JPH0424129A - 自動車用シートスライド装置 - Google Patents

自動車用シートスライド装置

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JPH0424129A
JPH0424129A JP12539790A JP12539790A JPH0424129A JP H0424129 A JPH0424129 A JP H0424129A JP 12539790 A JP12539790 A JP 12539790A JP 12539790 A JP12539790 A JP 12539790A JP H0424129 A JPH0424129 A JP H0424129A
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JP
Japan
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seat
seat back
contact
cam plate
guide plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP12539790A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimi Fukatsu
深津 吉実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP12539790A priority Critical patent/JPH0424129A/ja
Publication of JPH0424129A publication Critical patent/JPH0424129A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は自動車用シートスライド装置に関する。
〈従来の技術〉 従来の例えば、2ドアタイプの自動車用シートスライド
装置としては、シートクッションにシートバックが前倒
れ回動自在に取付けられた構造のシートをスライドレー
ルにより前後動自在に支持するものが一般的に良く知ら
れている〔自動車工学便覧第6編(昭和58年9月(W
自動車技術会発行)の第26頁参照〕。そして、シート
クッションを前側へ移動させ且つシートバックを前倒し
回動させることにより、乗員の後部シートへの乗り降り
を容易にしている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来の自動車用シートスライ
ド装置にあっては、シートバックの前倒れ回動角度を規
制する手段が何ら講じられていないため、シートクッシ
ョンを前側へ移動させた状態でシートバックを前倒れ回
動させると、前倒れ回動のたびにシートバックの上端部
がシート前方のサンバイザやステアリング或いはヘッド
ライニング等の車室内装備品に接触する場合がる。従っ
て、この接触が何回か行われるうちに、これら装備品や
シートバック上端部の表皮部に擦り切れや破損を招いて
しまうおそれがあった。
この発明はこのような従来の技術に着目してなされたも
のであり、シートバックの最低限必要な前倒れ回動角度
を確保すると共に必要以上の前倒れ回動を規制し、シー
トバック上端部とシート前方装備品との接触を回避する
ことができる自動車用シートスライド装置を提供せんと
するものである。
く課題を解決するための手段〉 この発明に係る自動車用シートスライド装置は、上記の
目的を達成するためのものであって、シートバック支持
用のアームがその下端部の回動支点を中心にしてシート
クッションに対して前倒れ回動自在に取付けられている
シートを、前記シートクッション下面に固設したシート
側レール部とフロアに固設した車体側レール部とを摺動
自在に係合させたスライドレールにて、前後動自在に支
持した自動車用シートスライド装置において、上記アー
ムの下端部に、該アームの前倒れ回動に伴って下向き方
向へ回動する突起部を形成し、且つ前記突起部の下方に
、シートクッションの前方移動時に下向き方向へ回動し
た突起部と当接してアームの前倒れ回動角度を所定角度
だけ規制するガイドプレートが、前記車体側レール部又
はフロアに固定した状態で備えであるものである。
く作 用〉 この発明に係る自動車用シートスライド装置によれば、
シートクッションの前方移動時にシートバック支持用の
アームの下端部に形成した突起部が、ガイドプレートに
当接してアームの前倒れ回動角度を所定角度だけ規制す
るようになっているので、シートクッションの前方移動
時で且つシートバックの前倒れ回動時におけるシートバ
ック上端部とシート前方装備品との接触を回避すること
ができる。しかも、このようなシートバックの前倒れ回
動角度の規制は、シートクッションの前方移動時におい
て且つ所定角度だけ行われるので、乗員が後部シートへ
乗り降りしたりするために必要な前倒れ回動角度は確保
される。
く実 施 例〉 以下、この発明の好適な実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図〜第4図はこの発明の一実施例を示す図である。
シートクッション1の左右側には断面り形状をしたベー
スブラケット2が各々固設されている。そして、この各
ベースブラケット2の側面部には回動ピン3とフックピ
ン4とがそれぞれ側方へ向けて突設しである。一方、シ
ートバック5の側部には、アーム本体6とリンク7とカ
ムプレート12とを一体的に組立てられたアーム8が固
設されている。上記アーム本体6とリンク7とは図外の
リクライニングデバイスにより相対角度可変且つ相対角
度保持の機能を有している。そして、そのリンク7は、
その内側面にコイル状スプリング9にて付勢された状態
で且つ前記フックピン4に対して係脱自在なフック10
が設けられていると共に、その下端部11が前記回動ピ
ン3により前倒れ回動自在に取付けられている。従って
、フック10とフックピン4との係合を解除すれば、シ
ートバック5全体がシートクッション1に対して回動ピ
ン3をU回動支点」として前倒れ回動自在となる。また
、前記カムプレーH2は、この各回動ピン3へ取付けら
れている左右のリンク7のうち、左側のリンク7の下端
部11にはその回動ピン3位置を細心として一体的に接
合されており、その突起部12aがリンク7の前倒れ回
動に伴って下向き方向へ回動するようになっている。
そして、このようなシートクッションIとシートバック
5とから成るシート13は、前記ベースブラケット2の
下面に固設したアッパレール(シート側レール部)14
とフロア16に固設したロアレール(車体側レール部)
17とを前後摺動自在に係合させたスライドレール18
により、全体が前後動自在に支持されている。
更に、カムプレート12の下方には、後部19bから前
部19aへ向けて傾斜部19cを介して漸次高くなる水
平フランジ部19を備えたガイドプレート20が、該カ
ムプレート12の少なくとも前後スライド範囲にわたっ
て且つ前記ロアレール17の下面部へ取付けられた状態
で、配されている。そして、15a、15bはぞれぞれ
取付ブラケットであり、スライドレール18を全体的に
フロア16へ固定すべく、前側の取付ブラケット15a
は前記ガイドプレート20の下面に接合されており、後
側の取付ブラケット15bはロアレール17の下面に接
合されているでいる。
次に、このシートスライド装置の動作を説明する。
シートの後 移動時(第2  照) シート13の後方移動時には、カムプレート12がガイ
ドプレート20の水平フランジ部19における後部19
bの上方に位置する。この状態でシートバック5を前倒
れ回動させると、シートバック5の前倒れ回動に伴って
カムプレート12の突起部12aも下向きになるべく回
動するが、水平スライド部19の後部19bの高さが低
いために(カムプレート12と後部19との距離が大き
いために)、カムプレート12の突起部12aは後部1
9bへ当接することはない。従って、シートバック5は
何の規制もなく最大前倒れ回動角度θでもって前倒れ回
動する。シートバック5がこのように最大前倒れ回動角
度θとなっても、シート13全体が後方位置にあるため
、シートバック5の上端部がステアリング(装備品)S
等に衝突することはない。
シートの前  励時(第3  照) シート13の前方移動時には、カムプレート12がガイ
ドプレート20の水平フランジ部19における前部19
aの上方に位置している。この状態でシートバック5を
前倒れ回動させると、水平スライド部19の前部19a
が高いために(カムプレート12と前部19aとの距離
が小さいために)、シートバック5の前倒れ回動に伴っ
て下向き方向へ回動したカムプレート12の突起部12
aが前部19aに当接し、シートバック5の最大前倒れ
回動角度θが所定角度θ′だけ規制されることとなる。
従って、シート13全体が前側へ移動しても、シートバ
ック5の前倒れ回動角度θが所定角度θ′だけ規制され
るため、シートバック5の上端部がステアリングS等に
接触あるいは衝接することがない。しかも、このように
所定角度θ′だけ規制されたとしても、実際に前倒れ回
動した分(θ−θ′)だけで乗員の確実な後部シートへ
の乗り降りを行うことができる。
更に、前記シート13の後方位置から前方位置に至る中
間位置でも、その位置に応じてカムプレート12の突起
部12aが、水平フランジ部19の傾斜部19cに当接
し、その当接位置の高さに応じた所定角度だけシートバ
ック5の前倒れ回動角度θが規制されることとなるので
、シートバック5の上端部がステアリングS等に接触あ
るいは衝接することがない。
尚、以上の説明において、リンク7に接合したカムプレ
ート12に突起部12aを形成したが、突起部12aは
リンク7の下端部11に直接形成しても良い。更に、前
側の取付ブラケット15aをガイドプレート20の下面
部に別部品として接合する例を示したが、これに限定さ
れず、ガイドプレート20の前端部を前側へ延長し且つ
それを下方へ曲折することによりガイドプレート20と
一体的な取付ブラケットを形成しても良い。加えて、ガ
イドプレート20は、ロアレール(車体側レール部)1
7に固定する代わりに、フロア16へ固定しても良い。
また、前記カムプレート12を、突起部12aのサイズ
が異なる別のカムプレートに代えば、前記所定角度θ′
を変更することができる。
第5図はこの発明の他の実施例を示す図である。
この実施例に係るガイドプレート21は、その外側には
先の実施例と同様の水平フランジ部22が形成されてい
るが、その反対側の内側には、乗員操作用のロックレバ
−23と一体回動するロック爪24を係合させるための
ロックプレート25が形成されている。すなわち、この
ロックプレート25の上端には複数の切欠(図示せぬ)
が長手方向に沿って連続的に形成されており、この切欠
へ前記ロック爪24を選択的に係合させることで、シー
トの前後方向における位置決めが行なえるようになって
いる。その他の構成及び作用効果は先の実施例と同様に
付き重複説明を省略する。
〈発明の効果〉 この発明に係る自動車用シートスライド装置は以上説明
してきた如き内容のものであって、シートクッションの
前方移動時に、アームの下端部に形成した突起部がガイ
ドプレートに当接してシートバックの前倒れ回動角度を
所定角度だけ規制するようになっているので、シートク
ッションの前方移動時で且つシートバックの前倒れ回動
時におけるシートバック上端部とシート前方装備品との
接触を回避することができる。しかも、このようなシー
トバックの前倒れ回動角度の規制は、シートクッション
の前方移動時において且つ所定角度だけ行われるので、
乗員が後部シートへ乗り降りするために必要な前倒れ回
動角度は確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るシートスライド装置
を示す側面図、 第2図はシート後方移動時を示す第1図相当の側面図、 第3図はシート前方移動時を示す第1図相当の側面図、 第4図は第1図中矢示■方向から見た後面図、そして 第5図はこの発明の他の実施例を示すスライドレール及
びガイドプレートの後面図である。 1 ・・−・ シートクッション 3 “・・−回動ピン(回動支点) 5 ・・・・ シートパック 8 ・−・ アーム 11 “−゛下端部 12a・−・−突起部 13 ・−・・ シート 14−−−− アッパレール (シート側レール部) 16−・−フロア 20.21 ロアレール (車体側レール部) スライドレール ガイドプレート ステアリング(装備品)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シートバック支持用のアームがその下端部の回動支点を
    中心にしてシートクッションに対して前倒れ回動自在に
    取付けられているシートを、前記シートクッション下面
    に固設したシート側レール部とフロアに固設した車体側
    レール部とを摺動自在に係合させたスライドレールにて
    、前後動自在に支持した自動車用シートスライド装置に
    おいて、上記アームの下端部に、該アームの前倒れ回動
    に伴って下向き方向へ回動する突起部を形成し、且つ、
    前記突起部の下方に、シートクッションの前方移動時に
    下向き方向へ回動した突起部と当接してアームの前倒れ
    回動角度を所定角度だけ規制するガイドプレートが、前
    記車体側レール部又はフロアに固定した状態で備えてあ
    ることを特徴とする自動車用シートスライド装置。
JP12539790A 1990-05-17 1990-05-17 自動車用シートスライド装置 Pending JPH0424129A (ja)

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