JPH0434886Y2 - - Google Patents

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JPH0434886Y2
JPH0434886Y2 JP3868588U JP3868588U JPH0434886Y2 JP H0434886 Y2 JPH0434886 Y2 JP H0434886Y2 JP 3868588 U JP3868588 U JP 3868588U JP 3868588 U JP3868588 U JP 3868588U JP H0434886 Y2 JPH0434886 Y2 JP H0434886Y2
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JP
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filter
switching valve
bath water
backwashing
filtration
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JP3868588U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、浴湯等の濾過装置に関し、特には、
濾過器を効果的に逆洗できるようにした浴湯等の
濾過装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、浴湯等の濾過装置では、浴湯等の被処
理液を濾過する濾過材の濾過能力が一定以下に低
下しないようにするために、濾過材がある程度目
詰まりしたときに逆洗して残滓が洗い落とされ
る。
従来、この逆洗は、例えば先願(特願昭61−
232166号)で提案されているように、タイマー等
によつて所定の周期、例えば10分周期で濾過と逆
洗とを繰り返すように制御されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このように周期的に逆洗を行う
場合には、濾過材の目詰まりがひどくなつても所
定の周期が来るまで逆洗が行われず、また、逆に
濾過材があまり目詰まりしていなくても所定の周
期が来れば逆洗が行われ、浴湯が無駄に放出され
るというように、効率的な逆洗ができないという
課題を有している。
本考案は、上記の事情を考慮してなされたもの
であつて、逆洗が必要な時に自動的に濾過材の逆
洗が行われるようにした浴湯等の濾過装置を提供
することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る浴湯等の濾過装置は、上記の目的
を達成するために、濾過器に接続された浴槽との
循環配管に切換弁を設け、切換弁を切換えること
により濾過器内の流れの方向を切換えて濾過器内
の濾過材を逆洗させるように構成された浴湯濾過
装置において、濾過材を通過する浴湯の流量を検
出する水流センサと、濾過器を通過する浴湯の流
量が所定値を下回る時に上記切換弁を所定の時間
にわたつて逆洗位置に切換えた後濾過位置に切り
戻す制御手段を設けたことを特徴としている。
本考案において、水流センサは直接に濾過器の
通水量を検出するように濾過器に直列に接続させ
てもよく、また、濾過器の通水量を間接的に検出
するように濾過器と並列に接続してもよい。
(作用) 濾過器の通水量は濾過器の目詰まりの進行程度
に反比例して減少するから、濾過器の逆洗が必要
な程度まで目詰まりが進行すれば、濾過器の通水
量は一定値を下回ることになる。また、濾過器に
バイパス路が接続してあるときにはそのバイパス
路の通水量は濾過器の目詰まりの進行程度に比例
して増大するから、濾過器の逆洗が必要な程度ま
で目詰まりが進行すれば、バイパス路の通水量は
一定値を上回ることになる。
従つて、本考案によれば、濾過器に直列接続さ
れた水流センサの検出値が一定値を下回る時ある
いは濾過器に並列接続された水流センサの検出値
が一定値を上回るときには、濾過器を通過する浴
湯量が所定値を下回ることになり、制御手段によ
つて切換弁が所定の時間にわたつて逆洗位置に切
換えられ、濾過器内の流れの方向が逆洗方向に切
換わつて所定の時間にわたつて逆洗が行われ、こ
の後切換弁が濾過位置に切り戻され、濾過器内の
流れの方向が濾過方向に戻されて濾過が再開され
ることになる。即ち、本考案によれば、逆洗はこ
れが必要とされる時にのみ行われることになり、
濾過能力が一定以上低下することや、無駄に浴湯
が放出されることを防止でき、効率的に逆洗を行
える。
本考案を実施する上で、水流センサを濾過器に
直列接続する場合には、水流センサを濾過時の濾
過器の上流側に接続することも可能であるが、水
流センサを濾過時の濾過器の下流側に接続する方
が浴湯中の滓が水流センサ内への付着ないし堆積
を防止でき、水流センサ内への滓の付着による検
出誤差の発生を防止できるので有利である。
(実施例) 以下、本考案を図例に基づき具体的に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係る浴湯濾過装置
の浴湯回路図である。
図中、1は浴槽、2は循環ポンプ、3は三方弁
からなる第1切換弁、4は濾過器、5は水量を検
出する水流センサ、6は三方弁からなる第2切換
弁、7は排水路、8は制御回路である。
上記制御回路8は水流センサ5の検出値が所定
値を下回ると所定時間にわたり第1切換弁3と第
2切換弁6とを逆洗位置に切り替えさせた後濾過
位置に切り戻させるように構成される。第1切換
弁3と第2切換弁6とが逆洗位置に切り替えられ
た時には、浴槽1からポンプで吸い出した浴湯が
第2切換弁6を経て濾恭器4の他方の口に導入さ
れ、濾過器4の一方の口から出る浴湯が第1切換
弁3及び排水路7を介して外部に放出されるよう
になつており、また、第1切換弁3と第2切換弁
6とが濾過位置に切り替えられた時には、浴槽1
からポンプで吸い出した浴湯が第1切換弁3を経
て濾過器4の一方の口に導入され、濾過器4の他
方の口から出る浴湯を第2切換弁6を経て浴槽に
還流させるようになつている。
上記の構成において、濾過器4内の図示しない
濾過材の目詰まりが逆洗をする必要が生じる程度
まで進行すると、水流センサ5の検出値が所定値
を下回り、制御回路8によつて第1切換弁3およ
び第2切換弁6が所定の時間にわたつて逆洗位置
に切り替えられて逆洗が行われる。そして、逆洗
が所定の時間にわたつて行われた後、第1切換弁
3及び第2切換弁6が濾過位置に切り戻されて濾
過が再開されることになる。従つて、濾過能力が
一定以下に低下することが確実に防止されるとと
もに、無駄に逆洗が行われず、無駄に浴湯が放出
されることも防止される。
尚、本実施例では、水流センサ5が濾過時の濾
過器4の下流側に接続されているので、水流セン
サ5への塵、垢、毛等の詰まり及びこれによる水
流センサ5の検出誤差の発生や検出不能の発生を
防止することができる。
第2図は本考案の他の実施例に係る浴湯濾過装
置の浴湯回路図であり、図中、第1図の各部分に
対応する機能を有する各部分には第1図と同じ名
称と符号が付される。また、この実施例では、水
流スイツチからなる水流センサ5は濾過器4と並
列接続され、水流センサ5に流入する浴湯の流量
はオリフイス9によつて循環ポンプ2の吐出量に
比例する少量に制限される。その他の構成は上記
の一実施例と同様であり、その作用及び効果も同
様であるので、これらの説明は省略する。
その結果、上記の一実施例と同様に、濾過能力
が一定以下に低下することが確実に防止されると
ともに、無駄に逆洗が行われず、無駄に浴湯が放
出されることも防止される。
(考案の効果) 以上のように、本考案に係る浴湯濾過装置によ
れば、濾過器の通水量を直接あるいは間接に検出
して濾過器の逆洗が必要なときにのみ逆洗が実行
されるようにしてあるので、逆洗時期を効率的に
決定でき、濾過器の目詰まりによる濾過能力の低
下を防止できるとともに、無駄な逆洗により浴湯
を無駄に放出せずに済むので水を節約できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は本考案の他の実施例を示す回路図である。 1……浴槽、3……第1切換弁、4……濾過
器、5……水流センサ、6……第2切換弁、8…
…制御手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 濾過器に接続された浴槽との循環配管に切換弁
    を設け、切換弁を切換えることにより濾過器内の
    流れの方向を切換えて濾過器内の濾過材を逆洗さ
    せるように構成された浴湯濾過装置において、濾
    過材を通過する浴湯の流量を検出する水流センサ
    と、濾過器を通過する浴湯の流量が所定値を下回
    る時に上記切換弁を所定の時間にわたつて逆洗位
    置に切換えた後濾過位置に切り戻す制御手段を設
    けたことを特徴とする浴湯等の濾過装置。
JP3868588U 1988-03-23 1988-03-23 Expired JPH0434886Y2 (ja)

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JP3868588U JPH0434886Y2 (ja) 1988-03-23 1988-03-23

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JP3868588U JPH0434886Y2 (ja) 1988-03-23 1988-03-23

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JPH01151816U JPH01151816U (ja) 1989-10-19
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