜図13は回転シート2の回転角規制手
段を備えた助手席用シート装置70を概略的に示したもの
である。
【0046】回転シート2は、ベース部材71上に設けら
れた回転軸72を中心に回転可能な台座73上に支持され、
ベース部材71は車体フロア上に前後方向にスライド可能
に取付けられている。
【0047】ベース部材71と回転台座73との間には回転
ロック装置74が設けられている。この回転ロック装置74
は、回転台座73の下面に回動可能に取付けられた回転レ
リーズレバー75と、ベース部材71上の2ケ所に設けられ
て、回転シート2の前向き姿勢時と後向き姿勢時とのそ
れぞれにおいて上記回転レリーズレバー75に係合して回
転シート2をロックするロックピン76,77とから構成さ
れている。
【0048】回転レリーズレバー75は、一端部に取手部
75a を有し、かつ他端部に上記ロックピン76,77が係入
する凹部75b を備え、中間部がピン75c を介して回転台
座73の下面に回動可能に支持され、かつスプリング78に
よってロックピン76,77と係合する方向に付勢されてい
る。そして回転シート2が前向き姿勢にあるときには、
回転レリーズレバー75の凹部75b が一方のロックピン76
に係合して、回転シート2を前向き姿勢にロックしてい
る。
【0049】回転シート2を後向き姿勢にするときに
は、回転レリーズレバー75を操作することにより、回転
レリーズレバー75とロックピン76との係合が外れて回転
シートは回転可能になる。そして回転シート2を後方へ
回転すると、回転レリーズレバー75が他方のロックピン
77に当接することにより、回転レリーズレバー75はスプ
リング78の付勢力に抗して若干回転され、続いてロック
ピン77が回転レリーズレバー75の凹部75b に一致するこ
とによって、回転レリーズレバー75がスプリング78の付
勢力で復帰してロックピン77を係止する。
【0050】この状態においては、図13に回転台座73が
1点鎖線で示されているように、完全に後向きになら
ず、斜めになった位置でロックされるため、回転シート
2が図10の状態にロックされ、運転者の前側方視界が確
保されることになる。
【0051】なお、本実施例では、ベース部材71側に2
個のロックピン76,77が設けられ、回転台座73側に回転
レリーズレバー75が設けられているが、これに代り、ベ
ース部材71側に2本の回転レリーズレバーを設けるとと
もに、回転台座73側に1個のロックピンを設けた構成と
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す斜視図
【図2】同回転シートの一部を省略して示す平面図
【図3】同回転シートの前方へのスライド距離を規制す
る構成を示す斜視図
【図4】同回転シートの前方へのスライド距離を規制す
る構成を示す斜視図
【図5】同作用の説明に供する概略的平面図
【図6】本発明の第2実施例の構成と作用の説明に供す
る概略的側面図
【図7】本発明の第2実施例の構成を示す分解斜視図
【図8】図7のVIII-VIII 線に沿った断面図
【図9】同ロックレバーの動作を示す斜視図
【図10】本発明の第3実施例の構成と作用を示す概略
的平面図
【図11】本発明の第3実施例の構成を示す斜視図
【図12】同ベース部材と回転台座とを示す斜視図
【図13】同動作の説明に供する平面図
【符号の説明】
1 シート装置 2 回転シート 7,52,73 回転台座 8,44 シートクッション 10,42 シートバック 11,50,71 ベース部材 16 スライドレリーズレバー 19,75 回転レリーズレバー 28 ストッパ 76,77 ロックピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席の側方に配設されるシートが後向
    き姿勢をとりうるように回転可能に構成され、該シート
    に、その後向き姿勢時における運転者の視界を確保する
    手段が設けられてなることを特徴とする車両のシート構
    造。
  2. 【請求項2】 上記視界確保手段は、後向き姿勢時にお
    けるシートクッションの前方へのスライド量を規制する
    手段よりなることを特徴とする請求項1記載の車両のシ
    ート構造。
  3. 【請求項3】 上記視界確保手段は、後向き姿勢時にお
    けるシートバックのリクライニング角を規制する手段よ
    りなることを特徴とする請求項1記載の車両のシート構
    造。
  4. 【請求項4】 上記視界確保手段は、上記シートの後方
    への回転角を規制する手段よりなることを特徴とする請
    求項1記載の車両のシート構造。
JP32509792A 1992-12-04 1992-12-04 車両のシート構造 Pending JPH06171412A (ja)

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JP32509792A JPH06171412A (ja) 1992-12-04 1992-12-04 車両のシート構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113459906A (zh) * 2020-03-30 2021-10-01 本田技研工业株式会社 车辆

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113459906A (zh) * 2020-03-30 2021-10-01 本田技研工业株式会社 车辆
US11708029B2 (en) 2020-03-30 2023-07-25 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle
CN113459906B (zh) * 2020-03-30 2023-08-15 本田技研工业株式会社 车辆

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