JPH0617097Y2 - 水中放射性物質モニタ装置 - Google Patents

水中放射性物質モニタ装置

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JPH0617097Y2
JPH0617097Y2 JP12453390U JP12453390U JPH0617097Y2 JP H0617097 Y2 JPH0617097 Y2 JP H0617097Y2 JP 12453390 U JP12453390 U JP 12453390U JP 12453390 U JP12453390 U JP 12453390U JP H0617097 Y2 JPH0617097 Y2 JP H0617097Y2
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JP
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foreign matter
filter
matter removal
sample water
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JP12453390U
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JPH0481089U (ja
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和夫 鈴木
栄一 皆川
芳登 太田
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Hitachi Ltd
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Aloka Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、水中の放射性物質からの放射線を検出するモ
ニタ装置、特に放射線の検出を行なう検出部の前段に異
物除去フィルタが設けられた水中放射性物質モニタ装置
に関する。
[従来の技術] 放射性物質を取り扱う施設等においては、冷却水や廃液
等に含まれる放射性物質をモニタする必要がある。
そのような水中に含まれる放射性物質をモニタする装置
としては、いわゆる排水モニタ等が知られている。
第2図には、従来の排水モニタの構成が示されている。
図において、10はサンプル水100に含有される放射
性物質からの放射線を検出する検出部である。この検出
部10は、サンプル水を流通させる検出槽12と、この
検出槽12の近傍に配設された光電子倍増管14と、な
どから構成される。
そして、光電子増倍管14にて検出された信号は計数回
路16に送られ、ここで計数及び表示が行われる。
このような検出部10にサンプル水100を導入させる
ために、サンプル水100の流路には流通ポンプ18が
設けられている。
また、この流通ポンプ18の前段には、流通ポンプ18
や検出槽に異物が混入しないように異物除去フィルタ2
0が設けられている。
従って、このような構成によりサンプル水100は、流
通ポンプ18の作用により、例えば稀釈槽(図示せず)
などから汲み上げられ、まずフィルタ20を通過して異
物が除去された後、ポンプ18を介して、検出槽12に
流れ込むことになる。
そして、この検出槽12でそのサンプル水100に含有
される放射性物質からの放射線が検出され、この後、ま
た稀釈槽などに帰還され、あるいは廃棄されることにな
る。
従来においては、このような水中放射性物質モニタ装置
により、常時排水等の監視を行っていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来の装置においては、異物除去フィル
タ20が目づまりを生じた倍、異物除去フィルタ20の
流出口側の流量が極度に減少し、この結果、ポンプの停
止や測定精度の劣化等の不具合を生じていた。
すなわち、異物除去フィルタは、例えば細かい網目状の
複数のシート等で構成されていたが、このシートに異物
が付着することによってサンプル水の流通が阻害されて
いた。
また、異物除去フィルタは、目づまり時に取り替えるこ
とも可能であるが、この場合には人為的な処理が伴い、
大変煩わしいという問題があった。
本考案は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、
その目的は異物除去フィルタの目づまりを目づまり時に
解消し、あるいは定期的に解消し、測定精度を保証する
ことのできる水中放射性物質モニタ装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案は、サンプル水を流
通させてこのサンプル水に含有される放射性物質からの
放射線を検出する検出部と、この検出部へサンプル水を
導入させる流通ポンプと、この流通ポンプの流入口側に
設けられた異物除去フィルタと、を含む水中放射性物質
モニタ装置において、前記異物除去フィルタの流出口側
には、前記異物除去フィルタの流出口側から流入口側へ
異物排除逆流水を流すフィルタ洗浄手段が設けられたこ
とを特徴とする。
また、本考案は、異物除去フィルタの流出口側に設けら
れ前記サンプル水の流量を検出する流量検出器と、前記
流量検出器からの流量検出値が一定値以下になった場合
に、前記フィルタ洗浄手段を動作させる洗浄コントロー
ラと、を含むことを特徴とする [作用] 上記構成によれば、異物除去フィルタで目づまりが生じ
た場合には、フィルタ洗浄手段を動作させることによ
り、異物除去フィルタの流出側から流入口側へ、異物を
除去する逆流水が流れるので、この結果、フィルタに付
着された異物はそのフィルタから剥離され、洗浄される
ことになる。
また、流量検出器及び洗浄コントローラを設けることに
より、目づまりを検知してフィルタ洗浄手段を動作さ
せ、異物除去フィルタの洗浄を行うこと等が可能であ
る。
[実施例] 以下、本考案の好適な実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図には、本考案に係る水中放射性物質モニタ装置の
好適な実施例が示されている。
この装置は、本実施例において、排水に含有される放射
性物質のモニタを行うものである。なお、第2図で示し
た構成と同一部材には同一符号を付し、その説明を省略
する。
本実施例においては、異物の除去を行う異物除去フィル
タ20の流出口側に接続された洗浄装置30を有するこ
とを特徴とする。
この洗浄装置30は、洗浄液タンクと、洗浄ポンプ等か
ら構成されている。
また、異物除去フィルタ20の流出口側には、サンプル
水200の流量を検出する流量検出器32が設けられて
いる。
そして、この流量検出器32の検出信号は、洗浄コント
ローラ34に送られている。
ここで、洗浄コントローラ34は、流量検出器32にて
検出された流量結果が、予め定められた一定値以下の場
合に、前述した洗浄装置30を動作させるものである。
従って、このような構成によれば、サンプル水200
は、図に示される経路を順次流通するが、異物除去フィ
ルタ20に目づまりが生じ、その異物除去フィルタ20
の流出口側で流量が極度に減少した場合には、洗浄コン
トローラ34が洗浄装置30を動作させ、この結果、洗
浄液が異物除去フィルタ20の流出口側から流入口側に
逆流することになる。
これにより、フィルタに付着した異物は逆流水により前
方へ押し流され、フィルタが洗浄されることになる。
従って、従来においては、流量の低下により、例えば流
通ポンプ18が緊急停止等をしていたが、このような不
具合を防止できる。
また、フィルタ20の目づまり具合を常時監視できると
いう利点があるので、検出部10にて検出される放射線
の測定値を一定精度に維持できるという効果を有する。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係る水中放射性物質モニ
タ装置によれば、洗浄手段により異物除去フィルタの目
づまりを防止して、ポンプの緊急停止や放射線検出精度
の劣化等を確実に防止することができる。
特に、従来においては、フィルタの目づまりによるフィ
ルタ交換等の煩わしさがあったが、これを解消できると
いう効果も有する。
そして、洗浄コントローラを設けることにより、定期的
にあるいは目詰まりが生じたときに、異物除去フィルタ
の洗浄を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る水中放射性物質モニタ装置の構
成を示すブロック図、 第2図は、従来の水中放射性物質モニタ装置の構成を示
すブロック図である。 10……検出部 18……流通ポンプ 20……異物除去フィルタ 30……洗浄装置 32……流量検出器 34……洗浄コントローラ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンプル水を流通させてこのサンプル水に
    含有される放射性物質からの放射線を検出する検出部
    と、 この検出部へサンプル水を導入させる流通ポンプと、 この流通ポンプの流入口側に設けられた異物除去フィル
    タと、 を含む水中放射性物質モニタ装置において、 前記異物除去フィルタの流出口側には、前記異物除去フ
    ィルタの流出口側から流入口側へ異物排除逆流水を流す
    フィルタ洗浄手段が設けられたことを特徴とする水中放
    射性物質モニタ装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の水中放射性物質モニタ
    装置において、 前記異物除去フィルタの流出口側に設けられ、前記サン
    プル水の流量を検出する流量検出器と、 前記流量検出器からの流量検出値が一定値以下になった
    場合に、前記フィルタ洗浄手段を動作させる洗浄コント
    ローラと、 を含むことを特徴とする水中放射性物質モニタ装置。
JP12453390U 1990-11-26 1990-11-26 水中放射性物質モニタ装置 Expired - Lifetime JPH0617097Y2 (ja)

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JPH0481089U JPH0481089U (ja) 1992-07-15
JPH0617097Y2 true JPH0617097Y2 (ja) 1994-05-02

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